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田根剛のAtelier Tsuyoshi Tane Architectsによる、東京・南青山の店舗「ARTS&SCIENCE 青山」の写真

田根剛のAtelier Tsuyoshi Tane Architectsが設計した、東京・南青山の店舗「ARTS&SCIENCE 青山」の写真が5枚、wallpaper*に掲載されています。

青木淳・中山英之・藤村龍至ら東京藝大建築科の教員が、新入生向けに推薦図書を紹介

青木淳・中山英之・藤村龍至ら東京藝術大学美術学部建築科の教員が、新入生向けに推薦図書を紹介しています。

 新入生の皆さんへ

 本来なら先週土曜日に予定されていた入学式・オリエンテーションの席で皆さんと対面し、今週からは前期授業も始まり、大学生生活がスタートしていたはずでした。
 しかし、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、前期の開講を5月11日まで遅らせることとなり、今後の状況次第では遠隔授業などの可能性も高くなっています。不安感に苛まれる日々が続いていますが、もう皆さんは建築を学ぶ大学生です。この一ヶ月の間、課題や講義は中止になりましたが、少しでも有意義な時間を過ごして欲しいと我々は願っています。そこで、教員一人一人から、皆さんに向けて推薦図書を提示することにしました。
 この状況下なので、書店や図書館に足を運ぶのは難しいでしょう。通販などを利用して無理のない範囲で入手して、目を通して欲しいと思います。
 それでは皆さんに会えることを楽しみに待っています。

吉田昌弘 / KAMITOPENによる、東京・台東区の店舗「馬嶋屋菓子道具店」
吉田昌弘 / KAMITOPENによる、東京・台東区の店舗「馬嶋屋菓子道具店」 photo©宮本啓介
吉田昌弘 / KAMITOPENによる、東京・台東区の店舗「馬嶋屋菓子道具店」 photo©宮本啓介

吉田昌弘 / KAMITOPENが設計した、東京・台東区の店舗「馬嶋屋菓子道具店」です。店舗のウェブサイトはこちら

馬嶋屋菓子道具店は、神田万世橋にあった馬嶋喜三郎商店(日本最古の菓子道具専門店)から、現社長の祖父である吉田三郎が屋号を引き継ぎ昭和26年に創業した。
現在は浅草本願寺のすぐそば、浅草通りからかっぱ橋道具街に入り徒歩3分ほどの場所に店舗を構え、菓子道具の専門店として和洋中問わず様々が商品が取り揃えられている。

また、馬嶋屋で木型を彫って60年以上の木型職人(大河原仁氏 2019年逝去)が彫る「木型」は全国のお菓子屋さんからも絶大な人気を誇り、多くの人に笑顔を届けてきました。

そこで、馬嶋屋菓子道具店では、「お菓子の型」によって人々に喜んで頂くという意味を込めて「喜型」をテーマに設計した。

建築家によるテキストより
大松俊紀 / 大松俊紀アトリエによる、椅子「Shades of Brunelleschi」
大松俊紀 / 大松俊紀アトリエによる、椅子「Shades of Brunelleschi」 photo©Toshiki Omatsu

大松俊紀 / 大松俊紀アトリエによる、椅子「Shades of Brunelleschi」です。

円弧という形状が椅子の座面に使用された例はあまり見たことがない。座り心地の問題など色々な理由から回避されている形状である。だが円弧に座ると、平面で作られた座面より、なぜか包まれた感じがして意外に心地がよい。さらにそれを浮かせると、今までにない座り心地になる。浮遊感を感じるためには、できるだけ薄い素材で作らなければいけない。スチールで製作することは安易だが、椅子自体が非常に重くなる。到底一人では運べない。二人でもかなり大変である。アルミを使用することで、スチールに比べて重さは3分の1となる。だが、アルミはスチールに比べ柔らかい素材であるから、そう簡単には構造的に成り立たない。どこまで薄いアルミでこの形状を作れるか?意外に難題であった。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/3/30-4/5]
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/3/30-4/5]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/3/30-4/5)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 住宅の名手として知られる佐藤重徳が、寸法の決め方・納め方等の設計手法を図面とともに解説した書籍『若手設計者に贈る 木造住宅の手描き詳細図集』のプレビュー
  2. 日建設計が「感染症対策と建築デザイン」というページを公開
  3. 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「帝塚山の家」
  4. nendoによる、東京の住宅「階段の家」
  5. 石上純也と田根剛が2018年に非公開で行った対談の内容が、2年の歳月を経て10+1websiteで公開
  6. BIGのNY事務所に勤務する日本人建築家が、事務所のシャットダウン後の働き方などを綴っているテキスト「建築事務所のいろいろ_乗り越える」
  7. 齋藤隆太郎 / DOG+井手駿 / 日建ハウジングシステムによる、神奈川・中郡の住宅「8.5ハウス」
  8. 齋藤隆太郎+小島佑樹 / DOGによる、埼玉の「川越の新減築住宅」
  9. 『新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して/「換気」に関するQ&A』(日本建築学会)
  10. 長坂常 / スキーマ建築計画による、京都・中京区の店舗「ブルーボトルコーヒー京都六角カフェ」
  11. 広島の「(仮称)呉市立天応義務教育学校校舎等」設計プロポの結果と提案書が公開
  12. 【特集:“山”と“谷”を楽しむ建築家の人生】橋本健史によるレビュー「建築家をつくる本」
  13. 森本建築事務所 / 森本雅史+森本景二+森本昭博による、三重・伊賀市の、事務所兼用住居「伊賀上野のオフィス」
  14. nendoによる、巨大な階段が建物を貫く、東京の二世帯住宅「階段の家」の写真など
  15. 高池葉子による、自作の 床と光の家を参照しつつ‟床”について綴った論考「建築における床の意味と意匠」
  16. 小室舞 / KOMPASによる、東京の住宅の改修「SETAGAYA HOUSE RENOVATION」の写真
  17. 意匠法が改正され建築物・内装の意匠が保護対象になることを受けて、特許庁が公開したPDF資料「意匠登録出願の基礎(建築物・内装)」
  18. 青木淳が、都電荒川線の停留場のベンチを設計してその過程を紹介する連載の第3回目「モックアップでの検証」
  19. スペインの建築雑誌『エル・クロッキー』が、コロナウイルスでの自宅待機の為にデジタル版3冊を無料公開
  20. 武田清明建築設計事務所による、東京・世田谷区の住宅「5つの小さな擁壁」の写真

レンゾ・ピアノに、新型コロナウイルスによるフランスでの外出制限状態の生活の様子を聞いているインタビュー

レンゾ・ピアノに、新型コロナウイルスによるフランスでの外出制限状態の生活の様子を聞いているインタビューが、corriere.itに掲載されています。イタリア語でのインタビューですが、DeepL翻訳のサイトなどで日本語に変換して読むことができます。
※当初イタリアでのと紹介していましたが、フランスの誤りでした。大変失礼いたしました。

domusが、建築とデザインが根底にある映画の名作を10作品セレクトして紹介

domusが、建築とデザインが根底にある映画の名作を10作品セレクトして紹介しています。リンク先に各映画のサムネイル画像と解説テキストが掲載されています。

住宅の名手として知られる佐藤重徳が、寸法の決め方・納め方等の設計手法を図面とともに解説した書籍『若手設計者に贈る 木造住宅の手描き詳細図集』のプレビュー
住宅の名手として知られる佐藤重徳が、寸法の決め方・納め方等の設計手法を図面とともに解説した書籍『若手設計者に贈る 木造住宅の手描き詳細図集』のプレビュー

住宅の名手として知られる佐藤重徳が、寸法の決め方・納め方等の設計手法を豊富な図面とともに解説した書籍『若手設計者に贈る 木造住宅の手描き詳細図集』がamazonで予約受付中です。佐藤はレミングハウス(中村好文主宰)出身の建築家。ここでは書籍の中身をプレビューします。発売は2020年5月1日を予定。【ap・ad】

【推薦の言葉】
ゆったりとして、端正で、決して崩れない。
友人でありライバルでもある佐藤重徳の建築を見続けてきた。
常に手で考えている。それが確かな仕事につながるのだろう。

伊礼智(建築家)

若手設計者やこれから設計者を目指す人に贈りたい。
住宅設計のすべてが詰まった設計図集。

若手設計者やこれから設計を志す人の「設計がうまくなりたい、いい建築をつくりたい」という目標は、いつの時代も共通しているものです。住宅設計の基本を習得するためには、30坪程度の小さな家から考えてみることが近道といわれています。
この本は著者が手がけた30坪前後の木造住宅を対象に、平面図や矩計図、枠図、外部・内部枠詳細、階段詳細や台所詳細などの図面を通して、寸法の決め方や納まりの工夫など住宅設計の手法を解き明かしている本です。判型は迫力のあるA4判、製本は180度フラットに開くオープンバック製。

リリーステキストより

この本は、これまでに設計した木造住宅から4軒を選び、オリジナル図面をもとに、新たに描き起こした図面集です。設計の源となるテキストやスケッチ、手摺などの感覚にかかわる原寸図面なども掲載されており、一冊を通して僕の設計の考え方を伝えられるものになりました。
自分で考え描いた一本一本の線が、図面となり、建築となる。そのリアリティを感じ取っていただけたらと思います。

著者・佐藤重徳からのメッセージ

以下、中身のプレビューです。

ギャラリーエークワッドでの建築展「マギーズセンターの建築と庭」が開催延期に伴い、会場の様子の動画を公開

ギャラリーエークワッドでの建築展「マギーズセンターの建築と庭」が開催延期に伴い、会場の様子の動画を公開しています。マギーズセンターは癌患者のケアを目的とした施設で、その施設の設計を様々な建築家が手掛けていることでも知られています。こちらはアーキテクチャーフォトのアーカイブを「マギーズセンター」で検索した結果です。

マギーズセンターは、がんで亡くなったマギー・K・ジェンクスの願いからつくられた施設です。この施設は、訪れた人が安心して自らが抱える不安を話すうちに本来の自分の力を取り戻し、生きる喜びをみつけることができます。
有名建築家が多く理念に賛同したマギーズの建築は、庭もコンセプトを担うとても重要な役割を持っています。本展はマギーの理念を通して建築空間と庭の関係性を考えます。空間が、がんに影響を受けた人の心にどのような効果をもたらすことが出来るのか、建築デザインの可能性を探ります

【ap job更新】 川久保智康建築設計事務所が、新規スタッフ・アルバイトを募集中
【ap job更新】 川久保智康建築設計事務所が、新規スタッフ・アルバイトを募集中
【ap job更新】 川久保智康建築設計事務所が、新規スタッフ・アルバイトを募集中

川久保智康建築設計事務所の、新規スタッフ・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

川久保智康建築設計事務所では、新規スタッフ・アルバイトの募集をします。

弊社では、住宅・店舗・オフィス・保育施設・リゾートホテル等の設計及び監理の業務を行っています。業務の半分が住宅、別荘、集合住宅などの住居関連、残り半分は商業・保育施設など事業系のプロジェクトです。守備範囲を限定せず、機会が有れば様々なプロジェクトに挑んでいこうと考えています。

代表の川久保は磯崎新アトリエに約10年在籍し、幾つかのプロジェクトを担当しました。独立後も様々な建築に携わり、「蔵前の小さな家」ではグッドデザイン賞2017、「にしはらのながや」では住まいの環境アワード2013やグッドデザイン賞2012を受賞しています。

建築やデザインが好きで、いっしょにモノづくりをしていける熱意のある方を募集します。小さな事務所ですので、提案段階での設計プロセスから現場監理に至る実務について、担当して頂くなかで自然に経験を積む事が出来ます。単なる作図や作業に留まらず、個人個人のアイディアを共有してプロジェクトを進めていますので、積極的に関わって頂く事で、自身のスキルアップと多様な実績を積んで頂けると思います。

私達の事務所はスタッフとアルバイトを含めて現在5名で、幾つかのプロジェクトを進めています。もう少しだけ関わって頂ける方を増やしたいので、あと数名の追加の募集を行います。

コールハースらによる、田舎をテーマに行われた展覧会 Countryside, The Futureの関連書籍『Koolhaas: Countryside, a Report』

OMAのレム・コールハースらによる、田舎をテーマに行われた展覧会 Countryside, The Futureの関連書籍『Koolhaas: Countryside, a Report』がamazonで予約受付中です。上記のリンク先で中身の画像を12枚閲覧できます。

MoMAでのドナルド・ジャッド展に合わせて出版された書籍『Judd』

MoMA(ニューヨーク近代美術館)でのドナルド・ジャッド展に合わせて出版された書籍『Judd』がamazonで発売されています。展示は現在オンラインに移行して会場写真などが公開されています。

The first retrospective in 30 years on American maverick Donald Judd’s minimalist sculpture, architecture and furniture

Published to accompany the first US retrospective exhibition of Donald Judd’s sculpture in more than 30 years, Judd explores the work of a landmark artist who, over the course of his career, developed a material and formal vocabulary that transformed the field of modern sculpture.

Donald Judd was among a generation of artists in the 1960s who sought to entirely do away with illusion, narrative and metaphorical content. He turned to three dimensions as well as industrial working methods and materials in order to investigate “real space,” by his definition. Judd surveys the evolution of the artist’s work, beginning with his paintings, reliefs and handmade objects from the early 1960s; through the years in which he built an iconic vocabulary of works in three dimensions, including hollow boxes, stacks and progressions made with metals and plastics by commercial fabricators; and continuing through his extensive engagement with color during the last decade of his life.

This richly illustrated catalog takes a close look at Judd’s achievements, and, using newly available archival materials at the Judd Foundation and elsewhere, expands scholarly perspectives on his work. The essays address subjects such as his early beginnings in painting, the fabrication of his sculptures, his site-specific pieces and his work in design and architecture.

MoMAでのドナルド・ジャッド展が、オンラインに切り替えて、写真や解説の音声ファイルを公開中

MoMA(ニューヨーク近代美術館)でのドナルド・ジャッド展が、オンラインに切り替えて、写真や解説の音声ファイルを公開しています。会場写真が80枚と作品に関する21個の音声ファイルなどを公開しています。こちらで展示に合わせて出版された書籍も購入可能

アーティストでデザイナーのアダム・ナサニエル・ファーマンによる、東京・永田町の、パステルカラーを大胆に使用しつつも調和を感じる住戸「Nagatacho」の写真

アーティストでデザイナーのアダム・ナサニエル・ファーマン(Adam Nathaniel Furman)のウェブサイトに、東京・永田町の、パステルカラーを大胆に使用しつつも調和を感じる住戸「Nagatacho」の写真が51枚掲載されています。その他の建築プロジェクトも色遣いが印象的です。

こちらは本人がインスタグラムに投稿した同建築の写真。

A palette of pastel colours, natural and artificial materials, and an open and interconnected layout with gathering at its heart, combine to create a voluptuous interior world of perfectly poised, gentle deviance.

A combination of contemporary techniques and traditional craftmanship are used throughout, with wooden details and cabinetry made by hand by skilled carpenters, and the marquetry doors being fabricated using laser cutting technology.

Materials are celebrated for their sensuality, and their effect on the imagination, rather than their origins, so translucent plastic artificial marbles sit next to the highest quality hand-finished spruce, which is in turn next to the highest quality hand-made porcelain handles, which in turn are next to beautifully glossy nylon fixtures, hand-made carpet next to vinyl, and exquisite textured wallpaper next to semi-matte plastic wall finishes.

The Nagatacho apartment is an experiment in the euphoric connoisseurship of colour, texture, material and form in the theatre of the quotidian, a space that elevates the client’s daily rituals and communal activities into a space of continuously seductive aesthetic delectation.

タトアーキテクツ / 島田陽建築設計事務所が2017年に改修を手掛けた、山口の「防府の住居と事務所」の写真など

タトアーキテクツ / 島田陽建築設計事務所が2017年に改修を手掛けた、山口の「防府の住居と事務所」の写真と図面が34枚archdailyに掲載されています。島田のサイトには既存建物の写真も2枚掲載されています。

ホリゾンタル・デザインによる、中国・上海郊外の、既存建物の外壁等を一部残して建てられた文化博物館「Zhang Yan Cultural Museum」の写真など

ホリゾンタル・デザイン(Horizontal Design)による、中国・上海郊外の、既存建物の外壁等を一部残して建てられた文化博物館「Zhang Yan Cultural Museum」の写真と図面が40枚、archdailyに掲載されています。

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