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木曽町役場本庁舎・防災センター設計プロポで、千田建築設計が最優秀作品に。入選作品には、柳澤潤・坂茂・篠崎弘之・御手洗龍が選出

長野の木曽町役場本庁舎・防災センター設計プロポで、千田建築設計が最優秀作品に選ばれていて、入選作品には、柳澤潤・坂茂・篠崎弘之・御手洗龍が選出されています。
以下に各者の提案書のPDFをリンクします。

 12月21日(木)に行われた公開ヒアリングは、町民の皆さんをはじめ、小学生・中学生・高校生を含む320名の参加がありました。提案者の細部まで作りこまれた、リアルな模型等には、会場の皆さんも関心を持って見つめ、また、発表者のわかりやすい説明に聞きいっていました。提案を発表くださった設計者の皆さん、会場に参加いただいた皆さんに御礼申し上げます。ありがとうございました。多くの皆さんが本庁舎・防災センターについて、考えを深める1日となりました。公開ヒアリング終了後、審査委員会を開催し、7名の委員による厳正なる審査の結果、次のとおりとなりました。(via town-kiso.com)

■優先交渉権者(最優秀作品)
千田建築設計
提案書1
提案書2
提案書3
提案書4

■次点交渉権者(優秀作品)
コンテンポラリーズ
提案書1
提案書2
提案書3
提案書4

最も注目を集めたトピックス [期間:2017/12/18-12/24]

アーキテクチャーフォト・ネットで、先週(期間:2017/12/18-12/24)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、長坂常 / スキーマ建築計画による、宮崎の、延床面積440m2の住居+工場改修した「延岡の家」

2、鴻池組、マル・アーキテクチャ設計・施工共同体が、大阪の「松原市新図書館建設事業」プロポで、最優秀者に

3、矢野泰司+矢野雄司 / 矢野建築設計事務所による、高知の「House N」

4、神戸市の「六甲最高峰トイレ」設計プロポで、ofaが委託先候補事務所に選出、一時審査通過者には、藤村龍至・島田陽・畑友洋などの事務所も

5、中村拓志&NAP建築設計事務所による、東京・世田谷の住宅「葦垣の家」を中村が解説している動画

6、齋藤和哉+高橋雅人による、宮城の、金蛇水神社参拝者休憩所リノベーション設計コンペの最優秀賞案

7、奥野崇建築設計事務所による、愛媛・今治の「真言宗光林寺 位牌堂」

8、明日オープンする、坂茂による「静岡県富士山世界遺産センター」の内外観の写真

9、西澤徹夫・伊藤暁・三井祐介・木内俊克・宮内義孝・岩瀬諒子が選考委員、藤村龍至・門脇耕三がモデレーター、和田隆介がオブザーバーを務める、建築家同士が議論し問題意識を共有した上で受賞作品を決めるアワード「WADA賞」の公開選考会議が開催 [2017/12/23]

10、ツバメアーキテクツによる、展示装置「移動式メディア・アーケード」

11、篠原聡子+金子太亮 / 空間研究所による、鎌倉の長屋「SASU・KE」の写真

12、『建築家・藤本壮介が選ぶ、いまこそ注目すべき日本の「名モダニズム建築」8選』(VISIONARY)

13、MVRDVが複合ビルを手掛け、それに囲まれた公共広場をBIGが手掛ける、アブダビの開発計画の画像

14、隈研吾のマテリアルに注目した建築展「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」が開催

15、西澤俊理 / NISHIZAWAARCHITECTSによる、ベトナムの多世帯住宅「チャウドックの家」

16、田根剛の展覧会が、オペラシティアートギャラリーでも開催。会期はギャラ間の田根展とほぼ同じ。

17、妹島和世や塚本由晴の紹介コメントも収められている書籍『リナ・ボ・バルディ ブラジルにもっとも愛された建築家』のPR動画

18、川辺直哉による、神奈川・横浜の「中田の自邸」を、川辺自身が解説している動画

19、アンドレス・ジャックによる、マドリッドの、大理石の軽快な使い方が素材の印象を新鮮なものにしているレストラン「romola」の写真

20、堤庸策 / arbolによる、奈良の住宅「西松ヶ丘の家」


過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

神戸市の「六甲最高峰トイレ」設計プロポで、ofaが委託先候補事務所に選出、一時審査通過者には、藤村龍至・島田陽・畑友洋などの事務所も

神戸市の「六甲最高峰トイレ」設計プロポで、ofaが委託先候補事務所に選出されていて、その提案のCGパースが公開されています(PDF)

神戸市の「六甲最高峰トイレ」設計プロポで、ofaが委託先候補事務所に選出されていて、その提案のCGパースが公開されています。一時審査通過者には、藤村龍至・島田陽・畑友洋などの事務所が含まれていました。
以下に、各者の提案のCGパースへのリンクを掲載します。

◆一次選考通過者の提案パース(50音順)◆

株式会社 アール・エフ・エー(PDF形式:635KB)
稲荷明彦建築研究室(PDF形式:381KB)
株式会社 ofa(PDF形式:157KB)
タトアーキテクツ(PDF形式:2,111KB)
株式会社 地域計画建築研究所 大阪事務所(PDF形式:309KB)
株式会社 畑友洋建築設計事務所(PDF形式:381KB)
株式会社 山本設計(PDF形式:352KB)

明日オープンする、坂茂による「静岡県富士山世界遺産センター」の内外観の写真

明日オープンする、坂茂による「静岡県富士山世界遺産センター」の内外観の写真が、designboomに掲載されています

明日(2017年12月22日)オープンする、坂茂による「静岡県富士山世界遺産センター」の内外観の写真が25枚、designboomに掲載されています。
ツイッタ―にも写真が投稿されていたりします。

長坂常 / スキーマ建築計画による、宮崎の、延床面積440m2の住居+工場改修した「延岡の家」
長坂常 / スキーマ建築計画による、宮崎の、延床面積440m2の住居+工場改修した「延岡の家」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画による、宮崎の、延床面積440m2の住居+工場改修した「延岡の家」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画による、宮崎の、延床面積440m2の住居+工場改修した「延岡の家」 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画による、宮崎の、延床面積440m2の住居+工場改修した「延岡の家」 photo©太田拓実

長坂常 / スキーマ建築計画による、宮崎の、延床面積440m2の住居+工場を改修した「延岡の家」です。

宮崎県延岡市の夫婦のための住宅改修計画。
既存の建物は、お施主様が小さい頃には住居+工場として使われていた。
もともと木造の住居兼店舗が成長に合わせ鉄骨でスペースが拡張し、その後、鉄骨の倉庫も加わり3棟が連なった。鉄骨と木造が入り混じった2階建で、建築面積は230m2、延床面積は440m2の建物になった。それを建替ではなく、改修して住宅を作りたいという、雑誌『BRUTUS』の企画を通して出会った若夫婦からの依頼だったのだが、最初にその依頼をハガキで頂いた時、Google mapで場所を探し、建物をみて、本当に改築ではなく改修なのか?と目を疑ったのだった。

鴻池組、マル・アーキテクチャ設計・施工共同体が、大阪の「松原市新図書館建設事業」プロポで、最優秀者に
鴻池組、マル・アーキテクチャ設計・施工共同体が、大阪の「松原市新図書館建設事業」プロポで、最優秀者に

鴻池組マル・アーキテクチャ設計・施工共同体が、大阪の「松原市新図書館建設事業における設計及び施工者選定に係る公募型プロポーザル」で、最優秀者に選ばれています。松原市のウェブサイトに結果が報告されています。

 標記について、4者から提案書の提出を受け付け、松原市新図書館建設事業における設計及び施工者選定に係る公募型プロポーザル事業者選定委員会における提案書及びヒアリング評価の結果、次のとおり最優秀提案者が選定されましたので、お知らせします。

下記に、提案のCG画像を掲載します。

矢野泰司+矢野雄司 / 矢野建築設計事務所による、高知の「House N」
矢野泰司+矢野雄司 / 矢野建築設計事務所による、高知の「House N」

矢野泰司+矢野雄司 / 矢野建築設計事務所が設計している、高知の「House N」です。SDレビュー2016の「SD賞」受賞作品です。

農業を営む若い夫婦の住宅である。
高知県東部の海に程近い高台に敷地はあり、近くには集落の人達が野菜を栽培するビニルハウスが建ち並んでいる。主な要望としては、親夫婦が住んでいる母屋や水回り棟との一体的な計画、友人を招いて食事のできる開放的な半外部空間、海を見渡せる寝室、などであった。
3階建てとしたスラブの高さや形、構造形式は、海への眺望と母屋への日射や通風、および開かれた半外部空間を獲得しながら決定した。周辺環境との応答によってできた空間は、軽やかで透明性があり、風通しのよいものになった。
また、母屋、水回り棟、庭、倉庫、路地を含めた環境全体に住まい手の生活を広げ、使い方に幅が生まれるように外部や半外部の場所を介して関係付けている。それは時間と共に変わっていく家族の形態やライフスタイルへの柔軟な対応も可能にするだろう。
前面道路とつながる天井高約4mの半外部空間は外に対しておおらかに開かれ、あちこちから風や光の抜けるエントランスであり、内外の境界を緩めて、人と人をつなげていく場としても機能するように期待している。家族でくつろいだり、友人と大勢でパーティーをしたり、農業の6次化を試みる施主の仕事場になったり、私性と公共性が混在する新たな農家の住まい方がこの空間から伸びやかに展開していければと考えている。

西澤徹夫・伊藤暁・三井祐介・木内俊克・宮内義孝・岩瀬諒子が選考委員、藤村龍至・門脇耕三がモデレーター、和田隆介がオブザーバーを務める、建築家同士が議論し問題意識を共有した上で受賞作品を決めるアワード「WADA賞」の公開選考会議が開催 [2017/12/23]
西澤徹夫・伊藤暁・三井祐介・木内俊克・宮内義孝・岩瀬諒子が選考委員、藤村龍至・門脇耕三がモデレーター、和田隆介がオブザーバーを務める、建築家同士が議論し問題意識を共有した上で受賞作品を決めるアワード「WADA賞」の公開選考会議が開催 [2017/12/23] Design: Yuichi Nishimura

西澤徹夫・伊藤暁・三井祐介・木内俊克・宮内義孝・岩瀬諒子が選考委員、藤村龍至・門脇耕三がモデレーター、和田隆介がオブザーバーを務める、建築家同士が議論し問題意識を共有した上で受賞作品を決めるアワード「WADA賞」の公開選考会議が開催されます。 開催日は2017年12月23日(土) 13:00-16:30(17:00に完全撤収)。場所は養命酒鶴ヶ島太陽光発電所・環境教育施設「eコラボつるがしま」です。
今回が開催4回目とのこと。

WADA賞選考会議2017@eコラボつるがしま
日時:12/23(土) 13:00-16:30(17:00に完全撤収)
場所:養命酒鶴ヶ島太陽光発電所・環境教育施設「eコラボつるがしま」
審査方法:過去1年間(2017年1月-12月)の建築専門誌等に掲載された建築作品・プロジェクト等から各審査員が5点を選び、討議のうえ、3点程度を選抜しWADA賞を授与する。
入場無料、申込不要(定員約50名)
選考委員:

西澤徹夫(西澤徹夫建築事務所)
伊藤暁(東洋大学准教授、伊藤暁建築設計事務所)
三井祐介(日建設計)
木内俊克(東京大学助教、木内建築計画事務所)
宮内義孝(B1D)
岩瀬諒子(東京藝術大学助手、岩瀬諒子設計事務所)

モデレーター:
藤村龍至(東京藝術大学准教授、RFA)
門脇耕三(明治大学専任講師)

オブザーバー:
和田隆介

【WADA賞設立趣旨】
WADAA(Wonders in Annual Development and Architecture Award)略してWADA賞は、建築家による当事者同士のピア・レビューの場として2014年に設置されました。相互批評を通じて、共通の課題を見出すことを目的とします。
毎年末、その1年間に建築専門誌等で発表された建築作品・プロジェクト等を対象とし、3点程度を選抜しWADA賞を授与することを通じて、時代の主題をうつし、将来につながる議論の枠組みをその都度記録、発信することを目指します。

以下に、事前に公開された各選考委員が当日の議論の為に選んだ推薦作品と評を掲載します。

スティーブン・ホールの設計で完成した、アメリカ・バージニア州のアートギャラリー「Institute for Contemporary Art」の写真

スティーブン・ホールの設計で完成した、アメリカ・バージニア州のアートギャラリー「Institute for Contemporary Art」の写真がarchdailyに掲載されています

スティーブン・ホールの設計で完成した、アメリカ・バージニア州のアートギャラリー「Institute for Contemporary Art」の写真が5枚、archdailyに掲載されています。

IBUKUによる、インドネシア・バリ島の、竹構造で屋根付きの小さな橋「The Millenium Bridge」の写真

IBUKUによる、インドネシア・バリ島の、竹構造で屋根付きの小さな橋「The Millenium Bridge」の写真がarchdailyに掲載されています

IBUKUによる、インドネシア・バリ島の、竹構造で屋根付きの小さな橋「The Millenium Bridge」の写真が21枚、archdailyに掲載されています。IBUKUはバリを拠点に多数の竹構造の建築を手掛けています。リッツカールトンなども彼らのクライアントに名を連ねています。
こちらには、日本語字幕付きのTEDの動画があります。

メキシコの女性建築家 タチアナ・ビルバオへのインタビュー動画「TIME SPACE EXISTENCE」 アンドレス・ジャックによる、マドリッドの、大理石の軽快な使い方が素材の印象を新鮮なものにしているレストラン「romola」の写真

アンドレス・ジャックによる、マドリッドの、大理石の軽快な使い方が素材の印象を新鮮なものにしているレストラン「romola」の写真がdesignboomに掲載されています

アンドレス・ジャックが設計した、スペイン・マドリッドの、大理石の軽快な使い方が素材の印象を新鮮なものにしているレストラン「romola」の写真が12枚、designboomに掲載されています。

奥野崇建築設計事務所による、愛媛・今治の「真言宗光林寺 位牌堂」
奥野崇建築設計事務所による、愛媛・今治の「真言宗光林寺 位牌堂」 photo©小川重雄

奥野崇建築設計事務所が設計した、愛媛・今治の「真言宗光林寺 位牌堂」です。

今治市玉川町の山の中。
1316年の歴史を誇る寺院で、位牌堂をつくるという現代的な取組。
寺院施設一連の再計画第一歩目となる本計画のテーマは、現代の素材を使って「これからの寺院をつくる」ということ。

鉄骨造でつくられる本体に、袴のように約800本の桧の化粧垂木を掛けわたし、そこにランダムにガラスを嵌め込みます。訪れた方々が気持ちを静められる、光の回廊をつくる。光の色は周囲の豊かな自然によって、一年の中で移ろい変化していきます。仏教の考え方である、諸行無常を建築的に表現したものです。

また、袴部分は鉄骨の本体部分を守る役割も担います。時に強風雨もふきあれる本敷地。使用される素材は一般流通しているものを対象としており、技術的に特別な工法を用いることなく、地元の職人にてメンテナンスしていけるよう。
長持ちする建物とするために、部材や屋根葺材の取り替え可能な袴部分は重要です。

大切な人を想い、建築を前に手を合わせる。
天に昇る光の粒が、人々の心の拠り所になればと願います。

隈研吾のマテリアルに注目した建築展「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」が開催

隈研吾の建築展「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」が開催されます

隈研吾の建築展「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」が開催されます。開催場所は「東京ステーションギャラリー」です。会期は2018年3月3日~5月6日。

国内外で膨大なプロジェクトを抱えつつ疾走する世界的建築家、隈研吾(1954~)。古今東西の思想に精通し、「負ける建築」「自然な建築」などの理念を実践してきた約30年に及ぶプロジェクトを集大成して展観します。本展では特に、隈が仕事を通じて対話を重ねてきた素材に着目し、主要なマテリアル(竹、木、紙、石、土など)ごとに分類・整理することで、“もの”という観点から概観を試みます。“もの”の開放によって、人の感覚や意識、そして環境を媒介する建築の可能性に迫る機会にご期待ください。

『建築家・藤本壮介が選ぶ、いまこそ注目すべき日本の「名モダニズム建築」8選』(VISIONARY)

『建築家・藤本壮介が選ぶ、いまこそ注目すべき日本の「名モダニズム建築」8選』という記事が、VISIONARYに掲載されています

『建築家・藤本壮介が選ぶ、いまこそ注目すべき日本の「名モダニズム建築」8選』という記事が、VISIONARYに掲載されています。

篠原聡子+金子太亮 / 空間研究所による、鎌倉の長屋「SASU・KE」の写真
篠原聡子+金子太亮 / 空間研究所による、鎌倉の長屋「SASU・KE」の写真 photo©japan-architects.com

 
篠原聡子+金子太亮 / 空間研究所による、鎌倉の長屋「SASU・KE」の写真が、japan-architects.comに掲載されています

篠原聡子+金子太亮 / 空間研究所が設計した、鎌倉の長屋「SASU・KE」の写真が25枚、japan-architects.comに掲載されています。

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