SHARE 野老朝雄と豊田啓介が参加した、「DISCONNECT/CONNECT 【ASAO TOKOLO×NOIZ】」展のオープニングトークの動画
野老朝雄と豊田啓介が参加した、「DISCONNECT/CONNECT 【ASAO TOKOLO×NOIZ】」展のオープニングトークの動画です。愛知県常滑市のINAXライブミュージアムで開催されている展覧会の関連企画です。会期は2021年10月21日まで。
≪トーク内容≫
今展は、野老朝雄氏とnoizのコラボに加え、タイルを素材に加えたことによるリアルとデジタルの調和を活かした展覧会です。完成にいたるメーキングの過程を振り返りながら、同展タイトルの「DISCONNECT/CONNECT」を背景に、野老氏と豊田氏に、それぞれの役割や魅力、今展のねらい、制作思考中の紆余曲折などを熱く語っていただく予定です。
以下に、展覧会の概要等も紹介します。
以下の写真はクリックで拡大します
昨夏コロナ禍において、実展示からオンラインでの展覧会に転じたLIXILギャラリー*の「CONNECT/DISCONNECT 【ASAO TOKOLO×NOIZ】」。このたび、美術家の野老朝雄と建築デザイン事務所〈noiz〉が再びタッグを組み、当館の土で囲まれた実空間で展覧会を実現させます。紋様の創作をとおして多種多様な関係性を築こうとする野老のテーマ「つなげる」から名づけられたオンライン展のタイトルは、コロナ禍で一旦途切れたものの、再びつなげるとし、今展では語順を逆転させています。
*2020年9月閉廊
野老の作品といえば、東京2020オリンピック・パラリンピックのエンブレムのデザインが広く知られています。彼は、シンプルな図形で平面を隙間なく埋め尽くす「タイリング」の世界で、幾何学による無限の連続性やさまざまな展開性を特徴とする野老紋様を数多く生み出してきました。
本展では、この野老紋様が建築素材である「タイル」と結びつけられます。デザインの可能性を飛躍的に高める「コンピュテーショナル・デザイン」の分野で建築界をリードするnoizとともに、両者が野老紋様のタイルを纏った造形をつくりあげます。noizが手掛ける展示空間では、野老紋様独特のパターンやルールを活かしたタイルが多彩に展開されます。プログラミングにより生成した映像や音も織り込まれたダイナミックな環境で、まるで生きているかのように振舞う紋様とタイリングの妙、常滑の当館でしか体験できない美をお楽しみください。
■開催概要
企画展:DISCONNECT/CONNECT 【ASAO TOKOLO×NOIZ】
幾何学紋様の律動、タイリングの宇宙 Rhythms of Geometric Patterning: A Cosmos of Tiling
会期:2021年4月24日(土)~10月12日(火)
会場:INAXライブミュージアム「土・どろんこ館」企画展示室
〒479-8586 愛知県常滑市奥栄町1-130 TEL:0569‐34‐8282 FAX:0569‐34‐8283
休館日:水曜日(祝日の場合は開館)
観覧料:共通入館料にて観覧可 (一般:700円、高・大学生:500円、小・中学生:250円)
主催:INAXライブミュージアム
監修:野老朝雄、noiz
紋様制作:野老朝雄
展示デザイン:noiz
ヴィジュアルプログラミング:白木良
音楽:原摩利彦
グラフィック:小木央理
タイル制作:LIXILものづくり工房
協力:ニチレイマグネット株式会社
*感染症拡大防止のため会期、関連イベントの内容等を変更する場合があります。当館ホームページから最新情報をご確認ください。