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高田博章建築設計による、東京・足立区の「保育園のあるコワーキングスペースつなぐ」
高田博章建築設計による、東京・足立区の「保育園のあるコワーキングスペースつなぐ」 photos©山口伊生人
高田博章建築設計による、東京・足立区の「保育園のあるコワーキングスペースつなぐ」 photos©山口伊生人
高田博章建築設計による、東京・足立区の「保育園のあるコワーキングスペースつなぐ」 photos©山口伊生人

高田博章建築設計が設計した、東京・足立区の「保育園のあるコワーキングスペースつなぐ」です。施設の公式サイトはこちら

住宅と商店が混在し、下町の雰囲気が残る地域にある、保育園を併設したコワーキングスペースです。

子育てと仕事を両立する方々を、ターゲットとした施設です。幼児を保育園に預けて働く、キッズスペースへ一時的に託児して打合せを行う、板の間で子守をしながら作業をする、放課後に子供達が宿題をするなど、多様なワークスタイルに対応しました。

建築家によるテキストより

長時間勤務する職種に保育の必要性があると判断されることで、在宅勤務の自営業者や、フリーランスは、保育園入園の優先順位が低くなり、待機児童問題で働けない母親が多いのが実情です。母親になったことで、社会参加が困難だと感じて、孤独や子育てに悩むことが、少なくありません。

建築家によるテキストより

保育園のお迎え後に、家事の負担を軽減できるよう、給食調理師が調理したお総菜の販売を行います。保護者同士が繋がり、孤立感を解消できるワークショップやイベントを開催します。これら様々なアクティビティが、同時多発的に行えるよう、既存建物の形状を活かしながら、くぼんだスペースを設けたり、可動間仕切り(木製建具)やカーテンを配置して、緩やかに空間を分節しました。

建築家によるテキストより
中本尋之 / FATHOMによる、広島市の、カラー専門店「COLOR STAND」
中本尋之 / FATHOMによる、広島市の、カラー専門店「COLOR STAND」 photo©足袋井竜也 (足袋井写真事務所)
中本尋之 / FATHOMによる、広島市の、カラー専門店「COLOR STAND」 photo©足袋井竜也 (足袋井写真事務所)
中本尋之 / FATHOMによる、広島市の、カラー専門店「COLOR STAND」 photo©足袋井竜也 (足袋井写真事務所)

中本尋之 / FATHOMが設計・施工した、広島市の、カラー専門店「COLOR STAND」です。店舗の公式サイトはこちら

カラー専門店はヘアーサロンの中でもカラーリングに特化し、白髪染めや生え際のリタッチなどが主なメニューとなる。
お客様は第一に安く、そして気軽にカラーの施術を求め、質はもちろん安さと早さが必要不可欠でありこれからのチェーン展開を視野に入れた一号店のお店となる。

建築家によるテキストより

以上の点から設計自体もシステム的に機械化する必要があるのではないかと考えた。
どの土地でも馴染むように、しかしその場その場の個性も出していきたい。設計段階で工程はシンプルにしなければ限られた予算という課題はクリアできない。

建築家によるテキストより

たくさんの課題をクライアントとディレクターの三者で何度か協議を重ねる中、店名のカラースタンドの中にヒントは埋まっていた。

コンセプトは
“ガソリンスタンドのようなカラー専門店”

建築家によるテキストより
小林一行+樫村芙実 / テレインアーキテクツによる、兵庫・加東市の住宅「南山ニュータウンの家」
小林一行+樫村芙実 / テレインアーキテクツによる、兵庫・加東市の住宅「南山ニュータウンの家」 photo©笹の倉舎 / 笹倉洋平
小林一行+樫村芙実 / テレインアーキテクツによる、兵庫・加東市の住宅「南山ニュータウンの家」 photo©笹の倉舎 / 笹倉洋平
小林一行+樫村芙実 / テレインアーキテクツによる、兵庫・加東市の住宅「南山ニュータウンの家」 photo©笹の倉舎 / 笹倉洋平

小林一行+樫村芙実 / テレインアーキテクツが設計した、兵庫・加東市の住宅「南山ニュータウンの家」です。

眼下に桜を臨む丘陵地の突端にあって、敷地からの眺めはとてもよく、小さな子ども4人を育てる家族にとっては快適な環境に見えた。しかし、ニュータウンの周辺区画は空き地が目立ち、あまりにもひらけた印象であった。母親が自宅で製菓づくりと販売をしており、家庭用と業務用の2つのキッチンを求めたことから、「外向き」の家と「内向き」の家、ふたつの性格の異なる空間が同居するイメージからはじまった。

建築家によるテキストより
元木大輔による論考「完成しない都市・建築・プロダクト」 山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc. + 横尾真 / OUVIによる、群馬・渋川市の住宅「中郷の家」
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc. + 横尾真 / OUVIによる、群馬・渋川市の住宅「中郷の家」 photo©新澤一平
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc. + 横尾真 / OUVIによる、群馬・渋川市の住宅「中郷の家」 photo©新澤一平
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc. + 横尾真 / OUVIによる、群馬・渋川市の住宅「中郷の家」 photo©新澤一平

山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.横尾真 / OUVIが設計した、群馬・渋川市の住宅「中郷の家」です。

群馬県郊外の国道沿いに建つ建主の実家(母屋)の隣地に、子世帯の住まいをつくる計画。
それと平行して母屋のリノベーションも進められた。生まれてから住み続けてきた土地で新たな家族との生活を始めるには、母屋を含む周辺環境との関わり方を選択でき、多様な住まい方が喚起されることが重要だと考え、性質の異なるふたつの庭とふたつの空間を確保した。

建築家によるテキストより

室内は、十字に組まれた柱によってもち上げられた屋根の下にふたつの空間を積層した。
1階は正方形と直角三角形を合わせた台形平面のワンルーム。架構に対応させてフローリング・小梁・ルーバーの方向を切り替えることでワンルーム内に生活の拠り所を作っている。

生活に必要な機能は箱に納めて家具のように点在させ、箱と箱の隙間から外部へ視線が抜けるように開口の位置を定めた。中心の十字柱から対角線に架けられた大梁は、四角形平面から最も長い直線を抽出し、水平方向への広がりを強調する。
庭を介して日々変化する周辺環境や暮らしに呼応する遠心性をもつ空間である。

建築家によるテキストより
大西亮+越膳博明+大本健太 / 乃村工藝社による、東京・品川区の、地域コミュニティー促進の機能を持つマンションギャラリー「Brillia品川南大井コミュニケーションサロンoooi」
大西亮+越膳博明+大本健太 / 乃村工藝社による、東京・品川区の、地域コミュニティー促進の機能を持つマンションギャラリー「Brillia品川南大井コミュニケーションサロンoooi」 photos©河野政人 / ナカサ&パートナーズ
大西亮+越膳博明+大本健太 / 乃村工藝社による、東京・品川区の、地域コミュニティー促進の機能を持つマンションギャラリー「Brillia品川南大井コミュニケーションサロンoooi」 photos©河野政人 / ナカサ&パートナーズ
大西亮+越膳博明+大本健太 / 乃村工藝社による、東京・品川区の、地域コミュニティー促進の機能を持つマンションギャラリー「Brillia品川南大井コミュニケーションサロンoooi」 photos©河野政人 / ナカサ&パートナーズ

大西亮+越膳博明+大本健太 / 乃村工藝社が設計した、東京・品川区の、地域コミュニティー促進の機能を持つマンションギャラリー「Brillia品川南大井コミュニケーションサロンoooi」です。
施設は2019年12月で解体されています。

東京・品川のマンション「Brillia品川南大井」を建設するに当たり、コミュニケーションサロンとモデルルームを併設したマンションギャラリーのプロジェクト。
1階にコミュニケーションサロン、2階にモデルルームを計画した。

建築家によるテキストより

従来のマンションギャラリーは、購入者が目的を持って訪れる場所となっているが、購入者以外がその場所に訪れる事はさほどないかと思われる。また販売開始と合わせて突然と現れ、販売終了とともに撤去されるのが常であり、そういった建築としての在り方から活用方法を再定義したのがプロジェクトの特徴である。

建築家によるテキストより

マンション販売のためのゲストサロン(マンションギャラリー)とは異なり、社会における課題解決を策定し、その解決の糸口をひも解くための施設活用を目的としている。同施設が社会課題として掲げたのは、「地域コミュニティーの希薄化」。

「住まう場所の選択」は、新しい街に「移り住む」という大きな希望と不安を抱きながら行うものである。そこで、その不安を、施設利用とデザイン体験を通すことでひも解こうと考えた。マンション販売のみを目的とする場所ではなく、地域のつながりを意識し、地域住民に広く開かれた空間を提供することが重要だと捉えたためだ。

建築家によるテキストより
小林一行+樫村芙実 / テレインアーキテクツによる、ウガンダ・ナンサナの寄宿舎「AU dormitory」
小林一行+樫村芙実 / テレインアーキテクツによる、ウガンダ・ナンサナの寄宿舎「AU dormitory」 photo©Timothy Latim
小林一行+樫村芙実 / テレインアーキテクツによる、ウガンダ・ナンサナの寄宿舎「AU dormitory」 photo©Timothy Latim

小林一行+樫村芙実 / テレインアーキテクツが設計した、ウガンダ・ナンサナの寄宿舎「AU dormitory」です。

現地の建材として最も汎用性のある焼レンガは、特有のサイズや不均等な強度が扱いにくく感じられた。
しかし、現地の沼地でつくられる約100mm×110mm×200mmのレンガは一斤の小振りのパンのようなスケール感であり、一粒ごとに異なる粗いテクスチャー・色も相まって、それらが積まれて出来上がった壁は、触ってみたい/寄りかかりたい、と思わせる木の幹のような魅力を持っていた。

一枚の壁が何かを分断するものとして存在するのではなく、約50名の学生が共同生活を送る空間を「つかず離れず」の状態でつくりだすような方法を探した。

建築家によるテキストより
日本建築学会の建築討論の2021年1月号「特集:建築メディアの条件そして効果──当代中国の場合」

日本建築学会の建築討論の2021年1月号「特集:建築メディアの条件そして効果──当代中国の場合」が公開されています。中国を拠点とする建築メディア5組(世界建築 World Architecture、時代建築 Time Architecture、建築学報 Architectural Journal、一条 Yit、沙丘研究所 Dunes)にインタビューしています。質問の中には、運営予算の確保方法などビジネスの側面にも切り込んでおり興味深いです。

ミサワホームの社長に、新型コロナ以降の取り組み等について聞いているインタビュー記事

ミサワホームの社長の磯貝匡志に、新型コロナ以降の取り組み等について聞いているインタビュー記事が、Housing Tribune Onlineに掲載されています。

五十嵐敏恭 / STUDIO COCHI ARCHITECTSによる、沖縄の住宅「富里の家」の写真と図面

五十嵐敏恭 / STUDIO COCHI ARCHITECTSが設計した、沖縄の住宅「富里の家」の写真と図面が30枚、archdailyに掲載されています。

【ap job更新】 MAMM DESIGNが、新規プロジェクトの増加に伴いスタッフ(新卒・既卒、経験者)・アルバイトを若干名募集
【ap job更新】 MAMM DESIGNが、新規プロジェクトの増加に伴いスタッフ(新卒・既卒、経験者)・アルバイトを若干名募集
【ap job更新】 MAMM DESIGNが、新規プロジェクトの増加に伴いスタッフ(新卒・既卒、経験者)・アルバイトを若干名募集ミンナノイエ

MAMM DESIGNの、新規プロジェクトの増加に伴うスタッフ(新卒・既卒、経験者)・アルバイトを若干名募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

MAMM DESIGNでは、新規プロジェクトの増加に伴いスタッフを若干名募集します。新卒(第2新卒)、経験者共に採用対象です。

私たちの建築設計思想・デザインに共感し、熱意のある方をお待ちしております。(アルバイトも随時募集しています)

私たちの事務所では、建築の設計を通して新しい価値観を創出することを目標としており、用途や新築、改修を問わず、様々な設計業務を行ってもらいます。
基本的にプロジェクトを初期段階から竣工まで担当してもらう方針です。様々な経験が得られるとともに、大きな達成感がある仕事です。
新卒の方は補助的な役割からスタートしてもらい、能力に応じてプロジェクトの関与度を高めていってもらいます。

子育てからの仕事復帰を考えていらっしゃる方、個人の活動と並行して働きたい方など、時短勤務、曜日限定の勤務についてもご相談下さい。柔軟に対応します。

松江事務所でのプロジェクトも増えていますので、希望があれば地方勤務も検討します。

現在以下のプロジェクトが進行中です。
・歴史保存地区での小規模高級ホテル
・牧場・グランピングを中心とした農泊リゾート
・ホテルからシェアオフィスへのコンバージョン
・デジファブ技術を用いた建築/家具の開発
・アムステルダムでの住宅リノベーション

築33年の印刷工場をリノベーションした新しい事務所スペースで皆さんと仕事できるのを楽しみにしています。

スノヘッタによる、フランス・パリの、新聞社ル・モンドの新社屋「Le Monde Group Headquarters」
スノヘッタによる、フランス・パリの、新聞社ル・モンドの新社屋「Le Monde Group Headquarters」 photo©2019Marwan Harmouche
スノヘッタによる、フランス・パリの、新聞社ル・モンドの新社屋「Le Monde Group Headquarters」 photo©Ludwig Favre PAris
スノヘッタによる、フランス・パリの、新聞社ル・モンドの新社屋「Le Monde Group Headquarters」 photo©JARED CHULSKI

スノヘッタが設計した、フランス・パリの、新聞社ル・モンドの新社屋「Le Monde Group Headquarters」です。

以下、リリーステキストの抜粋・要約です

新本社の完成により、ル・モンドグループの1,600名の従業員は、パリ13区に完成したこの建築に集結しました。大胆な新しい広場と半透明の外壁により、一般市民や周辺の交通機関とのつながりを創出するとともに、市民や通行人に寛大な憩いの場を提供します。

このプロジェクトは、他のメディアがニュースルームの縮小を実行している今、ル・モンドグループがスタッフに再投資し、情報や物理的な空間への民主的なアクセスを通じ、活気に満ちた公共空間を育成することへの深いコミットメントの意思を表現しています。透き通るようなダイナミックなファサードと広大なパブリックプラザは、建物の周囲の文脈に対する開放感を表現しています。

スノヘッタの創設パートナーであるシェティル・トレーダル・トールセンは次のように語ります。

「ルモンドグループ本社はその設立以来、今日の社会が直面している多くの課題に対して、建築的かつ象徴的な対抗手段としての役割を果たしてきました。この建物は、恐怖と不確実性が私たちの社会を障壁を増やし、治安を強化するような時代に開放することを主眼としています。この意味で、このプロジェクトは、建築がどのようにしてパブリックとプライベート、エクステリアとインテリア、透明と不透明の両方になり得る空間を作り出すことができるのか、私たちに考えさせるものでした。私たちの他の多くのプロジェクトと同様に、このプロジェクトは、建築の狭間を探求し、公共のためのサービスになるように考えられたハイブリッドな建物なのです」

歴史的なオーステルリッツ駅に隣接しているこのプロジェクトは、歴史的なカルチエ・ラタンや緑豊かな植物園の庭園に隣接しています。へこんだフォルムの建物は、鉄骨の複雑なネットワークによって支えられた2つの7階建ての片持ち梁で両側から固定されています。
そして、3つのジェスチャーの「カット」が建物のフォルムを形作っています。「スカイカット」は太陽電池パネルで覆われた屋根の斜めの表面を明らかにします。「シティカット」は通りに面した正面に沿って建物を引き戻します。「グラウンドカット」は橋の構造の下側を切り取り、拡張されたアーチ形の形態の下で新しい公共の広場を一緒に包みます。

八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSと奥晴樹 / Haruki Oku Designによる、東京・南青山の店舗「The Playhouse」
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSと奥晴樹 / Haruki Oku Designによる、東京・南青山の店舗「The Playhouse」 photo©KENJI SEO
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSと奥晴樹 / Haruki Oku Designによる、東京・南青山の店舗「The Playhouse」 photo©KENJI SEO
八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTSと奥晴樹 / Haruki Oku Designによる、東京・南青山の店舗「The Playhouse」 photo©KENJI SEO

八木祐理子+高田一正 / PAN- PROJECTS奥晴樹 / Haruki Oku Designが設計した、東京・南青山の店舗「The Playhouse」です。店舗の公式サイトはこちら

本計画は東京、青山の骨董通りに建つ3層テナントビルの改修計画である。
1,2階には英国ブランドを取り扱う店舗が、3階にはオーダーメイドウェディングを行う企業が入居する。我々には既存建物全体のリ・ブランディングを行うこと、またコロナ禍とそれ以降に求められる店舗像への解答という課題が与えられていた。

建築家によるテキストより

COVID-19が生み出した社会的変化としてオンライン化の加速があり、それはショッピングの体験が実店舗から切り離されていく未来を示唆している。こうした社会状況に対し我々は新たな店舗像として、物を売る場所から、新たな文化を生み出し体験する場への転換を提案している。

商品の売買がオンラインで行うことができる現状において、実店舗の存在意義は来場客の興味を掻き立てること、ブランドの作り上げる文化を伝え、コミュニティを生み出すことであり、その体験を通し(たとえオンライン上であれ)商品の購入へと繋げていく。

店舗としての根源的な機能である「商品を売ること」を見直した結果として、本計画は商品の売買機能を実空間から一部切り離し、余白を生み出すことで、様々な出来事を許容する空間として、店舗の再定義を行っている。

建築家によるテキストより

The Playhouseは、ビル全体を劇場として見立て、各エリアに舞台装置を挿入することで、館全体の様々な場で多様な催しが行われることを可能としている。

メインエントランスの吹き抜けはフライタワーと見立てられ、可動式の天幕を用いることで即席のステージとして使用できるよう設計されており、50人規模の観客を収容する、トークショーやコンサートが催される場となる。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 伝統工芸を取り入れ、選ぶのではなく造る建築を目指す「シオ建築設計事務所」が、設計チーフ・設計アシスタントスタッフを募集中
【ap job更新】 伝統工芸を取り入れ、選ぶのではなく造る建築を目指す「シオ建築設計事務所」が、設計チーフ・設計アシスタントスタッフを募集中
【ap job更新】 伝統工芸を取り入れ、選ぶのではなく造る建築を目指す「シオ建築設計事務所」が、設計チーフ・設計アシスタントスタッフを募集中7 Gates Lounge

伝統工芸を取り入れ、選ぶのではなく造る建築を目指す「シオ建築設計事務所」の、設計チーフ・設計アシスタントスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

シオ建築設計事務所は、NAP建築設計事務所から独立した子浦が主宰する設計事務所です。

現在弊社では住宅、オフィス、保育施設、物流倉庫などのプロジェクトが進行中です。弊社は建築の設計監理のみならず、コンサルティング業務からデザイン監修、インテリア・オリジナル家具デザイン、オリジナル素材開発に関わりものづくりをしながら設計活動を行っております。これまでの竣工事例としては、住宅、集合住宅、飲食店、店舗、オフィス、物流倉庫の休憩ラウンジと様々な物件を手掛けております。

・日本の歴史をリスペクトし、日本各地に伝わる伝統工芸を建築に取り入れ、現代人の生活に寄添い愛情と誇りの持てる建築
・その地域環境にあう建築のあり方と豊かな固有文化を生かす建築
・ものの持っている力を大切にし、選ぶのではなく、造る建築

以上を信条に設計活動をしております。

これらを実現するため日常生活の解像度をあげ、人間らしく豊かで幸せな暮らしができ、それを設計活動に還元できるようにするためにはどうすればよいのかと考えています。

このたび業務拡大のため、新規設計スタッフを募集します。弊社の成長と共に長く勤めたい方、これまで培った自身の能力を十分に発揮したい方、独立志望の方など、設計活動に意欲のある方のご応募お待ちしております。

小林一行+樫村芙実 / テレインアーキテクツによる、ウガンダ・カンパラの商業施設「やま仙 / Yamasen Japanese Restaurant」
小林一行+樫村芙実 / テレインアーキテクツによる、ウガンダ・カンパラの商業施設「やま仙 / Yamasen Japanese Restaurant」 photo©Timothy Latim
小林一行+樫村芙実 / テレインアーキテクツによる、ウガンダ・カンパラの商業施設「やま仙 / Yamasen Japanese Restaurant」 photo©Timothy Latim
小林一行+樫村芙実 / テレインアーキテクツによる、ウガンダ・カンパラの商業施設「やま仙 / Yamasen Japanese Restaurant」 photo©Timothy Latim

小林一行+樫村芙実 / テレインアーキテクツが設計した、ウガンダ・カンパラの商業施設「やま仙 / Yamasen Japanese Restaurant」です。

周辺は丘陵地であるが、敷地に立つとそのことに気づかないほどになだらかな斜面である。ある高さを境界水平面と決めて、上部は木、下部はRCとスチールと素材を切り替えることで水平面を可視化し、同時に斜面を顕在化させた。5本の既存樹木を避けて配置した長方形平面は、コンタラインにほぼ直角となり、地面から大屋根に潜り込むようなアプローチを実現している。

茅葺の大屋根を支える木フレームはユーカリ材を用いた。成長が早く植林後すぐに現金化されるため、枝のような若い状態で伐採され、工事現場の支保工や足場として、その後は調理用の薪として使われることが多い。この安価な材料を用いて、製材や乾燥などの工程を丁寧に監理することで、特性を活かした架構を実現した。

建築家によるテキストより
神谷勇机+石川翔一 / 1-1 Architectsによる、愛知の住宅「House OS 3つ屋根の下」
神谷勇机+石川翔一 / 1-1 Architectsによる、愛知の住宅「House OS 3つ屋根の下」 photo©1-1 Architects
神谷勇机+石川翔一 / 1-1 Architectsによる、愛知の住宅「House OS 3つ屋根の下」 photo©1-1 Architects
神谷勇机+石川翔一 / 1-1 Architectsによる、愛知の住宅「House OS 3つ屋根の下」 photo©1-1 Architects

神谷勇机+石川翔一 / 1-1 Architectsが設計した、愛知の住宅「House OS 3つ屋根の下」です。

一家で熱帯植物の栽培を行う施主のための二世帯住宅の計画。

地方の市街化調整区域では農地や宅地が混在し、それらを一体として所有する事例が散見される。
本計画の建主も、隣接する「宅地」「農地(接道あり)」「農地(接道なし)」という3筆の土地からなる敷地を購入した。

それらは一見ひとつの土地のようであるが、そこには机上で定められた見えない隣地境界線が引かれている。隣地境界線に着目することで、地方の市街化調整区域における農地と宅地の新たな風景の提案につながるのではないかと考えた。

そこで、3つそれぞれの土地の制約に適合した別の建屋(住宅、農業用倉庫、温室)を、それぞれ隣地境界線ぎりぎりに寄せ、一体につながるように建てた。そうすることで、隣地境界線の存在が消え、大きなひとつの土地に建つひとつの家のように暮らせる。一方、それぞれの建屋の土地が異なることを示すため、3 棟の間にごく狭いスキマをつくり、光の筋や雨の滴り、風の抜けといった環境による新たな隣地境界線を描き出した。

本計画では、土地の制約や用途を超えた生活の繋がり、新しい風景、それにより起こり得る現象を設計した。

建築家によるテキストより

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