〝建築と社会の関係を視覚化する〟メディア。

最新記事

法律家の水野祐と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2024」が開催。テーマは「あいまいさの確かな形質」。最優秀賞には国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈
法律家の水野祐と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2024」が開催。テーマは「あいまいさの確かな形質」。最優秀賞には国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈

法律家の水野祐と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2024」が開催されます。テーマは「あいまいさの確かな形質」最優秀賞には国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈されます。登録締切は2024年11月7日(木)提出期限は2024年11月14日(木)です。【ap・ad】

テーマ:あいまいさの確かな形質

法とは社会を制御する堅く不自由な存在に感じるかもしれませんが、実際には解釈の多様さを含んでいます。そして、時代の変化とともに可変的な存在でもあります。デザインの側から見ると、法は「制約」と捉えられることがほとんどですが、実は設計行為の背景となるある種の「決定ルール」として機能することもあります。
空間や建築を通した広い意味でのルールの形や質が、新しい思考様式、行動様式、生活様式につながる「創造的な道具」になる可能性があります。

白黒はっきりつかないあいまいな状況、例えば法だけでなく、その場所独自の観念やルールが重なった状況、ゆらぎは、法が創造的に変化して社会が変わるその重要なきっかけになる。そのような法のデザインの考え方もあるはずです。

あいまいさを確かな形質としてつくることができた時に、どのような未来、どのような可能態を描くことができるのか、その提案を求めます。

賞金

●インターナショナルアワード 最優秀賞(1名)
賞金 10,000 USドル
ハーバード大学での6週間のサマースクールへの招待
(旅費滞在費を含む)

●日本地区最優秀賞(1名)
賞金 30万円
インターナショナルアワードセレモニーへの招待
(旅費滞在費含む)
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

●日本地区インテリア部門優秀賞(2名)
賞金 各5万円
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

●日本地区建築・ランドスケープ部門優秀賞(2名)
賞金 各5万円
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

以下に、募集概要等を掲載します。

藤原・室 建築設計事務所による、東京の「町田の家」。傾斜地の不整形な角地での計画。環境への応答とプライバシーの確保を考慮し、“壁”を主要素とし“角度や高さの調整”で多様な風景を切取ると共に外部からの視線を遮断。木漏れ日の様な多方向からの光の導入も意図
藤原・室 建築設計事務所による、東京の「町田の家」。傾斜地の不整形な角地での計画。環境への応答とプライバシーの確保を考慮し、“壁”を主要素とし“角度や高さの調整”で多様な風景を切取ると共に外部からの視線を遮断。木漏れ日の様な多方向からの光の導入も意図外観、西側の道路より見る。 photo©平桂弥 studioREM
藤原・室 建築設計事務所による、東京の「町田の家」。傾斜地の不整形な角地での計画。環境への応答とプライバシーの確保を考慮し、“壁”を主要素とし“角度や高さの調整”で多様な風景を切取ると共に外部からの視線を遮断。木漏れ日の様な多方向からの光の導入も意図2階、キッチンからダイニング越しにリビングを見る。 photo©平桂弥 studioREM
藤原・室 建築設計事務所による、東京の「町田の家」。傾斜地の不整形な角地での計画。環境への応答とプライバシーの確保を考慮し、“壁”を主要素とし“角度や高さの調整”で多様な風景を切取ると共に外部からの視線を遮断。木漏れ日の様な多方向からの光の導入も意図2階、ダイニングからリビングを見る。 photo©平桂弥 studioREM

藤原・室 建築設計事務所が設計した、東京・町田市の「町田の家」です。
傾斜地の不整形な角地での計画です。建築家は、周辺環境への応答とプライバシーの確保を考慮し、“壁”を主要素とし“角度や高さの調整”で多様な風景を切取ると共に外部からの視線を遮断しました。また、木漏れ日の様な多方向からの光の導入も意図されました。

敷地は傾斜地にある角地で、不整形なかたちをしています。東側の隣地は境界線に沿って擁壁が立ち、南に向かって下り坂となってるため隣家の屋根が見えます。前面道路の方向には視線が抜けますが、傾斜地の中腹なので道路からの目線も気になるような場所でした。

建築家によるテキストより

敷地なりに折れ曲がる擁壁の様子となじむようなたたずまいを目指しながら、方角によってさまざまな周辺環境と、不整形な敷地形状にあわせて居場所を作っていきました。木々の隙間から差し込むような、いろいろな方向からの光、その隙間から覗く景色とともに日常を過ごすことができるといいな、と思い計画をはじめました。

建築家によるテキストより

1階には寝室、水廻りを配置し、2階LDKは3段のスキップフロアとし、天井高さも変えることで、北側斜線と道路斜線をクリアしながら要望の機能を配置しました。

道路から中が見えないように壁の角度、高さを調整しながらも、空や木々は中から見えるようになっています。遠くに富士山の頭がのぞくような見晴らしのいい方向にはベランダと大きな開口を設けました。

そのような開口から切り取られた景色や、入りこむ光が壁の切れ間から現れて見えるように、垂れ壁の位置や天井の高さを窓の枠に揃え、仕上げもラワン合板とクロスを切り替えました。玄関土間に設置された薪ストーブや2階のキッチンについても、建物に合わせた形状をデザインしました。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 “自社での設計施工”と“建築家による作品の施工”の2本柱で活動する「シグマ建設」が、現場管理 及び 意匠設計のスタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 “自社での設計施工”と“建築家による作品の施工”の2本柱で活動する「シグマ建設」が、現場管理 及び 意匠設計のスタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 “自社での設計施工”と“建築家による作品の施工”の2本柱で活動する「シグマ建設」が、現場管理 及び 意匠設計のスタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中チヨダハウス 住宅 自社設計

“自社での設計施工”と“建築家による作品の施工”の2本柱で活動する「シグマ建設」の、現場管理 及び 意匠設計のスタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

シグマ建設は、「自社での設計施工」「建築家による作品の施工」と2本の柱で、これまで多くの建物づくりに携わってきました。

「自社での設計施工」では、住宅・集合住宅・店舗・事務所など多様な建物を、設計事務所としての「提案力」、建設会社としての「施工力」という2つの強みを活かして実現してきました。

一方で「建築家による作品の施工」では建築家の追い求める空間を共に作り上げる事で、施工力を培うと共にメディア等でも取り上げられる作品作りに携わり、多くの刺激と経験を培ってきました。

私たちは自社で設計担当・施工担当・大工と様々な職種を抱える事で、それぞれの視点からの考えを持ち寄り、対話を通してひとつひとつ丁寧に建物を作り上げていく環境を大切にしています。会話を通じて、多様な視点での意見を交換し、議論する事で納得いく建築づくり、担当者にとって掛け替えのない経験に繋がっていくと考えているからです。

私たちと共に建築に携わってくれる方をお待ちしています。

【ap job更新】 若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中

若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

フリーダムアーキテクツは、完全自由設計の注文住宅を手掛ける設計事務所です。

【働く環境】
社員の7割~8割が設計者で、さまざまなバックグラウンドを持つ方が活躍中です。経験・知識が豊富な先輩たちに常に囲まれながら、困ったときには気軽に相談できます。自分に合ったキャリア形成ができる環境が整っています。

独立したいと考えている方にもおすすめ!
集客等、経営に必要な知識や独立する為のノウハウを体系的に学べます。
実際に独立して活躍している方も多く、学びの多い環境です。

□先輩たちの主な前職
アトリエ系設計事務所、工務店、ハウスメーカー、個人設計事務所、組織設計事務所…など

また、国内初BIM確認申請など、BIMの活用で業務の効率化や最適化、デザインの向上を実現しています。
VRや3次元モデルも導入し、図面だけでは伝わりにくい設計イメージをお客さまに分かり易く説明できるようになりました。天井の高さやキッチンの作業台の高さなど、細かなイメージもすり合わせることが可能です。

【成長環境を完備】
これまで未経験・経験浅めのレベル感から、設計の主担当まで社員を育成してきた実績が多い同社。
現場目線で求められる、あらゆるサポート体制が整っているのは同社ならではの特長です。
ご契約~着工、引き渡しまで一貫して携われる裁量大きい働き方のため、若手から自分の作品を創造するという経験を積むことができます。

また、社員の大半が設計者であることも大きなポイント。
周りには常に経験豊富な設計の先輩たちがおり、気軽に何でも話しやすいフランクな雰囲気のため、困ったときでも安心できます。
日々の業務を通して、刺激を受けやすいのも同社ならではの魅力でしょう。
「設計のプロ」として豊富な経験と高いスキルを得るならば、最適な環境です。

諸江一紀建築設計事務所による、愛知・岡崎市の「庇の家」。下屋のある住宅が建ち並ぶ地域での計画。“屋根が重なる風景”との呼応も意図し、箱型のヴォリュームの四周に“庇”を配置する建築を考案。縁側の垂木を内部にまで延長して“屋根で守られる安堵感”も空間に与える
諸江一紀建築設計事務所による、愛知・岡崎市の「庇の家」。下屋のある住宅が建ち並ぶ地域での計画。“屋根が重なる風景”との呼応も意図し、箱型のヴォリュームの四周に“庇”を配置する建築を考案。縁側の垂木を内部にまで延長して“屋根で守られる安堵感”も空間に与える外観、南側の庭より見る。 photo©ToLoLo studio
諸江一紀建築設計事務所による、愛知・岡崎市の「庇の家」。下屋のある住宅が建ち並ぶ地域での計画。“屋根が重なる風景”との呼応も意図し、箱型のヴォリュームの四周に“庇”を配置する建築を考案。縁側の垂木を内部にまで延長して“屋根で守られる安堵感”も空間に与える1階、ダイニングからリビングを見る。 photo©ToLoLo studio
諸江一紀建築設計事務所による、愛知・岡崎市の「庇の家」。下屋のある住宅が建ち並ぶ地域での計画。“屋根が重なる風景”との呼応も意図し、箱型のヴォリュームの四周に“庇”を配置する建築を考案。縁側の垂木を内部にまで延長して“屋根で守られる安堵感”も空間に与える1階から2階への階段 photo©ToLoLo studio
諸江一紀建築設計事務所による、愛知・岡崎市の「庇の家」。下屋のある住宅が建ち並ぶ地域での計画。“屋根が重なる風景”との呼応も意図し、箱型のヴォリュームの四周に“庇”を配置する建築を考案。縁側の垂木を内部にまで延長して“屋根で守られる安堵感”も空間に与える2階、スタディコーナーから吹抜越しに子供室側を見る。 photo©ToLoLo studio

諸江一紀建築設計事務所が設計した、愛知・岡崎市の「庇の家」です。
下屋のある住宅が建ち並ぶ地域での計画です。建築家は、“屋根が重なる風景”との呼応も意図し、箱型のヴォリュームの四周に“庇”を配置する建築を考案しました。そして、縁側の垂木を内部にまで延長して“屋根で守られる安堵感”を空間に与えることも意図されました。

岡崎市中心部からはずれ、蒲郡方面へ行く途中の山裾に建つ住宅。

建築家によるテキストより

周囲の住宅は伸びやかな土地に建ち、2階より1階が大きく、下屋がつくられていた。その屋根が重なる風景を、コストを抑えた箱型住宅でも引き継げるように1階の四周に庇を回した。庇は縁側や玄関ポーチ、勝手口、物干し、自転車や室外機の置き場にもなり、人とものの居場所になる。

建築家によるテキストより

南の縁側では大きい庇を支える垂木が室内まで伸び、構造的に釣り合う。1階でも屋根で守られる安堵感がある。垂木の上には欄間があり、カーテンを閉めても垂木の間から光が漏れ、外を感じられる。外に開くというより、外部が内部に入り込む。垂木を登った先には階段と吹抜があり、空へと続く内向的な開放感がある。

実家との間に以前からあった庭を広げ、道路から庭と崖と山並みが連続して見えるように整え、実家と程よい距離感を保った。周囲の風景を取り込みながらも、それに引きずられない力強さをめざした。

建築家によるテキストより
吉田裕一建築設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「東浦和の安居」。施主夫婦が自身の老後を見据えて依頼した住まい。車椅子での移動や介護がしやすい建築との要望に、其々の居室同士を接続して直に行き来できる平面構成を考案。趣味の園芸の為に土間や屋外の空間の使い方も考慮
吉田裕一建築設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「東浦和の安居」。施主夫婦が自身の老後を見据えて依頼した住まい。車椅子での移動や介護がしやすい建築との要望に、其々の居室同士を接続して直に行き来できる平面構成を考案。趣味の園芸の為に土間や屋外の空間の使い方も考慮外観、東側の道路より見る。 photo©長谷川健太
吉田裕一建築設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「東浦和の安居」。施主夫婦が自身の老後を見据えて依頼した住まい。車椅子での移動や介護がしやすい建築との要望に、其々の居室同士を接続して直に行き来できる平面構成を考案。趣味の園芸の為に土間や屋外の空間の使い方も考慮外観、東側の道路よりポーチを見る。 photo©長谷川健太
吉田裕一建築設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「東浦和の安居」。施主夫婦が自身の老後を見据えて依頼した住まい。車椅子での移動や介護がしやすい建築との要望に、其々の居室同士を接続して直に行き来できる平面構成を考案。趣味の園芸の為に土間や屋外の空間の使い方も考慮1階、左:和室、手前:リビング、正面奥:中庭、右:土間 photo©長谷川健太
吉田裕一建築設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「東浦和の安居」。施主夫婦が自身の老後を見据えて依頼した住まい。車椅子での移動や介護がしやすい建築との要望に、其々の居室同士を接続して直に行き来できる平面構成を考案。趣味の園芸の為に土間や屋外の空間の使い方も考慮1階、和室からダイニングを見る。 photo©長谷川健太

吉田裕一建築設計事務所が設計した、埼玉・川口市の住宅「東浦和の安居」です。
施主夫婦が自身の老後を見据えて依頼した住まいです。建築家は、車椅子での移動や介護がしやすい建築との要望に、其々の居室同士を接続して直に行き来できる平面構成を考案しました。また、趣味の園芸の為に土間や屋外の空間の使い方も考慮されました。

建主は共に定年退職し、子育てを終え、親の介護も経て看取った末に、これから自分達の老後のために新たな住まいを建てることにした老夫婦と同居する娘、そして猫2匹。

建築家によるテキストより

敷地は1980年代前半に開発された宅地造成地で、近隣にも高齢者が多い。以前はこの敷地のほど近くの別の住宅で暮らしており、そこで特に親の介護において狭い廊下や出入口、直角の多い動線で味わった苦労は、自分達自身の将来の介護・車椅子での移動を見据えると避けたいものとして強く要望された。また、趣味の園芸や駐車スペースといった屋外の使い方や、建物の環境性能、猫が楽しんで暮らせることも重要視された。

建築家によるテキストより

各諸室ごとに必要と思われる大きさのボリュームを設定し、それを並列するのではなく、鈍角ないし真っ直ぐ隣のスペースへ行けるように繋いでみることにした。そうすることで動線としては遠回りになるが、緩やかなカーブを描きながら回遊して生活する平面計画となる。

主動線の結節点には和室があり、これはリビングやダイニングの延長のような使い方もできるし、将来介護ベッドを置くのに寝室に押し込めてしまうのではなく、どのスペースへもアプローチしやすく、且つ、家族の目が行き届きやすい場所とすることも意図している。玄関の大きな土間は園芸のちょっとした作業をしたり、畑を眺めながらお茶をするといった使い方を想定しているが、将来スロープを設置するための引きしろでもある。

各ボリュームはそのスペースで居心地の良い空気の量、光の入り方、雨の落ち方などから高さや屋根の向きを決めており、位置も大きさもバラバラに取り付いた窓は、内外にさまざまな角度の視線の抜けを作り出し、家族同士、または隣近所とのほどよい距離感を保ちながら控えめな接続を促す。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/10/7-10/13]
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/10/7-10/13]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/10/7-10/13)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 大野力 / sinatoによる、東京・千代田区の「12 KANDA」。パブリックな用途も含むシェアオフィス。個室群の“街への対峙”も意図し、屋外避難階段を表側でバルコニーと繋げて“日常動線”にする構成を考案。基準階の反復ではなく異なる“形と機能”が積層する建築を造る
  2. 石上純也が設計した「house & restaurant maison owl」の一般宿泊予約が開始。山口県宇部市にあり、2024年日本建築学会作品賞を受賞した建築。1日1組限定で全館貸切が可能
  3. KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツ・ハンブルクの「House SK」。モダニズムの建築家が手掛けた住宅の改修。明るく広々とした空間への転換を求め、既存の構成を踏襲しつつ“吹抜”の新設や“開口部”の拡大等を含む計画を考案。空間の繋がりが実寸以上の奥行と広がりを呼起す
  4. 浜田晶則建築設計事務所による、東京・世田谷区の「民家A」。現代の実家像も目指した住宅。施主が書いた“生活像の文章”を出発点とし、家族の記憶の象徴となる“もの”を街に対して表現する縦長窓“見世のディスプレイ”を備えた建築を考案。民家の要素や構成を援用して造る
  5. 宮崎晃吉 / HAGISOによる、茨城・笠間市の「ATAGO FOREST HOUSE」。自然公園にある建物と周辺環境を整備する計画。“地域の憩いの場”で“観光拠点”を目指し、“心も体も切り替わる中継地点”としての建築を志向。既存への“円弧状のテラス”などの増築と共にサインまでも見直す
  6. 塩入勇生+矢﨑亮大 / ARCHIDIVISIONによる、長野・安曇野市の「RE FORM」。設計者の実家の改修。家の象徴である“座敷”の扱いから議論を始め、一人ひとりに異なる意見がある“陣取り合戦”の様な状況に向合い設計。“各々が自らの陣を取り、また陣を渡してきた結果”としての空間が現れる
  7. 長坂常 / スキーマ建築計画による、群馬・太田市の「古川製作所新社屋+工場」。部品製造会社の“生産システム”を作る企業の為に計画。認知度を高めて雇用にも貢献する存在を目指し、“会社の顔となる開かれた建築”を志向。内外の多様な要素に“一貫した軸”を与える為にグリッドを用いて設計
  8. 富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、栃木・那須町の宿泊施設「赤松平の減築」。個人の別荘を簡易宿所に改修する計画。宿としては“大きすぎる”既存建物と向き合い、木々に囲まれた環境に対して“友好的に面積を減らす”設計を志向。居室の外部化や吹抜への転換で森と呼応する空間に変える
  9. 森下陽 / AMPによる、静岡・浜松市の住宅「コマツノコヤ」。畑を宅地化した住宅街の敷地。地域的に求められる“駐車計画”から出発し、将来的に1階のみでの生活を想定した“寄棟屋根”の建築を考案。地域の職人たちと協力して工種や“工期を可能な限り減らして”建てる
  10. 安藤忠雄の活動を特集したテレビ番組の動画。安藤が改修を手掛けた、京都の「湯川秀樹博士旧宅(京都大学下鴨休影荘)」について紹介する内容。2024年10月に放送されたもの
  11. 西久保毅人 / ニコ設計室による、プリズミックギャラリーでの建築展「それはあなたの言葉から」。施主の発した“言葉を定規に設計”してきた建築家の展示。自身の手掛けた建築の“小ささ”を意識させる為に、会場の中心に“大きな猫”のオブジェを配置。子ども達でも楽しめるように“ごろごろできる”場も作る
  12. 森下修 / 森下建築総研による、兵庫・神戸市の、宿泊施設「ThinkStay Mt.」。設計者が事業主で運営も手掛ける山中のワーケーション施設。“心地よく創造的な活動”の場を目指し、5棟の高床式の“アトリエコテージ”を設計して森の中に配置。既存の修復は設計者の主導のもと平田建設も関わる
  13. 藤本壮介事務所が受注候補者に選定された、仙台の「(仮称)国際センター駅北地区複合施設」の最終審査公開プレゼンの動画。最終候補者には、北澤伸浩事務所、山田紗子事務所+BPDL+佐藤慎也研究室、昭和tデYetB、日建設計も名を連ねる。審査員は、青木淳、西沢立衛、冨永祥子、岩間友希、髙橋新悦。2024年9月に行われたもの
  14. 太田健裕 / 太田設計舎による、宮城・石巻市の週末住宅「山麓堂」。高齢化が進む過疎地域での計画。寄合所の様な“集える場所”との要望に、全体の半分以上を半外部空間の“大きなワンルーム”とする構成を考案。床の仕上げや二層の建具などで“柔軟”な場づくりも可能にする
  15. 渡邉明弘事務所・オクムラデザイン・キーマンによる、東京・千代田区の「REDO JIMBOCHO」。雑居ビルを改修と耐震化した“シェア型複合施設”。既存の状態に対し、“修繕”でも“建替”でもない“再生”する設計を志向。柱の増し打ち補強を含む“総合的な計画”で他の選択肢では“得難い空間”を生み出す
  16. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  17. SDレビュー2024の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
  18. 藤本壮介事務所が受注候補者に選定された、仙台の「(仮称)国際センター駅北地区複合施設」の提案書が公開。最終候補者の、北澤伸浩事務所、山田紗子事務所+BPDL+佐藤慎也研究室、昭和tデYetB、日建設計のものも公開。審査員は、青木淳、西沢立衛、冨永祥子、岩間友希、髙橋新悦
  19. 山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
  20. アンドラ・マティンの初めての作品集『Tropicality: Houses by Andra Matin』をプレビュー。インドネシアを拠点とする建築家。内外の繋がる開放的なリビングを備えた自邸で世界的にも注目を集める

アンドラ・マティンの初めての作品集『Tropicality: Houses by Andra Matin』をプレビュー。インドネシアを拠点とする建築家。内外の繋がる開放的なリビングを備えた自邸で世界的にも注目を集める
アンドラ・マティンの初めての作品集『Tropicality: Houses by Andra Matin』をプレビュー。インドネシアを拠点とする建築家。内外の繋がる開放的なリビングを備えた自邸で世界的にも注目を集めるFront cover © Thames & Hudson
アンドラ・マティンの初めての作品集『Tropicality: Houses by Andra Matin』をプレビュー。インドネシアを拠点とする建築家。内外の繋がる開放的なリビングを備えた自邸で世界的にも注目を集めるp.26-27 AM Residence, Jakarta, 2012 A trembesi tree at the centre of the inner courtyard formed a primary element in the spatial composition, with the owner wanting to see it from his bedroom. © 2024 Wonders of Weaving
アンドラ・マティンの初めての作品集『Tropicality: Houses by Andra Matin』をプレビュー。インドネシアを拠点とする建築家。内外の繋がる開放的なリビングを備えた自邸で世界的にも注目を集めるp.33 AM Residence, Jakarta, 2012 Entering the AM Residence is a spatial journey in itself. On passing through the gate, visitors encounter a fishpond and a library. The journey continues along an elbow-shaped ramp that connects the street level to the elevated ground floor. © 2024 Wonders of Weaving

アンドラ・マティンの初めての作品集『Tropicality: Houses by Andra Matin』をプレビューします。
インドネシアを拠点とする建築家です。内外の繋がる開放的なリビングを備えた自邸で世界的にも注目を集めています。自邸「AM Residence」の写真は、建築家のウェブサイトも閲覧可能です。作品集のamazonでの販売ページはこちら


こちらはリリーステキストの翻訳です

インドネシアで最も著名でエキサイティングな建築家による初のモノグラフ。自身の驚くべき自宅を含む、最高の住宅プロジェクトのセレクションを紹介しています。

Tropicality: Houses by Andra Matin(トロピカリティ:アンドラ・マティンによる住宅)は、この建築家と彼のスタジオが過去20年間に設計した最高の住宅16軒をまとめたものです。卓越した職人技と豊かなトロピカリティ(熱帯性)を基準に選ばれた各住宅は、建築家のリラックスした暮らしと、触感のある素材に対する生まれながらの感覚を表現しています。これらはその言葉が持つあらゆる意味でクールな環境であり、周囲の環境と無理なく調和しています。

完全に屋外に開かれた高床式の住宅から、巨大な張り出したコンクリートの屋根を持つ住宅、木々の間に隠れるように建つ六角形の週末用別荘まで、美しい空間に関心のある人なら誰でも、これらの住宅に喜びを感じ、インスピレーションを受けるでしょう。

建築業界では見過ごされがちな広大な熱帯気候の国で活動するアンドラ・マティンは、インドアとアウトドアの境界を再定義するに至りました。彼の作品は広くこの地域で賞賛されていますが、そのプロジェクトの多くはほとんど目に触れることがありません。マティンの斬新なアプローチは、初の英語版モノグラフで明らかにされており、特に温暖化が進む世界において、多くのことを教えてくれます。

藤森照信による、長野・茅野市の3つの茶室(空飛ぶ泥舟・高過庵・低過庵)を訪問して紹介している動画。2024年9月-10月に公開されたもの

藤森照信による、長野・茅野市の3つの茶室(空飛ぶ泥舟・高過庵・低過庵)を訪問して紹介している動画です。2024年9月-10月に公開されたもの。

続編の動画は以下に掲載します。

【ap job更新】 “状況の中の建築 / 状況のデザイン”をテーマに活動する「ihrmk」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 “状況の中の建築 / 状況のデザイン”をテーマに活動する「ihrmk」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 “状況の中の建築 / 状況のデザイン”をテーマに活動する「ihrmk」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中はつせ三田(集合住宅) ©Inatsugu Taisuke

“状況の中の建築 / 状況のデザイン”をテーマに活動する「ihrmk」の、設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

ihrmkでは設計スタッフ(経験者)を募集しています。

【ihrmk(アイエイチアールエムケイ)について】
井原正揮、井原佳代が主宰する東京の設計事務所です。
2015年に設立し、リノベーション、住宅、集合住宅、公共建築など様々な規模の建築の設計・監理を行っています。プロジェクトは東北から九州まで多岐に渡ります。(10/10現在、進行中プロジェクトは10件強で、計画・設計・監理と様々なフェイズを経験できます。)

私たちは設計活動において、「状況の中の建築/状況のデザイン」を意識しています。

動的な状況の中から状況そのものをデザインすること、物理的・機能的・社会的な状況変化への応答、状況とデザイン相互のフィードバックの中に新しい建築のあり方を見い出したいと考えています。

人と環境というのは、以前はどちらかに焦点を当てて行き来すると考えられていましたが、そうではなくてこの間に相互作用があって、相互関係を通して適応し続けていく。それが「状況の中の人」と定義されています。

建築に置き換えてみても、建築と環境のどちらかに焦点をあててどちらかを無理に変えようとするのではなく、混じりあうのでもなく、「状況の中の建築」をデザインしていきたい。そういうふうに考えながら敷地や人々、素材を丁寧にくみ取り設計をしています。

事務所は東京港区にある自社設計の「はつせ三田」に構えています。敷地調査から、計画、設計、監理までスタッフ全員で情報共有しながら取り組んでいます。

チームとして一緒に取り組んでいただける方のご応募をお待ちしております。

【ap job更新】 愛知を拠点に建築等の撮影を手掛け、雑誌社にも多数依頼される「トロロスタジオ」が、フォトグラファー(未経験者も可)を募集中
【ap job更新】 愛知を拠点に建築等の撮影を手掛け、雑誌社にも多数依頼される「トロロスタジオ」が、フォトグラファー(未経験者も可)を募集中
【ap job更新】 愛知を拠点に建築等の撮影を手掛け、雑誌社にも多数依頼される「トロロスタジオ」が、フォトグラファー(未経験者も可)を募集中住宅 / 武藤圭太郎建築設計事務所

愛知を拠点に建築等の撮影を手掛け、雑誌社にも多数依頼される「トロロスタジオ」の、フォトグラファー(未経験者も可)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【トロロスタジオについて】
トロロスタジオは、建築文化、芸術文化を深く愛する“記録係集団”です。
建築・美術・舞台・プロダクトの 写真・動画を撮影しています。撮影を通じて、微力ながら文化の発展に貢献したいと考えています。

私たちは現在8名(フォトグラファー3名+レタッチャー他4名+海外スタッフ1名)で活動しているチームです。
それぞれに得意分野を持って、全国各地で撮影しています。月に2回、BOGという名前の勉強会を開いて、お互いの知見を高めあっています。

私たちはニシヤマナガヤというシェアスペースに事務所を構えています。
1Fには、花屋さん、珈琲屋さん、焼き菓子屋さん、2Fには私たちの事務所のほか、建築設計事務所、キッチン設計事務所、そして色々な教室が開催されるレンタルスペースがあります。ここを訪れる多様な人たちと交流することで、視野を広げることができる環境です。

【代表 谷川ヒロシについて】
学生時代に友人らと共に空間デザインの事務所を立ち上げる。シーラカンスアンドアソシエイツ等を経て2007年に独立。その後、病気になり3年半ほど病室か寝室で過ごす。リハビリと思っていた建築や美術の記録が楽しくなってしまい現在に至る。建築/美術バカ。来世では必ず建築家か芸術家になる予定。

現在は頼もしいメンバーが増え、チームでしか成し得ない仕事もできるようになってきました。
建築や美術の分野で新しい世界を見せてくれる方々に、微力ながら貢献できることに喜びを感じています。

太田健裕 / 太田設計舎による、宮城・石巻市の週末住宅「山麓堂」。高齢化が進む過疎地域での計画。寄合所の様な“集える場所”との要望に、全体の半分以上を半外部空間の“大きなワンルーム”とする構成を考案。床の仕上げや二層の建具などで“柔軟”な場づくりも可能にする
太田健裕 / 太田設計舎による、宮城・石巻市の週末住宅「山麓堂」。高齢化が進む過疎地域での計画。寄合所の様な“集える場所”との要望に、全体の半分以上を半外部空間の“大きなワンルーム”とする構成を考案。床の仕上げや二層の建具などで“柔軟”な場づくりも可能にする外観、北東側より見る。 photo©楠瀬友将
太田健裕 / 太田設計舎による、宮城・石巻市の週末住宅「山麓堂」。高齢化が進む過疎地域での計画。寄合所の様な“集える場所”との要望に、全体の半分以上を半外部空間の“大きなワンルーム”とする構成を考案。床の仕上げや二層の建具などで“柔軟”な場づくりも可能にする外観、東側より見る。 photo©楠瀬友将
太田健裕 / 太田設計舎による、宮城・石巻市の週末住宅「山麓堂」。高齢化が進む過疎地域での計画。寄合所の様な“集える場所”との要望に、全体の半分以上を半外部空間の“大きなワンルーム”とする構成を考案。床の仕上げや二層の建具などで“柔軟”な場づくりも可能にする左:リビング:右:土間 photo©楠瀬友将
太田健裕 / 太田設計舎による、宮城・石巻市の週末住宅「山麓堂」。高齢化が進む過疎地域での計画。寄合所の様な“集える場所”との要望に、全体の半分以上を半外部空間の“大きなワンルーム”とする構成を考案。床の仕上げや二層の建具などで“柔軟”な場づくりも可能にする和室からリビングを見る。 photo©楠瀬友将

太田健裕 / 太田設計舎が設計した、宮城・石巻市の週末住宅「山麓堂」です。
高齢化が進む過疎地域での計画です。建築家は、寄合所の様な“集える場所”との要望に、全体の半分以上を半外部空間の“大きなワンルーム”とする構成を考案しました。そして、床の仕上げや二層の建具などで“柔軟”な場づくりも可能にしました。

仙台平野の水田が広がる宮城県石巻市北西部に、旭山という標高200mにも満たない小さな山があり、その周辺一帯を北村地区と呼ぶ。市街地からは数km圏内でありながらやまびこが鳴り響き、羊が放牧されている長閑な山麓に敷地がある。人口2千人程のうち65歳以上の高齢者が約4割を占め、近年周辺の家屋も空き家となっている。

建主は60代中盤のセミリタイヤした夫妻で、石巻市の中心部にある市街地に住まいをもっているが、夫の実家も空き家状態が長く続いていた。700坪ほどある土地に、母屋、倉庫、蔵、蚕小屋、風呂小屋、井戸小屋のさまざまな建物が点在しており、水捌けが悪いことからどれも土台が傷んだ状態であった。

建築家によるテキストより

そのままの状態で子供たちへ相続することは避けたい。農村地で抱える土地の相続問題は、管理の不便さから手放してしまうことが少なくないが、親族で思い入れもありこの先も生きる場に生まれ変わらせたいという切実な思いがあった。

将来は市街地から移住して夫婦で農作業をしながらこの家で住むことが前提だが、寄合所のように親戚や友人、近隣の皆が集える場所にしたいという。

建築家によるテキストより

既存利用も含めたさまざまな可能性の検証を繰り返し、最終的には農作業時に利用する井戸小屋のみを残して小さな平屋を建てることにした。屋根下の半分以上を土間や軒下の半外部空間で構成し、大きなワンルームをつくった。

地面と連なる床は、室内側からオーク材、砂色のタイル、粒子の細かい石へ素材が徐々に移り変わり、その領域をガラス引戸と格子ガラス引戸の二層の建具が領域を横断しながら緩やかに場を形成し、農作業や人が集まるときに柔軟に場をつくる。

山の稜線に沿うカーブの屋根は、光沢の天井がアクティビティや周辺環境をぼんやりと映し出し、領域を横断して環境を取り込む。その三次元曲面は、梁の角度を各スパンごとに少しずつ変える些細な操作で構成し、一般的な在来工法でローカルな職人と共につくった。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 設計事務所と協力して“夢をかたちにする”不動産会社「株式会社TRIAD」が、意匠設計 及び プロジェクトマネジメントの社員(経験者)を募集中
【ap job更新】 設計事務所と協力して“夢をかたちにする”不動産会社「株式会社TRIAD」が、意匠設計 及び プロジェクトマネジメントの社員(経験者)を募集中
【ap job更新】 設計事務所と協力して“夢をかたちにする”不動産会社「株式会社TRIAD」が、意匠設計 及び プロジェクトマネジメントの社員(経験者)を募集中

設計事務所と協力して“夢をかたちにする”不動産会社「株式会社TRIAD」の、意匠設計 及び プロジェクトマネジメントの社員(経験者) 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【南青山を拠点とする会社】
事業主側で設計事務所と協力して夢をかたちにする仕事です

【弊社で働く魅力とやりがい】
当社は不動産を「まちを構成する大切な資産」として捉え、“社会”に“人”に貢献できる事業活動を展開しています。
今回、開発及び改修案件数の増加により、建築意匠設計の内製化の為、建築意匠設計/プロジェクトマネージャーを募集します。

・社風
組織がフラットで経営陣や上司との距離も近く、自身の考えや意見を積極的に発信できる環境のため、やりがいを感じやすいです。
また、1人1人の社員が裁量をもって自由に仕事を進められる環境です。

・働き方
年休128日、土日祝休み、残業月20時間以内と非常に働きやすい環境です。
また、社員のほとんどが私服で勤務をしております。
会社として時差出勤を推進しており、出社時間や退社時間は柔軟に調整できます。
残業もほぼなく休日もしっかりと取れ、離職率も低く、好待遇な環境です。

・採用背景
2011年の創業から築き上げてきた信用力、多彩な経験と高い視座を持った人材による不動産仕入れ力、さらに他社に類を見ない圧倒的スピード感のある資金調達力により、不動産投資という分野で確実に成長をしてきました。

2024年2月に不動産投資クラウドファンディング「COZUCHI」を運営するLAETOLI株式会社、融資型クラウドファンディング「COMMOSUS」を運営する株式会社SOCIAL COMMON CAPITALと業務提携を行いました。
2026年度にはCOZUCHI・COMMOSUSの2サービスの累計調達実績1,500億円、累計投資家登録数15万人の到達を目標に掲げ、国内最大規模の資金調達力を有したクラウドファンディングサービスへ発展させていきます。

今後も安定的に事業を継続し、さらなる不動産投資の価値と可能性を高めていくために体制強化を図りたく、増員採用を行います。

【仕事内容】
有名建築家とコラボした新築案件や、改修案件におけるこだわりのデザイン監修など、不動産会社内で建築に特化した専門性の高い建築部門でのお仕事です。

デザイン・建築に、興味のある方はやりがいのあるお仕事になります。

西久保毅人 / ニコ設計室による、プリズミックギャラリーでの建築展「それはあなたの言葉から」。施主の発した“言葉を定規に設計”してきた建築家の展示。自身の手掛けた建築の“小ささ”を意識させる為に、会場の中心に“大きな猫”のオブジェを配置。子ども達でも楽しめるように“ごろごろできる”場も作る
西久保毅人 / ニコ設計室による、プリズミックギャラリーでの建築展「それはあなたの言葉から」。施主の発した“言葉を定規に設計”してきた建築家の展示。自身の手掛けた建築の“小ささ”を意識させる為に、会場の中心に“大きな猫”のオブジェを配置。子ども達でも楽しめるように“ごろごろできる”場も作る photo©西久保毅人
西久保毅人 / ニコ設計室による、プリズミックギャラリーでの建築展「それはあなたの言葉から」。施主の発した“言葉を定規に設計”してきた建築家の展示。自身の手掛けた建築の“小ささ”を意識させる為に、会場の中心に“大きな猫”のオブジェを配置。子ども達でも楽しめるように“ごろごろできる”場も作る photo©西久保毅人
西久保毅人 / ニコ設計室による、プリズミックギャラリーでの建築展「それはあなたの言葉から」。施主の発した“言葉を定規に設計”してきた建築家の展示。自身の手掛けた建築の“小ささ”を意識させる為に、会場の中心に“大きな猫”のオブジェを配置。子ども達でも楽しめるように“ごろごろできる”場も作る photo©西久保毅人

西久保毅人 / ニコ設計室による、プリズミックギャラリーでの建築展「それはあなたの言葉から 世界をHAPPYにするちいさな建築」です。
施主の発した“言葉を定規に設計”してきた建築家の展示です。建築家は、自身の手掛けた建築の“小ささ”を意識させる為に、会場の中心に“大きな猫”のオブジェを配置しました。また、子ども達でも楽しめるように“ごろごろできる”場も作りました。開催期間は、2024年10月19日まで(期間中休廊日あり)。入場無料です。展覧会の公式ページはこちら

展示のテーマのひとつ目は、言葉です。

これまでそれぞれの建主さんに頂いたたくさんの素敵な言葉を定規に設計をしてきました。それは要望というよりも、ちょっとした雑談の際にこぼれ落ち、僕が拾い集めた言葉達です。たとえば「敷地は地球のものだと思うんですよ!」「家を作る事でご近所に貢献したいんです!」「えんがわって素敵ですね、縁のある側っていう言葉も!」「家には無駄なところもたくさん欲しいんです!」「街の子ども達が立ち寄りたくなる家にしたいんです!」などなど。

建築家によるテキストより

ふたつ目のの展示のテーマは、「大きいはちいさい ちいさいは大きい」です。

ちいさな建築、とは言うものの、実際はちいさな建築だって人間からしたら随分大きな存在です。そして一般的な建築の展覧会は実物を展示不可能なため、模型、写真、図面、説明文での構成になってしまいます。そこで会場の中心には、大きな猫を作りました。僕たちの暮らしや街の中で、一番身近でちいさな存在の動物である猫を、ギャラリーで一番大きな存在として拡大して作る事で、体感縮尺を反転させ建築がとてもちいさな存在に見えるといいなと考えました。

建築家によるテキストより

最後にみっつ目のテーマは、子ども達も楽しめるギャラリー空間です。

ギャラリーや美術館に子ども達を連れて行くと、すぐに「帰るー、もう帰るーつまんなーい」の大合唱がはじまります。僕も3人の子供達を連れて行ったギャラリーで何度イラッとされた事か。そりゃそうですよね!真っ白な音の響く空間で、大人の目線に作品が飾られ、ちょっとでも声を出したり、触ると怒られますから。座る場所も、ごろごろする場所もない。寝転んだらまた怒られる。

今回、そんな一般的なギャラリーとは真逆の空間を作りたいと思いました。

建築家によるテキストより
2024年9月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40
2024年9月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40

アーキテクチャーフォトで、2024年9月に注目を集めた記事をランキング形式でご紹介します。


  1. 山口誠デザインによる、東京・台東区のオフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
  2. 藤本壮介事務所が受注候補者に選定された、仙台の「(仮称)国際センター駅北地区複合施設」の最終審査公開プレゼンの動画。最終候補者には、北澤伸浩事務所、山田紗子事務所+BPDL+佐藤慎也研究室、昭和tデYetB、日建設計も名を連ねる。審査員は、青木淳、西沢立衛、冨永祥子、岩間友希、髙橋新悦。2024年9月に行われたもの
  3. SDレビュー2024の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
  4. 藤本壮介事務所が受注候補者に選定された、仙台の「(仮称)国際センター駅北地区複合施設」の提案書が公開。最終候補者の、北澤伸浩事務所、山田紗子事務所+BPDL+佐藤慎也研究室、昭和tデYetB、日建設計のものも公開。審査員は、青木淳、西沢立衛、冨永祥子、岩間友希、髙橋新悦
  5. SANAAの妹島和世と西沢立衛が、自身が設計を手掛けた“グラングリーン大阪の大屋根”について解説している動画。建築の様子も収録。2024年9月に公開されたもの
  6. SDレビュー2024の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
  7. 大西麻貴+百田有希 / o+hによる、TOTOギャラリー・間での建築展「生きた全体――A Living Whole」。“生きた全体”を思索して創作する建築家の展覧会。建築を“生き物”と捉え、機能や性能を越えて“愛しみ、育てていく”存在として造り上げた作品群を紹介
  8. teamSTARによる、神奈川・横須賀市の「Villa A」。眼前に海が広がる敷地。海底を思わせるホールから“貝殻をイメージした螺旋階段”を登り、富士山と海に向けた“アーチ屋根”に覆われた主要階に到達する構成を考案。屋根の形は土地の高低差に合わせ階段状とする
  9. 建築家 永山祐子とプロダクトデザイナー 倉本仁によるトークイベント「未来のために、建築・デザインにできること」が開催。リビングデザインセンターOZONEの30周年を記念して企画
  10. 高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureによる、東京・台東区の店舗「花重リノベーション」。歴史ある花店を改修した文化的拠点。文化を未来に繋ぐ為の“動的な保存”として、“核となる基本的な骨格”と“変化し続けるもの”が同時にある建築を志向。新旧や内外の対立がない“連鎖的に繋がる”空間も意図
  11. 今津康夫 / ninkipen!による、大阪・羽曳野市の飲食店「viteraska」。歴史ある街道沿いの古民家を改修。“現代的な料理”を提供する店舗の為に、“過去と現在をチューニング”する空間を志向。既存を“土と木の状態”に戻した上でメッキ鋼板や人造大理石などの様々な素材を用いる
  12. オンデザインの内装デザインによる、大阪市の「QUINTBRIDGE」。交流と共創を促すオープンイノベーション施設。協働の場に必要な“オープンでフレキシブル”に応えつつ、集団の中でも“緊張せず過ごせる”場を志向。距離や視線を什器等で細かく“チューニング”して空間を作る
  13. BIGによる、デンマークの「ペーパーアートミュージアム」。元スーパーマーケットをペーパーアートの美術館に転用する計画。伝統を未来に引継ぐ存在として、“一枚の紙”の様な屋根で既存建物を覆う構成を考案。既存壁面には“折紙”を参照した音響調整機能層が付加される
  14. OpenAとケース・リアルによる、佐賀・嬉野市の「UPLIFT SHIMOJYUKU+MILKBREW COFFEE URESHIO ONSEN」。新設駅の駅前広場に建つカフェ兼ラボ。どの方向からも目に入る敷地の特性に着目し、四方をガラス窓とした回遊性のある“正方形平面”の建築を考案。建設費の高騰などに対応する為に“システム建築”を流用して造る
  15. 平山健太建築設計事務所による、東京・文京区の住戸改修「白山の住宅」。大きな緑地に面した角の区画。大きな柱や梁がない“RC壁式構造”の躯体に着目し、構造体と内装に“丁寧な関係”をつくる設計を志向。工事の簡素化も意図し“造作家具と建具”を用いて間仕切る計画を考案
  16. 小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所による、東京・日本橋の宿泊施設「Hotel Rakuragu」。都心の雑居ビルに囲まれた狭小地での計画。“面積以上の広さの獲得”を求め、“都市の隙間”に向けて各階ごとに異なる形状のバルコニーを設ける建築を考案。構想を実現する為に“ブレース併用ラーメン構造”を採用
  17. 【シリーズ・色彩にまつわる設計手法】第5回 青木淳 インタビュー・後編「色彩の変わり続ける意味合いと面白さ」
  18. MVRDVと華藝設計による、中国・深センのスポーツ施設「The Sweet Spot」。バドミントンをメインに様々なスポーツを行う施設。競技に用いる道具から着想を得て、“240mにわたるラケットヘッドの形をした屋根”を備えた建築を考案。誰もが理解して楽しめるコンセプトでの創造も意識
  19. 境原桃太+境原彩香 / 境原建築設計事務所による、愛知・半田市の「間の家」。北側接道の三方を囲まれた敷地。“外との親密さ”と“囲まれた落ち着く場”の両極端な要望に対し、環境のポジティブな要素の収集から計画を開始。片側に寄せた母屋から細長い“間の空間”を突出させる構成を考案
  20. 阿蘓俊博と平井直樹による、東京・練馬区の「小竹向原の家 / 間口と奥行」。住宅街の間口3.5mの敷地での計画。この敷地だからこその建築を求め、最大限の量塊を確保した上で“間口方向の分節”と“奥行方向の統合”を繰返す構成を考案。小さく細長いからこそ現れる“豊かな景色”を作る
  21. 本瀬あゆみ+齋田武亨 / 本瀬齋田建築設計事務所による、茨城・東茨城郡の「畑の中のこども園」。地域の教育と保育を担ってきた施設の建替。“原風景”にもなる存在を目指し、周囲のスケールや地面の色とも呼応する“大屋根”を備えた建築を考案。軒下に長いデッキを配して内外の見通しの良さと連続性も生み出す
  22. 室宏アトリエによる、大分の「宇佐の家」。“自然と住宅地が切替わる”場での計画。外の視線を遮りつつ“環境を享受”する為、壁で閉じた空間の上に“切妻の大屋根”を架けて間に高窓を設ける建築を考案。内部では小さな間仕切を点在させて光と風を共有
  23. 青木淳・西沢立衛・冨永祥子らが審査する、仙台市の「(仮称)国際センター駅北地区複合施設」設計プロポの実施要領が公開。応募要件は比較的低めに設定
  24. 伊東豊雄と平田晃久が対談しているテレビ番組の動画。2024年9月に公開されたもの
  25. 森清敏+川村奈津子 / MDSによる、埼玉・北葛飾郡の「鷲巣の走馬棟」。増築を重ねた歴史ある禅寺の改修。一期工事では住まいである“庫裏”を対象とし、公私の動線の整理と視線の抜けを意識した計画を志向。既存の瓦屋根が連なる佇まいを“継承”しながらの“進化”も意図
  26. トラフ建築設計事務所による、台湾の店舗「Aesop Taichung」。緑道沿いの既存建物の内外を改修。人々の日常の延長にある“親しみのある空間”を目指し、街中を観察して発見した素材や意匠を“再解釈”する設計を志向。市場の陳列棚や照明に加えて屋台の仕上げ等も参照して作る
  27. 山﨑壮一建築設計事務所による、沖縄の宿泊施設「アルカディアリゾート宮古島」。海沿いの傾斜地に建つ全室スイートルームのホテル。眺望と景観の継承を主題とし、高さを抑えた三棟を“地形の等高線”に沿って配置する計画を考案。“海との出会い方”も考慮してゲートや壁などの建築要素を設計
  28. 高松伸による、東京・渋谷区の地下に埋設されたオフィスビル「アーステクチャー・サブワン」が、約5.2億円で販売中
  29. 井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioによる、神奈川・相模原市の「環状リビングの家」。商業地に建つ“完全分離型”の二世帯住宅。将来的な周辺の変化も想定した建築として、南側隣地との間に“空隙”を作る断面構成を考案。子世帯は在宅勤務のある生活に応える為に居場所が連なる“環状の空間”とする
  30. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  31. 西島光輔 / Inrestudioによる、ベトナムの「The Gamelle」。海沿いに建つ製品検査を行う実験棟。用途に必要な“潮風や砂塵”からの保護も意図し、現地の煉瓦を用いた“飯ごう形の外郭”の建築を考案。視線が建物を通り抜けるように“大小の開口”を設けて環境との関係も構築
  32. トラフ建築設計事務所による、東京・墨田区の店舗「塩をまぜる店『ぐるぐるしゃかしゃか』」。商業施設の中の角の区画での計画。与件を活かし、“二方向から出入り”を可能として“大きなL字のカウンター”を設置する構成を考案。壁面への600個の塩の陳列は対応の効率化と視覚的な充実感の向上を意図
  33. 石上純也建築設計事務所による、中国・山東省の「水の美術館」。湖の上の約“1km”の建築。中国の“茫漠とした風景”という前提に対して、環境と建築を近付け“対等な存在”となる設計を志向。湖の端から端まで延びる“新しい陸地”を“水面にそっと触れる”様にしてつくる
  34. 宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・江東区の住宅改修「亀戸天神の客間」。客人をもてなす暮らしを思い描く施主の為に計画。ゲストの為に“どうあるべきか”を主題とし、ホテルやレストランを作る様な姿勢で設計。自然光が美しく照らすように考慮した“広いワンルーム”のLDK空間を考案
  35. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
  36. 米田雅樹 / ヨネダ設計舎による、三重・伊勢市の「キロプテラの家」。編集者の施主と両親の為に計画。“知覚・時間・想像”に拡がりを与える存在を求め、“ルートと選択”という趣旨の元に“モジュールを反復させる”平面構成を考案。複数の経路で“無限遠の様なループ性”も生み出す
  37. 宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・台東区の飲食店「noie」。住宅の一部を改修したワインバー。地域住民の“もうひとつの家”を目指し、厨房を多角形のカウンターで取り囲んで“自然と会話が生まれるような”距離感を創出。空間演出や店の在り方を考慮して様々な色も用いる
  38. ダービット・ビーランダーによる、金で出来ているのに、段ボール製にしか見えないブレスレットシリーズ「cardboard」の写真
  39. 平田晃久建築設計事務所による、東京の、住宅・ギャラリーからなる複合ビル「Tree-ness House」
  40. ファラによる、ホルトガルの美術館“MAAT”での、アート展の会場構成「cesariny」。現地のシュルレアリズムを代表する画家の展覧会の為に計画。作品群が“関係性と挑発”の中で並ぶように、“過度に形式的な部屋”に“非形式的な二つの面”を配置。構造体は“軽やかでありながら無限”を意図

【ap job更新】 “住まい手が主役の家づくり”を掲げ、施主が設計に関わる仕組みも提供する「エンジョイワークス一級建築士事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 “住まい手が主役の家づくり”を掲げ、施主が設計に関わる仕組みも提供する「エンジョイワークス一級建築士事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 “住まい手が主役の家づくり”を掲げ、施主が設計に関わる仕組みも提供する「エンジョイワークス一級建築士事務所」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2025年新卒)を募集中

“住まい手が主役の家づくり”を掲げ、施主が設計に関わる仕組みも提供する「エンジョイワークス一級建築士事務所」の、設計スタッフ(既卒・経験者・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【私たちについて】
■エンジョイワークスについて
「みんなで一緒にまちづくりを」をテーマに、不動産、建築、ファンド事業を手掛け、日本全国の地域課題、社会課題の解決に取り組む会社です。一人ひとりが自分らしいライフスタイルを実現することがまちを元気にすることに繋がり、地域やまちの方々と共創する機会を生み出し持続可能で豊かな社会の実現を目指しています。

■ミッション
ライフスタイル(暮らし方、働き方、生き方)について自ら考え、自ら選択することのできる仕掛けを提供し、共創する機会を生み出す

■エンジョイワークス一級建築士事務所について
私たちは、エンジョイワークスの建築設計部門として、本拠地である鎌倉・逗子・葉山を中心とした湘南エリアの個人宅の新築・リノベーションの設計を主に手掛けています。

■私たちのこだわり
海・山の自然にあふれ、コミュニティ豊かな湘南地区。住む方も、暮らし・生き方に相当の想い・こだわりを持つ方が多いエリアです。その暮らしの場となる家づくり。設計士任せではなく、住まい手自身で、とことん考え、悩み、時には、ご自分で手を動かし、納得のいく、理想の暮らしを実現する家づくりに取り組んでほしい。家づくりの主役は住まい手自身であってほしい、それが私たちの想い、こだわりです。

■「住まい手が主役の家づくり」の仕掛け
「The SKELTON HOUSE」というエンジョイワークスの新築規格住宅は、最低限住みはじめられる高性能な「ハコ」を提供し、そこから先は、間取りも、仕上げも住まい手次第。「家づくりから始まるアプリ」というアプリを使って、ステップに沿って進めていくと、住まい手自らが設計に大きくかかわれるという仕組みを提供しています。
設計士はあくまでもその伴走者、という位置づけで、「住まい手が主役」の家づくりを実現しています。

リノベーションも、中古住宅はあくまでも「素材」と捉え、そこから先は、住まい手自身が主役で取り組んで欲しい。新築と同じ考え方です。

【働く魅力】
■エンジョイワークスで働く魅力
家が完成したらそれで終わり、ではなく、むしろ、そこからが始まり。私たち自身も湘南エリアに住み、思い通りの暮らしを始めた施主と関わり、施主同士の交流も生み、ともにコミュニティを進化させていく、それが、エンジョイワークスの考えるまちづくりの第一歩。エンジョイワークスで働く、一番の醍醐味です。

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。