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【ap job更新】 京都を拠点とし、“伝統の技と現代のテクノロジーの融合”による創作を目指す「辻村久信 / ムーンバランス」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 京都を拠点とし、“伝統の技と現代のテクノロジーの融合”による創作を目指す「辻村久信 / ムーンバランス」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 京都を拠点とし、“伝統の技と現代のテクノロジーの融合”による創作を目指す「辻村久信 / ムーンバランス」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中豆腐空野 恵比寿店 ©繁田論写真事務所/繁田論

京都を拠点とし、“伝統の技と現代のテクノロジーの融合”による創作を目指す「辻村久信 / ムーンバランス」の、設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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1995年創業 辻村久信が主宰する株式会社ムーンバランスは、京都を拠点に日本の伝統の軸線上にあるモダンデザインを提案しているデザイン事務所です。

その領域はプロダクトからインテリア・建築とデザインの領域を超えて多岐にわたりますが、そのものづくりに共通する哲学は「誰かのために何かをすること」社会の問題点を解決するための手段として、デザインができること、デザインでできることを考えています。

また、プロジェクトの規模に関わらず、丁寧に素材を見つめ、丹念に伝統の技と現代のテクノロジーの融合による創作を目指しています。

Moonbalanceは、デザインすることが好きでたまらないデザインマニアを募集します。
これまでに培った設計技術を活かし、つくり手との共同作業の中で質感ある丁寧なデザインをしたい方を歓迎します。

【ap job更新】 元現代美術ギャラリーの建物を拠点とし、様々な用途を偏りなく手掛ける「SO&CO.」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 元現代美術ギャラリーの建物を拠点とし、様々な用途を偏りなく手掛ける「SO&CO.」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 元現代美術ギャラリーの建物を拠点とし、様々な用途を偏りなく手掛ける「SO&CO.」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中高円寺の本社ビル

元現代美術ギャラリーの建物を拠点とし、様々な用途を偏りなく手掛ける「SO&CO.」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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SO&CO.が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中

業務拡大に伴いスタッフの追加募集を行います。

SO&CO.は、現代美術ギャラリーだった建物が事務所となっています。
今も事務所1階は現代美術ギャラリーとなっており、オープニングパーティーに参加することもあります。

海外アーティストが展示する際には、海外の人々とアートや建築の話で盛り上がっています。近年は、構想・計画から関わり、街や地域を対象にしたプロジェクトも増えてきました。

ビルディングタイプが偏っておらず、設計から監理まで担当できるので、多様な経験をしたい方や様々な人とコミュニケーションを取るのが好きな方、楽しく建築を考えていける方、ご応募お待ちしています。

髙濱史子小松智彦建築設計による、埼玉の店舗「JINSかわじまインター店」。商業施設と並んで建つ郊外のメガネ店。寄棟形状をベースとし周辺環境との調整を重ねて、全ての立面で見え方が異なる建築を創出。店内の様子を外部に伝える“V字の切れ込み”は外側の自然を内部に取込む役割も担う
髙濱史子小松智彦建築設計による、埼玉の店舗「JINSかわじまインター店」。商業施設と並んで建つ郊外のメガネ店。寄棟形状をベースとし周辺環境との調整を重ねて、全ての立面で見え方が異なる建築を創出。店内の様子を外部に伝える“V字の切れ込み”は外側の自然を内部に取込む役割も担う鳥瞰、西側より見下ろす。 photo©阿野太一
髙濱史子小松智彦建築設計による、埼玉の店舗「JINSかわじまインター店」。商業施設と並んで建つ郊外のメガネ店。寄棟形状をベースとし周辺環境との調整を重ねて、全ての立面で見え方が異なる建築を創出。店内の様子を外部に伝える“V字の切れ込み”は外側の自然を内部に取込む役割も担う外観、西側の庭より開口部を見る。 photo©阿野太一
髙濱史子小松智彦建築設計による、埼玉の店舗「JINSかわじまインター店」。商業施設と並んで建つ郊外のメガネ店。寄棟形状をベースとし周辺環境との調整を重ねて、全ての立面で見え方が異なる建築を創出。店内の様子を外部に伝える“V字の切れ込み”は外側の自然を内部に取込む役割も担うエントランス側から空間全体を見る。 photo©阿野太一
髙濱史子小松智彦建築設計による、埼玉の店舗「JINSかわじまインター店」。商業施設と並んで建つ郊外のメガネ店。寄棟形状をベースとし周辺環境との調整を重ねて、全ての立面で見え方が異なる建築を創出。店内の様子を外部に伝える“V字の切れ込み”は外側の自然を内部に取込む役割も担う売り場、奥からエントランス側を見る。 photo©阿野太一

髙濱史子小松智彦建築設計が設計した、埼玉の店舗「JINSかわじまインター店」です。
商業施設と並んで建つ郊外のメガネ店の計画です。建築家は、寄棟形状をベースとし周辺環境との調整を重ねて、全ての立面で見え方が異なる建築を創出しました。また、店内の様子を外部に伝える“V字の切れ込み”は外側の自然を内部に取込む役割も担います。施設の場所はこちら(Google Map)。

埼玉県比企郡、川島インター近くのショッピングモール敷地内に建つ、アイウエアブランド「JINS」のロードサイト店のプロジェクト。

建築家によるテキストより

大型施設の工業的な雰囲気ではなく、周辺に広がる長閑な風景に馴染むよう、建物ボリュームは可能な限りコンパクトに、また訪れる人々のコミュニケーションの場となる植栽帯を広く取るよう計画した。

建築家によるテキストより

寄棟形状をベースに周辺条件に合わせ調整を重ねた結果、すべての立面が異なる見えをもつユニークな形態が生まれた。そこに、V字の切り込みを入れていくことで、切れ込みによって外部には店内の様子が漏れ出し、同時に内部ではどの場所からでも外部の緑や空が目に入り、リラックスした雰囲気の中でメガネが選べるようになっている。

また、外部の屋根形状がそのまま内部空間へ反映されているため、店内では天井高さが2m~5mまで上下する、豊かで変化に富んだ環境となっている。まるで1つの生き物のような、愛着をもって覚えてもらいやすい外観に対し、ダイナミックで解放感あふれる内部空間が生まれている。

建築家によるテキストより
“建築そのものになること”を目指した、パナソニックの電気設備製品シリーズ「Archi Design(アーキデザイン)」の特設サイトが公開。“空間の価値を高める美しさ”と“環境負荷軽減への貢献”を追求。製品カテゴリーの横断により空間全体の統一感の創出が可能に。迷わず選定ができるようラインアップも充実
“建築そのものになること”を目指した、パナソニックの電気設備製品シリーズ「Archi Design(アーキデザイン)」の特設サイトが公開。“空間の価値を高める美しさ”と“環境負荷軽減への貢献”を追求。製品カテゴリーの横断により空間全体の統一感の創出が可能に。迷わず選定ができるようラインアップも充実

“建築そのものになること”を目指した、パナソニックの電気設備製品シリーズ「Archi Design(アーキデザイン)」の特設サイトが公開されています。
“空間の価値を高める美しさ”と“環境負荷軽減への貢献”を追求した製品群です。そして製品カテゴリーの横断により空間全体の統一感の創出が可能になっています。また、迷わず選定ができるようラインアップも充実させています。【ap・ad】

建築設計の現場において電気設備は必要な機能が求められる一方、意匠性においては極力存在感を抑え、建築自体の美しさを阻害しないことを求められることが多くあります。また、単体の電気設備の意匠性に加え、複数の電気設備の意匠性を揃え、統一感のある空間づくりが求められます

パナソニックは、配線器具や照明器具などの電気設備を、住宅からオフィスや店舗などの非住宅施設まで幅広い市場に提供しています。今回、製品カテゴリーを横断し、視覚的なノイズを徹底的に減らすことを目指したデザインで、形状や色合い、質感を統一し、建築設計の現場のニーズに応える新たな製品群「Archi Design(アーキデザイン)」を本格展開します。順次製品を展開し、空間全体で電気設備の統一感が出せ、製品を選定しやすいラインアップを目指していきます。

また、建築の現場においては、昨今製品の機能や意匠性に加え、製品の環境への配慮も、製品選定する際の重要な要素になりつつあります。「Archi Design(アーキデザイン)」では、製品の小型化や部品点数削減などによる使用材料の低減、梱包や取扱説明書の資源削減など、多角的な視点から環境に配慮した取り組みを重ねていきます

パナソニックは「Archi Design(アーキデザイン)」を通じて、電気設備が空間に調和する「心地よい空間」の創出と環境負荷軽減に貢献していきます。

以下に、製品の写真や使用例の写真も掲載します。

遠藤克彦建築研究所による、東京・豊島区の「包の家」。公共性を担う“都市と人の狭間にある建築”も主題とし計画。恣意性のない“都市が造り出した”多面体形状で、其々の外壁から視界が得られる建築を考案。光や空気を構造や設備で包み込み意匠に統合させ最大化もする
遠藤克彦建築研究所による、東京・豊島区の「包の家」。公共性を担う“都市と人の狭間にある建築”も主題とし計画。恣意性のない“都市が造り出した”多面体形状で、其々の外壁から視界が得られる建築を考案。光や空気を構造や設備で包み込み意匠に統合させ最大化もする外観、北西側の交差点より見る。 photo©上田宏
遠藤克彦建築研究所による、東京・豊島区の「包の家」。公共性を担う“都市と人の狭間にある建築”も主題とし計画。恣意性のない“都市が造り出した”多面体形状で、其々の外壁から視界が得られる建築を考案。光や空気を構造や設備で包み込み意匠に統合させ最大化もする2階、リビングからキッチン側を見る、夜景 photo©上田宏
遠藤克彦建築研究所による、東京・豊島区の「包の家」。公共性を担う“都市と人の狭間にある建築”も主題とし計画。恣意性のない“都市が造り出した”多面体形状で、其々の外壁から視界が得られる建築を考案。光や空気を構造や設備で包み込み意匠に統合させ最大化もする2階、左奥:ベッドルーム、中央奥:バスルーム、右奥:キッチン、手前:リビング photo©上田宏

遠藤克彦建築研究所が設計した、東京・豊島区の「包の家」です。
公共性を担う“都市と人の狭間にある建築”も主題とし計画されました。建築家は、恣意性のない“都市が造り出した”多面体形状で、其々の外壁から視界が得られる建築を考案しました。そして、光や空気を構造や設備で包み込み意匠に統合させ最大化も行いました。

建物の大きさにかかわらず,建築とは構想力によって成り立つものと考えている。

大きな建築と小さな住宅を全く同じように考えることができるのは、その計画の根本にある構想によって、デザインされた空間が建物のスケールを超えてでも成立するからであろう。そのような意味においてはこの住宅も同様で、大きな公共建築に比すれば使用する人の数に違いはあれども、都市と人間の狭間に位置する建築として、いわば公共性の一部を担っている。

建築家によるテキストより

建物は南北方向と東西方向の道路が交差する角地に建つ。
建物は周囲に広がる住宅地からただ閉じることを選ぶのではなく、敷地形状を活かして多方向に相対する外壁面によって多面体を計画し、その各々の外壁面から視界を得る。その外形に恣意性はなく、いわば都市がつくり出した形態ともいえる。

建築家によるテキストより

内部は1階にエントランスと倉庫、2階に生活空間を設けたシンプルな構成として、2階に比べ1階を小さくつくることで掘削による施工の手間を軽減している。構造計画としては、1階320ミリ厚、2階240ミリ厚の8枚の鉄筋コンクリート壁柱にて、90ミリ厚の薄い外壁と屋根を膜のように一体化させることで、狭小地の中で最大限の面積と気積を確保している。

その内部空間は、建物中央にリビングスペースを4.2メートルの正方形で計画し、その周囲直近に生活要素の全てを配置することで、一人住まいであるクライアントの生活の全てが、すぐに手の届くところに配されている。環境計画では外壁および屋根に50ミリの吹付断熱材を施し、場所により50~200ミリの懐を設けた内断熱構法としている。

上層からは自然光が天井の稜線沿いに伸び、日中では照明が不要な、柔らかい光に包まれた空間を創出させている。また全館調湿/換気ユニットを導入し、天井からの吹き出しと床下での吸い込みによって空気を循環させることで、常に快適で新鮮な空気に包まれる計画としている。これらの環境計画では、設備等の必要な要素を可能な限り意匠計画に統合することで抽象度を高めている。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/3/24-3/30]
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/3/24-3/30]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/3/24-3/30)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. ULTRA STUDIOによる、東京の「残像の家」。空間への愛着や所有の感覚を主題に計画。心情の源泉を探求し、“個人的なイメージ群の蓄積”に焦点をあて設計。空間を分断する“螺旋階段の黒い筒”を中央に配置し、全体に“装飾的要素としての色彩”を散りばめる
  2. 伊東豊雄・妹島和世・塚本由晴・藤本壮介・藤村龍至によるシンポジウム「大阪・関西万博から建築の役割を考える 第1回」の動画。2025年3月に行われたもの
  3. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・広州の「グレーターベイエリア・スポーツセンター」。竣工に向け最終段階のスポーツセンター。スタジアム・アリーナ・水泳場からなる施設として、伝統的な帆船をや扇を参照した流線形と層状を特徴とする建築を考案。デジタル技術での日射遮蔽や自然換気の最適化も実施
  4. 篠原一男のTOTO出版による作品集『篠原一男』が、生誕100年を記念して復刊。中身のプレビュー画像も掲載
  5. 国立新美術館での建築展「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s」。岸和郎が監修。コルビュジエ、アアルト、菊竹清訓、カーン、ゲーリーらによる14邸の住宅を中心に、20世紀の住宅の実験を豊富な資料で検証。ミースの未完のプロジェクトも実寸大模型で実現
  6. 金山大+小泉宙生 / SWINGによる、大阪市の「橘商店」。設計者の見学も多い材木店のオフィスの改修。訪問者の多い現状と向き合い、こだわりの素材と技術で内装から家具まで仕上げた“ショールーム”の役割も担う会議室を考案。材の様々な使い方で変わる仕上りを見せる
  7. 石上純也建築設計事務所による、中国・山東省の「水の美術館」。湖の上の約“1km”の建築。中国の“茫漠とした風景”という前提に対して、環境と建築を近付け“対等な存在”となる設計を志向。湖の端から端まで延びる“新しい陸地”を“水面にそっと触れる”様にしてつくる
  8. 黒川智之建築設計事務所による、東京のコーポラティブハウス「国立テラス」。大きな庭が点在する歴史ある住宅街での計画。多世帯が集まって暮らす積極的意味を追求し、“生きたコモン”としての豊かな庭を備えた建築を志向。通路や屋上などに様々なタイプの庭を設けて周辺環境とも呼応させる
  9. 小田切駿と髙松めい による、東京・世田谷区の住戸改修「砧の部屋」。“普通の2LDK”をリノベした設計者の自邸。仕事と家事育児を両立する生活像に対し、“暮らしの動作とシーンが連続的に展開する”半ワンルーム的空間を志向。回遊性を確保しながら18mmの壁で空間を間仕切る
  10. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
  11. 山田伸彦建築設計事務所による、宮崎市の住宅改修「本郷の家」。施主の父が建てた家屋をリノベして現代的住居にする計画。“家の記憶”の継承も求め、既存の和室を“ショーケース”の中にある様に見せる計画を考案。間仕切りを取除いてLDKを一室空間とし外部との繋がりも創出
  12. MVRDVによる、オランダ・ロッテルダムの「Portlantis」。街の港に位置するヴィジターセンター兼展示施設。港の役割を啓蒙する施設として、5つの展示空間を回転させ積層させる建築を考案。各階の外部空間を深紅の階段で繋いでパブリックな展望台としても機能させる
  13. 工藤浩平建築設計事務所による、秋田市の「楢山の家」。浸水被害を受けた住宅の建替。被災対策に加え経済性も求め、独立基礎を併用した“高床”と急勾配の“落雪屋根”を特徴とする建築を考案。未来を見据えて取捨選択した設計の末に“不思議なアイコニックさ”が現れる
  14. トラフ建築設計事務所の会場構成による展覧会「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」。イタリアの近代を代表する建築家を特集。多様な創作の視覚的な体感を目指し、資料の画像と実際のプロダクトが共存する“大パネル”を考案。代表作を参照した鮮やかな図案を天井に施して“らしさ”も空間に付与
  15. “建築そのものになること”を目指した、パナソニックの電気設備製品シリーズ「Archi Design(アーキデザイン)」の特設サイトが公開。“空間の価値を高める美しさ”と“環境負荷軽減への貢献”を追求。製品カテゴリーの横断により空間全体の統一感の創出が可能に。迷わず選定ができるようラインアップも充実
  16. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAが、国際文化会館の新西館に常設される「ロスコ・ルーム」の設計者に。DICと国際文化会館の協業が決まり、千葉のDIC川村記念美術館から絵画全7点が移設へ
  17. リュウ・ジャークン / Jiakun Architectsによる、中国・成都の「鹿野苑石刻芸術博物館」。プリツカー賞受賞建築家の代表作のひとつで2002年に完成。仏教彫刻などを収蔵する施設として、荒いコンクリートの量塊を“ヴォイド”で分割する建築を考案。自然と人工のランドスケープの融合も意図
  18. 高田彩実 / ayami takada architectsによる、東京・港区の住戸改修「room T」。人が行き交う街に建つ集合住宅内での計画。“都市のオアシス”の様な場を求め、既存柱をリブウォールで包囲し天井を折り上げて“白い巨樹”に見立てる計画を考案。造作類への天然素材の使用で空間に質感も付与する
  19. 坂東幸輔の回顧展が開催。2023年に逝去した建築家の多岐に渡る活動を紹介する展覧会。生前は建築設計に加えてまちづくりや教育などにも尽力。千駄ヶ谷のスキーマ建築計画の1階が会場
  20. 東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「LOVE ファッション―私を着がえるとき」の入場チケットをプレゼント。18世紀から現代までの衣服作品を中心に展示し、“着ること”の意味の再考を促す内容。川久保玲・山本耀司・阿部千登勢などの作品も公開

トーマス・へザウィックによる講演の動画。コロンビア大学建築学部の主催で2025年3月に行われたもの 伊東豊雄・妹島和世・塚本由晴・藤本壮介・藤村龍至によるシンポジウム「大阪・関西万博から建築の役割を考える 第1回」の動画。2025年3月に行われたもの
伊東豊雄・妹島和世・塚本由晴・藤本壮介・藤村龍至によるシンポジウム「大阪・関西万博から建築の役割を考える 第1回」の動画。2025年3月に行われたもの

伊東豊雄妹島和世塚本由晴藤本壮介がパネリスト、藤村龍至がモデレーターと務めた、シンポジウム「大阪・関西万博から建築の役割を考える 第1回」の動画です。2025年3月に行われたもの。リンク先は、youtubeの動画ページです(埋込が出来ない設定の為、リンクでご紹介しています)。

【ap job更新】 チームラボアーキテクツと協業する「河田建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 チームラボアーキテクツと協業する「河田建築設計事務所」が、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)を募集中
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チームラボアーキテクツと協業する「河田建築設計事務所」の、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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河田建築設計事務所は、チームラボアーキテクツとの協業により、デジタルをつかった新しい空間をつくっています。

チームラボアーキテクツは、画面上の映像やソフトウェアといったデジタル要素に質量や構造を与え、複数人が同時に体験できるリアルな空間を生み出しています。

このプロセスでは、デジタルとリアルの境界が曖昧で、双方が互いに影響し合いながら空間が形づくられていきます。

近年では、形状が不確かな作品もあり、ますますその境界はあいまいになっています。
チームラボアーキテクツの仕事には、内部と外部の境界がなく、内部の作品から外部の建築までを包括的に行っております。

そして、異なる職能を持つメンバーと共同で、世界のあらゆるところで、体験を起点としたデジタルとリアルの境界がない空間をつくっています。

【プロジェクト内容】
国内外のチームラボ美術館、デジタル店舗、展覧会の会場設計、ワークプレイス、幼稚園、ホテル、サウナ、スパなど
チームラボ美術館は、アジアから中東、ヨーロッパやアメリカなど世界中で案件をいただいています。

About Kawata Architects inc, In collaboration with teamLab Architects, we bring in digital to real space.

teamLab Architects create spaces where digital elements (such as videos and software) that exist only on screens or in computer data are given mass and structure, allowing multiple people to experience them simultaneously in the real world.

Roughly speaking, teamLab is responsible for the digital components in the screens, while teamLab Architects is responsible for giving those components mass and structure in the real world.

However, these two roles cannot be clearly separated. Sometimes, the digital aspect determines the real/physical configuration, and at other times, the real/physical configuration determines the digital aspect. Therefore, teamLab often becomes heavily involved in the real aspects as well.

The relationship between these two roles is always ambiguous, with the boundaries between them constantly crossing as the space/building is created. Recently, we have even been creating works with uncertain shapes, making the distinction even more ambiguous.

[Project Details]
Design of teamLab museums, digital stores, exhibition venues, workspaces, kindergartens, hotels, saunas, spas, etc.,
teamLab museum projects from all over the world, including Asia, the Middle East, Europe, and the United States.

へザウィック・スタジオによる、韓国・ソウルの、コンベンションセンターの再設計。国内で有名な会議および展示の施設を再定義する計画。ファサードと在り方を対象とし、イベントの無い時でも人々を惹きつける文化的な目的地を志向。多様な活動を許容する“ディスプレイケース”の様な建築を考案
へザウィック・スタジオによる、韓国・ソウルの、コンベンションセンターの再設計。国内で有名な会議および展示の施設を再定義する計画。ファサードと在り方を対象とし、イベントの無い時でも人々を惹きつける文化的な目的地を志向。多様な活動を許容する“ディスプレイケース”の様な建築を考案 image©Devisual
へザウィック・スタジオによる、韓国・ソウルの、コンベンションセンターの再設計。国内で有名な会議および展示の施設を再定義する計画。ファサードと在り方を対象とし、イベントの無い時でも人々を惹きつける文化的な目的地を志向。多様な活動を許容する“ディスプレイケース”の様な建築を考案 image©Devisual
へザウィック・スタジオによる、韓国・ソウルの、コンベンションセンターの再設計。国内で有名な会議および展示の施設を再定義する計画。ファサードと在り方を対象とし、イベントの無い時でも人々を惹きつける文化的な目的地を志向。多様な活動を許容する“ディスプレイケース”の様な建築を考案 image©Devisual

へザウィック・スタジオによる、韓国・ソウルの、コエックス・コンベンションセンターの再設計です。
国内で有名な会議および展示の施設を再定義する計画です。デザイナーは、ファサードと在り方を対象とし、イベントの無い時でも人々を惹きつける文化的な目的地を志向しました。そして、多様な活動を許容する“ディスプレイケース”の様な建築を考案しました。
ヘザウィック・スタジオはコンペにより設計者に選ばれました。また、完成は、2029年を予定しています。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

ヘザウィック・スタジオが、ソウルのコエックス・コンベンションセンター再設計のコンペで勝利

ヘザウィック・スタジオが、ソウルのコエックス・コンベンションセンターの目的とファサードを再考するコンペの勝者に選ばれました。このプロジェクトは、韓国で最も有名な会議および展示の目的地の一つの顔を再定義する機会です。韓国貿易協会(KITA)との協力のもと、そのデザインは現在の画一的なガラスのストラクチャーを、絶えず変化するソウルの精神を反映した集いの場へと変貌させます。

コエックスの新たなヴィジョン

現在、コエックスは全長350メートルにわたり広がっていますが、その外観はほとんど印象に残らず、この建物が国の貿易、文化、そしてイノベーションの中心地であるという役割を伝えることができていません。スタジオの受賞デザインは、「驚異の部屋(Cabinet of Curiosities)」という発想に着想を得た大胆なコンセプトを導入し、会議センターを探索するための目的地、そして正式なイベントに参加していないときでもこの地域を訪れる理由となる場所へと変えます。

このデザインでは、さまざまな大きさのモジュール式の「ボックス」が外観に沿って積み重ねられており、それらは展示、公共との交流、会議機能のための絶えず変化する空間として機能します。目標は、素材を最大限に再利用して、開かれた、魅力的で、見逃せない新しい外観を作り出し、現在のストラクチャーの要塞のような外観から脱却することです。

ヘザウィック・スタジオのエグゼクティブ・パートナー兼グループリーダーであるスチュアート・ウッドは、次のように述べています。

「人々を集める場所であるにもかかわらず、皮肉なことに、ほとんどのコンベンションセンターは威圧的で歓迎されない雰囲気を持ち、しばしば公共の活動が欠如しています。私たちのデザインは、コエックスを根本的に再発明し、地元の人々と観光客の両方を惹きつける、ソウルの新たな文化的な目的地へと生まれ変わらせます。

多様で独創的なこの『ディスプレイケース』のデザインは、アート、パフォーマンス、食、エンターテインメント、自然をキュレーションする無限の可能性を提供し、ソウルの創造力を真に表現するものです。私たちは、コエックスが開かれた、活気にあふれ、常に文化に繋がる、抗いがたい魅力を持つ場所になることを望んでいます」

トラフ建築設計事務所の会場構成による展覧会「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」。イタリアの近代を代表する建築家を特集。多様な創作の視覚的な体感を目指し、資料の画像と実際のプロダクトが共存する“大パネル”を考案。代表作を参照した鮮やかな図案を天井に施して“らしさ”も空間に付与
トラフ建築設計事務所の会場構成による展覧会「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」。イタリアの近代を代表する建築家を特集。多様な創作の視覚的な体感を目指し、資料の画像と実際のプロダクトが共存する“大パネル”を考案。代表作を参照した鮮やかな図案を天井に施して“らしさ”も空間に付与展示空間、左:オベリスク、右:展示パネル、奥:ステージ photo©永禮賢
トラフ建築設計事務所の会場構成による展覧会「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」。イタリアの近代を代表する建築家を特集。多様な創作の視覚的な体感を目指し、資料の画像と実際のプロダクトが共存する“大パネル”を考案。代表作を参照した鮮やかな図案を天井に施して“らしさ”も空間に付与展示空間、ステージ側から会場全体を見る。 photo©永禮賢
トラフ建築設計事務所の会場構成による展覧会「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」。イタリアの近代を代表する建築家を特集。多様な創作の視覚的な体感を目指し、資料の画像と実際のプロダクトが共存する“大パネル”を考案。代表作を参照した鮮やかな図案を天井に施して“らしさ”も空間に付与展示空間、展示パネル photo©永禮賢

トラフ建築設計事務所の会場構成による展覧会「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」です。
イタリアの近代を代表する建築家を特集する内容です。建築家は、多様な創作の視覚的な体感を目指し、資料の画像と実際のプロダクトが共存する“大パネル”を考案しました。また、代表作を参照した鮮やかな図案を天井に施して“らしさ”も空間に付与しています。
会場は、21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3です。開催期間は、2025年3月31日まで。入場無料。展覧会の公式サイトはこちら

21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で開催された、ジオ・ポンティの展覧会「ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」の会場構成を手掛けた。

本展は、20世紀イタリアのモダニズムを代表する建築家であるポンティの創造の軌跡をたどり、建築、家具、プロダクト、グラフィックといった多岐にわたるデザインを紹介する。

建築家によるテキストより

自邸やスタジオ同様、入口付近に建築芸術へのオマージュとなるオベリスクを配置した。正面の壁面には、約60年にわたる氏の仕事を作品の実物とともに振り返る大パネルを透過性のある膜を使って設置し、グラフィックとオブジェクトがフラットに共存することで、多面的な創作活動を視覚的に体感できる構成にしている。

パネル上には、各年代を象徴するデザインとともに年号を配置し、その背後にLED照明を仕込むことで、歴史の流れを視覚的に際立たせた。加えて、自邸の窓でスタディされていた天使のモチーフを切り絵にし、影絵として取り入れることで、遊び心ある表現を加えた。

会場の奥には、自邸で使用されていたタイルを敷いたステージを設け、モルテーニにより復刻されたアームチェアやコーヒーテーブル、ブックシェルフを展示した。さらに勾配天井を活かし、天井面にプランチャート邸の天井を模したストライプのグラフィックを施し、会場全体をポンティらしい鮮やかな色彩で包み込んでいる。

建築家によるテキストより

スプーン一本から高層ビルまでを手がけ、建築、プロダクト、グラフィックといった分野を軽やかに越えて、部分から全体を統合的に捉える「眼」を追求し続けた氏のデザインは万人に幸福感をもたらした。ジャンルやスケールをシームレスに横断し、ポンティの創造のあり方を体現できる場を目指した。

建築家によるテキストより
黒川智之建築設計事務所による、東京のコーポラティブハウス「国立テラス」。大きな庭が点在する歴史ある住宅街での計画。多世帯が集まって暮らす積極的意味を追求し、“生きたコモン”としての豊かな庭を備えた建築を志向。通路や屋上などに様々なタイプの庭を設けて周辺環境とも呼応させる
黒川智之建築設計事務所による、東京のコーポラティブハウス「国立テラス」。大きな庭が点在する歴史ある住宅街での計画。多世帯が集まって暮らす積極的意味を追求し、“生きたコモン”としての豊かな庭を備えた建築を志向。通路や屋上などに様々なタイプの庭を設けて周辺環境とも呼応させる俯瞰、北西側より見下ろす。 photo©中山保寛
黒川智之建築設計事務所による、東京のコーポラティブハウス「国立テラス」。大きな庭が点在する歴史ある住宅街での計画。多世帯が集まって暮らす積極的意味を追求し、“生きたコモン”としての豊かな庭を備えた建築を志向。通路や屋上などに様々なタイプの庭を設けて周辺環境とも呼応させる俯瞰、共用庭を見下ろす。 photo©中山保寛
黒川智之建築設計事務所による、東京のコーポラティブハウス「国立テラス」。大きな庭が点在する歴史ある住宅街での計画。多世帯が集まって暮らす積極的意味を追求し、“生きたコモン”としての豊かな庭を備えた建築を志向。通路や屋上などに様々なタイプの庭を設けて周辺環境とも呼応させるA住戸、1階、リビングからキッチンを見る。(内装設計:黒川智之建築設計事務所) photo©中山保寛
黒川智之建築設計事務所による、東京のコーポラティブハウス「国立テラス」。大きな庭が点在する歴史ある住宅街での計画。多世帯が集まって暮らす積極的意味を追求し、“生きたコモン”としての豊かな庭を備えた建築を志向。通路や屋上などに様々なタイプの庭を設けて周辺環境とも呼応させるD住戸、ルーフテラス photo©中山保寛

黒川智之建築設計事務所が設計した、東京のコーポラティブハウス「国立テラス」です。
大きな庭が点在する歴史ある住宅街での計画です。建築家は、多世帯が集まって暮らす積極的意味を追求し、“生きたコモン”としての豊かな庭を備えた建築を志向しました。そして、通路や屋上などに様々なタイプの庭を設けて周辺環境とも呼応させました。住戸の内装設計は、黒川智之建築設計事務所TENHACHIが担当しています。

国立市に建つ6戸の長屋形式のコーポラティブハウス。

敷地周辺は、大正時代に開発された高級住宅地で一つ一つの土地の区画が大きく、また一低層であるため建蔽率も低いため、まとまった大きさの庭が多く点在する。こうした庭の存在は、街並みとしての豊かさに大きく寄与しているが、区画の維持の難しさから一部では戸建て開発が進み、その豊かさも次第に失われつつある。

建築家によるテキストより

住宅街に建つ集合住宅は、その存在感・関係性の希薄さからネガティブな側面が語られることが多いが、今回のような敷地においては、むしろ多世帯で共同出資することによって大きな土地の区画と豊かな外部環境を維持することが可能となり、集まって住むことに積極的な意味を見出すことができる。

さらには、コーポラティブハウスという選択をとることで、庭の在り方について使い方から管理運用まで、具体性を伴った議論を設計段階から行うことができるため、投機的な集合住宅とは異なり、庭を「生きたコモン」として実現することが可能となる。

建築家によるテキストより

本企画は、入居者の確定に先行して募集用の設計案を用意する必要があった。
設計の考えの中心に「庭」を据え、住戸と庭が互いに定義しあう関係を求めていたが、募集段階で解像度の高い状態で設計案を用意することは、建築や庭の在り方を固定化してしまう。計画に柔軟性を持たせるため、形を規定しすぎず、補助線のように作用するルールを定めた。

まずは6戸の住戸に囲まれた共用庭、襞状の外形が隣地側に生み出す専用庭、2階レベルの専用テラス、屋上のルーフテラスの4つのタイプの「庭」を用意した。この4つの庭が、生活空間を介して水平的・垂直的に結ばれ、更には隣接する敷地がもつ大きな庭に呼応しながら環境が紡がれていくということを考えの主軸としている。

建築家によるテキストより
篠原一男のTOTO出版による作品集『篠原一男』が、生誕100年を記念して復刊。中身のプレビュー画像も掲載
篠原一男のTOTO出版による作品集『篠原一男』が、生誕100年を記念して復刊。中身のプレビュー画像も掲載 image courtesy of TOTO出版

篠原一男のTOTO出版による作品集『篠原一男』が、生誕100年を記念して復刊されます。
本記事では、中身のプレビュー画像も掲載します。上記のリンク先はamazonの予約ページです。発売日は、2025年4月18日を予定しています。また、英語版(※「日本語版(復刻)と別冊・英語版が化粧箱に入り、シュリンク掛けされます」)も同時発売されます。

本書は1996年に刊行した『篠原一男』を復刻したものです。

建築家・篠原一男自身の手によって編まれた作品集『篠原一男』(1996年発行)を、生誕100年となる2025年4月に復刻。篠原一男は、本書の刊行と一連の建築業績が評価され、第38回毎日芸術賞特別賞を受賞。アンビルトを含む全55作品と書下ろし論文を掲載。本書で初公開されたドローイングも必見。

リリーステキストより

以下に、中身の画像をプレビューします。

山田伸彦建築設計事務所による、宮崎市の住宅改修「本郷の家」。施主の父が建てた家屋をリノベして現代的住居にする計画。“家の記憶”の継承も求め、既存の和室を“ショーケース”の中にある様に見せる計画を考案。間仕切りを取除いてLDKを一室空間とし外部との繋がりも創出
山田伸彦建築設計事務所による、宮崎市の住宅改修「本郷の家」。施主の父が建てた家屋をリノベして現代的住居にする計画。“家の記憶”の継承も求め、既存の和室を“ショーケース”の中にある様に見せる計画を考案。間仕切りを取除いてLDKを一室空間とし外部との繋がりも創出1階、左:北側の土間、中央手前:南側の土間、中央奥:玄関 photo©Nacasa&Partners 金子美由紀
山田伸彦建築設計事務所による、宮崎市の住宅改修「本郷の家」。施主の父が建てた家屋をリノベして現代的住居にする計画。“家の記憶”の継承も求め、既存の和室を“ショーケース”の中にある様に見せる計画を考案。間仕切りを取除いてLDKを一室空間とし外部との繋がりも創出1階、北側の土間から開口部越しに和室を見る。 photo©Nacasa&Partners 金子美由紀
山田伸彦建築設計事務所による、宮崎市の住宅改修「本郷の家」。施主の父が建てた家屋をリノベして現代的住居にする計画。“家の記憶”の継承も求め、既存の和室を“ショーケース”の中にある様に見せる計画を考案。間仕切りを取除いてLDKを一室空間とし外部との繋がりも創出1階、左:2階への階段、中央奥:ダイニング photo©Nacasa&Partners 金子美由紀
山田伸彦建築設計事務所による、宮崎市の住宅改修「本郷の家」。施主の父が建てた家屋をリノベして現代的住居にする計画。“家の記憶”の継承も求め、既存の和室を“ショーケース”の中にある様に見せる計画を考案。間仕切りを取除いてLDKを一室空間とし外部との繋がりも創出1階、ダイニングからリビングを見る。 photo©Nacasa&Partners 金子美由紀

山田伸彦建築設計事務所が設計した、宮崎市の住宅改修「本郷の家」です。
施主の父が建てた家屋をリノベーションして現代的住居にする計画です。建築家は、“家の記憶”の継承も求め、既存の和室を“ショーケース”の中にある様に見せる計画を考案しました。また、間仕切りを取除いてLDKを一室空間とし外部との繋がりも創出しました。

宮崎県宮崎市の改修住宅。

父親(亡父)が建築した家の記憶としての本格的な和室を残したいという要望と、今の自分たちの生活様式にフィットしたいという一見相反する要望があった。また、趣味のキャンプ用品などを用いて、友人を招いて過ごす外部をからめた過ごし方やライフスタイルを望まれていた。また、現在のリビングダイニングのほの暗さの改善も望まれていた。

建築家によるテキストより

続き間の南西側の和室を土間空間として通常のレベルから1段下げることで「たまり」を作り、滞在する場所として設えることに加えて、隣接する本格的な和室をアートのようなショーケースに見立てて、空間に参加させた。部屋として独立させてしまうと使わない(見えない)場所になるため、常に見える位置にあることである種の象徴的な空間の存在としてあり、そのような建築のあり方もあるのではないかと考えた。

建築家によるテキストより

部屋同士の仕切りを取り払い広いワンルーム空間とし、外まで繋がるような空間・居場所づくりを行った。中心の階段の登り位置を反転させて角度を約11度振ることで、静的な整然とした空間にナナメの動きをつけて場所の濃度を変化させた。また、外観はほとんど手を加えずに、外構(庭)では元の駐車場の位置と和風庭の位置を反転、内部空間に対応させてデッキをリビングの延長線上に設けている。

建築家によるテキストより
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・広州の「グレーターベイエリア・スポーツセンター」。竣工に向け最終段階のスポーツセンター。スタジアム・アリーナ・水泳場からなる施設として、伝統的な帆船をや扇を参照した流線形と層状を特徴とする建築を考案。デジタル技術での日射遮蔽や自然換気の最適化も実施
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・広州の「グレーターベイエリア・スポーツセンター」。竣工に向け最終段階のスポーツセンター。スタジアム・アリーナ・水泳場からなる施設として、伝統的な帆船をや扇を参照した流線形と層状を特徴とする建築を考案。デジタル技術での日射遮蔽や自然換気の最適化も実施CGパース image©Frontop
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・広州の「グレーターベイエリア・スポーツセンター」。竣工に向け最終段階のスポーツセンター。スタジアム・アリーナ・水泳場からなる施設として、伝統的な帆船をや扇を参照した流線形と層状を特徴とする建築を考案。デジタル技術での日射遮蔽や自然換気の最適化も実施2025年3月の様子 photo©CRLand
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・広州の「グレーターベイエリア・スポーツセンター」。竣工に向け最終段階のスポーツセンター。スタジアム・アリーナ・水泳場からなる施設として、伝統的な帆船をや扇を参照した流線形と層状を特徴とする建築を考案。デジタル技術での日射遮蔽や自然換気の最適化も実施2025年3月の様子 photo©CRLand
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・広州の「グレーターベイエリア・スポーツセンター」。竣工に向け最終段階のスポーツセンター。スタジアム・アリーナ・水泳場からなる施設として、伝統的な帆船をや扇を参照した流線形と層状を特徴とする建築を考案。デジタル技術での日射遮蔽や自然換気の最適化も実施2025年3月の様子 photo©CRLand

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・広州の「グレーターベイエリア・スポーツセンター」です。
竣工に向け最終段階にあるスポーツセンターです。建築家は、スタジアム・アリーナ・水泳場からなる施設として、伝統的な帆船をや扇を参照した流線形と層状を特徴とする建築を考案しました。また、デジタル技術での日射遮蔽や自然換気の最適化も実施されています。竣工は、2025年6月を予定。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

グレーターベイエリア・スポーツセンターが完成間近

現在、内装仕上げと造園の最終段階にある、グレーターベイエリア・スポーツセンターの完成は2025年11月の中国全国運動会に向けて、6月に予定されています。

広東省、香港、マカオを含むグレーターベイエリアは、世界最大の都市圏であり、その人口は2030年までに1億人に達すると予想されています。歴史ある珠江の西岸、広州・南沙区の南端に位置するグレーターベイエリア・スポーツセンターは、グレーターベイエリアの中心にある新たな市民・ビジネス・住宅地区の中核施設としての役割を果たす予定です。

地域社会に最高水準のスポーツ施設を提供するこのセンターは、主要な国内外のスポーツイベントや文化公演など多様なプログラムを開催できるように設計されており、広州地下鉄18号線や深セン・中山間の新橋を通じて、グレーターベイエリア全域の住民が容易にアクセスできるようになっています。

南沙地域の学校やスポーツクラブによる利用のために優れた施設を提供することに加え、このセンターは中国における地域および国家レベルでの継続的なスポーツ振興プログラムを支えていきます。陸上競技を含むすべての種目に取り組む競技アスリートにとって必要不可欠なインフラを提供するこのセンターは、南沙の温暖な冬の気候を活かした設計により、将来のレガシーを育む理想的な屋外トレーニング施設と環境をつくり出します。

70ヘクタールの公園内に位置し、スポーツやレクリエーションのための川沿いに広がる多様なランドスケープスペースを南沙の住民に提供する、グレーターベイエリア・スポーツセンターには、6万人収容のスタジアム、2万人収容のバスケットボールなどの屋内競技用アリーナ、さらにトレーニングや競技に対応した50メートルプールと飛び込み用プールを備えた4,000人収容のアクアティクスセンターが含まれています。

このスポーツセンターには、選手用宿泊施設を含む充実した付帯設備に加えて、屋外トレーニングピッチやランニングトラックも整備されており、学校でのスポーツ参加を促進して地域の若い世代の健康増進を図る地方自治体のプログラムを支援します。

広東省の亜熱帯モンスーン気候に位置するこの70ヘクタールの川沿いの公園は、地域の洪水防止対策における不可欠な要素として設計されており、極端な海面変動時に余剰水を調整する湿地が取り入れられる予定です。

このセンターの建築に見られる流れるような形状は、この地域の伝統的な帆船の船体に見られる細く絞られた幾何学的な形状を反映しています。それは、約千年前の宋代に初めて設計されたものです。これらの歴史的な船は、珠江を中国における世界貿易の中心地として確立させました。

このスポーツセンターはまた、地元である嶺南のヴァナキュラー建築に見られる環境的な考え方も取り入れており、湿潤な亜熱帯の夏季において効果的な自然換気によって冷却される広々とした日陰空間を備えています。

スタジアムの屋根は、6万人の観客を雨や直射日光から守ると同時に、上昇する暖かい空気を建物の外へ自然に排出できるように、層状のシステムとして設計されています。この特徴的な層状の屋根はスタジアムを取り囲むように設けられており、伝統的な中国の扇に見られる絹のひだ構造を模したものです。

東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「LOVE ファッション―私を着がえるとき」の入場チケットをプレゼント。18世紀から現代までの衣服作品を中心に展示し、“着ること”の意味の再考を促す内容。川久保玲・山本耀司・阿部千登勢などの作品も公開
東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「LOVE ファッション―私を着がえるとき」の入場チケットをプレゼント。18世紀から現代までの衣服作品を中心に展示し、“着ること”の意味の再考を促す内容。川久保玲・山本耀司・阿部千登勢などの作品も公開展覧会ポスター image courtesy of 東京オペラシティ アートギャラリー

東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「LOVE ファッション―私を着がえるとき」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
18世紀から現代までの衣服作品を中心に展示し、“着ること”の意味の再考を促す内容です。川久保玲・山本耀司・阿部千登勢などの作品も公開されます。また、会場デザインは“GROUP+石毛健太+楊いくみ”が手掛けています。会期は、2025年4月16日~6月22日まで。展覧会の公式サイトはこちら
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2025年4月11日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

服を着ることは人間の普遍的な営みのひとつです。そして装いには私たちの内なる欲望が潜み、憧れや熱狂、葛藤や矛盾を伴って表れることがあります。お気に入りの服を着たい、あの人のようになりたい、ありのままでいたい、我を忘れたい……。着る人のさまざまな情熱や願望=「LOVE」を受け止める存在としてのファッション。そこには万華鏡のようにカラフルな世界が広がっています。

本展では、京都服飾文化研究財団(KCI)が所蔵する18 世紀から現代までの衣装コレクションを中心に、人間の根源的な欲望を照射するアート作品とともに、ファッションとの関わりにみられるさまざまな「LOVE」のかたちについて考えます。展覧会を通して、私たち人間が服を着ることの意味について再び考えるきっかけとなるでしょう。

リリーステキストより

以下に、出品デザイナーリストなどの詳細な情報を掲載します。

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