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山根俊輔 / 山根製作所による、宮崎・延岡市の「waiwaiPLAYLAB」。デジタル技術を体験するスタジオ。“デジタルの雰囲気”を持つ公園的空間を目指し、各建築要素を仕上げの違いで明示して“デジタル”を表現。諸室整理で公園の様な大きく開かれたスペースも確保
photo©大竹央祐

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architecture|feature
宮崎展示施設図面あり大竹央祐建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)UMA / design farm山根俊輔山根製作所
山根俊輔 / 山根製作所による、宮崎・延岡市の「waiwaiPLAYLAB」。デジタル技術を体験するスタジオ。“デジタルの雰囲気”を持つ公園的空間を目指し、各建築要素を仕上げの違いで明示して“デジタル”を表現。諸室整理で公園の様な大きく開かれたスペースも確保 photo©大竹央祐
山根俊輔 / 山根製作所による、宮崎・延岡市の「waiwaiPLAYLAB」。デジタル技術を体験するスタジオ。“デジタルの雰囲気”を持つ公園的空間を目指し、各建築要素を仕上げの違いで明示して“デジタル”を表現。諸室整理で公園の様な大きく開かれたスペースも確保 photo©大竹央祐
山根俊輔 / 山根製作所による、宮崎・延岡市の「waiwaiPLAYLAB」。デジタル技術を体験するスタジオ。“デジタルの雰囲気”を持つ公園的空間を目指し、各建築要素を仕上げの違いで明示して“デジタル”を表現。諸室整理で公園の様な大きく開かれたスペースも確保 photo©大竹央祐

山根俊輔 / 山根製作所が設計した、宮崎・延岡市の「waiwaiPLAYLAB」です。
デジタル技術を体験するスタジオです。建築家は、“デジタルの雰囲気”を持つ公園的空間を目指し、各建築要素を仕上げの違いで明示して“デジタル”を表現しました。また、諸室整理で公園の様な大きく開かれたスペースも確保されました。施設の公式サイトはこちら。

延岡駅前の再開発ビルに入るテナントの内装計画。
VR・ARを中心に最新デバイスやデジタルコンテンツに触れ体験できるスタジオである。

建築家によるテキストより

なんの気兼ねもなく自由に行き来できる公園は心地よい。
今回求められるのはそんな公園のような空間である。スタジオやオフィスなどの閉じるべき部屋を整理整頓し、余剰空間をかきあつめ、通りへ向かって大きく開いた空間を設けた。
それではただの公園のような空間である。今回求められているのはデジタルの雰囲気を纏った公園だ。

どうすればデジタルの雰囲気を纏えるのか。
プロジェクションマッピングや演出的な照明を活用する方法もあるが、後から付け加えるようなものではなく、建築そのものでデジタルを表現することができるのではないかと考えた。

建築家によるテキストより

天井は金属デッキ、柱は耐火被覆、ダクトは青、エアコンは黒、照明は白と素材・色・配列方法を役割ごとに振り分け、それぞれが空間の中で自由に振舞いながら、一つの雰囲気を作り出している。余剰空間をかき集め、空間を作るキャストの役割を可視化することでデジタルな公園という命題に形を与えている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

山根俊輔 / 山根製作所による、宮崎・延岡市の「waiwaiPLAYLAB」。デジタル技術を体験するスタジオ。“デジタルの雰囲気”を持つ公園的空間を目指し、各建築要素を仕上げの違いで明示して“デジタル”を表現。諸室整理で公園の様な大きく開かれたスペースも確保 photo©大竹央祐
山根俊輔 / 山根製作所による、宮崎・延岡市の「waiwaiPLAYLAB」。デジタル技術を体験するスタジオ。“デジタルの雰囲気”を持つ公園的空間を目指し、各建築要素を仕上げの違いで明示して“デジタル”を表現。諸室整理で公園の様な大きく開かれたスペースも確保 photo©大竹央祐
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山根俊輔 / 山根製作所による、宮崎・延岡市の「waiwaiPLAYLAB」。デジタル技術を体験するスタジオ。“デジタルの雰囲気”を持つ公園的空間を目指し、各建築要素を仕上げの違いで明示して“デジタル”を表現。諸室整理で公園の様な大きく開かれたスペースも確保 photo©大竹央祐
山根俊輔 / 山根製作所による、宮崎・延岡市の「waiwaiPLAYLAB」。デジタル技術を体験するスタジオ。“デジタルの雰囲気”を持つ公園的空間を目指し、各建築要素を仕上げの違いで明示して“デジタル”を表現。諸室整理で公園の様な大きく開かれたスペースも確保 photo©大竹央祐
山根俊輔 / 山根製作所による、宮崎・延岡市の「waiwaiPLAYLAB」。デジタル技術を体験するスタジオ。“デジタルの雰囲気”を持つ公園的空間を目指し、各建築要素を仕上げの違いで明示して“デジタル”を表現。諸室整理で公園の様な大きく開かれたスペースも確保 image©山根製作所

以下、建築家によるテキストです。


空間をつくる全てのキャストが主役となるデジタルな公園

延岡駅前の再開発ビルに入るテナントの内装計画。
VR・ARを中心に最新デバイスやデジタルコンテンツに触れ体験できるスタジオである。

なんの気兼ねもなく自由に行き来できる公園は心地よい。
今回求められるのはそんな公園のような空間である。スタジオやオフィスなどの閉じるべき部屋を整理整頓し、余剰空間をかきあつめ、通りへ向かって大きく開いた空間を設けた。
それではただの公園のような空間である。今回求められているのはデジタルの雰囲気を纏った公園だ。

どうすればデジタルの雰囲気を纏えるのか。
プロジェクションマッピングや演出的な照明を活用する方法もあるが、後から付け加えるようなものではなく、建築そのものでデジタルを表現することができるのではないかと考えた。

デジタル(Digital)とは、「指(Digit)を使って数えるもの」というような意味である。指を一本ずつ折り曲げ「1、2、3、」と数えるのと同じように、0から順に、1ずつステップを上がっていく考え方が「デジタル」の根底の意味である。また各ステップは関係し合いながらも独立した記号である。個々が独立しながら集合し関係を結ぶことで一つのアクションを生み出してることが特徴であるといえる。

空間も同じように、床があり、天井あり、柱があり、換気のダクトがあり、エアコンがあり、照明があってというようにステップを上がっていくように出来上がり、同時にそれぞれは空間をつくる要素として役割がはっきりしている。

天井は金属デッキ、柱は耐火被覆、ダクトは青、エアコンは黒、照明は白と素材・色・配列方法を役割ごとに振り分け、それぞれが空間の中で自由に振舞いながら、一つの雰囲気を作り出している。余剰空間をかき集め、空間を作るキャストの役割を可視化することでデジタルな公園という命題に形を与えている。

■建築概要

題名:waiwaiPLAYLAB
設計:山根製作所
担当:山根俊輔・中村謙
所在地:宮崎県延岡市幸町3丁目
主用途:展示場・イベントスペース
階数:地上1階
構造:S造
協力:サインデザイン:UMA / design farm
延床面積:420.9㎡
設計:2021年1月~2021年9月
工事:2021年10月~2022年3月
竣工:2022年3月
写真:大竹央祐

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床

コンクリート製フリーアクセスフロア[オメガフロア](ニチアス)

内装・壁壁

PB t=12.5 AEP
OSB合板 t=12 UC

内装・天井天井

デッキプレート現し AEP
耐火被覆現し

内装・照明照明

ベースライト[sBシリーズ・NNF51201](パナソニック)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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