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book『新建築増刊 ヘルツォーク&ド・ムーロンのディテール集 2012年 08月号』

書籍『新建築増刊 ヘルツォーク&ド・ムーロンのディテール集 2012年 08月号』がamazonで発売されています

書籍『新建築増刊 ヘルツォーク&ド・ムーロンのディテール集 2012年 08月号』がamazonで発売されています。出版社のウェブサイトには掲載作品の目次などがあります。

1961年にドイツで創刊された『DETAIL』誌は、その名の通り建築のディテールに焦点を当てた建築専門誌として、すでに多くの言語に翻訳され世界中の建築関係者から高い信頼を得ています。
新建築社では、新たに『DETAIL』編集部とのコラボレーションをスタートさせ、同誌のエッセンスを最大限引き出した日本語特別版を皆様にお届けします。
第一弾は、ヘルツォーク & ド・ムーロンのディテールを特集します。2003~2011年に『DETAIL』誌で掲載された記事から、『DETAIL』編集長のクリスチャン・シュティッヒ氏と共にセレクションし、「ゲーツ・コレクション近代美術ギャラリー」をはじめとする初期作品から最新プロジェクトまで14作品を、『DETAIL』誌のコンセプトを元に紹介します。世界中であらゆる規制や条件の中で自由な発想で実現した、新奇な試みと新鮮さを導き出す彼らの手法をひも解きます。

新建築増刊 ヘルツォーク&ド・ムーロンのディテール集 2012年 08月号 [雑誌]
B008FBGTCO

TOTO通信、最新号(2012年夏号)特集:タダの箱のオンライン版

TOTO通信の最新号(2012年夏号)特集:タダの箱のオンライン版が公開されています

TOTO通信の最新号(2012年夏号)特集:タダの箱のオンライン版が公開されています。

建築がタダの箱であってもなんの問題もない。しかし、現にタダの箱から跳躍して、建築として自己主張するすばらしい建築作品が生まれていることも事実だ。そこにはさまざまな発想、手法があり、ひと言では語りつくせない世界が広がっている。小さな住宅建築であるがゆえの試みと努力もあり、その向かうところ、手法の追求はまだまだ続くにちがいない。平面を切り口とするもの、断面に新しい世界を切り開くもの、さまざまな努力が続いている。その試みのいくつかを取り上げた。

平田晃久とフラワーアーティストの塚田有一によるインスタレーション「Flow_er」の写真

平田晃久とフラワーアーティストの塚田有一によるインスタレーション「Flow_er」の写真が野良犬のケンチク彷徨記に掲載されています

平田晃久とフラワーアーティストの塚田有一によるインスタレーション「Flow_er」の写真が10枚、野良犬のケンチク彷徨記に掲載されています。

トラフによる「寺田倉庫オフィス」の写真

トラフのウェブサイトに「寺田倉庫オフィス」の写真が掲載されています

トラフのウェブサイトに「寺田倉庫オフィス」の写真が10枚掲載されています。

寺田倉庫の本社移転計画。オフィス運用の新しい試みとして、ペーパーストックレス化し、またデスクはフリーアドレスとした。社員全員が同じ空間を共有し、最大のコミュニケーション環境をつくりだすオフィスが求められた。

一人あたり段ボール一箱分の荷物を収容するロッカーと、ラーチ合板のステージを空間中央に配置する。このステージがメインエントランスからロッカー、執務スペースへの自然な動線の流れをつくりながら、各デスクから等距離にあることで、社員間で情報を共有するサロンスペースとしても機能する。

フリーアドレスの執務スペースは、11mの長いデスク、小学校の机のような可動デスク、運河を眺める窓際のハイカウンター、有孔ボードでかこまれた防音スペース、とバリエーションをもち、気分によって働く場所を選べる楽しさをつくっている。空いているスペースをクリエイティヴに使うことで、「スペースを創る」という同社の精神とも呼応する。

執務スペースからエントランス方向を見返すと、壁面全体に配された社名のグラフィックサインが、各スペースとそこで働く人たちを、一つにつなぎとめている。

book『総合芸術家ル・コルビュジエの誕生―評論家、画家、建築家』

書籍『総合芸術家ル・コルビュジエの誕生―評論家、画家、建築家』がamazonで発売されています

加藤道夫による書籍『総合芸術家ル・コルビュジエの誕生―評論家、画家、建築家』がamazonで発売されています。

ル・コルビュジエ(本名:シャルル・エドゥアール・ジャンヌレ1887-1965)は故郷スイスのラ・ショー・ド・フォンで建築家を志し各地を転々とした後、1917年にパリに活動の拠点を定める。パリにおいてはまず、画家のオザンファンとの出会いから、彼の影響のもと本名のジャンヌレで画家、美術批評家として活動を開始し、徐々にその名は知られていくようになる。

その後1925年頃にオザンファンとは距離を置くようになり、これが一大転機となり、ル・コルビュジエのペンネームを得て、絵画、批評以上に、建築設計の活動に精力を傾けるようになり、世界的建築家として羽ばたいていくこととなる。

本書は、当初の絵画や美術評論をメインとした活動を経由しながら、 いかに建築家ないしは総合芸術家「ル・コルビュジエ」として独立し、以降の活動を方向付けていったかを検証し、ル・コルビュジエが世に出る経緯をたどっている。

序論 近代建築家から総合芸術家へ
序章 総合芸術家ル・コルビュジエへの始まり
第1章 美術評論家ジャンヌレ
第2章 建築評論家ル・コルビュジエの誕生
第3章 ピュリスム画家ジャンヌレ
第4章 画家ル・コルビュジエの誕生
第5章 建築家ル・コルビュジエ―規則から遊動へ
第6章 総合芸術家 ル・コルビュジエの建築

総合芸術家ル・コルビュジエの誕生―評論家、画家、建築家
加藤 道夫
4621085697

ヘルツォーク&ド・ムーロンが1992年に完成させた「ゲーツ・ギャラリー」の動画 デイビッド・アジャイによるアメリカ・ワシントン.D.Cの図書館「The Francis Gregory Library」の写真

デイビッド・アジャイによるアメリカ・ワシントン.D.Cの図書館「The Francis Gregory Library」の写真がdezeenに掲載されています

デイビッド・アジャイが設計したアメリカ・ワシントン.D.Cの図書館「The Francis Gregory Library」の写真が4枚、dezeenに掲載されています。

デイビッド・アジャイによるアメリカ・ワシントンD.C.の図書館「The William O. Lockridge/Bellevue Library」の写真

デイビッド・アジャイによるアメリカ・ワシントンD.C.の図書館「The William O. Lockridge/Bellevue Library」の写真がdezeenに掲載されています

デイビッド・アジャイが設計したアメリカ・ワシントンD.C.の図書館「The William O. Lockridge/Bellevue Library」の写真が4枚、dezeenに掲載されています。

山崎亮と乾久美子による書籍『まちへのラブレター: 参加のデザインをめぐる往復書簡』

山崎亮と乾久美子による書籍『まちへのラブレター: 参加のデザインをめぐる往復書簡』がamazonで予約受付中です

山崎亮と乾久美子による書籍『まちへのラブレター: 参加のデザインをめぐる往復書簡』がamazonで予約受付中です。

参加型デザインって、コミュニティって、「つくらない」デザインって何だろう?建築家とコミュニティデザイナーによる、仲むつまじくもシリアスなやりとりから、従来の建築家像やデザインの意味を問い直す。ある駅前整備プロジェクトを通じて、二人のデザインが如何に融合してゆくのか、その過程を追体験する試みでもある。

吉田裕一 / 吉田裕一建築設計事務所による「中目黒・ROOM・S」 a21スタジオによるベトナム・ホーチミンの住宅「a21house」の写真 フェレール・アルキテクトスによるスペイン・アルメリアの「北地中海ヘルスセンター」の写真

フェレール・アルキテクトスによるスペイン・アルメリアの「北地中海ヘルスセンター」の写真がdesignboomに掲載されています

フェレール・アルキテクトスが設計したスペイン・アルメリアの「北地中海ヘルスセンター」の写真と図面が18枚、designboomに掲載されています。

磯崎新によるスペイン・バルセロナのオフィスビル「D38 zona franca office」の写真 原研哉らによる書籍『HOUSE VISION 新しい常識で家をつくろう』

原研哉らによる書籍『HOUSE VISION 新しい常識で家をつくろう』がamazonで発売されています

原研哉らによる書籍『HOUSE VISION 新しい常識で家をつくろう』がamazonで発売されています。

デザイナー原研哉によるプロジェクト「HOUSE VISION」。少子高齢化が進みエネルギー政策が見直される日本に合う「家」を隈研吾、塚本由晴、LIXILら21名+12社が語る。

HOUSE VISIONについては、公式サイトに概要が掲載されています。

「新しい常識で都市に住もう」これがHOUSE VISIONの理念です。

日本の都市、特に東京は、江戸時代から最大人口を持つメトロポリス。ここで営まれてきた暮らしは、経済成長の峠を超えた今日も、そして未来も資源にあふれ、可能性に満ちています。ここに私たちは、未来資源をさがさなくてはなりません。まずは「家」です。明治以来、近代化、つまり西洋化に向けて走り続けてきた日本は、マネーだけでは幸せがつかめないことを学びました。日本の伝統や価値についての自覚も芽生えています。そんな21世紀の日本という土壌に、どんな木を植え、どんな果実を収穫するか。一方では、日本のものづくりも変わろうとしています。テレビや冷蔵庫といった単品から、家そのものが総合家電へと進化しはじめています。やがて電力供給から通信・移動のシステムを含んだ大きな仕組みがハード、ソフトの両面でつながっていきます。その結果を、「住まいのかたち」に探ります。コミュニティも土地や建築の価値も、すべてを本質において捉え直す必要があります。そして「家」を軸とした新しい都市の独創性を生み出し、海外へ発信していきましょう。

HOUSE VISION 新しい常識で家をつくろう
原研哉 HOUSE VISION実行委員会
458254441X

坂茂によるロシア・モスクワの「モスクワ仮設美術館」の模型写真 直島に安藤忠雄の設計による安藤忠雄の美術館「ANDO MUSEUM」が来春オープン

直島に安藤忠雄の設計による安藤忠雄の美術館「ANDO MUSEUM」が来春オープンするそうです

直島に安藤忠雄の設計による安藤忠雄の美術館「ANDO MUSEUM」が来春オープンするそうです。リンク先のPDFに画像などが掲載されています。

新しいプロジェクトは本村の集落にある民家を改修します。民家の外観を残しながらも、中はコンクリートの新しい空間となる二重構造が考えられており、これまで安藤氏が手掛けてきたさまざまな建築の要素を集約した、建物自体も作品となるミュージアムになる予定です。そして、直島の安藤建築の歴史だけではなく、活動の中心地である直島の歴史を写真、スケッチ、模型などにより展示していきます。開館は、「瀬戸内国際芸術祭2013」が開催される来年の春を予定しており、去る6月24日(日)には、起工式も行われました。

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