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2021.11.29Mon
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照内創+SO&CO.による、東京・葛飾区の住宅「金町の増築」。既存建物の輪郭を手がかりに外壁等を残しつつ増築、新設部に外的な性質を持たせ“内外の存在と物質としての新旧が混ざり合う建築”を目指し、増築を契機に検査済証も取得
photo©若林勇人

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architecture|feature
東京住宅リノベーション若林勇人照内創図面あり葛飾区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・壁)EQSD一級建築士事務所SO&CO.
照内創+SO&CO.による、東京・葛飾区の住宅「金町の増築」。既存建物の輪郭を手がかりに外壁等を残しつつ増築、新設部に外的な性質を持たせ“内外の存在と物質としての新旧が混ざり合う建築”を目指し、増築を契機に検査済証も取得 photo©若林勇人
照内創+SO&CO.による、東京・葛飾区の住宅「金町の増築」。既存建物の輪郭を手がかりに外壁等を残しつつ増築、新設部に外的な性質を持たせ“内外の存在と物質としての新旧が混ざり合う建築”を目指し、増築を契機に検査済証も取得 photo©若林勇人
照内創+SO&CO.による、東京・葛飾区の住宅「金町の増築」。既存建物の輪郭を手がかりに外壁等を残しつつ増築、新設部に外的な性質を持たせ“内外の存在と物質としての新旧が混ざり合う建築”を目指し、増築を契機に検査済証も取得 photo©若林勇人

照内創+SO&CO.が設計した、東京・葛飾区の住宅「金町の増築 / Residential extension in Kanamachi」です。既存建物の輪郭を手がかりに外壁等を残しつつ増築、新設部に外的な性質を持たせ“内外の存在と物質としての新旧が混ざり合う建築”を目指し、増築を契機に検査済証も取得しました。

施主は2010年頃に既存建物を購入、木造2階建て延床面積61.27㎡の小さな住宅は、子供の成長とともに家族4人では手狭になっていた。長男の中学校入学にあわせ、長男へ自分の部屋を用意してあげたいというのが、増築を考えるきっかけであったようだ。

既存建物は2000年に発行された建築確認済証は存在したが、完了検査を受けておらず、完了検査済証がない状況であった。申請図からの大きな違いは建物位置が西側ではなく東側に寄って配置されていたこと、それ以外は筋交い位置や柱の位置の違いが複数あった。耐震診断→検査済証のない建築物に係る建築基準法適合状況調査→増築の確認申請を行い、完了検査済証を取得した。

建築家によるテキストより

本物件は都内有数の水元公園近く、駅から少し離れたロードサイドに駐車場が並ぶ低層住宅地にある。

施主は2010年頃に既存建物を購入、木造2階建て延床面積61.27㎡の小さな住宅は、子供の成長とともに家族4人では手狭になっていた。長男の中学校入学にあわせ、長男へ自分の部屋を用意してあげたいというのが、増築を考えるきっかけであったようだ。

建築家によるテキストより

既存建物は施主の代々引き継いだ建物でもなく、施主本人が建てた建物でもない。とはいえ、10年近く住み続けた記憶がある。

竣工してからの20年間存在した建物のアウトラインを一つの手がかりとして、増築することで内部化された旧外壁部やバルコニーの手すり壁、戸袋も必要最低限のみ解体し、それ以外はそのまま残置した。その上部にトップライトを設けることで、今まで屋外であった空間に増築されたことがほのかに感じられる、外のような中、中のような外、内外の存在と物質としての新旧も混ざり合う建築を目指した。

建築家によるテキストより

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照内創+SO&CO.による、東京・葛飾区の住宅「金町の増築」。既存建物の輪郭を手がかりに外壁等を残しつつ増築、新設部に外的な性質を持たせ“内外の存在と物質としての新旧が混ざり合う建築”を目指し、増築を契機に検査済証も取得 photo©若林勇人
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照内創+SO&CO.による、東京・葛飾区の住宅「金町の増築」。既存建物の輪郭を手がかりに外壁等を残しつつ増築、新設部に外的な性質を持たせ“内外の存在と物質としての新旧が混ざり合う建築”を目指し、増築を契機に検査済証も取得 image©照内創+SO&CO.
照内創+SO&CO.による、東京・葛飾区の住宅「金町の増築」。既存建物の輪郭を手がかりに外壁等を残しつつ増築、新設部に外的な性質を持たせ“内外の存在と物質としての新旧が混ざり合う建築”を目指し、増築を契機に検査済証も取得 image©照内創+SO&CO.
照内創+SO&CO.による、東京・葛飾区の住宅「金町の増築」。既存建物の輪郭を手がかりに外壁等を残しつつ増築、新設部に外的な性質を持たせ“内外の存在と物質としての新旧が混ざり合う建築”を目指し、増築を契機に検査済証も取得 image©照内創+SO&CO.
照内創+SO&CO.による、東京・葛飾区の住宅「金町の増築」。既存建物の輪郭を手がかりに外壁等を残しつつ増築、新設部に外的な性質を持たせ“内外の存在と物質としての新旧が混ざり合う建築”を目指し、増築を契機に検査済証も取得改修前の様子。 photo©SO&CO.
照内創+SO&CO.による、東京・葛飾区の住宅「金町の増築」。既存建物の輪郭を手がかりに外壁等を残しつつ増築、新設部に外的な性質を持たせ“内外の存在と物質としての新旧が混ざり合う建築”を目指し、増築を契機に検査済証も取得改修前の様子。 photo©SO&CO.
照内創+SO&CO.による、東京・葛飾区の住宅「金町の増築」。既存建物の輪郭を手がかりに外壁等を残しつつ増築、新設部に外的な性質を持たせ“内外の存在と物質としての新旧が混ざり合う建築”を目指し、増築を契機に検査済証も取得改修前の様子。 photo©SO&CO.

以下、建築家によるテキストです。


金町の増築

検査済証のない住宅の増築
本物件は都内有数の水元公園近く、駅から少し離れたロードサイドに駐車場が並ぶ低層住宅地にある。

施主は2010年頃に既存建物を購入、木造2階建て延床面積61.27㎡の小さな住宅は、子供の成長とともに家族4人では手狭になっていた。長男の中学校入学にあわせ、長男へ自分の部屋を用意してあげたいというのが、増築を考えるきっかけであったようだ。

既存建物は2000年に発行された建築確認済証は存在したが、完了検査を受けておらず、完了検査済証がない状況であった。申請図からの大きな違いは建物位置が西側ではなく東側に寄って配置されていたこと、それ以外は筋交い位置や柱の位置の違いが複数あった。耐震診断→検査済証のない建築物に係る建築基準法適合状況調査→増築の確認申請を行い、完了検査済証を取得した。

既存の輪郭を残した混ざり合う増築改修
既存建物は施主の代々引き継いだ建物でもなく、施主本人が建てた建物でもない。とはいえ、10年近く住み続けた記憶がある。

竣工してからの20年間存在した建物のアウトラインを一つの手がかりとして、増築することで内部化された旧外壁部やバルコニーの手すり壁、戸袋も必要最低限のみ解体し、それ以外はそのまま残置した。

その上部にトップライトを設けることで、今まで屋外であった空間に増築されたことがほのかに感じられる、外のような中、中のような外、内外の存在と物質としての新旧も混ざり合う建築を目指した。

L型増築とL型トップライト
既存建物は常時照明を用い、採光が不足している状況であった。そのため、既存バルコニー部と増築階段部にL型のトップライトを設け、増築でのデメリットとなりがちな既存部への採光を確保している。

立体的ワンルームリビング
1階の中心には家族全員があつまる第1のリビング、広い階段の踊り場は子どもたちの第2のリビング、2階には第3のリビングとなるルーバーリビングを設けている。どこにいても互いの気配を感じ、季節や時間帯、滞在者によって利用が変化する、流動的な立体的ワンルームリビングを既存部と増築部をまたぐように配置した。

複数のアクセスと分散化する拠点
道路側に大きな2つの両開き扉と西側に勝手口を設け、1階リビングに沿って、既存柱を活かしたエントランスと勝手口を繋ぐL型の通り土間のような空間は、水回りなどへのアクセスを複数発生させた。子どもたちは階段踊り場をソファーも利用しながらショートカットルートとして活用している。

道路側に面した2階の2つの寝室は、物干し縁側やウォークインクローゼットを経由しての出入りが可能なため、物干し縁側に面した将来設置予定のバルコニー利用時も、他人のバルコニーへの経路を確保することが出来る。

また、オリジナルの洋服製作をするクラフトスペースとワークスペースを1階と2階に分散配置している。ルーバーリビングも含めた許容力のある拠点を住宅内部に複数配置し、多数の経路を用意することで、はじめて様々な人やモノ、コトを許容することの出来る、開かれた住宅になるのではないかと考えている。
(照内創+SO&CO.)


構造計画

本計画は既存部[耐震診断/改修]と増築部[新築]に2種からなり、お互いは構造的に分離独立しており、常時及び地震時において構造部が干渉しないように計画されている。

既存部においては既存申請図面を参照し、耐震診断/改修の構造計画を行った上で、一部解体時に既存図面との相違を確認しながら改修プランに沿って適宜耐力壁の配置、既存柱梁の補強を行った。

増築部は既存建屋に沿ったL字形状となっており、不整形な形状をとりつつも、既存建屋及びファサード面に対して解放性をもった構造が必要とされた。そのため張間方向の耐力壁要素は視線が通り抜けやすい鉄筋ブレースを採用し、特に構造耐力上も重要となる1階ファサード部に関しては扁平柱+鉄筋ブレース2丁使いとし、柱脚柱頭金物においても既製品ではなく製作金物を採用した。

平面上不整形な突出部となる階段室においては、なるべく少ない耐力壁配置とし、階段横の本棚板を構造上も利用しながら平面剛性を高め、建物全体で地震力に抵抗するバランスとなるよう配慮した。
また増築部階段においては、本棚に溶け込ましつつ棚板も構造耐力に寄与するよう計画した。既存部と離隔を保ちつつ、踊り場に支柱を設けない片持ちの構成は、離しつつ遮らず、内外と新旧が混ざりあう事を殊に感じられる場所となるよう意識した。
(EQSD)

■建築概要

作品タイトル:金町の増築 / Residential extension in Kanamachi
設計:照内創+SO&CO.
住所:東京都葛飾区
所在地:東京都葛飾区
主要用途:住宅
家族構成:夫婦+子供2人
───
敷地条件
地域地区:第一種中高層住居専用地域 準防火地域
道路幅員:南11.00m
───
構造・構法
主体構造・構法:木造
基礎:べた基礎
───
規模
階数:地上2階
軒高:6,000mm 
最高高さ:7,265mm
敷地面積:132.26㎡   
建築面積:
既存 37.27㎡ 増築後 69.23㎡
(建蔽率52.35% 許容60%)
延床面積:
既存 61.29㎡ 増築後 118.22㎡
(容積率89.39% 許容200%)
既存 1階 36.44㎡ 2階 24.85㎡  増築後 1階 57.66㎡ 2階 60.56㎡
———
工程
設計期間:2018年8月〜2019年9月
工事期間:2019年10月〜2020年3月
———
建築写真:若林勇人

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

モルタルの上撥水剤塗布

内装・床土間ギャラリー、スタディークラフトスペース、キッチン床

フレキシブルボードの上ウレタンクリア塗装

内装・床リビング、主寝室、子供部屋、書斎、物干し縁側床

ラーチ合板の上OSCL塗装

内装・壁内装壁

PB12.5の上ウレタン塗装

内装・天井内装天井

PB9.5の上ウレタン塗装

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2021.11.29 Mon 10:36
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    建築家によるテキストより

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    建築家によるテキストより

    躯体の1階の天井高さはアーケードと同じ3500mm、2階は3400mmと防火建築帯とほぼ同じ規格であり、またそれは一般的なマンションなどの躯体天井高さと比べて遥かに高い。この空間スケールはアーケードと同じく、大火以降から経験されてきたこの街特有のスケールであり、この地域の共同体の活動を支えて来たであろうことは容易に想像できる。施主の描く新しい共同体の形成の器として、これらを評価し積極的に設計に取り込んだ。

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    ヴァージル・アブロー氏が亡くなりました

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    architecture|culture|fashion
    訃報ヴァージル・アブロー

    ヴァージル・アブロー氏が亡くなりました。41歳でした。
    建築出身のファンションデザイナーとして知られ、近年にはルイヴィトンメンズのアーティスティック・ディレクターを務めるなど注目を集めていました。またOMAなどとコラボレーションするなど建築界でも注目を集めました。2017年にはハーバード大学GSDでは講演も行っており、スニーカーへのサインを希望する学生が殺到する等も話題となりました(ヴァージル氏はナイキのスニーカーのデザインでも著名でした)。ご冥福をお祈りいたします。


    こちらは、ヴァージル・アブロー氏のinstagramの公式アカウントに投稿された内容。

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    こちらは、2017年にハーバード大学GSDで行われた講演の動画。

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    訃報ヴァージル・アブロー
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    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2021/11/22-11/28)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. ムトカ建築事務所による、神奈川・鎌倉市の、住宅リノベーション「家と庭と代」。再建築不可という条件に、10㎡以下の“代”を増築することで、すべての風景を肯定できる環境に変える / 山本瑠以による論考「代わるための代」
    2. 森下修 / 森下建築総研による、大阪・東大阪市の店舗兼住宅「藤田珈琲 / naked Spiral around Functions」。珈琲焙煎等の生産空間をコアに据え、そこに客席にもなるスロープが螺旋状にまとわりつき上昇する構成により、渦巻き飛翔する“フローの建築”を構想
    3. ムトカ建築事務所による、東京・小平市の、住宅改修「天井の楕円」。リビングに挿入された“スーパー楕円形状の穴の空いた天井”は、既存の開口部の在り方を変えると共に、空間の重心を中央に引き寄せ多様な居場所をつくる / 板坂留五による論考「楕円の家」
    4. 青木淳研究室による展覧会「鳥は泳ぎつづける」のレビュー。展覧会の制作プロセスを見せるという“在り方”から考えられた展示は、訪問者に関係性の視点を意識させると共に、建築の伝え方の未来までも想起させる
    5. SUGAWARADAISUKE建築事務所による、広島・三原市の、飲食店併設の製造販売施設「瀬戸内醸造所」。醸造所のコンセプトを伝える物語と風景を構築するため、35m大屋根等の要素で瀬戸内の様々な情報と環境を取捨選択し、既存風景の見え方を再編集する建築
    6. 西沢大良を迎え、中川エリカと浅子佳英が聞き手を務める対談ウェビナー「コロナ禍以降に再考する、健康な住まい」が開催。コロナ禍以降の建築の向かうべき方向性・西沢建築につながる子供時代の原風景・学生時代から続く西沢建築の本質 等について語られる
    7. 水野憲司 / mizmiz designによる、埼玉・所沢市の「東新井の家」。住民同士の関係や生活文化も色濃く地域に、応接室・縁側・間仕切りで可変できるリビングによって、日常時と来客時の変化に応じ環境が人に合わせてくれる住宅を構想
    8. SUGAWARADAISUKE建築事務所による、広島の店舗「瀬戸内醸造所 竹原直売所」。重要伝統的建造物群保存地区の古民家を改修した、数百年単位の時間軸の重層をもち、地域産煉瓦による螺旋什器が展示台からベンチまで様々な機能を担う建築
    9. 東京藝大青木淳研究室による「テンポラリーなリノベーションとしての展覧会②『鳥は泳ぎつづける』」が開催。常に工事が行われる渋谷のビル1階を会場に、展覧会の行為と時間に注目し問い直すことで、空間を変容させると共に都市空間へもアプローチ
    10. KLCによる、中国・北京の、既存倉庫を改修した飲食店「Echo House」。施主の自然との調和を求めるコンセプトに応え、一筆書き動線を既存部分に絡ませ多様な空間体験で面積を大きく感じさせると共に、“外部と内部の解像度が往復的に何度も更新される構成”をつくる
    11. 川嶋洋平建築設計事務所による、東京の、集合住宅の一住戸の改修「渋谷のリノベーション」。東西に開口を持ち明暗が時間で反転する空間を、強い光沢のある素材群を選定することにより、床天井が光の変化を反映し部屋全体の空気感を変化させる
    12. 中山英之建築設計事務所が手掛けた、東京都渋谷公園通りギャラリーの「『語りの複数性』展 会場構成」をレビュー。既存ビル内を改装したギャラリーに、動線と壁面を緻密に設計することで、自然な流れを持ったひとまとまりの展覧会という感覚と作品に深く対峙できる状況をつくりだす
    13. 【シリーズ・建築思索360°】保坂猛が語る“LOVE² HOUSE”と“建築思索”
    14. MVRDVによる、ドイツ・マンハイムの、高層集合住宅「the ‘O’」。HOMEの4文字の中の“O”の形をした建築で、“O”の中心部にパブリックテラスが設けられ、エリアの“リビングルーム”としての役割も果たす
    15. 石上純也建築設計事務所による、神奈川・厚木市の「神奈川工科大学KAIT広場」
    16. 京智健 / カイトアーキテクツと山口陽登 / YAPによる、愛媛の「伊方町観光交流拠点施設 佐田岬はなはな」。津波対策で護岸がかさ上げされた敷地にて、建物にピロティ・スロープ・ランドスケープを導入し集落と海を接続し直すことで、大自然のスケールと集落のスケールが同居する建築を構想
    17. 原田真宏+原田麻魚 / MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOによる、東京・池袋の宿泊施設「hotel Siro」
    18. 90年代後半から00代前半に起こった建築とデザインのムーブメントを生み出した『BRUTUS』編集長 西田善太への、浅子佳英によるインタビュー記事「『BRUTUS』と『Casa BRUTUS』が建築にもたらしたもの ──専門誌はどこへ向かう?」
    19. 坂茂の設計で建設が進められている、愛知・名古屋市の、木質免震構造オフィスビル「タマディック名古屋ビル」
    20. y+M design officeによる、兵庫・神戸市の住宅「浮きヤネの家」

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    2021.11.29 Mon 06:41
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    2021.11.28Sun
    • MVRDVによる、中国・深センの、既存工場ビルを改修したオフィス「アイデア・ファクトリー」。建物の歴史的痕跡を示すコンクリートフレームの外観を特徴とし、地上階から屋上に繋がる公共階段を設置することで、屋上を活動空間として地域にも開放
    2021.11.30Tue
    • 吉岡徳仁がユニクロの為にデザインした「エアリズム 3D マスク」。製造工程からデザインされ、インナーウェアの製造技術から着想を得た縫い目のないマスクで、約1年の時間をかけ100パターン以上の試作検証を行い完成
    • GROUP+清原惟+三野新による、神奈川の「海老名のアトリエ付きシェアハウス」。メーカーが建設した集合住宅の改修の依頼に、設計者が実際にそこに住み“生活の痕跡”を見つけ“形”に再構築することで、その新しい関係性により建築が更に変化する発端となることを構想
    • 森恵吾+ジャン・ジエ / ATELIER MOZHによる、中国・西安市の、ギャラリーと絵画教室「Liu painting studio」。設計検討の中で“森の礼拝堂での体験”を回顧した設計者は、天井に完璧な正円を描くことで、集まる生徒と先生の行為を支える背景としての空間を構想

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