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【ap job更新】 東京谷中を拠点に、自社での店舗運営も行う建築設計事務所「株式会社HAGISO」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 東京谷中を拠点に、自社での店舗運営も行う建築設計事務所「株式会社HAGISO」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 東京谷中を拠点に、自社での店舗運営も行う建築設計事務所「株式会社HAGISO」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中〈しののめ信用金庫前橋営業部ビル〉photo©千葉正人

東京谷中を拠点に、自社での店舗運営も行う建築設計事務所「株式会社HAGISO」の、設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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東京谷中を拠点に、建築設計や地域に根ざした自社経営の店舗運営を行う一級建築士事務所 株式会社HAGISOが、建築設計スタッフを募集します。

わたしたちHAGISOの活動は、建築を自分たちの手で社会の中で活かしていきたいという衝動から始まっています。

代表の宮崎晃吉は東京芸術大学大学院 建築設計を修了後、磯崎新アトリエに勤務。国際的な大規模プロジェクトに関わりながらも、建築がプロジェクトとして立ち上がる瞬間から構想に携わりたいと感じ、2011年の東日本大震災をきっかけに独立しました。

同時に学生時代から住み、震災をきっかけに解体が予定されていた東京谷中の木造アパート「萩荘」を弔うための「建物のお葬式」をアートイベント「ハギエンナーレ」として開催。三週間で1500人を集めたこのアートイベントをきっかけに萩荘を最小文化複合施設HAGISOとして自分たちでリノベーションして運営することから創業しました。

建築をただの物質的な箱とみなすのではなく、わたしたちが実現したい暮らしや社会の舞台とするために、建築設計にとどまらない多角的な活動を行ってきました。現在は建築設計業に加え、谷中エリアで7拠点の飲食店や宿泊施設を自社運営し、作るだけではなく育てていく場作りを行っています。

はじめは一人で始めた設計事務所も、徐々に仲間が増え、多様な専門性をもったチームに育っています。共通しているのは、クライアントの理想を実現させながらも、一過性の消費されるものづくりではなく、本質的に社会や地域に必要とされる場作り、コトづくりを目指していることです。そのためにも、自主運営のスタッフも含め、それぞれの分野のスタッフが柔軟に協業しながら、このチームだからこそできることを実現させていきます。

ラッパーの環ROYと建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2025」が開催。テーマは「空間と詩、その間」。最優秀賞には国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈
ラッパーの環ROYと建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2025」が開催。テーマは「空間と詩、その間」。最優秀賞には国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈

ラッパーの環ROYと建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2025」が開催されます。テーマは「空間と詩、その間」最優秀賞には国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈されます。登録締切は2026年1月8日(木)提出期限は2026年1月15日(木)です。【ap・ad】

テーマ:空間と詩、その間

詩は、言語の獲得とともに長い時間をかけて育まれてきた、私たちとこの世界の生を謳いあげる創造的な手段です。そして詩は、正確な情報伝達とはまた違った象限で、言語による表現世界の輪郭を今も押し広げています。

情景や空間の印象を形容するとき、「詩的」という表現がつい口をつくこともよくあるでしょう。けれども、「では詩的な空間とはいったいどんなレシピでできているのか」と問われたら、少し考え込んでしまうかもしれません。

意味伝達のためだけではない、配置や感触に比重を置く言葉の連なり。仮に詩をそんなふうに定義するなら、この「言葉」を色や形、素材や具体的なモノ、あるいはそれらを取り巻く環境に置き換えてみて、これを空間の生成原理として考えてみることができるのではないか。たとえばそんな問いかけに、あなたならどんなふうに応えますか?

ヒントは、やはり詩の中にあります。意味に縛られず、文章とは異なる方向へ開かれた言葉の連なり。前の言葉が後の言葉と響き合い、あるいは反発し合い、言葉と書いたそれさえ、時に意味から離れて音になる。優れた詩的表現が、知っていたはずの日常に新しい輪郭を与えるように、あなたなりの方法で、空間と詩、その間を描き出してください。

 
課題

テーマに沿った提案をするための具体的な都市、場所、あるいは環境を選び、建築空間化してください。スケールや目的に制限はありません。表現方法は自由です。

賞金

●インターナショナルアワード 最優秀賞(1名)
賞金 10,000 USドル
ハーバード大学での6週間のサマースクールへの招待
(旅費滞在費を含む)

●日本地区最優秀賞(1名)
賞金 30万円
インターナショナルアワードセレモニーへの招待
(旅費滞在費含む)
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

●日本地区インテリア部門優秀賞(2名)
賞金 各5万円
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

●日本地区建築・ランドスケープ部門優秀賞(2名)
賞金 各5万円
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

以下に、募集概要等を掲載します。

BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案
BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案 photo©Iwan Baan
BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案 photo©Jeff Tao for BIG
BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案 photo©Iwan Baan
BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」。河岸からの水害対策として計画。都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案 photo©Iwan Baan

BIGなどが設計に参加した、ニューヨークの「イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト」です。
河岸からの水害対策として計画されました。建築家とランドスケープデザイナーたちは、都市を水際から切り離さない在り方を目指し、土地のかさ上げや防護システムの設置と同時に様々な用途を備えた公園の連続とする“パーキペラゴ”を考案しました。
正式な設計者クレジットは本文中および末尾に掲載しています。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

BIGが、ニューヨーク市のイーストリバーパークに強靭性とレクリエーションをもたらす

イーストサイド・コースタル・レジリエンシー・プロジェクト(ESCR)と名付けられた全長2.25マイル(約3.6キロメートル)の洪水防止システムは、イーストリバーパークの主要エリアが開放されたことで、大きな節目を迎えました。イーストリバーのウォーターフロント沿いに連なる公園群「パーキペラゴ(parkipelago)」として構想されたこのプロジェクトは、一連のかさ上げされた緑地を造成し、それらが洪水防止壁として機能する一方で、周辺のロウアーイーストサイド地域に新たな公共設備も提供しています。

ニューヨーク市設計建設局(NYCDDC)の主導のもと、BIG–ビャルケ・インゲルス・グループ、マシューズ・ニールセン・ランドスケープ・アーキテクツ(MNLA)、ONEアーキテクチャー&アーバニズム、AKRF、そしてロウアーイーストサイドの住民によって設計されたESCRは、モンゴメリー・ストリートからイースト25丁目までを対象とする、14億5千万ドル(約2,170億円)規模の沿岸防護プロジェクトです。スーパー・ストーム・サンディの後に10マイルにわたる防災型の公園と公共空間を提唱した2014年の「BIG U」構想に基づくこのプロジェクトは、将来の暴風雨や高潮から11万人以上のニューヨーカーを守るためにデザインされました。

FEMAの定める100年洪水浸水域内に位置するESCRは、洪水防止壁、スライド式ゲート、連結土手、かさ上げされた公園を一体化し、ロウアー・マンハッタンの大部分に電力を供給する変電所や主要なポンプ場、多くの学校や図書館といった重要インフラを保護する、連続した防護システムを構築しています。単なる防護壁にとどまらず、ESCRはインフラが活発でアクセスしやすい公共空間としても機能し得ることを示すモデルであり、日常生活を豊かにしながら強靭性を高めるものとなっています。

2024年にESCRの第1段階が完了したのに続き、ウィリアムズバーグ・ブリッジ周辺のイーストリバーパーク内にある複数の主要エリアの再開放によって、沿岸の再開発が続けられています。重要な洪水対策として平均8~9フィート(約2.4~2.7メートル)かさ上げされたこの公園には、新たに600本の樹木と21,000本以上の低木、草花、多年生植物が植えられ、沿岸の強化と生態的特徴の向上が図られています。この公園には、新設されたバスケットボールコートやテニスコート、ピクニックおよびバーベキューエリア、多目的に使える芝生のフィールド、芝地、自然観察や水遊び専用のエリア、新しい円形劇場、延長された遊歩道、さらにデランシー・ストリートとコーリアーズ・フック・パークにかかる2つの新しい歩道橋なども備えられています。

「私たちの沿岸強靭化プロジェクトは、開かれた空間を保護しながら、より良いレクリエーションの機会を提供し続けています。今回は、イーストリバーパークの新しい円形劇場やテニスコートに加え、新設されたコーリアーズ・フック・ブリッジを通じた公園へのアクセス改善も含まれています。新たなイーストリバーパークのエリアは、南側のピア42とも接続しており、そこには過去数年の間にNYCパークスとNYC経済開発公社(NYC EDC)によって整備された各種設備があります。公園内および周辺地域に植樹される約3,000本の新たな樹木とともに、イーストサイド・コースタル・レジリエンシーは、これを必要とするニューヨーカーのために、より良く、より緑豊かで、より安全な地域を創出しています」エドゥアルド・デル・バレ(Eduardo del Valle)、ニューヨーク市設計建設局(NYCDDC)局長代行

「イーストリバーパークの再開放により、私たちは10年にわたるビジョンが初めて形となった姿を目にしています。それは、かさ上げされた起伏のある新しい地形を形成する公園の群島、すなわち『パーキペラゴ(parkipelago)』です。それぞれの緑の島は、地域コミュニティによって決められた用途と個性を担っています。都市をウォーターフロントから切り離すのではなく、私たちはFDR(フランクリン・D・ルーズベルト・ドライブ)を横断する新たなつながりを通じて人々を引き込む公共空間を設計し、洪水対策を日常の体験が織りなすタペストリーへと変化させました。その結果として生まれたインフラは、都市の海岸線を強化するだけでなく、その魅力も高めています。それは守り、つなぎ、そして刺激を与えます ― 洪水から安全でありながら、活気にもあふれた都市の未来が実現可能であることの証です」ビャルケ・インゲルス(Bjarke Ingels)、BIG 創設者 兼 クリエイティブ・ディレクター

大室佑介アトリエによる、香川・多度津町の「鳥のための塔」。アート祭への出展作品として計画。“雄大な自然への敬意”と“墓地に近接する立地”も考慮し、島の一部となる“ささやかな塔”を志向。正八角形の柱の中に“円筒状”の内部空間を作って中谷ミチコのレリーフを配置
大室佑介アトリエによる、香川・多度津町の「鳥のための塔」。アート祭への出展作品として計画。“雄大な自然への敬意”と“墓地に近接する立地”も考慮し、島の一部となる“ささやかな塔”を志向。正八角形の柱の中に“円筒状”の内部空間を作って中谷ミチコのレリーフを配置俯瞰、東側より見る。 photo©若林勇人
大室佑介アトリエによる、香川・多度津町の「鳥のための塔」。アート祭への出展作品として計画。“雄大な自然への敬意”と“墓地に近接する立地”も考慮し、島の一部となる“ささやかな塔”を志向。正八角形の柱の中に“円筒状”の内部空間を作って中谷ミチコのレリーフを配置外観、南側より見る。 photo©若林勇人
大室佑介アトリエによる、香川・多度津町の「鳥のための塔」。アート祭への出展作品として計画。“雄大な自然への敬意”と“墓地に近接する立地”も考慮し、島の一部となる“ささやかな塔”を志向。正八角形の柱の中に“円筒状”の内部空間を作って中谷ミチコのレリーフを配置内部空間、天井を見上げる。 photo©若林勇人
大室佑介アトリエによる、香川・多度津町の「鳥のための塔」。アート祭への出展作品として計画。“雄大な自然への敬意”と“墓地に近接する立地”も考慮し、島の一部となる“ささやかな塔”を志向。正八角形の柱の中に“円筒状”の内部空間を作って中谷ミチコのレリーフを配置内部空間、天井を見上げる。 photo©若林勇人

大室佑介アトリエ / atelier Ichikuが設計した、香川・多度津町の「鳥のための塔」です。
アート祭への出展作品として計画されました。建築家は、“雄大な自然への敬意”と“墓地に近接する立地”も考慮し、島の一部となる“ささやかな塔”を志向しました。そして、正八角形の柱の中に“円筒状”の内部空間を作って中谷ミチコのレリーフを配置しました。
展示期間は、2025年11月9日まで。施設の場所はこちら(Google Map)。

瀬戸内国際芸術祭2025秋会期の一環として開催される「高見島アートトレイル」への出展作品として小さな塔を作った。

香川県丸亀市に隣接する多度津町の港から、一日数便のフェリーに乗って25分ほどで辿り着く高見島は、急斜面に張り付くように建てられた家々によって形成された集落が大きな特徴であり、往時には数百名の人口を記録したものの、その過酷な地形や人口減少の影響から現在は30名に満たない住人が残るのみになっている。

過疎化が進む離島を舞台に7組の作家によって展開される「高見島アートトレイル」は、その地形や風景といった島の特徴と向き合いながら、自然と人為の狭間を行き来するための“点”としての作品を配置し、島内を巡るための“線”を描いていく計画である。

建築家によるテキストより

会場の中心となる浦集落から少し離れた防波堤沿いに建つ「鳥のための塔」は、設計者自身と数人の協力者の手によって現地で組み立てられた。塔の外形は、幅1,820mm軒高3,640mmの1:2の比例に基づいた正八角柱の上に、矩勾配の角錐屋根が載る単純な幾何学形によって構成され、外皮を縦方向の線が強調される波板で覆うことにより、垂直方向へのシルエットを強調している。

1:1+1.618の縦横比で穿たれた開口から入ると、内部はφ1,500mmの円筒状になっており、半透明の屋根から注ぐ自然光が漆喰塗りの壁面をなぞって光の井戸のような空間を形成している。

湾曲した壁面には彫刻家・中谷ミチコによる凹型のレリーフ作品「青い鳥」が二羽埋め込まれており、その表面に充填された透明樹脂の反射も相まって、静謐な内部空間に微かな揺らぎを与え、水平に広がる瀬戸内海の景色から遮断された垂直の展示空間は、作品と一対一で向き合い、自然の奏でる音や光を享受するための装置となっている。

建築家によるテキストより

ここで目指したのは強い象徴としての塔ではない。
島の大半を占める雄大な自然に敬意を示すと同時に、高見島に特徴的な弔いの形である、埋葬地としての“埋め墓”と、墓参のための“詣り墓”とを分ける“両墓制”が残る墓地に近接する立地ということも考慮し、風景を乱すことなく、島の一部としての“ささやかな塔”になることを目標とした。

建築家によるテキストより
村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛ける
村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛ける外観イメージ
村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛けるフロント
村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープン。改修設計は竹中工務店。利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛けるかたりばルーム

村野藤吾設計の「旧横浜市庁舎行政棟」(1959年竣工) が、宿泊施設に転用され2026年4月にオープンします。
改修設計は竹中工務店です。そして、利用客使用部分のインテリアの基本設計と監修を成瀬・猪熊建築設計事務所が手掛けます。
施設名は「OMO7横浜 by 星野リゾート」となります。施設の公式サイトはこちら

旧横浜市庁舎は、横浜開港100周年記念事業として1959年に村野藤吾氏の設計により竣工し、60年以上にわたり横浜市政を支えてきました。

市民に親しまれた旧横浜市庁舎の景観を継承するため、行政棟を原位置に残し、観光の賑わいの拠点となるようレガシーホテルとして活用します。今年8月には、戦後の建造物として初めて「横浜市認定歴史的建造物」に認定されました。「長きにわたり地域のシンボルであった旧横浜市庁舎行政棟の保全と活用により、新旧が融合した新たな都市のランドマークが形成される」点を評価を頂きました。

横浜の街の記憶と風景を継承し、関内駅周辺地区の新たなにぎわいを創出するホテルになることを目指します。

【引用元サイト名】

以下に、その他のパース画像と概要を掲載します。

AMO / デイヴィッド・ジャーノッテンによる、ニューヨークの「バイラオ・マーサー」。香水ブランドのポップアップ。企業指針“エネルギーは全て”から着想し、製品に込められた“感覚的実験”を“交流の為の物理的な環境”へと変換する計画を志向。様々なゾーンに分割しつつもカーテンで一体感を創出
AMO / デイヴィッド・ジャーノッテンによる、ニューヨークの「バイラオ・マーサー」。香水ブランドのポップアップ。企業指針“エネルギーは全て”から着想し、製品に込められた“感覚的実験”を“交流の為の物理的な環境”へと変換する計画を志向。様々なゾーンに分割しつつもカーテンで一体感を創出 photography by Bridgit Beyer for Vyrao and AMO
AMO / デイヴィッド・ジャーノッテンによる、ニューヨークの「バイラオ・マーサー」。香水ブランドのポップアップ。企業指針“エネルギーは全て”から着想し、製品に込められた“感覚的実験”を“交流の為の物理的な環境”へと変換する計画を志向。様々なゾーンに分割しつつもカーテンで一体感を創出 photography by Bridgit Beyer for Vyrao and AMO
AMO / デイヴィッド・ジャーノッテンによる、ニューヨークの「バイラオ・マーサー」。香水ブランドのポップアップ。企業指針“エネルギーは全て”から着想し、製品に込められた“感覚的実験”を“交流の為の物理的な環境”へと変換する計画を志向。様々なゾーンに分割しつつもカーテンで一体感を創出 photography by Bridgit Beyer for Vyrao and AMO

AMO / デイヴィッド・ジャーノッテンによる、アメリカ・ニューヨークの「バイラオ・マーサー」です。
香水ブランドのポップアップのプロジェクトです。建築家は、企業指針“エネルギーは全て”から着想し、製品に込められた“感覚的実験”を“交流の為の物理的な環境”へと変換する計画を志向しました。そして、様々なゾーンに分割しつつもカーテンで一体感を創出しています。会期は、2025年11月28日まで。イベントの公式ページはこちら


こちらは建築家によるテキストです(文責:アーキテクチャーフォト)

Vyrao Mercer(バイラオ・マーサー)は、AMOとバイラオによる共同インスタレーションであり、エネルギーと自然の具現化を探求しています。バイラオのモットー「エネルギーはすべて」に着想を得て、このポップアップは感覚的な実験を、交流と対話のための物理的な環境へと変換しています。

このインスタレーションは、かつて衣料品店だった建物の既存の建築構造を活かし、空間を様々なテンポのゾーンに分けながらも、連続する柔らかなカーテンによって一体化しています。エントランス付近には、投影映像、環境音、来場者の動きによって脈動するダイナミックな回廊があります。鏡はバイラオのサインとして機能すると同時に、空間のエネルギーを増幅させています。

中心部には、カーテンで囲まれた空間があり、そこにはトーテムのような展示スタンドが配置されています。それぞれのスタンドは、異なる周波数を想起させるエネルギーの波形を参照しています。中央の台座にはバイラオの製品が展示されており、共用のダイニングテーブルへと変形することも可能です。半透明の素材と金属的な素材が光と重ね合わされることで、バイラオの高次な感覚体験という理念を反映した、儀式的な雰囲気が生み出されています。

空間の奥には、カーブした座席と器が半円を描くように配置された、親密な雰囲気のラウンジがあり、訪れる人にひとときの静けさを促します。その上部には、天窓からの自然光を取り込む布製のシリンダーが設けられており、空間をそのエネルギーの源へとつなげています。

展示スタンドのために開発されたモジュール式のシンボルは、拡張性と適応性を備えており、今後のポップアップや小売スペース、旗艦店にも展開できるよう設計されています。

フォスター+パートナーズによる展覧会「Civic Vision」。オーストラリア・シドニーで開催。初期のプロジェクトと近年の開発を並べて展示し、同事務所の建築やアイデアの持つ持続性と進化する力を表現。“香港上海銀行本社ビル”などの代表作品も多数公開
フォスター+パートナーズによる展覧会「Civic Vision」。オーストラリア・シドニーで開催。初期のプロジェクトと近年の開発を並べて展示し、同事務所の建築やアイデアの持つ持続性と進化する力を表現。“香港上海銀行本社ビル”などの代表作品も多数公開 photo©Alicia Taylor
フォスター+パートナーズによる展覧会「Civic Vision」。オーストラリア・シドニーで開催。初期のプロジェクトと近年の開発を並べて展示し、同事務所の建築やアイデアの持つ持続性と進化する力を表現。“香港上海銀行本社ビル”などの代表作品も多数公開 photo©Alicia Taylor
フォスター+パートナーズによる展覧会「Civic Vision」。オーストラリア・シドニーで開催。初期のプロジェクトと近年の開発を並べて展示し、同事務所の建築やアイデアの持つ持続性と進化する力を表現。“香港上海銀行本社ビル”などの代表作品も多数公開 photo©Alicia Taylor
フォスター+パートナーズによる展覧会「Civic Vision」。オーストラリア・シドニーで開催。初期のプロジェクトと近年の開発を並べて展示し、同事務所の建築やアイデアの持つ持続性と進化する力を表現。“香港上海銀行本社ビル”などの代表作品も多数公開 photo©Alicia Taylor

フォスター+パートナーズによる展覧会「Civic Vision」です。
オーストラリア・シドニーで開催されています。建築家は、初期のプロジェクトと近年の開発を並べて展示し、同事務所の建築やアイデアの持つ持続性と進化する力を表現しています。また、“香港上海銀行本社ビル”などの代表作品も多数公開されています。会期は、2025年12月21日まで。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

フォスター+パートナーズ|Civic Vision展がシドニーのパークライン・プレイスで開幕

フォスター+パートナーズ|Civic Visionは、オーストラリアで初めて開催されるフォスター+パートナーズの包括的な展覧会であり、1967年にノーマン・フォスターによって設立されて以来の、同事務所のグローバルな作品群を深く紹介するものです。フォスター+パートナーズがオーストラリアで手がけた最新プロジェクトであるパークライン・プレイスを会場とする本展は、都市環境やインフラへの貢献に焦点を当て、都市を集合的かつ持続可能な未来にとって不可欠なものとして捉えています。

フォスター+パートナーズのスタジオ責任者であるジェラード・エヴェンデン(Gerard Evenden)は次のように述べています。「私たちが25年以上にわたって取り組んできたシドニーという街で、このような初めての展覧会を開催できることを大変うれしく思います。れは、1960年代以来私たちの仕事の基盤となってきたシビック・アーキテクチャーへの全体的なアプローチを振り返り、それが現代の課題に対応するためにどのように進化し続けているかを見つめ直す絶好の機会です」

フォスター+パートナーズのパートナーであるミューア・リヴィングストン(Muir Livingstone)は次のように付け加えました。「過去6年間取り組んできたプロジェクトであり、私たちのシドニー・スタジオの新たな拠点でもあるパークライン・プレイスで、事務所の仕事を披露できることは大きな名誉です。この都市における私たちのプロジェクトは、本展が中心に据えているシビックかつ持続可能なアプローチの実例となっています。我々のシドニーでの最初のプロジェクトであるドイチェ・バンク・プレイス(基部に4階建ての公共広場を備えています)から、都市全体で何千人もの人々の移動のあり方を変革しているシドニー・メトロでの取り組みに至るまで」

初期のプロジェクトと近年の開発を並べて展示することで、本展は同事務所の構造物やアイデアの持つ持続性、そして進化する力を強調しています。過去の成果と現代の志を結びつけることで、フォスター+パートナーズ|Civic Visionは、今日そして未来の都市に対する新たな視点を喚起することを目指しています。

【ap job更新】 “これまで見たことのない風景”を建築として具現化する「石上純也建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 “これまで見たことのない風景”を建築として具現化する「石上純也建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 “これまで見たことのない風景”を建築として具現化する「石上純也建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者)を募集中House & Restaurant

“これまで見たことのない風景”を建築として具現化する「石上純也建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

石上純也建築設計事務所では、業務拡大に伴い新規スタッフを募集します。

弊社の作品は、これまで見たことのない風景を建築として具現化します。さまざまなことを建築のアプローチで探求し、建築の常識を超えた解を導き出します。

国内外で多数のプロジェクトが進行中で、大小さまざまな規模を横断した設計の経験が可能です。プロポーザルへの参加も積極的に行っています。やる気と熱意に溢れる方の入社を心待ちにしております。

渡部光樹+渡部梨華 / Wによる、秋田の「大館の住宅」。地方部の“建ち方”にも向き合った計画。集団規定の影響を殆ど受けない与件に対し、外部空間に対して“自覚的な在り方”の建築を志向。敷地を囲む様に量塊を配置して“性質の異なる二つの中庭”を設ける構成を考案
渡部光樹+渡部梨華 / Wによる、秋田の「大館の住宅」。地方部の“建ち方”にも向き合った計画。集団規定の影響を殆ど受けない与件に対し、外部空間に対して“自覚的な在り方”の建築を志向。敷地を囲む様に量塊を配置して“性質の異なる二つの中庭”を設ける構成を考案外観、西側の道路より見る。 photo©コンドウダイスケ
渡部光樹+渡部梨華 / Wによる、秋田の「大館の住宅」。地方部の“建ち方”にも向き合った計画。集団規定の影響を殆ど受けない与件に対し、外部空間に対して“自覚的な在り方”の建築を志向。敷地を囲む様に量塊を配置して“性質の異なる二つの中庭”を設ける構成を考案1階、玄関側からダイニングとキッチンを見る。 photo©コンドウダイスケ
渡部光樹+渡部梨華 / Wによる、秋田の「大館の住宅」。地方部の“建ち方”にも向き合った計画。集団規定の影響を殆ど受けない与件に対し、外部空間に対して“自覚的な在り方”の建築を志向。敷地を囲む様に量塊を配置して“性質の異なる二つの中庭”を設ける構成を考案1階、「掘込リビング」から開口部越しに中庭1を見る。 photo©コンドウダイスケ
渡部光樹+渡部梨華 / Wによる、秋田の「大館の住宅」。地方部の“建ち方”にも向き合った計画。集団規定の影響を殆ど受けない与件に対し、外部空間に対して“自覚的な在り方”の建築を志向。敷地を囲む様に量塊を配置して“性質の異なる二つの中庭”を設ける構成を考案中庭1 photo©コンドウダイスケ

渡部光樹+渡部梨華 / Wが設計した、秋田・大館市の「大館の住宅」です。
地方部の“建ち方”にも向き合った計画です。建築家は、集団規定の影響を殆ど受けない与件に対し、外部空間に対して“自覚的な在り方”の建築を志向しました。そして、敷地を囲む様に量塊を配置して“性質の異なる二つの中庭”を設ける構成を考案しました。

秋田県大館市の主要駅、大館駅のほど近く。
かつて鉱山で栄えた街であるが、閉山と共に時が止まったかのように、昭和レトロな廃屋が遺跡のようにぽつぽつと建っている。当敷地の周りにも空き家や空き地が目立ち、ゆったりとした、と言うよりも、散漫な風景が広がっているように感じられた。

建築家によるテキストより

このような場所に、どんな建ち方がふさわしいだろうか。
地方部での住宅は都心部の狭小地と違って、斜線制限や採光、建蔽率容積率などといった集団規定の影響をほとんど受けない。そのためその建ち方は比較的自発的なものとなる。言い換えるとそれは、外部空間をどうつくるか、ということでもある。ここでは、外部空間が無自覚な在り方をしていては、たちまちこの寂しい風景の中へ霧散してしまうように思えた。

施主の要望の、プライバシーを守りつつ使える外部空間が欲しいということも踏まえて、敷地をぐるりと取り囲むように建物を配置した中庭形式をとることで、内外に濃密な生活環境を整えたいと考えた。

建築家によるテキストより

まず敷地の真ん中に中庭を据える。
敷地は東西20m、南北10mほどの大きさである。採光を最大限確保するため、居住棟を北側に寄せ2階建とし、南側には水回りを配してコンパクトな平屋建とした。

そして、南北の棟をつなぐブリッジをリビングとした。
リビングは中庭を横断し、分断する。東西にそれぞれ性質の異なる、二つの中庭が生まれた。

一つは、玄関ポーチやカーポートからアクセスできる、割とオープンな中庭。
客人を迎え入れる“閾”の場でもある。少しずつ植物を植えて育てていき、いずれは緑豊かな居場所となる。

もう一つは、屋根(ピロティ)がかかり、半室内的に使えるひっそりとした中庭。
キッチンのそばに設けているので、家族だけで食事したり、お茶してくつろいだりできる。どちらもプライベート性は確保しながら完全には閉じることなく、周囲の環境と緩やかな関わりを持たせている。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/10/20-10/26]
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/10/20-10/26]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/10/20-10/26)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. フォスター+パートナーズによる、ニューヨークの「270パーク・アベニュー」。JPモルガンのグローバル本社ビル。独特なカンチレバー構造で広い公共空間と視界の抜けを確保し、ウェルビーイングに重点を置いた換気や照明の計画も実施。全体の多様なアクティビティは“都市の中の都市”を意図
  2. 35歳以下の若手建築家による展覧会「Under 35 Architects exhibition 2025」。藤本壮介が審査して選出した建築作品を展示。若手建築家の発表機会の創出と日本建築の可能性の提示を趣旨として開催
  3. 黒川智之建築設計事務所による、東京・渋谷区の「広尾の集合住宅」。“成熟した住宅地”での計画。都市の密度と良好な住環境の両立を求め、“雁行する平面”と“壇状の断面”でヴォリュームを分節する建築を考案。採光や眺望などの空間的豊かさを創出しつつ周辺への圧迫感も軽減
  4. 浜田晶則建築設計事務所による、山梨の「大法師山の立体格子」。街と山々を臨む“ひな壇状”の土地に建つ社屋。“自然と一体となる思想”を持つ伝統構法の“懸造”を参照し、木組の土台を全体に拡張した“立体格子”の建築を考案。幾重に重なる軸組の層が空間に奥行きをもたらす
  5. フォスター+パートナーズによる、東京の店舗「アップル銀座店」。都市の主要なショッピングストリートでの計画。伝統的な日本建築を参照し、“均一な構造グリッド”の外観と“温かみある木製パネル”の内観を特長とする建築を考案。自動調整式のルーバーで快適な環境も生み出す
  6. ヘザウィック・スタジオによる、韓国・ソウルの「サウンドスケープ」。人工島を再構想する計画。国の音楽を称えると共に探索できる“地形”の創出を目指し、音波のパターンと都市を囲む山岳風景から着想した“高架トレイル”を備えた空間を考案。誰もが楽しめる公共性の高い場所を意図
  7. 坂牛卓+中川宏文 / D.A.による、山梨の「富士山ジビエセンター」。野生鹿の処理加工と加工品の販売を行う施設。両者機能の共存を求め、処理加工機能を収めた切妻の量塊の周りにランドスケープと店舗に繋がる“裳階”を配する建築を考案。見学窓や展示などでジビエ文化の教育も担う
  8. MADによる、中国・深センの、テンセントの新社屋。世界的なIT企業の80ha超のキャンパス内での計画。企業の目標である“持続可能性”等に応える為、地上レベルを公共空間としても開放する“高床式”の建築などを考案。2025年までに竣工して使用開始を予定
  9. 成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・杉並区の集合住宅「Nishiogi comichi terrace」。細い道が縦横に通り緑溢れる住宅街に計画。“地域の成立ちに近い状況”の創出を求め、敷地を横断する“こみち”を内包した23住戸の建築を考案。こみちと各玄関の間の“細やかなレイヤー”設定で自然な関係も構築
  10. 吉岡徳仁による、東京・南青山の店舗「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE / AOYAMA」。ブランドを象徴する製品を販売する店。デザイナーが取り組んできた“アルミニウムで覆われた空間”に、ガラスを融合させて“透明感のある空間”を構築。プリーツを絵画の様に飾る“プリーツウォール”も考案
  11. 中村拓志&NAP建築設計事務所による、千葉・木更津市の「地中図書館」。農業生産法人が運営する施設内での計画。植物や微生物の反映の下にある“慎ましい”存在を求め、大地の下の“やすらかな居場所”を志向。大地と人間の叡智に包まれながら“地球を想う”図書館をつくる
  12. 内藤廣による講演会が、全国建設業協同組合連合会の主催で開催。会場は、東京・千代田区の如水会館。参加費無料(要事前申し込み)
  13. 吉田昌弘 / KAMITOPENによる、千葉市の店舗「Hyex 海浜幕張店」。“街かど高地トレーニング”をうたうジム。低酸素ルームで運動する施設として、パフォーマンス向上の為に“空気”のデザインを志向。空の様な“青色”の空間から血液の様な“赤色”の主空間に移行する構成を考案
  14. 妹島和世の企画監修による、東京の名住宅建築を見学できる「TOKYO HOUSE TOUR」が開催。東孝光の「塔の家」、伊東豊雄の「花小金井の家」「小金井の家」が対象。アートウィーク東京の一環として実施
  15. 「くまもとアートポリス 御船町中山間地域拠点」設計プロポで、宮本佳明が最優秀賞に選定。二次審査には、百枝優+山根製作所JV、メグロ建築研究所、Sai・Hima・Dix JV、芦澤竜一が名を連ねる。各者の提案書の画像も公開
  16. OMA / 重松象平の建築デザインによる、東京の複合商業施設「原宿クエスト」が9月11日にオープン。“二面性”をコンセプトとし、原宿と表参道という異なる個性の街を繋ぐ空間を志向。設計・監理にはNTTファシリティーズが参画
  17. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、台湾の「淡江大橋」の建設が進行中。地域の交通ネットワークの改善の為に計画。河岸の眺望や河床への影響を抑える為に、高さ200mのコンクリート製マストで支える構造を考案。2026年5月の開通に向けて様々な工事や試験が続く
  18. 【ap job更新】 大型邸宅を中心に、提案の“3D化”を重視して活動する「TAADS建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
  19. 藤本壮介による講演「Between Nature and Architecture」の動画。芝浦工業大学で2025年10月に行われたもの
  20. SANAAによる、台湾の「Taichung Green Museumbrary」が2025年12月にオープン。旧軍用空港跡地の公園内に計画された美術館と図書館を統合した施設。軽やかで開かれた存在を目指し、アルミとガラスの二重構造のファサードで地上レベルに全方向からアクセス可能な公共広場を備えた建築を考案

堀部安嗣による講演「これからの住まいと建築」の動画。2025年10月に行われたもの 35歳以下の若手建築家による展覧会「Under 35 Architects exhibition 2025」。藤本壮介が審査して選出した建築作品を展示。若手建築家の発表機会の創出と日本建築の可能性の提示を趣旨として開催
35歳以下の若手建築家による展覧会「Under 35 Architects exhibition 2025」。藤本壮介が審査して選出した建築作品を展示。若手建築家の発表機会の創出と日本建築の可能性の提示を趣旨として開催全体風景 photo©成定由香沙
35歳以下の若手建築家による展覧会「Under 35 Architects exhibition 2025」。藤本壮介が審査して選出した建築作品を展示。若手建築家の発表機会の創出と日本建築の可能性の提示を趣旨として開催全体風景 photo©成定由香沙
35歳以下の若手建築家による展覧会「Under 35 Architects exhibition 2025」。藤本壮介が審査して選出した建築作品を展示。若手建築家の発表機会の創出と日本建築の可能性の提示を趣旨として開催全体風景 photo©成定由香沙

35歳以下の若手建築家による展覧会「Under 35 Architects exhibition 35歳以下の若手建築家による建築の展覧会2025」です。
藤本壮介が審査して選出した建築作品を展示しています。若手建築家の発表機会の創出と日本建築の可能性の提示を趣旨として開催されます。出展者は、石田雄琉+房川修英上田満盛+大坪良樹上野辰太朗工藤希久枝+工藤浩平(KKALA)、下田直彦田代夢々成定由香沙です。
会場は、大阪市のうめきたシップホール。会期は2025年10月27日まで。展覧会の公式サイトはこちら

「Under 35 Architects exhibition 35歳以下の若手建築家による建築の展覧会2025」を、今秋、大阪駅前・うめきたシップホールにて開催します。

これからの活躍が期待される35歳以下の出展候補者を全国から募り、ひと世代上の建築家である「藤本壮介」の厳正な審査を経て選出された建築作品の展覧会です。また、その出展作品の中から優秀な作品を選出し、Under 35 Architects exhibition 2025 Gold Medal賞とSilver Medal賞(新設)を授与します。

本展は、これからの活躍が期待される若手建築家に発表の機会を与え、日本の建築の可能性を提示し、建築文化の今と未来を知る最高の舞台となるでしょう。

リリーステキストより
弊サイトの規約改定のお知らせ

弊サイトの規約を2025年11月4日に改定いたします。

・メディアの実際の運用とあわせた変更(投稿規約 第3条8項、9項、10項)
・重複していた条項の削除及び追記(利用規約 第1条1項、投稿規約 第3条6項)

以上となります。

引き続き、弊サイトをどうぞよろしくお願いいたします。

アーキテクチャーフォト編集部

内藤廣による講演会が、全国建設業協同組合連合会の主催で開催。会場は、東京・千代田区の如水会館。参加費無料(要事前申し込み)
内藤廣による講演会が、全国建設業協同組合連合会の主催で開催。会場は、東京・千代田区の如水会館。参加費無料(要事前申し込み) image courtesy of 全国建設業協同組合連合会

内藤廣による講演会が、全国建設業協同組合連合会の主催で開催されます。
会場は、東京・千代田区の如水会館です。開催日は、2025年11月20日(木)15:00~参加費無料。(※要事前申込 / 定員になり次第締切)。申込は、こちらの書類に記載の上、メール(PDF、JPG、スマホ写真 可)もしくはFAXにて送付ください(送付先 MAIL:jimukyoku@zenkenkyoren.or.jp FAX:03-3553-0805)。【ap・ad】

全建協連では、令和7年11月20日15時から如水会館において、「全建協連フォーラム」を開催いたします。
フォーラムでは、建築家の内藤廣氏を招き講演会を行います。

リリーステキストより

【内藤 廣(ないとう ひろし)氏】
建築家・東京大学名誉教授・多摩美術大学学長 1950年生まれ。
早稲田大学大学院修士課程修了後、フェルナンド・イゲーラス建築設計事務所、菊竹清訓建築設計事務所を経て、1981年内藤廣建築設計事務所を設立。
2001~11年東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻において教授、東京大学にて副学長を歴任。2023年4月から多摩美術大学学長。
主な建築作品に、海の博物館、牧野富太郎記念館、島根県芸術文化センター、とらや赤坂店、高田松原津波復興祈念公園 国営 追悼・記念施設、京都鳩居堂、東京メトロ銀座線渋谷駅、紀尾井清堂など。

リリーステキストより

以下に、詳しい情報を掲載します

【ap job更新】 大型邸宅を中心に、提案の“3D化”を重視して活動する「TAADS建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
【ap job更新】 大型邸宅を中心に、提案の“3D化”を重視して活動する「TAADS建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
【ap job更新】 大型邸宅を中心に、提案の“3D化”を重視して活動する「TAADS建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中

大型邸宅を中心に、提案の“3D化”を重視して活動する「TAADS建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

TAADS建築設計事務所は、湘南を拠点とし、関東近郊の大型邸宅を中心に、店舗・飲食店・オフィス等、様々な建物・空間の設計を行う建築設計事務所です。

デザインを通して、日常を「楽しく・美しく・より豊かにすること」をコンセプトに、建築を手がけています。
住まい手・使い手の立場になりながら物事を考え、楽しみや夢を実現させるため、チーム内に限らず関わる全ての人とのコミュニケーションをとても大切にしながら設計活動を行っています。

当事務所では、基本設計~実施設計~現場監理まで、プロジェクトに一貫して関わることができますので、日々の成長を実感しながら働くことができる環境です。細かい家具の製作から、専門的な知識が必要な設備関係、プレゼンテーションに必要な3Dデザインのスキル等、ほとんどの業務を自社設計で行っているため、多岐に渡り学びながら働くことができます。

また、外国人のクライアントにも対応しているため、普段関われないような規模・内容の設計業務に携われることも特徴の一つです。

設計事務所の有り方についても、単純に個人間の設計依頼だけでなく、企業からも設計依頼が多く来るようになり、以前より個人事務所が持てる力を発揮しやすい時代になってきたと実感しています。

働き方も多様性が求められる時代に入ってきましたので、各自の状況を踏まえて、テレワーク等も柔軟に対応しています。

従来の設計事務所のようなハードな環境ではなく、やる時は真剣に、休む時は目いっぱい休めるように、きちんとライフワークバランスを整えられるよう、働き方をコントロールしています。

建築が大好きで前向きな方、独立志望の方や、長く働いていきたい方、ぜひご応募ください。心よりお待ちしております。

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、台湾の「淡江大橋」の建設が進行中。地域の交通ネットワークの改善の為に計画。河岸の眺望や河床への影響を抑える為に、高さ200mのコンクリート製マストで支える構造を考案。2026年5月の開通に向けて様々な工事や試験が続く
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、台湾の「淡江大橋」の建設が進行中。地域の交通ネットワークの改善の為に計画。河岸の眺望や河床への影響を抑える為に、高さ200mのコンクリート製マストで支える構造を考案。2026年5月の開通に向けて様々な工事や試験が続く photo©Paddy Chao
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、台湾の「淡江大橋」の建設が進行中。地域の交通ネットワークの改善の為に計画。河岸の眺望や河床への影響を抑える為に、高さ200mのコンクリート製マストで支える構造を考案。2026年5月の開通に向けて様々な工事や試験が続く photo©Paddy Chao
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、台湾の「淡江大橋」の建設が進行中。地域の交通ネットワークの改善の為に計画。河岸の眺望や河床への影響を抑える為に、高さ200mのコンクリート製マストで支える構造を考案。2026年5月の開通に向けて様々な工事や試験が続く photo©Paddy Chao
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、台湾の「淡江大橋」の建設が進行中。地域の交通ネットワークの改善の為に計画。河岸の眺望や河床への影響を抑える為に、高さ200mのコンクリート製マストで支える構造を考案。2026年5月の開通に向けて様々な工事や試験が続く photo©Paddy Chao

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、台湾の「淡江大橋」の建設が進行中。
地域の交通ネットワークの改善の為に計画されました。建築家は、河岸の眺望や河床への影響を抑える為に、高さ200mのコンクリート製マストで支える構造を考案しました。そして、2026年5月の開通に向けて様々な工事や試験が続いています。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

淡江大橋、2026年5月12日に開通へ
淡水河

淡江大橋の鋼製デッキの最後の部分が設置され、淡水河河口の東岸と西岸が初めて接続されました。橋の建設におけるこの重要な節目を経て、2026年5月12日の開通日が確定しました。

台北を流れる淡水河の河口に架かる淡江大橋は、世界最長の単塔非対称斜張橋であり、この地域の包括的なインフラ整備計画にとって不可欠です。

来年5月の開通により、この橋は、川の東岸にある高速道路2号線と、西岸にある高速道路15号線、西部濱海高速公路(61号線)、および八里新店高速公路(64号線)を結ぶことで、地域の道路における通過交通の混雑を緩和します。

淡江大橋は、上流5kmにある現行の關渡大橋の交通量を減らすことで、北部沿岸の交通ネットワークを大幅に改善し、淡水区、新北市の林口区、台北市中心部および新北市、さらに桃園国際空港や台北港との移動をより容易にします。歩行者および自転車専用レーンを備えたZHAの設計は、将来的に淡水河を横断する淡海ライトレールの拡張にも対応しています。

淡水河の河口は重要な自然生態系であり、東側には淡水の市街地が、西側には八里の市街地が広がっています。この河口は、夕日を眺めるために住民や観光客が集まる人気のレクリエーションスポットとなっています。

夕日の眺望を損なわずに構造性能を最適化するように設計された彫刻的な高さ200メートルのコンクリート製マストは、過酷な気象条件や地震時にも橋の中央スパン450メートルを安全に支えられるよう、可能な限り細く設計されています。

河口の詳細な3Dモデリングとマッピングによって定められた、橋の彫刻的なマストの川内での位置と、橋桁の水面からの高さは、河川航行船舶の安全な通行を確保し、川沿いの人気の展望地点からの夕日の眺望を妨げないように計算されています。

単一マストの設計は、河口の生態系を保護するために策定された厳格な計画に沿って、河床への構造物の影響も軽減しています。

橋の構造部が完成したことに伴い、建設チームは路面へのアスファルト舗装、照明、遮音壁、付帯設備の設置を開始し、ケーブルの張力調整や構造荷重試験も、2026年5月12日の開通に向けて実施する予定です。

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