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高橋勝建築設計事務所による、山口・下松市の、介護福祉施設「ほしのさとday service center」と保育園「HUG GARDEN ほしのさと Kids」。二つの建築に囲われた庭を中心とし新しい交流を生み出す関係性を設計
高橋勝建築設計事務所による、山口・下松市の、介護福祉施設「ほしのさとday service center」と保育園「HUG GARDEN ほしのさと Kids」。二つの建築に囲われた庭を中心とし新しい交流を生み出す関係性を設計介護福祉施設「ほしのさとday service center」と保育園「HUG GARDEN ほしのさと Kids」が二棟並ぶ。 photo©松村芳治
高橋勝建築設計事務所による、山口・下松市の、介護福祉施設「ほしのさとday service center」と保育園「HUG GARDEN ほしのさと Kids」。二つの建築に囲われた庭を中心とし新しい交流を生み出す関係性を設計「ほしのさとday service center」の食堂・機能訓練室。 photo©松村芳治
高橋勝建築設計事務所による、山口・下松市の、介護福祉施設「ほしのさとday service center」と保育園「HUG GARDEN ほしのさと Kids」。二つの建築に囲われた庭を中心とし新しい交流を生み出す関係性を設計「HUG GARDEN ほしのさと Kids」の三角テラスと読み聞かせ・遊戯スペース。 photo©松村芳治

高橋勝建築設計事務所が設計した、山口・下松市の、介護福祉施設「ほしのさとday service center」と保育園「HUG GARDEN ほしのさと Kids」です。二つの建築に囲われた庭を中心とし新しい交流を生み出す関係性を設計しています。

庭を中心とした50人規模のデイサービスセンター「ほしのさとday service center」と定員19人の小さな企業主導型保育園「HUG GARDEN ほしのさと Kids」の計画である。

敷地は1990年代後半に下松市が医療福祉施設に限定した地区計画のために造成した丘陵地にあり、民家や幹線道路からは200mほど離れた静かで自然豊かな場所である。そこに計画された「ほしのさと」は法面含め約1.6haの広い敷地を持ち、複数の施設で介護事業を運営している。

2年ごとの介護保険法の改正でひとりあたりの介護予算が徐々に削減される厳しい流れの中で、庭を中心とした新しい交流を生み出す活動的な介護環境を提案する、というクライアントが推し進めるプロジェクトの一環でもある。

建築家によるテキストより

計画は、立地を活かして広い庭を中心とした豊かな自然環境の外部空間を用意し、活動的な介護を実践する(歩行訓練や畑での園芸リハビリなど積極的な回復を意図した介護)。また、事業所内保育所を備え、子育て中でも働きやすい環境を整備し、優秀な介護スタッフを確保する。さらにデイサービスセンターの活動する庭と保育園の園庭を重ねることで世代間交流を喚起し,相乗的な好影響を及ぼし合えるような施設が求められた。

建築家によるテキストより

園児やデイサービス利用者をいかに庭に誘い出し、遊んだり散歩したりしたくなるような空間をどう設えるかを重点的に検討した。結果、木々や芝生の中を歩く時、気持ちのよい開放性を得るため,建築は極力押さえたボリュームとし、温かな景色づくりを意図して、軒の低い勾配屋根を持つ木造平屋とした。二棟はお互い気配を感じながら近すぎない丁度よい距離感で庭を囲む配置計画としている。

建築家によるテキストより
宮川清志 / SESNによる、東京の、伊勢丹新宿での化粧品のポップアップショップ「ETVOS POP UP SHOP」
宮川清志 / SESNによる、東京の、伊勢丹新宿での化粧品のポップアップショップ「ETVOS POP UP SHOP」 photo©SESN
宮川清志 / SESNによる、東京の、伊勢丹新宿での化粧品のポップアップショップ「ETVOS POP UP SHOP」 photo©SESN

宮川清志 / SESNが設計した、東京の、伊勢丹新宿での化粧品のポップアップショップ「ETVOS POP UP SHOP」です。期間限定店舗のため公開は既に終了しています。

伊勢丹新宿店のETVOSポップアップショップのデザイン。

ミネラルUVパウダーという商品の先行発売に際して行われるポップアップショップとなり、パウダー状の商品の質感をショップ全体で表現できないかと考えている中、商品パッケージに着目をした。

商品パッケージ、空箱の色味やマットな素材感、手書きのフォントタイプ、手に持った時に感じる商品パッケージ全体から得られる素材感、手触りのある触感を集積する事でミネラルUVパウダーの質感を表現できるのではないかと考え、タイルを敷き詰める様に目地幅や設置する奥行きを1mm以下の単位で微調整を繰り返し、浜辺にある砂がその一粒では成り立たないが、圧倒的な量と反復を繰り返す事で砂場として成立する様に、ここでは空箱を集積し空間として成立する様に構成しています。

建築家によるテキストより
妹島和世と西沢立衛が参加して、長谷川祐子が聞き手を務め2021年6月に行われたトークセッション「建築の未来支度」の動画

SANAAの妹島和世と西沢立衛が参加して、長谷川祐子が聞き手を務め2021年6月15日に行われたトークセッション「建築の未来支度」の動画です。

※2021年6月15日(火)にライブ配信した動画のアーカイブです。

この4月に就任した長谷川祐子新館長によるトークシリーズ「未来支度の部屋」を始めます。

今、私達は大きな転換点を迎えています。さらにコロナウイルスの世界的な感染拡大により、加速度をつけ様々なシステムが変わりつつあります。
美術館もそうした環境と無関係ではありません。この「未来支度の部屋」では、様々なジャンルで未来を模索しながら先端を走り続けるゲストをお迎えし、それぞれの視点から“今”を捉え、未来を迎えるにあたりその指針や希望を紐解き、みなさんとともに未来支度を始めます。

第1回のテーマは「建築の未来支度」。ゲストに、金沢21世紀美術館の建築設計者であるSANAAのお二人(妹島和世・西沢立衛)を迎え、美術館建設当時の秘話からその後の活動、そしてそれらを経て建築の未来はどのような変化を遂げるのかを語ります。

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、上海での建築展「ZHA Close Up – Work & Research」の会場写真
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、上海での建築展「ZHA Close Up – Work & Research」の会場写真 photo courtesy of ZHA
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、上海での建築展「ZHA Close Up – Work & Research」の会場写真 photo courtesy of ZHA
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、上海での建築展「ZHA Close Up – Work & Research」の会場写真 photo courtesy of ZHA

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国のMAM上海での建築展「ZHA Close Up – Work & Research」の会場写真です。会期は2021年8月29日まで。展覧会の公式ページはこちら

こちらはリリーステキストの翻訳

MAM上海では、中国本土では初となるザハ・ハディド・アーキテクツの展覧会を開催し、1982年から今日までのプロジェクトを回顧的に展示します

ローマのMAXXI21世紀美術館(2010年)や北京のリーザ・ソーホー(2019年)から、現在6大陸で開発中のスタジオの画期的なプロジェクトまで

ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)の中国での作品形成を時系列で紹介する「ZHA Close Up at MAM Shanghai」では、世界各地のプロジェクトを結びつける先駆的な研究との相互関係を探り、どのように、スタジオが想像し、設計し、建築環境を構築する方法を変革させる技術的イノベーションしているかを詳しく紹介します。

2021年7月3日から8月29日まで開催されるこの展覧会では、ローマのMAXX 21世紀美術館(2010年)や北京のリーザ・ソーホー(2019年)の流れるような都市空間から、現在6大陸で開発中の画期的なプロジェクトまで、過去40年間のザハ・ハディド・アーキテクツの建築物の進化を検証し、革新とインスピレーションへの一貫した願望を示します。

1979年に故ザハ・ハディド氏が設立したザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)は、21世紀の建築を再定義し、世界中の人々の想像力をかき立てるプロジェクトを数多く手がけてきました。ハディド氏は建築界の重鎮であり、2004年には女性として初めてプリツカー建築賞を受賞しました。彼女が初めて中国を訪れたのは、キャリアをスタートさせたばかりの1981年のことでした。ユーフラテス川とチグリス川に削られた彼女の生まれ故郷であるイラクと同様に、中国の自然景観や都市居住地は、大河や水路によって歴史的に形成されてきました。ハディド氏は、北から南へと旅をして中国の多くの都市を訪れ、その芸術と建築を体験しながら、自然の景観という大きな劇場の中に歴史的な建築を埋め込む方法を研究しました。

ZHAがコンペで受賞した香港のピーク・クラブの設計(1982-1983)は、建物と敷地、内部と外部、建築とエンジニアリングの間の流動的な関係についてのハディドの研究をはっきりと表しています。ZHAの作品は、周囲の山腹の地形によって定義され、広州オペラハウス(2010年)や北京大興国際空港(2019年)などの後続の重要なプロジェクトにおいて、有機的な建築言語で自然の一貫性を反映し、直感的にナビゲートでき、世界中で認められている比類のない空間体験を生み出しています。

ZHA Close Upでは、ZHAの建築に刻まれた40年間の実験の旅を探り、そのデザインが新しいデザインごとに、より空間的に独創的で、より構造的に効率的で、より技術的に高度で、より環境に配慮したものになっていく様子を見て、彼らの作品を建築実務の最前線に位置づけています。

また、世界中の市民、専門家、学術機関から最高の栄誉を受けたプロジェクトを紹介し、業界の設計・施工方法を改善するためのスタジオの先駆的な研究も紹介します。

OMAの研究機関AMOがデザインを手掛けた、パリの、ファッションブランドOff-Whiteの旗艦店。パリの建築要素を再解釈し店内に都市を持ち込むことを意図
OMAの研究機関AMOがデザインを手掛けた、パリの、ファッションブランドOff-Whiteの旗艦店。パリの建築要素を再解釈し店内に都市を持ち込むことを意図 Photograph by Benoit Florençon, Courtesy OMA.
OMAの研究機関AMOがデザインを手掛けた、パリの、ファッションブランドOff-Whiteの旗艦店。パリの建築要素を再解釈し店内に都市を持ち込むことを意図 Photograph by Benoit Florençon, Courtesy OMA.
OMAの研究機関AMOがデザインを手掛けた、パリの、ファッションブランドOff-Whiteの旗艦店。パリの建築要素を再解釈し店内に都市を持ち込むことを意図 Photograph by Benoit Florençon, Courtesy OMA.
OMAの研究機関AMOがデザインを手掛けた、パリの、ファッションブランドOff-Whiteの旗艦店。パリの建築要素を再解釈し店内に都市を持ち込むことを意図 Copyright OMA

OMAの研究機関AMOがデザインを手掛けた、パリの、ファッションブランドOff-Whiteの旗艦店「OFF-WHITE FLAGSHIP STORE PARIS」。パリのの建築要素を再解釈し店内に都市を持ち込むことを意図され設計されました。Off-Whiteは、ルイ・ヴィトンのメンズラインのディレクター ヴァージル・アブローが手掛けるブランドです。

こちらはリリーステキストの翻訳

AMOデザインの「Off-White」フラッグシップストアがパリにオープン

パリ、2021年7月6日 – 「Off-White」のパリにおける新しい旗艦店がオープンし、ハイエンドとカジュアルが融合したデザインが導入されました。ヴァンドーム広場から2ブロック離れた、19世紀に建てられた角地にある建物の3フロアに展開するOff-White Parisは、訪れた人に、対照的な雰囲気のレパートリーを徐々に見せていきます。

エレン・ヴァン・ルーンを中心に、サミール・バンタルとジュリオ・マルゲリが設計を担当し、ファッションコレクションと一般の人々との交流を促進する建築の新しいあり方を模索しました。パリの中庭や蚤の市など、象徴的な建築要素を再解釈することで、店舗内に都市が存在するようになります。

エレン・ヴァン・ルーンとサミール・バンタルは言います。
「どこでストリートウェアは終わり、ハイファッションは始まるのか?今から20年以上前、サラ・アンデルマンのコレットは、現代の体験型小売業の先駆けであり、ストリートスタイルとラグジュアリーが融合した最初のコンセプトストアのひとつでした。2021年になり、コレットがあった場所から数ブロック離れたパリのOff-Whiteの新店舗は、スタイル、メディア、ファッションを発信する文化チャンネルとしてのブランドの多面的なアイデンティティを表現し、コレットに謙虚に敬意を表し、そのかけがえのない遺産を活用しています。」

Off-Whiteの創設者兼クリエイティブ・ディレクターのヴァージル・アブローは言います。
「AMOとの仕事は、相乗効果のあるプロセスです。私たちのアイデアの出し方は似ていて、何事にも制限はありません。Off-White Parisでの成果は、私の想像を超えたものになりました。」

この店舗は、2018年にファッションデザイナーの初の個展「Figures of Speech」のデザインで始まった、AMOとヴァージル・アブローのコラボレーションを継続しています。Off-White Parisは、マイアミの旗艦店に続く、ブランドのためにデザインされた2番目の店舗です。

トラフ建築設計事務所による、東京・清澄白河の、トーキョーバイクの旗艦店「TOKYOBIKE TOKYO」のレポート。コーヒースタンドやプランツショップも入店し売るだけでない今の時代に求められる店舗を構想
トラフ建築設計事務所による、東京・清澄白河の、トーキョーバイクの旗艦店「TOKYOBIKE TOKYO」のレポート。コーヒースタンドやプランツショップも入店し売るだけでない今の時代に求められる店舗を構想築58年の元倉庫を改修。 photo©architecturephoto
トラフ建築設計事務所による、東京・清澄白河の、トーキョーバイクの旗艦店「TOKYOBIKE TOKYO」のレポート。コーヒースタンドやプランツショップも入店し売るだけでない今の時代に求められる店舗を構想 photo©architecturephoto
トラフ建築設計事務所による、東京・清澄白河の、トーキョーバイクの旗艦店「TOKYOBIKE TOKYO」のレポート。コーヒースタンドやプランツショップも入店し売るだけでない今の時代に求められる店舗を構想 photo©architecturephoto

トラフ建築設計事務所が設計した、東京・清澄白河の、トーキョーバイクの旗艦店「TOKYOBIKE TOKYO」をレポートします。コーヒースタンドやプランツショップも入店し売るだけでない今の時代に求められる店舗が構想されています。店舗のウェブサイトはこちら。店舗の開店は2021年7月10日より。

こちらはアーキテクチャーフォトによるレポート

トラフ建築設計事務所の設計で、自転車ブランドTOKYOBIKEの旗艦店「TOKYOBIKE TOKYO」が、東京・江東区清澄白河に完成した。
築58年の倉庫をコンバージョンした建築である。建物の特徴はプログラムにもある。ブランドの旗艦店として自転車を販売するだけでなくファッションアイテムの販売もされ、また地元の自家焙煎コーヒースタンド「ARiSE COFFEE PATTANA」と植物を販売するプランツショップ「The Plant Society Tokyo Flagship」も入居している。そして、建物内のスペースの多くを明確な用途を持たない階段空間として設計がなされている。

一般的に自転車店と聞いて我々が想像するのは、店内に所狭しと自転車が並んでいる風景ではないだろうか。この店舗では、ショーウィンドウに自転車が展示されていたり、壁面に展示されているものの、お店の中に入っても自転車に圧倒されることはない。一見すると何のお店かわからないくらいのささやかさである。

店内に入ってまず目に入るのは、上階へ続く“大階段”である。トラフはこの階段を「イタリアのスペイン広場を思わせる大階段」と表現するが、実際に空間に身を置いてみると、吹き抜けのデザインや、開口部からの光によって自然と視線が上部に誘導され、プランツショップなども目に入り、上階へと昇り進みたくなる感覚を覚えた。入口右手側にあるコーヒーショップで買ったコーヒーを片手に階段に腰掛けるお客さんの姿も目に浮かぶようだった。階段と言っても、単純な階段ではなくその段差や素材は丁寧に設計されており、そこで佇むことがアフォードされるデザインである。この場所は、現在の社会状況が改善された頃には、様々なイベントが行われる舞台になるだろう。

階段を上ると、キッズコーナーがあり、更に奥まで歩いていくとプランツショップがある。キッズコーナーではトラフが結成される切っ掛けとなった「テンプレート イン クラスカ」をセルフオマージュしたデザインが施されており、建築ファンも楽しむことができるだろう。プランツショップは、メルボルンから出店されたそうで豊富な植物を閲覧することができ、この空間内を散策する目的地としても最適な配置がなされているように感じる。

ここまで建築を説明してきたが、TOKYOBIKEの自転車がどこに展示・販売されているかということも気になるのではないだろうか。その場所は、エントランス右奥と大階段下の比較的目に入りにくい場所に設計されている。主たる商品のはずの自転車がこの場所で販売されているという所に、トラフとクライアントの現代の物販店舗の在り方についての考察や未来への展望が込められていると感じ非常に唸らされた。

いまビジネスの世界を見てみると、ネットの普及、SNSの普及によって間違いなくモノの売り方は変わっている。テレビCMや広告ではなく、不特定多数の口コミが参照されたり、SNSでの反響からモノが売れるようになったりしている。ただ単に商品を強力にアピールして露出度を高めることが売り上げに直結する時代ではないのである。筆者が詳しいネット通販の世界でも同様である。著名な通販サイトではただモノを売るだけではなく、オウンドメディアとして読み物を提供したり、更にはドラマまで作ってしまう所もある。それらは直接的な商品を宣伝するものではないが、店舗の世界観や思想を伝えるものであり、それらのコンテンツに魅了された人々は、結果として「あのサイトが売っているモノなら」と信頼を感じ購入するようになるのである。直接的であるより間接的であることが重要なのだ。

この店舗「TOKYOBIKE TOKYO」でコーヒーを飲んだり、休憩したり、イベントに参加したり、植物を購入したりする。そんな風にこのお店が生活の中に根差していく。そんな時間の流れの中で、自転車が壊れたりして買い替える必要のある人たちも出てくるだろう。その時、彼らはTOKYOBIKEのことが頭に浮かびこのお店に足を運び実際に商品を手に取り購入していくのではないだろうか。そんな、お客さんにとってもお店にとっても幸せな関係が、この空間で構想されたことだろうと感じた。

建築空間として興味深いのは勿論であるが、プログラムすら決まっていない段階からトラフが関ったこの建築は、“トラフがクライアント共にこれからの店舗の在り方を世に問いかけた事例”としても捉えることができる建築だと言えるのではないだろうか。

【ap job更新】 規模や領域を横断しながら建築や都市の可能性を追求する「Open A」が、シニアアーキテクト・アーキテクトを募集中
【ap job更新】 規模や領域を横断しながら建築や都市の可能性を追求する「Open A」が、シニアアーキテクト・アーキテクトを募集中
【ap job更新】 規模や領域を横断しながら建築や都市の可能性を追求する「Open A」が、シニアアーキテクト・アーキテクトを募集中Under Construction(OpenAオフィス)(撮影:OpenA)

規模や領域を横断しながら建築や都市の可能性を追求する「Open A」の、シニアアーキテクト・アーキテクト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

Open Aでは、企画から設計、監理まで、チームの中核となって、プロジェクトを動かし、支えてくれるメンバーを募集しています。

Open Aの仕事は幅広く、リノベーションを始め、居住空間からオフィス空間、公共空間まで展開しています。既存のビルディングタイプに分類できない建築への挑戦も続けているところです。個人から大企業、行政まで、規模や領域を横断しながら建築や都市の可能性を追求するのが、最大の特徴だと考えています。

ときに、本をつくったり、R不動産のようなメディアと連携したりしながら設計を進めるプロセスは、もしかすると落ち着きなく見えているかもしれません。
そんな私たちの仕事も、実は実直な設計作業の積み重ねに支えられています。
そのプロセスや成果をきちんと社会に提示し、還元すること。そんな姿勢を大切にしていきたいと思っています。

「Open Architecture」

会社の名前が、そのまま僕らの活動姿勢でもあります。
建築が好きで、実直で、真面目ないい人、募集します。
もちろん、デザインや表現力も重要ですが、クライアント対応や役所調整、仕事や建築に対する価値観が共有できる人に来てもらえたら嬉しいです。(馬場正尊)

五十嵐淳建築設計事務所による、北海道・札幌市の、店舗とギャラリー「gallery 22.149 / MAGAACY」
五十嵐淳建築設計事務所による、北海道・札幌市の、店舗とギャラリー「gallery 22.149 / MAGAACY」 photo©IKUYA SASAKI
五十嵐淳建築設計事務所による、北海道・札幌市の、店舗とギャラリー「gallery 22.149 / MAGAACY」 photo©IKUYA SASAKI
五十嵐淳建築設計事務所による、北海道・札幌市の、店舗とギャラリー「gallery 22.149 / MAGAACY」 photo©IKUYA SASAKI

五十嵐淳建築設計事務所が設計した、北海道・札幌市の、店舗とギャラリー「gallery 22.149 / MAGAACY」です。同店舗の2階には同じく五十嵐が設計した美容室「nunuka」があり、こちらもアーキテクチャーフォトで特集しています。施設の場所はこちら(Google Map)

札幌市の円山エリアにある「日本一小さな複合施設」をコンセプトに古い木造建築を改修したプロジェクト。1階にはセレクトショップと小さな飲食スペース、地下にはギャラリー、2階には美容室がある。各階を貫く櫓のような階段は、地下から3階までの4層を程よい距離で繋ぐ。小さな空間ではあるが多様な事柄が混在することで生まれる賑わいを創出している。

建築家によるテキストより
岸和郎による進行中のプロジェクトまでを含む展覧展「時間の真実_TIME WILL TELL」の関連シンポジウムの参加申込が開始
岸和郎による進行中のプロジェクトまでを含む展覧展「時間の真実_TIME WILL TELL」の関連シンポジウムの参加申込が開始展覧会「岸和郎:時間の真実_TIME WILL TELL」の公式ポスター。

岸和郎による進行中のプロジェクトまでを含む展覧展「時間の真実_TIME WILL TELL」の関連シンポジウムの参加申込が開始しています。開催日は2021年7月24日で会場は京都工芸繊維大学センターホールです。
シンポジウムのタイトルは「現代建築と保存_文化庁京都移転を巡って」。岸がデザインアーキテクトとして参画している文化庁の建築について語られるとの事です(京都府庁の敷地内の旧府警本部の改修+新築が進んでいる)。

シンポジウム「現代建築と保存_文化庁京都移転を巡って」
日時:2021年7月24日(土)13:30-16:30
会場:京都工芸繊維大学センターホール
パネリスト:門内輝行、田原幸夫、古賀大、岸和郎
モデレーター:笠原一人
ゲスト:笠原隆
参加方法:事前申込制(定員130名。定員に達した時点で締め切り)
下記フォームから必要事項をご記入のうえ申し込みください。
シンポジウム申し込みフォーム

シンポジウム当日のギャラリートークは中止となりました。なお、7月24日(土)は17:30まで開館時間を延長いたします。

小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSによる、東京・杉並区の、アニメーション制作会社のスタジオ「MAPPAスタジオ分室」。職場環境の向上も意識しデスク素材の選定やラウンジ空間を重視
小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSによる、東京・杉並区の、アニメーション制作会社のスタジオ「MAPPAスタジオ分室」。職場環境の向上も意識しデスク素材の選定やラウンジ空間を重視 photo©小山光
小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSによる、東京・杉並区の、アニメーション制作会社のスタジオ「MAPPAスタジオ分室」。職場環境の向上も意識しデスク素材の選定やラウンジ空間を重視 photo©小山光
小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSによる、東京・杉並区の、アニメーション制作会社のスタジオ「MAPPAスタジオ分室」。職場環境の向上も意識しデスク素材の選定やラウンジ空間を重視 photo©小山光

小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSが設計した、東京・杉並区の、アニメーション制作会社のスタジオ「MAPPAスタジオ分室」です。職場環境の向上も意識しデスク素材の選定やラウンジ空間を重視した設計となっています。クライアント企業の公式サイトはこちら

「呪術廻戦」、「進撃の巨人」などのアニメーション制作で知られるMAPPAのスタジオ分室。

建築家によるテキストより

2019年には2.5兆円規模となったアニメーション産業。その制作会社全国622社のうち、東京には87%にあたる542社、その中でも東映動画やタツノコプロが60年代に設立された杉並区と練馬区には241社も集まっている。制作会社では多くのアニメーターを必要とするが、このエリアには大きなオフィスビルが少ないため、スタジオ分室を設けることが多い。MAPPAでも荻窪の青梅街道沿いの本社とは別に阿佐ヶ谷などに既にいくつか分室を持っている。

建築家によるテキストより

近年、アニメーターの人材不足が深刻になっている。原因としては経済条件の良い中国のアニメ会社やゲーム業界への人材の流出などがあげられる。優秀な人材を確保するためにも、職場環境の改善が必要で、デスクを温かみのある木材にして、リフレッシュできるラウンジ空間を重視した。この制作会社では将来的には中央線沿線の大きな敷地に全分室を集めて、自然あふれるアニメーターズビレッジを作って、ファンも訪れる事ができるショップやカフェも併設できればと考えている。

建築家によるテキストより
佐野健太建築設計事務所による、台湾・雲林県の「恵生大薬局」。台湾の薬局の商法の変化に“まちなかの公園”にインスピレーションを得た空間を提案
佐野健太建築設計事務所による、台湾・雲林県の「恵生大薬局」。台湾の薬局の商法の変化に“まちなかの公園”にインスピレーションを得た空間を提案 photo©YYHLA
佐野健太建築設計事務所による、台湾・雲林県の「恵生大薬局」。台湾の薬局の商法の変化に“まちなかの公園”にインスピレーションを得た空間を提案 photo©YYHLA
佐野健太建築設計事務所による、台湾・雲林県の「恵生大薬局」。台湾の薬局の商法の変化に“まちなかの公園”にインスピレーションを得た空間を提案 photo©YYHLA

佐野健太建築設計事務所が設計した、台湾・雲林県の「恵生大薬局」です。台湾の薬局の商法の変化に“まちなかの公園”にインスピレーションを得た空間を提案しています。

薬局の数がコンビニエンスストアよりも多く、少子高齢化が深刻な台湾にあって、旧来型の薬局はおむつを主力商品とする商法からいかに脱却するかが死活問題となっている。

建築家によるテキストより

「恵生大薬局」を再生するにあたり、クライアントが掲げた目標はライフスタイルを提案する場所としての薬局であった。
薬を売るだけではなく、健康的な暮らしをサポートする。
一般的な商品売場や調剤室のほか、健康診断コーナーやお茶のスペース、お年寄り向けジムなどを設け、AIを駆使した遠隔健康管理や物理療法、高齢者のためのヘルスケア教室などのサービスを地方政府や協賛企業と共同して行う。

建築家によるテキストより

そのための空間として、まちなかの公園がヒントになるのではないかと考えた。お年寄りが集まってダンスや体操、太極拳などを楽しんでいる姿は台湾における日常の光景だ。機能や動線がある程度整理されつつ、自然がもたらす自由さを享受できる公園。その空間の持つ質を新しい薬局にも引き継げないかと考えたのである。

建築家によるテキストより
MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの原田真宏の基調講演と、エヌ・シー・エヌ取締役の福田浩史による実務セミナーが行われる“無料”ウェビナー「大規模木造の可能性と木造への取り組み方」が開催。参加者には『木構造ガイドブック』も進呈
MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの原田真宏の基調講演と、エヌ・シー・エヌ取締役の福田浩史による実務セミナーが行われる“無料”ウェビナー「大規模木造の可能性と木造への取り組み方」が開催。参加者には『木構造ガイドブック』も進呈

MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの原田真宏の基調講演と、エヌ・シー・エヌ取締役の福田浩史による実務セミナーが行われる“無料”ウェビナー「大規模木造の可能性と木造への取り組み方」が開催されます。主催は株式会社エヌ・シー・エヌ。参加者には、最新の木造事例や、大規模木造にまつわるQ&A等を全60Pにまとめた『木構造ガイドブック』も進呈されます。開催日は2021年7月12日(月)13:00~15:00事前申し込みはこちらから

木構造ガイドブック発刊記念セミナー
【大規模木造の可能性と木造への取り組み方】
開催日:2021年7月12日(月) 13:00~15:00
定員:400名

【参加者特典】
セミナー参加者へは、最新の木造事例や、大規模木造にまつわるQ&A等を全60Pにまとめた〈木構造ガイドブック〉を進呈します。

リリーステキストより
トラフ建築設計事務所による、東京・六本木の、ジュエリーブランドの店舗「Hirotaka 東京ミッドタウン店」
トラフ建築設計事務所による、東京・六本木の、ジュエリーブランドの店舗「Hirotaka 東京ミッドタウン店」 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・六本木の、ジュエリーブランドの店舗「Hirotaka 東京ミッドタウン店」 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、東京・六本木の、ジュエリーブランドの店舗「Hirotaka 東京ミッドタウン店」 photo©太田拓実

トラフ建築設計事務所が設計した、東京・六本木の、ジュエリーブランドの店舗「Hirotaka 東京ミッドタウン店」です。店舗の公式サイトはこちらお店の場所はこちら(Google Map)

ジュエリーブランド「Hirotaka(ヒロタカ)」の、丸の内店、玉川玉川髙島屋S・C店に続く東京ミッドタウン店の内装計画。
2015年にトラフが設計したAesopの店舗の右隣で、通路に平行な間口12mx奥行2mの細長い区画が敷地となった。

建築家によるテキストより

この特徴的な敷地形状に着目し、ファサード面と店内の壁面を重なる2つのレイヤーと捉え、通路を行きかう人々に印象付けられるようにしたいと考えた。Hirotakaの幾何学的なジュエリーデザインからインスピレーションを得て、通路に面した長いファサードには正円のフレームに分割したガラス窓を配し、店内奥の壁面には間接照明を仕込んだ大きな三角形が連なるフレームを設置した。店外から見ると2つのレイヤーが重なり合い、屋外広場の緑や共用部に入ってくる日差しを映し出して、刻々と表情を変える。

建築家によるテキストより

区画の奥行きが無いことをポジティブに捉え、店舗の内外に広がりが感じられるよう工夫した。Hirotakaの世界観を凝縮した店舗自体が、東京ミッドタウン内にあるジュエリーを思わせる空間を目指した。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス [期間:2021/6/28-7/4]
最も注目を集めたトピックス [期間:2021/6/28-7/4]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2021/6/28-7/4)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 石本建築事務所・石上純也JVが、神奈川の「厚木市複合施設基本設計」プロポで受注候補者に選定。提案書も公開
  2. 隈研吾が設計を進め2023年の完成を予定する、東京の「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」の基本設計概要版が公開
  3. アルヴァ・アアルトがデザインした名作家具が、ガチャ(カプセル玩具)として発売。アルヴァ・アアルト財団とアルテックが制作を監修
  4. 中山英之が会場構成を手掛けた、庭園美術館での展覧会「ルネ・ラリック リミックス(新館ギャラリー1)」をレポート。邸宅を構想し、ここにしかない展示空間を設計
  5. 藤森照信・妹島和世・藤本壮介・平田晃久・石上純也・藤原徹平・会田誠による「パビリオン・トウキョウ2021展 at ワタリウム美術館」の会場写真。都内で公開される建築家たちのパヴィリオンに関する資料等を紹介
  6. 藤森照信が設計した、東京・渋谷区のパヴィリオン「茶室『五庵』」のレポート。藤森建築の言語が詰め込まれた国立競技場を臨む茶室
  7. 藤本壮介が設計した、東京・渋谷区のパヴィリオン「Cloud pavillion(雲のパビリオン)」のレポート。“雲”にインスパイアされた建築が様々な感覚を呼び起こす
  8. 小堀哲夫が特定された「東海国立大学機構(東山)プラットフォーム新営」設計プロポのプレゼン動画が公開。次点者の伊東や候補者の槇・千葉・SANAAの動画も公開
  9. 平田晃久による、東京・渋谷区のパヴィリオン「Global Bowl」のレポート。彫刻と建築の感覚を行き来するような作品
  10. 海法圭+鈴木岳彦による、東京・日本橋の、老舗卸店舗の上層階フロアの改修「MKKビル8階」。服飾のデザイン・生産・卸売・教育が集まるコモンズとなるスペースを持った施設
  11. 藤原徹平による、東京・渋谷区のパヴィリオン「ストリート ガーデン シアター」のレポート。木組みと植物が絡み合い都市に必要な人の居場所を提供
  12. 高橋勝建築設計事務所による、京都の町家を改修した飲食店舗「BAR Kingom」
  13. SANAAが計画を進めていた、パリの老舗百貨店「サマリテーヌ」の改修が完了して写真が公開
  14. MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの原田真宏の基調講演と、エヌ・シー・エヌ取締役の福田浩史による実務セミナーが行われる“無料”ウェビナー「大規模木造の可能性と木造への取り組み方」が開催。参加者には『木構造ガイドブック』も進呈
  15. 元木大輔 / DDAA LABによる、展覧会「Belt Furniture」の会場写真とレポート
  16. 石上純也による、東京・千代田区の九段ハウスでのパヴィリオン「木陰雲」の画像とコンセプトが公開。期間中には同じく石上が設計する“maison owl”のシェフの期間限定レストランもオープン
  17. フォスター+パートナーズによる、アメリカ・フロリダの、ゴルフツアー運営団体の社屋「PGAツアー本部」。パンデミック後のワークプレイスとして健康とウェルビーイングに焦点をあてデザイン
  18. トラフ建築設計事務所による、愛知の、名古屋駅隣接百貨店内のラムネ専門店「THE RAMUNE LOVERS」
  19. ピーター・ズントーによる、スイス・バーゼルの、バイエラー財団美術館の増築。展示棟・サービス棟・イベント棟の3つの建物がピアノ設計の既存美術館の周囲に建設
  20. 小堀哲夫が「東海国立大学機構(東山)プラットフォーム新営」設計プロポに特定。次点者の伊東や候補者の槇・千葉・SANAAの提案書も公開

ピーター・ズントーによる、スイス・バーゼルの、バイエラー財団美術館の増築。展示棟・サービス棟・イベント棟の3つの建物がピアノ設計の既存美術館の周囲に建設
ピーター・ズントーによる、スイス・バーゼルの、バイエラー財団美術館の増築。展示棟・サービス棟・イベント棟の3つの建物がピアノ設計の既存美術館の周囲に建設左側建物が展示棟(House for art)。右側建物がイベント棟(pavillion)。 Courtesy Atelier Peter Zumthor
ピーター・ズントーによる、スイス・バーゼルの、バイエラー財団美術館の増築。展示棟・サービス棟・イベント棟の3つの建物がピアノ設計の既存美術館の周囲に建設展示棟(House for art)。 Courtesy Atelier Peter Zumthor
ピーター・ズントーによる、スイス・バーゼルの、バイエラー財団美術館の増築。展示棟・サービス棟・イベント棟の3つの建物がピアノ設計の既存美術館の周囲に建設展示棟(House for art)の内部。 Courtesy Atelier Peter Zumthor © Successió Miró / Calder Foundation, New York / Art Resource, NY / 2017, ProLitteris, Zurich

アトリエ・ピーター・ズントーが設計した、スイス・バーゼルの、バイエラー財団美術館の増築です。展示棟・サービス棟・イベント棟の3つの建物がピアノ設計の既存美術館の周囲に建設されます。2021年6月に建築許可が下り2021年晩夏に建設がスタートするとの事です。

こちらはリリーステキストの翻訳・抜粋

2021年6月2日、バイエラー財団は、バーゼル州建物検査局(BGI)より、アトリエ・ピーター・ズントーによる拡張プロジェクトの建築許可を取得しました。これで建設開始への道が開けました。2020年夏、バイエラー財団理事会は、コロナウイルスの大流行にもかかわらず、この困難な時期にバーゼルとスイスの芸術と経済に前向きなシグナルを送ることを願い、計画申請を進めることを決定しました。この増築計画は、スイスで最も多くの人が訪れる美術館の長期的な発展にとって非常に重要であり、今後の活動を決定的に左右するものです。工事の開始は2021年の晩夏を予定しています。

この拡張工事により、美術館の建物はユニークなアンサンブルを形成し、一般公開される公園の面積は約2倍になります。スイスで最も訪問者数の多い美術館であるバイエラー財団は、21世紀になっても、訪問者や地域住民の期待に応え続けたいと考えています。

アトリエ・ピーター・ズントーが設計した増築部分は、芸術の家、管理・物流施設を提供するサービス棟、イベント用パヴィリオンの3つの建物で構成されています。最初の2つの建物は、現在の美術館の敷地に南側で隣接するイゼリン・ウェーバー公園に建設され、平屋建てのパヴィリオンは、既存の境界壁の隣にあるベラワー公園に設置されます。このパヴィリオンは、イゼリン・ウェーバー公園の新しい建物、ベラワー邸の歴史的建築物、レンゾ・ピアノの既存の建物の中で、重要な役割を果たす位置にあります。1,500㎡の展示スペースを持つ新しいミュージアム棟は、コレクションの展示や小規模なショーに適しています。サービス棟には、オフィスや技術設備があり、特に美術品の配送に力を入れています。

小堀哲夫が特定された「東海国立大学機構(東山)プラットフォーム新営」設計プロポのプレゼン動画が公開。次点者の伊東や候補者の槇・千葉・SANAAの動画も公開

小堀哲夫建築設計事務所が特定された「東海国立大学機構(東山)プラットフォーム新営」設計プロポーザルのプレゼンテーション動画が公開されています。次点者の伊東豊雄建築設計事務所や、候補者となっていた槇総合計画事務所千葉学建築計画事務所SANAA・妹島和世建築設計事務所設計共同体のプレゼンテーション動画も公開されています。


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