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塩塚隆生アトリエ+下村正樹建築設計事務所が、大分の「鶴川商店街周辺拠点施設」設計プロポで最優秀提案者に選定され、提案書も公開

塩塚隆生アトリエ下村正樹建築設計事務所が、大分の「鶴川商店街周辺拠点施設」設計プロポーザルで最優秀提案者に選定されています。また、提案書も公開されています。

この度は、当プロポーザルに9者の参加を得て実施することができました。自由応募であったことから東京から鹿児島まで広く提案者の参加をいただきました。
令和4年7月22日、提案者による対面説明と提案書及び関係書類をもとに設計実績など8項目の選定基準を設定し審査しました。対話においては特に以下の観点から評価を行い、契約候補者としての最優秀提案者と契約候補次点者としての優秀提案者を選定しました。

1.事業地区が古代から国東地域の政治、文化の中心拠点を形成し、近年まで商業業務中心であったこと、そして現在桜八幡社や興導寺などの歴史施設が立地することを深く読み込み構成した計画案であるか。

2.この事業が単年度の事業であり極めてタイトなスケジュールであることから設計、施工管理において発注者側の要求に応えられるか。

3.チャレンジショップが入居者の出店意欲を引き出し、来街者が魅力を感じ、賑わい、地域の活性化に寄与するか。そして入居者の入れ替わりなどに柔軟な対応が可能であるか。

4.テレワーク施設およびデジタル交流ギャラリーを設置する旧古城邸が医家としての風格を残しつつ、現代的な機能を実現して魅力向上できるか。そして入居意欲を引き出すことが可能であるか。また、邸内に残されている家具調度品等を有効に再利用して事業に深みを演出できるか。

5.里道を挟んだ二つの敷地を有機的に連続させ、相乗的な整備効果を実現できるか、そのために法的にも実現可能であるか。

大西麻貴が選定された、2023年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館の指名コンペの、各者の提案書と講評が公開。候補者には、大西麻貴・腰原幹雄・杉本博司・田根剛・西牧厚子・原田真宏 / 原田麻魚が名を連ねる

大西麻貴が選定された、2023年のヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館のキュレーター指名コンペティションの、最終候補者の提案書と講評が公開されています。

国際交流基金(JF)は、第18回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の日本館キュレーターを選出するため、指名コンペティションを行いました。6名の候補者の方にご参加いただき、選考委員会において審査を行った結果、このたび大西麻貴氏がキュレーターに選出されましたので、お知らせします。選考の経過などは、以下のリンクの資料をご参照ください。

以下は、公開された提案書のデータへの直接リンクです。

審査講評のデータへの直接リンクはこちら

東京建築士会主催の「住宅建築賞2022入賞作品展」をフォトレポート。受賞者は、畠山鉄生+吉野太基(金賞)、小林佐絵子+塩崎太伸、横井創馬+佐瀬和穂+大沢美幸、武田清明
東京建築士会主催の「住宅建築賞2022入賞作品展」をフォトレポート。受賞者は、畠山鉄生+吉野太基(金賞)、小林佐絵子+塩崎太伸、横井創馬+佐瀬和穂+大沢美幸、武田清明 photo©architecturephoto
東京建築士会主催の「住宅建築賞2022入賞作品展」をフォトレポート。受賞者は、畠山鉄生+吉野太基(金賞)、小林佐絵子+塩崎太伸、横井創馬+佐瀬和穂+大沢美幸、武田清明 photo©architecturephoto
東京建築士会主催の「住宅建築賞2022入賞作品展」をフォトレポート。受賞者は、畠山鉄生+吉野太基(金賞)、小林佐絵子+塩崎太伸、横井創馬+佐瀬和穂+大沢美幸、武田清明 photo©architecturephoto

東京建築士会主催の「住宅建築賞2022入賞作品展」をフォトレポートします。会場は新宿のリビングデザインセンターOZONEです。
住宅建築賞金賞を、畠山鉄生+吉野太基が受賞。住宅建築賞を、小林佐絵子+塩崎太伸横井創馬+佐瀬和穂+大沢美幸、武田清明が受賞しています。審査したのは平田晃久加藤耕一曽我部昌史山田紗子吉村靖孝でした。また、各作品の資料や審査講評がこちらのPDFにまとまっています。開催情報は、記事の末尾に掲載します。

住宅建築賞について

「住宅建築賞」はすでに新人建築家の登竜門として定着しており、その入賞作品を通して住宅建築に対する理解をさらに深め、近年多様化している「すまい」の新しい可能性を見出そうとするものです。 この住宅建築賞の入賞作品を公開展示することにより、建築に携わる方々への新鮮な刺激とし、より多くの人々に建築文化を広げる機会となればと考えています。

応募作品は原則として最近3年以内に竣工し、東京圏に建つ一戸建住宅、集合住宅及び併用住宅等(大幅な増改築、公共の建築も含む)の作品を募集しています。書類による第一次審査と現地審査による第二次審査により受賞作品を決定します。

住宅建築賞2022の主旨
【共生系としての住宅】

私たちの身体の表面には様々な微生物の織りなす生態系があり、身体にとって不可欠な役割を果たしています。人間の身体そのものが一つの共生系なのです。微生物的自然は目に見えません。しかし確実に私たちの周りの空気を変え、行動や思考の根底をかたちづくっています。COVID-19の引き起こした事態は、よくも悪しくもこの目に見えない自然とのつながりを顕在化させました。これに対する反応はおそらく次の二つに分かれます。ひとつは徹底した除菌やクリーンさ、あらゆるレベルでの異物の混入を防ぐ管理体制に向かう反応です。これらは緊急事態や医療機関において、たしかに必要です。しかし私たちの生活の全てにこれらが過剰に行き渡った未来はディストピアでしかないでしょう。もうひとつの反応は、私たちの存在そのものが、多様な生物の織りなす共生系であることを認め、目に見えないものも含めたさまざまな生の気配に耳を傾けることです。他者を遮断し純粋な空間や建築をつくるのではなく、移り変わる環境の中で、時に適切な距離を発生させながら、異なるものが共存する場をつくること。このことがかつてなくリアルな挑戦である時代に、私たちはいます。住宅は希望です。なぜなら、住まい手の感覚とつくり手の工夫によってこのふたつの対立を乗り越え、他の建築に先駆けた可能性を示せるからです。さまざまな共生系としての住宅の試みは、この度のパンデミック以前からありました。そして改めていま、共生系としての住宅の価値を問うような建築を評価し、未来に向けた議論のきっかけにしていきたいと思います。挑戦的な作品を期待しています。
(審査員長 平田晃久)

ザハ・ハディド事務所による、中国の「精河新城文化芸術センター」。科学技術ハブとして発展する都市に計画。地域の蛇行する渓谷を想起させる形態を考案。街を繕うように異なる用途の地区を結び付け人々を集める
ザハ・ハディド事務所による、中国の「精河新城文化芸術センター」。科学技術ハブとして発展する都市に計画。地域の蛇行する渓谷を想起させる形態を考案。街を繕うように異なる用途の地区を結び付け人々を集める image©ATCHAIN
ザハ・ハディド事務所による、中国の「精河新城文化芸術センター」。科学技術ハブとして発展する都市に計画。地域の蛇行する渓谷を想起させる形態を考案。街を繕うように異なる用途の地区を結び付け人々を集める image©ATCHAIN
ザハ・ハディド事務所による、中国の「精河新城文化芸術センター」。科学技術ハブとして発展する都市に計画。地域の蛇行する渓谷を想起させる形態を考案。街を繕うように異なる用途の地区を結び付け人々を集める image©ATCHAIN

ザハ・ハディド・アーキテクツがコンペに勝利した、中国の「精河新城文化芸術センター」です。
科学技術ハブとして発展する都市に計画されました。建築家は、地域の蛇行する渓谷を想起させる形態を考案しました。建築が街を繕うように異なる用途の地区を結び付け人々を集める事も意図されました。

こちらはリリーステキストの翻訳

ザハ・ハディド・アーキテクツが精河新城文化芸術センターを設計

ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)は、精河新城文化芸術センターのデザインコンペティションで勝利しました。

精河新城は、中国陝西省西安の北に位置する科学技術ハブとして発展しています。新しい科学研究機関に支えられ、環境への配慮から、新エネルギーや新素材、人工知能、航空宇宙を中心とした産業開発の中心地となりつつあります。

陝西省の山々と風景の中を流れる精河の蛇行した渓谷をイメージした精河新城文化芸術センターは、市の精河湾学術科学技術革新地区に位置しています。

このセンターのデザインは、市の既存の都市マスタープランと絡み合い、精河大通りの北側にある新しいマルチメディアライブラリーと、南側にある新しい舞台芸術劇場、多機能ホール、スタジオ、展示ギャラリーを、8車線の大通りの下にある高架の中庭、庭園、小道でつないでいます。

なだらかなスロープは、この地区の高架歩道のネットワークへのゲートウェイとなり、センターは街を縫うように商業・住宅地区と南の公園や川を結び、同時に街の人々をビルの中心に集め、地下鉄の計画駅に直接アクセスすることができます。

この設計は、中庭や風景と相互接続する一連の流れるようなヴォリューム、層、表面として構成され、地域社会のための一連の内部および外部の文化・レクリエーション空間を定義しています。

チッパーフィールド事務所とザイドラーが設計者に選ばれた「カナダ国会議事堂前地区再開発」。議会のオフィス空間等を内包する計画で、既存の文化財指定を受けた建物群を残しつつ環境に配慮した新棟を追加、国家の価値観や持続可能な未来へのヴィジョンも示す
チッパーフィールド事務所とザイドラーが設計者に選ばれた「カナダ国会議事堂前地区再開発」。議会のオフィス空間等を内包する計画で、既存の文化財指定を受けた建物群を残しつつ環境に配慮した新棟を追加、国家の価値観や持続可能な未来へのヴィジョンも示す photo©Prospettica
チッパーフィールド事務所とザイドラーが設計者に選ばれた「カナダ国会議事堂前地区再開発」。議会のオフィス空間等を内包する計画で、既存の文化財指定を受けた建物群を残しつつ環境に配慮した新棟を追加、国家の価値観や持続可能な未来へのヴィジョンも示す photo©Prospettica
チッパーフィールド事務所とザイドラーが設計者に選ばれた「カナダ国会議事堂前地区再開発」。議会のオフィス空間等を内包する計画で、既存の文化財指定を受けた建物群を残しつつ環境に配慮した新棟を追加、国家の価値観や持続可能な未来へのヴィジョンも示す photo©Prospettica

デイビッド・チッパーフィールド・アーキテクツ・ロンドンザイドラー・アーキテクチャーが国際コンペで設計者に選ばれた、カナダ・オタワの「カナダ国会議事堂前地区再開発」です。
議会のオフィス空間等を内包する計画で、既存の文化財指定を受けた建物群を残しつつ環境に配慮した新棟を追加、国家の価値観や持続可能な未来へのヴィジョンも示す事が意図されました。

こちらはリリーステキストの翻訳

カナダ国会議事堂地区再開発にザイドラーとデイビッド・チッパーフィールド・アーキテクツの提案が採用される

カナダ公共サービス・調達省は本日、国際設計競技を経て、ザイドラー・アーキテクチャーがデイビッド・チッパーフィールド・アーキテクツと共同で、カナダ国会議事堂地区第2ブロックの設計競技の優勝者に選出されたと発表しました。

第2区画は、オタワのダウンタウンにある国会議事堂のすぐ南に位置し、カナダの国会議事堂の向かい側にある都市部の一等地です。敷地内には、規模や状態の異なる11棟の建物があり、何重もの文化財指定を受けています。

コンペティションでは、上院と下院のオフィススペースを提供し、国会図書館を含む国会宿舎の将来の統合を可能にするために、このブロックを再開発する案が募集されました。

このプロジェクトは、国家的重要性を持つ場所として、民主的な政治を行うための施設や都市インフラを提供するだけでなく、国家の価値観や持続可能で包括的な未来へのヴィジョンを表す責任を担っています。

デイビッド・チッパーフィールド・アーキテクツとザイドラーの計画は、先住民族の尊敬と良き管理者としての価値観に触発され、持続可能性と循環型経済への挑戦として、既存の構造物のほとんどを残し、それらを新しい低炭素で効率の良い建物と組み合わせて、多様で特徴的、かつ一貫した全体を作り上げることを目的としています。

この提案は、Atelier Ten、Bureau Bas Smets、Two Row Architect、EVOQ Architecture、Brian Boylan、Read Jones Christoffersen、Smith and Andersen Consulting Engineering、S+A Footprint、Senez Coとの共同開発で行われました。

ザイドラー・アーキテクチャーのシニアパートナーであるヴァイディラ・バネリスは、次のように述べています。
「カナダ人として、また建築家として、私たちは国家的重要性を持つ場所でデザインを作り上げることができるという特権を認識しています。これはめったにない機会であり、私たちのチーム全体が、カナダ政府とカナダ国民を代表するという責任を理解しています。私たちのヴィジョンは、自分自身と未来に自信を持つことができる国の為に、目的主導、国民主導、カナダ独自、現代的なスタイルで、カナダがありうる最高の姿である包括性、差異受容性、回復力、自然との調和を示す未来です」

デイビッド・チッパーフィールド・アーキテクツのプリンシパルであるデイビッド・チッパーフィールドは、次のように述べています。
「このプロジェクトを通じて、私たちは、環境への配慮とコミュニティの理想を原動力に、過去を受け入れ、未来を見据えた、敬意と先鋭性を兼ね備えた都市と建築の応答を開発することを目指しました。私たちの計画の価値を認めてくださった審査員の方々に感謝しています。このコンペティションは、厳しく、刺激的で楽しいものでした」

大阪の泉北ニュータウン茶山台B団地でのリノベコンペ「公社茶山台B団地住戸改善事業 事業提案競技」が、大阪府住宅供給公社の主催で開催
大阪の泉北ニュータウン茶山台B団地でのリノベコンペ「公社茶山台B団地住戸改善事業 事業提案競技」が、大阪府住宅供給公社の主催で開催

大阪の泉北ニュータウン茶山台B団地での、住戸改修実施コンペ「令和4年度公社茶山台B団地住戸改善事業 事業提案競技」が、大阪府住宅供給公社の主催で開催され、参加者を募集しています。
今回は、「ニコイチ」に加え「1住戸リノベーション(リノベ50)」のアイデアも求められます。応募期間は2022年7月6日17時まで。また現地説明会が、2022年6月2日・3日に開催されます。【ap・ad】

コンペの概要

大阪府住宅供給公社では、これまで泉北ニュータウンの茶山台団地において、にぎわいづくりやコミュニティの活性化に向けた様々な取り組みを進めており、そのひとつとして平成27年度から公募により建築家など民間事業者のノウハウを活用した「2戸1化リノベーション(以下「ニコイチ」という。)」や「1住戸リノベーション(リノベ45)」を実施し若年・子育て世帯を含めた新たな活力となる人々を呼び込む魅力あるリノベーション住戸を供給してきました。

今年度は、茶山台団地に隣接する茶山台B団地において「ニコイチ」と「1住戸リノベーション(リノベ50)」の提案競技を引続き堺市と連携して実施し、魅力あるリノベーション住戸を供給します。

ついては、公社が求めるテーマに対して、民間事業者の柔軟な発想と企画力等による魅力的で実用性のある提案を公募します。

リリーステキストより

コンペの募集内容

「 じぶん時間を照らすサステナブルな暮らし 」

テレワークの浸透や働き方の多様化により生み出された時間を、新たな学びや趣味などに有効活用する人が増え、生活や住まい方に変化をもたらしています。

公社では新たな学びや趣味などを心地よく過ごせる住まいと、そんな住まいを照らす明かり、そしてサステナブルな暮らしを意識した新たな住空間の提案を求めます。

リリーステキストより

より詳しい情報は以下に掲載します。

くまもとアートポリス「湯浦地区地域優良賃貸住宅整備設計」プロポで、片山+龍口+太宏JVが最優秀賞に選定され提案書も公開
くまもとアートポリス「湯浦地区地域優良賃貸住宅整備設計」プロポで、片山+龍口+太宏JVが最優秀賞に選定され提案書も公開

くまもとアートポリスプロジェクト 湯浦地区地域優良賃貸住宅整備設計 公募型プロポーザルで、片山+龍口+太宏共同企業体が最優秀賞に選定されています。提案書も公開されています。

4月20日(水曜日)に芦北町地域活性化センターで実施した公開二次審査の結果は、次のとおりです。

最優秀賞

優秀賞

佳作

伊東豊雄による審査員長講評

茨城・日立市の「常陸多賀駅周辺地区整備事業デザイン監修者選定プロポ」で、マウントフジが最優秀者に選定され提案書も公開
茨城・日立市の「常陸多賀駅周辺地区整備事業デザイン監修者選定プロポ」で、マウントフジが最優秀者に選定され提案書も公開

茨城・日立市の「常陸多賀駅周辺地区整備事業デザイン監修者選定プロポーザル」で、マウントフジアーキテクツスタジオが最優秀者に選定されています。PDFにて提案書も公開されています。審査委員には建築家の妹島和世も参加していました。

常陸多賀駅周辺地区整備におけるデザイン監修者を公募したプロポーザルについて、選定委員会での審査の結果、デザイン監修者を選定しましたので報告書とともに報告します。

デザイン監修候補者(最優秀者)

次点者

2次審査(ヒアリング)参加者

審査結果報告書(講評等を掲載)

平田晃久・加藤耕一・曽我部昌史・山田紗子・吉村靖孝が審査した、東京建築士会の「住宅建築賞2022」の審査結果
平田晃久・加藤耕一・曽我部昌史・山田紗子・吉村靖孝が審査した、東京建築士会の「住宅建築賞2022」の審査結果

平田晃久加藤耕一曽我部昌史山田紗子吉村靖孝が審査した、東京建築士会の「住宅建築賞2022」の審査結果が公開されています。住宅建築賞 金賞を受賞した、畠山鉄生+吉野太基による「河童の家」や、住宅建築賞を受賞した武田清明による「鶴岡邸」は、アーキテクチャーフォトでも特集記事として掲載しています。また、審査した建築家らの講評が掲載されたPDFも公開されており読みごたえがあります。

「住宅建築賞2022」入賞者発表
この度、本会主催による「住宅建築賞」の受賞が下記の通り決定しましたのでお知らせいたします。

住宅建築賞2022 審査結果(応募点数58点)
入賞4点(内金賞1点)
【審査員】
審査員長:平田晃久 / 審査員:加藤耕一 曽我部昌史 山田紗子 吉村靖孝

<住宅建築賞 金賞>
●河童の家(神奈川県)
・設計者 畠山鉄生+吉野太基(アーキペラゴ アーキテクツ スタジオ)
・建築主 奥田翔
・施工者 株式会社山田建設
【建物構造:木造】

<住宅建築賞> (受付順)
●菊名貝塚の住宅(神奈川県)
・設計者 小林佐絵子+塩崎太伸(アトリエコ)
・建築主 塩崎太伸・佐絵子
・施工者 株式会社相川スリーエフ
【建物構造:木造】

●ニセカイジュウタク(東京都)
・設計者 横井創馬(横井創馬建築設計事務所)+佐瀬和穂(佐瀬和穂建築設計事務所)+大沢美幸(みゆき建築計画設計部)
・建築主 株式会社大三栄建築設計
・施工者 株式会社大三栄建築設計
【建物構造:木造】

●鶴岡邸(東京都)
・設計者 武田清明(武田清明建築設計事務所)
・建築主 鶴岡清一
・施工者 株式会社大平建設
【建物構造:鉄骨造】

2025年大阪・関西万博会場内の、休憩所とトイレ等20施設の設計コンペが開催。平田晃久・藤本壮介・吉村靖孝が審査員を務める
2025年大阪・関西万博会場内の、休憩所とトイレ等20施設の設計コンペが開催。平田晃久・藤本壮介・吉村靖孝が審査員を務める藤本壮介が会場デザインプロデューサーを務める。

2025年大阪・関西万博会場内の、休憩所とトイレ等20施設の設計コンペが開催されます。平田晃久藤本壮介吉村靖孝が審査員を務めます。応募資格は「応募者となる若手建築家は1980年1月1日以降生まれの一級建築士事務所の開設者であり、建築士法に基づく一級建築士の資格取得者であること」。万博会場全体の基本計画はこちらのページにて公開されています。

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場内の「休憩所」「展示施設」「ギャラリー」「ポップアップステージ」「サテライトスタジオ」「トイレ」計20施設の設計業務を行う若手建築家20名を募集します。
今後の活躍が期待される若手建築家に、「多様でありながら、ひとつ」という会場デザインコンセプトに沿い、SDGs(持続可能な開発目標)達成につながる、意欲的かつ大胆な提案をしてもらい、個性豊かで魅力的な博覧会施設を創出することを目的としています。
また、本公募の審査を行う評価委員には、建築やデザインなどの各分野に精通した専門家が就任し、ご協力いただきます。
多くの若手建築家からの積極的な応募をお待ちしています。

リリーステキストより

〇スケジュール
2022年3月16日(水) 公募開始
2022年4月13日(水) 応募申込書類提出締切
2022年6月3日(金) 一次審査書類提出締切
2022年6月中旬 一次審査(書面審査)
2022年7月上旬 二次審査(ヒアリング及び評価委員会)
2022年7月下旬 審査結果発表・契約締結

リリーステキストより
2022年のプリツカー賞を、フランシス・ケレが受賞。アフリカのブルキナファソ出身で、故郷での学校建築や議会も手掛ける建築家。その代表作と業績を紹介
2022年のプリツカー賞を、フランシス・ケレが受賞。アフリカのブルキナファソ出身で、故郷での学校建築や議会も手掛ける建築家。その代表作と業績を紹介Diébédo Francis Kéré photo courtesy of Lars Borges
2022年のプリツカー賞を、フランシス・ケレが受賞。アフリカのブルキナファソ出身で、故郷での学校建築や議会も手掛ける建築家。その代表作と業績を紹介Gando Primary School photo courtesy of Erik-Jan Ouwerkerk
2022年のプリツカー賞を、フランシス・ケレが受賞。アフリカのブルキナファソ出身で、故郷での学校建築や議会も手掛ける建築家。その代表作と業績を紹介Centre for Health and Social Welfare photo courtesy of Francis Kéré
2022年のプリツカー賞を、フランシス・ケレが受賞。アフリカのブルキナファソ出身で、故郷での学校建築や議会も手掛ける建築家。その代表作と業績を紹介Burkina Faso National Assembly rendering courtesy of Kéré Architecture

2022年のプリツカー賞を、フランシス・ケレが受賞しました。アフリカのブルキナファソ出身の建築家で、ベルリンで建築を学び、ブルキナファソ・ケニア・モザンビーク等で、学校や医療施設等を手掛けています。リリーステキストに加え、審査講評のコメント、ケレの経歴、その建築を紹介する動画も掲載します。過去の受賞者のリストはこちらのページで閲覧することができます。

以下にリリーステキストの翻訳と主要作品を掲載します

ディエベド・フランシス・ケレ、2022年プリツカー建築賞を受賞

建築家、教育者、社会活動家であるディエベド・フランシス・ケレ氏が、2022年度のプリツカー建築賞受賞者に選ばれたと、建築界の最高の栄誉とされるこの賞を主催するハイアット財団会長のトム・プリツカーが発表しました。

「私は、パラダイムを変え、人々に夢を与え、リスクを負わせることを望んでいます。金持ちだからといって、材料を無駄にする必要はありません。貧乏だからといって、質の高いものをつくろうとしないのではないのです」とケレは言います。「誰にでも品質があり、誰にでも贅沢があり、誰にでも快適がある。私たちは互いにつながっており、気候や民主主義、欠乏における懸念は、私たち全員にとっての懸念なのです」

ブルキナファソのガンドで生まれ、ドイツのベルリンを拠点に活動する建築家、フランシス・ケレは、建築というプロセスを通じてコミュニティに力を与え、変容させる存在です。社会正義と社会貢献へのコミットメント、そして自然の風土とつながり、それに応えるために地元の素材を賢く使うことを通して、彼は建築やインフラが存在しない、制約と逆境に満ちた限界的な国々で活動しているのです。現代的な学校施設、医療施設、専門家住宅、市民建物、公共スペースなどを、しばしば資源が脆弱で親睦が不可欠な土地に建設し、彼の作品の表現は建物自体の価値を超えています。

「フランシス・ケレは、地球とそこに住む人々にとって持続可能な建築を、極端に乏しい土地で開拓しているのです。彼は建築家であると同時に奉仕者であり、時に忘れ去られがちなこの地域の無数の市民の生活と経験を向上させているのです」とプリツカーはコメントしています。「美しさ、謙虚さ、大胆さ、発明を示す建築物を通して、そして彼の建築と身振りの誠実さによって、ケレはこの賞の使命を静々と守っているのです」

三菱地所設計による学生コンペ「+ミライプロジェクト」の最終審査結果を発表。受賞者の提案書と審査講評も掲載
三菱地所設計による学生コンペ「+ミライプロジェクト」の最終審査結果を発表。受賞者の提案書と審査講評も掲載メインビジュアル
三菱地所設計による学生コンペ「+ミライプロジェクト」の最終審査結果を発表。受賞者の提案書と審査講評も掲載審査風景
三菱地所設計による学生コンペ「+ミライプロジェクト」の最終審査結果を発表。受賞者の提案書と審査講評も掲載発表風景

三菱地所設計 設立20周年特別企画の学生コンペ「+ミライプロジェクト」の最終審査結果を発表します。受賞者の提案書と審査講評も掲載します。建築家の宮城島崇人、福屋粧子、藤本壮介、大西麻貴、彌田徹、前田圭介、末光弘和、建築史家・編集者の伏見唯(コーディネーターを兼任)が審査しました。【ap・ad】

2021年、三菱地所設計の設立20周年記念特別企画として開催された「+ミライプロジェクト」は、
『コンペのフレームを超えたコンペ』として、①全国を6つのエリアに分けて提案を募集、②エリア別の一次審査を経て「エリア最優秀チーム」を選出、③「エリア最優秀チーム」は審査員によるクリティークを経て提案をブラッシュアップ、④最終発表・審査会でブラッシュアップ案を発表、というフローで、約3か月間をかけて行われました。

2021年11月3日、最後を飾る最終発表・審査会「ファイナルプレゼン」を三菱地所設計本店(東京都千代田区)にて開催。各エリア最優秀チームにより、提出時からより一層磨き上げられた作品が発表され、審査員による質疑を経て、「全国最優秀賞」(副賞:賞金100万円)、「三菱地所設計賞」(副賞:賞金20万円)が選出されました。皆さんの力作を紹介いたします!

[テーマ]目抜き通り そして、そこにたつ建物
多くの街には、その街の中心となる「目抜き通り」が存在します。
街において目抜き通りは人びとの日々の活動の中心となり、我々がその街で生活していくうえでなくてはならない通りです。(中略)
みなさんの街における「目抜き通り」はこれからどのようになってゆくでしょうか。
みなさんの過ごす街の歴史や文化、地域の特性を紐解き、『目抜き通りと、そこにたつ建物』について考えてみてください。
通りと一つひとつの建物の関係を考えることで、すでにある目抜き通りをもっと魅力的にすることも、新たな目抜き通りを生み出すこともできるはずです。
みなさんの提案もまた歴史の一部となり、その街を形作ってゆきます。
建築設計のみならず、アーバンデザイン、ストラクチャー、環境、インフラエンジニアリング、デジタルテクノロジー、アートなどさまざまな視点に立ち、提案してください。 みなさんの自由な発想、提案をお待ちしております。(テーマ文より一部抜粋)

各受賞者の提案書と審査講評は以下に掲載します。


【全国最優秀賞+関東エリア最優秀賞】
『街の仕掛け人 ―土溶け建築と循環する道―』
チーム「下町清掃員」  
堤昂太+木下惇+荻野汐香(日本大学大学院生産工学研究科)

以下の写真はクリックで拡大します

三菱地所設計による学生コンペ「+ミライプロジェクト」の最終審査結果を発表。受賞者の提案書と審査講評も掲載
島根・隠岐の島町の「西郷港周辺地区デザインコンペ」で、SUGAWARADAISUKE-上條・福島JVの提案が最優秀作品に。提案書と講評も公開

島根・隠岐の島町の「西郷港周辺地区デザインコンペ」で、SUGAWARADAISUKE上條・福島設計共同企業体の提案が最優秀作品に選定されています。提案書と講評も公開されました。また、二次審査の様子が動画で公開されてます。

令和4年3月6日(日)開催の第2次審査委員会において、同日の公開シンポジウムによる作品プレゼンテーションや審査員との質疑、来場の方々との質疑を経て、以下の通り最優秀作品、優秀作品を決定いたしました。

最優秀作品
SUGAWARADAISUKE-上條・福島設計共同企業体

優秀作品
ティーハウス・ジオ-グラフィック・ウエスコ計画共同体

結果と講評

大阪の喜連団地の6住戸を対象とした改修コンペ「公社喜連団地住戸改善事業 事業提案競技」が、大阪府住宅供給公社の主催で開催
大阪の喜連団地の6住戸を対象とした改修コンペ「公社喜連団地住戸改善事業 事業提案競技」が、大阪府住宅供給公社の主催で開催

大阪の喜連団地の6住戸を対象とした改修コンペティション「公社喜連団地住戸改善事業 事業提案競技」が、大阪府住宅供給公社の主催で開催されます。応募期間は、2022年年3月10日(木)から5月13日(金)午後5時まで現地確認会は、2022年年3月22日(火)又は23日(水)に開催

大阪府住宅供給公社(以下、「公社」という。)では、築年数が古い団地において様々な入居促進の取り組みを行っている。喜連団地においても、入居促進を図るため、近年外壁のデザイン改修や駐車場整備を含む屋外改修及び共用部リニューアルを行ってきた。

しかしながら、昭和42年度の建設以降50年以上が経過し、間取り・設備面等において現在の居住ニーズや設備水準に十分対応できない状況となっている。このことから、若年世帯をターゲットにしたリノベーション(住戸内の設備の刷新、浴室環境の改善等)により、商品力の向上を目指すものである。

また、本団地は大阪メトロ谷町線 喜連瓜破駅から約200mの位置にあり、商業地にも近接する利便性が高い団地である。
本提案競技においては、駅前エリアに立地する団地暮らしの新たなスタンダードとするため、民間事業者の柔軟な発想と総合的な企画力によりデザインの刷新や最新トレンドの新規仕様を取り入れた意欲的な提案を求める。

また、日常の維持・管理、入居者退去後の改修などメンテナンス性が優れた仕様の導入、コストの低減等、技術力を十分に生かした事業提案も同時に期待する。

京都・相楽郡の「和束町総合保健福祉施設」設計プロポーザルの結果と提案書が公開

京都府相楽郡和束町の「和束町総合保健福祉施設」設計プロポーザルの結果と提案書が公開されています。
以下に、行政が公開している資料へのリンクを張ります。

和束町総合保健福祉施設建設に係る設計業務の設計業者を適正かつ公平に選定するために設置した「和束町総合保健福祉施設設計業務プロポーザル選定委員会」において、次のとおり受注候補者である第1位及び次点である第2位の事業者が選定されました。

第1位 teco株式会社
第2位 株式会社シーラカンスアンドアソシエイツ

選定結果の詳細は、審査講評をご覧ください。

但し、自治体のページによれば、「第1位と第2位の評価点が僅差であることから、町は両者を受注候補者に特定し、それぞれに対して交渉を行った結果」、第2位のシーラカンスアンドアソシエイツと設計業務委託契約が結ばれたとの事です。

こちらに関しては、シーラカンスアンドアソシエイツがtwitterアカウントにて、選定経緯や理由の公開を行政側に伝えていることを投稿しています。

弊サイトでも確認を行いましたが公開情報が追加等されることがありましたら追記いたします。

高知の「佐川町新文化拠点(仮称)」設計プロポで最優秀に選ばれた、ハウジング・森下大右・ishibashinagara JVの提案書が公開
高知の「佐川町新文化拠点(仮称)」設計プロポで最優秀に選ばれた、ハウジング・森下大右・ishibashinagara JVの提案書が公開 image©ハウジング総合コンサルタント+森下大右建築設計事務所 + ishibashi nagara architects 設計共同体
高知の「佐川町新文化拠点(仮称)」設計プロポで最優秀に選ばれた、ハウジング・森下大右・ishibashinagara JVの提案書が公開 image©ハウジング総合コンサルタント+森下大右建築設計事務所 + ishibashi nagara architects 設計共同体
高知の「佐川町新文化拠点(仮称)」設計プロポで最優秀に選ばれた、ハウジング・森下大右・ishibashinagara JVの提案書が公開 image©ハウジング総合コンサルタント+森下大右建築設計事務所 + ishibashi nagara architects 設計共同体

高知の「佐川町新文化拠点(仮称)」設計プロポーザルで最優秀に選ばれた、ハウジング総合コンサルタント森下大右建築設計事務所ishibashi nagara architects設計共同体の提案書が公開されています(PDFでの公開です)。また、こちらで審査講評(PDF)も閲覧可能です。

令和3年12月12日(日)、一次審査を通過しました下記4者による、『佐川町新文化拠点(仮称)整備基本設計業務プロポーザル二次審査(公開プレゼンテーション及びディスカッション)』を開催し、下記のとおり決まりましたので公表します。

以下に、計画案の画像も掲載します。

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