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最も注目を集めたトピックス [期間:2017/4/3-4/9]

アーキテクチャーフォト・ネットで、先週(期間:2017/4/3-4/9)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


1、SANAA・伊東豊雄・乾久美子・新居千秋・飯田善彦・日建設計ら11組が、「信濃美術館」設計プロポの一次審査を通過

2、y&M design officeが、徳島県三好市の「地域交流拠点施設等」設計プロポで、第1位に

3、藤原・室建築設計事務所による、大阪市の住宅「南田辺の家」

4、ツバメアーキテクツによる、小径木広葉樹を活用した家具「KINOKO」

5、ピーター・ズントーが設計している、アメリカの「ロサンゼルス郡立美術館」の新しく公開された画像

6、ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、ニューヨークの高層集合住宅「56 leonard」の、独特のセンスでラグジュアリーが表現されているインテリアの写真

7、大松俊紀 / 大松俊紀アトリエによる、広島の住宅「五本柱建物」

8、藤原・室建築設計事務所による、広島の住宅「向洋の家」

9、静岡県磐田市にて入札制度で公共建築を実現している渡辺隆建築設計事務所が設計している「(仮称)磐田市卓球場」の画像

10、日建設計と髙木秀太事務所が運営する、ライノセラスとグラスホッパーを建築用に自主学習するためのサイト「Rhino-GH.com」が公開

11、nendoが会場構成した、無数の鏡面仕上げの小さなパネルが不思議な視覚効果を生む『勅使河原茜個展「HANA SO」』の会場写真

12、tent architects studio+ジェネラルクリエーションによる、神奈川の「横浜の住宅」

13、大西麻貴+百田有希 / o+hが、広島の「尾道市御調支所庁舎」設計プロポで最優秀者に

14、岸本貴信 / CONTAINER DESIGNによる、兵庫・神戸の住宅「北山台の家」

15、隈研吾の設計で、アメリカ・オレゴン州に完成した「ポートランド日本庭園」の写真

16、久米設計と阿部仁史のチームが、宮城の「東松島市立浜市小学校災害復旧」設計プロポで最優秀提案者に

17、ツバメアーキテクツが空間デザインを担当した、アーティスト・西尾美也のプロジェクト「移民の学校 《Self Select: Migrants in Tokyo》」

18、長崎辰哉 / アトリエハレトケによる、千葉・我孫子の住宅「眺望の段床」の写真

19、富永大毅による、東京のマンションの1住戸のリノベーション「垂木の住宅」

20、pivotoによる、家具シリーズ「KIRI」


過去の「最も注目を集めたトピックス」はこちらでどうぞ

BIGのビャルケ・インゲルスが、日本を訪問しているようで、自身のインスタグラムに京都や直島の写真を投稿しています

BIGのビャルケ・インゲルスが、日本を訪問しているようで、自身のインスタグラムに京都や直島の写真を投稿しています

BIGのビャルケ・インゲルスが、日本を訪問しているようで、自身のインスタグラムに京都や直島の写真を投稿しています。2017年4月上旬くらいの投稿です。著名な建築家が、日常や建築をどのようにカメラを通して捉えたかということは、過去にも注目されてきたトピックだと思います。(例:「丹下健三が見た丹下健三」展)ウェブやSNSの登場で、同時代を生きる建築家がどのように物事を捉えているかを見られるのは興味深いことだと思います。

ズントー事務所に勤務する杉山幸一郎が、事務所のあるハルデンシュタインの様子や未発表の初期の住宅の写真、事務所の仕組みなども紹介しているエッセイ「ハルデンシュタイン」

ズントー事務所に勤務する杉山幸一郎が、事務所のあるハルデンシュタインの様子や未発表の初期の住宅の写真、事務所の仕組みなども紹介しているエッセイ「ハルデンシュタイン」が、ギャラリーときの忘れもの のウェブサイトに掲載されています

ピーター・ズントー事務所に勤務する杉山幸一郎が、事務所のあるハルデンシュタインの様子や未発表の初期の住宅の写真、事務所の仕組みなども紹介しているエッセイ「ハルデンシュタイン」が、ギャラリーときの忘れもの のウェブサイトに掲載されています。

【ap job 更新】 PROCESS5 DESIGNが、経験者・未経験者・2018年卒業予定・インターンを募集中

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アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

PROCESS5 DESIGNの、建築・インテリアの設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

PROCESS5 DESIGNはクライアントと一緒に質が高く、喜びや楽しさに満ち溢れた場所の創造を目指しています。
そのために創造するスタッフのみんなが力をあわせてプロジェクトに取り組める環境づくりを目指しています。
現在、飲食店・ホテル・物販店・住宅・ビルなど様々なプロジェクトが進行しており、一緒にプロジェクトを進める仲間を募集します。

即戦力となる方はもちろん大歓迎です。
未経験の方も大歓迎です。
来年卒業予定の新卒生も大歓迎です。
本気でデザインが好きな人、お待ちしております。
デザインの仕事がしたい人からのご連絡お待ちしております。

tent architects studio+ジェネラルクリエーションによる、神奈川の「横浜の住宅」

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all photo©太田拓実

高橋将章+田岡博之 / tent architects studioが建築設計監理を、中野靖彦 / ジェネラルクリエーションがインテリア設計監理を手掛けた、神奈川の「横浜の住宅」です。

雛壇上の造成地に建つ専用住宅の建て替え計画。基壇となる地盤面の下部には既存の車庫があり、その上部には建替え前から大切に手入れされた庭がL型に残っている。配置計画は既存の建物をトレースするように、つまり既存の庭を残す北側に寄せる配置で決定した。

本計画は、インテリアデザイナーとの恊働作品である。クライアントが所有している家具やオブジェのコレクションも多彩で、家具のデザインもその延長にあるかのようにひとつひとつがオリジナルにデザインされている。インテリアの構成としては、ひとつひとつの空間をギャラリー空間のように見立ててテーマを持った設えとしながら、建築ボリュームとしては、それらを連続的に繋げていくような空間構成となっている。1階は緩やかに仕切られたワンルームのLDK。一部が2階となるボリュームはスキップフロアの断面となっていて、踊り場レベルに位置する主寝室の下部には潜り込んだような小さな書斎を設えており、半階上がった2階レベルには眺望の開けた仕事部屋を配置している。

様々な設えとスケールを持った趣味性の高い空間を、階段を中心にして、断面的に織り込んでいくことで、雛壇上の敷地に抜けていく光や風を感じるとともに視線も抜け、豊かなインテリアが生活に溶け込むような住宅になるのではないかと考えている。

【ap job 更新】 インテンショナリーズが、建築・インテリアの設計スタッフを募集中

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PRIVATE RESIDENCE (KYOTO)

 
アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました

インテンショナリーズの、建築・インテリアの設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

インテンショナリーズは、家具から超高層ビルまで、
ジャンルの枠組みを超えて人々の生活の為にデザインします。

商業施設やホテル、住宅、水族館、映画館、家具、家電、電車や船…

現在進行中プロジェクトは、企画段階から参画し、建築ーインテリアープロダクトの全てをデザインしています。国内の大型体験型アミューズメント施設やスパ施設、東南アジアに於ける大型施設等などを皮切りに
いよいよ、宿坊の再デザイン・文化体験付きの宿の計画をシリーズ化して行くので、今年初夏のプレスリリースを予定しています。高名なお寺の参道に建つ、歴史的な挑戦でもある建築デザインでご一緒できる方を探しております。

様々なジャンルの大型プロジェクトが複数併行している他、
商業施設の環境フロアや、飲食店やアパレルショップのインテリアデザインも数多くあります。
垣根なく積極的にプロジェクトに取り組める方、経験を積まれたい方、歓迎いたします。

ツバメアーキテクツが空間デザインを担当した、アーティスト・西尾美也のプロジェクト「移民の学校 《Self Select: Migrants in Tokyo》」

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all photos©長谷川健太

ツバメアーキテクツが空間デザインを担当した、アーティスト・西尾美也のプロジェクト「移民の学校 《Self Select: Migrants in Tokyo》」です。

美術家西尾美也氏のプロジェクトに空間デザインとして参加し、4人の移民が生徒となる「移民の学校」を作りました。
 
東京に暮らす海外からの移住者が 街中で見ず知らずの日本人と衣服の交換を試みるフェーズ1と、その経験をもとに自分のための新しい服を作るフェーズ2という期間が設けられています。このような条件に対し、ツバメアーキテクツでは、小さなオブジェクトの集合として全体を構成し、フェーズ毎に変化する空間構成を提案しました。

久米設計と阿部仁史のチームが、宮城の「東松島市立浜市小学校災害復旧」設計プロポで最優秀提案者に

久米設計と阿部仁史のチームが、宮城の「東松島市立浜市小学校災害復旧」設計プロポで最優秀提案者に選ばれていて、その提案書がPDFで公開されています

久米設計阿部仁史のチームが、宮城の「東松島市立浜市小学校災害復旧」設計プロポで最優秀提案者に選ばれています。

■平成29年4月 5日:第二次審査の結果公表について

審査の結果、契約候補者を以下のとおり決定しました。(via city.higashimatsushima.miyagi.jp)

ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、ニューヨークの高層集合住宅「56 leonard」の、独特のセンスでラグジュアリーが表現されているインテリアの写真

ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、ニューヨークの高層集合住宅「56 leonard」の、独特のセンスでラグジュアリーが表現されているインテリアの写真がdezeenに掲載されています

ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、ニューヨークの高層集合住宅「56 leonard」の、独特のセンスでラグジュアリーが表現されているインテリアの写真が10枚、dezeenに掲載されています。

ピーター・ズントーが設計している、アメリカの「ロサンゼルス郡立美術館」の新しく公開された画像

ピーター・ズントーが設計している、アメリカの「ロサンゼルス郡立美術館」の新しく公開された画像が、archpaper.comに掲載されています

ピーター・ズントーが設計している、アメリカの「ロサンゼルス郡立美術館」の新しく公開された画像が4枚、archpaper.comに掲載されています。ズントー建築特有のマッシブさが伝わる模型写真などです。

岸本貴信 / CONTAINER DESIGNによる、兵庫・神戸の住宅「北山台の家」

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all photos©冨田英次

岸本貴信 / CONTAINER DESIGNが設計した、兵庫・神戸の住宅「北山台の家」です。

敷地は神戸市北区に位置する閑静な住宅地。道路から約1・5mの高低差があることとT字路に面しており南北の道路の抜けがあること、またA4シートに綴られたご夫婦の想いを元に計画した。モデルハウスとしての機能も持たせるため、来た人がワクワクするように、また愛猫サバとの暮らしも考慮し、回遊性と開放感を意識した。内部空間の間口は一間半とし、吹抜けやロの字に連続させることによりタテ・ヨコへの空間の広がりが実現。道路との高低差は駐車スペース確保の目的もあり法面を中庭まで引き込むことで、スムーズに家へと導き、また道路からの視線の干渉帯としての役割も果たしてくれる。南北に抜ける道路からは、南からの風を中庭に呼び込み吹抜けへと抜け、家中に気持ちイイ風をもたらしてくれた。

SANAA・伊東豊雄・乾久美子・新居千秋・飯田善彦・日建設計ら11組が、「信濃美術館」設計プロポの一次審査を通過

SANAA・伊東豊雄・乾久美子・新居千秋・飯田善彦・日建設計ら11組が、「信濃美術館」設計プロポの一次審査を通過しています

SANAA・伊東豊雄・乾久美子・新居千秋・飯田善彦・日建設計ら11組が、「信濃美術館」設計プロポの一次審査を通過しています。旧の信濃美術館は、日建設計 / 林昌二が設計したことで知られています。隣接する「東山魁夷館」の設計は谷口吉生によるもので、今回のプロポで谷口は審査員を務めています。

平成29年4月3日(月)に第2回審査委員会(一次審査)を開催しました。
参加表明をいただいた33者のうち、以下の11者を一次審査通過者として選考しました。

静岡県磐田市にて入札制度で公共建築を実現している渡辺隆建築設計事務所が設計している「(仮称)磐田市卓球場」の画像

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画像提供:渡辺隆建築設計事務所

静岡県磐田市にて入札制度で公共建築を実現している渡辺隆建築設計事務所が設計している「(仮称)磐田市卓球場」の画像です。過去にアーキテクチャーフォトでも特集記事として紹介したこの建築も入札で実現された建築物です。

この「(仮称)磐田市卓球場」は、私たちが今までに手掛けた「豊岡中央交流センター」や「コミュニティ消防センター」「北部地域包括支援センター」と同じく、一般競争入札にて受注した磐田市の設計業務です。

入札は、公共建築において、現在においても多く選択されている発注方式です。私たちは地元行政の入札に参加することによって、公共建築に携わる機会を積極的に増やして経験を蓄積し、地元行政や地元工事業者と成功体験を共有していくことで、身の丈に合った公共建築を継続的に生み出すことを目指しています。

今回も、私たちなりに、様々な要望や要求や状況に対応しながら、じわじわと設計を進め、行きついた建築です。

長崎辰哉 / アトリエハレトケによる、千葉・我孫子の住宅「眺望の段床」の写真

長崎辰哉 / アトリエハレトケによる、千葉・我孫子の住宅「眺望の段床」の写真がjapan-architects.comに掲載されています

長崎辰哉 / アトリエハレトケが設計した、千葉・我孫子の住宅「眺望の段床」の写真が18枚、japan-architects.comに掲載されています。

10+1websiteの特集『フィールドワークの諸相──「野」の歩き方』 隈研吾の設計で、アメリカ・オレゴン州に完成した「ポートランド日本庭園」の写真

隈研吾の設計で、アメリカ・オレゴン州に完成した「ポートランド日本庭園」の写真がdezeenに掲載されています

隈研吾の設計で、アメリカ・オレゴン州に完成した「ポートランド日本庭園」の写真がdezeenに掲載されています。
以下は、隈のサイトの計画段階時のプロジェクト解説テキスト

1963年に設立され、市民に長く親しまれてきたポートランド日本庭園は、雨の多い気候と、日本人の庭園デザイナーによる継続的メインテナンスによって、海外の日本庭園の中でも最高のものと評価されてきた。
 その庭園を市民に開かれた文化複合施設として再整備する目的で、2010年コンペが開催され、KKAAが、設計者に選ばれた。われわれの提案は、大きな建物を作らず、建物を分棟式として、中央部に「村の広場」を作ることで、自然と建築とを融合しようというもので、建築材料には地元の木材や石を多用し、日本の村を想起させる勾配屋根も地元の植物で緑化している。オープンは2017年を予定している。

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