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ハッセル+OMAの設計で完成した、オーストラリア・パースの、州立博物館「WA Museum Boola Bardip」がオープンしています。歴史的建造物を改修し、その上に新しい新しいヴォリュームを追加した博物館です。建築内外の様子をドローンで捉えた動画も掲載します。
以下はプロジェクト説明の要約です。
「WA Museum Boola Bardip」では、歴史的建造物と現代的建造物が互いに補完し合っています。19世紀半ばに建てられた旧刑務所、1899年に建てられたジュビリー・ビルディング、1908年に建てられたオリジナルのアートギャラリー、1913年に建てられた州立図書館の閲覧室であるハケット・ホールなどが保存され、再生されました。これらの歴史的建造物の周りに作られた増築部分は、博物館の核となる2つの要素を持っています。それは、多様なキュレーションの可能性を提供する2つの交差するサーキュレーション・ループと、博物館の中心にある文化プログラムや日常の活動のためのパブリック・スペースである「シティ・ルーム」です。
2つのループは、既存の建物と新しいボリュームを結び、展示ギャラリー、イベントやプログラムのスペース、商業施設をつなぐ複数の来館者のルートを作ります。来館者は、さまざまな視点から博物館のコレクションを探索し、独自の体験を創造することができます。
ハケット・ホールの上に片持ち式の大きなヴォリュームを含む新しい構造物が追加されたことで、保護された屋外スペース「シティ・ルーム」が誕生しました。それは公共のイベントのために設計され、毎日の集まりのために誰でもアクセスできます。シティー・ルームは、博物館内の2つの循環ループと視覚的につながっており、このプロジェクトの焦点となっています。
保存されている歴史的建造物は、この地の社会的・文化的な歴史を想起させます。穴の開いた金属のファサードで覆われた新しい長方形のボリュームは、太陽の光を受けて輝き、暗闇の中では光ります。「WA Museum Boola Bardip」は、パース市と州の文化センターのランドマークとなっています。
MADが完成させた、中国・北京の、18世紀の既存建物を取り囲むように増築され、屋上が回遊できる遊び場になっている幼稚園「YueCheng Courtyard Kindergarten」の新しい動画です。一条が制作したもの。こちらのページで写真と図面も見られます。
Star architect Ma Yansong is a Beijing local. Breaking tradition, he surrounded the nearly 300-year-old courtyard with a new building like a colorful ribbon. Looking from above, the roof appears undulating like the surface of Mars. Among a bunch of kindergarten design that’s hard on the eye, it is indeed unique and refreshing. Follow YIT and the kids to experience it!
リュウ・ジャークン(Liu Jiakun)が2015年に完成させた、中国・成都市の、コミュニティスペースの役割を果たす巨大な中庭を持ち立体的な公園のような構成の商業施設「West Village」の動画です。制作は一条。市民に建築が使いこなされる様子をレポートしています。こちらのページに写真と図面が18枚掲載されています。建築家のサイトでも生き生きとした写真がたくさん見られます。
Chengdu architect Liu Jiakun designed and built the 45,000㎡ Chengdu West Village, which resembles a giant “hot pot” but looks unfinished. Hot pot in bamboo forest, rooftop runway, square dance stage, creative market… people of all ages can find fun in this “unfinished building”. This fall, YIT went to Chengdu to meet Liu Jiakun. In the West Village, we captured the leisure time of Chengdu people after the outbreak.
レム・コールハースとAMOディレクターのサミール・バンタルらによる、グッゲンハイム美術館で行われた“田舎”をテーマにした建築展「Countryside, The Future」の会場設営の様子を紹介するタイムラプス動画です。なお既に会期は終了しています。展覧会の会場写真はアーキテクチャーフォトでも特集記事として紹介しました。
安藤忠雄への、テレビ朝日による約15分のインタビュー動画「安藤忠雄が語る未来 この世界をどう生きぬくか」です。番組公式アカウントがyoutubeにアップしたものです。
日本を代表する建築家、安藤忠雄さん。
世界中で数々の名建築を世に送り出してきました。
今年7月に開館した、「子ども本の森 中之島」は、安藤さんが設計し寄付したことで話題になりました。
児童書から漫画、小説、哲学書など、さまざまなジャンルの書籍、約1万8千冊の本が収蔵されています。
「世界に通用する子どもを育てるため感性を育てたい」という安藤さんの思いが込められているというこの場所で、安藤さんが見る未来について聞きました。
報ステ「未来を人から プロジェクト」のインタビュー完全版です。
MADが完成させた、中国・北京の、18世紀の既存建物を取り囲むように増築され、屋上が回遊できる遊び場になっている幼稚園「YueCheng Courtyard Kindergarten」の動画です。こちらのページには写真と図面が12枚掲載されています。
日建設計の山梨知彦と、森美術館特別顧問の南條史生が対話している動画です。
日建設計では、コロナウイルス感染拡大により変わっていく「場」をテーマとして、各界第一人者と建築設計者のスペシャルトーク動画を配信いたします。
第1弾は
南條史生氏(森美術館特別顧問)× 山梨知彦(日建設計チーフデザインオフィサー)による対談です。「AIはゴッホになれるのか!?」
「リアルとアンリアルの境界を壊すアート?」
「二人が思い描く未来の美術館とは?」
…など、これからのアート界を予測する話題をお届けいたします。●COVID-19スペシャルトークについて
都市や建築のみならず、「場」を介してサービスを提供してきたエンターテインメント、飲食などの各業界は、この度の感染拡大により大きな変革を迫られ、今も模索の真っただ中にあります。これまで都市デザインや建築設計を通じて人の集まる空間を提案してきた弊社としましては、これまで以上に、業界を超えてさまざまな分野の方々と知見を共有し、議論を重ねることで、これからの新たな未来を皆様とともに描いてまいりたいと願っております。このスペシャルトークはその第一歩として、企画されました。日建設計は、これらの活動を通じて、今後も、より良い社会に貢献できる環境、都市、建築づくりに努めてまいる所存です。
是非、多くの皆様にご覧いただき、未来に向けた共創の一助としていただけたら幸いです。
アーティストのゲルハルト・リヒターの、メトロポリタン美術館で行われた展覧会「Gerhard Richter: Painting After All」の会場の360°VR動画です。新型コロナウイルスの影響で2020年3月4日の開始から9日で閉幕してしまった展覧会です。展覧会の公式ページではその他の動画も閲覧できます。
This 360º video commemorates the landmark exhibition, Gerhard Richter: Painting After All, providing an immersive experience for all those who could not see it in person. Developed in close collaboration with the artist, this was the final major exhibition at The Met Breuer. The exhibition was forced to close prematurely due to the COVID-19 pandemic just nine days after its opening.
安藤忠雄の設計で完成し2020年10月に開館した、中国・広東省の美術館「He Art Museum」の高クオリティな動画です。制作は一条。こちらのページには竣工写真が15枚掲載されています。
2018年にプリツカー賞を受賞したインドの建築家バルクリシュナ・ドーシへの、ARCHITECTURAL RECORDによるインタビュー動画です。アメリカ・シカゴのWRIGHTWOOD 659で行われている建築展「Balkrishna Doshi: Architecture for the People」に合わせて収録されたもののようです(展示の会期は2020年12月20日まで)。ギャラリーの公式サイトでは、ドーシ展のガイドブック(48ページ)をPDFでダウンロードすることもできます。また会場のWRIGHTWOOD 659は、安藤忠雄が改修設計を手掛けています。
ペーター・メルクリが、自身のドローイングについて語っているインタビュー動画です。ベッツ・プロジェクトでの展覧会「Peter Märkli Drawings and Small Tables」に合わせて収録されたものです。
以下は、動画の紹介テキスト。
ベッツ・プロジェクトで開催中の展覧会「ドローイングと小さなテーブル」の一環として、ペーター・メルクリがアトリエで最新の「言語としてのドローイング(language drawings)」について語っている様子を収録した新しい映像をご覧ください。
スイスの建築家は、これらの魅力的なドローイングの背後にある彼の思考プロセスやインスピレーションについて、また、どのようにして、どこでそれらを構想し始めたのかについて語っています。ディエゴ・ベラスケス、ピエロ・デラ・フランチェスカ、アルベルト・ジャコメッティを参考にしながら、メルクリは芸術の歴史、空間、都市計画についての彼の理解との関係を描いています。
(翻訳は弊サイトによる)Visit our website for a new recording of Peter Märkli in his atelier talking about his latest ‘language drawings’ as part of his current exhibition ‘Drawings and Small Tables’ with us at Betts Project.
The Swiss architect discusses his thought processes and inspirations behind these fascinating drawings, and how and where he begins to conceive them. With references to Diego Velazquez, Piero della Francesca and Alberto Giacometti, Märkli draws relationships between his understandings of history of art, space and his urban plans.
For more information about the exhibition, or to get your hands on the new exhibition catalogue, please visit the Betts Project website.
ジャン・ヌーベルが計画している、サウジアラビアの、アルウラ砂漠にある砂岩の中に埋設されるホテルのCG動画です。
アーティストのオラファー・エリアソンによるTEDでのトーク「環境について語る子供の声に耳を傾けよう」です。2020年10月に公開されたもので日本語字幕付です。
ニューヨークのイースト・リバーに出現させた滝など巨大で耳目を集めるインスタレーション作品で知られるオラファー・エリアソンは、最新プロジェクトのアース・スピーカー (Earth Speakr) を手のひらに収まる小さなものにしました。これは新鋭の気候活動家である子供たちが自然、自然保護、環境汚染などを語れるメディアとなるようにデザインしたアート作品なのです。
コム デ ギャルソンのデザイナーで経営者の川久保玲が、ニュースメディアの質問に答えているインタビュー動画です。番組アカウントが公式にUPしたものです。コロナ禍での心境も語っています。
「こういう時だからこそ、何か新しいことに向かって進まなければ」
コム デ ギャルソンを立ち上げ、世界のファッション界を牽引してきた川久保さん。これまで映像メディアの取材をほとんど受けてこなかった彼女が、単独インタビューに応じました。
内藤廣が「島根県芸術文化センター グラントワ」について語る動画が公開されています。グラントワ自身の企画で5回の動画が公開されます。内藤の設計で2005年に竣工した建築です。こちらのページで写真を見ることができます。2020年10月1日時点で二つの動画が公開されています。
※2020年10月22日に第五回目の動画が追加されました
※2020年10月14日に第四回目の動画が追加されました
※2020年10月7日に第三回目の動画が追加されました
2020年10月、開館15年を迎えるグラントワの建築の魅力を、グラントワで働くスタッフと設計者の内藤廣さんとの対話により、全5回の動画でご紹介します。
企画 島根県芸術文化センター「グラントワ」(島根県立石見美術館、島根県立いわみ芸術劇場)
撮影・編集 株式会社 益田工房
音楽 相川 瞳
協力 内藤廣建築設計事務所
第二回目の動画。
第三回目の動画。
第四回目の動画。
第五回目の動画