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ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案
ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案外観、北側の道路より見る。 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案外観、北側の道路より見る。 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案2階、廊下から吹抜側を見る。 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案2階、幼児室から吹抜側を見る。 photo©中村絵

ツバメアーキテクツが設計した、埼玉・さいたま市の「北向きに建つ保育園」です。
向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地です。建築家は、“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向しました。そして、道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案しました。

北向きに接道し、その他の三面は住宅に囲まれた敷地に建つ保育園。

建築家によるテキストより

南側はすぐアパートが迫っており、プライバシー的にどうにも窓が開けづらかった。また、そもそも保育園では日当たりの良い窓は直射日光を避けるために日常的には窓にはカーテンがかかってしまう傾向があるように感じていたので、北向きという条件を活かすことから考えた。ちょうど、北側のお向かいには、神社や屋敷の生き生きとした生垣や緑があった。

建築家によるテキストより

そこで今回は北側に1階2階をまたがる大きな窓を作ることでプライバシーを確保しつつも、向かいの緑や拡散光を取り込むということを目指した。階段も北側に配置し、階段室をホールのようにし、町と保育室の間の中間領域として位置付ける。それを南側の保育室よりも背を高くすることで南側へ小さなハイサイドライトあけ、太陽光を曲面にバウンスさせ、保育室にやわらかく取り込む。

保育室は上下階で役割を分け、1階は天高を抑えた0-2歳児のための落ち着いた空間、2階は天高が高くスパンの飛んだ3-5歳児がアクティブに使えるちょっとした体育館のような空間としている。階段室がまちとのバッファとしての光溜まりとなり、大きな窓は1階と2階と半階ズレた位置に取り付く。上下に一体感を作り出す中に、人や光、緑の変化を取り込む。

建築家によるテキストより
小野良輔と五十嵐理人による、鹿児島・奄美大島の「母子の家」。施主と母の二人家族の為の住まい。生活スタイルと呼応する在り方を求め、リビングに加え個室も中心になる“多中心な”建築を志向。大小の空間をずらして配置し“生活の中心と空間の機能の主従関係”を反転させる
小野良輔と五十嵐理人による、鹿児島・奄美大島の「母子の家」。施主と母の二人家族の為の住まい。生活スタイルと呼応する在り方を求め、リビングに加え個室も中心になる“多中心な”建築を志向。大小の空間をずらして配置し“生活の中心と空間の機能の主従関係”を反転させる外観、敷地内の北東側より見る。 photo©石井紀久
小野良輔と五十嵐理人による、鹿児島・奄美大島の「母子の家」。施主と母の二人家族の為の住まい。生活スタイルと呼応する在り方を求め、リビングに加え個室も中心になる“多中心な”建築を志向。大小の空間をずらして配置し“生活の中心と空間の機能の主従関係”を反転させる外観、敷地内の東側より見る。 photo©石井紀久
小野良輔と五十嵐理人による、鹿児島・奄美大島の「母子の家」。施主と母の二人家族の為の住まい。生活スタイルと呼応する在り方を求め、リビングに加え個室も中心になる“多中心な”建築を志向。大小の空間をずらして配置し“生活の中心と空間の機能の主従関係”を反転させる「小部屋1」から「大部屋」を見る。 photo©石井紀久
小野良輔と五十嵐理人による、鹿児島・奄美大島の「母子の家」。施主と母の二人家族の為の住まい。生活スタイルと呼応する在り方を求め、リビングに加え個室も中心になる“多中心な”建築を志向。大小の空間をずらして配置し“生活の中心と空間の機能の主従関係”を反転させる手前:「大部屋」、正面左:収納、正面右:玄関、右:「小部屋1」 photo©石井紀久

小野良輔建築設計事務所五十嵐理人 / IGArchitectsが設計した、鹿児島・奄美大島の「母子の家」です。
施主と母の二人家族の為の住まいの計画です。建築家は、生活スタイルと呼応する在り方を求め、リビングに加え個室も中心になる“多中心な”建築を志向しました。そして、大小の空間のずらした配置で“生活の中心と空間の機能の主従関係”を反転させました。

奄美大島に移り住むことを決めたクライアントとその母のための小さな住宅の計画。

彼女たちは食事のとき以外はそれぞれ個室やリビングでそれぞれ別々に過ごす生活スタイルで、それゆえにいつでもお互いの気配を感じられるような住宅のあり方が求められた。
いわゆる子育て世代の住宅のようにリビングを中心とし、個室と収納、水廻りがそれらを囲うような計画ではなく、リビングと同様に個室も中心になるような多中心的な住宅の形を模索した。

建築家によるテキストより

この住宅は、中心の大きなスペースと外周に配置した小さなボリュームによる親子関係の平面形式により構成している。
ここでは大きなスペースを「母屋(おもや)」、小さなボリュームを「子屋(こや)」と呼ぶことにする。小さなボリュームは寝室、水廻り、キッチン、ウォークインクローゼットであり、これらをずらしながら配置することで余白をつくるように中央に大きなスペースを作り出している。

高天井に設けたハイサイド窓から豊かな自然光が射し込む母屋に対し、子屋は最低限の自然採光に抑えている。これは眩しさを抑えて少し薄暗いくらいの寝室を志向したクライアントの要望から導かれたものだが、空間の陰影の差を強調することで、より母屋の空間性をニュートラルなものにしている。

形式上中心に据えられた空間は、実は個室同士を接続した渡り廊下のような空間になることを意図している。生活の中心と空間の機能の主従関係は反転していて、多中心的な関係性がつくられている。母屋と小屋の接続部には大きなFIX窓を設けていて、親・子の空間を内部で分節しながら外部の風景を採り込み、自然や集落といった外部環境を感じさせる。

建築家によるテキストより

この計画では奄美の伝統的民家にみられる分棟形式や外廊下が作り出す外部環境とのつながりを参照しながら、現代のIターンのクライアントの暮らし方に合わせて再編集を行っている。それは上記のようなボリューム形式や外部空間の取り入れ方のみならず、軒の出による雨よけ・多湿な環境に耐えうる壁や屋根の構成・強い西日の影響を受けにくい配置計画・台風の吹き上げに堪えうるディテール等にも反映されている。

建築家によるテキストより
荒尾宗平 / SIDES COREによる、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」。イベントでのフラワーアレンジも行う生花店。小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案。滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージ
荒尾宗平 / SIDES COREによる、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」。イベントでのフラワーアレンジも行う生花店。小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案。滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージ売場からカウンターを見る。 photo©大竹央祐
荒尾宗平 / SIDES COREによる、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」。イベントでのフラワーアレンジも行う生花店。小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案。滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージ売場からカウンター越しにミーティングエリアを見る。 photo©大竹央祐
荒尾宗平 / SIDES COREによる、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」。イベントでのフラワーアレンジも行う生花店。小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案。滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージミーティングエリアから売場とカウンターとワークエリアを見下ろす。 photo©大竹央祐

荒尾宗平 / SIDES COREが設計した、奈良市の店舗「GIGI VERDE Nara」です。
イベントでのフラワーアレンジも行う生花店です。デザイナーは、小売・アトリエ・打合せの場を共存させる為に、床の“隆起”で用途に応えると共にスペースを緩やかに分節もする計画を考案しました。また、滑らかなカーブは周辺の“地形”もイメージされました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

GIGI VERDEはパーティーやイベント空間のフラワーアレンジ、店頭での小売も行うフラワーショップである。

新たな拠点となる13坪の奈良店では、小さな空間の中でも小売とイベントの装花製作を行うアトリエ機能の両立、ブライダル装花の打ち合わせが落ち着いてできるスペースの実現が課題であった。

建築家によるテキストより

全ての課題を成立させるため、入り口からメインカウンター、スキップフロアへと床素材がシームレスに隆起する計画とした。
ソイルカラーの左官材で仕上げ、奈良の盆地や山々といった地形をイメージした滑らかなカーブは自然な花の色や形を際立たせる背景となる。

建築家によるテキストより

ワークエリアは複数のフローリストが多くの装花を十分製作できる広さを持ち、h950mmのカウンタートップの内側やフロア下の空間は大きな収納庫を兼ねている。

上段に設けた打ち合わせスペースはレベル差と花が緩やかな心理的境界となり落ち着いた利用が可能、店舗奥で柔らかい光を放つペンダント照明は視線を導き空間の奥行きと高さを感じさせる。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中meet tee GINZA photo©西川公朗

シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設まで様々なプロジェクトを手がける成瀬・猪熊建築設計事務所が、プロジェクトチーフ及び経験者、2025年新卒を募集。VR・BIMなど、設計ツールもアップデート。宿泊施設運営に進出する可能性あり。

【メッセージ】
私たちの事務所では、企画・建築設計・インテリア設計・家具や備品のコーディネートまで一気通貫して行なっています。
企画的な側面に踏み込んでの提案に興味のある方、建築だけでなくインテリアにも興味のある方には、非常に面白い・学びの多い事務所だと思います。私たちが培ってきたノウハウを身につけならが、事務所として更なる高みを一緒に目指していただける方のご応募をお待ちしています。

私たちの事務所では、国立公園内の観光拠点施設や、県立公園のビジターセンター・キャンプ場、ホテル、集合住宅、文化財の改修など、官民問わずさまざまなプロジェクトが進行中です。
また、地域の交流人口を増やし、元気にするための宿泊施設運営を行うことを考え始めているため、そうしたことに興味のある方もぜひご応募ください。

経験者の方は、随時募集しています。新卒の方も随時トライアルを実施していきますので、ぜひお早めにご応募ください。
事務所には子育て中のスタッフ、フルリモートで働いているスタッフもいます。スキルがあれば様々な働き方ができますので、詳細はお気軽にお問い合わせください。

【ビジョン】
私たちは、人々がシェアをする場をデザインしています。
今、社会はますます急速に変わり始めています。
その中で私たちが目指すのは、建築を通して新しい豊かさを定義し続けることです。

家族だけに縛られない多様な住まい、世界と地域をつなぐ宿泊施設、物の購入よりも体験に価値がおかれる商業施設、コミュニケーションとイノベーションがビジネスチャンスを作る時代の新しいオフィス、個人の人生に寄り添ったケアの場。これらはそれぞれ全く異なる用途でありながら、いずれも「シェア」によって価値を生み出します。

私たちはこうした「シェアする場をつくる」ために、「そこにどんな営みを作り出すか」を突き詰めます。ハードとソフトの双方を捉え、それぞれの場に相応しいコンセプトとデザインを提案しています。プロジェクトによっては企画から提案を行い、人の生き方に多様な選択肢を生み出す建築を提案しています。

設計の進め方に関しても、新しい試みを行っており、近年導入したBIMとVRによる検討は、設計段階での解像度が高まり、大きな手応えを感じているところです。

空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る
空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る外観、敷地内の北東側より見る。 photo©小川重雄
空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る1階、エントランスホールからラウンジを見る。 photo©小川重雄
空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る1階から2階への階段 photo©小川重雄
空間構想と風景研究所による、神奈川の「湘南工科大学附属高校図書館」。図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場。皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案。立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作る3階、教室C photo©小川重雄

川添善行 / 空間構想小松大祐+大島碧 / 風景研究所が設計した、神奈川・藤沢市の「湘南工科大学附属高校図書館」です。
図書館と教室が入るコロナ禍以降の新しい学びの場の計画です。建築家は、皆での図書館と教室の意味の議論を経て、閉鎖的な壁を“緩やかに解体”して両者を表裏一体に配置する構成を考案しました。また、立地と呼応する五角形平面で多方向への顔も作ることも意図されました。

コロナ禍を経て、学びのかたちが変化する最中に、次の時代の新しい学びの場をつくるという学校の構想のもと、プロジェクトがスタートした。学生や教員たちとともに、立地だけでなく図書館や教室の意味についての議論を1年ほど重ねた。
施設の老朽化とともに、時間割の制約や読書習慣の低下という高校図書館の持つ課題と、学生たちからの教室以外での居場所への要望に応えるために、面積のおよそ半分が図書館、残りの半分が教室という形式が生まれた。

建築家によるテキストより

教室をつくる閉鎖的な壁をゆるやかに解体し、教室と図書館を、壁をはさんで表裏一体に配置することで、個人的な知の吸収から、大人数での知の交換まで、さまざまな学習形態を内包する建築をめざした。

建築家によるテキストより

附属高校と大学というキャンパス内の異なるゾーンの間に位置し、高校側・大学側・道路側すべての面に顔を持つという敷地条件から、高校と大学をつなぐ場所として、五角形平面と広場をもつ計画とした。
五角形の平面をずらすことで生まれるテラスによって、内外の空間が立体的かつ一体の活動域となるように設計した。

階高は1階から順に3.5m, 4.5m, 5.5mと、上階にいくに従って階高が高くなっている。構造は耐力壁とフラットスラブの組合せであり、RC壁は各階によって異なる配置、大きさ、形状を持っている。

上階の壁は下階の異なる2つの壁にまたがるように配置することで、上階の荷重をまんべんなく下の階へと伝えることができる。2枚の壁の上にまたがる壁の位置に自由度を担保するシステムを採用することで、外部との空間の重なりやグループ単位にさまざまなバリエーションをつくるための高さ・抜け方・壁のプロポーション・向きを細かく調整することができた。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/1/13-1/19]
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/1/13-1/19]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/1/13-1/19)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 山之内淡 / AWGLによる、東京・新宿区の住戸改修「Tokyo Clubhouse」。新宿御苑に近い集合住宅での計画。友人が頻繁に訪れる施主の生活に着目し、御苑の在り方と重なる“半プライベート / 半パブリック”な場を志向。天井の凹凸等で“居場所のグラデーション”がある一室空間を作る
  2. 馬場正尊+平岩祐季 / OpenAによる、広島・福山市の「iti SETOUCHI」。解体にも莫大な費用が掛かる元百貨店を改修した複合施設。放置状態からの転換を目指し、地上階のみを再生する等の“大きく割り切った”計画を考案。街の巨大なヴォイドを“セミパブリックスペース”へと変える
  3. 吉村靖孝による、TOTOギャラリー・間での建築展「マンガアーキテクチャ――建築家の不在」。建築家の作家性を“不在”にして、7人の漫画家が吉村作品を主題に描いた“建築から発想される世界”を展示。コルシカ・川勝徳重・徳永葵・三池画丈・宇曽川正和・メグマイルランド・座二郎が手掛ける
  4. ザハ・ハディド・アーキテクツとビューロー・キューブ・パートナーズによる、セルビアの「ニコラ・テスラ博物館」。歴史ある工場建築を改修して発明家の博物館にする計画。施設に必要な循環性と機能性の向上を意図し、既存の壁や床を切り欠いて“三次元球形のヴォイド”空間をつくる
  5. 元木大輔 / DDAAによる、東京・千代田区のオフィス「HAKUHODO Gravity」。新築ビルの二つの階での計画。現代の労働環境に求められる“複雑な状況”に応える為、多様な選択肢が“相互に関係しながら機能”する空間を志向。合理性も考慮して既存のフロア材を転用した家具等で場を作り上げる
  6. 鈴木亜生 / ASEI建築設計事務所による、静岡・浜松市の住宅「BIOCHAR」。水質等に課題がある湖の畔の敷地。建築と環境の新たな関係を求め、負荷軽減ではなく回復させる“リジェネラティブ”な設計を志向。地域の廃材から“水質浄化機能”をもつ“バイオ炭ブロック”を開発して内外に使う
  7. 吉村靖孝による、TOTOギャラリー・間での展覧会の概要が公開。タイトルは「マンガアーキテクチャ――建築家の不在」。吉村の建築作品をテーマに、漫画家のコルシカ・川勝徳重・徳永葵・三池画丈・宇曽川正和・メグマイルランド・座二郎が描き下ろす
  8. HYG ARCHITECTSと櫻井春美による、東京・日野市の「高幡山の家」。山の尾根近くの住宅地に建つ設計者の自邸。“多様な居心地の良い場所”のある住宅を求め、“敷地までの自然豊かなシークエンス”を引き込むような設計を志向。各々の空間と庭が呼応する凸凹の平面形状の建築を考案
  9. 今津康夫 / ninkipen!による、愛知の店舗「guji名古屋」。出入口が手前に1つしかない600㎡超のL型の区画。奥まで“いかに引き込むか”を課題とし、空間の折れ点に“島状のレジスペース”を据えて中継点とする構成を考案。床材の角度をつけた配置でも人の流れを誘う
  10. マ・ヤンソン / MADによる、中国・広東省の「The Never Hut」。歴史ある村で行われる芸術祭での計画。かつての小学校の遊び場を敷地とし、集合的記憶に敬意を表しながら周囲に“新たな生命と目的”を与える存在を志向。地域の遺構や地形も参照した“円盤状”の建築を考案
  11. 武田慎太良+篠元貴之+住野裕樹 / MYSTによる、愛知・名古屋市の店舗「ESSENCE」。アロマ等の香りを扱うカフェバーの内装計画。様々な表情を見せる“魅惑的な煙”を参照し、強弱や緩急があり“奥へと誘なう”空間を志向。平安時代から使われる深みのある色を用いて動きのある場に落ち着きも与える
  12. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、東京・渋谷区の店舗「無印良品 代官山」。商品そのものが“クローズアップ”され“インテリア”となるスペースを志向
  13. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「Marisfrolg ショールーム」。ファッション企業の施設内の約3,000㎡のスペース。本社建物で特徴的な“蝶の羽”構造との呼応も意図し、“ダイナミズム”という建築言語を体現する空間を志向。施主が手掛ける製品の特徴“タイムレス”も参照
  14. 吉村真基建築計画事務所|MYAOによる、愛知・岡崎市の店舗「ENCとしば太」。外装を触れない木造平屋テナントでの計画。内装だけで環境と接続する方法を模索し、“店舗空間の外部化”と“風景の内部化”のアプローチを考案。客席を部分的にテラス化して周囲と呼応する素材を仕上げに取入れる
  15. 坂茂へのインタビュー動画「私は建築家に失望しています」。国内外の代表作品も紹介。ルイジアナ美術館の制作で2025年1月に公開されたもの
  16. 鎌倉市の新庁舎等基本設計プロポーザルで、日建設計が最優秀者に選定。コンセプトは「ひとつながりの未来の庁舎『鎌倉ONE』」。提案のイメージも公開
  17. 山口誠デザインによる、東京・台東区の、オフィスビル「MONOSPINAL」(竣工前)。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
  18. 鈴木雅也建築設計事務所による、千葉・松戸市の「仲井町の家」。景観と採光や通風に恵まれた土地での計画。“心地よい原初的な”住まいを目指し、間口や棟間隔の調整などで母屋・中庭・離れが一体となる建築を考案。状況に応じて各々が居場所を見つけられる“寛容な空間”も意図
  19. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」(maison owl) がレストランとしての一般予約受付を開始
  20. 北川啓介+北川珠美 / 北川建築研究所+名古屋工業大学北川啓介研究室による、愛知県名古屋市の住宅「H house」のオープンハウスが開催[2014/11/8]

ファラによる講演「Cheshire cats & Trojan horses」の動画。スイス連邦工科大学ローザンヌ校で2024年10月に行われたもの 大西麻貴+百田有希 / o+hによる講演会「生きた全体――A Living Whole」の動画。TOTOギャラリー・間での展覧会に合わせて2024年9月に行われたもの

大西麻貴+百田有希 / o+hによる講演会「生きた全体――A Living Whole」の動画です。TOTOギャラリー・間での展覧会に合わせて2024年9月に行われたもの。2026年3月15日までの期間限定の公開(予定)。アーキテクチャーフォトでは、建築展「生きた全体――A Living Whole」を特集記事として紹介しています。

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「Marisfrolg ショールーム」。ファッション企業の施設内の約3,000㎡のスペース。本社建物で特徴的な“蝶の羽”構造との呼応も意図し、“ダイナミズム”という建築言語を体現する空間を志向。施主が手掛ける製品の特徴“タイムレス”も参照
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「Marisfrolg ショールーム」。ファッション企業の施設内の約3,000㎡のスペース。本社建物で特徴的な“蝶の羽”構造との呼応も意図し、“ダイナミズム”という建築言語を体現する空間を志向。施主が手掛ける製品の特徴“タイムレス”も参照 photo©Zhu Yumeng
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「Marisfrolg ショールーム」。ファッション企業の施設内の約3,000㎡のスペース。本社建物で特徴的な“蝶の羽”構造との呼応も意図し、“ダイナミズム”という建築言語を体現する空間を志向。施主が手掛ける製品の特徴“タイムレス”も参照 photo courtesy of Marisfrolg
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・深センの「Marisfrolg ショールーム」。ファッション企業の施設内の約3,000㎡のスペース。本社建物で特徴的な“蝶の羽”構造との呼応も意図し、“ダイナミズム”という建築言語を体現する空間を志向。施主が手掛ける製品の特徴“タイムレス”も参照 photo©Zhu Yumeng

ザハ・ハディド・アーキテクツが設計した、中国・深センの「Marisfrolg ショールーム」です。
ファッション企業の施設内の約3,000㎡のスペースです。建築家は、本社建物で特徴的な“蝶の羽”構造との呼応も意図し、“ダイナミズム”という建築言語を体現する空間を志向しました。また、施主が手掛ける製品の特徴“タイムレス”も参照されました。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

Marisfrolg ショールームが深センにオープン

Marisfrolg ファッショングループの深センキャンパスの中心に位置する、ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)による2,900㎡のMarisfrolg ショールームの内装は、同グループの9つのユニークなブランドに体現されている、豊かなテキスタイル、時代を超えたデザイン、精密な仕立てから着想を得ています。

1993年に設立されたMarisfrolg ファッショングループは、100の都市に400店舗以上へと成長し、世界中の革新的なデザイナーと協力して、グループの最高の品質とクラフトマンシップへの揺るぎないコミットメントを示すコレクションを生み出しています。

旗艦店、期間限定の展示やイベントのためのポップアップストア、装飾品や家具のホームウェアギャラリー、カフェ、屋外の中庭を備えたZHAのインテリアは、Marisfrolgのユニークなブランドの精神を伝えるものです。

本社の特徴である「蝶の羽」の構造を反映し、ZHAのショールームデザインは、ダイナミズムという統一された建築言語を体現しています。それぞれのブランドには、個々の独自性を表現するための固有の要素があり、それが異なる空間体験を創り出しています。

再生骨材で造られたMarisfrolg ショールームは、グループにとって素材豊かなギャラリーとなっています。その床材には、リサイクルされた砕いたガラス、石英、砂、石が使用されており、仕切り壁はガラス繊維強化石膏(GRG)で鋳造され、リサイクル可能なワックス型を用いて製作されています。このワックス型は、溶かして再び加工することで再利用されています。

ショールームのZHAがデザインした家具やディスプレイは、ガラス、プラスチック、紙、布、木、陶器など、さまざまなリサイクル素材で構成されており、それぞれがMarisfrolgのブランドや製品を映し出し、補完するように特別にデザインされています。

【ap job更新】 “祈りと遊び”をコンセプトに活動する「栗生明+北川・上田総合計画」が、春季インターン(教育的内容)を募集中
【ap job更新】 “祈りと遊び”をコンセプトに活動する「栗生明+北川・上田総合計画」が、春季インターン(教育的内容)を募集中
【ap job更新】 “祈りと遊び”をコンセプトに活動する「栗生明+北川・上田総合計画」が、春季インターン(教育的内容)を募集中神戸市立自然の家『そうぞうのすみか』|2024

“祈りと遊び”をコンセプトに活動する「栗生明+北川・上田総合計画」の、春季インターン(教育的内容)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

アイデアコンペ形式の共通課題や伊豆の建築ツアー、多彩なレクチャーなどで学びを深める教育性の高い春季インターンシップを開催(2025/3/14~28)

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「栗生明+北川・上田総合計画」では、昨年に続き2025年・春季インターンを募集します。

※本件はインターンシップ(=労働者性の伴わない就業体験・無給)の募集です。労働者性の伴う有給のアルバイトの募集も随時行っております。
(インターンシップの位置付けは下記の「募集内容」もご参照ください)

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プログラムのテーマは「祈りと遊び」です。
「祈り(pray)」も「遊び(play)」も、私たちが取り組む事業領域に共通する概念であり、近年のプロジェクトでも、現代における新しい仏堂のあり方や、次世代を育む創造的な遊び場をデザインしてきました。

【プログラム内容 | 設計事務所の就業体験+共通の課題を通じた学び】
全2週間のインターンシップの中で、建築家による複数回のレクチャーやディスカッション、伊豆及び都内の弊社設計ミュージアムの見学ツアー等を行い、参加者が共通の課題に取り組みます。

1、建築家・栗生明によるレクチャー「祈りの空間」
弊社がこれまでに設計に携わった「国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館」、「平等院宝物館・鳳翔館」、「伊勢神宮式年遷宮記念・せんぐう館」、「かんなみ仏の里美術館」、「奈良国立博物館・なら仏像館」、「半蔵門ミュージアム」などの建築を紹介しながら、「祈りのための空間」、「祈りに関わる空間」、「祈りを誘発する空間」についてお話しします。

2、共通課題「祈りと遊び」
各プログラムと並行して、アイデアコンペ形式で新しい「祈りの空間」や「遊び場」のあり方を提案していただきます。リサーチやディスカッションを経て最終発表・講評を行い、最優秀者「栗生明賞」を決定します。

3,設計者による「かんなみ仏の里美術館」ほか見学ツアー
弊社が設計を行い、2012年に開館した伊豆の「かんなみ仏の里美術館」を見学します。見学に先 立って実際の図面を読み解きながら、実務における設計図書の構成や、業務の流れを学びます。

4、ディスカッション「建築設計事務所ってどんな仕事?若手スタッフの体験談を通して」
弊社の入社3年目のスタッフが担当した直近のプロジェクトの実体験を通じて、建築設計事務所での業務の内容や環境についてのリアルな声に触れ、建築設計の仕事やキャリア形成について考えます。

5、実務の視点からの「東京国立博物館」解説ツアー
多くの博物館や文化財関連施設の設計の担当実績を持つ代表の北川典義が、実務設計者の視点から東京国立博物館を案内します。建築のみならず、「展示ケース」や「照明計画」など、専門性の高い内容にも触れながら展示環境を見る目を養います。

6、レクチャー「建築設計事務所の経営戦略」
「組織設計事務所」や「ゼネコン設計部」とも異なる「アトリエ設計事務所」の経営戦略について、建築家・栗生明が設立した「栗生総合計画事務所」から事業承継した現体制での取り組みを紹介しながら、設計事務所の多様な事業展開の可能性について議論します。

【ap job更新】 代官山を拠点に活動する「梅澤竜也 / ALA INC.」が、設計スタッフ・アルバイト・事務職を募集中
【ap job更新】 代官山を拠点に活動する「梅澤竜也 / ALA INC.」が、設計スタッフ・アルバイト・事務職を募集中
【ap job更新】 代官山を拠点に活動する「梅澤竜也 / ALA INC.」が、設計スタッフ・アルバイト・事務職を募集中

代官山を拠点に活動する「梅澤竜也 / ALA INC.」の、設計スタッフ・アルバイト・事務職 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【私たちについて】
Architectural Laboratory for Art(ALA INC.)は、建築の世界におけるアートの実験場です。
与件への理解や周囲への思いやり〈理性〉と、一人ひとりの感覚が持つイメージや言葉〈直感〉を大切にしています。
そのような〈理性〉と〈直観〉から生まれてくる“アート”の創作が人々や社会を豊かにする、と信じて設計活動をしています。

【環境】
事務所は代官山蔦屋書店のすぐ近くの賑わいがあって洗練された環境にあります。昼食・カフェ費用の補助の他、芸術鑑賞の費用全額負担やマッサージ・スパ・スポーツ費用の補助もあります。
様々な種類、場所のプロジェクトを教育的な環境で学ぶことができ、また外国人クライアントが多く、ビジネス英語に良く触れる機会があり、英語を学びたい方、将来は海外での就労を目指している方にも良い環境です。

【現在の主なプロジェクト】
1000m2の別荘兼ホテル、町の新しいランドマークとなるレストラン、200年の歴史を持つ酒蔵を改装した日本酒を中心としたカフェ・スパ施設、アートと農業をミックスした村のようなレジデンシャルプロジェクト、都市部の共同住宅、10万m2のニセコの大きな開発。
現在、下記の設計スタッフ、事務スタッフの募集をしています。
デザインが大好きな方募集しております。興味のある方は是非ご連絡ください!

【代表プロフィール】
梅澤竜也
1982年東京都生まれ。2008年隈研吾建築都市設計事務所入社。
海外プロジェクトやアートプロジェクトを主に担当。設計室長を経て、独立。
2017年に ALA INC. 設立、主宰。

今津康夫 / ninkipen!による、愛知の店舗「guji名古屋」。出入口が手前に1つしかない600㎡超のL型の区画。奥まで“いかに引き込むか”を課題とし、空間の折れ点に“島状のレジスペース”を据えて中継点とする構成を考案。床材の角度をつけた配置でも人の流れを誘う
今津康夫 / ninkipen!による、愛知の店舗「guji名古屋」。出入口が手前に1つしかない600㎡超のL型の区画。奥まで“いかに引き込むか”を課題とし、空間の折れ点に“島状のレジスペース”を据えて中継点とする構成を考案。床材の角度をつけた配置でも人の流れを誘う売場、L型区画の角部から全体を見る。 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、愛知の店舗「guji名古屋」。出入口が手前に1つしかない600㎡超のL型の区画。奥まで“いかに引き込むか”を課題とし、空間の折れ点に“島状のレジスペース”を据えて中継点とする構成を考案。床材の角度をつけた配置でも人の流れを誘う売場から開口部越しに外部を見る。 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、愛知の店舗「guji名古屋」。出入口が手前に1つしかない600㎡超のL型の区画。奥まで“いかに引き込むか”を課題とし、空間の折れ点に“島状のレジスペース”を据えて中継点とする構成を考案。床材の角度をつけた配置でも人の流れを誘う売場、奥側からレジスペースを見る。 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、愛知の店舗「guji名古屋」。出入口が手前に1つしかない600㎡超のL型の区画。奥まで“いかに引き込むか”を課題とし、空間の折れ点に“島状のレジスペース”を据えて中継点とする構成を考案。床材の角度をつけた配置でも人の流れを誘う売場から「リペアショップ」を見る。 photo©河田弘樹

今津康夫 / ninkipen!が設計した、愛知の店舗「guji名古屋」です。
出入口が手前に1つしかない600㎡超のL型の区画での計画です。建築家は、奥まで“いかに引き込むか”を課題とし、空間の折れ点に“島状のレジスペース”を据えて中継点とする構成を考案しました。また、床材の角度をつけた配置でも人の流れを誘います。店舗の場所はこちら(Google Map)。

名古屋ささしまライブ駅直結の大型複合施設の2階に位置するセレクトショップのインテリアデザインである。

L型に折れる200坪の区画はガラス張りで開放感は十分であるが、入口が手前に1つしかなく、奥の売り場まで動線をいかに引き込むかが課題となった。

建築家によるテキストより

まず初めにL型の入り隅部分の壁を45度にカットし視界を拡げ、その手前をディスプレイスペースとして余白を作り、そこに360度気配りのできる島状のレジスペースを据えて、店中央の折れ点に中継点の役割を持たせた。

次に3色のカーペットを45度のバイアスに敷いて床に斜めのベクトルを作り、回遊する人の流れを奥へと誘う矢印とした。

建築家によるテキストより

クラスターを作りつつ整然とグリッドに並んだ什器は、色を横断して多様な幾何学を結びながら、小さな揺らぎを随所に生み出している。2本の欅の塊は丸太を購入し、木肌を読んで慎重に製材して生命力が溢れる姿に切り出した。

建築家によるテキストより
吉村靖孝による、TOTOギャラリー・間での建築展「マンガアーキテクチャ――建築家の不在」。建築家の作家性を“不在”にして、7人の漫画家が吉村作品を主題に描いた“建築から発想される世界”を展示。コルシカ・川勝徳重・徳永葵・三池画丈・宇曽川正和・メグマイルランド・座二郎が手掛ける
吉村靖孝による、TOTOギャラリー・間での建築展「マンガアーキテクチャ――建築家の不在」。建築家の作家性を“不在”にして、7人の漫画家が吉村作品を主題に描いた“建築から発想される世界”を展示。コルシカ・川勝徳重・徳永葵・三池画丈・宇曽川正和・メグマイルランド・座二郎が手掛けるギャラリー1、エントランス側から中庭側を見る。 photo©architecturephoto
吉村靖孝による、TOTOギャラリー・間での建築展「マンガアーキテクチャ――建築家の不在」。建築家の作家性を“不在”にして、7人の漫画家が吉村作品を主題に描いた“建築から発想される世界”を展示。コルシカ・川勝徳重・徳永葵・三池画丈・宇曽川正和・メグマイルランド・座二郎が手掛ける中庭、「スケールフィギュアの庭」 photo©architecturephoto
吉村靖孝による、TOTOギャラリー・間での建築展「マンガアーキテクチャ――建築家の不在」。建築家の作家性を“不在”にして、7人の漫画家が吉村作品を主題に描いた“建築から発想される世界”を展示。コルシカ・川勝徳重・徳永葵・三池画丈・宇曽川正和・メグマイルランド・座二郎が手掛けるギャラリー2、奥側からエントランス側を見る。 photo©architecturephoto

吉村靖孝による、TOTOギャラリー・間での建築展「マンガアーキテクチャ――建築家の不在」の会場写真です。
建築家の作家性を“不在”にして、7人の漫画家が吉村作品を主題に描いた“建築から発想される世界”を展示する内容です。コルシカ・川勝徳重・徳永葵・三池画丈・宇曽川正和・メグマイルランド・座二郎が手掛けています。
会期は2025年1月16日~3月23日です。展覧会の公式サイトはこちら。また、2025年2月21日には、千代田区のイイノホールで吉村の講演会も企画されています(要事前申込:2025年2月9日締切)。

TOTOギャラリー・間では、「吉村靖孝展 マンガアーキテクチャ――建築家の不在」を開催します。

吉村靖孝氏は建築活動の初期の頃より、建築が人びとのふるまいなどの自発的な動きと、社会制度や状況など多様な社会的条件との架け橋になれるよう、両者のさまざまな関係構築を試みてきました。

たとえば、既成のテント倉庫で木造建築を覆うことで、大きな一室空間の下で子どもがのびのびと過ごせる子育て支援施設を実現した「フクマスベース」(2016年)、建築を不動産と動産のあいだととらえ、土地に縛られずに住む場所の選択ができる生活を仮想した「半動産建築」の「ホームトゥーゴー#001」(2019年)、人間だけでなく動物もともに幸せな人生を送れるアニマル・ウェルフェア社会を構想した「滝ヶ原チキンビレジ」(2021年)など、これから日本が直面する人口減少社会における、新しい住まいや暮らしのあり方を模索しています。

吉村氏が探究するこれら現代社会における建築の拡張性をさらに進めるために、仮に建築家個人の作家性を「不在」にしたら何が起きるのか? 氏が自らの作品を題材に、本展覧会を通して問いかけます。

本展では、吉村氏の7つのプロジェクトを異なる漫画家が7つのストーリーとして描き下ろすことにより、建築の新たな解釈の可能性を探ります。二次元の絵画表現の中でも特に独自の発達を遂げ、私たちの日常生活にも馴染み深いものとなった漫画の世界。漫画が建築と出逢い、建築家の手を離れた先に描かれるものはなにか。建築と漫画のコラボレーションによって生まれるものを、発見していただければ幸いです。

リリーステキストより
元木大輔 / DDAAによる、東京・千代田区のオフィス「HAKUHODO Gravity」。新築ビルの二つの階での計画。現代の労働環境に求められる“複雑な状況”に応える為、多様な選択肢が“相互に関係しながら機能”する空間を志向。合理性も考慮して既存のフロア材を転用した家具等で場を作り上げる
元木大輔 / DDAAによる、東京・千代田区のオフィス「HAKUHODO Gravity」。新築ビルの二つの階での計画。現代の労働環境に求められる“複雑な状況”に応える為、多様な選択肢が“相互に関係しながら機能”する空間を志向。合理性も考慮して既存のフロア材を転用した家具等で場を作り上げる下階、受付の横にあるラウンジ photo©Kenta Hasegawa
元木大輔 / DDAAによる、東京・千代田区のオフィス「HAKUHODO Gravity」。新築ビルの二つの階での計画。現代の労働環境に求められる“複雑な状況”に応える為、多様な選択肢が“相互に関係しながら機能”する空間を志向。合理性も考慮して既存のフロア材を転用した家具等で場を作り上げる下階、ワークスペース photo©Kenta Hasegawa
元木大輔 / DDAAによる、東京・千代田区のオフィス「HAKUHODO Gravity」。新築ビルの二つの階での計画。現代の労働環境に求められる“複雑な状況”に応える為、多様な選択肢が“相互に関係しながら機能”する空間を志向。合理性も考慮して既存のフロア材を転用した家具等で場を作り上げる上階、プレゼンルーム photo©Kenta Hasegawa
元木大輔 / DDAAによる、東京・千代田区のオフィス「HAKUHODO Gravity」。新築ビルの二つの階での計画。現代の労働環境に求められる“複雑な状況”に応える為、多様な選択肢が“相互に関係しながら機能”する空間を志向。合理性も考慮して既存のフロア材を転用した家具等で場を作り上げる下階、ラウンジ内の個室と家具 photo©Kenta Hasegawa

元木大輔 / DDAAが設計した、東京・千代田区のオフィス「HAKUHODO Gravity」です。
新築ビルの二つの階での計画です。建築家は、現代の労働環境に求められる“複雑な状況”に応える為、多様な選択肢が“相互に関係しながら機能”する空間を志向しました。そして、合理性も考慮して既存のフロア材を転用した家具等で場を作り上げました。

オフィスとはなんだろう。
コロナ禍を経て、オンラインミーティングやリモートワークがとても日常的になった。通信環境の充実によってどこでも仕事ができるようになり、家とオフィスの境界はあいまいになっていき、オフィスの存在意義や定義がどんどん難しくなっている。

家で仕事ができれば通勤時間はなくなり、より自由に時間を使えるようになる一方で、公私の境界が曖昧になりオンとオフの切り替えに悩まされる。人間関係のない気兼ねなさを謳歌する一方で、人とのコミュニケーションを切望する。人との繋がりや誰かに相談できる環境を求める人もいれば、1人で黙々と作業をしたい人もいる。音楽をかけたい人もいれば、耳栓をすることで集中力が増す人もいるし、明るい空間が好きな人もいれば、暗い方が良いという人もいる。

建築家によるテキストより

博報堂Gravityはファッション・ラグジュアリー・ライフスタイル業界に特化した広告会社である。
彼らの新しいオフィスを考える上で、「mingle」というキーワードがクライアントからあがった。mingleとは、一緒になる、出会って何かが生まれる、それぞれの特質を失わせない状態で混ぜ合わせる、一つにする…といった意味がある。できたてのカフェラテのように、いくつかの色がマーブル状に混在している状態を表す言葉としてぴったりだと思った。

今回のプロジェクトは新築ビルへのオフィス移転計画だ。移転先のビルは典型的なオフィスビルではあるものの、コロナ禍以降の考え方が色濃く反映されていて、柱裏のカーテンウォールが通風のために開閉することができ、各フロアにはテラスがあり、さらにほぼ4面から採光を得ることができ、窓の外からは皇居の緑が見える。この風通しと光環境の良さを活かして、様々な機能がグラデーション状に繋がっている状態をデザインしたいと考えた。

建築家によるテキストより

コロナ禍を経て通信環境の充実した現代にあって、わざわざ会社に行くのは、コミュニケーションの機会を増やすということと、家より充実した選択肢がある場所だからだ。そこで、まずは選択肢の充実を図るべく、オフィスでの過ごし方の可能性を羅列してみることにした。例えば下記のようなスペースだ。

・家のような個室で他人の視線を気にせず作業する
・誰かと共有した空間で作業する
・ちらかすことができる
・隣の作業を見ることができる
・キッチンでコーヒーやお茶を淹れる
・だらだらしたりリラックスしたりする
・足を伸ばす
・雑談する
・他のチームの活動を横目に見る
・喫煙所のような”裏”で休憩する
・大きなテーブルでディスカッションする
・大勢で集まってイベントを行う
・狭い場所に籠る…….

ここに並べた例はほんの一部だが、こうして出てきた選択肢を俯瞰して眺めると、個人とチーム、集中とリラックスの軸でまとめることができそうだと気づいた。これらの相反する環境をそれぞれ独立して配置するのではなく、大きなワンルームの中で互いに関係しながら機能するような状態を目指して平面計画をスタディした。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中

若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

フリーダムアーキテクツは、完全自由設計の注文住宅を手掛ける設計事務所です。

【働く環境】
社員の7割~8割が設計者で、さまざまなバックグラウンドを持つ方が活躍中です。経験・知識が豊富な先輩たちに常に囲まれながら、困ったときには気軽に相談できます。自分に合ったキャリア形成ができる環境が整っています。

独立したいと考えている方にもおすすめ!
集客等、経営に必要な知識や独立する為のノウハウを体系的に学べます。
実際に独立して活躍している方も多く、学びの多い環境です。

□先輩たちの主な前職
アトリエ系設計事務所、工務店、ハウスメーカー、個人設計事務所、組織設計事務所…など

また、国内初BIM確認申請など、BIMの活用で業務の効率化や最適化、デザインの向上を実現しています。
VRや3次元モデルも導入し、図面だけでは伝わりにくい設計イメージをお客さまに分かり易く説明できるようになりました。天井の高さやキッチンの作業台の高さなど、細かなイメージもすり合わせることが可能です。

【成長環境を完備】
これまで未経験・経験浅めのレベル感から、設計の主担当まで社員を育成してきた実績が多い同社。
現場目線で求められる、あらゆるサポート体制が整っているのは同社ならではの特長です。
ご契約~着工、引き渡しまで一貫して携われる裁量大きい働き方のため、若手から自分の作品を創造するという経験を積むことができます。

また、社員の大半が設計者であることも大きなポイント。
周りには常に経験豊富な設計の先輩たちがおり、気軽に何でも話しやすいフランクな雰囲気のため、困ったときでも安心できます。
日々の業務を通して、刺激を受けやすいのも同社ならではの魅力でしょう。
「設計のプロ」として豊富な経験と高いスキルを得るならば、最適な環境です。

山之内淡 / AWGLによる、東京・新宿区の住戸改修「Tokyo Clubhouse」。新宿御苑に近い集合住宅での計画。友人が頻繁に訪れる施主の生活に着目し、御苑の在り方と重なる“半プライベート / 半パブリック”な場を志向。天井の凹凸等で“居場所のグラデーション”がある一室空間を作る
山之内淡 / AWGLによる、東京・新宿区の住戸改修「Tokyo Clubhouse」。新宿御苑に近い集合住宅での計画。友人が頻繁に訪れる施主の生活に着目し、御苑の在り方と重なる“半プライベート / 半パブリック”な場を志向。天井の凹凸等で“居場所のグラデーション”がある一室空間を作る左:「レンガ敷きエリア」、右:「古材敷きエリア」 photo©Toshiyuki Udagawa
山之内淡 / AWGLによる、東京・新宿区の住戸改修「Tokyo Clubhouse」。新宿御苑に近い集合住宅での計画。友人が頻繁に訪れる施主の生活に着目し、御苑の在り方と重なる“半プライベート / 半パブリック”な場を志向。天井の凹凸等で“居場所のグラデーション”がある一室空間を作る「古材敷きエリア」から「レンガ敷きエリア」を見る。 photo©Toshiyuki Udagawa
山之内淡 / AWGLによる、東京・新宿区の住戸改修「Tokyo Clubhouse」。新宿御苑に近い集合住宅での計画。友人が頻繁に訪れる施主の生活に着目し、御苑の在り方と重なる“半プライベート / 半パブリック”な場を志向。天井の凹凸等で“居場所のグラデーション”がある一室空間を作る「レンガ敷きエリア」から「セミパブリック玄関」とキッチンを見る。 photo©Toshiyuki Udagawa
山之内淡 / AWGLによる、東京・新宿区の住戸改修「Tokyo Clubhouse」。新宿御苑に近い集合住宅での計画。友人が頻繁に訪れる施主の生活に着目し、御苑の在り方と重なる“半プライベート / 半パブリック”な場を志向。天井の凹凸等で“居場所のグラデーション”がある一室空間を作る天井の詳細 photo©Toshiyuki Udagawa

山之内淡 / AWGLが設計した、東京・新宿区の住戸改修「Tokyo Clubhouse」です。
新宿御苑に近い集合住宅での計画です。建築家は、友人が頻繁に訪れる施主の生活に着目し、御苑の在り方と重なる“半プライベート / 半パブリック”な場を志向しました。そして、天井の凹凸等で“居場所のグラデーション”がある一室空間を作りだしました。

東京都心、新宿御苑近くの居住用マンションのリノベーション計画。
コンセプトは「会員制のクラブハウスのような家」である。平面を大きなワンルーム空間として計画し、天井の凹凸のみで空間を仕切っている。

家主が居ても居なくても友人・知人が家に遊びに来て集まっているという、オーナーのライフスタイルから着想を受け、半プライベート / 半パブリックであり、まさに会員制のクラブハウスのような住居形式を、具体的な建築のかたちで実現した。

建築家によるテキストより

最初に、新宿御苑がどのような場所かについて触れておきたい。

新宿御苑は、明治39年(1906年)に設立した東京都新宿の都心に位置する歴史ある国民公園であり、広さ58.3ha周囲3.5kmの広大な庭園である。また、入場には数ドルの入場料がかかる。入場が有料であることも東京では珍しく、特別な場所として一般的にも認識されている稀有な公園である。つまり、新宿御苑という場所は、完全なパブリック空間ではなく、誰でも利用できる公園でありながらも、入場が有料であることによって、構造としても体験としても、ある種のプライベート性を帯びている場所なのである。

一方で、新宿御苑は、特に日本のpopカルチャーを愛する人々にとって、他にはない特別な意味を持っていることにも触れないわけにはいかないだろう。

新宿御苑は、アニメーション映画監督新海誠による46分間の中編映画作品“言の葉の庭”の舞台だからだ。
梅雨の時期の新宿御苑で、靴職人を目指す高校生・タカオと謎めいた年上の女性・ユキノが出会うことから物語は始まる。タカオとユキノが出会ったのは、雨が降る日の午前で、新宿御苑に点在する東屋で雨宿りをした際のことである。二人は雨の日の東屋での再会を繰り返しながら仲を深めていく。そして、物語の舞台になった東屋は実在する。

建築家によるテキストより

本プロジェクトの核心である、施主のユニークで魅力的なライフスタイルについて触れていきたい。
施主は、30代の一人暮らしの男性(仮に“K君”と呼ぶ)で、2匹の愛猫と暮らしている会社員である。K君は、週のほとんどを、友達と一緒に過ごす。具体的には、たくさんの友人たちが、代わる代わる、K君の家を訪れる。彼の友人たちは、K君の家で、思い思いの時間を過ごし、それぞれの家に帰っていく。

驚いたのは、家主であるK君が居ても居なくても、K君の家には彼の友人たちが訪れ自由に過ごしていることだ。K君のご友人の方々にとって、K君の家は、第2・第3のリビングルームのような、心地よい自分たちの居場所なのかもしれない。K君のご友人の方々には、それぞれに仕事があり、家庭がある方もいて、それぞれの生活がある。そんな“それぞれの生活の一部”として、K君の家が存在しているように見えた。

私たちの目には、K君のライフスタイルにおける“家”のあり方が、東京における“新宿御苑”のあり方、同時に新宿御苑における“東屋”のあり方に、重なって見えた。

建築家によるテキストより

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