様々な分野の建築関係者・建築家が審査・企画に関わり、1万㎡超えの敷地を対象とした実施に近い学生コンペ「未来の風景をつくる」が開催
様々な分野の建築関係者・建築家が審査・企画に関わり、1万㎡超えの敷地を対象とした実施に近い学生コンペ「未来の風景をつくる」が開催されます
様々な分野の建築関係者・建築家が審査・企画に関わり、名古屋の1万㎡超えの敷地を対象とした実施に近い学生コンペ「未来の風景をつくる」が開催されます。コンペ開催にあたって審査委員長・原田真宏らが参加した座談会の内容もPDFで公開されています。参加受付期間は2019年8月26日まで。【ap・pr】
審査委員長
原田真宏(建築家 /マウントフジアーキテクツスタジオ主宰、芝浦工業大学教授 )
審査員
林厚見(不動産プロデューサー /SPEAC共同代表 、東京R不動産ディレクター)
田中元子(建築コミュニケーター/グランドレベル代表)
藤村龍至(建築家/東京藝術大学准教授、RFA 主宰)
牧野隆広(起業支援家/名古屋大学 客員教授、ミライプロジェクト代表)
モデレーター
間宮晨一千(未来デザインラボディレクター、愛知淑徳大学講師)
テーマは、
「令和に向けた街の豊かさを企画せよ!」
平成は日本が新たな局面を迎えた時代です。2005 年における人口減少社会への転化を筆頭に、 社会基盤・社会福祉負担の増大化、コミュニティの希薄化といった多くの問題が顕在化しました。
また、インターネットの発達によって価値観の似ている者同士が繋がりやすくなったことや、コミュニケーションが「リアルな場」を共有しなくとも可能になったことも特筆すべき変化といえます。
多様な価値観の人々が「リアルな場」を共有する「街」はどのような役割を持ち、 どのような豊かさを提供するべきなのでしょうか。
近年の目まぐるしい技術の発展により次々と新たな仕組みやサービスが生まれています。 スマートフォンや SNS を始め、エネルギーシェア、モビリティ変革、IoT、AI。 こうした技術は私達の生活をさらに便利なものにしていきます。 その一方で、行き過ぎた技術の進歩が人間性を欠く社会を生み出す可能性も示唆されています。
使い方次第で有益にも脅威にもなりうる「技術」。 それらは今まで想像もできなかったような風景を生むかもしれません。 あるいはどこか懐かしいと思えるような風景を生むかもしれません。
このような背景から「ー未来の風景をつくる学生コンペー 令和に向けた街の豊かさを企画せよ!」を開催するに至りました。 「建築」や「しくみ」「新技術」といった枠組みから『街を企画』してください。
全国的に空き家問題が取り沙汰される中、新築の住宅街を企画することの意味とは何か。今回のテーマを設定するにあたり、自らにそう問うてみました。東海地区は豊かな経済と環境で、日本の中でも比較的新築の需要が根強い場所です。そのような背景に加えて新たに開発する 街というニュートラルな環境が揃うことは、新たな「タネ」が芽生えやすい、「街の実験場」にふさわしい風土になりうると考えました。
そして、これからの社会を担う学生にこそ、その「タネ」の創造を期待します。「未来にとっての当たり前」の風景となるような価値の創造にぜひ挑んでください。
詳細な情報は以下でどうぞ。