TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©大木大輔
TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©大木大輔
TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©大木大輔
TAKT PROJECT による、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」です。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる事が意図されました。展覧会の公式サイトはこちら (会期は終了しています)。
ユネスコ音楽都市である浜松市のイベント「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」の会場構成を担当した。
楽器・音楽の街として知られる浜松市は、2014年12月にユネスコ創造都市ネットワークの音楽分野へ加盟している。これを契機に、音の多様性と創造性の新たな可能性を求め「サウンドデザイン」の可能性に着目した活動を行ってきた。その活動の象徴が「SOUND DESIGN FESTIVAL」である。
2021年のテーマは“音と創るコミュニケーションのカタチ”である。
一見、コミュニケーションは可視化されない事の様だが、「音」のコミュニケーションには、フィジカルな媒介の振動が必ず伴う。同じくフィジカルな展覧会の意味を最大化するため、この「音」特有の物理的な特徴に着目し、糸電話で構成する空間を考えた。
会場を円状に囲む7つの階段什器を用意し、最上階に6つずつ糸電話を設置した。それぞれの糸電話をつなぐ最長30mにもなるカラフルな糸は、展示会場のルーフとして幾何的な模様を空中に描き、来場者を迎えるカラフルな風景となっている。
音を楽しむ人々の様々な風景が、糸電話で生まれた円状の会場構成によって、さながらアリーナの様な雰囲気で1つになっていく。
それはまさに“音と創るコミュニケーションのカタチ”が空間化したものであり、「音の伝搬」で創られた空間である。
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TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©大木大輔
TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©大木大輔
TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©大木大輔
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TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©大木大輔
TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©大木大輔
TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©大木大輔
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TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©大木大輔
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TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©大木大輔
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TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©大木大輔
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TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©大木大輔
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制作プロセスの写真
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TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、静岡・浜松市の、イベント会場構成「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」。ユネスコ音楽都市である同市の企画展の為にデザイン、“音”特有の物理的特徴に着目して糸電話で空間を構成、最長30mの42本の糸が空中に幾何的模様を描き来場者を迎える風景をつくる photo©TAKT PROJECT
以下、建築家によるテキストです。
「音の伝播」で創る空間
ユネスコ音楽都市である浜松市のイベント「SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021」の会場構成を担当した。
楽器・音楽の街として知られる浜松市は、2014年12月にユネスコ創造都市ネットワークの音楽分野へ加盟している。これを契機に、音の多様性と創造性の新たな可能性を求め「サウンドデザイン」の可能性に着目した活動を行ってきた。その活動の象徴が「SOUND DESIGN FESTIVAL」である。
2021年のテーマは“音と創るコミュニケーションのカタチ”である。
一見、コミュニケーションは可視化されない事の様だが、「音」のコミュニケーションには、フィジカルな媒介の振動が必ず伴う。同じくフィジカルな展覧会の意味を最大化するため、この「音」特有の物理的な特徴に着目し、糸電話で構成する空間を考えた。
会場を円状に囲む7つの階段什器を用意し、最上階に6つずつ糸電話を設置した。それぞれの糸電話をつなぐ最長30mにもなるカラフルな糸は、展示会場のルーフとして幾何的な模様を空中に描き、来場者を迎えるカラフルな風景となっている。
糸電話を介して、音によるコミュニケーションを楽しむ人々。ストリートミュージシャンを囲む自然発生的な人の輪のように、階段什器に自然と集い、演奏を楽しむ人々。実際に音が伝わる42本の糸の下で、多様なサウンドデザインを体現する作品を楽しむ人々。
音を楽しむ人々の様々な風景が、糸電話で生まれた円状の会場構成によって、さながらアリーナの様な雰囲気で1つになっていく。
それはまさに“音と創るコミュニケーションのカタチ”が空間化したものであり、「音の伝搬」で創られた空間である。
*浜松市の管理の下、十分な新型コロナウイルス予防対策が講じられたイベントです。
■建築概要
題名:SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021
設計:TAKT PROJECT
クライアント:浜松市
開催地:静岡県浜松市
主用途:浜松市主催のサウンドデザインを紹介する展覧会
会場施工:HAKUTEN
糸電話制作・施工:TAKT PROJECT
延床面積:約1300㎡
開催期間:2021年12月11日~12日
竣工写真・映像:大木大輔
映像編集:深石圭祐
Designing space with sound.
TAKT PROJECT designed the venue for the event SOUND DESIGN FESTIVAL in Hamamatsu 2021.
Hamamatsu, known as a city of musical instruments and music, joined the UNESCO’s Creative Cities Network in the field of music in December 2014. As a UNESCO City of Music, Hamamatsu explores the possibilities of sound design, in search of new possibilities for diverse sound creation practices. The SOUND DESIGN FESTIVAL is a symbol of these efforts.
The theme for 2021 is “the forms of communication created with sound.”
Communication seems to be something that cannot be visualized, but acoustic transmission is always accompanied by the vibration of a physical medium. In order to maximize the significance of the physical festival, we focused on this tangible nature of “sound” and produced a space composed of string phones. Seven staircases are arranged within the space to form a circle, and six string phones are placed at the top of each. The colorful strings, some as long as 30 meters, connect the phones and draw a geometric pattern that serves as a roof over the exhibition space, welcoming visitors with joyful colors.
At the venue, the string phones invite people to enjoy communicating through sounds. The staircases act as viewing points for visitors who enjoy sound performances unfolding before them, forming a circle like those formed spontaneously around a street musician. Beneath the 42 sound-transmitting strings, visitors meet various sound design works.
Like in an arena, diverse soundscapes are brought together into the venue configured in a circle with string phones. It is a space created by the transmission of sounds, a spatialization of interactions fostered by sounds.
*The event was managed by Hamamatsu City and adequate COVID-19 prevention measures were taken.