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トラフ建築設計事務所による、大阪・北区の、宝飾店「Hirotaka グランフロント大阪店」。天井高のある正方形平面の区画。ブランドの表象に加え“遊び心ある”空間を意図し、様々な樹種の集成材を“動きのある形”に削り出した什器を考案。共用通路の硬質感と対比的な色を用いて店内に“暖かみ”も与える
トラフ建築設計事務所による、大阪・北区の、宝飾店「Hirotaka グランフロント大阪店」。天井高のある正方形平面の区画。ブランドの表象に加え“遊び心ある”空間を意図し、様々な樹種の集成材を“動きのある形”に削り出した什器を考案。共用通路の硬質感と対比的な色を用いて店内に“暖かみ”も与えるガラスケースのエリア photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、大阪・北区の、宝飾店「Hirotaka グランフロント大阪店」。天井高のある正方形平面の区画。ブランドの表象に加え“遊び心ある”空間を意図し、様々な樹種の集成材を“動きのある形”に削り出した什器を考案。共用通路の硬質感と対比的な色を用いて店内に“暖かみ”も与える什器の詳細 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、大阪・北区の、宝飾店「Hirotaka グランフロント大阪店」。天井高のある正方形平面の区画。ブランドの表象に加え“遊び心ある”空間を意図し、様々な樹種の集成材を“動きのある形”に削り出した什器を考案。共用通路の硬質感と対比的な色を用いて店内に“暖かみ”も与える什器の詳細 photo©太田拓実

トラフ建築設計事務所が設計した、大阪・北区の、宝飾店「Hirotaka グランフロント大阪店」です。
天井高のある正方形平面の区画に計画されました。建築家は、ブランドの表象に加え“遊び心ある”空間を意図し、様々な樹種の集成材を“動きのある形”に削り出した什器を考案しました。また、共用通路の硬質感と対比的な色を用いて店内に“暖かみ”を与える事も意図されました。店舗の公式ページはこちら

ジュエリーブランド「Hirotaka(ヒロタカ)」のグランフロント大阪店の内装計画。
共用通路に面した間口いっぱいのガラスファサードを有する、3.9mの高い天井に、7m四方の正方形平面というシンプルな空間が計画地となった。

建築家によるテキストより

店内の什器は、5つの樹種の集成材を動きのある様々な形に削り出し、アンバランスにガラスケースを載せることで、店内にプレイフルな印象と躍動感を与える。端部は共通して角丸に加工することで、撫でたくなるような質感を備えた。

建築家によるテキストより

石とガラスに覆われた共用通路の硬質感に対し、壁面と天井は明るいベージュに塗装することで、店内に暖かい印象をもたらす。右側の壁面はあえて壁をふかしてケースを埋め込み、左側は壁に直接ガラスケースをとりつけ、見せ方にバリエーションを持たせた。黒いファサードサッシュに合わせ、それぞれのケースの下に黒皮のシェルフを設け、外と中の空間を繋げている。

建築家によるテキストより
小泉誠 / Koizumi Studioによる、大阪・三島郡の「sumitsubo house」。夫婦と猫の為の住宅。季節ごとに“遊牧民”の様に部屋を移動する生活の要望に、いくつかの居場所があるだけの“潔く住みこなす家”を志向。段差や開口の工夫で“曖昧に”仕切られた“回遊性”のある空間をつくる
小泉誠 / Koizumi Studioによる、大阪・三島郡の「sumitsubo house」。夫婦と猫の為の住宅。季節ごとに“遊牧民”の様に部屋を移動する生活の要望に、いくつかの居場所があるだけの“潔く住みこなす家”を志向。段差や開口の工夫で“曖昧に”仕切られた“回遊性”のある空間をつくる外観 photo©ナカサ&パートナーズ
小泉誠 / Koizumi Studioによる、大阪・三島郡の「sumitsubo house」。夫婦と猫の為の住宅。季節ごとに“遊牧民”の様に部屋を移動する生活の要望に、いくつかの居場所があるだけの“潔く住みこなす家”を志向。段差や開口の工夫で“曖昧に”仕切られた“回遊性”のある空間をつくる1階、“中庭”から“トンネル”側を見る。 photo©ナカサ&パートナーズ
小泉誠 / Koizumi Studioによる、大阪・三島郡の「sumitsubo house」。夫婦と猫の為の住宅。季節ごとに“遊牧民”の様に部屋を移動する生活の要望に、いくつかの居場所があるだけの“潔く住みこなす家”を志向。段差や開口の工夫で“曖昧に”仕切られた“回遊性”のある空間をつくる2階、“道場”と台所 photo©Koizumi Studio

小泉誠 / Koizumi Studioが設計した、大阪・三島郡の「sumitsubo house」です。
夫婦と猫の為の住宅です。建築家は、季節ごとに“遊牧民”の様に部屋を移動する生活の要望に、いくつかの居場所があるだけの“潔く住みこなす家”を志向しました。そして、段差や開口の工夫で“曖昧に”仕切られた“回遊性”のある空間が作られました。

sumitsubo houseは、待庵がある山崎の山並みを望めるのどかな場所に建っています。

この家には、50代夫妻と3匹の猫が暮らし、段差や開口部の工夫で空間を曖昧に仕切り、トイレ以外には建具のない家になっています。

建築家によるテキストより

夫妻は、食べる・働く・寝る、を季節ごとに遊牧民のように部屋を移りながら暮らしたいとのことで、いくつかの居場所をつくるだけで、人と猫が潔く住みこなす家を提案しています。

建築家によるテキストより

1階は水回りと2つの居室とその居室をつなぐトンネルがあり、2階にはキッチンを配した1つの大きな居室で、東西の階段と梯子で家を回遊できるプランになっています。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 自然に恵まれた茨城を拠点に、設計施工で建築を手掛ける「株式会社 暮らし図」が、意匠設計者と施工管理者を募集中
【ap job更新】 自然に恵まれた茨城を拠点に、設計施工で建築を手掛ける「株式会社 暮らし図」が、意匠設計者と施工管理者を募集中
【ap job更新】 自然に恵まれた茨城を拠点に、設計施工で建築を手掛ける「株式会社 暮らし図」が、意匠設計者と施工管理者を募集中ヨコダテさんの家 / 立体トラス構造の屋根組を設計

自然に恵まれた茨城を拠点に、設計施工で建築を手掛ける「株式会社 暮らし図」の、意匠設計者と施工管理者募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

茨城県日立市の設計事務所・株式会社 暮らし図では、建築士および施工管理者を募集しています。

暮らし図は「後世に残る建築づくり」を目標に設計・施工の仕事に取り組んでいる一級建築士事務所です。設計者と一緒に行う「スタディ」を通して、お施主さまに家づくりの面白さと完成の喜びを味わっていただく。そんなプロセスを大切にした建築設計に励んでいます。

暮らし図は今年で11年目を迎え、住宅に加えてカフェや美容室、オフィスなどの設計依頼も増え、業務領域を拡大しながら複数のプロジェクトが現在進行中です。地方のアトリエ系設計事務所として様々なチャレンジを行っている今、次なる歩みへ向けて、建築づくりをご一緒して頂ける「チーム暮らし図」の新たな一員を募集いたします。

MVRDVとヴァン・ボーフェンによる、オランダの「ジムナジウム・ビークフリート」。設計者の母校である中学校のリニューアル。刷新と現代化を目指し、特徴的なイラストをまとった講堂を増築して施設内の回遊性を高める改修も実施。美術家が制作した壁絵は関係者の思い出や歴史と環境も表現
MVRDVとヴァン・ボーフェンによる、オランダの「ジムナジウム・ビークフリート」。設計者の母校である中学校のリニューアル。刷新と現代化を目指し、特徴的なイラストをまとった講堂を増築して施設内の回遊性を高める改修も実施。美術家が制作した壁絵は関係者の思い出や歴史と環境も表現 photo©Daria Scagliola
MVRDVとヴァン・ボーフェンによる、オランダの「ジムナジウム・ビークフリート」。設計者の母校である中学校のリニューアル。刷新と現代化を目指し、特徴的なイラストをまとった講堂を増築して施設内の回遊性を高める改修も実施。美術家が制作した壁絵は関係者の思い出や歴史と環境も表現 photo©Daria Scagliola
MVRDVとヴァン・ボーフェンによる、オランダの「ジムナジウム・ビークフリート」。設計者の母校である中学校のリニューアル。刷新と現代化を目指し、特徴的なイラストをまとった講堂を増築して施設内の回遊性を高める改修も実施。美術家が制作した壁絵は関係者の思い出や歴史と環境も表現 photo©Daria Scagliola
MVRDVとヴァン・ボーフェンによる、オランダの「ジムナジウム・ビークフリート」。設計者の母校である中学校のリニューアル。刷新と現代化を目指し、特徴的なイラストをまとった講堂を増築して施設内の回遊性を高める改修も実施。美術家が制作した壁絵は関係者の思い出や歴史と環境も表現 photo©Daria Scagliola

MVRDVヴァン・ボーフェン・アルキテクテンが設計している、オランダの「ジムナジウム・ビークフリート」です。
設計者の母校である中学校のリニューアルの計画です。建築家は、刷新と現代化を目指し、特徴的なイラストをまとった講堂を増築して施設内の回遊性を高める改修も実施しました。また、美術家が制作した壁絵は関係者の思い出や歴史と環境も表現しています。


こちらはリリーステキストの翻訳です

ファサードのアートワークを通して物語る:卒業生のヴィニー・マースとテオベルト・ヴァン・ボーフェンがギムナジウム・ベークフリエに新しい外観を与える

シント・ミヒェルスゲステルにある有名なギムナジウム・ベークフリエの改築が完了しました。学校は拡張され、生徒と教師が教室やその他のエリアをより論理的な方法で回遊できるようになり、スカイブルーの講堂が学校の新しい中心を形成しています。増築部分のファサードは、ヴィジュアル・アーティストのイアン・カークパトリックによるパノラマ作品で彩られています。壁画は、かつての教え子、通行人、役員たちの物語と未来のイメージを織り交ぜています。

シント・ミヒェルスゲステルにある数百年の歴史を持つカトリック系ギムナジウム・ベークフリートには長い歴史があります。司祭のための神学校として始まり、第二次世界大戦中には、戦後初の首相“ヴィム”シェルマーホルンを含む、政治に関与したオランダ人の強制収容所として使用されました。1970年代には、通りの真向かいに新しい敷地を取得し、新しいスタイルのグラマー・スクールに生まれ変わりました。2016年、MVRDVとヴァン・ボーフェン・アーキテクトンがこの建物の改修コンペを勝ち抜きました。

その出発点は、この中学校を一新し、建物の寿命を延ばすことも含めて、持続可能性の観点から現代的な建物にすることでした。同時に、通常の学校活動と芸術と文化設備のためのスペースを増やすことも求められました。

設計の大部分は、既存の建物を改築することで成り立っています。これにより、生徒にとって挑戦的で刺激的な学習環境が生まれ、ミーティングや交流のためのスペースが提供されます。また、建物の正面に新しい講堂を増築することも求められました。以前の屋根構造を延長して低くすることで、学校内部の循環を流れるような動きの中で閉じることができました。これは、同校のモットーである「Beekvliet Stroomt」(「ビークフリートは流れる」)にちなんだものです。新校舎には、トリビューン、キッチン、フレキシブルなステージを備えた大きな講堂があります。メインエントランスは改修前と同じ場所にあるが、唯一の違いは、新しいカーブを描く屋根の下に位置するようになったことです。

MVRDVの創立パートナーであるヴィニー・マースは言います。
「母校の改築を許されることは、もちろん大きな名誉です」「テオベルト、ギース、そして私は、グラマースクールが過去の文脈だけでなく、現代の文脈にも対応できるようにするにはどうしたらいいか、と考えていました。イアンの絵は、非常にそれを助けてくれます。私は、過去と現在の学生たちの思い出が彼の壁画に表現されているのが好きです。実際、この建物には村のみんなのかけらがあるんです。まさにシント・ミヒェルシュゲステルとその周辺全体を映し出しているんです。すべてが新しいエントランスホールの天井にある『コンパス』に集約されています。それは、周辺地域の物語がどこから来るのかを指し示しているんです」

小説家の柴崎友香と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2023」が開催。テーマは「他人と私の柔らかい器」。最優秀賞は国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈
小説家の柴崎友香と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2023」が開催。テーマは「他人と私の柔らかい器」。最優秀賞は国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈

小説家の柴崎友香と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2023」が開催されます。テーマは「他人と私の柔らかい器」最優秀賞は国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈登録締切は2023年11月2日(木)11月9日(木)(※10/31に延長が発表されました)。提出期限は2023年11月9日(木)11月15日(水)です(※10/31に延長が発表されました)。【ap・ad】

テーマ:他人と私の柔らかい器

世界中で流行したウィルス感染症によって、あらゆる人のパーソナルな境界が柔らかく変化し始めています。地球の裏側と画面越しに繋がることは前よりもずっと現実的です。地球のいくつもの時間が同じ画面に集まる感覚。そんな多時間の空間感覚が生まれてきているように思います。
あるいは、久しぶりに友人と対面で会った時の何とも言えない感覚。空間を介した親密な繋がりは、以前よりも強くなった気がします。

多時間であり親密である。私たちの時代が持ち始めているそのような空間や関係性の感覚が、どんな素晴らしい未来をつくり得るのか。具体的な場所や環境や物語と一緒に描いてみてください。

賞金

●インターナショナルアワード 最優秀賞(1名)
賞金 10,000 USドル
ハーバード大学での6週間のサマースクールへの招待
(旅費滞在費を含む)

●日本地区最優秀賞(1名)
賞金 30万円
インターナショナルアワードセレモニーへの招待
(旅費滞在費含む)
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

●日本地区インテリア部門優秀賞(2名)
賞金 各5万円
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

●日本地区建築・ランドスケープ部門優秀賞(2名)
賞金 各5万円
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

以下に、募集概要等を掲載します。

五十嵐理人 / IGArchitectsと五十嵐友子による、東京の住宅「家の躯体」。生活と仕事の境界が曖昧な夫婦の為に計画。大らかで“何処でも仕事ができる”住居を求め、7枚の床がズレながら重なり多様な役割を担う立体的な一室空間の建築を考案。都心に住む現実と小敷地での可能性を形にする
五十嵐理人 / IGArchitectsと五十嵐友子による、東京の住宅「家の躯体」。生活と仕事の境界が曖昧な夫婦の為に計画。大らかで“何処でも仕事ができる”住居を求め、7枚の床がズレながら重なり多様な役割を担う立体的な一室空間の建築を考案。都心に住む現実と小敷地での可能性を形にする外観 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsと五十嵐友子による、東京の住宅「家の躯体」。生活と仕事の境界が曖昧な夫婦の為に計画。大らかで“何処でも仕事ができる”住居を求め、7枚の床がズレながら重なり多様な役割を担う立体的な一室空間の建築を考案。都心に住む現実と小敷地での可能性を形にする1階(下)、階段側を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsと五十嵐友子による、東京の住宅「家の躯体」。生活と仕事の境界が曖昧な夫婦の為に計画。大らかで“何処でも仕事ができる”住居を求め、7枚の床がズレながら重なり多様な役割を担う立体的な一室空間の建築を考案。都心に住む現実と小敷地での可能性を形にする2階(下)、道路側を見る。 photo©神宮巨樹

五十嵐理人 / IGArchitectsと五十嵐友子が設計した、東京の住宅「家の躯体」です。
生活と仕事の境界が曖昧な夫婦の為に計画されました。建築家は、大らかで“何処でも仕事ができる”住居を求め、7枚の床がズレながら重なり多様な役割を担う立体的な一室空間の建築を考案しました。また、都心に住む現実と小敷地での可能性を形にする事も意識されました。

夫婦のための建築。クライアントは生活と仕事の境界があいまいで、どこにいても仕事ができて、どこにいてもお互いの気配を感じられるそんな住宅をイメージされていた。その暮らしぶりを見て、小さな敷地でコンパクトに暮らす建築ではなく、大きな気積とスケール感のデザインで、内部、外部とのいろいろな関係性をつくり、どこか大らかに暮らすことのできる、強靭でやわらかい躯体の建築が良いのではないかと考えた。

建築家によるテキストより

建物は隣地の空地と連なる抜けをつくるように北側の壁をずらし、それに合わせて高さや奥行を変えながら床を渡す構成になっている。ずれた3枚の壁と7枚の床は高さや奥行を変えながら上下が途切れることのないように重なり、近隣との見合いを避けるようにして設けられた開口部から、内部に光や風を呼び込んでくれる。南側に開口部を設けていないことから、厳しい日射が直接内部に入ることは少ない。けれども北側の壁越しに、一日中光が差し込むので、時間や天気、季節の移り変わりを豊かに感じられるようになっている。

建築家によるテキストより

床に配された機能は、床の小ささ故に単独で完結することはなく、ずれた他の床にまたがるようにして成り立っている。さっきまで床だった場所が椅子になり、机になり、棚になり、天井になる。明確に使い方を決められた場所はほとんどなく、家の中全てが、ずれた床との関係性の中で居場所をつくっている。

玄関を入り、歩を進めるにつれて、ゆっくりとグラデーショナルに空間が変化していく様を感じることができる。単純な構成だが、生活の行為と結びつくと、そこには無限の使い方と広がりが生まれてくる。遺跡のように大きく、力強いRCの躯体の中に、人のスケールに合わせた階段や家具を配することで、人のために設えつつも、その設えたイメージを超える豊かさをつくりだそうとしている。

建築家によるテキストより
ザハ・ハディド事務所による、ソウルの「第二世宗文化会館」コンペの最終候補提案。都市に埋め込まれた建築と公園が融合する施設。自然に包まれた内外の空間の“シークエンス”を特徴とし、公共広場や自然環境には国の伝統的庭園デザインの思想も反映。文化の中心となり活気のある集いの場を作る
ザハ・ハディド事務所による、ソウルの「第二世宗文化会館」コンペの最終候補提案。都市に埋め込まれた建築と公園が融合する施設。自然に包まれた内外の空間の“シークエンス”を特徴とし、公共広場や自然環境には国の伝統的庭園デザインの思想も反映。文化の中心となり活気のある集いの場を作る image©Tegmark
ザハ・ハディド事務所による、ソウルの「第二世宗文化会館」コンペの最終候補提案。都市に埋め込まれた建築と公園が融合する施設。自然に包まれた内外の空間の“シークエンス”を特徴とし、公共広場や自然環境には国の伝統的庭園デザインの思想も反映。文化の中心となり活気のある集いの場を作る image©Tegmark
ザハ・ハディド事務所による、ソウルの「第二世宗文化会館」コンペの最終候補提案。都市に埋め込まれた建築と公園が融合する施設。自然に包まれた内外の空間の“シークエンス”を特徴とし、公共広場や自然環境には国の伝統的庭園デザインの思想も反映。文化の中心となり活気のある集いの場を作る image©ZHA

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、韓国・ソウルの「第二世宗文化会館」コンペの最終候補提案です。
都市に埋め込まれた建築と公園が融合する施設です。自然に包まれた内外の空間の“シークエンス”を特徴とし、公共広場や自然環境には国の伝統的庭園デザインの思想も反映しています。そして、文化の中心となり活気のある集いの場を作る事が意図されました。


こちらは、リリーステキストの翻訳です

ZHA、第二世宗文化会館のコンペで最終選考に残る

ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)が提案する第2世宗文化会館は、自然に包まれた屋内と屋外の公共スペースのシークエンスを創り出すもので、世宗市の歴史と未来への揺るぎない楽観主義によって定義されています。

ヨイド公園と漢江を結ぶ第2世宗文化会館は、公園の自然景観の中に埋め込まれています。新しい公共広場、庭園、野草の生い茂る草原、森林地帯を地域社会に提供するこの公園の有機的なテラスと反射池は、韓国の伝統的な庭園デザインに包含される人間と自然の共生関係を反映しています。

ソウル市と歴史的な河川を一望できるルーフガーデンは地平線まで緩やかに上昇し、ヨイド公園の自然環境は、中心部から漢江のほとりに流れる一連の内部空間を包み込んでいます。そして、街の活気ある新しい集いの場であり、文化の中心を定義します。

ガラス張りのリハーサル室は、センターの大きな展示ホールの中に“浮かんで”おり、才能あるアーティストたちが一日中練習に励む姿を一般の人々が見ることができます。センターの2つのパフォーミング・アーツ・シアターは、この展示ホールの両脇に位置し、国内外のアーティストによる多種多様なパフォーマンスを開催できるように設計されています。

全長150メートルの屋内公共スカイデッキは、文化センターの頂上に位置しています。川を一望でき、コミュニティエリア、教育センター、レストラン、ラウンジへと続き、スカイデッキからは街の壮大な眺めも楽しむことができます。地上レベルでは、ヨイド公園から中央展示ギャラリーを経て、彫刻庭園へとシームレスなつながりが続いています。そしてその先には、水辺で野外パフォーマンスやコンサートを楽しめる新しい川辺の円形劇場があります。

中村竜治・花房紗也香・安東陽子による「ほそくて、ふくらんだ柱の群れ」。異分野の作家3人が協働して制作。誰一人欠けても成立しない関係性を目指し、お互いを遠ざけない様に“エンタシス柱”での空間構成を考案。安東の制作のクッションが柱を固定し、花房の絵画は分割され柱に巻きつく
中村竜治・花房紗也香・安東陽子による「ほそくて、ふくらんだ柱の群れ」。異分野の作家3人が協働して制作。誰一人欠けても成立しない関係性を目指し、お互いを遠ざけない様に“エンタシス柱”での空間構成を考案。安東の制作のクッションが柱を固定し、花房の絵画は分割され柱に巻きつく中村竜治によるエンタシス柱の空間。 photo©中村竜治
中村竜治・花房紗也香・安東陽子による「ほそくて、ふくらんだ柱の群れ」。異分野の作家3人が協働して制作。誰一人欠けても成立しない関係性を目指し、お互いを遠ざけない様に“エンタシス柱”での空間構成を考案。安東の制作のクッションが柱を固定し、花房の絵画は分割され柱に巻きつく花房紗也香による絵画。 photo©中村竜治
中村竜治・花房紗也香・安東陽子による「ほそくて、ふくらんだ柱の群れ」。異分野の作家3人が協働して制作。誰一人欠けても成立しない関係性を目指し、お互いを遠ざけない様に“エンタシス柱”での空間構成を考案。安東の制作のクッションが柱を固定し、花房の絵画は分割され柱に巻きつく安東陽子によるクッション photo©中村竜治

中村竜治(建築家)・花房紗也香(アーティスト)・安東陽子(テキスタイルデザイナー)による「ほそくて、ふくらんだ柱の群れ ─ 空間、絵画、テキスタイルを再結合する」です。
異分野の作家3人が協働して制作しました。建築家は、誰一人欠けても成立しない関係性を目指し、お互いを遠ざけない様に“エンタシス柱”での空間構成を考案しました。そして、安東の制作のクッションが柱を固定し、花房の絵画は分割され柱に巻きつく形で展示されました。展覧会の公式ページはこちら※この展覧会の会期は終了しています

建築家、アーティスト、テキスタイルデザイナーという異なるジャンルの3人の作家のコラボレーションによる展示です。

アーティストの花房紗也香さんの絵画を鑑賞する展示空間(そこには安東陽子さんのファブリックや私による家具も空間の要素としてある)をつくるというのが企画の五十嵐太郎さんのお題でした。まず私が空間を提案することになりました。

建築家によるテキストより

単なるグループ展にならないように、3人が領域を侵食し合ったり、誰か1人が欠けても成立しないような関係を生み出す空間がつくれないかと考えました。そこで、壁による空間構成はお互いを遠ざけてしまうのではないかと思い、細くて膨らみのある柱(エンタシス柱)による空間を提案しました。

建築家によるテキストより

絵画展示の難易度は上がりますが、そのぶん花房さんから面白い発想が出てくるのではないかと期待しました。花房さんは1枚の絵を5分割しそれぞれ柱に巻きつけるという方法で、柱の群の中に浮遊するような空間的な作品をつくりました。絵は柱の裏側に回り込むので完全には繋がらず、鑑賞者は絵を観るというよりは脳内補完しながら1枚の絵を徐々に感じるというような空間・時間的体験を生み出します。

一方、ビスの打てない場所に柱をどうやって自立させるかという問題が生まれました。そこで、柱と天井の間にクッションを挟み込みその反発力と摩擦力で柱が倒れないようにするという方法を考え、そのクッションのデザインを安東さんにお願いしました。安東さんは複数の素材を組み合わせ、天井の不陸を吸収しながら適度な摩擦を生み出す、毬藻のように可愛らしく、テキスタイルの可能性を広げる作品をつくりました。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/10/9-10/15]
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/10/9-10/15]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/10/2-10/8)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 隈研吾建築都市設計事務所による、東京・江戸川区の「魔法の文学館」。童話作家の角野栄子の名を関した児童文学館。花びらが広がるような屋根“フラワールーフ”を外観の特徴とし、景観との調和や内外の連続性も意図。くぼしまりおによる内装は角野の著作の世界観をイメージ
  2. 永山祐子建築設計による、東京のオフィスビル「ESCON 九段北ビル」。コロナ禍に進んだ眺望の良い立地での計画。集合を喚起する固有の“魅力”を持つ存在を目指し、三面開口に加え角の柱を抜いた“迫りくる浮遊感”を持つ建築を考案。外壁の色を段階的に変えて見上げ時の印象も操作
  3. 乾・RING・フジワラボ・o+h・吉村設計共同体による、京都市の「京都市立芸術大学 崇仁キャンパス」の動画。竣工した建築に加えて建設の様子なども収録
  4. 湯浅良介による、神奈川・鎌倉市の住宅改修「波」。海を望む高台での計画。雰囲気の刷新を望む施主の“感性”を拠り所に、不揃いに貼るタイルや量感のあるカーテンで“形の印象を弱め”て“密度を上げる”改修を実施。与件から得た断片的な心象を表面に置く様に作る
  5. 山田誠一建築設計事務所による、静岡・沼津市の「本郷町の家」。郊外住宅地に計画。外から順に決める“地方の一般的な設計過程”の再考も意図し、環境を遮断した“理想的な空間”を作った後に外部と接続する設計を実践。逆説的な方法で周辺の消極的な印象を肯定的な特徴に変える
  6. 今井博康による、千葉・松戸市の住戸改修「凹の家」。夫婦と猫2匹の為に計画。人と猫の快適な暮らしを求め、間仕切り壁を床から“350mm”浮かせて部屋全体が“猫の為の広場”にもなる構成を考案。異なる特性を持つ存在が同じ空間に重なりフィットする状態を作る
  7. 川勝真一のキュレーションで、日本建築学会が主催する建築展「繕いの営み / 営みの繕い」。補修や手入れ等の“つくろい”に建築的意味を見出す展示。アリソン理恵・伊藤孝仁・GROUP・木村俊介・辻琢磨・山本周+小林栄範・渡邉竜一が出展
  8. 伊東豊雄の、芝浦工業大学での展覧会「伊東豊雄の挑戦1971-1986」。世界的に評価される建築家の活動初期の作品に注目した展示。“全エネルギーを注いだ”と言う図面やスケッチを中心に紹介。当時の製本青焼図面を閲覧できるスペースも用意
  9. 阿曽芙実建築設計事務所による、徳島・神山町の「ホマレノモリ」。山奥の民家を改修した“山”と“町”を繋ぐ為の施設。両方の当事者間の交流の促進を求め、便利さではなく“根源的な時間体験”を共有する場を志向。解体した材を“資源”と捉え出来る限り“再利用”して空間を作る
  10. トミトアーキテクチャの提案が、新潟の「(仮称)小千谷市防災センター」設計競技で最優秀作品に選定。提案書と審査講評が公開
  11. 山之内淡 / AWGLによる、神奈川・鎌倉市の「A Cat Tree House」。“愛猫”を施主に見立て設計した自邸兼アトリエ。全体を“キャットツリー”とする方針を立て、二層吹抜のリビングを“猫の身体寸法”に合わせた階段で取囲む構成を考案。猫と人の其々の言葉が混ざり合う建築を作る
  12. 原広司による、神奈川・多摩区の“粟津潔邸”(1972年竣工)を会場にした展覧会「吉國元展」が開催
  13. 花井奏達建築設計事務所による、愛知・名古屋市の住戸改修「ルームCz」。壁式構造の集住の屋上バルコニーのある区画。既存躯体等の“不自由な現況”に寄り添いつつ、新旧の混成する“新しい秩序”を持つ空間の構築を志向。回遊性のある平面計画で“恵まれた環境を最大限享受”する
  14. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  15. 藤田時彦 / atelier umiによる、滋賀・大津市の飲食店「ciocco」。抜道に使われる裏路地の建物を改修。既存の躯体や壁を活かし、左官仕上のカウンター等を追加して“古さと新しさが同居し調和する状態”を構築。天井の解体と保存で高低差のある“ダイナミックな断面”も生み出す
  16. ニイノ建設と麻生征太郎建築設計による、東京・大田区の「大森町の集合住宅」。活気のある商店街の中での計画。賑わいを享受しつつも“落ち着ける”住環境”を目指し、四周に回した“コンクリートの帯”の高さを変えて内外の関係を調整する建築を考案。上階に行くほど段階的に開放度を上げる
  17. 黒崎敏 / APOLLO Architects & Associatesによる、東京・文京区の住宅「TIMELESS」。子供が独立した夫婦のシニアライフを見据え計画、建物内部の大小2つの中庭が外部リビングと光井戸として機能、内外を緩やかに横断し過ごすせる空間はコロナ以降も見据える
  18. MVRDVによる、中国の「深セン・ウーマン&チルドレンズ・センター」。都市の急成長で生まれた90年代の建物を改修。先駆的事例として“再利用”の可能性の提示も意図し、既存の構造体を活かして現代の要望に適合させる設計を志向。色彩豊かな外観のフレームで施設の用途を強く明示
  19. 佐藤信 / 青木茂建築工房による、福岡市の住戸改修「ホわイとハうス」。設計者の自邸。製品構築された建物への“現代的な豊かさ”の付与を求め、少しづつ異なる様々な“白色”と多様な質感の“素材”を用いて空間を構成。微細な体験の変化や現象が住み手に与える影響の検証も試みる
  20. 西沢立衛と野口貴文の対談「人、建築、そして街並み」の動画。野口は東京大学教授で建築材料を研究

安藤忠雄による講義の動画「The architecture and life of Tadao Ando」。GREAT MINDSの制作で2023年8月に公開されたもの(日本語)

安藤忠雄による講義の動画「The architecture and life of Tadao Ando」です。韓国のGREAT MINDSの制作で2023年8月に公開されたものです。日本語で語られています。

(翻訳)
安藤忠雄という15歳の非都市部の少年は、地元の大工に触発されて建築家になることを夢見ていたが、その道のりは険しいものだった。大学の学位も専門的な訓練も受けていない人間である彼にとって、仲間から尊敬を集めるのは難しいことだった。

しかし、彼は決してあきらめず、旅を教室に、本を教科書にして独学で建築を学びました。彼の初期の作品である「住吉の長屋」は、日本の建築界で脚光を浴びました。人間の魂が宿る家づくりを夢見た安藤忠雄は、自然と建築と人間をつなぐ建築スタイルで「光の教会」や「水上の教会」を手がけ、世界的な注目を集めました。

そんなある日、直島という人けのない島を再生させるという話が舞い込んできた。そこで彼は、地中美術館やベネッセハウスミュージアムを建設し、ひっそりした島を新しい文化に生まれ変わらせた。

ダイナミックな建築家としてのキャリアのさなかに、膵臓がんという予期せぬ知らせが飛び込んできた。手術を乗り越えてからは、より一層仕事に打ち込むようになった。彼はいつか、自分が建築の知識を広げるために本を使ったように、子供たちが新しい方法で世界を見ることができるような子供図書館を作りたいと考えている。そうすることで、彼の夢である地球を中心とした哲学を実現したいと考えている。

西澤徹夫が、TOTOギャラリー・間での自身の展覧会「偶然は用意のあるところに」を解説している動画

西澤徹夫が、TOTOギャラリー・間での自身の展覧会「偶然は用意のあるところに」を解説している動画です。
アーキテクチャーフォトでは、この展覧会を特集記事として紹介しています。会期は2023年11月26日まで。

以下は、展覧会公式の概要です。

今回の展覧会は、「京都市京セラ美術館」※1や「八戸市美術館」※2をはじめとする文化施設や美術展の会場構成など美術館関係の仕事を数多く手掛けている建築家・西澤徹夫氏の初の個展です。
「建築の全体性とは、どこまでのことを指すのか?」と西澤氏は問います。建築が扱う対象はどんどんふくらんでいくこと、具象として現れたものの裏側にこそ、私たちが建築と呼ぶものの核心のようなものが内在していること。そのような不可視のものを計画することの過程にこそ建築の魅力があるのではないか、と述べています。
タイトルの「偶然は用意のあるところに」は、いまだ見えていない核心に触れるためにできうる限りすべての準備を整えておくという、氏の建築との真摯な向き合い方を表した言葉だと言えます。西澤氏の緻密な設計と現場での限りない「チューニング」の積み重ねによって生まれる建築が、訪れる人に悦びや新しい発見をもたらすことも、こうした姿勢から生まれる幸運のひとつなのかもしれません。
氏はこの展覧会を「自らも未だ気づいていない何かを発見するプロジェクト」と捉えています。本展覧会を通して、訪れた人が建築の抱えている豊かな内面について想いを巡らし、それらを見出す手がかりになれば幸いです。

共同設計者:※1青木淳建築計画事務所、※2浅子佳英・森純平

【ap job更新】 世界中に拠点を持ち、様々な専門家がチームを組みプロジェクトに取り組む「UHA」が、建築設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 世界中に拠点を持ち、様々な専門家がチームを組みプロジェクトに取り組む「UHA」が、建築設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 世界中に拠点を持ち、様々な専門家がチームを組みプロジェクトに取り組む「UHA」が、建築設計スタッフ(経験者)を募集中©UHA - Eden Roc - Photo: Creative Photo Room

世界中に拠点を持ち、様々な専門家がチームを組みプロジェクトに取り組む「UHA」の、建築設計スタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

UHAは東京で一緒にチームを成長させ、国際的なプロジェクトに取り組む経験豊富な設計スタッフを募集します。

UHAは世界中に拠点を持つ国際的な建築・デザイン事務所です。
ロンドンに本社を置き、支社はリスボン、ブダペスト、リマソル、ムンバイ、台北、東京に位置します。スタジオ同士を繋ぐシームレスな共同作業で背景や機能性、スケールにおいて多種多様なプロジェクトを扱い、建築や都市計画、プロジェクトマネジメント、インテリアデザインなど多分野が関わり合っています。

25ヵ国を超える国籍と20以上の言語と共に、グローバルな専門性とローカルな知識に重要性を置いています。建築家、グラフィックデザイナー、CGデザイナー、サステナビリティ専門家、プロジェクトマネジャーで構成されるチームは、7つのタイムゾーンに存在し、プロジェクトを遂行します。

詳細については、当社のWebサイト(www.uha.global)をご覧ください。

弊社について質問がある方はお気軽にお問い合わせください。

トップページのランキング復旧のお知らせ

いつも閲覧いただき誠にありがとうございます。

先日、機能を停止しておりましたトップページのランキングですが、昨晩より復旧しております。現状、記事の投稿日を表示する機能が再現できておりませんが、ご容赦ください。

引き続き、弊サイトをよろしくお願いいたします。

アーキテクチャーフォト編集部。

MVRDVがファサードデザインを手掛けた、シンガポールの、ティファニーの店舗。空港の中に計画された宝飾品ブランドの店。地域の環境とサンゴ礁を参照して、海洋再生プラスチックを原料とした“3Dプリント”のスクリーンを考案。専門家との協業で製造方法も開発し防火規制も満たす
MVRDVがファサードデザインを手掛けた、シンガポールの、ティファニーの店舗。空港の中に計画された宝飾品ブランドの店。地域の環境とサンゴ礁を参照して、海洋再生プラスチックを原料とした“3Dプリント”のスクリーンを考案。専門家との協業で製造方法も開発し防火規制も満たす photo courtesy of Tiffany&Co.
MVRDVがファサードデザインを手掛けた、シンガポールの、ティファニーの店舗。空港の中に計画された宝飾品ブランドの店。地域の環境とサンゴ礁を参照して、海洋再生プラスチックを原料とした“3Dプリント”のスクリーンを考案。専門家との協業で製造方法も開発し防火規制も満たす photo courtesy of Tiffany&Co.
MVRDVがファサードデザインを手掛けた、シンガポールの、ティファニーの店舗。空港の中に計画された宝飾品ブランドの店。地域の環境とサンゴ礁を参照して、海洋再生プラスチックを原料とした“3Dプリント”のスクリーンを考案。専門家との協業で製造方法も開発し防火規制も満たす photo courtesy of Tiffany&Co.

MVRDVがファサードデザインを手掛けた、シンガポールのティファニーの店舗です。プロジェクト名は「Tiffany Facade Singapore Changi」。
空港の中に計画された宝飾品ブランドの店です。建築家は、地域の環境とサンゴ礁を参照して、海洋再生プラスチックを原料とした“3Dプリント”のスクリーンを考案しました。専門家との協業で製造方法も開発し防火規制も満たしました。


こちらはリリーステキストの翻訳です

MVRDVが、シンガポールのチャンギ空港にあるティファニーの店舗に、海洋再生プラスチックを使用した サンゴからインスパイアされた3Dプリントのファサードをデザイン

シンガポールのチャンギ空港にオープンしたティファニーの店舗は、MVRDVがデザインしたサステナブルなファサードを備えています。モシェ・サフディ設計のジュエル・チャンギの近くの、空港のピアッツァ・ガーデンに位置するこの店舗は、ハウスのサステナビリティへのコミットメントを強調する唯一無二のファサードが特徴です。それじゃサンゴからインスピレーションを得ており、アムステルダムを拠点とするAectual社とミラノを拠点とするエンジニアBUROMILANの協力により、再生プラスチックを使用して3Dプリントされました。

デザイン開発にあたり、MVRDVは、ティファニー・ブルー®のタッチから革新的な素材の使用まで、ティファニーのアイデンティティと歴史を物語る一連の特徴的なデザインの性質を特定し、19世紀後半にガラス芸術の世界へのルイ・コンフォート・ティファニーの貢献にインスピレーションを得ました。また、ティファニーのデザイン遺産からは、店内全体に動植物への敬意が表れています。

MVRDVのデザイナーは、地域の環境とシンガポールのサンゴ礁に注目し、テーマ性のあるアンカーに採用しました。サンゴの種に見られるパターンを参考に、チームは有機的な細胞のようなパターンで店のファサードを覆うスクリーンをデザインしました。このスクリーンは、ティファニーのシグネチャーであるコマドリの卵のようなブルーからシンガポールの海を連想させる深いブルーへと変化するグラデーションでスクリーンプリントされたガラスのレイヤーを前景としています。MVRDV NEXTのテクノロジー・タスクフォースは、サンゴをモチーフにしたスクリーンのパターンを改良するのを手伝い、デザインがさまざまなストレスに耐えられるようにスクリプトを開発しました。

【ap job更新】 日本の組織出身の三木達郎と、海外のアトリエ出身の本橋良介が共同主宰する「MMAAA」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 日本の組織出身の三木達郎と、海外のアトリエ出身の本橋良介が共同主宰する「MMAAA」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 日本の組織出身の三木達郎と、海外のアトリエ出身の本橋良介が共同主宰する「MMAAA」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中平河町のオフィスビル

日本の組織出身の三木達郎と、海外のアトリエ出身の本橋良介が共同主宰する「MMAAA」の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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MMAAA(Miki Motohashi Architects And Associates)は設計スタッフを募集しています。

MMAAAは2017年に三木達郎と本橋良介が共同で開設した設計事務所です。

2人は大学院の研究室の同期生で、本橋がフランスのアトリエ事務所に勤務した後に2014年に帰国し独立。その後、日本設計に勤務していた三木が合流し現在に至ります。アトリエと組織、日本と海外といったお互いの異なる経験を織り込みながら設計をしています。

この度、プロジェクトを担当できるスタッフを募集しています。

小さな事務所なので基本設計から実施設計、現場監理まで全てのフェイズを担当してもらいます。実際の業務としては設計、模型・パース製作(あるいはアルバイトへの指示)、行政協議、施主との折衝など設計事務所のあらゆる仕事があります。

また、インテリアデザイン、個人住宅といった小規模なものから、集合住宅、オフィスビルや学校など中規模のプロジェクトまでさまざまなビルディングタイプを担当します。

【現在進行中のプロジェクト】
・御徒町のオフィスビル
・蓮沼町のアパートメント
・神宮前のコンプレックス
・駒沢の住宅
・上伊那医師会館付属准看護学院・医師会館
・南伊豆のオーベルジュ
・南信の商品化住宅開発
など

建築家でもある教員たちが参加する、“大学院進学希望者向け”のトークイベントを「京都芸術大学大学院 建築・環境デザイン領域」が開催。“未来を思索する環境デザイン”をテーマに、学びの特徴と意義が語られる。オンラインと対面の両方で開催
建築家でもある教員たちが参加する、“大学院進学希望者向け”のトークイベントを「京都芸術大学大学院 建築・環境デザイン領域」が開催。“未来を思索する環境デザイン”をテーマに、学びの特徴と意義が語られる。オンラインと対面の両方で開催 image courtesy of 京都芸術大学大学院

建築家でもある教員たちが参加する、“大学院進学希望者向け”のトークイベントを「京都芸術大学大学院 建築・環境デザイン領域」が開催します。
「未来を思索する環境デザイン ──問題解決、そして、問題提起へ──」」をテーマとして、京都芸術大学大学院 建築・環境デザイン領域での学びの特徴と意義が語られます。オンラインと対面の両方での開催です。開催日時は2023年10月18日(水)18:30~20:00参加費無料オンラインのみ要事前申込制です(対面は直接会場へ)。【ap・ad】

参加教員:伊原慶、吉村理、加藤友規、河合健、松本尚子、丹羽隆志、橋本健史、熊倉早苗、浦田友博、小杉宰子(予定)

 
京都芸術大学大学院 修士課程 芸術環境専攻 建築・環境デザイン領域では、建築デザイン、インテリアデザイン、ランドスケープデザイン、都市・地域デザイン、日本庭園分野を中心とする越境型スタジオを、横断的に選択し自らの研究テーマを軸に学びを組み立てることができる大学院です。

特色あるスタジオ課題をきっかけに実践知を獲得し、それぞれの研究テーマについて多角的に思索し、未来の環境デザインの可能性について提案をしています。

今回は、大学院への進学を検討されている方を対象に、年度前半の実践を踏まえて本大学院での学びの特徴とその意義を、スタジオで指導する教員陣の対話を通してお伝えします。ご興味のある方は、ぜひ、ご参加ください。

リリーステキストより

以下に、イベントの詳細を掲載します。

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