古谷誠章・宮崎桂・大西麻貴らが審査する、全建協連主催による東京で実現する学生コンペ「仮囲いデザインコンテスト」の参加者を募集しています。賞金総額は約100万円とのこと。応募登録は既に始まっており、登録締め切りは2019年12月17日(火)15時必着。作品提出締切は2020年1月28日(火)15時必着です。 【ap・ad】
コンテストテーマ
『工事中と人々結ぶインターフェイス』を実現する
とかく工事中の建物は仮囲いに囲まれ、足場や養生シートに覆われて中の様子を伺い知ることができません。でも昔は住宅街の中でも新築中の家の現場では大工さんの働く様子がよく見えて、子どもたちは時々大工さんにかんな屑や材木の切れ端なんかもらったりして、家が建ち上がるのを見るのがとても楽しみでした。
もう一度そんな工事現場がつくれないでしようか? 工事中の現場を包み隠すのではなく、日々建ち上がる建築の楽しさや力強さ、美しさを伝えるものにできないでしょうか。
それが今回の課題です。
そこに働く人たちにとってはそれが晴れ舞台となり、それを見守る人々にとっては建築が刻々と変化し築かれて行く様を観賞する観覧席となるようなアイデアを募ります。
グラフィックなどの単なる仮囲いのデザインを超えて、今年度は「工事中」と「人々」を結びつける「インターフェイス」のデザインを実際の現場に製作します。
審査委員長 古谷 誠章
コンペの詳細は、以下よりどうぞ。