SHARE VUILDによる、東京・渋谷区の「笹塚駅のベンチ」
VUILDが設計した、東京・渋谷区の「笹塚駅のベンチ」です。
京王笹塚駅前広場の改修プロジェクトである。
地元商店街の市民と共に設計を行い、制作は通学路として利用する地元小学生ら共にに行うなど、設計から施工まで参加型のワークショップ形式で実施した。
その中で出てきた与件をもとに、子供からお年寄りまでが利用できるよう、緩やかに高さが変化する円弧状の平面形状を採用した。
ワークショップの中では広場の様々な使い方が議論されたため、広場の足元に敷いた円弧上のグリッド沿ってアンカーを埋め込むことで、プラレールのように自由に配置を変更可能なモジュールを提案した。
また、地域の木材を使うことで持続可能な社会づくりに貢献すると共に、自然と人間の繋がりを再認識して欲しいという思いから多摩産材檜を使用することで、上流の森と下流の都市との関係性を紡ぐことを目指した。
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こちらはワークショップの様子。
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■建築概要
題名:笹塚駅のベンチ
設計:VUILD株式会社
担当:秋吉浩気,、高野和哉、守屋真一、野田慎治
構造設計:yasuhirokaneda STRUCTURE
施工:VUILD株式会社、SUMAR WORKS
所在地:東京都渋谷区京王笹塚駅前
主用途:ベンチ
構造:木造
竣工:2019年6月
写真:黒部駿人
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
---|---|---|
外装・その他 | ルーバー・ルーバー支持ブロック・竜骨・竜骨支持ブロック | 多摩産材のヒノキ材(沖倉製材所) |
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