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2024年1月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40
2024年1月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40

アーキテクチャーフォトで、2024年1月に注目を集めた記事をランキング形式でご紹介します。


  1. 安藤忠雄による、1981年竣工の「小篠邸」の現在の様子を伝える動画。メキシコの建築家が訪問し収録して公開したもの
  2. 高橋沙耶 / saya architectureによる、埼玉・南埼玉郡の「小さく暮らすための家」。家族3人が暮らす設計者の自邸。自分たちの“適切な延床面積”の検討から出発し、共用部の一体化と複数の居場所作りで“必要最小限”で暮らせる住宅を考案。敷地内に設けた余白は光と風をもたらし周辺環境にも寄与
  3. ライトの、パナソニック汐留美術館での建築展「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」。“帝国ホテル二代目本館”等の設計で知られる近代を代表する建築家の展覧会。最新の研究成果を踏まえ、多様な文化との交流や先駆的な活動を明らかする内容。精緻なドローイングの数々や原寸モデルも展示
  4. 乾久美子や小堀哲夫が審査員に名を連ねる、東京・世田谷区の「恵泉女学園 講堂 建替えプロポーザル」の応募要項が公開
  5. VUILDによる、東京・渋谷区の「笹塚駅のベンチ」
  6. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  7. 五十嵐理人 / IGArchitectsによる、埼玉の住宅「2700」。3m×16mの細長い角地に計画。柱で“コンクリートの箱”を持ち上げる構成とし、外部環境をダイレクトに取込む“多様に変化する”内部空間を創出。上階は対比的な“籠れるような空間”で引立て合う関係性も作る
  8. 2023年にアーキテクチャーフォトで注目された記事トップ100
  9. 吉田裕一建築設計事務所による、東京・世田谷区の「大蔵・HOUSE・U」。様々な条例のある地域の擁壁下の敷地。緑化や壁面後退を行った“建築可能な範囲”に、各用途の空間が“ベン図”の様に重なり合う立体的な構成の建築を考案。環境と呼応する量塊の操作で風景に加え光や風も取り込む
  10. 西沢立衛が、建築家を目指す人に向けたアドバイスを語っている動画
  11. 吉野優輔 / YYAによる、兵庫・神戸市の「西神中央の家」。家族を持った施主の為に幼少期から過ごした住宅を改修。施主固有の本質からの創造を目指し、既存外壁から着想して類似する色の“十和田石”を用いた空間を考案。未来への価値の担保の為に“普遍的な空間性”も意図
  12. ライトの、パナソニック汐留美術館での建築展「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」の入場チケットをプレゼント
  13. 相坂研介設計アトリエによる、東京・世田谷区の「代田の住宅」。間口が狭く隣地から見下ろされる敷地。明るさや広さの最大化を求め、反射光を呼込む“ライトコート”を含む“大小4つの外部空間”を援用する建築を考案。植栽や屋根の形状等で周囲の視線からプライバシーも守る
  14. 五十嵐理人 / IGArchitectsによる、福島の二世帯住宅「柱群の家」。家々に囲まれ裏に山を背負う敷地。環境に対し閉じつつも開かれた状態を目指し、視線を遮る為の“壁”を立て“高窓”を全周に配置する建築を考案。内部では90角の柱を林立させ“人工と自然の間”の様な空間を作る
  15. 2023年にアーキテクチャーフォトで注目された作品トップ10(第10回 ap賞 発表)
  16. 山口誠デザインによる、東京・台東区の、オフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
  17. 諸江一紀建築設計事務所による、愛知・豊田市の「道の家」。特徴的な道が多い街のT字の交差点に面する敷地。道の通行だけでない多義性に着目し、内部に複数の“道の様なもの”を通す構成を考案。近隣との交流や採光通風をもたらす役割を担って“住まいと街”に潤いを与える
  18. Atelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京の住宅「Todoroki House in Valley」
  19. 早坂直貴+斧田裕太 / 邸宅巣箱と五十嵐悠介による、神奈川の「庭園緑地の邸宅」。“都市と自然の狭間”にある300坪超の敷地。環境の“多面性”を活かした在り方を求め、“開放感と親密さ”のバランスを再構築する建築を志向。居間に貫入する“5つの個室ヴォリューム”を周辺を読み解いて配置
  20. 関谷涼太 / タソ建築アトリエによる、愛知・知多郡の住宅「素材暮らし」。庭のある家で育った施主家族の為に計画。住み手と共に“変化し育っていく庭”を追求し、茶室における“寄付”の様な公私が混在する庭園空間を持つ建築を考案。内と外の一般的な在り方を反転させて一体感も生み出す
  21. 元木大輔 / DDAAによる「NOT A HOTEL ANYWHERE」。車両を改修したホテルとしても利用可能なモバイルハウス。“移動可能な新しい暮らし”を想定し、車体毎に別の機能を与え“5台でひとつの居住空間”となる仕組みも考案。建築的な“車両”として様々な工夫を込める
  22. 彦根アンドレア / 彦根建築設計事務所による、神奈川の住宅「365°」。海と山を望む高台の敷地。周囲の景色を取り込みつつ強風に対策する為、中庭を囲む様に諸室を配置した“円形”の平面構成を考案。詳細な設備計画や自然エネルギーの活用等で“自立した生活”環境も構築
  23. キノシタヒロシ建築設計事務所による、鳥取市の「屋内庭のある家」。降水量が多く雪も降る地域での計画。気候に適した“庭”の在り方を求め、屋根の全面が半透明素材の“屋内庭”を備えた住宅を考案。入れ子状に設けた居室の壁面で“断熱”と“気密”を確保して快適な暮らしも実現
  24. 建築家の千葉学と西澤徹夫の対談「穴が開くほど見る―建築写真から読み解く暮らしとその先 第9回」の動画がLIXILのサイトで期間限定で無料配信。其々が選んだ、アルド・ファン・アイク、吉村順三、OMA、香山アトリエ/環境造形研究所の作品の写真を題材に、建築と写真の関係性や可能性を議論
  25. 鹿内健+渡辺裕貴 / Sデザインファームによる、東京の「アウトドアルームのある家」。住宅街にある奥側の環境が良好な敷地。高気密高断熱と共に“自然の変化”の享受も求め、性能担保した内部空間と庭の間に“アウトドアルーム”を設ける構成を考案。“生き物としての感覚”を繋ぎ止める建築を作る
  26. 遠野未来建築事務所による、長野市の「OYAKI FARM BY IROHADO」。遺跡のある街に建つ郷土料理の工場と店舗。数万年の時間軸の中で“自然と一体となる生命力のある”建築を求め、地域素材と伝統技術を“編み上げる”作り方を実践。設計と施工の協同も主題とし完成までの過程を重視
  27. 長坂常 / スキーマ建築計画による、福島・会津若松市の「Human Hub Tenneiji Soko」。工房・カフェ・コワーキング等を併設する店舗。伝統工芸を手掛ける施主企業の“継承”への想いの下、徒弟制度ではない方法で若い世代が制作と販売を行える場として構想。旧倉庫を既存や風合いを残しつつ改修を行う
  28. ファラによる、ポルトガル・ゴンドマルの住宅「house within three gestures」。 郊外の“ありふれた”環境での計画。傾斜・湾曲・破壊の3つのジェスチャーで建築を構築して、其々のヴォリュームに様々な色彩を付与。あらゆる面を考慮した“精巧な交差点の結果”としての家
  29. 佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る
  30. 山田誠一による、プリズミックギャラリーでの建築展「a flash of light 感覚のゆらめき」。数々の住宅作品で知られる建築家の展覧会。言葉の前に湧き起る“感覚の作用”を主題とし、普段の仕事のように“会場を貫く什器”を設計して空間に配置。展示する模型群に合わせ“其々の作品を表象する台座”も制作
  31. 隈研吾建築都市設計事務所による、東京・江戸川区の「魔法の文学館」。童話作家の角野栄子の名を関した児童文学館。花びらが広がるような屋根“フラワールーフ”を外観の特徴とし、景観との調和や内外の連続性も意図。くぼしまりおによる内装は角野の著作の世界観をイメージ
  32. 能作文徳と常山未央による、TOTOギャラリー・間での建築展「都市菌 ― 複数種の網目としての建築」。現代都市と生態系を主題に“批評的な建築実践”を行う建築家の展覧会。建築を“複数種の網目”として捉え、野生や伝統知を用いた“菌”の様な弱い力での再組織化を志向。図面や模型を通して試行錯誤の共有を試みる
  33. 赤池一仁 / ARED ARCHITECTSと冨永識による、東京・世田谷区の住戸改修「Material Waltz」。ワルツの創作過程を設計手法に取り入れた計画。改修における“装飾の舞踏”の表現を求め、既存の規則を“楽譜”と捉え“斜めの空間軸”で新たな“譜面”を構築。“音符”として素材を扱い機能を超えた造形を与える
  34. 長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウルの「Arario Gallery Seoul」。二つの歴史的建築に隣接するビルを改修したギャラリー。名作を尊重した創造を模索し、内部の“シークエンスの体験”で印象付ける設計を志向。主要素の白・コンクリート・レンガの組合わせで用途に応える空間を作る
  35. 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の「藤井寺の家」。分譲地の奥行きのある区画。敷地特徴を活かし“増幅する”設計を意図し、内部に“著しい距離感”を生み出す“ジグザグ”の平面構成を考案。特徴的な形態は“複数の外部空間”も作り出して風や光の導入も可能にする
  36. 「北川啓介教授が能登半島地震の被災地へ屋内用インスタントハウスを届けました」(名古屋工業大学)
  37. スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計
  38. ピーター・ズントーの建築展「Architectural Models from the Atelier Peter Zumthor」。自身が設計した建築を会場に開催。40個の模型を建物の内外に展示。建築に“アトモスフィア”を与える為の接合と組み合わせの論理を示す
  39. 成瀬・猪熊建築設計事務所のデザイン監修による「common furniture / Partition」。メーカーとコラボした事務所等の為のパーティション。現代の“多様な働き方を可能にする空間”に応える為、様々なフレーム・パネル・カラーから組合せ可能な製品を考案。飲食や物販の商空間でも使える意匠性も意図
  40. 安藤忠雄による、オーストラリア・メルボルンの「MPavilion 10」。建築家が招聘されパヴィリオンを造る企画の10番目の作品。人々の記憶に永遠に残る存在を求め、古代からの秩序をもたらす手段“原初の幾何学形態”を用いた建築を考案。人間の想像の原点となる“余白”を生み出す

トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「CABaN AZABUDAI」。麻布台ヒルズの中の広場を見渡せる角の区画。眼前の風景を活かす為、諸機能をコンパクトにまとめて開口部の前に“大きなオープンスペース”を設ける構成を考案。窓幅一杯のハンガーパイプで眺望と商品の陳列を両立
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「CABaN AZABUDAI」。麻布台ヒルズの中の広場を見渡せる角の区画。眼前の風景を活かす為、諸機能をコンパクトにまとめて開口部の前に“大きなオープンスペース”を設ける構成を考案。窓幅一杯のハンガーパイプで眺望と商品の陳列を両立共用通路から店舗全体を見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「CABaN AZABUDAI」。麻布台ヒルズの中の広場を見渡せる角の区画。眼前の風景を活かす為、諸機能をコンパクトにまとめて開口部の前に“大きなオープンスペース”を設ける構成を考案。窓幅一杯のハンガーパイプで眺望と商品の陳列を両立共用通路から店舗を見る。 photo©長谷川健太
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の店舗「CABaN AZABUDAI」。麻布台ヒルズの中の広場を見渡せる角の区画。眼前の風景を活かす為、諸機能をコンパクトにまとめて開口部の前に“大きなオープンスペース”を設ける構成を考案。窓幅一杯のハンガーパイプで眺望と商品の陳列を両立オープンスペース photo©長谷川健太

トラフ建築設計事務所が設計した、東京・港区の店舗「CABaN AZABUDAI」です。
麻布台ヒルズの中の広場を見渡せる角の区画での計画です。建築家は、眼前の風景を活かす為、諸機能をコンパクトにまとめて開口部の前に“大きなオープンスペース”を設ける構成を考案しました。そして、窓幅一杯のハンガーパイプで眺望と商品の陳列を両立させました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

2018年にトゥモローランドより誕生したオリジナルブランドCABaNの銀座店に次ぎ、麻布台ヒルズ店の内装計画を手掛けた。
中央広場を見渡せる北東角の区画に、銀座店のデザインコードを継承しながら、麻布台ヒルズという立地にふさわしい新たな店舗空間が求められた。

建築家によるテキストより

豊かな眺望を活かすよう設備コア寄りに必要機能をコンパクトにまとめ、自由にレイアウトが可能なオープンスペースを大きくとる構成とした。2つのフィッティングルームとバックヤードをまとめたコア壁面には、商品が並ぶ長さ4mの、象徴的な掘込みの陳列棚を設けた。回遊性を生む円形什器が点在するオープンスペースには、ラグのように敷きこんだカシミアカーペットやソファセット、絵画を設置し、リビングのような居心地の良さを備える。

建築家によるテキストより

内装は色鮮やかな商品の背景となるようウォームグレー色で統一し、ブランドイメージである深緑色で空間全体を引き締めた。アーチ状のフィッティングルーム入口や、壁面棚、アクセサリー什器など、厚みのあるラワン集成材の縁取りが緩やかなカーブを描き、空間に上質さを与える。

建築家によるテキストより
石上純也が、2024年のフレデリック・キースラー建築芸術賞を受賞
石上純也が、2024年のフレデリック・キースラー建築芸術賞を受賞Junya Ishigami photo©Chikashi Suzuki

石上純也が、2024年のフレデリック・キースラー建築芸術賞を受賞しています。


こちらはリリーステキストの翻訳です

第13回オーストリアン・フレデリック・キースラー賞の建築・芸術部門は石上純也に決まる

オーストリアン・フレデリック・アンド・リリアン・キースラー私設財団は、日本の建築家・石上純也が、建築と芸術の分野で最も資金提供された国際賞のひとつであるフレデリック・キースラー賞を受賞したことを発表します。

1974年に神奈川県で生まれた石上純也は、国際的な建築シーンで最も卓越した才能の一人です。プリツカー賞を受賞した妹島和世のSANAAに長年勤務した後、2004年に自身の事務所junya.ishigami+associatesを設立しました。彼の作品のユニークさと型破りなプロジェクトへの取り組み方は、瞬く間に認められ、多くの賞を受賞することになりました。2009年には史上最年少で日本建築学会賞を受賞、2010年にはヴェネツィア・ビエンナーレ建築展で金獅子賞を受賞、2019年には新設されたオベル・アワードの初代受賞者となりました。2010年から東北大学で教鞭をとり、2014年にはハーバード大学デザイン大学院(米国)で丹下健三デザインクリティックに任命されました。

石上にとって建築とは、人生のあらゆる領域に広がる無限の可能性を秘めたオープンフィールドであり、あらゆる必要不可欠な問題を提起するものであり、芸術的であると同時に科学的な観点から考察されるべきものでなのです。一見、建築のルールや制約から解き放たれたように見える石上は、主に自然の中に自身のプロジェクトの文脈を見出しています。そして、ランドスケープと建築の境界の再解釈に焦点を当て続けています。彼のコンセプチュアルな思考は、建築と “自然 “を織り交ぜ、デザイン、建築、環境の間の既存の境界線を伸ばしたいという衝動によって形作られています。その集中性、透明性、シンプルさを特徴とする先見性のあるデザインで、石上は、社会の生活が有機的な原理に従って構成されるような、未来の建築の全体的な探求に乗り出しています。

石上の主なプロジェクトには、神奈川工科大学KAIT工房(厚木、日本、2008年)、コペンハーゲンのHouse of Peace(2014年)、山東省の谷の教会(中国、2016年)、ボタニカルガーデンアートビオトープ「水庭」(栃木、日本、2018年)、サーペンタイン・パヴィリオン(ロンドン、2019年)などがあります。

私は、尊敬されるフレデリック・キースラー賞(建築・芸術部門)を受賞できたことを光栄に思うと同時に、財団と審査員の方々に心から感謝の意を表したいと思います。この評価は、卓越性を追求するため、建築の限界に挑戦し続ける私を鼓舞するものです、と石上純也は最初の声明で述べています。

【ap job更新】 様々な環境や条件のプロジェクトに、“建築を作ることの可能性”を議論して取り組む「矢野建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 様々な環境や条件のプロジェクトに、“建築を作ることの可能性”を議論して取り組む「矢野建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 様々な環境や条件のプロジェクトに、“建築を作ることの可能性”を議論して取り組む「矢野建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中フクヤ建設社屋

様々な環境や条件のプロジェクトに、“建築を作ることの可能性”を議論して取り組む「矢野建築設計事務所」の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社矢野建築設計事務所では設計スタッフ(正社員)を募集しています。

僕たちは建築、インテリア、家具、ランドスケープと幅広く設計をする会社です。

現在、東京と高知(四国)の2拠点で設計活動をしており、都市部と地方都市での仕事を同時に進めています。

経済状況や自然環境、施工体制の異なる条件で建築を考え、それぞれの場所で建築を作ることの可能性について皆で議論をしながら、プロジェクトを実現してきました。ここ数年は、高知では他業種と共に、まちづくりや既存ストックの活用プロジェクトに取り組みながら、建築以外の方法でもローカルにおけるコモンズの可能性を模索しています。

様々な内容の建築の設計・提案の機会が増えているため、スタッフを1~2名程度募集します。2月からトライアルを実施する予定ですが、ぜひお早めにご応募ください。

スタッフは1年目から担当プロジェクトをもち、基本設計、実施設計、現場監理まで主体的に関わることができます。
アルバイトに来てくれる方も随時募集しています。

石上純也建築設計事務所による、中国・山東省の「水の美術館」。湖の上の約“1km”の建築。中国の“茫漠とした風景”という前提に対して、環境と建築を近付け“対等な存在”となる設計を志向。湖の端から端まで延びる“新しい陸地”を“水面にそっと触れる”様にしてつくる
石上純也建築設計事務所による、中国・山東省の「水の美術館」。湖の上の約“1km”の建築。中国の“茫漠とした風景”という前提に対して、環境と建築を近付け“対等な存在”となる設計を志向。湖の端から端まで延びる“新しい陸地”を“水面にそっと触れる”様にしてつくる鳥瞰 photo©Arch-Exist
石上純也建築設計事務所による、中国・山東省の「水の美術館」。湖の上の約“1km”の建築。中国の“茫漠とした風景”という前提に対して、環境と建築を近付け“対等な存在”となる設計を志向。湖の端から端まで延びる“新しい陸地”を“水面にそっと触れる”様にしてつくる鳥瞰 photo©Arch-Exist
石上純也建築設計事務所による、中国・山東省の「水の美術館」。湖の上の約“1km”の建築。中国の“茫漠とした風景”という前提に対して、環境と建築を近付け“対等な存在”となる設計を志向。湖の端から端まで延びる“新しい陸地”を“水面にそっと触れる”様にしてつくる外観 photo©Arch-Exist
石上純也建築設計事務所による、中国・山東省の「水の美術館」。湖の上の約“1km”の建築。中国の“茫漠とした風景”という前提に対して、環境と建築を近付け“対等な存在”となる設計を志向。湖の端から端まで延びる“新しい陸地”を“水面にそっと触れる”様にしてつくる多目的廊下 photo©Arch-Exist
石上純也建築設計事務所による、中国・山東省の「水の美術館」。湖の上の約“1km”の建築。中国の“茫漠とした風景”という前提に対して、環境と建築を近付け“対等な存在”となる設計を志向。湖の端から端まで延びる“新しい陸地”を“水面にそっと触れる”様にしてつくるカカオ豆の焙煎スペースからカカオ研磨展示スペース側を見る photo©Arch-Exist

石上純也建築設計事務所が設計した、中国・山東省の「水の美術館」です。
湖の上の約“1km”の建築です。建築家は、中国の“茫漠とした風景”という前提に対して、環境と建築を近付け“対等な存在”となる設計を志向しました。そして、湖の端から端まで延びる“新しい陸地”を“水面にそっと触れる”様にしてつくりました。

茫漠とした広大な風景は、中国で建築を考えるうえでとても重い課題である。

建築という矮小な存在では中国という巨大な環境に対して、対等な関係を築くことが難しい。小さな住宅であっても、大きな建物であっても、なにか防御的に感じて、環境から切り離し閉じざるを得ないというような諦めのような雰囲気を感じてしまう。巨大な環境の中で孤立するように建つ中国の建築は、どこか寂しげである。この印象は、街の中でも、街から離れた環境であっても同様に思うことだ。だからこそ、建築と周辺環境との間に良好な関係を築くという、あたりまえのことが中国ではとても難しい問題になるのだ。

中国においていかにして、環境と建築を対等な存在として捉えることができるか。できるかぎり環境と建築を近付け、できるかぎりその境界のあり方を曖昧にし、できるかぎり僕たち人間にとって自然を優しい存在にしていけるのか。このことがプロジェクトの主題である。

建築家によるテキストより

これは、中国山東省日照市の開発地域に計画する展示スペースとビジターセンターとショップなどを兼ねた複合施設のプロジェクトである。現在、展示スペースにはチョコレートとそれに関連するアート作品を展示しているが、将来はその内容を自由に変えられるように計画している。

敷地は開発地域のエントランスに近いエリアの人工湖の水上で、この場所を訪れる人びとは、まず、この建物を通り、開発された地域に向かうことになる。延床面積は約20,000㎡。

建築家によるテキストより

敷地である湖の上に、湖と同じ1kmほどの長さで、端から端まで、その水面にそっと触れるように、建築と環境を新たに同時に静かに延ばしていく。湖という透明な水平面を建築の内側に引き込み、水面という人間が歩くことが叶わない環境に、まるでその湖面を滑るかのように延びていく床面を新しい陸地として想像する。水の中に沈んで建つ列柱とその上に帯のように浮かぶ屋根面。その内側に引き込まれる新しい水面と地面との境界。これらのことを同時に想う。等間隔に反復する柱は新しい水面を規定し、その水面がつくり出す水際は新しい地面を規定する。建築の内側に新しい外側が生まれる。

僕たちと優しく寄り添うことができる新しい自然が建築の内側に現れるのである。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 調査と研究に基づく計画と、質の高いデザインを統合した設計を行う「岡田新一設計事務所」が、設計スタッフ(新卒)を募集中
【ap job更新】 調査と研究に基づく計画と、質の高いデザインを統合した設計を行う「岡田新一設計事務所」が、設計スタッフ(新卒)を募集中
【ap job更新】 調査と研究に基づく計画と、質の高いデザインを統合した設計を行う「岡田新一設計事務所」が、設計スタッフ(新卒)を募集中北茨城市立磯原中学校

調査と研究に基づく計画と、質の高いデザインを統合した設計を行う「岡田新一設計事務所」の、設計スタッフ(新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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岡田新一設計事務所は、新卒(2025年4月入社)スタッフを募集しています。

【株式会社岡田新一設計事務所について】
1969 年設立。調査・研究に基づく建築計画と、質の高いデザインを統合した建築設計を行っています。現在、文化施設、教育施設、医療福祉施設、民間業務施設など、従来型のプロトタイプを越えた個性あるプロジェクトが進行しています。
課題に対する解答を多角的に考え議論し、企画から設計監理まで一貫して取り組むことで、達成感のある実務経験を積むことができます。

【求める人材】
質の高い建築の実現には時間を要します。
ともに考え、新しい建築にチャレンジし、創り上げる喜びを分ちあえる人を求めます。

北澤伸浩建築設計事務所による、東京・練馬区の「小川邸」。クラシックカーに乗る施主家族の住宅。“車の中”と“家の中”の体験の連続を求め、車庫と居室が同じ形式の中で共存する建築を志向。各階のセットバックと四周のバルコニーは室内だけでなく周辺環境の向上にも寄与
北澤伸浩建築設計事務所による、東京・練馬区の「小川邸」。クラシックカーに乗る施主家族の住宅。“車の中”と“家の中”の体験の連続を求め、車庫と居室が同じ形式の中で共存する建築を志向。各階のセットバックと四周のバルコニーは室内だけでなく周辺環境の向上にも寄与外観、正面より見る。 photo©鈴木研一
北澤伸浩建築設計事務所による、東京・練馬区の「小川邸」。クラシックカーに乗る施主家族の住宅。“車の中”と“家の中”の体験の連続を求め、車庫と居室が同じ形式の中で共存する建築を志向。各階のセットバックと四周のバルコニーは室内だけでなく周辺環境の向上にも寄与地下1階、ガレージの土間から階段を見る。 photo©鈴木研一
北澤伸浩建築設計事務所による、東京・練馬区の「小川邸」。クラシックカーに乗る施主家族の住宅。“車の中”と“家の中”の体験の連続を求め、車庫と居室が同じ形式の中で共存する建築を志向。各階のセットバックと四周のバルコニーは室内だけでなく周辺環境の向上にも寄与2階、リビングからダイニングをみる。 photo©鈴木研一
北澤伸浩建築設計事務所による、東京・練馬区の「小川邸」。クラシックカーに乗る施主家族の住宅。“車の中”と“家の中”の体験の連続を求め、車庫と居室が同じ形式の中で共存する建築を志向。各階のセットバックと四周のバルコニーは室内だけでなく周辺環境の向上にも寄与2階、左:ダイニング、右:バルコニー photo©鈴木研一

北澤伸浩建築設計事務所が設計した、東京・練馬区の「小川邸」です。
クラシックカーに乗る施主家族の住宅です。建築家は、“車の中”と“家の中”の体験の連続を求め、車庫と居室が同じ形式の中で共存する建築を志向しました。また、各階のセットバックと四周のバルコニーは室内だけでなく周辺環境の向上にも寄与します。

都内に建つ、夫婦と子供たちのための住宅である。

敷地は住宅地の中にあり、昔から暮らす人々と、新しく越してきて町の一員となる人々が混じり合うエリアであった。自身の大好きな家族とペット、クラシックカーやバイク、趣味のコレクションのために新しく住居を建て替えたいとの依頼を受け、設計を進めていった。
特に、クラシックカーは、クライアントにとって建て替えの中心として考えられるような重要な存在だった。

建築家によるテキストより

建物の構成としては、鉄骨造、地上2階・地下1階で、バルコニーが各階の四周に周り、階をあがるごとに外形がオフセットして小さくなる3層の建物である。個室は中間階にまとめ、最下階は水回り、最上階は家族が集うリビングダイニングとなっている。

建築家によるテキストより

国内の戸建て住宅であれば、住宅の構造には木造を選択するのが一般的と言ってもいいと思う。
今回は木造ではなく、鉄骨造とした。ガレージをコンクリートで作り、その上に木造の2階建て住宅を建てるのではなく、鉄骨造にすることで、ガレージと住宅が同じ形式のなかに共存できるようにした。それは、同時にまちでの体験(車に乗って移動する)と家の中の体験を連続的にすることができ、今回のプロジェクトにおいて重要なことだと考えた。

建築家によるテキストより
鈴木理考建築都市事務所による、東京・小平市の「天神町テラス」。障がいを持つ人々が表現する為の劇場。幸福に繋がる“媒介者”の様な存在を目指し、通りに接する二面に“吹き放ち”の空間を配した建築を考案。安心できる距離感で内外を接続し“生き生きとした活動”の舞台を作る
鈴木理考建築都市事務所による、東京・小平市の「天神町テラス」。障がいを持つ人々が表現する為の劇場。幸福に繋がる“媒介者”の様な存在を目指し、通りに接する二面に“吹き放ち”の空間を配した建築を考案。安心できる距離感で内外を接続し“生き生きとした活動”の舞台を作る外観、緑道から見る。 photo©矢野紀行
鈴木理考建築都市事務所による、東京・小平市の「天神町テラス」。障がいを持つ人々が表現する為の劇場。幸福に繋がる“媒介者”の様な存在を目指し、通りに接する二面に“吹き放ち”の空間を配した建築を考案。安心できる距離感で内外を接続し“生き生きとした活動”の舞台を作る外観、左:「吹き放ち」、右:緑道 photo©矢野紀行
鈴木理考建築都市事務所による、東京・小平市の「天神町テラス」。障がいを持つ人々が表現する為の劇場。幸福に繋がる“媒介者”の様な存在を目指し、通りに接する二面に“吹き放ち”の空間を配した建築を考案。安心できる距離感で内外を接続し“生き生きとした活動”の舞台を作る1階、「劇場」 photo©矢野紀行

鈴木理考建築都市事務所が設計した、東京・小平市の「天神町テラス」です。
障がいを持つ人々が表現する為の劇場の計画です。建築家は、幸福に繋がる“媒介者”の様な存在を目指し、通りに接する二面に“吹き放ち”の空間を配した建築を考案しました。また、安心できる距離感で内外を接続し“生き生きとした活動”の舞台を作ることも意図されました。

知的障がい者たちが、音楽や人形劇などの表現活動を行い、地域の人々や道行く人々と共にその喜びを分ちあうために建てられた、小さな木造の劇場。人通りの多い、歩行者専用の緑道沿いにある。

一般的には、知的障がい者は作業所で作業をすることが多いが、リズム工房(社会福祉法人星座会、小平市)は、そういった作業だけではなく音楽や人形劇などの表現活動の公演を通じて、地域の人々と共に喜びを分ち合い、生きがいを得られるような、障がい者が暮らしやすいまちや環境づくりを目指して活動をしている。

その活動に対し、篤志家の施主夫妻から土地と建設費が出資提供され、新たな「地域に開かれた」表現活動の場所を実現するため、施主・社会福祉法人・設計者で打合せを重ねて実現に至った。

建築家によるテキストより

1階の小劇場(ビレッジグリーン)と、居住も可能な2階の賃貸スペースからなる。障がい者たちをメンバーとする「キラキラ人形劇団」による公演時以外は、彼ら劇団員自身によってカフェが営まれている。また彼らがサポートスタッフとなって、地域の人たちのサロンや展示会、ワークショップなども行われる。

劇団員たちの活動、そこで働くスタッフ、道行く人々、2階の利用者、緑道の自然の移ろい。そのままではバラバラで無関係に流れていくそれぞれの日常を、建築が介在することによって、豊かさやそれぞれの幸福につながるような関係を生みだす、「媒介者」のような建築にしたいと考えた。

建築家によるテキストより

そこで、2階の大屋根まで達する、柱や梁と木製ルーバーで構成された1間分の「吹き放ち」の空間を、通りに面した2面につくった。そこは劇場から溢れた観客の桟敷になったり、カフェのテラス席になったり、緑道の一部になったりと、内外をつなぐ場所である。
そして、その高さの中間にある木製ルーバーは、この吹き放ちを落ち着いた居場所にし、同時に、緑道に大きく開いた2階の足元へ侵入する視線を遮ぎるも、2階からの視線を階下の活動へと緩やかにつなぐ。軒天も2階天井も、一体的にシルバー塗装し、ゆらめく緑陰を内側へ導く。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 多様な用途の建築を手掛け、創造的な環境のオフィスで仕事に取り組む「一級建築士事務所ROOTE」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 多様な用途の建築を手掛け、創造的な環境のオフィスで仕事に取り組む「一級建築士事務所ROOTE」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 多様な用途の建築を手掛け、創造的な環境のオフィスで仕事に取り組む「一級建築士事務所ROOTE」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中西景の家(住宅)

多様な用途の建築を手掛け、創造的な環境のオフィスで仕事に取り組む「一級建築士事務所ROOTE」の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

大阪を拠点に活動する一級建築士事務所ROOTE株式会社では、設計スタッフを募集しています。

現在シェアハウス、クリニック、動物病院、ホテル、福祉施設、集会施設、住宅等、多数のプロジェクトが進行中で、古いビルや建築を対象とした再生プロジェクトという新たな取り組みも進めています。各プロジェクトは100-2000㎡程度で、基本的に担当者制で行っており、責任をもって総括的に担当でき、経験を積むことが可能です。
  
オフィスは、我々がリノベーションを行った心斎橋のテナントビルの1階にあり、クリエイティブな環境となっています。
ビルには、他の建築設計事務所やランドスケープ事務所も入居しており、定期的な勉強会や交流会といったイベントも行っており、学びながら、他事務所との交流もできます。

建築やデザインに興味があり、熱意を持ちながら、楽しく設計に取り組むことのできる方の応募をお待ちしています。

加藤渓一 / スタジオピースによる、東京・八王子市の店舗「TOKYO FARM VILLAGE」。地域循環にも取り組む牧場に計画された店。施主の理念への応答も意図し、自然や動物が持つ“操作できない”要素を取り込む設計を志向。地域住民を巻き込んだ“土壁”や地域産の端材を使った“野地板”を建築に導入
加藤渓一 / スタジオピースによる、東京・八王子市の店舗「TOKYO FARM VILLAGE」。地域循環にも取り組む牧場に計画された店。施主の理念への応答も意図し、自然や動物が持つ“操作できない”要素を取り込む設計を志向。地域住民を巻き込んだ“土壁”や地域産の端材を使った“野地板”を建築に導入外観 photo©鈴木竜馬 SEC
加藤渓一 / スタジオピースによる、東京・八王子市の店舗「TOKYO FARM VILLAGE」。地域循環にも取り組む牧場に計画された店。施主の理念への応答も意図し、自然や動物が持つ“操作できない”要素を取り込む設計を志向。地域住民を巻き込んだ“土壁”や地域産の端材を使った“野地板”を建築に導入エントランス photo©鈴木竜馬 SEC
加藤渓一 / スタジオピースによる、東京・八王子市の店舗「TOKYO FARM VILLAGE」。地域循環にも取り組む牧場に計画された店。施主の理念への応答も意図し、自然や動物が持つ“操作できない”要素を取り込む設計を志向。地域住民を巻き込んだ“土壁”や地域産の端材を使った“野地板”を建築に導入「ミルクスタンド」から「FARM BASEL」(レストラン)を見る。 photo©鈴木竜馬 SEC

加藤渓一 / スタジオピースが設計した、東京・八王子市の店舗「TOKYO FARM VILLAGE」です。
地域循環にも取り組む牧場に計画された店の計画です。建築家は、施主の理念への応答も意図し、自然や動物が持つ“操作できない”要素を取り込む設計を志向しました。そして、地域住民を巻き込んだ“土壁”や地域産の端材を使った“野地板”を建築に導入しました。施設の公式サイトはこちら

事業主である磯沼ミルクファームは都内でも最大規模の牧場。
オープンファーム、生物の多様性や地域循環など様々な社会課題にも積極的に取り組んでいる。このプロジェクトでは、生産環境が厳しくなる中で、住宅地にある都市型牧場としての意義、地域に愛され続けるために計画された。

建築家によるテキストより

その理念と敷地に広がる自然にどう建築として応えるか。自然や動物が持つコントロールができないことを建築にも取り入れ、それが環境と調和した豊かな表現につながるのではと考えた。

建築家によるテキストより

敷地に入ると見えてくる土壁は、誰もが「手」で塗れるよう、牛のご飯を混ぜ込んだ土を左官職人、大橋和彰氏と共に開発。地域住民を巻き込んだWSを企画し仕上げた。300㎡にも及ぶ面積を、4日間で170名の方が参加し、大人も子供も泥だらけ。凹凸やひび割れ、多くの人の手によって、楽しんでいることが伝わるような仕上がりとなった。

その土の壁に開けられた入口をくぐると、550㎡にもなる大きな木の屋根が広がる。杉や椹など数種類の樹種からなる野地板は飯能の岡部材木店が製材過程で発生し捨てられてしまうような端材を丁寧に整えて残していたものを使用。長い時間をかけて育てられたバラバラの色や質感は、天然のエージング、人が意図しては作れない表情を獲得し、放牧場や雑木林と呼応するように感じられる。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 活気あるメンバーが集い、建築の魅力を探求する“建築家集団”「株式会社PROJECTS」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)とCADオペレーターを募集中
【ap job更新】 活気あるメンバーが集い、建築の魅力を探求する“建築家集団”「株式会社PROJECTS」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)とCADオペレーターを募集中
【ap job更新】 活気あるメンバーが集い、建築の魅力を探求する“建築家集団”「株式会社PROJECTS」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)とCADオペレーターを募集中

活気あるメンバーが集い、建築の魅力を探求する“建築家集団”「株式会社PROJECTS」の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)とCADオペレーター募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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20代から30代の活気あるメンバーが集う株式会社PROJECTS一級建築士事務所は、長谷川豪建築設計事務所出身の代表をはじめとし、創業1年半の若い建築家集団です。

現代までの建築文化や歴史を尊重しながら、流行や固定概念にとらわれない価値を創造していくチームを目指しています。

現在、建設会社の新社屋やゴルフ場内施設、オフィスインテリアなど多岐にわたるプロジェクトを手掛けています。

また数回/年にインプットの機会を設けるため建築見学会を実施しています。

今後の事業拡大に伴い、他では得難い経験を積む貴重な機会が待っています。事務所の成長とともに成長できるメンバーを募集しています。

そんな建築の魅力を探求することができる環境が、株式会社PROJECTSにはあります。

武田幸司 / Ginga architectsによる、宮城・仙台市の「館のリノベーション住宅」。軽量鉄骨造の二世帯住宅の2階部分を改修。既存の“ダイナミック”な天井架構から着想して、新設した各部屋が“天井で繋がる”構成を考案。一世代分のサイクルを終えた住まいを現代の生活様式や要求に適合させる
武田幸司 / Ginga architectsによる、宮城・仙台市の「館のリノベーション住宅」。軽量鉄骨造の二世帯住宅の2階部分を改修。既存の“ダイナミック”な天井架構から着想して、新設した各部屋が“天井で繋がる”構成を考案。一世代分のサイクルを終えた住まいを現代の生活様式や要求に適合させる2階、左:階段、右:LDK photo©小関克朗
武田幸司 / Ginga architectsによる、宮城・仙台市の「館のリノベーション住宅」。軽量鉄骨造の二世帯住宅の2階部分を改修。既存の“ダイナミック”な天井架構から着想して、新設した各部屋が“天井で繋がる”構成を考案。一世代分のサイクルを終えた住まいを現代の生活様式や要求に適合させる2階、リビングからダイニングとキッチンを見る。 photo©小関克朗
武田幸司 / Ginga architectsによる、宮城・仙台市の「館のリノベーション住宅」。軽量鉄骨造の二世帯住宅の2階部分を改修。既存の“ダイナミック”な天井架構から着想して、新設した各部屋が“天井で繋がる”構成を考案。一世代分のサイクルを終えた住まいを現代の生活様式や要求に適合させる2階、左:キッチン、中:ダイニング、右:リビング photo©小関克朗

武田幸司 / Ginga architectsが設計した、宮城・仙台市の「館のリノベーション住宅」です。
軽量鉄骨造の二世帯住宅の2階部分を改修する計画です。建築家は、既存の“ダイナミック”な天井架構から着想して、新設した各部屋が“天井で繋がる”構成を考案しました。また、一世代分のサイクルを終えた住まいを現代の生活様式や要求に適合させることも意識されました。

築25年のハウスメーカーによる軽量鉄骨造住宅のリノベーションである。元々ご両親と2世帯で住んでいたが、ご両親と生活時間も違うことから、2階に新たにキッチンや洗面所を設け、1、2階の生活を区画するような在り方を希望していた。

建築家によるテキストより

2階はもともと個室が4部屋、天井は一般的な2.4m程度の位置で区画されているごくありふれた間取りである。天井裏を調べると軽量鉄骨のフレームやブレースが軽やかにかかっており、とてもダイナミックに見えた。そこで、2階の間仕切壁や天井を取り払いワンルームの計画とした。

建築家によるテキストより

クライアントはベーカリーを営まれていて、普段から試作を重ねたり、お料理をするのが好きだということもあり、リビングの中心に大きなキッチンテーブルを配置した。新たに、LDK、寝室、子供部屋、洗面所を再構成したが、各部屋を閉じるのではなく、架構を活かして、2階全体がどの部屋からも天井で繋がるような空間を目指した。

建築家によるテキストより
後藤周平建築設計事務所による、静岡・浜松市の住宅改修「船越の家」。木造家屋の2階のみを改修し二世帯の住まいにする計画。“適切な距離感”の構築を目指し、世帯間を繋ぐ“階段室”を再考する設計を志向。上下で分割した壁を“ずらして設置”して“視線の抜け”等のバランスを操作
後藤周平建築設計事務所による、静岡・浜松市の住宅改修「船越の家」。木造家屋の2階のみを改修し二世帯の住まいにする計画。“適切な距離感”の構築を目指し、世帯間を繋ぐ“階段室”を再考する設計を志向。上下で分割した壁を“ずらして設置”して“視線の抜け”等のバランスを操作ホール photo©長谷川健太
後藤周平建築設計事務所による、静岡・浜松市の住宅改修「船越の家」。木造家屋の2階のみを改修し二世帯の住まいにする計画。“適切な距離感”の構築を目指し、世帯間を繋ぐ“階段室”を再考する設計を志向。上下で分割した壁を“ずらして設置”して“視線の抜け”等のバランスを操作ホールからリビングルーム側を見る。 photo©長谷川健太
後藤周平建築設計事務所による、静岡・浜松市の住宅改修「船越の家」。木造家屋の2階のみを改修し二世帯の住まいにする計画。“適切な距離感”の構築を目指し、世帯間を繋ぐ“階段室”を再考する設計を志向。上下で分割した壁を“ずらして設置”して“視線の抜け”等のバランスを操作リビングルームからホール側を見る。 photo©長谷川健太
後藤周平建築設計事務所による、静岡・浜松市の住宅改修「船越の家」。木造家屋の2階のみを改修し二世帯の住まいにする計画。“適切な距離感”の構築を目指し、世帯間を繋ぐ“階段室”を再考する設計を志向。上下で分割した壁を“ずらして設置”して“視線の抜け”等のバランスを操作リビングルームからダイニングルームとキッチンを見る。 photo©長谷川健太

後藤周平建築設計事務所が設計した、静岡・浜松市の「船越の家」です。
木造家屋の2階のみを改修し二世帯の住まいにする計画です。建築家は、“適切な距離感”の構築を目指し、世帯間を繋ぐ“階段室”を再考する設計を志向しました。そして、上下で分割した壁を“ずらして設置”して“視線の抜け”等のバランスを操作しました。

施主の実家である木造2階建て住宅の2階部分のみを改修して、核家族用の住宅から2世帯が同居する住宅へと更新した。

建築家によるテキストより

2世帯が独立して住むのではなく、玄関、浴室のみを共有し、1階に親世帯、2階に子世帯が住むという完全な同居でもない住み方において、分断するでもなく、完全にオープンにするでもない、2世帯の適切な距離感を計画することが大切だと考えた。そしてここでは、1階と2階をつなぐ階段室のあり方を再考し、その距離感を調整することを試みた。

建築家によるテキストより

2階の階段室の周りに、上半分しかない壁と、下半分しかない壁をずらして設置した。これによって、視線は微妙に抜け、トップライトのように階段下に光が落ちたり、階段を介して上下階で話ができたりと、適度な連続感をつくりつつ、1階と2階の間に2つの壁を介することで近すぎず、遠すぎない適切な距離感をつくろうとした。

建築家によるテキストより
最先端の“木造耐火技術”を採用した、東京都江東区の複合商業施設「豊洲 千客万来」の完成見学セミナーが開催。床面積が約3万3千㎡あり、飲食物販の“食楽棟”と湯処などの“温浴棟”からなる施設。見学に加え“木造耐火技術”についても設計担当者が解説
最先端の“木造耐火技術”を採用した、東京都江東区の複合商業施設「豊洲 千客万来」の完成見学セミナーが開催。床面積が約3万3千㎡あり、飲食物販の“食楽棟”と湯処などの“温浴棟”からなる施設。見学に加え“木造耐火技術”についても設計担当者が解説「豊洲 千客万来」の外観 image courtesy of シェルター

最先端の“木造耐火技術”を採用した「豊洲 千客万来」の完成見学セミナーが開催されます。
床面積が約3万3千㎡あり、飲食物販の“食楽棟”と湯処などの“温浴棟”からなる施設です。また、見学に加え“木造耐火技術”についても設計担当者が解説します。開催日は2024年3月6日(水)・7日(木)・8日(金)参加費は無料要事前申込(※締め切りは2024年2月21日)。参加の申込はこちらからどうぞ。【ap・ad】

2/1オープン「豊洲 千客万来」の完成見学セミナーを開催致します。

江戸の風情ある街並みを再現した食楽棟「豊洲場外 江戸前市場」には、多摩産材を活用した最先端の木造耐火技術が採用されています。

当日はご見学に加えて、施設概要と木造耐火技術について設計担当者がご説明致します。

新たな街並みとにぎわいを創出する東京の新名所を、この機会に是非ご覧頂きたく、ご案内申し上げます。

■東京の新名所 “豊洲 千客万来”
豊洲 千客万来は、食楽棟「豊洲場外 江戸前市場」と温浴棟「東京豊洲 万葉俱楽部」からなる複合商業施設です。食楽棟は、築地の伝統を引き継ぎ、豊洲ならではの新鮮な食材を活かした飲食・物販店舗を展開しています。温浴棟は、箱根・湯河原温泉の湯を運搬し、湯処・岩盤浴・エステ・マッサージなどを備えたくつろぎの空間を提供しており、屋上には豊洲の景観を一望できる展望足湯庭園があります。

■食楽棟ポイント
・日本最大規模の木造耐火商業施設。
・1階 鉄骨造、2~3階 木造の立面混構造。
・2~3階の木造部の柱と梁に、“東京の木 多摩産材”を活用した木質耐火部材「COOL WOOD(1時間耐火仕様)」 を採用。
・御影石や淡路瓦などの伝統的な建築素材を用い、江戸の風情ある街並みを現代に再現。

■施設概要
施主:万葉倶楽部
設計:万葉倶楽部 一級建築士事務所、五洋建設 本社一級建築士事務所、シェルター建築設計事務所
施工:食楽棟 石井工務店、温浴棟 五洋建設
用途:ホテル・物販・飲食・集会場 他
面積:食楽棟 約14,700㎡、温浴棟 約19,100㎡
階数:食楽棟 地下1階 地上3階、温浴棟 地下1階 地上9階
構造:食楽棟 鉄骨造+木造、温浴棟 鉄骨造

以下に、建物の画像と詳細な情報を掲載します

最も注目を集めたトピックス[期間:2024/1/22-1/28]
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/1/22-1/28]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/1/22-1/28)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 安藤忠雄による、1981年竣工の「小篠邸」の現在の様子を伝える動画。メキシコの建築家が訪問し収録して公開したもの
  2. 乾久美子や小堀哲夫が審査員に名を連ねる、東京・世田谷区の「恵泉女学園 講堂 建替えプロポーザル」の応募要項が公開
  3. 諸江一紀建築設計事務所による、愛知・豊田市の「道の家」。特徴的な道が多い街のT字の交差点に面する敷地。道の通行だけでない多義性に着目し、内部に複数の“道の様なもの”を通す構成を考案。近隣との交流や採光通風をもたらす役割を担って“住まいと街”に潤いを与える
  4. 吉野優輔 / YYAによる、兵庫・神戸市の「西神中央の家」。家族を持った施主の為に幼少期から過ごした住宅を改修。施主固有の本質からの創造を目指し、既存外壁から着想して類似する色の“十和田石”を用いた空間を考案。未来への価値の担保の為に“普遍的な空間性”も意図
  5. 関谷涼太 / タソ建築アトリエによる、愛知・知多郡の住宅「素材暮らし」。庭のある家で育った施主家族の為に計画。住み手と共に“変化し育っていく庭”を追求し、茶室における“寄付”の様な公私が混在する庭園空間を持つ建築を考案。内と外の一般的な在り方を反転させて一体感も生み出す
  6. 長坂常 / スキーマ建築計画による、福島・会津若松市の「Human Hub Tenneiji Soko」。工房・カフェ・コワーキング等を併設する店舗。伝統工芸を手掛ける施主企業の“継承”への想いの下、徒弟制度ではない方法で若い世代が制作と販売を行える場として構想。旧倉庫を既存や風合いを残しつつ改修を行う
  7. 五十嵐理人 / IGArchitectsによる、埼玉の住宅「2700」。3m×16mの細長い角地に計画。柱で“コンクリートの箱”を持ち上げる構成とし、外部環境をダイレクトに取込む“多様に変化する”内部空間を創出。上階は対比的な“籠れるような空間”で引立て合う関係性も作る
  8. 成瀬・猪熊建築設計事務所のデザイン監修による「common furniture / Partition」。メーカーとコラボした事務所等の為のパーティション。現代の“多様な働き方を可能にする空間”に応える為、様々なフレーム・パネル・カラーから組合せ可能な製品を考案。飲食や物販の商空間でも使える意匠性も意図
  9. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京の店舗「カリモク60 自由ヶ丘店」。施主企業の初期開発の家具シリーズ全型を扱う店。展示機能に加え“人を引寄せ購入に繋げる”存在を目指し、“企画やイベント”も行える空間を志向。可動する什器で“要望に合わせて配置が変えられる”仕組みを実装
  10. チョウ・ミンスク / マス・スタディーズによる、2024年のサーペンタイン・パヴィリオン「Archipelagic Void」。世界中から毎年一組が選ばれて建設される建築。敷地を白紙と見なすのではなく“周辺要素を考慮”した創造を目指し、周辺と繋がる5つの“島”からなる建築を考案。中央のヴォイドで様々な“空間的物語”を収容する
  11. 長坂常 / スキーマ建築計画による、韓国・ソウルの「Arario Gallery Seoul」。二つの歴史的建築に隣接するビルを改修したギャラリー。名作を尊重した創造を模索し、内部の“シークエンスの体験”で印象付ける設計を志向。主要素の白・コンクリート・レンガの組合わせで用途に応える空間を作る
  12. 赤池一仁 / ARED ARCHITECTSと冨永識による、東京・世田谷区の住戸改修「Material Waltz」。ワルツの創作過程を設計手法に取り入れた計画。改修における“装飾の舞踏”の表現を求め、既存の規則を“楽譜”と捉え“斜めの空間軸”で新たな“譜面”を構築。“音符”として素材を扱い機能を超えた造形を与える
  13. 中倉康介建築設計事務所による、三重・津市の住宅「炙り丸太のコロネード」。腕利き棟梁との出会いを契機とした家。施主の望む暮らしを“大工の技術”を活かして実現する為、古代の憩いの場“コロネード”を参照した空間を“天然丸太”を用いて構築。加工丸太は石柱に負けない質感も備える
  14. 能作文徳と常山未央による、TOTOギャラリー・間での建築展「都市菌 ― 複数種の網目としての建築」。現代都市と生態系を主題に“批評的な建築実践”を行う建築家の展覧会。建築を“複数種の網目”として捉え、野生や伝統知を用いた“菌”の様な弱い力での再組織化を志向。図面や模型を通して試行錯誤の共有を試みる
  15. 元木大輔 / DDAAによる「NOT A HOTEL ANYWHERE」。車両を改修したホテルとしても利用可能なモバイルハウス。“移動可能な新しい暮らし”を想定し、車体毎に別の機能を与え“5台でひとつの居住空間”となる仕組みも考案。建築的な“車両”として様々な工夫を込める
  16. 山田誠一による、プリズミックギャラリーでの建築展「a flash of light 感覚のゆらめき」。数々の住宅作品で知られる建築家の展覧会。言葉の前に湧き起る“感覚の作用”を主題とし、普段の仕事のように“会場を貫く什器”を設計して空間に配置。展示する模型群に合わせ“其々の作品を表象する台座”も制作
  17. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  18. 早坂直貴+斧田裕太 / 邸宅巣箱と五十嵐悠介による、神奈川の「庭園緑地の邸宅」。“都市と自然の狭間”にある300坪超の敷地。環境の“多面性”を活かした在り方を求め、“開放感と親密さ”のバランスを再構築する建築を志向。居間に貫入する“5つの個室ヴォリューム”を周辺を読み解いて配置
  19. 坂倉準三の特集番組が、NHKの“新日曜美術館”で放送。タイトルは「戦後新宿・渋谷をつくった建築家 坂倉準三」
  20. デイヴィッド・チッパーフィールド・アーキテクツが修復を手掛けた、ドイツ・ベルリンのミース設計の「新国立美術館」。新設部の明示された図面や修復中の写真など豊富な資料で紹介

レム・コールハース、イルマ・ボーム、ハンス・ウルリッヒ・オブリストによる鼎談「デジタル時代の緊急図書 – なぜ触感はかけがえのないものなのか?」の動画。ドイツ・ミュンヘンで2024年1月に行われたもの

レム・コールハースイルマ・ボームハンス・ウルリッヒ・オブリストによる鼎談「デジタル時代の緊急図書 – なぜ触感はかけがえのないものなのか?(Urgent Books in the Digital Age – Why the Tactile Experience Is Irreplaceable)」の動画です。DLDというイベントの一環としてドイツ・ミュンヘンで2024年1月に行われたものです。イベントの公式ページはこちら

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