

建築設計事務所バケラッタの、設計スタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
建築設計事務所バケラッタは住宅に力を入れている設計事務所です。数多くのハイレベルな住宅を設計しているので住宅の設計をやりたい方は是非来て下さい。


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「ap編集長の建築探索」は、22年の歴史ある建築ウェブメディア「アーキテクチャーフォト」の編集長である後藤連平が、訪問した建築を紹介する連載シリーズです。論考のようなかっちりとした形式ではなく、現地で感じた雰囲気や空気感が伝わるような“ライブ感”のある文体で綴ります。読者の皆様も自身が建築を体験するように読んでいただければ幸いです。
SANAA+フォルマファンタズマ「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」
SANAAとフォルマファンタズマが、協働で会場デザインを手掛けた、国立新美術館での「ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧」を訪問。
最終日直前にギリギリで滑り込み(会期は2025/12/15で終了)。会場構成でありながらも『GA JAPAN』の表紙に選ばれていたことも知っていて、期待して訪問したのだけれど、その期待を軽く超えて素晴らしすぎた、、、!
(ブルガリの宝石の数々は勿論素晴らしいのだけれど、専門家ではないのでここでは詳しく言及はしません)
まず特徴的なのは、形式の強い平面。
「カラカラ浴場のモザイクパターン」と「東京のイチョウの葉」に着想を得たのだと言う。魚のウロコや、扇子を抽象化したようにもみえる形態が1つのモジュールのようになっていて(部分的にサイズは変わるので厳密にはモジュールではないのだけれど)、それが、複数連結したりして、個性的な形状の部屋を多数生み出している。
訪問前は過剰かな?と想像していたのだけれど、実際の空間を訪問してみると、動きや躍動感が空間に付与されていて、高揚感を感じる。
また、形式が全体に渡るような強さを持っていることに対して、それぞれの部屋は、天井の有無、床・壁の色や素材、照明の計画、壁面に埋め込まれている展示スペース色に至るまで、様々で、部屋を移動する毎に、その空間の雰囲気が切り替わる。




「ap Masterpiece」は、世界中に存在する名作と言える建築を、アーキテクチャーフォトのウェブサイト上で紹介するシリーズです。
OMAとLMNによる、アメリカの「シアトル中央図書館」(2004年)です。
こちらは建築家によるテキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)
図書館が一方では公共空間の縮小から、もう一方ではデジタル化からの脅威にさらされていると見なされている時に、シアトル中央図書館は、あらゆるメディアによる知識の循環のための市民的空間と、増え続ける物理的コレクションのための革新的な整理システム「ブックス・スパイラル」をつくりだしています。図書館のさまざまなプログラムは、5つのプラットフォームと4つの流動的な「中間」プランが直感的に配置されており、それらが一体となって建物特有の多面体的な形状を形作り、その形状が都市に対して、優雅さと論理性の両方において堅牢であるという、刺激的な建築を提供しています。
OMAの目標は、図書館をもはや書物のみに特化した機関としてではなく、新旧あらゆる有力なメディアが平等かつ明確に提示される情報の保管所として再定義することです。どこからでも情報にアクセスできる時代において、図書館を不可欠な存在にするのは、メディアの同時性と(より重要なのは)その内容に対するキュレーションなのです。
私たちの最初の作業は、図書館の制御不能に見えるプログラムとメディアの拡散を「くしでとかす」ように整理し、統合することでした。私たちは5つの「安定した」プログラム群(駐車場、職員、会議、ブックス・スパイラル、本部)を特定し、それらを重なり合うプラットフォーム上に配置し、4つの「不安定な」プログラム群(子ども、リビングルーム、ミキシング・チャンバー、閲覧室)を中間領域に配置しました。各エリアは建築的に定義されており、それぞれの用途に特化した機能が備えられており、多様な大きさ、柔軟性、動線、カラーパレット、構造が備えられています。
3番目のフロアの中央に位置するミキシング・チャンバーは、司書と利用者の交流が最も活発に行われるエリアであり、専門的かつ学際的な支援という、重要でありながらしばしば見過ごされがちなニーズを満たすために構成された、情報の取引フロアです。司書は利用者を、カテゴリー間の共存が有機的なあり方に近づくように構成された、連続する棚のスロープ「ブックス・スパイラル」へと案内します。各カテゴリーは他との関係に応じて進化し、スパイラル上で多かれ少なかれ空間を占めますが、従来の図書館設計を悩ませてきたセクション内の断絶を決して生じさせることはありません。シアトル中央図書館の開館時点で、スパイラルには6,233台の書架が設置されており、78万冊の書籍を収蔵していましたが、将来的には書架を追加することなく、最大145万冊までの増加に対応可能です。

隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、2026年度木造設計コース研修生を募集しています(一般選考3回目)。
第一線で活躍する講師陣のもと、小規模から中大規模まで木造設計を学べる学校です。申請期間は、2025年12月22日(月)~2026年1月16日(金)。また、年間最大165万円を給付する制度も整備されているとのこと(要件あり)。【ap・ad】
高知県立林業大学校とは
森林率日本一の高知県で、林業、木材産業、木造建築の各分野で基礎から専門的な技術までをしっかり学べる学校です。
高知県の林業を担う素晴らしい人材を育てることを目的として、平成27年4月に高知県立林業学校として先行開校し、平成30年4月に専攻課程を加え、高知県立林業大学校として本格開校しました。高知林大木造設計コースの強み
強み1 林業の担い手と学ぶ高い価値
植栽から間伐 、製材など、林業系のカリキュラムも実習として学びながら、森の重要性を理解し、建築材料として木材を使う意義を学びます。強み2 木造特化型の深い学び
単に構法だけでなく、実習・実験から木材の特徴を知る事ができるのが本校ならでは。
第一線で活躍する講師陣のもと、小規模から中大規模まで木造設計を奥深く学べます。建物自体が生きた教材!
平成30年4月の本格開校に合わせて、新校舎が完成しました。
さらに充実した学習環境のもと、木造建築の基礎から実践まで、幅広く学ぶことができます。
新校舎は高知県が需要拡大に努めている新建材「CLT」などを活用した校舎です。
以下に詳細な情報を掲載します。




森田悠紀建築設計事務所が設計した、東京の「上目黒の家」です。
往来のある緑道に面した敷地での計画。建築家は、内外の“適切な関係”の構築を求め、壁柱を並べて“視線の抜けを確保”しつつ“外からの斜めの視線を遮る”建築を考案しました。また、土地の様々な条件に応えた末に“回廊の様な空間”が立上がりました。
木々への眺望がある候補地を建主と巡り、辿り着いたのが緑道に面したこの敷地だった。
川が暗渠化されてできた緑道は南北の台地に挟まれた谷地にあたり、敷地も道路から緑道へ向かって1mほど下がっている。敷地は袋小路の最奥にあるため付近に車の通過交通はなく、都市の喧騒から離れた静かな環境であった。
一方、緑道には歩行者の往来があり距離も近く、ただ開くのではなく適切な関係を築く必要があった。
そこで緑道に直交する壁柱の列柱を設け、壁柱に沿った視線の抜けを確保しつつ斜め方向の視線を遮ることで、守られながら開かれる空間を目指した。
同時に壁柱は構造上の要となり、半間間隔の柱割りは耐熱強化ガラスによる大きな開口を可能にしている。平面は不整形な敷地に沿うように雁行させ、敷地形状がもつ対角線方向の抜けを活かした。
断面計画では地形に呼応し、緑道へ視線を導く2枚の屋根を架け、厳しい斜線制限を躱しつつ、低い軒で北側建物からの視線を遮り、落ち着いたスケール感を実現した。また敷地は内水氾濫による浸水が想定されているため、高基礎にしながらも、量塊感のあるコンクリートで内部を囲い込むことによる安心感をもたらした。
敷地によるさまざまな条件に向き合った結果、建ち現れたのは雁行する列柱がつくる回廊のような空間であった。
回廊は古くから異なる領域を隔て繋ぐ役割を果たしてきたが、ここでは街や緑道と住宅が接するあわいの空間として存在する。建主は、この家では時間の流れがゆっくりと感じられると語った。壁柱による奥行きのある開口は、緑道と室内という異なる領域を際立たせ、風に揺れる緑道の木々や人の動きを鮮明に切り取る。一方、内部の静けさはその対比によって引き立ち、洞窟の中から外界を眺めるような初源的な感覚と共に、意識は今という瞬間へ開かれていく。
妹島和世と西沢立衛へのインタビュー動画です。台湾に完成した美術館と図書館の複合施設について語る内容。現地メディアの制作で2025年12月に公開されたもの(日本語で視聴可能)。アーキテクチャーフォトでは、動画内で語られている「Taichung Green Museumbrary」を特集記事として掲載しています。

建築家の内藤廣が審査員長を務める「仮囲いデザイン・アートコンテスト」が開催されます。
群馬県の主催で高校生から大学院生まで対象に作品を募集します。審査員は、青柳剛・木村雅彦・谷川じゅんじ・成瀬友梨です。賞金総額は100万円です。応募登録期限は、2026年2月20日(金)15時必着(作品提出締切は、2026年3月5日(木)正午必着)です。【ap・ad】
群馬県では、全国初となる県予算の一定割合をアート振興に充てる「群馬パーセントフォーアート」推進条例を制定し、アートによる地域活性化を図るとともに、新しいことにチャレンジする人にとって群馬県が魅力的なランドマークになることを目指しています。
このたび、現在建替え工事中の「群馬県立敷島公園新水泳場」建設現場の仮囲いをキャンバスに見立て、デザイン・アート作品を募集するコンテストを開催します。
新水泳場は、2029年に開催される「湯けむり国スポ・全スポぐんま」水泳競技会場となります。アスリートの“挑戦と躍動”の舞台となる水泳場建設の仮囲いを、若い皆さんの感性で彩っていただきたいと思います。
高校生から大学院生まで、幅広い皆様のご応募をお待ちしています。
以下に詳細な情報を掲載します。


建築と土木の領域を越えて、“公共空間のデザイン”を手掛ける「株式会社 設計領域」の、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)と 広報兼事務 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
設計領域は、新たな設計スタッフおよび広報・事務スタッフを募集します。
私たち設計領域は、都市スケールでの空間デザイン戦略から、駅や街路、広場、公園などの土木デザイン・パブリックスペースの設計、建築スケールでの設計まで手がける設計事務所です。土木、建築、ランドスケープといった分野や、公共/民間といった区分にとらわれず、これからの社会に求められる場所づくりを目指し全国各地で活動を展開しています。
現在、令和8年度に全面共用開始予定の長崎駅をはじめとする駅・駅前広場のトータルデザインや、静岡市都心部における都市デザインなどの広範囲で分野横断的なプロジェクトから、街路や広場の設計、水辺や公園のランドスケープデザイン、住宅や店舗などの建築設計まで、各地で数多くのプロジェクトが進行中です。
扱うデザインの領域やスケールの幅広さが、他の事務所にはない私たちの特徴であり、面白さです。チームに加わっていただける方には、計画から設計まで、視野の広い思考や技術を身につけていただくことを重視しています。そのため、社内外での勉強会や、海外含む先進事例の視察など、新しい情報のインプットや共有も定期的に実施しています。
このたびは設計スタッフとして、新卒・既卒の方に加え、実務経験を持ち、プロジェクトを共に遂行して頂ける方も募集いたします。土木、ランドスケープ、建築、都市工学など、幅広い分野からの応募をお待ちしています。
さらに広報・事務スタッフも募集いたします。時短勤務、曜日指定など、働き方についても柔軟に対応可能です。こちらもご応募お待ちしております。

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/12/15-12/21)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


KIAS イシダアーキテクツスタジオの、建築意匠設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)と 事務広報 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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KIAS イシダアーキテクツスタジオでは建築意匠設計スタッフを募集いたします。
イシダアーキテクツスタジオ(KIAS)は建築家、石田建太朗の主宰する建築設計事務所です。
軽井沢の「積葉の家」が英国のAR House Award 2020の優秀賞を受賞するなど海外メディアからも高い評価を受けています。日本のみならず海外へと活動の領域を広げていくなか、私たちの仲間として参加してくれるメンバーを募集いたします。現在、沖縄の美術館やマドリードのワイナリーのパヴィリオン、そして京都のギャラリーなどのプロジェクトが進行中です。
私たちはその敷地の歴史や気候風土そして環境を丁寧に読みとり、その文脈に呼応したデザインを創り上げていくを大切にしています。その思想が素材のスケールや空間の設えに大きく影響することによって人を豊かにする美しい建築が成立すると信じています。その思想を形にしていくとき、Rhino3D、V-Ray、Enscapeなどのソフトウェアや模型などを使いデザインのスタディを進め、デジタルモデリングのデータを実施設計や現場に反映することにより造形力の高い建築作品も実現可能にしています。
20-30代のスタッフを中心とした明るい職場環境で、助け合いながら知識を吸収することができます。責任を持って誠実に建築設計から監理まで取り組んでいける方、今までにない新しいデザインに挑戦する仲間として参加してくれる方をお待ちしています!



ザハ・ハディド・アーキテクツによる、沖縄の宿泊施設です。
NOT A HOTELのホテルとして計画されました。建築家は、砂浜と森林の間の急斜面の敷地において、日射量を分析して島の伝統的建築も参照した“キャノピー”を特徴とする建築を考案しました。また、ローカルアーキテクトとして久米設計が参画しています。
こちらはリリーステキストです(翻訳:アーキテクチャーフォト / 原文は末尾に掲載)
ZHAが初のvertexホテルを設計へ
日本・沖縄
NOT A HOTELは、初のホテルブランドを発表しました。HERITAGE by NOT A HOTELは、寺院や美術館といった建築遺産を現代的な感性で再解釈するブランドです。vertex by NOT A HOTELは、建築とテクノロジーの交差点にあるデザインを体現しています。
初のvertexホテルは沖縄本島に開業予定です。ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)の設計は、同事務所が約40年前に始めた日本との関係を継続するものです。日本の風景や都市計画、創造的な伝統、卓越した職人技に着想を得た、精巧なパヴィリオンや建築、インテリアのデザインで国際的な評価を得てきました。
沖縄の湾にある白砂のビーチとターコイズブルーの水域、そして周囲の森林の急斜面の地形の間に位置し、この設計は環境への影響を抑えるために、25,322㎡の敷地に注意深く統合されています。すべてのヴィラに遮るもののない海の眺望とプライバシーを提供しながら、このホテルは、ゲストと居住者のために最高水準の設備とアメニティを備えています。
島固有の沿岸および海洋生態系を保護するように構想され、環境への配慮は、ホテルの建築設計やエンジニアリング、敷地戦略、資材の選定と調達、さらには環境負荷を最小限に抑えるための専門的な建設プロセスの開発を形づくる上での指針となっています。
このホテルの建築は、敷地内の琉球石灰岩の地形と周囲の森林の輪郭によって形づくられています。およそ40万年前に堆積した更新世のサンゴ礁由来の地層から成るこの特異な地質と、その湿潤な微気候が、沿岸部に密生した亜熱帯雨林を育んでいます。島の森林管理委員会や海洋保護活動家、さらに地元の環境当局によって定められた厳格な要件とガイドラインに従い、ZHAの設計は森林とビーチの細い境界線上の地形に浮かぶようにあり、これら二つの自然生態系における占有面積を最小限に抑え、敷地の生物多様性を維持しています。
敷地内に存在する岩層の延長として、この設計は海岸線の輪郭に沿い、敷地の多様な地形を反映するように、段状の水平テラスや中庭、庭園として構成されています。このホテルの構成、配置、素材感は、海沿いの敷地に対する詳細な調査に基づいています。気温、湿度、降水量、卓越風、日射量、空気質の変動に加え、地表および海の1日ごとの状態の変化が一年を通してマッピングされ、包括的なデジタルモデルの構築に用いられています。これらのモデルは、居住者とゲストの快適性を高めること、海の眺望を優先することに加え、沖縄の湿潤な亜熱帯気候におけるホテルの環境性能を最適化するために、設計の開発および洗練に情報を提供しています。


創業60年の実績を持ち、国内外で数多くの“ホテル建築”を手掛ける「観光企画設計社」の、建築設計スタッフ 及び インテリアデザイナー(経験者・既卒)と アルバイト 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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ホテル建築に興味があり建築設計、インテリアデザインに熱意のある方を歓迎します。
当社はホテルを中心としたホスピタリティー施設設計集団です。
国内はもとより、東南アジア、中国など環太平洋エリアでフィージビリティ・スタディから建築設計、インテリア設計、ホテル品質コンサルティングまでワンストップサービスで業務を行っており、創業以来、60年間で250件を超えるホテル設計実績があります。当社の理念はホテルのお施主様によし、利用していただけるお客様によし、そして我々設計者にもよしの三方よしです。
また、設計のスタイルは流行不易です。変化しない本質的なものを大事に残し、それに変化する新しい価値を加えてコンテンポラリーに創造していきます。【業務内容】
・ホテルのオーナーや施主から100%直受けで発注を受けます。
・ホテル設計のコンセプト作りから携わり、設計、監理まで行います。
・国内ナショナルブランドのホテルとも数多く取引があり、都度改修案件も増えつつあります。
・大規模案件のプロジェクト立案等に参画できます。
・スキル、希望に応じてアジアを中心とした海外案件にも関わることもできます。
・ホテル建築の設計企画コンサルティング業務も行います。【当社の魅力】
・形式より実態を重視し、年功序列を徐々になくし、実力主義を推進していきます。
・そのために今後当社の幹部候補生になるべき若手の優秀な人材を募集します。
・役員との距離も近く、面白い企画、発想等はトップダウンで即実行になりうる自由闊達な環境です。
・中国、香港、シンガポールに子会社があり、グローバルに活躍できる場があります。


横浜を拠点に、建築構造への“+αの価値”の付与を大切にする構造設計事務所「スカラデザイン」の、構造設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社スカラデザインは、神奈川県・横浜に拠点を置く構造設計事務所です。この度、業務拡大に伴い、チーフエンジニア(設計・マネジメント経験者)、構造デザイナー(新卒・既卒)のふたつのポジションを募集しています。
【募集背景】
スカラデザイン(旧:[SCALA Design Engineers]は、2020年の設立以降、建築物の用途や構造種別を問わず、新築・増築から既存ストックの改修まで、幅広い領域に取り組んできました。現在進行中のプロジェクトは、数千㎡規模のホテルやヴィラ、戸建住宅、企業の生産施設、公園施設、保育園など、常に30件以上のプロジェクトが動いています。
プロジェクトの多様化が進む中で、会社としても組織力をさらに強化していく段階にあります。構造設計の専門性を元に、社会に内在する多様な課題を「力学的な合理性」と「美学的な判断」の両軸から取り組んでみたい方、小規模な事務所だからこそ得られる裁量のある働き方や、独立を見据え、アトリエ建築設計事務所の組織運営に興味がある方を歓迎しています。
働き方については、一部リモートワークやフレックスタイム制を取り入れており、資格取得を目指す方や、家庭とのバランスを保ちながら働きたい方にも柔軟に対応しています。
特に、新卒の方へは、一般的な社会人スキルの研修制度を導入しています。アトリエ建築設計事務所という小回りの利く環境を生かしつつ、会社としての体制づくりも整えながら、長く心地よく働ける場を目指しています。
スカラデザインでは、建築構造を安全に成立させるだけでなく、そこに「人の営み」「地域の歴史」「社会的背景」といった「+αの価値」をどのように織り込めるかを大切にしています。そして、力学的な合理性と美学的な判断を往復しながら、多様な課題を構造というスケールに落とし込む。そのプロセスにこそ、構造デザインの面白さがあると感じています。
小さな事務所ですが、扱う領域は幅広く、着実に経験を積める環境です。プロジェクトの規模や、背後にある多くの物語を横断しながら建築や設計に向き合いたい方にとって、狭義の構造設計ではない、広い学びを吸収し、実践できる職場になると思います。是非、お気軽にご連絡ください。


山梨と東京を拠点に7ヶ国の国籍の社員が共に働き、日本の木造建築を世界へ届ける「素朴屋 株式会社」の、管理職の設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【素朴屋とは】
国内外の施設・住宅および店舗などの新築・増改築、古民家再生、物販飲食事業などを手掛ける、八ヶ岳南麓・山梨県北杜市に本社を置く工務店です。多様な組織づくりと独自の編集力を活かして、東京、ベトナム、ドバイへと拠点を広げ、日本で古来から受け継がれてきたサステナブルで理に叶った建築を世界に届けています。
― 自然が循環する、やさしい世界を。
自然と人が共に生きる建築文化を、次の世代へつなぐ。
日本各地に根づいた木の文化、手仕事の知恵、地域の美意識を、
グローバルな視点で再発見し、世界の暮らしの中に息づかせていく。私たちは、木をただの建材として扱うのではなく、
「命ある素材」として尊び、
その循環の中で人や地域、文化までもが再び息を吹き返すような社会を目指します。― 日本の木造建築を世界に広め、地域に誇りを還す。
私たちは、日本の木造建築の美しさと技術を世界へ届けることで、持続可能で温もりある社会の実現に貢献します。
地方には、豊かな自然と素材、そして人の技があります。
しかしその価値は、人口減少や都市集中により埋もれつつあります。
私たちは、その「埋もれた資産」に新しい発想を掛け合わせ、世界の建築需要とつなぐことで、地方に誇りと循環を生み出すことを使命としています。木を使うことは、森を育て、地域を育て、未来を育てること。
その橋渡しを担うのが、私たち素朴屋です。

アーキテクチャーフォトで、2025年11月に注目を集めた記事をランキング形式でご紹介します。(※広告とチケットプレゼント企画の記事は除きます)




中川宏文 / D.A.が設計した、長崎市の「重像の家」です。
地形と歴史が“大らかさと緊張感”を生む地域での計画です。建築家は、四方から視認される敷地に対し、強い幾何学で各立面を完結させ“視点の変化で表情が移ろう”建築を考案しました。また、“収束を拒む複雑性”と“建築としての完結性”も共存させています。
敷地は長崎市南部・野母崎半島にあり、東に橘湾、西に丘陵を望む。
山と海が近接するこの地は、谷筋や海岸沿いに集落が形成され、禁教期には潜伏キリシタンの信仰の場でもあった。一見長閑に見える風景は、地形と歴史の重なりによって独特の大らかさと緊張感を漂わせている。この地域において、建築にどのようなかたちを与え、意味を生み出し、住人の生活と共に風景の一部として存在できるか、思考を積み重ねた。
都市密集地では限られた立面が建築の表情を担うが、この敷地では建物が四方から視認され、すべての立面が町に作用する。そこで強い幾何学を用いて各立面に完結したかたちをつくり、視点の変化に応じて表情が移ろう形態を探った。
外壁のガルバリウム鋼板素地は空の色を映し、天候や時間帯によって表情を変える。開口部同士の重なりは向こう側の風景を建築に取り込み、より動的な表情を生む。そして、コンテクストと重なり合うことで、海を受け止める力強さや民家の親密さ、あるいは教会を想起させる垂直性を示す。単一の像への収束を拒む複雑性と1つの建築としての完結性の共存を目指した。
内部は緊張と弛緩の対比によって構成される。アルミホイルを乱張りした天井は、細い方杖に支えられ、東西の窓から取り込んだ光を反射し、灰色の空間に動的な表情と緊張感を与える。プランは45度に振ったグリッドを導入し、内外が連続するように開口部を配置した。そして、床の高低差や円弧を描くダイニングや階段によって緩やかに分節することで空間に多様な定位と視線の抜けをつくった。
黒い空間は、灰色の空間に円弧状にせり出すようにして、半地下の洗面室や浴室、リビングダイニングキッチン、閉じたウォークインクローゼットと海へ開かれた寝室へと繋がっていく。
寝室では黒い空間にフレーミングされ広大な自然のスケールが一気に立ち現れ、見下ろせば、生活の中心である象徴的なダイニングキッチンが灰色の空間に見える。目の前に広がる海と空の開放感は、その対比によって、足元に確かに存在する生活の落ち着きと安心感を再認識させてくれる。
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