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山本理顕へのインタビュー動画「孤立した家は存在しない」。生立ちから建築思想まで語る内容。ルイジアナ美術館の制作で2025年6月に公開されたもの(日本語で視聴可能)

山本理顕へのインタビュー動画「孤立した家は存在しない」です。生立ちから建築思想まで語る内容。ルイジアナ美術館の制作で2025年6月に公開されたもの(日本語で視聴可能)。

【ap job更新】 リノベる株式会社が、デザイン・設計パートナー(業務委託)を募集中
【ap job更新】 リノベる株式会社が、デザイン・設計パートナー(業務委託)を募集中
【ap job更新】 リノベる株式会社が、デザイン・設計パートナー(業務委託)を募集中

リノベる株式会社の、デザイン・設計パートナー(業務委託)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【デザイン・設計パートナー募集】

月1~2件のデザインを、コンスタントに。
「リノベる。」のお客様に向けた、オーダーメイドのリノベーションデザインを手がけて頂きます。

担当していただくのは、ご契約後のお客様のみ。
デザイナー自身が営業活動を行う必要はなく、お客様へのデザイン提案に集中頂けます。

秋山怜史 / 秋山立花による、群馬の「嬬恋の別荘」。かつて栄えた別荘地での計画。火山活動で森が焼かれた火成岩の大地に、こちらの世界とそちらの世界の境界を超える“舞台装置”としての建築を志向。“虚空の空間”と“風呂の空間”を線対称に配置する構成を考案
秋山怜史 / 秋山立花による、群馬の「嬬恋の別荘」。かつて栄えた別荘地での計画。火山活動で森が焼かれた火成岩の大地に、こちらの世界とそちらの世界の境界を超える“舞台装置”としての建築を志向。“虚空の空間”と“風呂の空間”を線対称に配置する構成を考案外観、敷地内の南側より見る。 photo©東涌宏和
秋山怜史 / 秋山立花による、群馬の「嬬恋の別荘」。かつて栄えた別荘地での計画。火山活動で森が焼かれた火成岩の大地に、こちらの世界とそちらの世界の境界を超える“舞台装置”としての建築を志向。“虚空の空間”と“風呂の空間”を線対称に配置する構成を考案「虚空の間」から廊下越しに「風呂場」側を見る。 photo©東涌宏和
秋山怜史 / 秋山立花による、群馬の「嬬恋の別荘」。かつて栄えた別荘地での計画。火山活動で森が焼かれた火成岩の大地に、こちらの世界とそちらの世界の境界を超える“舞台装置”としての建築を志向。“虚空の空間”と“風呂の空間”を線対称に配置する構成を考案「風呂場」から廊下越しに「虚空の間」側を見る。 photo©東涌宏和
秋山怜史 / 秋山立花による、群馬の「嬬恋の別荘」。かつて栄えた別荘地での計画。火山活動で森が焼かれた火成岩の大地に、こちらの世界とそちらの世界の境界を超える“舞台装置”としての建築を志向。“虚空の空間”と“風呂の空間”を線対称に配置する構成を考案「風呂場」から外部を見る。(建具を開けた状態) photo©東涌宏和

秋山怜史 / 秋山立花が設計した、群馬・嬬恋村の「嬬恋の別荘 G-Spiral」です。
かつて栄えた別荘地での計画です。建築家は、火山活動で森が焼かれた火成岩の大地に、こちらの世界とそちらの世界の境界を超える“舞台装置”としての建築を志向しました。そして、“虚空の空間”と“風呂の空間”を線対称に配置する構成を考案しました。

こちらの世界とは異なるそちらの世界。同じようでいて、違う世界。
偶発的であれ、意図的であれ、時に人はその境界を跨いでしまうことがある。日常的には決して混じり合うことがない世界が、ふとした瞬間に近づき、触れ合い、その境界が曖昧になることによって。
そうした現象が出現するためには一定の条件が必要になる。そして、いわば舞台装置のようなものが必要だ。それは暗く湿った井戸の底であったり、あるいは形而上的な壁であったりする。
タイミングや状況など複数の要因が揃った時、その場所は意味を帯び、異なる世界を橋渡しする役割を与えられ、そこに訪れた人を導く。そして否応なく、異なる世界へ足を踏み入れることになる。

私たちが目指したのは、井戸であり壁である。
こちらの世界とそちらの世界が交差し、その境界を超えるための舞台装置。

別荘というと、日常と非日常という対比が行われることが多いが、日常と非日常という言葉以上に、何かが決定的に違うもの。成り立ちであったり立ち振る舞いであったり、その世界を構成する要素が異なるようなもの。そうした世界観を現出させたい。

建築家によるテキストより

私たちが目指したのは、井戸であり壁である。
こちらの世界とそちらの世界が交差し、その境界を超えるための舞台装置。

別荘というと、日常と非日常という対比が行われることが多いが、日常と非日常という言葉以上に、何かが決定的に違うもの。成り立ちであったり立ち振る舞いであったり、その世界を構成する要素が異なるようなもの。そうした世界観を現出させたい。

建築家によるテキストより

この建物–あるいは舞台装置−は浅間石に覆われた大地に建つ。
浅間山の噴火によって堆積した浅間石。その力強い自然の活動によって産まれた景色を再生させる。別荘というと木々に囲まれているイメージが強く想起されるかもしれない。それこそが「自然」であると。しかし、自然は多様であり、火山活動によって木々が消失し、火成岩に覆われた状況もまた、自然である。

そこに、火山活動によって森が焼かれ、生き延びた木々が炭化し佇んでいる様を現すように小屋を建てる。
小屋にはふたつの空間があり、線対称に存在している。
同じ大きさであり、同じ高さであり、同じ構造を持つ。

一方の空間は床一面に絨毯がひかれている。そのほかには何もない、機能もない、いわば虚空である。
もう一方の空間は下へ下へと降りていく井戸のように風呂が掘られている。
同じであると同時に、異なっている。こちらの世界とそちらの世界。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 “曲線”を大切にした空間を志向し、無理のない労働環境の構築も目指す「Organic Design Inc.」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 “曲線”を大切にした空間を志向し、無理のない労働環境の構築も目指す「Organic Design Inc.」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 “曲線”を大切にした空間を志向し、無理のない労働環境の構築も目指す「Organic Design Inc.」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中

“曲線”を大切にした空間を志向し、無理のない労働環境の構築も目指す「Organic Design Inc.」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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Organic Design Incでは、「経験スタッフ」を1-2名募集しております。

今回は最近受注した集合住宅のProjectがあり、“可能であれば”、実務3年以上の経験者の参加をお待ちしております。英語できる方は尚可です。(ただし、新卒でなく経験が3年以下の方も応募は可能です)

弊社の設計はいろんな方向からの視点を巡らせ設計しています。
例えばマクロ始点では「街の縁がわ」「街のポケット」「地域の場の記憶」など、街の歴史と現況そして未来へのコンテクストを拾い上げながら、その土地にあるポテンシャルと隠れた価値をどうやって見出し「地域」や「社会」がどう良くなり発展するか、柔軟に法律の縫い多岐に考え実現できる建築空間・その素材など、地味な仕事も間接的に大切なデザインに繋がります。

一方ミクロな空間視点では、カーブな壁のデザインの光のグラデーションが引き起こす現象や、パラメトリックに仕立てる事で起こる空間への流動性によるダイナミズムを、プロジェクトに応じで組み込みたいと考えています。(もちろん施主の要望・予算などでそこまで到達できない事がほとんどなのですが、ケースバイケースでそういうことを大切に考えています)

チームとして基本計画を一緒に考える事や、目指すデザインに対する具現化、デザインに対する法規確認、基本設計、CG(RHINO, TWINMOTION等)、実施設計、申請業務、見積調整、一層引き上げる現場監理、基本設計時の概算計算方法など、建築が出来上がるまでの実務一連の作業を自分が触れる事ができます。(もちろん未知の方や現段階では自信のない方には指導していきますので、ご安心ください。)

弊社の作品のなかで好きなものがある方かつ建築が好きな方、そして弊社で長期間在籍して盛り上げてくれる方、是非ご応募戴ければと思います。一緒に切磋し成長していきたいと思います。

また当事務所では、日々スタッフが疲れ果てない働き方、余力を残し明日に繋げるために、遅くまで業務をし過ぎない働き方の中で「質」を確保することを目指しています。週休2日や休祝日は休息日として当然休みです。

マ・ヤンソン / MADによる、インスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」。ヴェネツィア・ビエンナーレの中国館の屋外での計画。建築と自然の共存への省察を促す存在を求め、伝統的な“油紙傘”から着想を得て“古代の桐油の技術”と“現代のセンシング技術”を組合わせた作品を考案
マ・ヤンソン / MADによる、インスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」。ヴェネツィア・ビエンナーレの中国館の屋外での計画。建築と自然の共存への省察を促す存在を求め、伝統的な“油紙傘”から着想を得て“古代の桐油の技術”と“現代のセンシング技術”を組合わせた作品を考案 photo courtesy of MAD
マ・ヤンソン / MADによる、インスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」。ヴェネツィア・ビエンナーレの中国館の屋外での計画。建築と自然の共存への省察を促す存在を求め、伝統的な“油紙傘”から着想を得て“古代の桐油の技術”と“現代のセンシング技術”を組合わせた作品を考案 photo courtesy of MAD
マ・ヤンソン / MADによる、インスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」。ヴェネツィア・ビエンナーレの中国館の屋外での計画。建築と自然の共存への省察を促す存在を求め、伝統的な“油紙傘”から着想を得て“古代の桐油の技術”と“現代のセンシング技術”を組合わせた作品を考案 photo courtesy of MAD

マ・ヤンソン / MADが設計した、インスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」です。
第19回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展の中国館の屋外での計画です。建築家は、建築と自然の共存への省察を促す存在を求め、伝統的な“油紙傘”から着想を得て“古代の桐油の技術”と“現代のセンシング技術”を組合わせた作品を考案しました。会期は、2025年11月23日まで。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

マ・ヤンソン / MAD:チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ
伝統と技術を通じてシェルターを再構築する

第19回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展の「インテリジェンス。ナチュラル。アーティフィシャル。コレクティブ」というテーマのもと、MADのインスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」は中国館の屋外スペースに展示されています。

このインスタレーションは、伝統的な中国の油紙傘から着想を得ており、主な素材として宣紙(Xuan paper)を使用しています。この紙は、半透明で耐水性を持たせるために、桐油(tung oil)を何度も塗布しています。この構造は、この古代の技術に新たな形とスケールを与え、日差しを遮り雨をしのぐ屋外空間へと変貌させています。

ヴェネツィアの海洋性気候は、昼と夜の間に穏やかな気温の変化をもたらし、天候は予測が難しく、強い日差し、突然の雨、時には強風が交互に現れます。アルセナーレ展示ルートの終点近くに位置する中国館の屋外庭園は、自然に足を止めたくなる場所となっています。来場者は、展示を進む中で、静かに思索したり、休息したり、あるいはただ呼吸するためのひとときへと誘われます。傘の下に足を踏み入れると、まるで親密な野外劇場に入ったかのような感覚になり、来場者は移ろう光や繊細な空気の変化に包み込まれます。来場者は、移ろう光と影の模様を体験するとともに、内側と外側の間にある微妙な温度差も感じ取ります。

チャイニーズ・ペーパー・アンブレラは、周囲の環境に応答するように設計されています。半透明の表面と通気性のある継ぎ目が、周囲の空気や光とのつながりを保ちます。暑く乾燥した日には、構造の上部に組み込まれたミストシステムが作動し、傘の下の空気を冷やして来場者の快適さを高めます。伝統的な桐油の技術と現代のセンシング技術が組み合わされ、温度、湿度、光に適応します。

【ap job更新】 京都と東京を拠点とする、関祐介が主宰の「YUSUKE SEKI STUDIO」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 京都と東京を拠点とする、関祐介が主宰の「YUSUKE SEKI STUDIO」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 京都と東京を拠点とする、関祐介が主宰の「YUSUKE SEKI STUDIO」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中Technics cafe Kyoto ©Daisuke Shima

京都と東京を拠点とする、関祐介が主宰の「YUSUKE SEKI STUDIO」の、設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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YUSUKE SEKI STUDIOは、この度新たなスタッフを募集します。

特徴としては
①現場主義であること
施工現場でのコミュニケーションや発見を重視し、柔軟にその場で設計にアドリブ的に取り込みます。
CAD図面上だけで完結しない表現を目指しているので、現場経験を大切にしたい、ものづくりのプロセスに興味がある、という方は向いていると思います。
ただし図面作業やリサーチ作業をおろそかにしているわけではありません。

②カルチャー的感度が高い
SacaiやIssey Miyake、Suba、常石ホールディングスなど規模にとらわれず、境界線を感じさせないクライアントたちとのプロジェクトが多い。
現在もホテルやオフィス、飲食店や新築ビル、アート作品制作など多彩なプロジェクトが進行中です。

また、スタジオのマーチャンダイズの展開を、友人アーティストやクライアント、海外のファッションブランドと不定期に行っています。

設計以外のカルチャーとのクロスオーバーを行うことで、多面的に社会との接続方法を考えます。

多様なプロジェクトへの参画やそこでの出会いを通じ、新たな経験や文化を吸収したいという意欲のある方はぜひご応募ください。

ODS / 鬼木孝一郎による、東京・六本木の「Ambientec Gallery Tokyo」。ポータブル照明器具ブランドの直営ギャラリー。独自の“モジュール什器”を使用し、壁・天井・フレームを黒塗装して“製品と光が浮かび上がる”空間を創出。展示室の背後に使用シーンを体感できる部屋も用意
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・六本木の「Ambientec Gallery Tokyo」。ポータブル照明器具ブランドの直営ギャラリー。独自の“モジュール什器”を使用し、壁・天井・フレームを黒塗装して“製品と光が浮かび上がる”空間を創出。展示室の背後に使用シーンを体感できる部屋も用意北側より吹抜越しに見る。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・六本木の「Ambientec Gallery Tokyo」。ポータブル照明器具ブランドの直営ギャラリー。独自の“モジュール什器”を使用し、壁・天井・フレームを黒塗装して“製品と光が浮かび上がる”空間を創出。展示室の背後に使用シーンを体感できる部屋も用意俯瞰、3階から見下ろす。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・六本木の「Ambientec Gallery Tokyo」。ポータブル照明器具ブランドの直営ギャラリー。独自の“モジュール什器”を使用し、壁・天井・フレームを黒塗装して“製品と光が浮かび上がる”空間を創出。展示室の背後に使用シーンを体感できる部屋も用意北側より開口部越しに展示エリアを見る。夜景 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、東京・六本木の「Ambientec Gallery Tokyo」。ポータブル照明器具ブランドの直営ギャラリー。独自の“モジュール什器”を使用し、壁・天井・フレームを黒塗装して“製品と光が浮かび上がる”空間を創出。展示室の背後に使用シーンを体感できる部屋も用意展示エリアからエントランス側を見る。夜景 photo©太田拓実

ODS / 鬼木孝一郎が設計した、東京・六本木の「Ambientec Gallery Tokyo」です。
ポータブル照明器具ブランドの直営ギャラリーです。建築家は、独自の“モジュール什器”を使用し、壁・天井・フレームを黒塗装して“製品と光が浮かび上がる”空間を創出しました。また、展示室の背後に使用シーンを体感できる部屋も用意されました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

高品質なポータブル照明器具を取り扱うAmbientec。六本木AXISビルにオープンした都内初の直営ギャラリー「Ambientec Gallery Tokyo」のインテリアデザインを担当。

建築家によるテキストより

建物の吹き抜けに面して配置した展示エリアは、オリジナルのモジュール什器を使用しAmbientecの全製品を紹介する空間となっている。4種類のフレームパーツを連結させてできあがるこのモジュール什器は2023年にAmbientecとの協働で開発し、ポータブル照明の魅力を正確に見せる「標本箱」となることを目指してデザインしたものである。
今回は壁、天井と合わせてフレームを黒に塗装し、より製品とその光を浮かび上がらせる効果を狙った。

建築家によるテキストより

展示エリアの後ろには、左官材や木材等の質感のある素材で仕上げた2つの部屋を計画。ハイカウンターとダイニングのような円形テーブルを配置し、遮光された部屋の中で実際に製品が使用されるシーンを体感できる空間とした。

建築家によるテキストより
浜田晶則建築設計事務所による、東京・千代田区の店舗「パンとエスプレッソと東京&TOKYO」。共用通路と駅連絡通路に挟まれた区画。行き交う人々を自然と引き込む為に、通路と同じタイルを使い“境界を曖昧”にして“店内を横切れる”平面計画を考案。“ひとつながりの土窯の様な什器”で象徴性も付与する
浜田晶則建築設計事務所による、東京・千代田区の店舗「パンとエスプレッソと東京&TOKYO」。共用通路と駅連絡通路に挟まれた区画。行き交う人々を自然と引き込む為に、通路と同じタイルを使い“境界を曖昧”にして“店内を横切れる”平面計画を考案。“ひとつながりの土窯の様な什器”で象徴性も付与する駅の連絡通路から全体を見る。 photo©千葉正人
浜田晶則建築設計事務所による、東京・千代田区の店舗「パンとエスプレッソと東京&TOKYO」。共用通路と駅連絡通路に挟まれた区画。行き交う人々を自然と引き込む為に、通路と同じタイルを使い“境界を曖昧”にして“店内を横切れる”平面計画を考案。“ひとつながりの土窯の様な什器”で象徴性も付与する共用通路から全体を見る。 photo©千葉正人
浜田晶則建築設計事務所による、東京・千代田区の店舗「パンとエスプレッソと東京&TOKYO」。共用通路と駅連絡通路に挟まれた区画。行き交う人々を自然と引き込む為に、通路と同じタイルを使い“境界を曖昧”にして“店内を横切れる”平面計画を考案。“ひとつながりの土窯の様な什器”で象徴性も付与する什器の詳細 photo©千葉正人

浜田晶則建築設計事務所が設計した、東京・千代田区の店舗「パンとエスプレッソと東京&TOKYO」です。
共用通路と駅連絡通路に挟まれた区画での計画です。建築家は、行き交う人々を自然と引き込む為に、通路と同じタイルを使い“境界を曖昧”にして“店内を横切れる”平面計画を考案しました。また、“ひとつながりの土窯の様な什器”で象徴性も付与しています。店舗の場所はこちら(Google Map)。

丸の内ビルディング内のテイクアウト専門のベーカリーの計画である。

建築家によるテキストより

リニューアルされた地下のフードゾーン「マルチカ」エリアの共用通路と駅の連絡通路に挟まれた角地に面しており、連絡通路から店舗区画を通り抜けて共用通路へと横切ることができる平面計画とした。

床には共用部の通路と同じタイルを使用し、店舗区画内に対して共用部の通路を拡張させることで区画の境界が曖昧になるようにし、通りの人々を自然と引きこもうとした。

建築家によるテキストより

2つの通路に沿って流れるように配置した什器を、土窯のように左官で仕上げた。
構造は鉄骨と木をハイブリッドさせることで、形態の自由度とスパンを両立させた。鉄骨がアーチを支える背骨の役割となり、曲線で加工した木板をワッフル上に組むことで肋状の骨組みを構成した。その上に金属のラス網と左官材を重ねて塗り、滑らかなサーフェスを成形した。
それぞれの素材特性を複合させることで、生物のように軽やかさと強さを両立する什器である。

カウンター・棚・出入口が連続する、ひとつながりの土窯のような什器が、人々が行き交う通路沿いに象徴的に存在し、人々を迎え入れ、記憶に残る場になることを期待している。

建築家によるテキストより
パナソニックが、「USBコンセント」体感セットのプレゼント企画を実施中。多数の人が利用する場所でも安心の耐久性を備え、インバウンド需要にも対応する世界共通規格
パナソニックが、「USBコンセント」体感セットのプレゼント企画を実施中。多数の人が利用する場所でも安心の耐久性を備え、インバウンド需要にも対応する世界共通規格USBコンセント(Type-C)
パナソニックが、「USBコンセント」体感セットのプレゼント企画を実施中。多数の人が利用する場所でも安心の耐久性を備え、インバウンド需要にも対応する世界共通規格ホテルへの製品の使用例

パナソニックが、「USBコンセント」体感セットのプレゼント企画を実施中です。
多数の人が利用する場所でも安心の耐久性を備え、インバウンド需要にも対応する世界共通規格です。申込期間は、2025年6月2日~2025年7月14日※ただしご応募数が定員に達し次第終了。プレゼントキャンペーンについての詳細はこちら。【ap・ad】

パナソニック株式会社エレクトリックワークス社が6月2日(月)より、
USBコンセント(Type-C)の体感セット 無料プレゼント キャンペーンを実施します。
※USB-CはUSB Implementers Forumの商標です。

応募期間|2025年6月2日~7月14日

以下に、製品の写真や使用例の写真も掲載します。

MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」。“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示。企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築。展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例とする
MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」。“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示。企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築。展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例とするチャプター3、生物多様性の促進(Promoting Biodiversity) photo©Matthias Jung
MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」。“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示。企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築。展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例とするチャプター5、既存建築の再活性化(Revitalising Existing Buildings) photo©Kunst und Ausstellungshalle der Bundesrepublik Deutschland
MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」。“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示。企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築。展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例とするチャプター7、実験への挑戦(Daring to Experiment) photo©Kunst und Ausstellungshalle der Bundesrepublik Deutschland
MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」。“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示。企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築。展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例とするチャプター6、循環の最適化(Optimising Cycles) photo©Matthias Jung

MVRDVの会場構成による、ドイツでの展覧会「WEtransFORM」です。
“持続可能な建築と都市計画の未来”を紹介する展示です。建築家は、企画内容を反映した在り方を目指し、ほぼ全てを館内に既にある素材でまかなって“没入型の空間”を構築しました。それによって、展覧会そのものを提唱する新たな建築文化の実例としています。
展覧会の会期は、2026年1月25日まで。公式ページはこちら


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

持続可能性の章ごとの物語:MVRDVがボンのブンデスクンストハレ(Bundeskunsthalle)にて「WEtransFORM」展の展示デザインを手がける

木曜日に、ドイツ・ボンのブンデスクンストハレは、MVRDVによる展示デザインで最新の展覧会「WEtransFORM:建築の未来について」を開幕しました。ブンデスクンストハレの「持続可能性と環境変化の年」の中核と位置づけられているこの展覧会は、持続可能な建築と都市計画の未来を紹介し、気候に配慮した建築文化の刷新に必要な基本的な設計原則に焦点を当てています。空間デザインは、キュレーターによる8章構成を反映しており、館内にすでにある素材だけでほぼ完全に作られた、謎めいた没入型の空間が連なっています。この循環型のデザイン手法は、展覧会そのものを、展示が提唱する新たな建築文化の実例としています。

「私たちはこれまでに、自身の作品展を数多く手がけてきたことや、ハノーバーからボゴタ、台北に至るまでの博覧会向け展示パビリオンを設計してきたことから、展示デザインにおいてかなりの専門知識を培ってきました」と、MVRDVの創設パートナーであるヤコブ・ファン・ライス(Jacob van Rijs)は語っています。「その専門知識を、誰にでもわかりやすく、多様で、情報豊かな展示づくりにおいて、ブンデスクンストハレのような権威ある機関、そして建設における持続可能な革命という重要なテーマに活かすことができるのは、とても刺激的です」

キュレーターのエヴァ・クラウス(Eva Kraus)氏とスヴェン・ザッペルト(Sven Sappelt)氏は、ニュー・ヨーロピアン・バウハウスの原則に基づいてこの展覧会を構成し、建築業界の持続可能性を探るための8つのテーマ章の構成を作り上げました。展覧会は「地球の生態系(Earth’s Ecosystem)」に関する導入章から始まり、「気候レジリエンスの強化(Strengthening Climate Resilience)」「生物多様性の促進(Promoting Biodiversity)」「十分性の実践(Practising Sufficiency)」「既存建築の再活性化(Revitalising Existing Buildings)」「循環の最適化(Optimising Cycles)」「実験への挑戦(Daring to Experiment)」「積極的な関与(Getting Actively Involved)」と題された章へと続いていきます。

MVRDVはこれら8つの章を、それぞれ独立した空間の連なりとして構想し、ブンデスクンストハレにすでにある展示資材を各テーマに対応させるという課題に自ら取り組みました。その際には、展示される素材の種類や、各展示形式が伝えるメッセージや体験的な効果を常に念頭に置いていました。これら8つの空間は、壁面のグラフィック処理によって引き立てられており、色のグラデーションがそれぞれの空間の個性を際立たせています。

【ap job更新】 不動産仲介とリノベーションをワンストップで提供する「株式会社テシオ」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
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不動産仲介とリノベーションをワンストップで提供する「株式会社テシオ」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【仕事内容】
ワンストップ型リノベーション業界で毎年成長している当社でお客様の理想の暮らしを実現するため、お客様との打ち合わせ、設計、工事監理、お引き渡しまで一貫して担当いただきます。多くのリノベーション実績もあり、お客様が思い描く理想の「住まい」を実現していきます。

打ち合わせ(間取り、デザイン提案)
基本設計、実施設計
見積もり作成(積算部門と連携して)
現場監理
引き渡し

お客様は単身からご夫婦、ファミリーと幅広く、様々な暮らしを提案いただくことが可能です。デザインから間取りなどお客様と一緒になって創っていきます。
メンバーは中途入社の方が中心のチームとなっています。いきなり上記業務をすべてお任せするのではなく、ご自身のご経験に合わせ柔軟にサポートさせていただきながら業務に取り組めるような体制も構築しておりますのでご安心ください。ハウスメーカー、設計事務所、リフォーム会社、店舗内装などの出身者を中心に幅広く在籍しております。
※お客様が物件を購入後、営業チームから引継ぎを行います。
※1件当たりのスケジュールは約5ヶ月(設計2か月、工事3か月)。スキルや希望する働き方に対して案件を振り分けていきます。

【入社後のキャリア】
チームマネジメントや設計のスペシャリストとして専門性を身につけることはもちろん、特にワークライフバランスを重視される方は、委託型の設計デザイナーとして、給与面を重視される方はインセンティブ制度や案件数に応じた給与設計のある設計職など、ご希望に合わせた柔軟な働き方も相談可能です。

【やりがい】
オーダーメイド型のためお客様の叶えたい暮らしに寄り添った設計、デザイン提案が可能
20年以上の実績があるため社内のノウハウを最大限活かし成長することが可能
意思決定がスピーディーな会社のため、様々な変化を体感できる環境です
年齢問わず風通しが良い環境のため裁量権をもってアイデアを反映できます
働き方やスケジュール管理も自身で立てられる為、働きやすい環境です

【募集背景】
中古住宅を再生し、住宅の機能を向上させて快適な住まいづくりを行うリノベーションと、不動産の仲介業をワンストップで提供するのが当社の「リノデュース」リノベーション事業です。
差別化されたサービスであるため、業績も好調です。今後の事業拡大に向けて人材拡充を行っています。
当社のリノベーション事業にとって大事な部署である設計部門であなたの経験やスキルを活かしませんか?

MADのマ・ヤンソンによる建築展「建築と感情」の会場写真。オランダの国立博物館で開催。思想や制作手法への理解を促す為に、7つの章“中国におけるMAD・アブソリュート・タワーズ・山水都市・具現化された自然・重層的な未来・つながる風景・MADの人々”で構成
MADのマ・ヤンソンによる建築展「建築と感情」の会場写真。オランダの国立博物館で開催。思想や制作手法への理解を促す為に、7つの章“中国におけるMAD・アブソリュート・タワーズ・山水都市・具現化された自然・重層的な未来・つながる風景・MADの人々”で構成 photo©Demone
MADのマ・ヤンソンによる建築展「建築と感情」の会場写真。オランダの国立博物館で開催。思想や制作手法への理解を促す為に、7つの章“中国におけるMAD・アブソリュート・タワーズ・山水都市・具現化された自然・重層的な未来・つながる風景・MADの人々”で構成 photo©Ossip van Duivenbode
MADのマ・ヤンソンによる建築展「建築と感情」の会場写真。オランダの国立博物館で開催。思想や制作手法への理解を促す為に、7つの章“中国におけるMAD・アブソリュート・タワーズ・山水都市・具現化された自然・重層的な未来・つながる風景・MADの人々”で構成 photo©Ossip van Duivenbode
MADのマ・ヤンソンによる建築展「建築と感情」の会場写真。オランダの国立博物館で開催。思想や制作手法への理解を促す為に、7つの章“中国におけるMAD・アブソリュート・タワーズ・山水都市・具現化された自然・重層的な未来・つながる風景・MADの人々”で構成 photo©Arch Exist

MADのマ・ヤンソンによる建築展「建築と感情(Architecture and Emotion)」の会場写真です。
オランダの国立博物館で開催されています。建築家とキュレーターは、思想や制作手法への理解を促す為に、7つの章“中国におけるMAD・アブソリュート・タワーズ・山水都市・具現化された自然・重層的な未来・つながる風景・MADの人々”で構成された展示を考案しました。会期は、2025年10月12日まで。展示の公式ページはこちら


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

マ・ヤンソン:建築と感情
個展がオランダのニューウェ・インスティテュートで開幕

「マ・ヤンソン:建築と感情」は、2025年5月16日にオランダのニューウェ・インスティテュートで開幕しました。ニューウェ・インスティテュートは、建築、デザイン、デジタル文化を扱うオランダの国立博物館であり、展示、調査、公共プログラムを通じて新しいアイデアの可能性を探求することに取り組んでいます。

この展覧会は、MADにとってオランダで初めての個展となります。マ・ヤンソン、ダン・チュン(Dang Qun)、早野洋介の主導で、MADはこの展覧会をニューウェ・インスティテュートとの共同の取り組みとして開催しています。この展覧会は、ニューウェ・インスティテュートの総合芸術ディレクターであるアリック・チェン(Aric Chen)が、タイン・ファン・デ・ウェイデフェン(Tijn van de Wijdeven)およびエミリー・ワインス(Emily Wijns)と共にキュレーションを担当しています。

2004年に設立されたMADは、人間、自然、そして建築環境との関係を再考することに取り組み、現代建築の限界を常に押し広げています。MADの作品は機能性を超え、空間デザインを通じて深く共鳴する体験と感情的なつながりを生み出すことを目指しています。

「この展覧会は、モダニズムやグローバリゼーションへの批評から、MADのデザイン言語の探求、住宅での暮らしやアートインスタレーションから大規模な文化・商業プロジェクトに至るまで、さまざまな視点からMADの実践にアプローチしています。これにより、マ・ヤンソンとMADの思想や制作手法に、来場者がより近づけるようになっています」と、ニューウェ・インスティテュートの総合芸術ディレクターであるアリック・チェンは語っています。「建築模型、美術作品、マルチメディアによる空間的なプレゼンテーションを通して、来場者はMADがどのように建築を用いて感情を呼び起こし、環境に応答しているかを体験することができます」

マ・ヤンソンは次のように付け加えました。「この展覧会が、来場者をMADにより近づけ、私たちの仕事への理解を深める機会となることを願っています。私たちは想像力を通じて、都市と建築に常に新たな命と活力を吹き込み、人々が自然、時間、そして世界との関係を再考するよう促してきました」

この展覧会は7つの章で構成されており、それぞれがMADの建築実践と研究における決定的な瞬間を軸としています。

・中国におけるMAD
・アブソリュート・タワーズ
・山水都市
・具現化された自然
・重層的な未来
・つながる風景
・MADの人々

27の建築および芸術作品を詳細に調査することを通じて、キュレーターたちは、MADのデザイン哲学の進化と、その発展を形作ってきた重層的な概念的アイデアをたどっています。

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私たちはこれまで、単に美しいだけでなく、そこで暮らす人が「心豊かな時間を過ごせる家」をコンセプトに一般住宅を中心に約100棟程度の設計施工を手掛けてきました。

お客様からは「また建てるなら同じ家を建てたい」という嬉しいお言葉も多数いただきます。

昨年、完成した自邸での暮らしを通じて、「毎日過ごす住宅という環境が、どれだけ私達の心や人生を支えてくれるか」その影響の大きさを改めて実感しています。
現在、私たちはこれまで培った経験を活かし、一般住宅の枠を超え、コンドミニアムやヴィラの開発にも着手しています。この新たなステージに共に挑戦していただける仲間を募集します。

建築を通じてお客様や仲間の喜びに貢献することで、建築デザインだけでなく、報酬だけでもなく、その両面を手にし自分自身の建築人生をより豊かなものにしていきたいと考える方からのご応募を心よりお待ちしています。

宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・足立区の「ルミネ北千住 社員食堂」。商業施設内の人々が利用する空間の改修。食事の場を超えた“意欲が向上する”存在を求め、性格の異なる3つのエリアをつくり“活動を誘発する”個性的な家具を配置。計画の前段として当事者を集めたWSも実施
宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・足立区の「ルミネ北千住 社員食堂」。商業施設内の人々が利用する空間の改修。食事の場を超えた“意欲が向上する”存在を求め、性格の異なる3つのエリアをつくり“活動を誘発する”個性的な家具を配置。計画の前段として当事者を集めたWSも実施「LIVELY」エリア、階段状の家具、厨房側を隠す役割とイベント時のステージの役割を担う。 photo©Yikin HYO
宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・足立区の「ルミネ北千住 社員食堂」。商業施設内の人々が利用する空間の改修。食事の場を超えた“意欲が向上する”存在を求め、性格の異なる3つのエリアをつくり“活動を誘発する”個性的な家具を配置。計画の前段として当事者を集めたWSも実施「LIVELY」エリア、開口部側からエントランス側を見る。 photo©Yikin HYO
宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・足立区の「ルミネ北千住 社員食堂」。商業施設内の人々が利用する空間の改修。食事の場を超えた“意欲が向上する”存在を求め、性格の異なる3つのエリアをつくり“活動を誘発する”個性的な家具を配置。計画の前段として当事者を集めたWSも実施「COZY」エリア photo©Yikin HYO
宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・足立区の「ルミネ北千住 社員食堂」。商業施設内の人々が利用する空間の改修。食事の場を超えた“意欲が向上する”存在を求め、性格の異なる3つのエリアをつくり“活動を誘発する”個性的な家具を配置。計画の前段として当事者を集めたWSも実施「CHATTY」エリア、ファミレス席 photo©Yikin HYO

宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・足立区の「ルミネ北千住 社員食堂」です。
商業施設内の人々が利用する空間の改修です。建築家は、食事の場を超えた“意欲が向上する”存在を求め、性格の異なる3つのエリアをつくり“活動を誘発する”個性的な家具を配置しました。また、計画の前段として当事者を集めたWSも実施されました。

ショッピングセンター、ルミネ北千住にある社員食堂のリニューアル。

本社員食堂は、ルミネで働く店舗スタッフや施設管理・営業を行うスタッフ、清掃スタッフなどの食事・休憩スペースとして利用されてきた。荒川が一望できる眺望と、リーズナブルで栄養バランスに配慮した食事を提供する食堂は人気ではあったが、内装は、老朽化と場当たり的に行われてきた改修により、統一感を欠き望ましい環境ではなかった。

また、施設管理をする施主側には、単に食事をする場所以上の使われ方を生み出すことで、働く人たちのモチベーションの向上や定着率を高め、店舗間のコラボレーションなどが生まれる雰囲気を醸成したい狙いもあった。

建築家によるテキストより

限られた設計・施工期間ではあったものの、まず施設利用当事者であり、今後企画運営も担う営業部社員を集め、自分たちの想像する利用シーンを拡張していくためのワークショップを行った。

ワークショップは事前にHAGISOの設計スタッフが食堂の現状の使われ方を丸一日現地で観察・記録した上で、様々なアイデアをアイデアカードとして用意し、その組み合わせをディスカッションする形で行われた。利用者であり企画者である参加者が数多あるアイデアカードから必要なカードを選び、レイアウトを想像していくことで当事者意識が高まっていく。

また、当初は設計範囲外であった食堂隣の室も、境界の間仕切壁を撤去することで、3つの室空間が連続的につながることになった。
ここまでの検討を通じて、家具レベルでの個別のアクティビティと、3つの室が群としてそれらを包含するエリアになりうることが見えてきた。

建築家によるテキストより

レイアウトはまず、荒川を一望できる明るくて広い中心エリアを「Lively」、自動販売機やファミレス席のあるエリアを「Chatty」、比較的自然光が届きにくく天井高が低いエリアを「Cozy」と名付け、それぞれのエリアの性格付けを明確に区別した。

「Lively」はアクティブな活動を想定したエリア。固定家具は室の際に集約し、可動でスタッキングできる家具を中心に選定している。階段状の家具は厨房側を隠す役割と、イベント時のステージとなることを意図した。

「Chatty」は気兼ねなくおしゃべりができる複数人での利用を想定したエリア。前述のファミレス席や、Livelyとの境界をまたぐかたちで配置されたビッグテーブル、スタイリング撮影が行えるフォトブースなどを用意。

「Cozy」は他とは対称的で一人用の静かなリラックスエリア。照度を抑え、壁際に並ぶソファベンチは一人ずつ袖壁で仕切ることで他者を気にせずリラックスできる。中央のロングテーブルもデスクライトによって視線を切りつつ、集中力を高める働きがある。

これら3つの性格の異なるエリアがゆるやかに場のトーンを作り出しながら、個性的な家具たちが具体的なアクティビティを誘発する。食堂として多様な過ごし方を受け入れつつ、食堂以上の場になるきっかけを仕掛けていった。

建築家によるテキストより
天然由来の亜鉛が持つ質感に注目した、ローバルの塗料「塗る亜鉛テクスチャー」の特設サイトが公開。重厚な金属感が陰影をつくり出して“平面に立体的な奥行き”を表現。木・石・プラスチック等にも塗布が可能。風合いの確認ができる“特製サンプル”のプレゼントも実施中
天然由来の亜鉛が持つ質感に注目した、ローバルの塗料「塗る亜鉛テクスチャー」の特設サイトが公開。重厚な金属感が陰影をつくり出して“平面に立体的な奥行き”を表現。木・石・プラスチック等にも塗布が可能。風合いの確認ができる“特製サンプル”のプレゼントも実施中 image courtesy of ローバル株式会社
天然由来の亜鉛が持つ質感に注目した、ローバルの塗料「塗る亜鉛テクスチャー」の特設サイトが公開。重厚な金属感が陰影をつくり出して“平面に立体的な奥行き”を表現。木・石・プラスチック等にも塗布が可能。風合いの確認ができる“特製サンプル”のプレゼントも実施中若杉グランドビル地下駐輪場(WGP)、設計:アートアンドクラフト+佐藤伸也建築設計事務所 撮影:増田好郎、photo courtesy of ローバル株式会社

天然由来の亜鉛が持つ質感や意匠性に注目した、ローバルの塗料「塗る亜鉛テクスチャー」の特設サイトが公開されています。
重厚な金属感が陰影をつくり出して“平面に立体的な奥行き”を表現します。そして、木・石・プラスチック等にも塗布が可能です。また、風合いの確認ができる“特製サンプル”のプレゼントも実施しています
「塗る亜鉛テクスチャー」の特製サンプルの申込はこちらから。【ap・ad】

亜鉛を塗る新感覚のコーティング。

天然由来の亜鉛が持つ質感や意匠性に注目した新しいコンセプトの製品『塗る亜鉛テクスチャー』が誕生しました。

まるで素材がそのまま塗られているような質感。
塗り重ねることで、見る角度によって変わる独特な陰影をつくり出し平面に立体的な奥行きを表現できます。

鉄や亜鉛めっきだけでなく、木や石、プラスチックなどにも塗装でき亜鉛が持つ落ち着いた金属感を塗布することが可能です。

鋼板でしか得られないような重厚な金属感は木材や周辺の自然の豊かな緑とも調和します。

亜鉛という天然のテクスチャーが持つ意匠性は空間を演出する素材としてイマジネーションをかきたてます

以下に、建築家の採用事例と製品写真を掲載します。

熊木英雄 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の倉庫「SASAME Depo」。倉庫や工場が“日常的な景観”の街での計画。機能を重視して無機質な建物が溢れる状況に対し、新たな故郷の景色として“記憶に残る”存在を志向。ファサードに“木組み”を配した“温もり”を感じさせる建築を考案
熊木英雄 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の倉庫「SASAME Depo」。倉庫や工場が“日常的な景観”の街での計画。機能を重視して無機質な建物が溢れる状況に対し、新たな故郷の景色として“記憶に残る”存在を志向。ファサードに“木組み”を配した“温もり”を感じさせる建築を考案外観、南側の道路より見る。夕景 photo©Yukinori Okamura
熊木英雄 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の倉庫「SASAME Depo」。倉庫や工場が“日常的な景観”の街での計画。機能を重視して無機質な建物が溢れる状況に対し、新たな故郷の景色として“記憶に残る”存在を志向。ファサードに“木組み”を配した“温もり”を感じさせる建築を考案外観、南側の道路より見る。 photo©Yukinori Okamura
熊木英雄 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の倉庫「SASAME Depo」。倉庫や工場が“日常的な景観”の街での計画。機能を重視して無機質な建物が溢れる状況に対し、新たな故郷の景色として“記憶に残る”存在を志向。ファサードに“木組み”を配した“温もり”を感じさせる建築を考案外観、敷地内の南西側より見る。 photo©Yukinori Okamura
熊木英雄 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の倉庫「SASAME Depo」。倉庫や工場が“日常的な景観”の街での計画。機能を重視して無機質な建物が溢れる状況に対し、新たな故郷の景色として“記憶に残る”存在を志向。ファサードに“木組み”を配した“温もり”を感じさせる建築を考案貨物仕分けエリアより倉庫側を見る。 photo©Yukinori Okamura

熊木英雄 / オーガニックデザインが設計した、埼玉・戸田市の倉庫「SASAME Depo」です。
倉庫や工場が“日常的な景観”の街での計画です。建築家は、機能を重視して無機質な建物が溢れる状況に対し、新たな故郷の景色として“記憶に残る”存在を志向しました。そして、ファサードに“木組み”を配した“温もり”を感じさせる建築を考案しました。

倉庫を地場産業としている地域の「景観」を見直し、倉庫を利用していないこの地に住む人々に、「場の記憶」になるような倉庫のデザインを試みました。
周辺の既存倉庫は機能のみのデザインで溢れ、人々に対し排他的・無機質に閉じており、それ故、愛想のない街並みを繰り広げてきました。そこを変えることで新しい価値がこの地域にもたらされることを目指しました。

建築家によるテキストより

当該敷地は、首都高速道路の北端IC、外環自動車道IC、バイパスに隣接する、物流に適した利便性の高い立地に位置している。
この立地は、物流輸送の要所であるとともに、市民が高速道路から市内住宅地へアクセスする際の主要な出入口でもある。

地域の歴史を振り返ると、1960年代以降、東京都に隣接する地の利を活かして、倉庫物流業が地場産業として発展してきた。一方、1985年以降には急激な住居地域化が進み、倉庫と住宅地が隣接する状況が生まれた。市民にとって、倉庫や工場群は日常的な景観でありながら、その無機質な外観から、「誇れるものではない」と認識されてきた。

しかし、倉庫群は地域に暮らす人々にとって、潜在的な故郷の風景の一部でもある。
家族や学校行事で移動する際、帰路で目にすると「地元に帰ってきた」と感じさせるのは、この倉庫群なのである。

建築家によるテキストより

本プロジェクトでは、これまでの倉庫建物の様相を継承しつつ、市民の心に残る故郷の風景を創出することを目指した。
具体的には、温もりや親しみを感じさせる杉材を使用した木組みを採用し、新たな故郷の景色として記憶に残るシンボルを目指している。
つまりこの倉庫を利用していない人に対してのデザインでもある。ただこの木組みは、荷解き場に木漏れ日をもたらし、倉庫利用者に明るさ調節とともに柔らかな印象を与える効果も考慮されている。

建築家によるテキストより

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