


勝亦優祐+丸山裕貴 / 勝亦丸山建築計画が設計した、東京・中央区の「シグマソフトサービス」です。
IT企業オフィスの“ヘルプデスク”の部屋の改修です。建築家は、落ち着いた環境と高い生産性の両立を求め、“穏やかな素材感”の中で作業できる場を志向しました。そして、家具と造作の間のスケールの“紙管を用いた什器”で構成する空間を考案しました。
本計画は、東京都中央区日本橋横山町に位置するシグマソフトサービスのヘルプデスクスペースの改修プロジェクトです。
同社は、ITシステムサービスの導入から開発、運用、保守までをワンストップで提供しており、日常的にデスクワークが中心となる職場です。落ち着いた環境と高い生産性の両立が求められたため、穏やかな素材感の中で作業できる空間を提案しました。
什器には「Placemaking Kit」で用いている紙管を採用し、オフィス空間に適した構成へと編集しました。PMKの家具構成を起点にしつつ、家具と造作のあいだに位置するスケールへ調整することで、空間に自然に溶け込むデザインとしています。9名が常時働くデスクエリアは、軽やかでリズミカルな構成が空間全体の一体感を生み出しています。
新たに設けた壁は、PMKのもつクラフト感や仮設性を引き継ぎつつ、素材の対比と施工の連続性を意識した納まりとしました。限られた素材と要素の組み合わせが、機能性と柔らかさを併せ持つオフィス空間を形づくっています。

