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2024.2.07Wed
2024.2.06Tue
2024.2.08Thu
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いる
photo©太田拓実

SHARE トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いる

architecture|feature
東京店舗トラフ建築設計事務所太田拓実図面あり港区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・造作家具)BRANCH LIGHTING DESIGND.BRAINPALMETTO INOUE
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いる共用通路から店内を見る。 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いるガラスケースエリア photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いるガラスケースエリア photo©太田拓実

トラフ建築設計事務所が設計した、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」です。
“有機的なラインを描く”共用部に面する区画での計画です。建築家は、内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向しました。そして、什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いています。店舗の公式ページはこちら。

ジュエリーブランド「Maison Hirotaka(メゾン ヒロタカ)」の麻布台ヒルズの内装計画。
森ビルが手掛ける新しい街「麻布台ヒルズ」タワープラザ2階の、角丸のコーナーを持つ区画が今回の敷地となった。

建築家によるテキストより

計画地の共用部の壁と天井が、リボンのような有機的なラインを描いていることから、店内の什器もそれに呼応するように、やわらかな曲線によるオーガニックなイメージをコンセプトとした。店内の什器は、丸く角のない小石のような形状を、FRPの素地や光沢塗装した白と黒の塊、木の無垢材などで形成し、四角く硬質なガラスケースを対比的に組み合わせた。

建築家によるテキストより

3mの天井高の4か所に深さ300mmの折り上げ天井を設け、そこに照明を仕込むことで光のリングが空間に躍動感を与えている。店舗奥には高級なラインが並ぶため、ゆったりと商品が見られるよう、囲われた落ち着くエリアを設けた。隅には丸い背もたれと円錐状に広がるような形の曲線を描いたソファを設置した。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いる共用通路から店内を見る。 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いる共用通路から店内を見る。 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いる共用通路から店内を見る。 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いる垂れ壁部分を見る。 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いるガラスケースエリア photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いるガラスケースエリア photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いるガラスケースエリア photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いる手前:ガラスケースエリア、奥:チェックアウトカウンター photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いるガラスケースエリア photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いるガラスケースの詳細 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いるガラスケースの詳細 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いるチェックアウトカウンター photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いるチェックアウトカウンターの詳細 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いるチェックアウトカウンターの詳細 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いる店内の奥から共用通路側を見る。 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いる左:ガラスケースエリア、右:ソファ photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いるソファ photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いるソファの詳細 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「Maison Hirotaka 麻布台ヒルズ店」。“有機的なラインを描く”共用部に面する区画。内外の“呼応”を意図し、曲線での“オーガニックなイメージ”を主題とする空間を志向。什器等を“小石の様な”丸い形にすると共に対比的な四角形状のケースも用いる平面図 image©トラフ建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


ジュエリーブランド「Maison Hirotaka(メゾン ヒロタカ)」の麻布台ヒルズの内装計画。
森ビルが手掛ける新しい街「麻布台ヒルズ」タワープラザ2階の、角丸のコーナーを持つ区画が今回の敷地となった。

計画地の共用部の壁と天井が、リボンのような有機的なラインを描いていることから、店内の什器もそれに呼応するように、やわらかな曲線によるオーガニックなイメージをコンセプトとした。店内の什器は、丸く角のない小石のような形状を、FRPの素地や光沢塗装した白と黒の塊、木の無垢材などで形成し、四角く硬質なガラスケースを対比的に組み合わせた。

3mの天井高の4か所に深さ300mmの折り上げ天井を設け、そこに照明を仕込むことで光のリングが空間に躍動感を与えている。店舗奥には高級なラインが並ぶため、ゆったりと商品が見られるよう、囲われた落ち着くエリアを設けた。隅には丸い背もたれと円錐状に広がるような形の曲線を描いたソファを設置した。

壁面上部にはFRPの素地で制作したペンダントライトが優しく光を灯す。店内にはへの字に角度がついたミラーが周辺環境を写しこみ、不思議な空間を演出している。硬質なタイル仕上げの共有部から区画内に踏み込むと柔らかく感じられるよう、床にはオレンジ色のカシミヤカーペットを一面に敷き詰めている。

おおらかで有機的なフォルムをもった什器や天井から、レトロフューチャーを感じさせるような空間を目指した。

■建築概要

主要用途:物販店舗
所在・会場:東京、麻布台
施工:D.BRAIN
照明計画:BRANCH LIGHTING DESIGN
店舗VMD計画:PALMETTO INOUE 井筒晶貴
延床面積:66.2㎡
設計期間:2022年4月~2023年8月
施工期間:2023年9月~2023年10月
写真:太田拓実

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床売り場 床

カシミヤカーペット #559(tretford)

内装・壁売り場 壁

LGS+PB t12.5 AEP塗装

内装・天井売り場 天井

LGS+PB t12.5 AEP塗装

内装・造作家具売り場 什器

FRP素地
集成材+UC塗装
集成材+全艶黒 白塗装

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


Maizon Hirotaka Azabudai Hills

Interior design for “Maison Hirotaka”, the Azabudai Hills store of the jewelry brand Hirotaka.

This project is located on a site with rounded corners on the 2nd floor of Tower Plaza in Azabudai Hills, a new town developed by Mori Building Co., Ltd.

The walls and ceiling of the common area have organic, ribbon-like lines, and we set the concept for the fixtures in the store as an organic image with soft curves in response to the lines in the common area walls and ceiling. These fixtures are matched with square, hard glass cases for contrast. Their rounded shapes, like pebbles, are made of FRP base material, gloss-coated white and black masses, and solid wood.

The 3-meter-high ceiling has 300 mm-deep folds in four locations. The lights are located in the folds to make a light ring, that gives the space a sense of dynamism. Since the rear of the store showcases the high-end product lineups, we set an enclosed area where customers can relax and view the products. A curved sofa with a round backrest and conical spread was installed in the corner. On the upper part of the wall, a pendant light made of FRP material gently illuminates. Inside the store, the angled mirror reflects the surrounding environment, creating an inscrutable space. An orange cashmere carpet covers the floor to give customers a softer feeling when they step into the area from the hard tile of the common space.

We aimed to create a space with a retro-futuristic feel, through the fixtures and ceiling with their generous and organic forms.

Maizon Hirotaka Azabudai Hills
Principle use: SHOP
Building site: Tokyo Azabudai
Production: D.BRAIN
Lighting design: BRANCH LIGHTING DESIGN
Shop VMD design: PALMETTO INOUE Maki Izutsu
Total floor area: 66.2m2
Design period: 2022.4-2023.8
Construction period: 2023.9-2023.10
Photo: Takumi Ota
Website: https://hiro-taka.com/

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    大嶋励+小阿瀬直+山田優 / SNARK Inc.と横尾真 / OUVIが設計した、群馬・前橋市の店舗兼住宅「野中町の家」です。
    郊外に建つ1階の一部に美容室のある住宅です。建築家は、“おおらかな”周辺環境との呼応を求め、諸機能を北側に集約して南側を“外部環境を十分に取り込む”空間とする構成を考案しました。また、時間によって“段階的に変化する場所”を作ることも意図されました。

    梨畑の広がる郊外に建つ、美容室を1階に併設した住宅である。

    ゆとりのある敷地のため市街地のように近隣との距離感から建物の骨格を判断していくのではなく、空が大きく感じられるおおらかな周辺環境に適合していく手法で設計を進めた。

    建築家によるテキストより

    間口14m、奥行3.6mの長方形ヴォリュームを基本に、4寸角のみを使用した架構と2階の中心部では斜めの杖柱が屋根を支える設定とし、生活に必要な住むための機能を北側1間に集約。短手方向に必要な構造壁も北側に集約することで南側1間は豊かな外部環境を十分に取り込んだ空間が東西に貫く構成とした。

    建築家によるテキストより

    この家では縦長の窓によって地面から空までの広がりの中に置かれる。隣地から大きく引きをとることで、窓から入る日射が2階のルーバー床を介して1階に影を落とす。

    「外」と「内」というはっきりとした分け隔てではなく、環境や時間によって段階的に変化する場所を目指した。
    そこには部屋名がなく猫が太陽の動きに合わせてくつろぐ場所を変えるように、ある時は洗濯物を干す場所になり、ある時はデスクワークをする場所になるなど、住まい手が生活のリズムや気分に合わせて自在に変化する空間である。

    建築家によるテキストより
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    建材(外装・壁)poubelleサクラ建設gambitRoccadia design and worksSNARK大嶋励横尾真山田優建材(内装・造作家具)建材(外装・建具)建材(内装・浴室)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり小阿瀬直OUVI新澤一平群馬店舗兼住宅
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    2024.2.08Thu
    • 【ap job更新】 “自然とつながるデライトフルな建築”を目指して設計実践に取り組む「川島範久建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
    • 五十嵐敏恭 / STUDIO COCHI ARCHITECTSによる、沖縄・糸満市の「西崎の家」。住宅街の幹線道路と生活道路に挟まれた敷地。“街との距離感”と“快適な室内環境”を主題とし、道路と内部の間に其々の環境に対応する“緩衝帯”を備えた建築を考案。生活の多様な行為を受容し“立体的に風と光の通る住宅”を造る

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