清水義文 / SOU建築設計室が設計した、東京・西東京市の、医療複合施設「LIFE MEDICAL CARE いずみ」です。
未病維持から看取りまでを担う地域拠点となる施設として計画されました。建築家は、様々な用途が“適度な距離感”で共存する場を求め、“町並み”を想起させる“小屋の集合体”の様な建築を考案しました。また、特徴的な外観は周辺の住宅街との親和性も意図されました。
ファラが設計した、ポルトガルのマルコ・デ・カナヴェゼスの、集合住宅「houses of cards」です。
5つの住戸を持つ建築の計画です。建築家は、“遊び心”のある“帯状”の要素で全体を包んで、住戸群をひとつに見せかけ“集団と私的の緊張関係にあるオブジェ”を志向しました。また、内部では道と庭を繋ぐ横断的な構成の中に擬似的な中心を作る事も意図されました。
KASAと湯浅良介による建築展「In Between Two Houses」の会場写真です。
石上純也建築設計事務所と内藤廣建築設計事務所で其々に経験を積んだ二組の建築家の展覧会です。“対話”をテーマとして各自が構想した“家”に関する作品を公開する内容です。畝森泰行と金野千恵の事務所でもある東京台東区の“BASE”を会場に開催されます。会期は、2023年4月2日まで。展覧会の公式ページはこちらです。また、2023年3月26日と4月2日にオンラインやリアルで行われる関連イベントも企画されています(末尾に掲載します)。
2組の建築家 KASA (KOVALEVA AND SATO ARCHITECTS)と湯浅良介による展覧会「In Between Two Houses」を開催する運びとなりました。
2組の若手建築事務所が進行中の住宅プロジェクトについて対話し、その中から生まれたスタディやドローイング、動画を展示します。
重ねられた対話を通し、2組の作家性、またその共通性や差異から建築の今が浮かび上がります。
田中亮平 / G ARCHITECTS STUDIOが設計した、東京・杉並区の住戸改修「杉並のリノベーション / A Room Since 1968」です。
鉄骨造の集合住宅での計画です。建築家は、“タイムレスなデザイン”の要望に、素材と機器のほぼ全てを“定番”製品から選定する設計を志向しました。“どこか見慣れた物”に囲まれた空間は“時間が止まった”ような様相を見せます。