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植木幹也+進士茶織 / スタジオシナプスによる、群馬・安中市の住宅「安中の家」
植木幹也+進士茶織 / スタジオシナプスによる、群馬・安中市の住宅「安中の家」 photo©鳥村剛一
植木幹也+進士茶織 / スタジオシナプスによる、群馬・安中市の住宅「安中の家」 photo©鳥村剛一

植木幹也+進士茶織 / スタジオシナプスが設計した、群馬・安中市の住宅「安中の家」です。

計画地の南に、ぽっかりと空いた場所がある。

国道の拡幅工事の着工を待っている場所である。
まちは大きな時間の流れでとらえても刹那的に見ても、変化し続ける動的なものの集積でかたちづくられている。
この動的なものの切れ間にあり、それとは無関係にただ空いているこの空白地は、誰のものでもなく、待つという受け身の態度でもって「今だけ」という一時的な利用を許容するおおらかさがある。
またここに身を置くことにより、周りの流れているものを客観的に見ることができる。

そしてそれは、流れるものと「ぽっかり」の関係を俯瞰する視点により見出される。
このような場所のあり方を発見した時、住宅の中に「ぽっかり」をつくる可能性を考えた。

建築家によるテキストより
岩橋翼建築設計事務所による、大阪の既存事務所ビルの3フロアの改装「広場のあるオフィス」
岩橋翼建築設計事務所による、大阪の既存事務所ビルの3フロアの改装「広場のあるオフィス」 photo©山内紀人
岩橋翼建築設計事務所による、大阪の既存事務所ビルの3フロアの改装「広場のあるオフィス」 photo©山内紀人
岩橋翼建築設計事務所による、大阪の既存事務所ビルの3フロアの改装「広場のあるオフィス」 photo©山内紀人

岩橋翼建築設計事務所による、大阪の既存事務所ビルの3フロアの改装「広場のあるオフィス」です。

事務所ビルの7,8,10階の改装です。
設備の整理を図るために、天井と間仕切りを取り除いたところ、
小さな部屋に仕切られていたために隠れていた、連窓のカーテンウォールが様子を現しました。
初めてその大きな窓をみて、自然の光に包まれて打合せや作業ができる場所にしたいと考えました。

建築家によるテキストより
奥田晃輔+堀井達也 / OHArchitectureによる、京都・下京区の、元社員寮を、アートを体験できる宿泊施設への改修プロジェクト「朱雀宝蔵町のホテル」
奥田晃輔+堀井達也 / OHArchitectureによる、京都・下京区の、元社員寮を、アートを体験できる宿泊施設への改修プロジェクト「朱雀宝蔵町のホテル」 photo©塩谷淳
奥田晃輔+堀井達也 / OHArchitectureによる、京都・下京区の、元社員寮を、アートを体験できる宿泊施設への改修プロジェクト「朱雀宝蔵町のホテル」 photo©塩谷淳

奥田晃輔+堀井達也 / OHArchitectureによる、京都・下京区の、元社員寮を、アートを体験できる宿泊施設への改修プロジェクト「朱雀宝蔵町のホテル」です。
この施設の公式サイトはこちら

京都市丹波口駅南周辺には卸売市場が建ち並び、さまざまな食材が集まる場所がある。
朝は市場の活気であふれ、今も職住一体の文化が色濃く残っている。
今回の計画地であった建物はそんな卸売り市場で働く人のための社員寮であった。
クライアントからはこの社員寮をアートを体験できるホテル・レジデンスとすることを求められた。

建築家によるテキストより
カウンタースペースが手掛ける今年のサーペンタイン・パヴィリオンが、来年に延期されることが発表
カウンタースペースが手掛ける今年のサーペンタイン・パヴィリオンが、来年に延期されることが発表Serpentine Pavilion 2020 designed by Counterspace, Design Render, Exterior View ©Counterspace

カウンタースペースが手掛ける今年(2020年)のサーペンタイン・パヴィリオンが、来年(2021年)に延期されることが発表されています。カウンタースペースは、南アフリカを拠点とする1990年生まれの女性建築家3人(Amina Kaskar、Sumayya Vally、Sarah de Villiers)による建築設計事務所。2020年2月段階では「2020年6月11日~10月11日」の会期が発表されていました。掲載画像は建設が予定されてたパヴィリオン。彼女らは過去のサーペンタインギャラリーの設計者としては最年少です。そしてこのパヴィリオンを起点に、ロンドン全体にパブリックプログラムを展開することを計画していたようです。

BIGのビャルケ・インゲルスを特集した、Netflixによる約44分のドキュメンタリーが期間限定で無料公開(日本語字幕あり)

BIGのビャルケ・インゲルスを特集した、Netflixによる約44分のドキュメンタリーが期間限定で無料公開しています。下部の操作バーから日本語字幕を表示させられます。2017年に公開されたものです。Netflixは教師に対し教室でのドキュメンタリー上映を許可していたそうですが、ロックダウン等でそれが難しくなったことを受け、一部の動画を期間限定で公開を開始したそうです。こちらのページで現在無料で全編が公開されている動画のリストを見ることができます

長谷川豪の設計で建設が進められていた、静岡・浜松市の住宅が完成。長谷川がSNSで写真を公開。

長谷川豪の設計で建設が進められていた、静岡・浜松市の住宅が完成していて、長谷川がSNSで写真を公開しています。

大村聡一朗+中村園香 / OHMURA NAKAMURA ATELIERによる、埼玉・さいたま市の住宅「三室の家 / 対の器」
大村聡一朗+中村園香 / OHMURA NAKAMURA ATELIERによる、埼玉・さいたま市の住宅「三室の家 / 対の器」 photo©川崎璃乃

大村聡一朗+中村園香 / OHMURA NAKAMURA ATELIERが設計した、埼玉・さいたま市の住宅「三室の家 / 対の器」です。
大村はアーキテクテン・デ・ヴィルダー・ヴィンク・タユーでの勤務経験を持ち、東京理科大学坂牛研究室助手も務める建築家。中村は東京理科大学坂牛研究室卒業後、チリのマックス・ヌニェス・アルキテクトスに勤務する建築家。

この住宅の原型は長辺5.5m、短辺5.0mである二つの長方形平面の7寸勾配の家型が25.7度の角度で接合した形である。それぞれの二つの家型の中心に柱が置かれている。そして、それぞれの家型の端には間仕切りによって分割可能な室を設けている。駐輪スペース、アプローチに必要な庇を設けるために南東側の壁は後退し、倉庫を設けるために北西の壁の一部は外側へと伸びる。内部空間には、この二つの家型と相似形を持つ太陽光で満たされた天井の低い細長い空間と、主室に対して閉ざされた個室、風呂場、便所が矩形の箱として付与される。

建築家によるテキストより
井口里美+竹田和正 / ageha.による、東京・江東区の、ワークショップスペースを持つ薬局「三木青雲堂薬局」
井口里美+竹田和正 / ageha.による、東京・江東区の、ワークショップスペースを持つ薬局「三木青雲堂薬局」 photo©ageha.
井口里美+竹田和正 / ageha.による、東京・江東区の、ワークショップスペースを持つ薬局「三木青雲堂薬局」 photo©ageha.

井口里美+竹田和正 / 一級建築士事務所ageha.が設計した、東京・江東区の、ワークショップスペースを持つ薬局「三木青雲堂薬局」です。店舗のページはこちら(Google Map)。

木場(東京)に建つ町薬局。
これまで調剤機能と市販薬、日用品の販売を主としてきた。しかしeコマースの普及で日用品はもちろん一部の薬がインターネットでも購入可能となった。
このような時代において実店舗の在り方、有効活用の仕方についてクライアントから相談を受けたところから、このリニューアルプロジェクトは始まった。
曰くネットで商品が買える現在、物販面積を縮小しても地域の人たちが集い交流し癒される場所、食と健康を主としたワークショップなどを行い地域に発信できる場所が必要ではないかと...。

建築家によるテキストより
荻逃魚+梶山英幸 / N&C一級建築士事務所による、神奈川・大磯町の、住宅「大磯の平屋」
荻逃魚+梶山英幸 / N&C一級建築士事務所による、神奈川・大磯町の、住宅「大磯の平屋」 photo©exp 塩谷淳
荻逃魚+梶山英幸 / N&C一級建築士事務所による、神奈川・大磯町の、住宅「大磯の平屋」 photo©exp 塩谷淳

荻逃魚+梶山英幸 / N&C一級建築士事務所が設計した、神奈川・大磯町の、住宅「大磯の平屋」です。

新木場にある材木屋さんに出向き、直径900mm程もあるレッドシダー(米杉)の丸太を購入。これを部位ごとに適材適所で木取りし、ドアや造作家具の材料とした。
トロや赤身、中落など、まるでマグロを味わうかの如く、木と向き合った。

木の特性である反りや、それに伴うゆがみを考慮し、あえて繊細なディテールを捨て、勝ち・負けをはっきりとつける納まりにトライした。

建築家によるテキストより
日本建築設計学会が立ち上げた“第3回日本建築設計学会賞”の大賞を、山田紗子の「daita2019」が受賞

日本建築設計学会が立ち上げた“第3回日本建築設計学会賞”の大賞を、山田紗子の「daita2019」が受賞しています。

非公開で行われました大賞選定審査会にて大賞作品が決定しました。
審査結果は以下の通りです。

【日本建築設計学会賞大賞】
「daita2019」 山田紗子(山田紗子建築設計事務所)

【日本建築設計学会賞】(5作品)
「伊達の家」 青木弘司(AAOAA)
「UTSUROI TSUCHIYA ANNEX」 垣田博之(垣田博之建築設計事務所)
「サンカクヤネノイエ」 桑田豪(桑田豪建築設計事務所)
「古澤邸」 古澤大輔(リライト_D)
「金峯神社」 渡辺菊眞(D 環境造形システム研究所)

竹山会長からの審査講評につきましてはこちらよりご覧ください。
また、大賞を含む計6作品の授賞式は、社会状況を考慮して現状未定ですが、詳細決定次第お知らせします。

内田デザイン研究所による、神奈川・湯河原町の宿泊施設「三輪 湯河原」
内田デザイン研究所による、神奈川・湯河原町の宿泊施設「三輪 湯河原」外観 photo©小菅謙三
内田デザイン研究所による、神奈川・湯河原町の宿泊施設「三輪 湯河原」ロビー・バー photo©小菅謙三
内田デザイン研究所による、神奈川・湯河原町の宿泊施設「三輪 湯河原」三輪のスイート photo©小菅謙三

内田デザイン研究所が設計した、神奈川・湯河原町の宿泊施設「三輪 湯河原」です。

「三輪 湯河原」は有数の温泉地、湯河原にある全17室の小さなホテル旅館です。
周囲は静かな森に囲まれ、刻々と移り変わる自然の表情そのものがこの場所で味わえる非日常的な体験となります。 「朝日、森のささやき、鳥の声、雲の動き、星空・・・」 そういった土地が持つ豊かさ、時間の変化を取り込む建築と自然との一体感がコンセプトです。
黒いファザードは山の稜線に沿わせて左右に低く広がり、金のエントランスは朝日や夕日で光が浮かび上がるようにイタリアの特殊左官材で仕上げました。

デザイナーによるテキストより
ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツによる、ベトナム・ハロンの、建物の周囲に半屋外空間を備え植栽することで、人と自然の繋がりを作ろうとした住宅「Ha Long Villa」の写真と図面

ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツが設計した、ベトナム・ハロンの、建物の周囲に半屋外空間を備え植栽することで、人と自然の繋がりを作ろうとした住宅「Ha Long Villa」の写真と図面が25枚、archdailyに掲載されています。

元木大輔 / DDAAがセットデザインを担当した「AIR JORDAN 1 MID SE “FEARLESS” X FACETASM」のためのキービジュアルとブランディングムービー
元木大輔 / DDAAがセットデザインを担当した「AIR JORDAN 1 MID SE “FEARLESS” X FACETASM」のためのキービジュアルとブランディングムービー Art Direction / Design : Takahiro Yasuda(CEKAI) Photography : Tomoyuki Kawakami

元木大輔 / DDAAがセットデザインを担当した「AIR JORDAN 1 MID SE “FEARLESS” X FACETASM」のためのキービジュアルとブランディングムービーです。

AIR JORDAN と FACETASM のコラボレーションプロダクトのリリースに伴うアートディレクション、キービジュアル、ブランディングムービー、空間演出をCEKAIで担当。
再開発が進み、いつまでたっても完成しない都市。古いものと新しいものが交差する東京の中で、FACETASMの持つ空気感をビジュアライズした。元木大輔 / DDAAはCEKAIのメンバーとしてセットデザインを担当しています。
https://cekai.jp/work/air-jordan-1-mid-se-fearless-x-facetasm

建築家によるテキストより
浅野言朗建築設計事務所が2016年に完成させた、長野・軽井沢の、様々な素材とヴォリュームの空間の繋がりが特異な空間体験を生み出している別荘「森の階調/Gradation in the Forest」の写真と図面

浅野言朗建築設計事務所が2016年に完成させた、長野・軽井沢の、様々な素材とヴォリュームの空間の繋がりが特異な空間体験を生み出している別荘「森の階調/Gradation in the Forest」の写真と図面が29枚、archdailyに掲載されています。こちらにPDFの図面資料もありました。浅野は原広司+アトリエ・ファイ建築研究所出身の建築家。

【ap job更新】 創業約80年の実績を持ち、公共施設の設計を主体とした「株式会社 川喜田建築設計事務所」が、設計スタッフ・アルバイトを募集中
【ap job更新】 創業約80年の実績を持ち、公共施設の設計を主体とした「株式会社 川喜田建築設計事務所」が、設計スタッフ・アルバイトを募集中
【ap job更新】 創業約80年の実績を持ち、公共施設の設計を主体とした「株式会社 川喜田建築設計事務所」が、設計スタッフ・アルバイトを募集中横浜市コミュニティハウス

創業約80年の実績を持ち、公共施設の設計を主体とした「株式会社 川喜田建築設計事務所」の、設計スタッフ・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社川喜田建築設計事務所では、業務拡大により設計スタッフ・アルバイトを募集しております。

弊社は昭和11年の創業以来80余年間、横浜市を中心として数多くの公共施設・個人住宅・集合住宅・福祉施設等の幅広い建築設計を行って参りました。
施設を使う方や住まわれる方の視点に立って、お客様と共に創り上げてゆくというスタンスと、暮らしを豊かにし「良い建築を創る」という強い想いが大切だと思います。
また時代や環境の変化に柔軟に対応し、新しいことにチャレンジする情熱を持ち続ける事で持続的な成長が実現すると考えておりますので、コンペやプロポーザルにも積極的に応募し、設計者に特定して頂いております。

業務内容は、公共施設を中心として集合住宅やホテル等の様々なプログラムの建築について、企画・基本設計から実施設計、監理業務全般まで一貫して担当して頂きますので、効率良くスキルアップを図れます。
またスタッフは30代の若手中心なので、未経験者にも先輩が丁寧に指導してバックアップしますし、実務経験が浅い方もまずは設計アシスタントとしてプロジェクトを担当しながら、少しずつ仕事を覚えて頂ければと思います。

当社の将来を担って頂ける方を求めております。
横浜市優良建築設計者表彰を受賞した弊社で一緒に楽しく働きませんか。
建築が好きな方、デザインが好きな方、情熱に溢れた方のご応募をお待ちしております。

■弊社の特徴
・創業80余年の歴史、信頼と実績ある設計事務所です。
・官公庁の設計を主体としており、経営的にも安定しております。
・コンペやプロポーザル等にも積極的に参加し、受注しており、受賞歴も豊富です。
・上司からのトップダウンではなく、スタッフ個人個人のやりがいや思いを重視し、プロジェクトを主体的に進められます。
・事務所内外の交流会、見学会や勉強会なども定期的に行っており、スキルアップを図れます。

BIGによる、スイスの高級時計会社オーデマ・ピゲ本社を増築した博物館「Musée Atelier Audemars Piguet」の写真など

BIGが設計した、スイスの高級時計会社オーデマ・ピゲ本社を増築した博物館「Musée Atelier Audemars Piguet」の写真などが9枚、dezeenに掲載されています。

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