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妹島和世と原研哉が2022年3月に行った対話「コロナ禍におけるMUSEUM(箱物施設)の存在意義とは」の動画 妹島和世に、“建築家をめざした理由”などを聞いているインタビュー動画 スノヘッタによる、ノルウェーの、インスタレーション「Traelvikosen」のタイムラプス動画

スノヘッタによる、ノルウェーの、インスタレーション「Traelvikosen」のタイムラプス動画です。
著名な観光道の海岸に設置されました。建築家は、自然への深い理解を促す事を求めて、海に向かう“55個の飛び石”からなる作品を考案しました。それは、潮の満ち引きにより刻一刻と新たな表情を見せます。アーキテクチャーフォトでは本作品を特集記事としても紹介しています。

トーマス・へザウィックが、2022年にTEDで行った講演「退屈な建築の台頭と、人間味あふれる建築の事例」の動画(英語字幕付)

トーマス・へザウィックが、2022年にTEDで行った講演「退屈な建築の台頭と、人間味あふれる建築の事例(The Rise of Boring Architecture — and the Case for Radically Human Buildings)」の動画です。英語字幕付です。

(翻訳)
ビルの凸凹はどこへ行ったのか?都市建築はいつからこんなに退屈になったのでしょうか。デザイナー、トーマス・ヘザウィックは、なぜ都市には刺激的な建築が必要なのか、単調な都市生活から抜け出す方法を提案します。──そして、何世紀にもわたって人々に愛され続ける、魂のこもった建築物で満たされた都市のヴィジョンを提示します。

(原文)
Where did all the lumps and bumps on buildings go? When did city architecture become so … dull? Here to talk about why cities need inspiring architecture, designer Thomas Heatherwick offers a path out of the doldrums of urban monotony — and a vision of cities filled with soulful buildings that people cherish for centuries.

ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ロンドンの「Tree of Trees」の動画

ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ロンドンの「Tree of Trees」の動画です。
エリザベス女王の在位70周年記念行事の為に計画されました。デザイナーは、世界中で植樹を行ってきた女王を称える為に、350本の樹木を用いた高さ21mの彫刻を考案しました。また、アルミ製の鉢と樹木は記念祭後に全国の植樹家達に贈呈されます。アーキテクチャーフォトでは、本作品を特集記事としても紹介しています。

また、以下に、施工風景を収めたタイムラプス動画も掲載します。

ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ウェストサセックスの温室「kinetic Glasshouse」の動画

ヘザウィック・スタジオによる、イギリス・ウェストサセックスの温室「kinetic Glasshouse」の動画です。
新しく作られた庭園に据えられた施設です。デザイナーは、機能性と庭の魅力的な装飾を目指し、スチール製の“がく”が開閉して植物の環境を調整する建築を考案しました。そして、時々の状態によって宝石や王冠の様にも見える事も意図されました。
アーキテクチャーフォトでは、本作品を特集記事としても紹介しています。

末光弘和+末光陽子 / SUEP.が、ギャラリー・間での自身の建築展「Harvest in Architecture」について解説している動画

末光弘和+末光陽子 / SUEP.が、TOTOギャラリー・間での自身の建築展「Harvest in Architecture 自然を受け入れるかたち」について解説している動画です。アーキテクチャーフォトでは、展覧会の様子を特集記事として紹介しています。

SUEP.の特徴は、建築を地球環境における生命活動を促す媒体として位置づけようとする思想にあります。
彼らは地勢、水脈、植生、生態系などに着目し、自然環境にある風・熱・水などの働きをシミュレーションして設計の起点とすることで、建築を媒介した資源の循環システムを構築しています。自然に対して建築が寛容なアプローチをすることで、自然の恵みを得るとともに、それが持続できる社会を目指しています。また建物の居住性能を上げるという機能面はもちろん、住まう人、使う人たち、地域の人たちが、その循環の一員として参加する喜びを分かち合えることも大切にしています。

本展のタイトル「Harvest in Architecture」には、私たちが日々地球の恵みを受け取れることへの感謝と、それを継続するために行う努力への決意が込められています。展覧会では、彼らが行ってきたリサーチや検証と、それらがどのようなかたちで建築の循環システムに結実してきたかが明かされます。

彼らの取り組みは、建築が地球とつながり、未来を拓くためのチャレンジの連続といえます。人間が地球の恵みを一方的に搾取するのではなく、自然との共生により豊かな恵みが続いていく、そのために建築家として果たすべき役割は何か。本展覧会を通して、彼らの思考と試行の全貌をご覧いただきます。

国立西洋美術館の主催で行われたレクチャー「ル・コルビュジエと国立西洋美術館」の動画

国立西洋美術館の主催で行われたレクチャー「ル・コルビュジエと国立西洋美術館」の動画です。3部構成で、1、2部では国立文化財機構 東京文化財研究所文化遺産国際協力センターの西和彦のレクチャー、3部では西和彦と松隈洋が出演し「ル・コルビュジエと3人の日本人建築家」のテーマで対談が行われています。2025年1月31日までの期間限定公開。

乾・RING・フジワラボ・o+h・吉村設計共同体が手掛ける「京芸銅駝移転プロジェクト」について、設計や機運醸成に関わるメンバーが解説を行う動画

乾・RING・フジワラボ・o+h・吉村設計共同体が設計を手掛ける「京芸銅駝移転プロジェクト」について、設計や機運醸成に関わるメンバーが解説を行っている動画です。2020年に公開された実施設計概要はこちら(PDF)

2023年度に予定している京都芸大と銅駝美術工芸高校の京都駅東部エリアへの移転整備工事において,設計を担当している関係者からなる「京芸JV,リサーチ・機運醸成チーム」の皆さまによる講義です。設計等を担当したご本人達に,設計コンセプト等についてお話しいただきました。(2022年6月公開)

・テーマ:「メンバーが語る、京芸銅駝移転プロジェクト」
・講師:京芸JV,リサーチ・機運醸成チーム(移転整備工事設計者等)

ザハ・ハディド・アーキテクツがコンペで勝利した、中国の「精河新城文化芸術センター」の動画

ザハ・ハディド・アーキテクツがコンペで勝利した、中国の「精河新城文化芸術センター」の動画です。
科学技術ハブとして発展する都市に計画されました。建築家は、地域の蛇行する渓谷を想起させる形態を考案しました。建築が街を繕うように異なる用途の地区を結び付け人々を集める事も意図されました。アーキテクチャーフォトの特集ページに、画像や文章を掲載しています。

ザハ・ハディド事務所による、中国の「精河新城文化芸術センター」。科学技術ハブとして発展する都市に計画。地域の蛇行する渓谷を想起させる形態を考案。街を繕うように異なる用途の地区を結び付け人々を集める
ザハ・ハディド事務所による、中国の「精河新城文化芸術センター」。科学技術ハブとして発展する都市に計画。地域の蛇行する渓谷を想起させる形態を考案。街を繕うように異なる用途の地区を結び付け人々を集める image©ATCHAIN
ザハ・ハディド事務所による、中国の「精河新城文化芸術センター」。科学技術ハブとして発展する都市に計画。地域の蛇行する渓谷を想起させる形態を考案。街を繕うように異なる用途の地区を結び付け人々を集める image©ATCHAIN
ザハ・ハディド事務所による、中国の「精河新城文化芸術センター」。科学技術ハブとして発展する都市に計画。地域の蛇行する渓谷を想起させる形態を考案。街を繕うように異なる用途の地区を結び付け人々を集める image©ATCHAIN

ザハ・ハディド・アーキテクツがコンペに勝利した、中国の「精河新城文化芸術センター」です。
科学技術ハブとして発展する都市に計画されました。建築家は、地域の蛇行する渓谷を想起させる形態を考案しました。建築が街を繕うように異なる用途の地区を結び付け人々を集める事も意図されました。

こちらはリリーステキストの翻訳

ザハ・ハディド・アーキテクツが精河新城文化芸術センターを設計

ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)は、精河新城文化芸術センターのデザインコンペティションで勝利しました。

精河新城は、中国陝西省西安の北に位置する科学技術ハブとして発展しています。新しい科学研究機関に支えられ、環境への配慮から、新エネルギーや新素材、人工知能、航空宇宙を中心とした産業開発の中心地となりつつあります。

陝西省の山々と風景の中を流れる精河の蛇行した渓谷をイメージした精河新城文化芸術センターは、市の精河湾学術科学技術革新地区に位置しています。

このセンターのデザインは、市の既存の都市マスタープランと絡み合い、精河大通りの北側にある新しいマルチメディアライブラリーと、南側にある新しい舞台芸術劇場、多機能ホール、スタジオ、展示ギャラリーを、8車線の大通りの下にある高架の中庭、庭園、小道でつないでいます。

なだらかなスロープは、この地区の高架歩道のネットワークへのゲートウェイとなり、センターは街を縫うように商業・住宅地区と南の公園や川を結び、同時に街の人々をビルの中心に集め、地下鉄の計画駅に直接アクセスすることができます。

この設計は、中庭や風景と相互接続する一連の流れるようなヴォリューム、層、表面として構成され、地域社会のための一連の内部および外部の文化・レクリエーション空間を定義しています。

宇野友明が、2022年6月にデルフト大学で行った講演「Architect Freedom」の動画(日本語)

宇野友明が、2022年6月9日にデルフト大学で行った講演「Architect Freedom」の動画です。日本語で収録されたものに英語字幕がついています。宇野の事務所や手掛けた建築の中で語られています。

(翻訳)
日本の愛知県に生まれた宇野友明は、1990年に名古屋に事務所を開設し、洗練された美意識と構造・素材に対する卓越した感性で、数多くの美しい建築を生み出してきました。住宅建築からプロダクトデザインまで、さまざまなプロジェクトを手がけ、厳選された職人たちと密接に連携し、すべての建築を手作業で作り上げています。12年前には、事務所設立20周年を記念して、西澤豊氏の撮影による写真集『Visible Invisible』を出版。最近では、ポルトガルの出版社AMAGが、このオフィスの特集を組みました。

(原文)
Born in Aichi Prefecture, Japan, Tomoaki Uno opened his office in Nagoya in 1990 and has created many beautiful architectures with a refined aesthetic and an exceptional sensitivity to structure and materials. The studio works on a range of projects, from residential architecture to product design, working closely with a carefully selected group of artisans to create all the architecture by hand. Twelve years ago, he published the book Visible Invisible which commemorates the 20th anniversary of the office with a collection of photographs taken by Yutaka Nishizawa. More recently, the Portuguese publisher AMAG dedicated an issue to the work of the office.

藤村龍至へのインタビュー動画。東京藝大建築学科が作成したもの

藤村龍至へのインタビュー動画。東京藝大建築学科が作成したものです。

東京藝術大学建築科について紹介するインタビューシリーズ第六弾後編。建築家の藤村先生に、最近の仕事や今後の展望について聞いてみました。

Q.休みの日は何をしていますか?
Q.議論するようになったきっかけは?
Q.オフィスの好きなところはどんなところですか?
Q.スタッフは何人?
Q.仕事で最近嬉しかったことは?
Q.好きな椅子をスケッチで描くと?
Q.集合写真を撮るようになったきっかけは?
Q.SNSの使い方は?
Q.働く上で、大切にしていることはありますか?

中山英之へのインタビュー動画。東京藝大建築学科が作成したもの

中山英之へのインタビュー動画です。東京藝大建築学科が作成したものです。こちらの住戸改修作品の中で収録されたようです。

東京藝術大学建築科について紹介するインタビューシリーズ第七弾後編。建築家の中山英之先生に、実際に設計された場所であれこれ聞いてみました。

Q. この部屋の好きなところはどんなところですか?
Q.好きな椅子をスケッチで描くと?
Q.中山さんにとって建築とは?

フォレンジック・アーキテクチャーの代表 エヤル・ワイズマンへの、2022年4月に行われたインタビューの動画「過去を見つめ、未来を変革する」

フォレンジック・アーキテクチャーの代表 エヤル・ワイズマンへの、2022年4月に行われたインタビューの動画「フォレンジック・アーキテクチャーは、過去を見つめ、未来を変革する」です。動画の制作はルイジアナ美術館です。
フォレンジック・アーキテクチャーは2019年に、イギリスの権威あるアートのアワード「ターナー賞」にノミネートされるなどでも注目を集めました。こちらにも、日本語で読める紹介記事があります。

(翻訳)
「真実は誤りの中にあります」。フォレンジック・アーキテクチャーの代表、エヤル・ワイズマンに会い、彼の仕事と、世界を理解するための重要なツールとしての建築の可能性について、魅力的な詳細インタビューを行いました。

「物心ついたときから、建築家になりたいと思っていました」。イスラエルのハイファで育ったエヤル・ワイズマンは、早くから「建築の政治的意義」に対する理解を深めていました。

「近隣の地域がどのように構成されているのかがわかりました。パレスチナ人のコミュニティとユダヤ人のマジョリティの間の境界線が見えたのです」

フォレンジック・アーキテクチャーは、伝統的な建築企業とは一線を画しています。国家、警察、軍隊、企業による暴力を含む人権侵害を調査する学際的な研究グループです。建築家だけでなく、アーティスト、ソフトウェア開発者、ジャーナリスト、弁護士、アニメーターなどが参加しています。草の根活動家、国際NGO、メディア組織と協力し、政治紛争、警察の残虐行為、国境体制、環境暴力の影響を受ける人々のために調査を行っています。
フォレンジック・アーキテクチャーは、建築的なツールや方法を用いて、特定の事件を広義の空間的・建築的に分析します。3Dで視覚化しレンダリングすることで、空間を再構築するだけでなく、そこで何が起こったのかを記録するのです。
「建築とは、建物を建てることだと勘違いされています。建築はそうではありません。建築とは、その中での機能や人々のチャンネル、行動を開いたり閉じたりことによって可能になる、流動性や関係性のことなのです。建築とは、事件や出来事、その中で起こる社会的関係についてのものだと理解すれば、社会的関係や出来事をより良い方法で理解することができるようになるのです。実際、非常にユニークな方法です」と、エヤル・ワイズマンは言います。

フォレンジック・アーキテクチャーは、素材や構造物、そして人々に声を与え、それらに対して行われた犯罪の証拠を翻訳し、画像や音で語りかけることによって、その物語を広めます。暴力の事件とその目撃者が空間的に分析されるとき、それらは視覚的な形を獲得します。したがって、フォレンジック・アーキテクチャーは、空間がその中で起こる出来事にどのように感化されるかを研究する美的実践でもあります。証言の調査や表現は、出来事がどのように知覚され、文書化され、提示されるかに依存します。

「フォレンジック・アーキテクチャーの原則に『ルック・ハード・プリンシパル』と呼ばれるものがあります。今日、フォレンジック・アーキテクチャーが調査している犯罪の多くは、都市の中、建物の中で起こっているため、建築はその痕跡を保存する媒体となるのです」

犯罪や紛争に関する既成の調査方法とは異なり、フォレンジック・アーキテクチャーは、事件が起こった空間に基づいてその事件を解明するために、型破りでユニークな方法をいくつか採用しています。また、目撃者、証言、証拠といった概念や、それらの相互関係をマッピングし、理解することに多くの注意を払います。人権に関する言説の中心に位置する目撃者の証言は、法廷での口頭での証言(viva voce)以上のものである可能性があります。葉っぱ、ほこり、レンガなど、どんな物質でも証言することができるのです。

フォレンジック・アーキテクチャーは、オープンソースのデータを使い、一部は彼ら自身のデザインによる最先端の手法で分析し、物質的な証拠を調査し、その声を伝えています。3Dモデルを使用し、トラウマとなるような出来事を経験した目撃者の記憶を呼び起こすのです。その目的は、問題の事件が起こった「空間」を再構築し、この構築されたモデルの中で関連する出来事を再演することです。
最も重要な情報源は、ソーシャルメディア、ブログ、政府のウェブサイト、衛星データソース、ニュースサイトなど、公共のものであることが多い。画像、データ、証言などを駆使し、その結果をオンラインで公開する一方、一部の事例をギャラリーや博物館で展示するフォレンジック・アーキテクチャーは、その調査を新しいタイプの法廷に持ち込んでいるのです。
「私たちの仕事はケアについてです。注意を払うことです。痕跡に気づき、それを記録する能力を開発し、強化することです。しかし、それだけではありません。しかし、それだけでは不十分で、その痕跡をつなぎ合わせる必要があるのです。その意味で、私たちの仕事は探偵のようなものです。未来を変えるために過去を見るのです」

ピーター・ズントーとアーティストのオトボン・ンカンガが、2022年4月に行ったトークの動画

ピーター・ズントーとアーティストのオトボン・ンカンガ(Otobong Nkanga)が、2022年4月に行ったトークの動画です。ブレゲンツ美術館の主催で行われたものです。

(翻訳)
2022年夏、ブレゲンツ美術館は創立25周年を迎え、ヴェネチア・ビエンナーレの期間中にヴェネチアで展覧会を開催しています。
オープニング後の数日間、選ばれたアーティストとゲストによる一連のトークイベントが開催されました。初日の夜は、サン・フランチェスコ・デラ・ヴィーニャの回廊で、オトボン・ンカンガとブレゲンツ美術館を設計した建築家ピーター・ズントーが対談を行いました。

(原文)
In the summer of 2022, Kunsthaus Bregenz is celebrating its 25th anniversary and with an exhibition in Venice during the Biennale di Venezia.
In the days after the opening, a series of talks with selected artists and guests took place. On the first evening, Otobong Nkanga and KUB architect Peter Zumthor were talking in the cloister of San Francesco della Vigna.

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