吉岡徳仁がデザインした、フランス・パリの、イッセイ ミヤケの新旗艦店です。
19世紀に建てられた歴史的建築を店舗に改修する計画です。デザイナーは、ブランドのものづくりの哲学と未来へのエネルギーの表現を意図し、“オレンジ色のアルミニウムウォール”を用いた空間を考案しました。また、ミニマルで現代的な美学を反映されました。
19世紀のフランスの歴史的な建築に、太陽を象徴するオレンジが彩られている。
特殊な電解技術により染色された、オレンジ色のアルミニウムウォールの空間には、イッセイ ミヤケのものづくりのフィロソフィーと、未来へのエネルギーが表現されている。
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以下、デザイナーによるテキストです。
19世紀のフランスの歴史的な建築に、太陽を象徴するオレンジが彩られている。
特殊な電解技術により染色された、オレンジ色のアルミニウムウォールの空間には、イッセイ ミヤケのものづくりのフィロソフィーと、未来へのエネルギーが表現されている。
(吉岡徳仁)
リリーステキスト
2月26日(月)、イッセイ ミヤケは新しい旗艦店をパリ8区、ゴールデントライアングルの中心に位置するフランソワ1世通りにオープンします。
かつてヨーロッパの「Europe 1」というラジオ局のスタジオ所在地であった、19世紀フランスの歴史的建築が、はじめて店舗として生まれ変わり、イッセイ ミヤケのブランドが集まります。芸術と文化が育まれる街に敬意を込めて、豊かな発想で、歓びや感動をもたらすものづくりをお届けします。
既存のファサードは保存し、総面積約360平米に渡る空間を構造体から建て直しました。通りに面する窓、さらに裏窓からも差し込む自然光が新しい空間を包み込みます。
ミニマルで現代的な美学を通してデザインされたこの特別な空間は、吉岡徳仁氏によるもの。まるで太陽のように輝くオレンジ色のアルミニウムウォールが、ものづくりへの情熱を感じさせる未来的な空間を生み出しています。
■建築概要
住所:28 rue François 1er 75008 Paris