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チドリスタジオとWADA studioによる、福井・鯖江市の「Craft Invitation / SOE」。観光案内所兼オフィス。漆器産地の中心という場所性に着目し、“ものづくりのプロセス”を内装や什器に組込む空間を志向。抽象的な背景をつくり“漆仕上げのカウンター”や“粗挽木地を用いた棚”などを配置する
チドリスタジオとWADA studioによる、福井・鯖江市の「Craft Invitation / SOE」。観光案内所兼オフィス。漆器産地の中心という場所性に着目し、“ものづくりのプロセス”を内装や什器に組込む空間を志向。抽象的な背景をつくり“漆仕上げのカウンター”や“粗挽木地を用いた棚”などを配置する1階、観光案内所 photo©Hiroki Tagawa
チドリスタジオとWADA studioによる、福井・鯖江市の「Craft Invitation / SOE」。観光案内所兼オフィス。漆器産地の中心という場所性に着目し、“ものづくりのプロセス”を内装や什器に組込む空間を志向。抽象的な背景をつくり“漆仕上げのカウンター”や“粗挽木地を用いた棚”などを配置する1階、観光案内所、カウンターの詳細 photo©Hiroki Tagawa
チドリスタジオとWADA studioによる、福井・鯖江市の「Craft Invitation / SOE」。観光案内所兼オフィス。漆器産地の中心という場所性に着目し、“ものづくりのプロセス”を内装や什器に組込む空間を志向。抽象的な背景をつくり“漆仕上げのカウンター”や“粗挽木地を用いた棚”などを配置する2階、オフィス photo©Hiroki Tagawa
チドリスタジオとWADA studioによる、福井・鯖江市の「Craft Invitation / SOE」。観光案内所兼オフィス。漆器産地の中心という場所性に着目し、“ものづくりのプロセス”を内装や什器に組込む空間を志向。抽象的な背景をつくり“漆仕上げのカウンター”や“粗挽木地を用いた棚”などを配置する2階、ブース、建具の詳細 photo©Hiroki Tagawa

岡佑亮+山田真暉 / チドリスタジオ和田吉史 / WADA studioによる、福井・鯖江市の「Craft Invitation / SOE office」です。
観光案内所兼オフィスのプロジェクトです。建築家は、漆器産地の中心という場所性に着目し、“ものづくりのプロセス”を内装や什器に組込む空間を志向しました。そして、抽象的な背景をつくり“漆仕上げのカウンター”や“粗挽木地を用いた棚”などを配置しました。施設の場所はこちら(Google Map)。

福井県鯖江市に建つ3階建鉄骨造のビルを、観光案内所兼オフィスへと改修した。

越前鯖江地域には、越前漆器・越前和紙・越前打刃物・越前箪笥・越前焼・眼鏡・繊維の7つの産地が集積しており、施主である一般社団法人SOEは、この地で工房見学イベント「RENEW」をはじめとした産業観光を推進し、持続可能な地域づくりに取り組んでいる。

建築家によるテキストより

建物の構成は、1階を観光案内所、2階をオフィスとし、さらに1階奥の倉庫部分には1on1のミーティングやワークショップに利用できる土間スペースを設けた。
建物が位置する河和田地区は漆器産地の中心にあり、周囲には材料問屋、木地師、塗師などが集積し、漆器の製造工程が分業体制のもと完結する地域特性を持つ。本計画では、観光案内所としての機能にふさわしく、この産地のものづくりのプロセスを内装や什器に組み込むことを意図した。

建築家によるテキストより

具体的には、デッドストックとして残されていた粗挽木地を柱に用いた棚、古典的な朱色から現代的なピンクへとグラデーションで塗り分けた漆仕上げのカウンターなど、産地の技術や素材を造作に転化している。

建築工事においては、床・壁・天井の色調を統一することで抽象的な背景をつくり、什器や展示物が際立つ空間構成とした。
また、2階オフィスのキッチンや建具、階段室の内装には、SOEやRENEWのロゴカラーであるオレンジを取り入れ、空間全体のアイコンとなるよう計画している。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOが、建築設計と秘書広報のスタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)と アルバイトを募集中
【ap job更新】 MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOが、建築設計と秘書広報のスタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)と アルバイトを募集中
【ap job更新】 MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOが、建築設計と秘書広報のスタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)と アルバイトを募集中Ento ©鈴木研一 / Ken’ichi Suzuki

MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの、建築設計と秘書広報のスタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)と アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOは業務拡張のため、「スタッフ」「シニアスタッフ」「秘書・広報」「アルバイト」を募集します。

公共施設、商業施設、住宅や別荘、集合住宅やホテル等々を主として、時には街づくりから、プロダクトデザインまで、建築設計を中心とした多様なデザイン活動を行っています。
空間・計画的な視点に加えて、構造や構法・素材といった構築的な側面から建築・都市・環境を捉えていく特徴があります。

建築は世界を、具体的に、良く変えていくことができる心躍る活動です。
真剣で前向きな、仲間を求めます。

建築家の田根剛による作品集の第二巻『TSUYOSHI TANE Archaeology of the Future Ⅱ』をプレビュー。プレゼント企画も実施。進行中の“帝国ホテル東京 新本館計画”を含め17作品を収録。写真・図面・ダイアグラムに加え、リサーチ段階の資料やスタディ模型も掲載
建築家の田根剛による作品集の第二巻『TSUYOSHI TANE Archaeology of the Future Ⅱ』をプレビュー。プレゼント企画も実施。進行中の“帝国ホテル東京 新本館計画”を含め17作品を収録。写真・図面・ダイアグラムに加え、リサーチ段階の資料やスタディ模型も掲載 ©TOTO Publishing

建築家の田根剛による作品集の第二巻『TSUYOSHI TANE Archaeology of the Future Ⅱ』をプレビューします。
また、本書籍を抽選でプレゼントいたします。進行中の“帝国ホテル東京 新本館計画”を含め17作品を収録しています。写真・図面・ダイアグラムに加え、リサーチ段階の資料やスタディ模型も掲載しています。
プレゼント企画の応募締切は、2026年3月23日(月)9時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。本書籍のオンラインでの販売ページはこちら(amazon)。

TOTO出版より『TSUYOSHI TANE Archaeology of the Future Ⅱ』が刊行されました。
2018年以降に完成したプロジェクトおよび進行中の作品を収録した、ATTAにとって第2巻となる書籍です。

本書の冒頭には田根 剛が論考「未来の記憶」を寄稿。社会情勢が大きく揺らぎ、変化とスピードが加速する時代において、建築はいかにしてその土地の言葉を通して未来を語り、歌い続けることができるのか——その問いを起点に、田根自身の歩みをあらためて見つめ直しながら、建築における「記憶のある未来」について思索する機会となりました。

思考のプロセスと完成した作品を往復しながら読む構成により、建築を専門とする読者のみならず、幅広い層に楽しんでいただける一冊となっています。

リリーステキストより

以下に、プレビュー画像を掲載します。

【ap job更新】 革新的な建築を創り出す“建築系スタートアップ”の「VUILD」が、建築設計・建築系エンジニア・ファブリケーター・施工管理・バックオフィス のスタッフを募集中
【ap job更新】 革新的な建築を創り出す“建築系スタートアップ”の「VUILD」が、建築設計・建築系エンジニア・ファブリケーター・施工管理・バックオフィス のスタッフを募集中
【ap job更新】 革新的な建築を創り出す“建築系スタートアップ”の「VUILD」が、建築設計・建築系エンジニア・ファブリケーター・施工管理・バックオフィス のスタッフを募集中

革新的な建築を創り出す“建築系スタートアップ”の「VUILD」の、建築設計・建築系エンジニア・ファブリケーター・施工管理・バックオフィス 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

2019年竣工の『まれびとの家』以降、着実に実績を重ね、先日『福島の木造スタジアム計画』や『木質ハイブリッドマンションの計画』といった1万平米規模となるプロジェクトを公表しました。加えて、ヴェネチアでの国際建築展への出展や、世界三大デザイン賞「iFデザインアワード」での最高賞GOLD受賞など、国際的な舞台にも立ち始めています。

その成果もあり、野心的なプロジェクトのお声掛けをいただく機会が増え、着工中のPJが5件・設計中のPJが約10件と、平均1000平米前後の建築PJが多数進行しています。最近では、設計事務所としてのプロジェクト以上に、他の設計事務所やゼネコン・工務店からの制作や施工を担う案件も増加し、ビジネスとしても着実な成長を遂げています。

こうした流れの中、昨年9月には大型の資金調達にも成功し、さらなる事業拡大を目指しております。
見積や設計を自動化する「設計AI」の領域への投資や、ロボットアームを用いた「製造の自動化」とった設計・製造両方への技術投資に着手しはじめました。この新たな転換期において、①建築設計メンバー2名・②アーキテクチャルエンジニア1名・③ファブリケーター1名・④施工管理メンバー1名・⑤バックオフィス1名を募集いたします。

現在建設業界は深刻な職人不足と、それに伴う建設費高騰・工期遅延といった課題に直面しています。
だからこそ、デジタル技術を駆使して設計から施工まで一貫して行える私たちの優位性が活かされます。新しい建築の未来、そして次世代の建築のあり方を共に切り拓いていただける方のご応募を、心よりお待ちしております。

VUILD株式会社 代表取締役CEO 秋吉浩気

スノヘッタによる「上海グランドオペラハウス」が完成間近。都市の新たな“文化マスタープランの象徴”としての計画。ダンスや演劇の“人体の流れる様な動き”に着想を得て、24時間アクセス可能な“らせん状の屋根”を特徴とする建築を考案。2026年後半の開館を予定
スノヘッタによる「上海グランドオペラハウス」が完成間近。都市の新たな“文化マスタープランの象徴”としての計画。ダンスや演劇の“人体の流れる様な動き”に着想を得て、24時間アクセス可能な“らせん状の屋根”を特徴とする建築を考案。2026年後半の開館を予定 photo©Tian Fangfang
スノヘッタによる「上海グランドオペラハウス」が完成間近。都市の新たな“文化マスタープランの象徴”としての計画。ダンスや演劇の“人体の流れる様な動き”に着想を得て、24時間アクセス可能な“らせん状の屋根”を特徴とする建築を考案。2026年後半の開館を予定 photo©Tian Fangfang
スノヘッタによる「上海グランドオペラハウス」が完成間近。都市の新たな“文化マスタープランの象徴”としての計画。ダンスや演劇の“人体の流れる様な動き”に着想を得て、24時間アクセス可能な“らせん状の屋根”を特徴とする建築を考案。2026年後半の開館を予定 photo©Tian Fangfang
スノヘッタによる「上海グランドオペラハウス」が完成間近。都市の新たな“文化マスタープランの象徴”としての計画。ダンスや演劇の“人体の流れる様な動き”に着想を得て、24時間アクセス可能な“らせん状の屋根”を特徴とする建築を考案。2026年後半の開館を予定 photo©Tian Fangfang

スノヘッタによる「上海グランドオペラハウス」が完成間近です。
都市の新たな“文化マスタープランの象徴”としての計画です。建築家は、ダンスや演劇の“人体の流れる様な動き”に着想を得て、24時間アクセス可能な“らせん状の屋根”を特徴とする建築を考案しました。2026年後半の開館を予定しています。
アーキテクチャーフォトでは、2025年8月頃の建設中の様子も特集記事として紹介しています。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

スノヘッタの上海グランドオペラハウスが完成間近

2017年の国際コンペティションでの当選案の後に、スノヘッタ、華東建築設計研究院(ECADI)、シアター・プロジェクツ、そして永田音響設計は、初期コンセプトから最終完成まで上海グランドオペラハウスを実現するためのコンソーシアムとして、2019年に委嘱されました。このオペラハウスは、伝統的なオペラやオーケストラ公演から現代的および実験的な作品に至るまで、ジャンルを横断して観客を惹きつけることを構想して設計された、大胆な文化的拠点です。

黄浦江の外側にふくらんだ川岸に目立つように配置されたこのオペラハウスは、文化・商業・イノベーションのグローバル拠点として都市をさらに高めることを目的とする、上海の新たな文化マスタープランの象徴的な中核となることが見込まれています。建物の内部が現在最終的な形を整えつつある中で、上海グランドオペラハウスは完成に近づいており、2026年後半に一般公開される予定です。

壮大さと動きのあいだの力強い対話が、いまオペラハウス内部で展開しています。そびえ立つガラス張りのファサードが公共ホールに自然光をあふれさせる一方で、彫刻的な深紅のヴォリュームが曲がりくねりながら内部を巡り、空間のリズムを形づくっています。上演のための空間であること以上に、その内部は一つの体験となります。そこでは幕が上がる前から建築が演じます。

建物の形態は、ダンスや演劇における人体の流れるような動きから着想を得ています。ひとつの大きく弧を描くジェスチャーが敷地を取り囲み、黄浦江の満ち引きに呼応しながら「ひとつのシェルター」を生み出し、そこでは屋根が公共のステージ、高架の展望プラットフォーム、そして市民の集いの場へと変容します。

【ap編集長の建築探索】vol.009 後藤周平建築設計事務所「loose」
【ap編集長の建築探索】vol.009 後藤周平建築設計事務所「loose」店内からエントランス側を見る。 photo©rem goto

「ap編集長の建築探索」は、23年の歴史ある建築ウェブメディア「アーキテクチャーフォト」の編集長である後藤連平が、訪問した建築を紹介する連載シリーズです。論考のようなかっちりとした形式ではなく、現地で感じた雰囲気や空気感が伝わるような“ライブ感”のある文体で綴ります。読者の皆様も自身が建築を体験するように読んでいただければ幸いです。


後藤周平建築設計事務所「loose」

TEXT:後藤連平

 
後藤周平建築設計事務所が設計した、東京都大田区大森町の店舗「loose」に伺った。

既存建物の一角をセレクトショップに改修する計画。
学校の校庭に裏庭が面しているという好条件に着目して、裏庭側をエントランスアプローチに設定。階段を上がり掃き出し窓から出入りする。

窓ガラスは黄色のガラスに変えられていて、外から見てもちょっと異界に入るような感覚があり期待が高まる、、、、!

中に入ると、元の和室の部屋の雰囲気が残りつつも非常に現代的な空間になっていることがすぐわかる。柱の間に設置された鏡や繊細な寸法で決められたハンガーラック、モルタルの床。それらが組み合わさって店舗の雰囲気を和風と現代がミックスしたものにしている。

エントランスから入ってすぐの場所から、商品を上から見下ろす形です眺め、階段を降りて目線の高さで改めて洋服を見るという経験も面白い。
見下ろした状況では、何かオブジェのように洋服を見る感覚があり、階段を下がってからは、自分が着る対象として洋服を見る感覚に変化するような感じがして興味深かった。

高さや方向が異なる視点から、同じものを鑑賞させることで、その対象についてより深く観察することができるようになるのだなと。

また、一間の柱間にピッタリと嵌め込まれた鏡は、室内を広く見せる効果があるとともに、空間の中に違和感なく溶け込んでいる。

メグロ建築研究所による、東京の「Hタウンハウス保存改修」。タリアセンで学んだ建築家“一ノ宮賢治”の集合住宅を対象とした計画。“リビング・ヘリテージ”として継承する為、部位毎に“メンテナンス・機能的改善・グレードアップ”の3方針から選択して対処する改修を実施
メグロ建築研究所による、東京の「Hタウンハウス保存改修」。タリアセンで学んだ建築家“一ノ宮賢治”の集合住宅を対象とした計画。“リビング・ヘリテージ”として継承する為、部位毎に“メンテナンス・機能的改善・グレードアップ”の3方針から選択して対処する改修を実施外観、南庭より見る。 photo©福田駿
メグロ建築研究所による、東京の「Hタウンハウス保存改修」。タリアセンで学んだ建築家“一ノ宮賢治”の集合住宅を対象とした計画。“リビング・ヘリテージ”として継承する為、部位毎に“メンテナンス・機能的改善・グレードアップ”の3方針から選択して対処する改修を実施エントランスにつながるポーチ photo©福田駿
メグロ建築研究所による、東京の「Hタウンハウス保存改修」。タリアセンで学んだ建築家“一ノ宮賢治”の集合住宅を対象とした計画。“リビング・ヘリテージ”として継承する為、部位毎に“メンテナンス・機能的改善・グレードアップ”の3方針から選択して対処する改修を実施1階、ロビー photo©福田駿
メグロ建築研究所による、東京の「Hタウンハウス保存改修」。タリアセンで学んだ建築家“一ノ宮賢治”の集合住宅を対象とした計画。“リビング・ヘリテージ”として継承する為、部位毎に“メンテナンス・機能的改善・グレードアップ”の3方針から選択して対処する改修を実施1階、リビングから開口部越しに南庭を見る。 photo©福田駿

平井充+山口紗由 / メグロ建築研究所が設計した、東京都の「Hタウンハウス保存改修プロジェクト」です。
タリアセンで学んだ建築家“一ノ宮賢治”の集合住宅を対象とした計画です。建築家は、“リビング・ヘリテージ”として継承する為、部位毎に“メンテナンス・機能的改善・グレードアップ”の3方針から選択して対処する改修を実施しました。

保存改修プロジェクトでは、毎回何をどう残すのかが問われる。
改変があっても建築が残れば保存かといえば、デザインの変更の割合が大きければ保存とは言えなくなるし、材料の変更の割合が大きくなればレプリカと呼ばれたりする。材料の成分にも、時代背景による固有性があるため保存の対象となるからだ。

しかし、建築の時を止める凍結保存ではなく、リビング・ヘリテージとして継承していく場合、現代の生活に慣れてしまった私たちには不具合もあるし、昔と異なる設備をそのまま使うことも難しい。これからも使い続けていくためには、機能しないものや傷んだものはアップデートしなければならない。

建築家によるテキストより

今回は、F.L.ライトのタリアセンやミノル・ヤマサキ事務所で研鑽を積んだ建築家一ノ宮賢治が帰国後間もなく設計し、1969年に建てられた賃貸集合住宅の保存改修プロジェクトだ。
現在の高さ規制ができる前に建てられたため、建物を北側に寄せた配置による広い緑豊かな南庭は、地域にゆとりと潤いをもたらしている。原設計者が敷地内にあった3本の大きな松とその根を避けた平面計画としたことにより、今でも地域の風景を形成している。

また、3階にはシャルロット・ペリアン夫妻が住んでいたため、3階のインテリアデザインをペリアンが手がけていた。
今回のプロジェクトは、所有者の代替わりを契機に、原設計の魅力の再生と緑豊かな環境を継承し、再び半世紀使い続けていきたいという意志のもとに始まった。

建築家によるテキストより

設計ではまず、原設計者へのヒアリングと原設計図に基づきオリジナルと増築部、改修部を調査した。
その結果、間取りが大きく変更され、1階と屋上に増築がされていた。スチールサッシも腐食やアルミサッシへの交換がみられた。特に外壁は、浸水により分厚い外壁防水が塗装され美観を損ねていた。

内部では、エントランス共有部と造作家具の一部、ペリアンがデザインした建具が竣工時のまま残っていた。
そこで僕らは、このプロジェクトで「A.最低限のメンテナンス、B.今後50年を使用することを見据えた機能的改善、C.グレードアップを目的としたリノベ」という3つの方針を部位ごとに設定した。
例えば、室内のエントランス共有部とペリアンがデザインした建具はA、屋上と外壁は外的環境に晒されるためB、各住戸内はCに相当し、現代のニーズに合わせた間取りに変更して設備の更新をしている。

建築家によるテキストより
「実はガウディ建築だった、カタルーニャ地方の山小屋 壁や天井に特徴」(ロイター) ファンションデザイナーのマルタン・マルジェラについてのドキュメンタリー「We Margiela マルジェラと私たち」が無料公開(日本語字幕付)

ファンションデザイナーのマルタン・マルジェラについてのドキュメンタリー「We Margiela マルジェラと私たち」が、youtubeで無料公開されています。2017年の作品です。日本語字幕付き。

最も注目を集めたトピックス[期間:2026/2/16-2/22]
最も注目を集めたトピックス[期間:2026/2/16-2/22]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2026/2/16-2/22)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 一色暁生建築設計事務所による、大阪・吹田市の「佐井寺の家」。標準像としての“ニュートラルな日本の住まい”も目指した計画。伸びやかな暮らしを求め、内外が完全に隔てられていない“透け感をもつ”建築を志向。日本家屋の意匠を“現代的に解釈”した要素でつくり上げる
  2. 【ap編集長の建築探索】vol.008 竹内吉彦 / tデ「白い邸」
  3. ザハ・ハディド・アーキテクツとC.Y.リー&パートナーズによる、台湾の「NICFC」。金融監督委員会や証券取引所などが入居する施設として、在来種の“コチョウラン”の内部構造に着想を得た“フルーティング構造”を特徴とする建築を考案。形態は“環境性能”の向上にも寄与
  4. 妹島和世と西沢立衛のSANAAが設計を手掛ける「ロスコ・ルーム」のデザイン構想が公開。同じくSANAAが手掛ける、国際文化会館の新西館の地下に常設展示室としてつくられる
  5. 吉村靖孝とナノによる、愛知・名古屋市の「鈴波 栄 森の地下街店」。地下街の細長い区画。“上質な空間体験”を求め、高さを変えながら湾曲する“6mmの鉄板”壁で“奥行きと陰影”を創出。上がり天側に各種設備をまとめた“折上天井”として“美しい仕上げ”の水平面もつくり出す
  6. 【ap編集長の建築探索】vol.007 木村松本建築設計事務所「house S / shop B・ba hutte.」
  7. 亀岡史郎 / キチ・アーキによる、奈良・生駒市の飲食店「つばめスタンド」。地域で親しまれる長年続く商業施設での計画。街の賑わいの起点となる存在を目指し、ビニールカーテン等を用いて“入りやすい雰囲気”のファサードを構築。ロープの“腰掛け”は店名も想起させて象徴の役割を果たす
  8. ツバメアーキテクツによる、東京の「自由が丘の純喫茶」。小さな喫茶店の計画。施主からの言葉“純喫茶”を起点に、時間が蓄積され“熟成”すると“純喫茶となっていく空間”を志向。木材等の力を借り“馴染みつつ経年変化を感じられる”カウンターを考案して中心に据える
  9. スノヘッタによる、サウジアラビアの「カスール・アル・ホクム地下鉄駅」。新たな地下鉄網の主要ハブのひとつ。焦点としての機能に加えて内外を視覚的に繋げる為、鏡面のステンレスパネルで覆われたキャノピーを中央に据える計画を考案。テラゾー仕上げの広場は開かれた公共空間として機能
  10. ドナルド・ジャッドを読み解く「ジャッド|マーファ 展」がワタリウム美術館で開催。入場チケットをプレゼント。空間に対するジャッドの哲学と実践を、初期の絵画作品や60年代から90年代に制作された立体作品を通して紹介。ドローイング・図面・写真なども展示
  11. ファラによる、ポルトガル・ポルトの住宅改修「house of remarks」。線と面で構成されたプロジェクト。既存建物の“別の視点での読み替え”を求め、いったん分解して“異なるシステムでの再構成”を実施。“新たな構造体”は意図的に空間をかく乱して“空間に能動的な参加”する
  12. オンデザインの内装設計による、東京・港区の「LiSH Studio1」。インキュベーション施設の計画。出会いの創出を目指し、人々が常に“移動”と“滞留”をする空間を志向。垂れ壁・腰壁・天井の設えで動線と領域を作り出すと共に公から私へと段階的に連続するエリア構成とする
  13. 生沼広之建築設計事務所による、東京の「中野の住宅」。住宅密集地に建つ設計者の自邸。厳しい条件下で“庭に向けた大きな窓”の実現を目指し、開口と前面道路との間に“空中を迂回する線形テラス”を設ける構成を考案。都市との緩衝帯になると共に風景に煌めきも与える
  14. 松葉邦彦 / TYRANTによる、東京・八王子市の飲食店「LANTANA」。台形を歪ませた様な“不整形な区画”での計画。機能を超えた“新たな価値観”の発見を求め、どの辺とも平行ではない“わずかな歪み”を持つカウンターを中央に配置。床のピンクは店名である中南米の花の色から着想
  15. 下田仁+下田恭子 / 下田設計による、群馬・伊勢崎市の自邸「川のほとりに立つ白い塔の家」
  16. 黒川紀章の“中銀カプセルタワー”をテーマとしたMoMAでの展覧会の会場写真。同建築の50年間の寿命に捧げる展示。タイトルは「中銀カプセルタワーの多様な人生」
  17. ファンションデザイナーのマルタン・マルジェラについてのドキュメンタリー「We Margiela マルジェラと私たち」が無料公開(日本語字幕付)
  18. MADによる、中国の「麗水空港」。谷地を大規模造成して建設。周囲の景観から直接的な着想を得て、地形と一体化して山々の中に佇む“白い鳥”の様な建築を考案。交通拠点であると共に日常と繋がる市民的で心理的な転換の場にもなる空間も志向
  19. 遠藤克彦建築研究所・waiwai共同企業体が、長野の「上伊那総合技術新校(仮称)」プロポで最適候補者に選定。提案書とプレゼン動画も公開。二次審査には、千葉学建築計画事務所、シムサ・キッタン・アンド・ウエストJV、わたしもそうJVが名を連ねる
  20. フォスター+パートナーズによる、ニューヨークの「270パーク・アベニュー」を紹介する動画。ノーマン・フォスターのコメントも収録。公式動画として2026年4月に公開されたもの

スノヘッタによる、サウジアラビアの「カスール・アル・ホクム地下鉄駅」。新たな地下鉄網の主要ハブのひとつ。焦点としての機能に加えて内外を視覚的に繋げる為、鏡面のステンレスパネルで覆われたキャノピーを中央に据える計画を考案。テラゾー仕上げの広場は開かれた公共空間として機能
スノヘッタによる、サウジアラビアの「カスール・アル・ホクム地下鉄駅」。新たな地下鉄網の主要ハブのひとつ。焦点としての機能に加えて内外を視覚的に繋げる為、鏡面のステンレスパネルで覆われたキャノピーを中央に据える計画を考案。テラゾー仕上げの広場は開かれた公共空間として機能 photo©Iwan Baan
スノヘッタによる、サウジアラビアの「カスール・アル・ホクム地下鉄駅」。新たな地下鉄網の主要ハブのひとつ。焦点としての機能に加えて内外を視覚的に繋げる為、鏡面のステンレスパネルで覆われたキャノピーを中央に据える計画を考案。テラゾー仕上げの広場は開かれた公共空間として機能 photo©Iwan Baan
スノヘッタによる、サウジアラビアの「カスール・アル・ホクム地下鉄駅」。新たな地下鉄網の主要ハブのひとつ。焦点としての機能に加えて内外を視覚的に繋げる為、鏡面のステンレスパネルで覆われたキャノピーを中央に据える計画を考案。テラゾー仕上げの広場は開かれた公共空間として機能 photo©Iwan Baan
スノヘッタによる、サウジアラビアの「カスール・アル・ホクム地下鉄駅」。新たな地下鉄網の主要ハブのひとつ。焦点としての機能に加えて内外を視覚的に繋げる為、鏡面のステンレスパネルで覆われたキャノピーを中央に据える計画を考案。テラゾー仕上げの広場は開かれた公共空間として機能 photo©Iwan Baan
スノヘッタによる、サウジアラビアの「カスール・アル・ホクム地下鉄駅」。新たな地下鉄網の主要ハブのひとつ。焦点としての機能に加えて内外を視覚的に繋げる為、鏡面のステンレスパネルで覆われたキャノピーを中央に据える計画を考案。テラゾー仕上げの広場は開かれた公共空間として機能 photo©Iwan Baan

スノヘッタによる、サウジアラビアの「カスール・アル・ホクム地下鉄駅」です。
新たな地下鉄網の主要ハブのひとつです。建築家は、焦点としての機能に加えて内外を視覚的に繋げる為、鏡面のステンレスパネルで覆われたキャノピーを中央に据える計画を考案しました。また、テラゾー仕上げの広場は開かれた公共空間として機能します。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

360度の反射キャノピーと緑豊かな地下庭園が、カスール・アル・ホクム駅を訪れる旅行者を迎える

サウジアラビアの首都の新しい地下鉄システムにおける4つの主要ハブの一つであり、主要な2路線を結ぶ歴史的なアル=キリ地区駅は、都市のペリスコープとして機能する大きなステンレス鋼製キャノピーを備えた、開放的な都市および歩行者広場として設計されています。

駅の各階層は、外部を内側へ、内側を外部へと反射する鏡のような張り出し構造によって視覚的に結び付けられており、同時に自然光を地下駅へ導き、周囲の公共空間に日陰を提供しています。

スノヘッタは2012年に、この駅のコンペで勝利したコンセプトを開発しました。この85駅から成る地下鉄システムは、1日あたり最大360万人の乗客を収容する能力を有しており、昨年1月から一般公開されています。

低排出の交通手段をすべての人に利用可能にすることに加えて、この新しい交通ネットワークは主要地区を結び、依然として全移動の約97%が自家用車によって行われている急速に成長する都市において、交通渋滞の緩和に貢献します。

周囲を映し出すこと

そのスチール製キャノピーは焦点として機能し、駅の主な入口を示しています。その光沢のある外側表面は、8mmの二重曲面ステンレス鋼パネルで構成されており、それらは完全に溶接され、滑らかで継ぎ目のない外観を生み出すために研磨されています。

支持するスチール製スペースフレーム、すなわちステンレス外皮との接続のための調整可能なタイロッドを備えた強固で軽量な鋼構造によって、キャノピーはその基部である巨大な円錐壁の上方および外側へと張り出すことが可能になっています。地上レベルの下では、傾斜した内壁は、その地域の伝統建築に着想を得た左官仕上げの表面で仕上げられています。

建築を統合する要素であると同時に建物内の方向付けのポイントとして機能するスチール製キャノピーは、その鏡のような表面から間接的な太陽光を下方へ反射します。エネルギー生産のためのPVパネルは、キャノピー屋根の上部に設置されています。

「列車を降りて見上げると、キャノピーの裏面に反射した都市の360度の景色が見えます。そのため、自分が都市のどこにいるのかを即座に把握できます。同様に、都市側から来る場合にはキャノピーを見上げると、それは下で起こっているすべてのことを映し出します」と、ロバート・グリーンウッド(Robert Greenwood)は述べています。スノヘッタのパートナー兼プロジェクトリード

松葉邦彦 / TYRANTによる、東京・八王子市の飲食店「LANTANA」。台形を歪ませた様な“不整形な区画”での計画。機能を超えた“新たな価値観”の発見を求め、どの辺とも平行ではない“わずかな歪み”を持つカウンターを中央に配置。床のピンクは店名である中南米の花の色から着想
松葉邦彦 / TYRANTによる、東京・八王子市の飲食店「LANTANA」。台形を歪ませた様な“不整形な区画”での計画。機能を超えた“新たな価値観”の発見を求め、どの辺とも平行ではない“わずかな歪み”を持つカウンターを中央に配置。床のピンクは店名である中南米の花の色から着想エントランス側からカウンターを見る。 photo©広川智基
松葉邦彦 / TYRANTによる、東京・八王子市の飲食店「LANTANA」。台形を歪ませた様な“不整形な区画”での計画。機能を超えた“新たな価値観”の発見を求め、どの辺とも平行ではない“わずかな歪み”を持つカウンターを中央に配置。床のピンクは店名である中南米の花の色から着想カウンターから窓側を見る。 photo©広川智基
松葉邦彦 / TYRANTによる、東京・八王子市の飲食店「LANTANA」。台形を歪ませた様な“不整形な区画”での計画。機能を超えた“新たな価値観”の発見を求め、どの辺とも平行ではない“わずかな歪み”を持つカウンターを中央に配置。床のピンクは店名である中南米の花の色から着想カウンターの詳細 photo©広川智基
松葉邦彦 / TYRANTによる、東京・八王子市の飲食店「LANTANA」。台形を歪ませた様な“不整形な区画”での計画。機能を超えた“新たな価値観”の発見を求め、どの辺とも平行ではない“わずかな歪み”を持つカウンターを中央に配置。床のピンクは店名である中南米の花の色から着想床の詳細 photo©広川智基

松葉邦彦 / TYRANTが設計した、東京・八王子市の飲食店「LANTANA」です。
台形を歪ませた様な“不整形な区画”での計画です。建築家は、機能を超えた“新たな価値観”の発見を求め、どの辺とも平行ではない“わずかな歪み”を持つカウンターを中央に配置しました。また、床のピンクは店名である中南米の花の色から着想しています。店舗の場所はこちら(Google Map)。

鮮やかな花を咲かせる中南米原産のランタナの名前を冠したレストランの計画です。
京王八王子駅から徒歩1分のテナントビル内の居抜き店舗を、イタリアンレストランへと改修しました。

建築家によるテキストより

既存の天井と壁は活用しつつ、床やカウンターを新たに造り直すことで、レストランにふさわしい空間へと刷新しています。

客席の椅子が置かれる範囲の床は、メンテナンスしやすいようにモルタル調のタイルを採用しました。一方、その周囲をランタナの花の色をイメージさせる鮮やかなピンク色の絨毯で囲み、ゴールドの見切材を用いることで華やかさを演出しました。

建築家によるテキストより

台形を歪ませたような不整形な区画の平面の中央に、いずれの辺とも平行にならないようにカウンターを配置しました。
9席分のテーブルとキッチンの作業台を兼ねた幅5m×奥行き1.1mの天板は、窓際やキッチンの通路幅員の確保をしやすくするために、あえて長方形を変形させた平面四辺形を用いています。また、各席にはカトラリーを入れるための引き出しを設けています。

カウンターの天板が持つわずかな歪みは、周囲の不整形な空間に埋もれてしまい、意識して見なければほとんど気にならないと思います。ただ、そのわずかな歪みを用いて特異点のようなものを創り出すことで、一般的にレストランのデザインに求められる意匠性や機能性、快適性だけではない新たな価値観を見出せないかと考えています。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 大型3Dプリンタでの建築部材の製造を通じて、建築の新たな可能性を探求する「株式会社DigitalArchi」が、アーキテクト (Project Manager) を募集中
【ap job更新】 大型3Dプリンタでの建築部材の製造を通じて、建築の新たな可能性を探求する「株式会社DigitalArchi」が、アーキテクト (Project Manager) を募集中
【ap job更新】 大型3Dプリンタでの建築部材の製造を通じて、建築の新たな可能性を探求する「株式会社DigitalArchi」が、アーキテクト (Project Manager) を募集中

大型3Dプリンタでの建築部材の製造を通じて、建築の新たな可能性を探求する「株式会社DigitalArchi」の、アーキテクト (Project Manager) 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【未来をつくる建築に挑戦しませんか?】
私たちDigitalArchiは、17年間の大手ゼネコンでの技術者や3Dプリンタの大学研究員の経歴を持つ代表の松岡康友と、3Dプリンタの国内第一人者である慶應義塾大学教授の田中浩也が2023年6月に共同創業した会社です。

建築の「つくる」をつくる をミッションとして、大型3Dプリンタを活用し、サスティナブルな建築部材を製造・販売することで、新しい時代にふさわしい建築を創造しています。
デジタル時代の技術を駆使しながら、建築の醍醐味を仲間と分かち合い、未来のスタンダードを築くことを目指しています。

新しい技術や建築の可能性に挑戦したい方、ぜひ私たちと一緒に未来を形にしましょう。

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建築用大型3Dプリンタを用いてコンピュテーショナルファブリケーションを実践し世界に発信するスタートアップ「DigitalArchi」の設計部門「Digital Design Team」を統括する挑戦者・冒険家を求めています。

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DigitalArchiは創業以来、様々な実証実験を重ね、私たちの製品の需要の確認と、現場にとっての真の課題解決となるために必要な開発要素の特定を進めてきました。
その結果、いくつものプロジェクト打診及び現場案件をいただくに至っています。モニュメント、大型曲面スラブ、パラペットPC部材をはじめ、多種多様な案件を受注させていただいており、今後も広がるご要望に応えられる体制の拡充が必須となっています。

DigitalArchiの事業計画を実現し、建築の「つくる」をつくるというミッションの達成をより確かなものとするために、ぜひあなたのお力添えをお願いします。

亀岡史郎 / キチ・アーキによる、奈良・生駒市の飲食店「つばめスタンド」。地域で親しまれる長年続く商業施設での計画。街の賑わいの起点となる存在を目指し、ビニールカーテン等を用いて“入りやすい雰囲気”のファサードを構築。ロープの“腰掛け”は店名も想起させて象徴の役割を果たす
亀岡史郎 / キチ・アーキによる、奈良・生駒市の飲食店「つばめスタンド」。地域で親しまれる長年続く商業施設での計画。街の賑わいの起点となる存在を目指し、ビニールカーテン等を用いて“入りやすい雰囲気”のファサードを構築。ロープの“腰掛け”は店名も想起させて象徴の役割を果たす共用通路より開口部越しに内部を見る。(建築家による解説:誰でも入りやすい視認性の高いファサードにはビル開業当時に存在した宝山寺大鳥居をオマージュとして取り込んだ) photo©滝曲恵
亀岡史郎 / キチ・アーキによる、奈良・生駒市の飲食店「つばめスタンド」。地域で親しまれる長年続く商業施設での計画。街の賑わいの起点となる存在を目指し、ビニールカーテン等を用いて“入りやすい雰囲気”のファサードを構築。ロープの“腰掛け”は店名も想起させて象徴の役割を果たす客席からカウンター側を見る。(建築家による解説:既存RC躯体の空間に木ベニアのカウンターと造作家具を配置したインテリア。天井は半屋外的な雰囲気を狙ってガルバスパンドレルを採用) photo©滝曲恵
亀岡史郎 / キチ・アーキによる、奈良・生駒市の飲食店「つばめスタンド」。地域で親しまれる長年続く商業施設での計画。街の賑わいの起点となる存在を目指し、ビニールカーテン等を用いて“入りやすい雰囲気”のファサードを構築。ロープの“腰掛け”は店名も想起させて象徴の役割を果たすカウンター photo©滝曲恵
亀岡史郎 / キチ・アーキによる、奈良・生駒市の飲食店「つばめスタンド」。地域で親しまれる長年続く商業施設での計画。街の賑わいの起点となる存在を目指し、ビニールカーテン等を用いて“入りやすい雰囲気”のファサードを構築。ロープの“腰掛け”は店名も想起させて象徴の役割を果たすカウンター、クライミングロープの腰掛(建築家による解説:店舗の骨格を成すコの字型カウンターには椅子を設置しない代わりにクライミングロープを使った「腰掛けスタイル」を採用。利用者が電線に並んだツバメの様にも見えたりイナバウワーをして楽しむ友人もいたりと使い方は自由でお店のキラーアイテムとして大活躍) photo©滝曲恵

亀岡史郎 / キチ・アーキが設計した、奈良・生駒市の飲食店「つばめスタンド」です。
地域で長年続く商業施設での計画です。建築家は、賑わいの起点となる存在を目指し、ビニールカーテン等を用いた“入りやすい雰囲気”のファサードを備えた空間を構築しました。また、ロープの“腰掛け”は店名も想起させて象徴の役割を果たしています。店舗の場所はこちら(Google Map)。

近鉄生駒駅とケーブルカー鳥居前駅に直結する商業施設「グリーンヒルいこま」は奈良県初の市街地再開発事業により1982年に完成し、生駒の街の変容を永く見守ってきた建物である。

生駒で生まれ育った設計者も青春時代をここで過ごした一人であり、学生時代の部活終わりに当時営業していたスガキヤラーメンで仲間と空腹を満たした記憶が思い出深い。
また建物の共用通路につばめの巣が点在しており、これはビルオーナーが生駒山の自然や動植物との共生を大切にし保護してきたものであり、つばめの往来が今や春先の風物詩となっている。

建築家によるテキストより

街の賑わいを支えてきた建物が当時の活気を取り戻し若者カルチャーの再誕拠点となることを願い立ち飲みスタンドを企画。
また街の変容と自然環境を大らかに包容する建物の在り方に共感し、店舗名を「つばめスタンド」に決定した。

店舗ブランディングでは若者や働き世代、生駒山に来る観光客やハイカーを顧客ターゲットに想定し、カジュアルで入りやすいお店づくりを目指した。

建築家によるテキストより

ファサードは建物完成時に移設された宝山寺大鳥居をオマージュとして取り込み、ポップなイラストデザインの白暖簾とビニールカーテンのみのシンプルな構成にして、内部の様子が見渡せる誰もが入りやすい雰囲気を持たせた。

インテリアはコンクリート素地の空間に厨房を囲むコの字カウンターを骨格とし、客席は円形テーブルを点在させて利用者が自由に配置できるようにし椅子を最小限とする立ち飲みスタイルに拘ったお店づくりを追求した。

カウンターには立ち飲みスタンドにおける椅子の必要性を議論する過程で生まれたクライミングロープを利用した「腰掛けスタイル」のアイデアを採用。機能もビジュアルも大変好評でつばめが電線に並んでいる様にも見えて店舗の強烈なアイデンティティとなっている。

建築家によるテキストより
一色暁生建築設計事務所による、大阪・吹田市の「佐井寺の家」。標準像としての“ニュートラルな日本の住まい”も目指した計画。伸びやかな暮らしを求め、内外が完全に隔てられていない“透け感をもつ”建築を志向。日本家屋の意匠を“現代的に解釈”した要素でつくり上げる
一色暁生建築設計事務所による、大阪・吹田市の「佐井寺の家」。標準像としての“ニュートラルな日本の住まい”も目指した計画。伸びやかな暮らしを求め、内外が完全に隔てられていない“透け感をもつ”建築を志向。日本家屋の意匠を“現代的に解釈”した要素でつくり上げる外観、敷地内の東側より見る。夕景 photo©Benjamin Hosking
一色暁生建築設計事務所による、大阪・吹田市の「佐井寺の家」。標準像としての“ニュートラルな日本の住まい”も目指した計画。伸びやかな暮らしを求め、内外が完全に隔てられていない“透け感をもつ”建築を志向。日本家屋の意匠を“現代的に解釈”した要素でつくり上げる1階、食事室から和室を見る。(障子を開けた状態) photo©Benjamin Hosking
一色暁生建築設計事務所による、大阪・吹田市の「佐井寺の家」。標準像としての“ニュートラルな日本の住まい”も目指した計画。伸びやかな暮らしを求め、内外が完全に隔てられていない“透け感をもつ”建築を志向。日本家屋の意匠を“現代的に解釈”した要素でつくり上げる1階、居間側から食事室と和室を見る。(障子を開けた状態) photo©Benjamin Hosking
一色暁生建築設計事務所による、大阪・吹田市の「佐井寺の家」。標準像としての“ニュートラルな日本の住まい”も目指した計画。伸びやかな暮らしを求め、内外が完全に隔てられていない“透け感をもつ”建築を志向。日本家屋の意匠を“現代的に解釈”した要素でつくり上げる2階、クローゼット側からホールを見る。 photo©Benjamin Hosking

一色暁生建築設計事務所が設計した、大阪・吹田市の「佐井寺の家」です。
標準像としての“ニュートラルな日本の住まい”も目指した計画です。建築家は、伸びやかな暮らしを求め、内外が完全に隔てられていない“透け感をもつ”建築を志向しました。そして、日本家屋の意匠を“現代的に解釈”した要素でつくり上げました。

国や文化、年代の異なるどんな人の心も惹きつける住宅の姿を探り続けている。
それは贅を尽くした煌びやかな豪邸でも、ミニマルなホワイトキューブでもないだろう。きっと、土地の空気に溶け込みながら、普遍的な美しさを湛えた時代を超えた住宅なのだと思う。

建築家によるテキストより

敷地は、昔ながらの日本家屋と現代的なメーカー住宅が入り混じる、時代の変遷の只中にある旗竿地。
限られた予算の中で、この地に適した5人家族のための家を描くにあたり、私の頭の中には日本家屋の姿があった。真壁で軸組が現された、無駄を削ぎ落とした簡潔な佇まい。

たとえ面積が小さくても、内と外、内と内が完全に隔てられていない透け感をもつ住宅であれば、窮屈さを感じずに暮らすことができるだろう。工事費が高騰し続ける今、永くこの国で育まれてきた住宅の姿を見つめ直すことこそ最適解であると信じ、設計を進めた。

建築家によるテキストより

建主の要望、性能、コストといった住宅に求められる様々な条件を、日本家屋の意匠を現代的に解釈しながら、注意深く整えていった。和室では宙に浮いた押入れとささやかな床の間がソファと絡み合い、居間や食事室との境界を暈かす。

地窓を塞ぐ板戸は、折り畳んで持ち手を天板の切り欠きに噛み合わせることで、テレビ台と一体造作のように収納できる。これは、日本建築に見られる、使うときだけ機能が立ち現れ、不要なときには空間や家具の一部として溶け込む可動性・兼用性から着想を得て考案したものだ。

さらに、和室の障子では戸先に目隠し用の堅木を取り付けることで柱に絡む縦枠を省き、2階の引戸では柱梁そのものに鴨居や枠の役目を担わせ、枠を一部排除している。こうした操作により、軸組の独立性を際立たせ、真壁に通じる骨格の明快さを引き出している。

建築家によるテキストより
ザハ・ハディド・アーキテクツとC.Y.リー&パートナーズによる、台湾の「NICFC」。金融監督委員会や証券取引所などが入居する施設として、在来種の“コチョウラン”の内部構造に着想を得た“フルーティング構造”を特徴とする建築を考案。形態は“環境性能”の向上にも寄与
ザハ・ハディド・アーキテクツとC.Y.リー&パートナーズによる、台湾の「NICFC」。金融監督委員会や証券取引所などが入居する施設として、在来種の“コチョウラン”の内部構造に着想を得た“フルーティング構造”を特徴とする建築を考案。形態は“環境性能”の向上にも寄与 Render by X Universe Visual Design
ザハ・ハディド・アーキテクツとC.Y.リー&パートナーズによる、台湾の「NICFC」。金融監督委員会や証券取引所などが入居する施設として、在来種の“コチョウラン”の内部構造に着想を得た“フルーティング構造”を特徴とする建築を考案。形態は“環境性能”の向上にも寄与 Render by X Universe Visual Design
ザハ・ハディド・アーキテクツとC.Y.リー&パートナーズによる、台湾の「NICFC」。金融監督委員会や証券取引所などが入居する施設として、在来種の“コチョウラン”の内部構造に着想を得た“フルーティング構造”を特徴とする建築を考案。形態は“環境性能”の向上にも寄与 Render by X Universe Visual Design

ザハ・ハディド・アーキテクツC.Y.リー&パートナーズによる、台湾の「NICFC」です。
建築家は、金融監督委員会や証券取引所などが入居する施設として、在来種の“コチョウラン”の内部構造に着想を得た“フルーティング構造”を特徴とする建築を考案しました。また、この形態は“環境性能”の向上にも寄与しています。


こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)

ZHAとCYリーが台北のNICFCを設計へ

国際設計コンペティションを経て、ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)とC.Y.リー&パートナーズが、台北の新しいNICFC(国家イノベーション・創造・金融センター)の設計者に選定されたことが発表されました。

台北の金融の中心地である北門地区の中心部に位置するNICFCには、金融監督委員会の4つの機関が入居する予定であり、それには証券取引所、先物取引所、預託・清算機関が含まれます。

忠孝西路と博愛路の交差点に位置するNICFCは、台北駅、歴史ある郵便局庁舎および鉄道博物館、北門とMRT駅、さらに中山堂周辺の数多くの文化施設を含む、市内で最もにぎわう地区の一つにあります。

都市の公共空間を向上させることを目的として台北のウエスタン・ゲートウェイ・プロジェクトにより定められた要件に従い、NICFCの17万5,000平方メートル規模の設計は、歩きやすさとアクセス性を優先しています。地区の既存の公共拠点を、相互に連結した一連の歩行者広場、中庭および歩道と結びつけることで、この設計は北門の都市景観および街並みを保存し、現代都市の中においても地区の遺産が判読可能な状態で保たれることを確実にしています。

台北北門郵便局(1930年に開館し、最近修復された歴史的建造物)に隣接して、NICFCは装飾的な当初の建物を保存し、現在では老朽化した後年の増築部分を建て替える予定です。現存する築95年の建物は、歴史を保存しつつ、市にとって重要な新たな公共空間を創出する博物館および文化施設へと転用される予定です。

小包、郵便および事務業務を、21世紀の郵便サービスに必要なインフラを備えた新施設へ移転することで、郵便局の歴史的建造物は修復されたポルチコ内にコミュニティハブを備えた用途へと再活用される予定です。そのオリジナルの内部空間は、没入型展示、文書アーカイブおよび工芸品を備えた郵便通信博物館として修復され、その場所を、市の歴史および発展におけるその重要性を反映する住民や来訪者のための中心的な場所へと転換する予定です。

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