原広司の設計で1972年に完成した神奈川・多摩区の“粟津邸”で、Karimoku New Standardの展示「Encounters」が開催されます。
会期は2023年11月5日(日)~2023年11月12日。要事前申込。入場無料です。建築の図面やテキストはこちらに掲載されています。
Karimoku New Standard(以下、KNS)は、2023年11月5日(日)から2023年11月12日(日)の間、神奈川県川崎市にある「粟津邸」にて、エキシビション「Encounters」を開催します。粟津邸は、1950年代からグラフィックデザイナーとして活躍した粟津潔の自邸であり、彼と交流のあった建築家の原広司による名作住宅です。1972 年に竣工したこの家の斬新さとアウラは、時代を超えて存在しつづけるもの。そんな空間に、新しいスタンダードを志向するKNS の家具がここでしか見られない風景をつくります。
建築写真家のイワン・バーンの、ヴィトラ・デザイン・ミュージアムでの展覧会「Iwan Baan: Moments in Architecture」です。
建築分野で世界的に知られる写真家の回顧展です。バーンは、デジタルメディアの発展の中で活動を深め、世界中の著名な建築家の作品から伝統建築までを撮影しています。また、建築のみならずその場の人々の活動にも注目するスタンスで知られています。会期は、2023年10月21日~2024年3月3日です。展覧会の公式ページはこちら。本記事では会場写真に加え、代表的な作品の一部も掲載します。
こちらはリリーステキストの翻訳です
イワン・バーンは、今日の建築と建設環境に関する代表的な写真家の一人です。彼の写真は、世界的な巨大都市の成長を記録し、伝統的な住宅や非公式の住宅構造を探求し、レム・コールハース、ヘルツォーク&ド・ムーロン、妹島和世、タチアナ・ビルバオなど著名な現代建築家の建物を描いています。2023年10月から2024年3月にかけて、ヴィトラ・デザイン・ミュージアムはバーン作品の初の大規模な回顧展を開催します。展覧会「Iwan Baan: Moments in Architecture」は、21世紀初頭の世界の建築、その都市と社会的背景、そして建築を利用する人々のパノラマを描き出すことで、写真家の広い視野を反映しています。
OMA / エレン・ヴァン・ルーンが設計した、イギリス・マンチェスターの文化施設「Aviva Studios – Factory International」です。
西欧で最大規模の舞台芸術の施設です。建築家は、新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案しました。また、都心部で実現する為に高い遮音性能も備えています。施設の公式サイトはこちら。
こちらはリリーステキストの翻訳です
OMA / エレン・ヴァン・ルーン設計のアヴィヴァ・スタジオ、ファクトリーインターナショナルの本拠地が完成
OMA / エレン・ヴァン・ルーン設計のアヴィヴァ・スタジオの建設が完了しました。この多目的文化施設は、年2回開催されるマンチェスター・インターナショナル・フェスティバル(MIF)を運営するファクトリー・インターナショナルの常設施設となります。新会場では、ファクトリーインターナショナルが年間プログラムを企画、制作、上演します。今夜(※2023年10月18日)プレミア上映される「フリー・ユア・マインド」は、古典的なSF映画「マトリックス」をドラマチックに再現したもので、オープニングのために特別に制作されました。