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カウンタースペースのスマイヤ・ヴァリーへのインタビュー動画。2021年のサーペンタイン・パヴィリオンの設計を手掛けたヨハネスブルグを拠点とする女性建築家

カウンタースペースのスマイヤ・ヴァリーへのインタビュー動画です。2021年のサーペンタイン・パヴィリオンの設計を手掛けた南アフリカのヨハネスブルグを拠点とする女性建築家です。動画はサーペンタイン・ギャラリーが制作して公開したものです。
カウンタースペースによるサーペンタイン・パヴィリオンは、アーキテクチャーフォトでも特集記事として紹介しています。

青木淳と品川雅俊のASと昭和設計による、長野の「松本平広域公園陸上競技場」の基本設計概要を、設計者が解説している動画

青木淳と品川雅俊のAS昭和設計が設計を進めている、長野の「松本平広域公園陸上競技場」の基本設計概要を、設計者が解説している動画です。松本平広域公園陸上競技場整備事業の情報はこちらのページにまとまっています

現在、進めている松本平新陸上競技場の基本設計の説明動画です。(字幕あり)
《説明者:AS・昭和設計共同体(設計者)》
※4/24(土)に開催したタウンミーティングの動画を加工したものです。

また、以下に計画案のCG動画も掲載します。

ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展2021の企画展「How will we live together?」をキュレーションしたハーシム・サルキースへのインタビュー動画

ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展2021の「How will we live together?」をキュレーションしたハーシム・サルキースへのインタビュー動画です。タイトルは「Architecture Is A Medium That Can Make A Difference(建築は変化をもたらす媒体である)」です。企画展の様子はアーキテクチャーフォトでも特集記事として紹介しています。

オラファー・エリアソンによる、バイエラー財団での展覧会「LIFE」の夜間公開の様子を紹介する動画

アーティストのオラファー・エリアソンによる、スイス・バーゼルのバイエラー財団での展覧会「LIFE」の夜間公開の様子を紹介する動画です。制作はVernissageTVです。会期は2021年7月まで(詳細な日程は決まっていないようです)。

以下に、展覧会の画像と、オラファーによるテキストの翻訳を掲載します。より多くの写真やテキストは、アーキテクチャーフォトの特集ページに掲載しています。

ここ数年、生命を人間中心の視点ではなく、広く生物中心の視点で考える取り組みに興味を持つようになりました。展覧会を見ていると、名詞を動詞に変えたり、人間がきちんと想像できる範囲を超えた視点に気づくために、例えば、「to tree」にしてみたりしています。想像してみてください。

人間の生命は、他の哺乳類と同様に、吸って吐いて、酸素に依存しています。人類学者のナターシャ・マイヤーズやティモシー・チョイの言葉を借りれば、人生とは「共謀すること」でもあると言えます。私たちは、木と、人と、そして地球と共謀しています。

私たちの生活は、周囲の環境や、ローカルなコンテクストをはるかに超えた構造やシステムと密接に絡み合っていることを認識すると、私たちは誰もが脆弱であり、完全にコントロールできるわけではないということを学ぶのではないでしょうか。私たちは、不確実で結果がはっきりしない状況の中で行動し、交流しています。

人類学者のアンナ・L・ツェンの言葉です。
「かつては、災難は恵まれない人の運命のように思われていました。今では、私たちの生活は、たとえ今のところポケットの中が潤っていても、すべて不安定であるように思えます。」

私の作品「ライフ」、そしてバイエラー財団は、周囲の公園や都市の景観、そして地球と絡み合っており、そこで出会うすべてのものや人々を通して命を吹き込まれています。

青木淳に、建築を志した出来事・建築の面白さ・進行中のプロジェクト等について聞いている動画。自身の事務所で収録され作品の背景のエピソードも語られる

青木淳に、建築を志した出来事や建築の面白さ、進行中のプロジェクトについて、自身の事務所で聞いている動画です。青木が教鞭をとる東京芸術大学建築学科の企画で作られたものですが、そのPRに留まらない青木の率直な建築への思いを聞くことができます。

こちらはパート2の動画で進行中の模型や、最新作の「ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店」のエピソード等も語られます。

出演 青木淳
映像撮影・編集 金巻勲
企画・進行 森純平、下里杏奈
協力 株式会社AS 笹田侑志、山田悠太朗

ザハ・ハディド・アーキテクツ、ETHZ、incremental3Dが共同研究した橋「Striatus」。伝統的な石積みと先端技術を組み合わせて作られ、ヴェネチアビエンナーレで公開

ザハ・ハディド・アーキテクツETHZ(スイス連邦工科大学チューリッヒ校)のBRGincremental3Dが共同研究した橋「Striatus」です。伝統的な石積みと先端技術を組み合わせて作られ、ヴェネチアビエンナーレ国際建築展2021の期間中に実物が公開されるそうです。

こちらはリリーステキストの翻訳

スイス連邦工科大学チューリッヒ校のBlock Research Group(BRG)とZaha Hadid Architects Computation and Design Group(ZHACODE)がincremental3Dと共同で行ったプロジェクトで、Holcim社の協力を得て実現したものです。

コンクリートの新しい言語を確立したStriatusは、伝統的な石積みと先端技術を組み合わせた円形のデザインです。

幾何学的な強さ
Striatusの橋は、幾何学的な強度を達成し、補強材なしで圧縮のみで立っています。計算機による設計やエンジニアリング、ロボットによる製造などの高度な技術を用いて、伝統的な建築家の技術を蘇らせています。

円形のデザイン
Striatusは、必要な場所にのみ材料を配置するように設計されており、環境への影響を大幅に低減しています。また、補強材を使用せず、バインダーを使用しない乾式工法を採用しているため、何度でも再利用することができます。

コンクリートの新しい言語
Striatusは、構造的な情報に基づき、加工を意識し、環境に配慮したデザインで、コンクリートの可能性の世界を広げます。少ない材料でより多くのものを作るために、材料は正確に配置されています。

2021年に開催されるヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展において、欧州文化センター(ECC)が主催する「Time Space Existence」展のために制作されました。

イタリア・ヴェネツィアのGiardini della Marinaressaで近日公開予定。

MVRDVのヴィニー・マースが、オランダ・ロッテルダムの芸術収蔵庫「デポ・ボイマンス・ファン・ベーニンゲン」の内部を案内している動画

MVRDVのヴィニー・マースが、オランダ・ロッテルダムの芸術収蔵庫「デポ・ボイマンス・ファン・ベーニンゲン」の内部を案内している動画です。建物写真はアーキテクチャーフォトでも特集記事として紹介しています。

中村拓志 / NAP建築設計事務所による、2021年日本建築学会賞を受賞した「上勝ゼロ・ウェイストセンター」の動画

中村拓志 / NAP建築設計事務所による、2021年日本建築学会賞を受賞した徳島の「上勝ゼロ・ウェイストセンター」の動画です。日本建築学会賞は山田憲明と連名での受賞です。こちらのPDFに施設の概要や図面がまとまっています。ゴミ分別センターやコミュニティ機能、宿泊機能を持った公共建築です。施設の公式サイトはこちら

隈研吾への、ルイジアナ美術館によるインタビュー動画「私たちの時代の建築」。約20分の動画で日本語で語られる

隈研吾への、ルイジアナ美術館によるインタビュー動画「私たちの時代の建築(Architecture for Our Time)」です。約20分の動画で日本語で語られています。2020年5月に収録されたもののようです。

Kengo Kuma (born 1954) is considered one of the most significant contemporary Japanese architects. In 1987 he founded the Spatial Design Studio (now Kengo Kuma & Associates) and opened his Paris Studio in 2008. In 1987, he founded the Spatial Design Studio. In 1990, Kengo Kuma & Associates, his own studio was established. During the 1998–1999 academic year, he was a visiting professor at the Faculty of Environmental Information at Keio University. In 2008, Kuma earned a Ph.D. from Keio University. In October 2021 The Waseda International House of Literature (The Haruki Murakami Library) will open. Kuma is the designer of the Japan National Stadium in Tokyo which has been built for the 2020 Summer Olympics.

Kengo Kuma was interviewed at his office in Tokyo by Mette Holm, in May 2020.

アーティストのエルネスト・ネトへのインタビュー動画。ブラジル出身で布を用いたインスタレーション作品で世界的に知られる

アーティストのエルネスト・ネトへのインタビュー動画です。ブラジル出身で布を用いたインスタレーション作品で世界的に知られています。制作はルイジアナ美術館。

青木淳と品川雅俊のASと昭和設計が進めている「松本平広域公園陸上競技場」の基本設計案を市民向けに解説している動画

青木淳と品川雅俊のAS昭和設計が進めている、長野の「松本平広域公園陸上競技場」の基本設計案を市民向けに解説している動画です。2021年4月24日にオンラインで行われたタウンミーティングのワンコーナーとして行われたものです。前後に行われた内容は、こちらの「長野県建設部施設課」のyoutubeアカウントから閲覧できます。
また、長野県のこちらのページでは、AS・昭和設計共同体と県側の打ち合わせを経た最新版の基本設計図面を公開し続けています。2020年7月に公開されたプロポーザル時の提案書はこちらで閲覧可能です。

アルヴァ・アアルトが1936年に完成させた自邸の、日本語解説付オンラインツアー動画が、期間限定で公開中

アルヴァ・アアルトが1936年に完成させた自邸の、日本語解説付オンラインツアー動画が、期間限定で公開されています。アルテックの主催で行われたもので、2021年5月13日までの公開との事。アーキテクチャーフォトでは世田谷美術館でのアアルト展もレポートしているので併せてどうぞ(アアルトの自邸の模型や図面も紹介しています)。

Artek Tokyo 2nd anniversary のテーマ「自然とともに生きる – Live with Nature」をオンラインから体験していただけるオンライントークシリーズ。そのひとつとして、5月4日(火・祝)に、フィンランドのアアルト自邸から中継でオンラインツアーを開催しました。

ご好評にお応えし、5月13日(木)までの限定でアアルト自邸オンラインツアーの録画をご覧いただけます。アルヴァ・アアルト財団、ハンナ・パルナさんの日本語ガイドとともにお楽しみください。

野老朝雄と豊田啓介が参加した、「DISCONNECT/CONNECT 【ASAO TOKOLO×NOIZ】」展のオープニングトークの動画

野老朝雄と豊田啓介が参加した、「DISCONNECT/CONNECT 【ASAO TOKOLO×NOIZ】」展のオープニングトークの動画です。愛知県常滑市のINAXライブミュージアムで開催されている展覧会の関連企画です。会期は2021年10月21日まで。

≪トーク内容≫
今展は、野老朝雄氏とnoizのコラボに加え、タイルを素材に加えたことによるリアルとデジタルの調和を活かした展覧会です。完成にいたるメーキングの過程を振り返りながら、同展タイトルの「DISCONNECT/CONNECT」を背景に、野老氏と豊田氏に、それぞれの役割や魅力、今展のねらい、制作思考中の紆余曲折などを熱く語っていただく予定です。

以下に、展覧会の概要等も紹介します。

ルイス・バラガンが1948年に完成させたメキシコシティの「ルイス・バラガン邸」の解説付ツアー動画(日本語字幕付)

ルイス・バラガンが1948年に完成させたメキシコシティの「ルイス・バラガン邸」の解説付ツアー動画です。日本語字幕付。メキシコを拠点とする日本人向けの観光企業が制作したもののようです。
※2021年5月2日に、時間差で公開された後編の動画を追掲載しました

メキシコが誇る現代建築の巨匠、ルイス・バラガン。
彼の自宅とアトリエは2014年に世界文化遺産に登録されています。
メキシコシティを訪れる観光客にも人気の高い「ルイス・バラガン邸」。
今回は、特別に許可を頂き、初めて行われたナイトツアーの様子を
日本語字幕付きで公開します。
光の魔術師とも呼ばれるバラガンが、長年住んだ自宅の照明をどのように
デザインしたのかとても興味深いですね。
一体どんな空間が私たちを迎えてくれるのでしょう?

こちらは、ツアー動画の後編です

SANAAの設計で2022年末の完成を目指す、オーストラリアの、美術館の増築計画「シドニー・モダン・プロジェクト」。妹島と西沢のインタビュー動画も掲載
SANAAの設計で2022年末の完成を目指す、オーストラリアの、美術館の増築計画「シドニー・モダン・プロジェクト」。妹島と西沢のインタビュー動画も掲載Image of the Sydney Modern Project as produced by Kazuyo Sejima + Ryue Nishizawa / SANAA © Art Gallery of New South Wales, 2021
SANAAの設計で2022年末の完成を目指す、オーストラリアの、美術館の増築計画「シドニー・モダン・プロジェクト」。妹島と西沢のインタビュー動画も掲載Image of the Sydney Modern Project as produced by Kazuyo Sejima + Ryue Nishizawa / SANAA © Art Gallery of New South Wales, 2018
SANAAの設計で2022年末の完成を目指す、オーストラリアの、美術館の増築計画「シドニー・モダン・プロジェクト」。妹島と西沢のインタビュー動画も掲載Image of the Sydney Modern Project as produced by Kazuyo Sejima + Ryue Nishizawa / SANAA © Art Gallery of New South Wales, 2021

SANAAの設計で2022年末の完成を目指して建設が進められている、オーストラリア・シドニーの、ニューサウスウェールズ美術館の増築計画「シドニー・モダン・プロジェクト」です。妹島と西沢のインタビュー動画も掲載します。プロジェクトの公式サイトはこちら

こちらは、建築家によるステートメントの翻訳です

ニューサウスウェールズ美術館は、シドニーのドメインパークランドの緩やかな斜面に位置し、王立植物園に隣接してシドニー湾を見渡せる素晴らしい場所にあります。アートギャラリーは、過去100年の間に徐々に成長し、多様化するアートコレクションに対応するために、何度も増築を重ねてきました。シドニー・モダン・プロジェクトは、既存のギャラリーの建物の北側、いくつかの重要な経路が交差する場所に、独立した新しい建物を建設します。歩行者はこの場所を通って街を行き来し、車は眼下の高速道路を走っています。

敷地内の地形は多様です。港からアートギャラリーロードまでは20メートルほどの高さがあり、そこにギャラリーの正面玄関があります。ギャラリーに隣接しているのは、ギャラリーとボタニック・ガーデンをつなぐ陸橋、敷地の最下層には、第二次世界大戦中に使用されていた2つの廃油タンクがあります。これらのタンク、道路、そして陸橋は、すべてシドニーの歴史の一部です。

新しい建物は、様々なサイズのパヴィリオンとギャラリーのボリュームで構成されており、これらの要素を軽やかに乗り越えています。低い屋根は、既存の重要な樹木、視線、そして敷地の輪郭を維持するために、この地形に沿って緩やかに変化しています。

既存のギャラリー棟と新しいギャラリー棟をつなぐのは、市民のための広場である「ウェルカムプラザ」です。この広場は、多くの活動が同時に展開できる大きなオープンスペースです。来場者や学校のグループが気軽に集まり、新しい人と出会い、ギャラリーを訪れる準備ができる空間をイメージしています。エントランスパヴィリオンの中からは、アトリウムを見下ろすことができ、その先にはアートやアクティビティ、ランドスケープが垣間見えます。

展示スペースは、建物のさまざまなレベルに広がっています。エントランス階には、アボリジニとトレス海峡諸島民のギャラリーがあり、既存の建物に面したガラス張りの壁と、港の景色が見える窓があります。最下層には、南側の石油タンクが保存されており、主要なアート作品を収めることができます。来場者は、敷地内をゆっくりと下っていき、港に近づいていきます。

中央の3つの屋根はアクセス可能で、テラスを繋ぎ、周囲を見渡せるようになっています。屋内外の回遊性は、既存の地形と共鳴する有機的な経路に沿っています。アートと敷地の地形、そして周囲の景観を融合させることで、シドニーならではのギャラリー体験を実現したいと考えています。

MADの設計で完成した、中国・海口市の図書館「Cloudscape of Haikou」の動画

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