建築設計事務所・アッセンブルの、ターナー賞受賞の様子を伝える動画です。メンバーのインタビューなども収録。テートが制作したもの。受賞の詳細はこちらで。
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吉阪隆正+U研究室の、国立近現代建築資料館での展覧会「みなでつくる方法」の会場写真が、野良犬のケンチク彷徨記に掲載されています
吉阪隆正+U研究室の、国立近現代建築資料館での展覧会「みなでつくる方法」の会場写真が22枚、野良犬のケンチク彷徨記に掲載されています。
以下は公式サイトによる展覧会概要。
「みなでつくる方法─吉阪隆正+U研究室の建築」では、国立近現代建築資料館に収蔵された、約8,500点の図面をもとに、彼らのユニークな建築とそのつくられ方を紹介します。考現学の今和次郎を師とし、パリのル・コルビュジエのアトリエでの経験を経て建築家として開花した吉阪隆正は、同時に教育者、極地を踏破した探検隊長、そして文明論者でした。U研究室は吉阪の活動に共鳴した若い協力者によって構成され、そのアトリエではたくさんの「ことば」と「かたち」とが模型を介しながら、建築作品として結実していきました。
本展では、吉阪の世界観にもとづく集団設計方法である「不連続統一体―DISCONT」を「みなでつくる方法」と捉え直し、彼らの年代ごとの主要なプロジェクトを、図面、吉阪自身のことば、模型、関係者への聞き取り、現存する建築断片などで構成して展示します。彼らの方法は、分業化がますます進みつつある現代建築においても有効な建築の社会的役割を示唆しています。
建築家・木下昌大とブランディングデザイナー・西澤明洋の対談「建築とブランディングデザイン」が神戸で開催されます
建築家・木下昌大とブランディングデザイナー・西澤明洋の対談「建築とブランディングデザイン」が神戸で開催されます。開催日は2016年1月22日。
イギリスの権威ある美術のアワード・ターナー賞を、建築設計事務所・アッセンブルが受賞しています
イギリスの権威ある美術のアワード・ターナー賞を、建築設計事務所・アッセンブルが受賞しています。リンク先は、現地のメディアです。
アッセンブルは、2010年に設立されたロンドンを拠点に活動している建築設計事務所です。一般の人々を巻き込み、ワークショップ的な手法を取り入れながら、建築を作り上げている事で知られています。旧来ながらの建築家像とは異なる彼らの試みは、a+u2014年12月号「特集:建築家たちのエクスペアリメント」などでも紹介されています。
ブリティッシュ・カウンシルのサイトには、ノミネート時の日本語での記事があります。こちらでアッセンブルの活動の概要が紹介されています。

SHARE 植田実による新しい書籍『集合住宅30講』
植田実による新しい書籍『集合住宅30講』がamazonで発売されています
植田実による新しい書籍『集合住宅30講』がamazonで発売されています。
「集合住宅とは他の建築と比べて他人事ではない気持ちにさせる、
そんな建築である」――1968年創刊の「都市住宅」から100巻をこえる「住まい学大系」まで半世紀近く建築誌・建築書の編集長を務めてきた著者が『アパートメント』『集合住宅物語』、共著『いえ 団地 まち』(日本建築学会著作賞)の後に刊行する集合住宅ものの総集編。ル・コルビュジエのユニテ・ダビタシオン、同潤会アパートメントほか訪ね歩いた19世紀末以降の内外の名作について、みずから撮影した写真を添え縦横に説き明かす。
カラー写真146点、図版総点数203点。
集合住宅30講
植田 実
テレビ東京・WBSの特集「“見える化”で建築革命」の動画が公式サイトに掲載されています
テレビ東京・WBSの特集「“見える化”で建築革命」の動画が公式サイトに掲載されています。
建物を立体的に表示できる3D設計ソフトの最新技術BIM=Building Information Modelingが急速に広がっています。3次元の建物の形だけでなく、部材の名称・材質・性能などの情報をも一緒に入力し設計できるのが特徴です。積水ハウスはこの5年間で合計80億円をBIM関連事業に投じソフト開発や運用に力を入れています。客の物件を建築前に3次元CGで細かくシミュレーションすることで、満足度を高めることができるほか、その後の設計・生産・施工・メンテナンスまで一貫して活用でき、効率を上げることができるといいます。また、図面にミスがあると自動的に警告する機能も開発しています。一方、BIMは新築以外でも活用が始まっています。羽田空港はターミナルビルのBIM化を始めました。年間7千万人以上が利用する施設の安全強化に向けて、広い建物をいつ・どこで・どんな点検をしたのか情報共有し、保守計画や管理に生かす考えです。
応募のための事前登録は2015年12月22日17時まで。
今回のデザインコンペでは、「駅デザイン部門」と「幻のホーム活用アイデア部門」の二種類が同時に募集されます。各個人(各グループ)が両部門参加可能で最大3作品(駅デザイン部門1作品・幻のホーム活用アイデア部門2作品)の応募が可能との事。
コンペの詳細はリンク先でご確認ください。(ap・pr)
【駅デザイン部門】
■募集内容
メトロに乗り、メトロの駅を利用することによって、心地よさや喜び、感動や発見などがもたらされること、メトロを舞台としてそれぞれのユーザーにとって魅力的な物語がつくられることが「望ましい経験」であると考えます。(資料2参照)
【駅デザイン部門】においては、具体的なユーザーと状況をイメージして、メトロに乗ることそのものが魅力的な経験となるための「駅デザイン」を提案してください。■提案対象駅
東京メトロ銀座線 新橋駅・溜池山王駅・赤坂見附駅■賞
最優秀賞(1点):50万円
優秀賞(1~2点):30万円
入選(数点):10万円
特別賞(数点):10万円
五十嵐太郎・倉方俊輔・松田達らによる建築系ラジオの書籍『建築系で生きよう。』の出版記念トークイベント&パーティが開催されます
五十嵐太郎・南泰裕・倉方俊輔・松田達・天内大樹らによる建築系ラジオの書籍『建築系で生きよう。』の出版記念トークイベント&パーティが開催されます。開催日は2015年12月13日。場所は、東京都渋谷区道玄坂のloftwork COOOP。
2008年より活動を続けてきた建築系ラジオの活動が、一冊の本になりました。書籍『建築系で生きよう。』の出版を記念してトークイベント及びパーティを開催します。建築系ラジオを知る世代にもこれから聴こうとする世代にも、建築を語ることの楽しさを知ってもらうイベントです。3Dプリンターやレーザーカッターを実際に使うことが出来る、建築学生御用達の新名所、渋谷のFabCafeのご協力を得て、協働してイベントを行います。本書や建築系ラジオに興味を持って頂いている方、デジタルファブリケーションに興味のある方、特に建築学生の皆さんのご来場をお待ちしています。
坂牛卓・平瀬有人・中野豪雄による書籍『図解 建築プレゼンのグラフィックデザイン』がamazonで予約受付中です
坂牛卓・平瀬有人・中野豪雄による書籍『図解 建築プレゼンのグラフィックデザイン』がamazonで予約受付中です。発売は2015年12月10日を予定。2015年12月11日には、東京藝大にて出版イベントも企画されているようです。
以下は、坂牛のブログで紹介されていたこの書籍の前書き。(強調部分は弊サイトによる。)
大学を出てプロとして図面を描くようになった時に最初に言われたことは
「図面で一番重要なことはレイアウト!」だった。
それは寝耳に水。そんなことは大学で誰も教えてくれなかったからだ。残念ながら30年前に教えてくれなかったことは今でも教えられていない。加えてレイアウトが最重要であることも変わってはいない。レイアウトを大学で教えない理由は、教える原理がきちんと定まっていないからである。何を教えたらいいのか先生もよくわかっていないからである。加えて工学部にある建築学科では教えることが多すぎてこういう大事なことを教える時間がないからである。
そこで背水の陣で学生からプロまで、レイアウトを自習できる本を作ることにした。自習できるということは原理をきちんと飲み込めてそれを実践できるということである。その意味で本書はその辺にあるグッドレイアウト集ではないしレイアウト原則集でもない。
この本は二章構成である。第一章は論理、第二章はその実践を学ぶように作られている。第一章では原理としてレイアウトの四つの方法とその効果をお示しする。第二章ではその方法を用いてプロのグラフィックデザイナーが建築家の作ったプレゼンボードを作り直すという荒技を紹介する。この二つを学ぶことであなたのプレゼンの感覚は飛躍的に向上するはずである。学生のみならず、プロも含めて彼らのプレゼンボード(図面)を見ながら「惜しい」と思うことが多い。内容はいいのに表現がダメなのである。作っている方は内容がよければいいだろうと思っている節がある。しかしそれは大きな間違いである。表現が稚拙な人は設計者としての能力を疑われるものである。ゆえに『建築プレゼンのグラフィックデザイン』の習得は設計者として生きていくための最初のステップなのである。
図解 建築プレゼンのグラフィックデザイン
坂牛 卓 平瀬 有人 中野 豪雄
現在、アーキテクチャーフォトジョブボードに掲載されている求人情報一覧です。
新規の求人投稿につきましては、こちらよりお気軽にご連絡ください。
■成瀬・猪熊建築設計事務所が、設計スタッフ、プレス・秘書、長期アルバイト及びオープンデスクを募集中
■名和晃平率いる、アートから建築まで、ジャンルにとらわれない活動をしているSANDWICHが、建築スタッフ・アルバイト・経理事務スタッフを募集中
■長谷川逸子・建築計画工房が、建築設計・監理スタッフとアルバイトを募集中
■YKK AP株式会社 窓研究所が公式ウェブサイトの編集アシスタントを募集中
■『TOTO通信』などを編集制作している(株)伏見編集室が、スタッフを募集中
■ブリコルール一級建築士事務所が、若干名の設計スタッフを募集中
■前橋工科大学教授・宮崎均が主宰するREP研究所が、スタッフを募集中
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長谷川逸子・建築計画工房の建築設計・監理スタッフとアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードのページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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長谷川逸子・建築計画工房では、建築設計・監理スタッフとアルバイトを募集します。
まちづくりとしての港湾施設、市街地中心部のまちと公共建築のありかた、緑豊かなオフィスビルの設計などを進めています。新しい都市と建築のありかたを一緒に考えながら設計を進めていける人を探しています。東京オフィスと上海オフィスがあります。
アーキテクチャーフォト・ネットで、先週(期間:2015/11/30-12/7)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
1、隈研吾が、滋賀県守山市の市立図書館「本の森」設計プロポで優秀者に
2、+ticによる、個人住宅のための家具「plywood board」
3、石上純也、藤本壮介ら5組が、「高松市 屋島山上拠点施設設計プロポ」の一次審査を通過
4、二俣公一 / ケース・リアルによる、福岡のスナック「日本號」
5、高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる、神奈川県横浜市の「壇の家」
6、岩堀未来建築設計事務所+(株)空間システム研究所+日比生寛史建築研究所による、山梨県甲斐市の高齢者集合住宅「上機嫌」
7、建築家 リナ・ボ・バルディの展覧会が、ワタリウム美術館で開催。監修は妹島和世。 [2015/12/4-2016/3/27]
8、コムデギャルソンが80年代に手掛けた家具を、横浜美術館でのコレクション展で閲覧可能 [-2016/4/3]
9、マルアーキテクチャ・聖建築研究所設計共同企業体が「土佐市複合文化施設設計プロポ」の最優秀者に。
10、長坂常 / スキーマ建築計画による、大阪のららぽーとEXPOCITY内の店舗「DESCENTE BLANC 大阪」
11、ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、サッカークラブ「チェルシー」の新しいホームスタジアムの画像
12、SANAAが、ハンガリーの、新しい国立ギャラリーの設計者に選ばれています
13、手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所による「熱海のステップハウス」の現在のオーナーに話を聞いているインタビュー
14、ピーター・ズントーの、2015年5月に収録されたインタビュー動画「Different Kinds of Silence」
15、藤村龍至の、WIREDによるインタビュー『縮小型の社会デザインが 「新たなメタボリズム」を生みだす』
16、平瀬有人+平瀬祐子|yHa architectsによる、東京の集合住宅「KNH」の写真
17、隈研吾が、デザインマイアミで発表した、移動式パヴィリオンの写真など
18、ヴァレリオ・オルジアティの作品集『Valerio Olgiati』が復刻販売されています
19、岸和郎の展覧会「京都に還る_home away from home」がギャラリー間で開催 [2016/1/28-3/20]
20、403architecture [dajiba]による、浜松市中区の店舗「鍵屋の基礎」
デザイナーの為の移動型店舗 SDレビュー SD賞
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建築から美術デザインまで幅広く手掛ける小大建築設計事務所の正社員・インターン・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードのページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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小大建築設計事務所は東京・上海を拠点に、国際的に建築やインテリアの設計活動をする事務所です。隈研吾に師事した小嶋伸也と小嶋綾香が主催しています。
東京事務所では美術製作会社のヌーヴェルヴァーグ(http://www.nv-art.co.jp/)とオフィスをシェアし、建築の設計だけでなく、美術製作に関連のある舞台装置・CMセットのデザインや、実験的な仮設建築のデザインなど、空間に関係する幅広い領域のデザインを行っています。
上海事務所では中国、台湾、香港で、住宅、ホテル、大規模オフィス建築プロジェクトの他、小さな店舗のインテリア等を設計中です。
現在国内外からのスタッフ7名とインターン5名程で活動しております。異なる国籍の方や異なるジャンルの方と仕事することが多く、高いコミュニケーション能力や柔軟な適応能力が求められますが、建築に関する様々な価値観や刺激的な経験を得られる環境があります。
セルガスカーノがケニアに完成させたワクチン接種センターの写真や、ロサンゼルスに計画中の住宅の画像などがwallpapaer*のウェブサイトに掲載されています
セルガスカーノがケニアに完成させたワクチン接種センターの写真や、ロサンゼルスに計画中の住宅の画像などが10枚、wallpapaer*のウェブサイトに掲載されています。
セルガスカーノをスペインを拠点とする設計事務所で、今年のサーペンタインパヴィリオンの設計者に選ばれるなど世界的に注目を集めています。(サーペンタインパヴィリオンは、世界中の建築家から1組が選ばれ、期間限定のパヴィリオンをロンドンに設計・建設するというもの。過去には、OMA、H&deM、SANAA、伊東豊雄、シザなど世界の著名建築家が設計を手掛けています。)
隈研吾が、滋賀県守山市の市立図書館「本の森」設計プロポーザルで優秀者に選ばれています
下記に隈の提案書が公開されています。
>隈研吾建築都市設計事務所の技術提案書(PDF)
http://www.city.moriyama.lg.jp/toshokanseibi/documents/teiannsho12.pdf
>審査講評
http://www.city.moriyama.lg.jp/toshokanseibi/documents/kouhyou.pdf
平成27年11月29日、第一次審査を通過した7者について公開プレゼンテーションおよびヒアリングを実施し、審査委員会で技術提案書を評価した結果、下記のとおり優秀者と次点者を決定しましたのでお知らせします。
優秀者
株式会社隈研吾建築都市設計事務所(東京都港区)次点者
株式会社飯田善彦建築工房(神奈川県横浜市)
第一次審査には、西沢立衛、遠藤秀平らが通過していました。
詳細はこちらで。
吉阪隆正+U研究室の、国立近現代建築資料館での展覧会「みなでつくる方法」が開催されています
吉阪隆正+U研究室の、国立近現代建築資料館での展覧会「みなでつくる方法」が開催されています。会期は2016年3月13日まで。
「みなでつくる方法─吉阪隆正+U研究室の建築」では、国立近現代建築資料館に収蔵された、約8,500点の図面をもとに、彼らのユニークな建築とそのつくられ方を紹介します。考現学の今和次郎を師とし、パリのル・コルビュジエのアトリエでの経験を経て建築家として開花した吉阪隆正は、同時に教育者、極地を踏破した探検隊長、そして文明論者でした。U研究室は吉阪の活動に共鳴した若い協力者によって構成され、そのアトリエではたくさんの「ことば」と「かたち」とが模型を介しながら、建築作品として結実していきました。
本展では、吉阪の世界観にもとづく集団設計方法である「不連続統一体―DISCONT」を「みなでつくる方法」と捉え直し、彼らの年代ごとの主要なプロジェクトを、図面、吉阪自身のことば、模型、関係者への聞き取り、現存する建築断片などで構成して展示します。彼らの方法は、分業化がますます進みつつある現代建築においても有効な建築の社会的役割を示唆しています。
会場は以下のような感じだそう。
12/3から国立近現代建築資料館にて「みなでつくる方法―吉阪隆正+U研究室の建築」が始まります。一般公開に先立ち,本日開催した内覧会の写真をUP☆皆様の御来場をお待ちしてます!https://t.co/IzQM56GvbO #文化庁 pic.twitter.com/LO1R0gGjvw
— 文化庁広報誌ぶんかる (@prmag_bunka) December 2, 2015