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石上純也によるサーペンタイン・パヴィリオンの様子と、本人のインタビューを収録した動画

石上純也による、イギリス・ロンドンの今年(2019年)のサーペンタイン・パヴィリオンの様子と、本人のインタビューを収録した動画です。日本語で収録されています。

美術家・会田誠への、東京藝大現役学生によるインタビュー

美術家・会田誠への、東京藝術大学現役学生によるインタビューが、東京藝術大学の公式サイトに掲載されています。

藝大出身の著名人に現役の学生が質問をぶつけ、その対話の中から芸術と教育の接続点について探る。本連載、「藝大人たち」は、そんな目的を持った対談インタビューだ。第二回は、現代美術家の会田誠に美術学部絵画科油画専攻4年の林裕人と三好大和がインタビューを行った。

アーティスト トム・サックスの、小山登美夫ギャラリーでの展覧会「Smutshow」で公開された作品
アーティスト トム・サックスの、小山登美夫ギャラリーでの展覧会「Smutshow」で公開された作品Whisk / 2018 / Mixed media ©Tom Sachs / Courtesy of Tomio Koyama Gallery

アーティスト トム・サックスの、小山登美夫ギャラリーでの展覧会「Smutshow」で公開された作品です。※こちらの展示の会期は既に終了していますが、東京オペラシティアートギャラリーにて2019年6月23日までトム・サックス展「ティーセレモニー」が開催中です。また関連イベントとして、長編映像プログラム「The Hero’s Journey」「A Space Program」の特別上映と、トム・サックスに茶道を指導したジョニー・フォグによる普段公開していないTea Houseの内部をオープンにした、実際のティーセレモニーも行われます。
アーキテクチャーフォトでは、西澤徹夫による、3つのトム・サックス展のレビュー「Tom Sachs」も掲載しています。
以下はトム・サックスの経歴です。

【トム・サックスについて】

ニューヨークを拠点に活動しているトム・サックス(1966年、ニューヨーク生まれ)は 、 モダニズムやデザインのアイコンから着想を得た作品で知られるアーティストです。サックスはトム・サックススタジオならではの簡素な素材を用いながら、半実用的な立体作品が組み込まれたパラレルワールドを作り上げています。そして、彼や彼のスタジオアシスタントにより、「Nutsy’s」(2001-03年)や「Space Program」(2007、2012、2016-17年)といったインタラクティブなプロジェクトにも展開されています。

サックスの作品は、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館、ホイットニー美術館、J・ポール・ゲティ美術館、ポンピドゥー・センター、サンフランシスコ近代美術館、アストルップ・ファーンリ現代美術館など、世界の数多くの美術館に永久収蔵されています。
主な個展開催場所に、ナッシャー彫刻センター(ダラス、2017-18年)、イエルパ・ブエナ芸術センター(サンフランシスコ、2016-17年)、ノグチ美術館(ニューヨーク、2016年)、ブルックリン美術館(ニューヨーク、2016年)、ザ・コンテンポラリー・オースティン(テキサス、2015年)、パーク・アベニュー・アーモリー(ニューヨーク、2012年)、オルドリッチ現代美術館(コネチカット、2009年)、ガゴシアン・ギャラリー(ロサンゼルス、2007年)、リーバ・ハウス(ニューヨーク、2008年)、プラダ財団(ミラノ、2006年)、ドイツ・グッゲンハイム美術館(ベルリン、2003年)、Bohen Foundation(ニューヨーク、2002年)、サイト・サンタフェ(1999年)などがあります。

2016年の映像作品「A Space Program」(ツァイスガイスト・フィルムズにより公開)では、トム・サックススタジオの活動や哲学の一端と、2012年にニューヨークのパーク・アベニュー・アーモリーで開催した「A Space Program」プロジェクト(協力: Creativ Time *ニューヨークのアートNPO)にまつわる物語を紹介しています。

写真家・阿野太一の、愛知・瀬戸市での個展「瀬戸 2015」の会場写真
写真家・阿野太一の、愛知・瀬戸市での個展「瀬戸 2015」の会場写真 photo©阿野太一

写真家・阿野太一の、愛知・瀬戸市での個展「瀬戸 2015」の会場写真です。Art Space & Cafe Barrackにて2019年6月30日まで開催されています。詳細は下部に掲載します。

瀬戸・2015 写真 阿野太一

 安土桃山から江戸時代に急速な都市化を迎える瀬戸の中心部は、現在に至るまでその歴史の痕跡を風景の中に見出すことができるが、それは土地の所有が常に彼方/此方を分け続けることで生まれる政治そのものである。
 壁、フェンス、パイロン、唐突に接続され分断される私道、かつてあった建物の痕跡、それを覆い尽くしていく草むら、町並みが脈絡なく駐車場や家庭菜園へと姿を変える。一角に「お天王さん」の祠。その一方で山を切り土留し土地を改変してまで宅地の造成を繰り返す。
 一見すると非常に混沌とした風景であるが、目を凝らすと実に多くのことが読み取れる。大都市では不動産として主に数字として見られることの多い土地が、ここではその比重が入れ替わり生々しく人が生きる/生きたところとして姿をあらわしはじめる。それが瀬戸の風景の面白さなのではないだろうか。
 撮影は2015年のいま頃、ちょうど大金鶏菊が咲いている6月に行った。写真の多くは旧市街地と私が勝手に呼んでいる尾張瀬戸駅を中心とした旧瀬戸村と思われる地域である。その後も継続的に撮影を行っているが、撮り始めた時期の初期衝動的な熱量がよく写真に表れていると感じたので、このBarrackのための構成とした。

日埜直彦による、「トム・サックス ティーセレモニー」展のレビュー

日埜直彦が執筆した、東京オペラシティアートギャラリーでの「トム・サックス ティーセレモニー」展のレビューがRealTokyoに掲載されています。会期は2019年6月23日まで。

ネリ&フーの設計で完成した、中国・秦皇島市のアート施設「Aranya Art Center」の写真

ネリ&フーの設計で完成した、中国・秦皇島市のアート施設「Aranya Art Center」の写真が9枚、archdailyに掲載されています。

アーティスト トム・サックスの、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ティーセレモニー」の会場写真
アーティスト トム・サックスの、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ティーセレモニー」の会場写真Tom Sachs "Tea Ceremony" installation view photo©Tadashi Ono

アーティスト トム・サックスの、東京オペラシティ アートギャラリーでの展覧会「ティーセレモニー」の会場写真です。
会期は2019年6月23日まで。アーキテクチャーフォトでは西澤徹夫によるレビュー「Tom Sachs」を特集記事として紹介しています。展覧会の公式サイトはこちら
以下は公式サイトからの展覧会紹介テキストと会場写真です。

ニューヨーク在住のトム・サックス(1966- )は、プラダのロゴが描かれた便器、エルメスの包装紙を模したマクドナルドのバリューセットなど、「手作り(ハンドメイド)の既製品(レディメイド)」とも評されるユーモアのある作品を制作してきました。世界各地で数多くの展覧会に参加し、世界のハイブランドからも高く評価されています。

「現代」と「茶の湯」が出会う「トム・サックス ティーセレモニー」は、アメリカ国内を巡回し、今回、日本で初めて開催する待望の展覧会です。トム・サックスは茶の湯の精神や価値観を、21世紀の宇宙開拓時代に必須の人間活動の一つとして考え、ティーセレモニー(茶会、茶道)に真摯に向き合っています。彼のユニークな発想や視点を通じて映る日本の姿は、新しい価値観や世界観を気づかせてくれる貴重な機会となるでしょう。

名和晃平に自身の作品「FORM」について聞いているインタビュー ピピロッティ・リストのスタジオを訪問してその様子を紹介する動画「A Visit to the Studio」 五十嵐淳建築設計事務所による、インスタレーション「SAPPORO ART STAGE 2018 出展作品」
五十嵐淳建築設計事務所による、インスタレーション「SAPPORO ART STAGE 2018 出展作品」 photo©佐々木育弥

五十嵐淳建築設計事務所による、インスタレーション「SAPPORO ART STAGE 2018 出展作品」です。札幌駅地下歩行空間での展示の為に設計された作品です(※展示は終了しています)。

真っ白なロール紙を30メートルの距離で、両端の高さを1メートル、真ん中で70センチになるように吊り橋のように渡します。70センチの辺りに椅子を置くとテーブルのようになり、椅子に小さな階段をつけると床になり、その床に小さな椅子とテーブルを置くと部屋になります。白いロール紙にキッカケを作ることで縮尺を横断した空間が現れます。それを体験することで普段無意識に生活している自分の街や地球のスケールを意識するキッカケの展示です。

航空燃料タンクを転用したアート施設「Tank Shanghai」での、チームラボの展示の様子と猪子寿之のインタビューを収録した動画

航空燃料タンクを転用したアート施設「Tank Shanghai」での、チームラボの展示の様子と猪子寿之のインタビューを収録した動画です。製作は中国の動画メディア一条です。「Tank Shanghai」はオープン・アーキテクチャーが改修を手掛け、アーキテクチャーフォトでもその建築を過去に紹介していました。

アーティストのピピロッティ・リストへの、ルイジアナ美術館によるインタビュー動画「Freeing the Wonderlight」 美術家・杉本博司へのインタビュー「頭脳で価値を生成せよと、新しい写真の神は告げている。」(聞き手:後藤繁雄)

美術家・杉本博司へのインタビュー「頭脳で価値を生成せよと、新しい写真の神は告げている。」がFINDERSに掲載されています。

ペーター・メルクリとオレグ・クドリャシォフの作品をアレクサンドル・ブロツキーがキュレートした展覧会「PLANETARIUM」

ペーター・メルクリとオレグ・クドリャシォフ(Oleg Kudryashov)の作品をアレクサンドル・ブロツキー(Alexander Brodsky)がキュレートした展覧会「PLANETARIUM」がスイス連邦工科大学チューリッヒ校で2019年5月19日まで開催されています。オレグ・クドリャシォフはロシアの現代美術家です。日本にも屋外彫刻の作品があるようです。キュレートしたアレクサンドル・ブロツキーはロシアの建築家です。
展覧会の公式ページはこちら
以下はインスタグラムに投稿された会場写真です。

横尾忠則への、中国メディア・一条によるインタビュー動画 ステファノ・ボエリによる、ラファエロの著名絵画・アテナイの学堂の下書きを展示する為の空間の写真

ステファノ・ボエリが設計した、イタリア・ミラノにあるアンブロジアーナ絵画館内の、ラファエロの著名絵画・アテナイの学堂の下書きを展示する為の空間の写真が9枚、designboomに掲載されています。アテナイの学堂は1510年に描かれたラファエロの代表作でヴァチカン宮殿にあります。ここで紹介したのはその作品の為に作られた巨大な下書きです。
以下はその様子やインタビューも収録した動画。

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