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OMAによる、トルコの百貨店「ベイメン・テルサーネ」。湾岸の旧帝国造船工場群を転用した施設。同事務所が関心を寄せる“商業”と“保存”を結ぶプロジェクトとして、既存躯体の中に複数の構造代を挿入する構成を考案。水平的な販売空間は通常生じる“階層性”を解消
photo by Marco Cappelletti, courtesy OMA and Beymen

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architecture|feature
イヤド・アルサカエレン・ヴァン・ルーン図面ありリノベーションコンバージョン商業施設トルコOMA
OMAによる、トルコの百貨店「ベイメン・テルサーネ」。湾岸の旧帝国造船工場群を転用した施設。同事務所が関心を寄せる“商業”と“保存”を結ぶプロジェクトとして、既存躯体の中に複数の構造代を挿入する構成を考案。水平的な販売空間は通常生じる“階層性”を解消 photo by Marco Cappelletti, courtesy OMA and Beymen
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OMA / エレン・ヴァン・ルーン+イヤド・アルサカによる、トルコの百貨店「ベイメン・テルサーネ」です。
湾岸の旧帝国造船工場群を転用した施設です。建築家は、同事務所が関心を寄せる“商業”と“保存”を結ぶプロジェクトとして、既存躯体の中に複数の構造代を挿入する構成を考案しました。また、水平的な販売空間は通常生じる“階層性”を解消しています。


OMAが設計したベイメン・テルサーネ(Beymen Tersane)が、イスタンブールの旧帝国造船所で完成

トルコの高級小売企業ベイメン・グループのためにOMAが設計した百貨店ベイメン・テルサーネが完成しました。イスタンブールのハリチ造船所地区にある旧造船工場群を利用したこのプロジェクトは、都市の歴史において重要な役割を果たしてきた長年放置されていた産業施設に新たな命を吹き込んでいます。

OMAの設計では、既存の工場棟内に独立した構造体を複数配置し、百貨店を、それぞれ異なる形状と素材を備えたギャラリーの連なりとして構成しています。これらのギャラリーは一体となって旧造船所内に新たなレイヤーを形成し、商品だけでなく現代アートのインスタレーションも展示するとともに、既存構造を見える状態に保っています。長手方向と横断方向の両方に通り抜けることができるこれらのギャラリーは、連続した水平的な販売空間を形成しており、複数階に売り場を分散配置することで通常生じる階層性を解消しています。

テルサーネ・イ・アミレ(Tersane-i Amire)はオスマン帝国の造船所であり、16世紀から1922年の帝国解体まで、帝国の海軍造船の中心を担っていました。この造船所群は、造船拠点が金角湾以外に移った1970年代まで稼働を続けていました。数十年にわたる放置を経て、この場所は現在、ホテルや文化施設、商業施設、公共空間からなる複合ウォーターフロント地区として再開発が進められており、その多くが依然としてアクセス困難なウォーターフロントである状況のなかで、都市と金角湾を結ぶ新たなつながりを生み出しています。

ベイメン・テルサーネは、OMAにとってトルコで初めて完成したプロジェクトです。ベイメン・テルサーネの設計チームには、OMAのパートナーであるイヤド・アルサカ(Iyad Alsaka)に加え、プロジェクト・アーキテクトのアニタ・エルノーディ(Anita Ernodi)とサスキア・シモン(Saskia Simon)が参加しました。

OMAのパートナー、イヤド・アルサカは次のように述べています。「ベイメン・テルサーネは、OMAが長年関心を寄せてきた2つのテーマである商業と保存を結び付けるプロジェクトです。このプロジェクトは、イスタンブールにとってヴェネツィアのアルセナーレ(Arsenale)に匹敵する重要性を持つ場所を再活性化し、長らく立ち入ることのできなかった都市の一部を公共に開放するものです」


以下の写真はクリックで拡大します

OMAによる、トルコの百貨店「ベイメン・テルサーネ」。湾岸の旧帝国造船工場群を転用した施設。同事務所が関心を寄せる“商業”と“保存”を結ぶプロジェクトとして、既存躯体の中に複数の構造代を挿入する構成を考案。水平的な販売空間は通常生じる“階層性”を解消 photo by Marco Cappelletti, courtesy OMA and Beymen
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以下、リリーステキストです。


Beymen Tersane, Designed by OMA, Completes in Istanbul’s Former Imperial Arsenal

Istanbul, June 9, 2026 – Beymen Tersane, the department store designed by OMA for Turkish luxury retailer the Beymen Group, has been completed. Occupying a series of former shipbuilding halls within Istanbul’s Halic shipyard district, the project gives new life to a long-abandoned industrial structure that played a significant role in the city’s history.

OMA’s design introduces a series of freestanding structures within the existing halls, organizing the department store as a sequence of galleries with distinct geometries and materialities. Together, the galleries form a new layer within the former shipyard, displaying not only products but also contemporary art installations while allowing the original structure to remain visible. Traversed both along and across, the galleries form a continuous horizontal retail space that eliminates the hierarchy typically created by distributing departments across multiple floors.

Tersane-i Amire was the Ottoman Imperial Arsenal and the center of the Empire’s naval production from the 16th century until the dissolution of the Empire in 1922. The shipyard complex remained operational until the 1970s, when shipbuilding shifted away from the Golden Horn. Following decades of abandonment, the site is now being redeveloped as a mixed-use waterfront district comprising hotels, cultural facilities, retail, public spaces, introducing a new connection between the city and the Golden Horn in a context where much of the waterfront remains inaccessible.

Beymen Tersane is OMA’s first completed project in Turkey. The Beymen Tersane design team included OMA Partner Iyad Alsaka, with Project Architect Anita Ernodi and Saskia Simon.

Iyad Alsaka, Partner at OMA: “Beymen Tersane brings together two longstanding interests of the office: shopping and preservation. The project reactivates a site whose significance for Istanbul is comparable to that of Venice’s Arsenale, opening a long-inaccessible part of the city to public life.”

■建築概要

Beymen Tersane
Location: Istanbul, Turkey
Client: The Beymen Group
Status: Completed
Program: Retail
Area: 12,000 sqm
Partners: Ellen van Loon, Iyad Alsaka
Team: Project Architect: Anita Ernődi, MacAulay Brown, Dagna Dembiecka, Catalina Dumitru, Aleksandar Joksimovic, Edyta Milczarek, Saskia Simon, Koen Stockbroecks, Michele Zambetti
───
Collaborators
Local Architect: Bağımsız İşler Studio
Lighting Design: Har Hollands, ONOFF
Photography: Marco Cappelletti Studios

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    30. CHArによる、東京・杉並区の「merry attic un」。様々な中高生が安心して“自分の時間”を過ごす為の施設。子どもが“無理なく存在できる”環境を求め、“安心感”や“さりげない見守り”を主題とした空間を志向。ライブラリーでは4つの什器を用いて距離感を調整
    31. 建築家の山﨑健太郎を、テレビ番組「情熱大陸」が特集。公式サイトで予告動画が公開。「52間の縁側」で、日本建築学会賞・JIA日本建築大賞・グッドデザイン大賞を受賞
    32. 真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、東京・品川区の「荏原の集合住宅」。住宅街の細長く不定形な敷地での計画。“閉鎖的になりがち”な環境に対して、光を効果的に取り入れる“明るい住空間”を志向。開口部の形状操作と様々な場所への配置で“光の通り道”をつくり出す
    33. 長坂常 / スキーマ建築計画による、香川・豊島の「Teshima Factory」。かつての鉄工所を食堂兼食糧工場として再生。既存の“シンメトリー”の大きなエントランスに着目し、計画の軸に据えて全体の構成を整理する設計を志向。内部では元の鉄骨の色味を基調として家具や造作を展開
    34. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
    35. 藤田時彦 / atelier umiによる、兵庫・尼崎市の美容室「OUD」。公園に面するビルの地上階での計画。木々の借景化とイベント時の使用を考慮し、細フレームの“ガラス引戸”として内外を繋げられるファサードを考案。内部では時間を経て“味わい”を得た躯体を活かす設計を意識
    36. OMA / 重松象平が空間デザインを手掛けた、東京・墨田区の、江戸東京博物館のリニューアル。菊竹清訓設計の博物館の改修。公共体験の向上を目指し、“アイデンティティの明確化”や“再訪動機の創出”を実現する計画を志向。伝統的な文様や版画に加えて都市の情景などの映像を投影するピロティ空間を考案
    37. 山田紗子が、TOTOギャラリー・間での自身の展覧会を解説している動画。2026年5月に公開されたもの
    38. フォスター+パートナーズによる、ルーマニアでの建築展「フューチャー・プルーフ」。同事務所がプロジェクトを進める都市で開催。未来に向けた設計に対するアプローチを紹介する為に、“フューチャー・パスト”や“フューチャー・プレイス”などの4つのテーマで構成される展覧会を考案
    39. MADによる、中国の「海南サイエンスミュージアム」。ロケット発射場のある地域での計画。“市民インフラ”としての施設を目指し、人々が集える“街の広場”のようなアトリウムを備えた建築を考案。リング状の展示空間は“螺旋状のひとつの動線”で接続される
    40. 平田晃久建築設計事務所による、群馬・前橋市の「まえばしガレリア」。旧広場に建つ商業と居住の為の施設。街を盛り上げる“建築的な提案”との要望に、現地で感じた広場の“リアリティー”から着想して構想を開始。店舗と中庭からなる広場の上に“輪をなす住居群”が浮かぶ建築を造る

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    2026.06.11 Thu 14:58
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    【ap job更新】 富山と東京を拠点とし、建築の“新しいふつう=NEW NORMAL”を目指す「dot studio」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2027年新卒)と 事務広報を募集中

    ap job 【ap job更新】 富山と東京を拠点とし、建築の“新しいふつう=NEW NORMAL”を目指す「dot studio」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2027年新卒)と 事務広報を募集中

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    【ap job更新】 富山と東京を拠点とし、建築の“新しいふつう=NEW NORMAL”を目指す「dot studio」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2027年新卒)と 事務広報を募集中
    【ap job更新】 富山と東京を拠点とし、建築の“新しいふつう=NEW NORMAL”を目指す「dot studio」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2027年新卒)と 事務広報を募集中花水木ノ庭 -広場路の長屋- ©志摩大輔
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    富山と東京を拠点とし、建築の“新しいふつう=NEW NORMAL”を目指す「dot studio」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2027年新卒)と 事務広報 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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    設計スタッフ募集

    dot studioでは、業務拡張のため、「設計スタッフ」「事務・広報・新規事業立ち上げ補助」を募集します。

    【dot studioについて】
    dot studioは富山市を拠点とする設計事務所です。住宅・飲食店・商業施設・オフィス・クリニックなど、多様な用途の建築設計・監理を手がけています。2025年には東京事務所も開設し、富山と東京の二拠点で活動しています。

    私たちは、その土地に根ざした暮らしや風景を大切にしながら、「新しいふつう=NEW NORMAL」:地域の中に自然と溶け込み、普通の風景として根付いていくような、空間や営みの在り方を建築を通じて提案することを目標としています。建物だけでなく、人や場所、周りの環境との関係性を見つめながら設計することで、空間そのものからそこで生まれるつながりや体験に広がっていき、完成した瞬間だけではなく、使われ続ける中で育っていく建築を目指しています。

    また、スタッフひとりひとりの興味や関心を大切にし、担当プロジェクトや業務内容を通じて、それぞれが自分らしいキャリアを築ける環境を整えています。

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    2026.06.11 Thu 10:28
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    2026.6.09Tue
    • 【ap job更新】 意匠・構造・設備が社内に揃い、提案から竣工まで一貫して携わる「AIUEO STUDIO」が、意匠設計と設備設計のスタッフ(経験者・既卒・2027年新卒)を募集中
    • MVRDVによる、フランス・ボルドーの集合住宅「ラ・ヴァレ・ヴェルト」。現地の言葉で“緑の谷”と名付けられた建築。“親密さ”の実現を目指し、3つの棟をくり抜いて“緑豊かな円形の中庭”を形成する構成を考案。様々な樹種を収めた植木鉢の維持管理の為に庭師のアクセス経路も用意
    2026.6.13Sat
    • マリメッコの展覧会が、京都文化博物館で開催。入場チケットをプレゼント。60年代から近年までの“約70点のドレス”などで“創造の美学”を伝える内容。皆川明による新作インスタレーションも展示
    • 【ap job更新】 表札や看板などの“サインプロダクト”を手掛ける「株式会社anveil」が、サインプロダクト開発ディレクター(設計経験者も歓迎)を募集中
    • トラフによる、大阪市の店舗「THE NORTH FACE FOOTWEAR SHINSAIBASHI」。フットウエアに特化したショップ。製品との関係を“身体的なスケール”に引寄せる為、石と木の角柱を井桁状に組んだ“展示台でありベンチにもなる”什器を考案。光膜天井や全面鏡の操作で空間に広がりも生み出す

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