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【ap job更新】 国内外の照明デザインを手掛ける「WORKTECHT&Co.」が、グローバルに活躍する建築照明アシスタントデザイナー(新卒歓迎)、広報・PR、CADオペを募集中
【ap job更新】 国内外の照明デザインを手掛ける「WORKTECHT&Co.」が、グローバルに活躍する建築照明アシスタントデザイナー(新卒歓迎)、広報・PR、CADオペを募集中
【ap job更新】 国内外の照明デザインを手掛ける「WORKTECHT&Co.」が、グローバルに活躍する建築照明アシスタントデザイナー(新卒歓迎)、広報・PR、CADオペを募集中ショールーム

国内外の照明デザインを手掛ける「WORKTECHT&Co.」の、グローバルに活躍する建築照明アシスタントデザイナー(新卒歓迎)、広報・PR、CADオペ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

WORKTECHT&Co.国内外の照明デザインを手がけてきた代表の金田が、1996年に独立して立ち上げた当社。
高いデザイン性はもちろん、建築物の構造を最大限に活かした照明設計の技術力が高い評価を受け、依頼は年々増加しています。
海外の拠点やクリエイターと仕事をする機会もありグローバルに活躍できる環境です。

WORKTECHT&Co.http://www.worktecht.com/

【建築実績】
和光本館、インターコンチネンタル横浜Pier8、ハイアットリージェンシー瀬良垣、
ザ・リッツカールトン京都、日本平ホテル、コンラッド大阪、Galaxy Harajuku etc

この度新たなメンバーをお迎えすることとなりました。

新しいチームのメンバーとして、建築や照明やインテリアやアート、人に興味のある方、
建築照明が好きな方、積極的に人とコミュニケーションをとることができる方、やる気のある方、会社と共に変化、成長をしていける方とご一緒できればとスタッフ一同考えています。

小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSによる、東京・目黒区の集合住宅「不動前の空地」
小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSによる、東京・目黒区の集合住宅「不動前の空地」外観。 photo©Nacasa & Partners Inc.
小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSによる、東京・目黒区の集合住宅「不動前の空地」窓先空地。 photo©Nacasa & Partners Inc.
小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSによる、東京・目黒区の集合住宅「不動前の空地」101リビング。 photo©Nacasa & Partners Inc.

小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSが設計した、東京・目黒区の集合住宅「不動前の空地(ヴォイド)」です。

目黒不動尊の門前にある小さな商店街に面した敷地に計画された5階建ての14戸からなる賃貸集合住宅。
東京都内の、間口が狭く、奥行きの深い敷地に、小さい賃貸住戸を効率よくレイアウトする際に設計者が頭を悩ませるのは、敷地の奥側の住戸の窓先空地の取り方である。
また、前面道路に面している住戸以外は、隣地に面して窓を設けても、隣接する建物の壁が敷地境界まで迫っているため、採光や通風に効果的な開口をとることができず、あまりいい住環境にならないことが多い。
こちらの集合住宅では、このような間口が狭く奥行きの深い都心の敷地で、収益性を高める密度を保持しながら、採光・通風に配慮した快適な住環境を追求した。

建築家によるテキストより

敷地の奥行きが17mあるので、まず敷地の前後2つのヴォリュームに分けて、その間に抜けの空間を作り、そこに各住戸へアプローチする階段を設けた。
また2つのヴォリュームの四隅を切り欠いて、6か所のヴォイドを設け、各住戸に光を取り入れ、快適な内部環境を生み出している。このプロジェクトのように、周辺を敷地際まで建物で囲われた敷地において、特に低層階で隣地側の開口は採光上有効な開口部にできなくなることが多い。建物ヴォリュームの角を切り落とし、ヴォイドを設けて隣地との離隔を取ることで、ヴォイドに面する開口は、建築基準法の採光上も有効な開口となる。この集合住宅の延床面積では、窓先空地幅員に2m必要なため、1Fでは屋外通路が間口の1/4近くを占める。屋外通路はピロティも可能なので、2Fからは敷地境界から50cmの位置まで張り出している。上記のヴォイドのひとつにアプローチの屋外通路をつないで、法規上必要な窓先空地とした。窓先空地は避難経路としての機能に目が行きがちだが、居室の採光と通風の確保も目的としている。

建築家によるテキストより

この集合住宅にはネコとの共生のアイデアが多く取り入れられている。
ワンルームタイプでも2〜3匹までの多頭飼いができるようにして、飼い主が日中不在でも、ネコが寂しがらないようにしている。エアコンには外出先からリモートで操作できるスマートエアコンを採用して、留守番をしているネコの環境を調整できるようにしている。
リビングや寝室にネコ用トイレを置かなくても済むように、換気扇がついた洗面所にネコトイレを2〜3個置けるようにしている。洗面所への扉など、ネコの動線上の扉にはネコ用小扉をつけて、自由に行き来ができるように配慮している。
玄関に迎えに来るネコの脱走を防ぐために、玄関と居室の間には中扉を設けた。外出前には服に着いたネコの毛を取ったり、落ち着いて身支度ができるようになっている。
ネコが勝手に扉を開けてしまわないように、扉の取っ手はレバーハンドルではなく、握り玉にして、引き戸の必要な箇所にも、鍵を設置して、ネコのアクセスをコントロールしている。
6つの「窓先空地」に面した窓辺には、光と風が通り、ネコが2〜3匹ゆったり昼寝できる大きな窓台を設けている。ここは日光浴をしたり、外の景色を眺めたりできる、人間もリラックスできる空間になっている。
高いところが好きなネコのために、窓枠の上などにネコ用ロフトスペースを設け、ホットカーペットやミニ扇風機にためのコンセントも設置されている。

建築家によるテキストより
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウルの、スポーツウエアブランドSpyderの店舗「Spyder 旗艦店 江南」
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウルの、スポーツウエアブランドSpyderの店舗「Spyder 旗艦店 江南」 photo©Jiseon Park
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウルの、スポーツウエアブランドSpyderの店舗「Spyder 旗艦店 江南」 photo©Jiseon Park
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウルの、スポーツウエアブランドSpyderの店舗「Spyder 旗艦店 江南」 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウルの、スポーツウエアブランドSpyderの店舗「Spyder 旗艦店 江南」 image©スキーマ建築計画

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、韓国・ソウルの、スポーツウエアブランドSpyderの店舗「Spyder 旗艦店 江南」です。

強いそしてエクスクルッシブな贅沢さと変化し続ける可動性という一見全く異なる性格を兼ね備えた空間を作った。

具体的には赤と黒というSpyderのブランドカラーをオリジナルで製作したタイルでグラデーション化し外壁を構成し、室内の床を凸凹のアンティークの木下地の上に黒いエポキシを流し込み、ここでも黒のグラデーションを展開し贅沢さを演出した。

その上、レールが敷かれ、前後自由に動き、その什器内のディスプレイがまた上下する稼動什器を配置し、可動性をつくり、いつ行ってもそのシーズンの見せ方に合わせ空間が変わるVMDの力が問われるお店を作った。

建築家によるテキストより
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ロシア・モスクワの新駅「クレノヴィ大通り駅2」設計コンペの勝利案
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ロシア・モスクワの新駅「クレノヴィ大通り駅2」設計コンペの勝利案
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ロシア・モスクワの新駅「クレノヴィ大通り駅2」設計コンペの勝利案
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ロシア・モスクワの新駅「クレノヴィ大通り駅2」設計コンペの勝利案

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ロシア・モスクワの新駅「クレノヴィ大通り駅2」設計コンペの勝利案を掲載します。

モスクワの地下鉄は、毎年25億人の乗客を輸送し、1日のピーク利用者数は約1,000万人。利用者は、過去20年間で300万人以上(30%以上)増加しており、人口の増加に(1,250万人に達した)対応するために拡大を続けているそうです。この新駅では、照明と乗客情報システムに新たなイノベーションを取り入れ、直感的なナビゲーションをデザインすることで、モスクワの地下鉄システムのおける次世代の駅を定義しようとしているとの事。
建築の要素である、柱が乗客を誘導する「矢印」として開発されていて、また天井と床の光のラインを統合することにより、照明自体が、道案内などの機能的な役割を果たすことを意図しているのだそう。

赤松佳珠子+大村真也 / CAtの設計で完成した、東京・港区六本木のワークプレイス「ROPPONGI TERRACE」の見学会が開催

赤松佳珠子+大村真也 / CAtの設計で完成した、東京・港区六本木のワークプレイス「ROPPONGI TERRACE」の見学会が開催されます。開催日は2020年9月13日。要事前申込との事です。

この度、赤松佳珠子 + 大村真也 / CAt で 2018 年より設計・監理を務めてまいりました、
「ROPPONGI TERRACE」が、東京都港区六本木に竣工いたしました。

六本木駅に近く、敷地東側には公園という魅力的な立地条件を最大限に活かすため、
全室が公園に開放されたテラスを持つ親自然的な建築です。
特徴的な斜めの天井が公園からの視界を遮りながら、光や風を採り入れた居心地のよいワークプレイスです。

クライアントのご厚意により、下記の通り内覧会を行います。
是非、お越しいただきたくご案内申し上げます。

辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第5回「設計事務所を支える番頭ポジション」
辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第5回「設計事務所を支える番頭ポジション」

設計事務所を支える番頭ポジション

text:辻琢磨

 
番頭からの学び

前回のエッセイで、壁紙の選定や、渡されたサンプルを持ち帰る話を紹介した際、寺田さん始めスタッフの皆が渡辺さんにたくさん叱られているようなニュアンスの書き方をしてしまい、書いた後に大いに反省した。
特に寺田さんは非常に優秀な番頭で、渡辺事務所の屋台骨を支える存在なので、名誉挽回というか、今回は設計事務所の番頭というポジションについてや、寺田さんの働きぶりから学んだことについて、書いてみたい。

 
渡辺事務所の規模
渡辺事務所のスタッフは僕を除くと、9年目の寺田さん、5年目の増田くん、3年目の岩田くんの3人で、2000㎡を超えるプロジェクトを抱える事務所の体制としては決して大きくない組織規模といえる。つい最近も歯医者さんの建屋や比較的大きな規模の工場兼オフィスが着工し、常に設計と現場監理が動いているような状態だ。

以下の写真はクリックで拡大します

辻琢磨による連載エッセイ “川の向こう側で建築を学ぶ日々” 第5回「設計事務所を支える番頭ポジション」渡辺事務所集合写真、左から増田航平、岩田貴昭、渡辺隆、辻琢磨、寺田尚人。 photo©haruka aoki

そんな中、この1年半の僕の印象だと所長は一日のほとんどをいろんな電話と打ち合わせで終えているので、ほとんどの実作業は(一般的に所長とはそういうものかもしれないが)、このスタッフ3人で回している。大きな物件ほど実施図面や施工図チェックの量は増えていくし、公共案件だとその提出書類も増えていくわけで、とてもじゃないけど3人で回せる仕事量ではないと僕は常々感じている。
でも、つい先日磐田市立病院研修棟が竣工し、継続的に展開するコインランドリーの新築も竣工、ヤマハマリーナ浜名湖のクラブハウスも竣工間近で、働き方改革を推し進めながらも何故だか(語弊がある笑)どんどんと建築が立ち上がっていくのだ。

渡辺さんの一つの特徴は圧倒的な電話の量で、とにかくよく電話で、施主や施工者、構造設計者、行政担当者といった人たちとコミュニケーションをとっている。シビアな話題もあればほのぼのとした話題もあり、とにかく日常的なコミュニケーションの中で様々な問題を事前に(時に事後的にも)回避しプロジェクトを円滑に進め、また同時に恒常的な推進力と大きな指針をプロジェクトに与えているように思う。

 
全員攻撃、全員守備

また、渡辺事務所のスタッフの特徴としてメインの担当を置かないということがある。

僕の知る限り一般的に設計事務所のスタッフは担当物件を抱え、スタートから竣工までメインでプロジェクトの面倒をみることが多いが、この独特な慣習は、前職の竹下設計からの引き継ぎだそうで、とにかく全員ですべてのプロジェクトの進行状況をなんとなく共有しつつ、先輩が後輩に事務所の経験知を伝え、プロジェクトが進んでいく。

例えば、磐田市立病院研修棟では実施設計までは増田さんが主に図面を描き、経験豊富な寺田さんが公共案件ということもあって現場監理を引き継ぎ、民間のヤマハマリーナ浜名湖クラブハウス棟では実施設計までは寺田さんがメインで図面を描き、現場監理を増田くんが病院と入れ替わりで引き継いだ。岩田くんは両方のプロジェクトでCGやサイン計画を担当している。僕も担当は持っておらず、病院でもマリーナでも現場に行かせてもらって仕上げを検討したり、ディテールを考えたりもしている。

このような、フットボールで言えば全員攻撃全員守備のような戦術は、明確な役割分担というよりも、メインで時間をかけるプロジェクトはあるものの、全員が常に事務所の状況をなんとなく共有しているというような状況を作り出している。この状況は例えば先輩から後輩へのノウハウの共有が自然と起こるし、逆に後輩から先輩への質問も生まれやすい。兎にも角にもコミュニケーションの恒常化が、プロジェクトを実現させるための渡辺事務所の一つの鍵になっているように感じている。

 
番頭、寺田さん

とはいえ、上記のようなマネジメント体制を敷けているのは、渡辺さんの日常的なコミュニケーション効果ももちろんだが、寺田さんの番頭としての能力(=以下番頭力)も確実に寄与している。

ここで少し番頭の寺田さんについて紹介しておこう。
磐田市出身で渡辺さんと同じ金沢工業大学を卒業後、設計事務所勤務を経て渡辺事務所に加入した。当時はまだ、今の事務所の一階は渡辺さんの家族も住む自宅として使用されていて、地下の狭い一室が事務所だったそうだ。
事務所黎明期を渡辺さんと共有し、6年前に渡辺事務所のエポックともいえる豊岡中央交流センターをほぼ一人で担当したことで、マネジメント能力が開花した。

スミルハン・ラディックらによる、東京・表参道の、ファッションブランド アレキサンダー・マックイーンの新旗艦店の写真。ラディックらしい展示什器も印象的

スミルハン・ラディックとブランドのクリエイティブディレクターのサラ・バートンによる、東京・表参道の、ファッションブランド アレキサンダー・マックイーンの新旗艦店の写真が49枚、fashionsnap.comに掲載されています。ラディックらしい展示什器も印象的な店舗となっています。

藤本壮介・アイエイ研究所JVが、北海道・東神楽町の「大雪葬斎場整備」設計プロポで設計者に特定。提案書も公開

株式会社藤本壮介建築設計事務所株式会社アイエイ研究所設計等共同体が、北海道・東神楽町の「大雪葬斎場整備」設計プロポで設計者に特定されています。

以下に提案書がPDFで公開されています。

技術提案書とは、設計者を決定するために作成されるものであり、この技術提案書が新火葬場の設計図となるものではありません。実際の設計は協議を進める中で決定します。

宮崎晃吉 / HAGI STUDIOの設計で完成した、東京・新宿区の「OZONEカタログライブラリー」をフォトレポート
宮崎晃吉 / HAGI STUDIOの設計で完成した、東京・新宿区の「OZONEカタログライブラリー」をフォトレポート photo©architecturephoto
宮崎晃吉 / HAGI STUDIOの設計で完成した、東京・新宿区の「OZONEカタログライブラリー」をフォトレポート photo©architecturephoto
宮崎晃吉 / HAGI STUDIOの設計で完成した、東京・新宿区の「OZONEカタログライブラリー」をフォトレポート photo©architecturephoto
宮崎晃吉 / HAGI STUDIOの設計で完成した、東京・新宿区の「OZONEカタログライブラリー」をフォトレポート photo©architecturephoto

宮崎晃吉 / HAGI STUDIOの設計で完成した、東京・新宿区の「OZONEカタログライブラリー」をフォトレポートします。文章は設計者に提供いただいたものを掲載します。施設の公式ページはこちら

新宿パークタワーに東京ガスコミュニケーションズ株式会社が運営するLIVING DESIGN CENTER OZONE(以下OZONE)の「OZONEカタログライブラリー」の移設プロジェクトです。

7階で運営していたカタログやサンプル展示、企画展機能をもつ「CLUB OZONEスクエア カタログライブラリー」と、建築関連書籍の閲覧を提供する「ビジネスラウンジ&ライブラリー」の一部の機能を統合させて3階に移動し、より多くの方々に利用していただける施設として、OZONE全館のリニューアル計画における一施設としてオープンしました。

網羅性から偶発性へ
従来のカタログライブラリーは、1994年の開館以来、建材・住関連各社のカタログを網羅的に揃えるライブラリーとして多くの建築家やインテリアデザイナーなどに利用されてきました。一方で近年のカタログのデジタル化により、網羅性や検索性においてはインターネット上で十分に代替できるようになっており、その役割に時代に則した変化が求められていました。

網羅性/検索性が求められている時代のライブラリーは検索のしやすさが最も優先されるため、カタログは統一したファイルカバーに包まれ整然と陳列されていました。一方で網羅性/検索性が第一優先事項でなくなったときに価値として浮かび上がってくるのは予期せぬ商品との出会いや、商品そのものだけでなく作り手の社風や目指している社会像など、その商品の背景にある人の目線が伝わることです。これは現代の書店や図書館などにも共有される問題意識ではないかと思います。

コミュニティ体としてのライブラリー
この問題系のなかでの一つの実践として我々が取り組んでいたものとして、「西日暮里BOOK APARTMENT」が参照されました。このプロジェクトには吉祥寺のBOOK MANSIONがさらに参照されているわけですが、既存の書店のように一人の書店主が全体を統合するのではなく、一棚単位で多くの書店主が書籍を販売するその名の通り「本の集合住宅」のような書店です。ここでは多くの書店主が共存していることにより、書店主相互の交流なども重要な要素になっています。そこで、本プロジェクトにおいてはメーカーが一棚単位で借りることができ、棚の中に自由に表現できる空間を提供することで出展者の能動性を引き出したコミュニティ体としてのカタログライブラリーとして生まれ変わらせることとなりました。

建築家によるテキストより
創造系不動産による、建築家住宅の中古流通市場の改革を目標とする不動産サイト「建築家住宅手帖」がオープン
創造系不動産による、建築家住宅の中古流通市場の改革を目標とする不動産サイト「建築家住宅手帖」がオープンウェブサイトのトップページ。

創造系不動産による、建築家住宅の中古流通市場を改革を目標とする不動産サイト「建築家住宅手帖」がオープンしています。募集中の建築家住宅の写真などが、一般的な不動産サイトとは異なる視点のもので紹介されています。本サイトは、クラウドファウンディングで資金が募られ、目標額を越える340万円の支援を受け完成したサイトです。その目標とはこちらのページに詳しく記載されています。簡潔に言えば不動産流通市場における建築家設計の住宅の価値を広く認知してもらい、それを高めることを目標としているようです。また、現状は取材記事の掲載のみですが、今後はこのサイトを通して売却・賃貸出来る物件が増えていく予定との事。

建築家住宅をもっと身近に。〜めぐる、であう、つなぐ〜

人のライフスタイルは、多種多様です。しかし、その舞台となる住宅建築は、まだまだ画一的ではないでしょうか。
オーダーメイドの家づくりは、贅沢に思われ、選択肢にさえあがらないこともあるようです。しかし、建築家と一緒に自分に合った住宅を建てて住んでいる人たちもたくさんいます。

「建築家住宅手帖」は、建築家によって生み出された住宅を専門に扱う不動産サイトです。
これからはより多くの方が、建築家設計のこだわりの家に住む事ができるようになります。

「建築家住宅手帖」は、そんな「誰かのために建てられた家を、別の誰かが住み継ないでいく世界」を実現するために、取材を通じて、その住宅の価値を様々な観点からお伝えするメディアでもあります。

私たちは元々、建築の設計者でした。だからこそ、今の不動産市場で埋もれてしまっている建築家住宅の価値に、気付く事ができます。
その価値を、次の住まい手に丁寧に届ける。良質なものを活かし、残す。気持ちいい空間の中に住む。それは何物にも代えがたい、豊かさです。

建築家住宅がもっと身近になることで、自分に合う空間に住まう豊かさを感じて頂きたい。
それが私たちの想いです。

妹島和世が出演するドキュメンタリー「建築と時間と妹島和世」の予告動画と追加イメージが公開。ホンマタカシが監督・撮影を務めたもの

妹島和世が出演するドキュメンタリー「建築と時間と妹島和世」の予告動画と追加イメージが公開されました。本作は、ホンマタカシが監督・撮影を務めたもので、妹島和世建築設計事務所が2018年に完成させた「大阪芸術大学 アートサイエンス学科棟」の完成までに密着したドキュメンタリー映像です。2020年10月に渋谷のユーロスペースでロードショー。同建築はアーキテクチャーフォトでも特集記事として紹介しています。

大阪芸術大学アートサイエンス学科。
アートとサイエンスとテクノロジーを柔軟に連携させて、
これまでになかった研究と教育を行う新校舎に、
妹島和世が込めた思いは「公園のような建物」。

妹島和世。
金沢21世紀美術館やルーブル美術館ランス別館などを手がけ、
建築界のノーベル賞とも称されるプリツカー賞を受賞した建築家。
彼女は新校舎の設計・建築にあたり大切にしたことを3つ挙げている。
一つは、建物が立つ「丘」に合せた外観であること。
それは周辺の環境と美しく調和する、有機的なフォルムを導き出した。
さらに、建物が「開かれている」こと。
様々な方向からの出入りでき、様々な方向への視界が確保できるような、
内と外との自然なつながりを実現した。
そして、そこが人々の「交流の場」となること。
まさに、誰もが立ち寄れる、見晴らしのいい丘の上の「公園」である。

その構想から完成までの、3年6か月という時間を追ったドキュメンタリー。
一人の建築家の一つの建築に向き合う姿を鮮明に描き出している。
監督・撮影は、ル・コルビジェ、丹下健三など
数々の建築物を撮影してきた写真家 ホンマタカシ。
90年代に妹島と出会い、それ以来妹島建築を撮影してきた。
その彼の映像の力が、妹島の作品を通して「もう一つの作品」を作りあげた。

【引用元サイト名】

以下は、新しく公開された、ホンマタカシによる写真。

今津康夫 / ninkipen!による、大阪市のベーカリー「panscape 大阪靱公園店」
今津康夫 / ninkipen!による、大阪市のベーカリー「panscape 大阪靱公園店」 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、大阪市のベーカリー「panscape 大阪靱公園店」 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、大阪市のベーカリー「panscape 大阪靱公園店」 photo©河田弘樹

今津康夫 / ninkipen!が設計した、大阪市のベーカリー「panscape 大阪靱公園店」です。店舗の場所はこちら(Google Map)

京都に本店を構えるベーカリーの大阪店である。

キヨスクのような3坪の店内からは、サンドウィッチとコーヒーが提供され、併設されたカリモクのショールームの一部をイートインスペースとして使用出来る。

外観は既存のアルミサッシをオークと真鍮の枠に置き換え、ピクチャーウィンドウとして厨房の風景を印象的に開放し、街との連続を図った。受け渡しカウンターはショールーム側に設け、ビル全体を覆うアルミダイキャストの立体的なファサードと呼応するように、オークとステンレスを組み合わせた多角形のガラスフレームで構成している。

建築ではあるが、家具のように思わず触ってみたくなるような解像度で描きたかった。パンと家具と手触りが連続した店になることを願っている。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」が、設計スタッフ(実務経験者・2021年新卒)を募集中
【ap job更新】 藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」が、設計スタッフ(実務経験者・2021年新卒)を募集中
【ap job更新】 藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」が、設計スタッフ(実務経験者・2021年新卒)を募集中KURKKU FIELDS / 山内紀人 ©︎商店建築社

藤原徹平が主宰する「フジワラテッペイアーキテクツラボ」の、設計スタッフ(実務経験者・2021年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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フジワラテッペイアーキテクツラボで設計スタッフを募集します。

フジワラテッペイアーキテクツラボは、建築家藤原徹平の主宰する建築設計事務所です。
渋谷区の神宮前に事務所があり、現在11名の設計スタッフ、2名の総務・広報・経理スタッフが在籍し、全国各地で10以上のプロジェクトが進行中です。2012年に設立し、少しずつチーム体制を充実させている最中で、最近はキュレーターやランドスケープデザイナーやワークショップデザイナーなどの経歴を持つスタッフが加わっています。さらに面白いチームをつくってくために、新たに設計スタッフを募集します。

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■新しい暮らしの風景をつくる
フジワラテッペイアーキテクツラボでは、単に美しい住宅、快適な住宅をつくるだけでなく、暮らしによって、地域の環境をどのように変えていけるのか、クライアントと共に未来の暮らしについて対話しながらプロジェクトを進めていきます。敷地の周辺環境や産業をリサーチしながらプロジェクトを進めていくことで、建築だけにとどまらない考え方が身につきます。

■新しい社会のランドスケープをつくる
図書館、学校、児童養護施設、アートフェスティバル、農業施設など、多様なプログラムの建築が進行中です。どのスタッフも複数のプロジェクトに関わってもらうことになりますが、常に考えてほしいのは、建築を通じてこれからの社会の在り方を問うということです。新しい時代の価値観と建築がどのような関係を結ぶことになるのかを皆で議論しながら建築を設計していきます。

■プロジェクトを通した学び
1年目から担当プロジェクトをもちますが、最初は異なる段階の複数のプロジェクトに関わることで、各自の持っている能力を見極めていきます。仕事の進め方に慣れてきたら、企画段階から基本設計、実施設計、現場監理までの流れを理解できるような担当についていきます。能力に応じて昇給・立場を変えていく体制なので、能力が高ければ入社2年目でも、重要プロジェクトのメイン担当者となります。

■リサーチを通した学び
スタッフは実務をするだけでなく、インターンシッププログラムと連携して、建築コンセプトの背景となる考えやその考えを体現した場所やプロジェクトのリサーチをしていってもらいます。建築家になるためには常にリサーチをし続ける姿勢を身につけることが重要で、リサーチ合宿やフィールドワークなどもプロジェクトに積極的に組み込んでいきます。

石上純也が、東京の思い出深い場所ついて語っているインタビュー。ホンマタカシがポートレートやその地域の写真を撮影
石上純也が、東京の思い出深い場所ついて語っているインタビュー。ホンマタカシがポートレートやその地域の写真を撮影 photo©ホンマタカシ

石上純也が、東京の思い出深い場所ついて語っているインタビューが、oil-magazine.comに掲載されています。ホンマタカシが掲載ページのポートレートやその地域の写真を撮影しています。

マ・アーキテクツ / 宮本裕也+留目知明+三浦寛滋による、東京・武蔵野市の、靴紐店「KIXSIX KICHIJOJI」
マ・アーキテクツ / 宮本裕也+留目知明+三浦寛滋による、東京・武蔵野市の、靴紐店「KIXSIX KICHIJOJI」 photo©中村晃
マ・アーキテクツ / 宮本裕也+留目知明+三浦寛滋による、東京・武蔵野市の、靴紐店「KIXSIX KICHIJOJI」 photo©中村晃

マ・アーキテクツ / 宮本裕也+留目知明+三浦寛滋が設計した、東京・武蔵野市の、靴紐店「KIXSIX KICHIJOJI」です。店舗の公式サイトはこちら

インターネット販売からスタートしたシューレースブランド「KIXSIX」の、初の常設店舗の計画。
靴紐屋としては世界初の実店舗となる。

住宅地でもありながら、数々の飲食店やアパレルショップも立ち並ぶ繁華街にあり、1階部分に連続した店舗をもつマンションの一角をリノベーションする。

間口約2mのわずか7坪のスペース。

可変的であること、スマートでシンプルであること、無彩色で構成すること、普通に見えて普通じゃない”違和感”を感じさせることなどが求められた。実店舗であることのリアリティやライブ感を強く感じさせると同時に、どこか非現実的な世界観とが共存する「対比的な構図」を作り出すことで、ある種の“違和感”を生みだすことを意図した。

建築家によるテキストより
南木隆助のデザインとディレクションによる、東京・中央区銀座の、経済ニュースアプリを運営するNewsPicks社が開設したスペース「NewsPicks GINZA」
南木隆助のデザインとディレクションによる、東京・中央区銀座の、経済ニュースアプリを運営するNewsPicks社が開設したスペース「NewsPicks GINZA」 photo©三嶋一路
南木隆助のデザインとディレクションによる、東京・中央区銀座の、経済ニュースアプリを運営するNewsPicks社が開設したスペース「NewsPicks GINZA」 photo©Yasu Kojima

南木隆助のデザインとディレクションによる、東京・中央区銀座の、経済ニュースアプリを運営するNewsPicks社が開設したスペース「NewsPicks GINZA」です。教育施設・イベント施設・物販/展示・飲食の複合的な機能を持つ施設です。施設の公式サイトはこちら。また本記事では、三嶋一路Yasu Kojimaの二人の写真によって紹介します。

このプロジェクトは事業内容が決まる前からチームに入り、経営者や様々なステークホルダーとビジネスの議論をし、ビジネスモデルと並行してデザインするというプロセスが進行した。ビジネスモデルが進化する度に形にしながら議論を進めていく。要件ありきではなく、仮説的にビジネスの構想に従っていかに空間で実装するかの整合性自体も併せて設計したと言える。プロセスの中でビジネスモデルでディテールまで決まったデザインもあれば、空間で提案したことがビジネスに組み込まれることもあった。

このプロジェクトを通じて、空間単体のデザインではなく、議論をしながら空間を使ったビジネスモデルのプロトタイプを進化させながら具現化することは、建築家やデザイナーならではの新しいビジネスモデルへのより積極的な参加方法であり、職能を活かす一つの方向性なのではと考えるに至っている。

建築家によるテキストより

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