様々な建築家にも信頼される写真家ゴッティンガムが、法律家・水野祐のサポートを得て制作した契約書についての記事「創造性を高める契約書 〜 写真家ゴッティンガムが示す共同著作のビジョン」が、期間限定で無料公開されています。無料公開は2020年8月6日12時まで。それ以降は(2020年11月まで)こちらのサイトで生原稿を購入することで閲覧可能です。なお弊サイトのGottinghamのタグからも建築写真の作品を閲覧可能です。
remarkable archive
デパートメント・オブ・アーキテクチャー(Department of ARCHITECTURE)が設計した、タイの、敷地の歴史を参照した赤い切妻屋根を持ち、コモングラウンドと呼ばれる大きなパブリックスペースを持つ商業施設「The Commons Saladaeng」の写真と図面が22枚、archdailyに掲載されています。施設の公式サイトはこちら。
オープンボックス・アーキテクツとオープンボックス・グループによる、タイの太陽エネルギー企業の為に作られた、ソーラーパネルを彫刻的な形状にデザインした屋根を持つ駐車場「Power Wing Parking」の写真と図面が25枚、archdailyに掲載されています。本社オフィスの象徴的なランドマークを設計するという目的があったのだそう。
アトリエ・FCJZが設計を手掛けた、中国・重慶市の歴史保存地区に建つ、19世紀建設の商社の倉庫や事務所8棟を改修・一部建替え、教育施設に転用するプロジェクト「Forbidden City College, Chongqing」の写真と図面が37枚、archdailyに掲載されています。アトリエ・FCJZを主宰するユン・ホ・チャン(Yung Ho Chang)はMITの教授も務める人物。
青木淳・昭和設計共同体が最適候補者に選ばれた、長野の「松本平広域公園陸上競技場」設計プロポーザルの提案書が公開されています。
松本平広域公園陸上競技場整備事業基本設計業務の最適候補者が推薦されました。
令和2年7月24日(金曜日)の審査委員会(二次審査)において同委員会から最適候補者が推薦されました。
最適候補者
青木淳・昭和設計共同体
その他の二次審査参加者(一次審査書類受付順)
環境デザイン・林魏・倉橋建築設計共同体
株式会社槇総合計画事務所
一次審対象者の提案書も併せて公開されています(一次審査提案書)。
- 環境デザイン・林魏・倉橋建築設計共同体
- 株式会社槇総合計画事務所
- 有限会社SANAA事務所
- 株式会社伊東豊雄建築設計事務所
- 環境設計研究所山田建築設計室設計共同体
- 株式会社隈研吾建築都市設計事務所
- 青木淳・昭和設計共同体
※久米・内藤廣・E-DESIGN設計共同体の提案書は公開されていません。
フランキー・パパス(Frankie Pappas)が設計した、南アフリカ共和国の森林地帯の中に建つ、特殊な敷地環境に合わせた特異な形状が印象的な住宅「HOUSE OF THE BIG ARCH」の写真と図面が14枚、dezeenに掲載されています。
ミース・ファン・デル・ローエ設計のファンズワース邸の施主(エディス・ファーンズワース)に焦点を当て、当時の生活の様子を資料から再現したインスタレーションが企画「Edith Farnsworth Reconsidered」の一環として公開されていて、dezeenに写真が15枚掲載されています。近代建築の伝説的住宅という視点ではなく、施主が暮らした住宅としてのファンズワース邸を見せるという趣旨のようです。またこちらのページでファンズワース邸公式でVRにてその様子も公開されています。
チリの建築界で様々な要職を務めた建築家クリスティアン・ボサ(Cristian Boza)が、1997年に自身と家族の為に完成させた、チリの海岸沿いの週末住宅「Los Vilos House」の現在の様子を捉えた写真と図面が11枚、dezeenに掲載されています。こちらのwikipediaページ(スペイン語)に経歴が掲載されています。
コロナ禍で東京に長期滞在している、OMAの重松象平に、都市の変化に関する考察などを聞いているインタビューが、wired.jpに掲載されています。リンク先の記事タイトルには福岡の文字が入っていますが、全体構成としては、コロナ禍での都市の在り方等を聞いている内容です。
畑友洋建築設計事務所のウェブサイトに、兵庫・神戸市の、地下広場の改修「三宮プラッツ」の写真が14枚掲載されています。
神戸市の中心市街地である三宮駅南に位置する地下広場の改修。2017年プロポーザルにより選定されました。これまでストリートライブやマルシェなどに活用されてきたこの地下広場は、地下である場所性や雨天時の利用の難しさ、既存構造の老朽化などによって利用の幅が限定されていました。
私たちは、この広場を形成する大階段を拡幅し、大きな谷地形を整理し、その上に広場での活動を映し出す鏡面の屋根を提案しました。この屋根は小さな三角形の集合による多面体とすることで、広場での動きやものを万華鏡のように映し出すとともに、音を偏りなく拡散する音響反射板として機能させることを考えました。
全体としてHPシェル形状の鋼板構造とすることで、複雑な形状でありながら全体に安定した架構となり、とても薄く軽やかな屋根として実現しました。
三宮の旧市街である旧居留地の玄関口に位置し、軽やかに湧き上がる銀色の雲のような屋根は地下広場の活動を地上に拡散する街のゲートとなるよう計画しています。
遠藤克彦建築研究所が設計を進めている、茨城の「大子町新庁舎」の基本設計図書(概要版)がPDFで公開されています。プロポーザルが行われ2018年6月に、遠藤が最優秀者に選出されていました。
公開にあたり遠藤がfbに、同建築への思いを綴っていました。
マル・プラス・アスク(mar plus ask)が設計した、スペイン・マヨルカ島の、山岳地帯の敷地に馴染むようにデザインされた住宅「the olive houses」の写真が15枚、designboomに掲載されています。
フエルテスペネード・アルキテクトス(fuertespenedo arquitectos)による、スペイン・ミラフローレスの、集落の慣習に沿って建てられた既存建物を、そのルールを踏襲しつつも現代的な価値観を持ち込んだ住宅の改修「Rehabilitation of a Single-Family Home in Miraflores」の写真と図面が37枚、archdailyに掲載されています。
西沢立衛の設計で2019年に完成した、チリの海岸沿いに建つ週末住宅「House in Los Vilos」の写真と図面が10枚、dezeenに掲載されています。オチョアルクーボと名付けられた建築プロジェクトの一環として建てられたもので、プロジェクトの公式サイトにも写真が28枚掲載されています。2019年1月時点での現場の様子を弊サイトでも紹介していました。
プロジェクトのfbアカウントにも写真が投稿されています。