ダニエル・リべスキンドへのインタビュー動画「Tribute to New York」です。ルイジアナ美術館が制作したものです。
architecture archive
増田信吾+大坪克亘が、東京・練馬区の「始めの屋根」を解説している動画です。
スノヘッタによる、ノルウェー・オスロの、アウトドア用品店の内装デザインの写真がdomuswebに掲載されています
スノヘッタが設計を手掛けた、ノルウェー・オスロの、アウトドア用品店の内装デザインの写真が8枚、domuswebに掲載されています。
all photos©長谷川健太
PERSIMMON HILLS architects / 柿木佑介+廣岡周平が設計した、神奈川・横浜の、既存建物をアトリエ/ギャラリーに改修した「黄金町の切込」です。
黄金町バザール2016における黄金町まちプロジェクトの一環として、元違法風俗店舗、通称ちょんの間をアーティストのアトリエへと改修する計画。
黄金町はそこかしこにアートがあり、街自体が展示空間となっている。私たちは既存建築の細長い空間に対して切れ込みを入れ、奥行を持った斜めのファサードをつくることを考えた。
切れ込みは街と共にあるような場所となり、周囲の建築と異なる軸を持つことによって、道行く人がついつい引き込まれてしまうアトリエ兼展示スペースとなる。
ちょんの間の空間形式によって街から活動が隠された状態を、切れ込みによって街へと活動が開かれた状態へと転換している。
乾久美子・青木淳・金野千恵・平田晃久が審査する、東京建築士会の「住宅建築賞」が応募作品を募集しています
乾久美子・青木淳・金野千恵・平田晃久が審査する、東京建築士会の「住宅建築賞」が応募作品を募集しています。このアワードは、審査員が実作を訪問して、率直な批評をする事で知られています。(その様子は毎年資料として報告・公開されています。)提出期限は「2017年1月31日(火)」。
住宅建築賞の主旨
【新しい時代の住宅】
住宅は、住まい手が、環境を選びとり、建て、住まうといった一連の行為の総体として現れるものだと 思います。それは生きることと同義となるぐらい迫力のあるものだと思います。また、建てることとは 希望をつかみとるような行為なのかと思います。
しかし、近代を経て、建てることが産業の世界へと取り込まれてからというものの、建てることと生き ることのつながりは薄くなり、建てることの多くは、車やテレビなどの消費財を選ぶこととあまり変 わらなくなってしまったように思います。建売を買う、商品化住宅のメニューから選ぶというような 行為によって、あまり苦労をせずに整えられた環境を得ることができるようになりましたが、そこで 得られる環境は、地域や風土から切り離されたものにとどまるのかもしれません。同時に、住まうこ と、その先にある生きることそのものは、根底から揺らいでいるような気がします。住宅から生きる希 望が見えないのです。
東京建築士会の住宅建築賞の応募作品に確認したいのは、住宅が、施主が選びとった環境の中で、生き ることや希望とセットになって建っているかどうかです。住宅を通して、生きることの迫力や厚み、ユ ニークさが、現代においてどのように達成されているのかを見たいと思っています。骨太な作品に出 会えることを楽しみにしています。
審査員長 乾 久美子
石上純也が、広島・尾道の「千光寺公園頂上エリアリニューアル」設計プロポで最優秀者に選ばれていて、その提案書が公開されています(PDF)
石上純也が、広島・尾道の「千光寺公園頂上エリアリニューアル」設計プロポで最優秀者に選ばれていて、その提案書が公開されています。こちらには、審査結果のPDFがあります。行政の報告ページはこちら。
千光寺公園頂上エリアリニューアル基本・実施設計業務を委託するに当たり、高度な設計能力及び豊富な経験を有する設計者を選定するため、公募型プロポーザルにより募集をし、千光寺公園頂上エリアリニューアル設計者選定委員会による選考を経て、最優秀者及び優秀者を選定した。
中佐昭夫 / ナフ・アーキテクト&デザインが設計した、東京・港区の、家型ボリュームの組み合わせ方が印象的なオフィスビル「Village on the Building」の写真が24枚、japan-architects.comに掲載されています。
第5回京都建築賞の募集概要が公開されています。今回より京都府建築士会会員以外も応募可能になったとの事。京都建築賞部門の審査員は、岸和郎・米田明・平田晃久。藤井厚二賞部門の審査員は、河合敏明・畑友洋・森田一弥が務めるそうです。
<趣旨と経緯>
「京都建築賞」は、京都府建築士会の創立60周年を記念して平成 24 年に創設したもので、京都の歴史的文脈を踏まえつつ創造性の高い建築作品を表彰し、その活動及び業績を広く社会に伝えることにより、京都および建築の継承・発展に資することを目的としています。
昨年度の第4回からは、次代を担っていく建築士の支援を目的として、京都建築賞に特定のテーマを設定する新たな部門として「藤井厚二賞」を創設しました。藤井氏の卓越した洞察力、探求心、行動力に、その成果である建築作品に敬意を表し、氏の建築に向き合う姿勢に相応しい意欲あふれる作品の応募を期待したものです。<さらなる貢献を目指して>
第5回目の実施にあたり、賞の意義を発展させるため、応募資格を変更しました。これまで、本会会員の作品に限定していましたが、 京都府内の建築であれば本会会員以外の作品についても応募して頂けるようにしました。 京都府内には、 本会会員以外の方による建築が数多くあります。 こうした建築も含めて、表彰し、社会に広く伝えることで、京都および建築の継承・発展に、より一層資することができると考えるものです。
all photos©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!が設計した、東京・中目黒の店舗「Soup Stock Tokyo 中目黒店」です。
中目黒の高架下に位置するスープ専門店のインテリアデザインである。
街の空気感をいっぱいに吸い込んだ、この場所でしかできないスープのある風景をつくることを目指した。
まず、床の仕上げをスープに見立てたテラゾーとし、そのオリジナルレシピを京都の工房で開発することから始めた。淡い灰黄色のモルタルの中に、人参やじゃがいも、ブロッコリーなどの具材に見立てた小石の種類や大きさ、分量を試行錯誤した。
そうして定義されたテラゾー製のスープは、店内に浮かぶ一つのカップからとうとうと流れ出て床全体を満たしている。
次に、鉄道高架橋のコンクリート柱と建築の鉄骨柱が奔放に乱立する空間の中に、敢えて荷重を受け持たない栗の柱を加えることで、高架下という場所性をdevelopさせた。
さらに、巨大なバルーンを2本の柱の間に挟んでサインとし、柱の塗装にはスープ特有のとろみを与えた。壁一面に貼られたタイルは遠山正道が常滑で絵付けし、焼き上げたアートワークである。
様々なスケールとマテリアルが居合わせる空間には、今日もスープを味わう様々な人が居合わせて、この場所の風景をつくっている。
藤本壮介による前橋の住宅「T house」を公開するイベント「夜のオープンハウス ー 陰翳礼讃」が開催されるそうです。開催日は、2016年12月30日・31日。今年は、夜のみの公開という企画だそうです。
【メモ】「場所・T house」プロジェクトが今年も実施されるそうです。「家や居場所の豊かさを問い直すことで、街や地域、世界の豊かさを考える」。12月30日と31日、藤本壮介さん設計の《T house》(群馬県前橋市)にて、「夜のオープンハウス ー 陰翳礼讃」。 pic.twitter.com/kn6LMfRcxk
— 建築と日常[公式] (@richeamateur) 2016年12月18日
アーキテクチャーフォト・ネットで、先週(期間:2016/12/12-12/18)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
1、PERSIMMON HILLS architects / 柿木佑介+廣岡周平による、大阪の、分譲マンションの改修計画「柱型/梁型」
2、中村竜治が、「神戸市役所1号館1階市民ロビーの改装設計プロポーザル」で、委託先候補に
3、ヘルツォーク、メルクリなどが教える、スイス連邦工科大学建築学科の優秀学生作品集「Yearbook 2015」のPDF版
4、大野友資 / DOMINO ARCHITECTSによる、東京・渋谷・道玄坂のカフェのエントランス周りのデザイン「FabCafe Tokyo エントランス」
5、オンデザインによる、神奈川・横浜の住宅「空のある家」の内覧会が開催 [2016/12/16]
6、藤原徹平 / フジワラテッペイアーキテクツラボによる、東京・六本木のギャラリーの一部の改修「Art & Science gallery lab AXIOM」の写真
7、403architecture[dajiba]による、最近完成した4作品の写真など
8、手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所による、東京・豊島区の「勝林寺本堂」の写真
9、長田慶太による、香川・高松の、山の斜面に沿うように建てられ緑化もされている集合住宅「雑木林の連層長屋 宮脇町ぐりんど」の写真
10、ヘルツォーク&ド・ムーロンが設計して2017年に完成する、フロリダの集合住宅「jade signature」のプロモサイト
11、隈研吾が審査委員長を務める、愛媛県西条市の、39歳以下の建築家対象の、9組の設計者を決める住宅実施コンペの概要
12、ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ローマの円形闘技場・コロッセオに着想を得た、ファッションブランド・ブルガリの指輪の写真など
13、ズントー事務所に勤務する杉山幸一郎によるエッセイ「第9回 スイス木工所」
14、能作淳平による、長崎の島の築50年の民家を図書館に改修するプロジェクト「富江図書館さんごさん」のプロセスを紹介した動画
15、外装をOMAとアライズ&モリソンが、内装をジョン・ポーソンが手掛けた、ロンドンの新しいデザインミュージアムの写真
16、設計者が無料で使用可能な、メーカー横断で建材比較ができるウェブサービス「truss(トラス)」がサービス提供を開始
17、森山茜が、商業施設「枚方T-SITE」のために制作した、カーテンやその制作プロセスなどの動画
18、青木淳も審査員に名を連ねている、青森の「八戸市新美術館」設計プロポの募集概要など。(幅広く参加可能なように設定)
19、トラフのギャラリー間での展覧会「インサイド・アウト」の動画
20、宇野友明による、愛知県長久手市の住宅「三ケ峯の家」のオープンハウスが開催[2016/12/16・17・18]
中村竜治が、「神戸市役所1号館1階市民ロビーの改装設計プロポーザル」で、委託先候補に選ばれていて、その提案書が公開されています。審査した島田陽らのコメントはこちらの行政のページで読む事ができます。
委託先候補:株式会社中村竜治建築設計事務所(東京都目黒区)
>企画提案書(P1)(PDF)
>企画提案書(P2)(PDF)
次点:中川エリカ建築設計事務所
>企画提案書(P1)(PDF)
>企画提案書(P2)(PDF)
次々点:mikikurota architects
>企画提案書(P1)(PDF)
>企画提案書(P2)(PDF)
その他一次(書類審査)通過者:
萬代基介建築設計事務所
KSA
有限会社フェードイン
株式会社久保都島建築設計事務所)
滝川寛明建築設計事務所
葛島隆之建築設計事務所
403architecture[dajiba]による、最近完成した4作品の写真などが、公開されています
403architecture[dajiba]による、最近完成した4作品の写真などが、公開されています。リンク先の403のfaceboookページに作品ごとのアルバムがあります。
藤原徹平 / フジワラテッペイアーキテクツラボのウェブサイトに、東京・六本木のギャラリーの一部の改修「Art & Science gallery lab AXIOM」の写真が掲載されています
藤原徹平 / フジワラテッペイアーキテクツラボのウェブサイトに、東京・六本木のギャラリーの一部の改修「Art & Science gallery lab AXIOM」の写真が12枚掲載されています。
六本木のヒロミヨシイギャラリーの一部スペースを、日本で初めてのアート&サイエンス専門のギャラリー『art & science gallery labo AXIOM』としてリノベーションするプロジェクト。
アートとサイエンスという視座からAXIOM (公理)を探求し続けるというすごく志の高いプログラムが展開されるからこそ、人間とアート&サイエンスを、触覚的に接続する柔らかいデザインが重要であると考えました。
all photos©長谷川健太
PERSIMMON HILLS architects / 柿木佑介+廣岡周平が設計した、大阪の、分譲マンションの改修計画「柱型/梁型」です。
新居から徒歩圏内にあるお互いの実家には、各々一人になれる個室が残り、親子とも頻繁に行き来する。そこで、実家にはない広い空間と日常の雑多な物を押し込んで隠すスペースをつくり、親兄弟や地元の友人が気軽に集えるようにし、同時にその中でも新婚夫婦が居場所の位置づけを自分たちで行っていけるような新しい住まいをつくれないかと考えた。
そんな広く大らかな離れのような新居を限られた専有面積と躯体天井高の中で実現するために、普段裏方である「懐の気積」「収納の体積」「既存躯体の柱梁」といった3つの事物に手がかりを求めた。
空間構成においてまるで存在しないように扱われるこれらの要素を集約・統合し、大きな柱型/梁型をつくり、価値の転換を試みた。