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2022.2.01Tue
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山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す
photo©山田陽平(OYY)

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architecture|feature
リノベーション埼玉コンバージョン図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・金物)建材(内装・その他)山田陽平OYY
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)

山田陽平 / OYYが設計した、埼玉の事務所「005-office」です。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築が目指されました。

印刷工場内2Fの半分程度をオフィスとする計画。

必要とされたのは、 (A)営業・経理部門の事務室、(B)技術部門の事務室、(C)大型印刷機の作業室を2つ、である。2Fへの階段を上がってすぐに(A)の事務室を配置した。もともとある大きな作業室を分節し2つの作業室(C)とし、ここに(B)の事務室を隣接させることで、スムーズな連携が取れる室配置を意図した。

建築家によるテキストより

機能的な要件から決められた空間は工場の素っ気なさや無骨さに対してうまく馴染む一方で、デスクワークをする空間としては少し無機質すぎるように感じていた。そこで、いくつかの機能的要素をピックアップし、それらの形・大きさ・材質・色・取り付き方などを強調するようにデザインし再配置していった。

建築家によるテキストより

形は機能や意味と一対一の関係ではなく、形自体が無数の意味を発している。機能や目的に対してシンプルに応答した形を事後的に読み替え強調していくことで機能をオブジェクト化し、これによって空間を装飾することを試みている。機能を利用した装飾は合理的であると同時にステッカーをペタペタと貼り足していくような、付け足していくことの自由さも感じていた。

全くの別物へと作り直すのではなく、オブジェクトの付け足しによって空間の見え方を変えていくよう意識した。単一の機能や目的だけでは決定しきれない形で遊ぶようにして設計し、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指した。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す photo©山田陽平(OYY)
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山田陽平 / OYYによる、埼玉の事務所「005-office」。印刷工場内の床半分を事務所に改修する計画、既存の“無機質すぎる空間”に機能的要素を強調し他の意味も発見できるデザインを与え、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指す image©山田陽平(OYY)

以下、建築家によるテキストです。


印刷工場内2Fの半分程度をオフィスとする計画。

必要とされたのは、(A)営業・経理部門の事務室、(B)技術部門の事務室、(C)大型印刷機の作業室を2つ、である。2Fへの階段を上がってすぐに(A)の事務室を配置した。もともとある大きな作業室を分節し2つの作業室(C)とし、ここに(B)の事務室を隣接させることで、スムーズな連携が取れる室配置を意図した。

コストバランスを考慮して、求められたプログラム・機能的な要件に対するシンプルな応答を意識し、既存プランの整理をするようにゾーニングと動線を検討した。必然的に解体と間仕切壁の新設なども最小限となっている。

機能的な要件から決められた空間は工場の素っ気なさや無骨さに対してうまく馴染む一方で、デスクワークをする空間としては少し無機質すぎるように感じていた。そこで、いくつかの機能的要素をピックアップし、それらの形・大きさ・材質・色・取り付き方などを強調するようにデザインし再配置していった。

ここでは、窓の額縁、壁沿いの腰壁、引き戸に対して適用しているが、これら要素はプランニングと同様に機能的な必然性があり改修をした要素である。窓の額縁は雨漏りにより劣化していたため交換をし、腰壁は新たな電気設備の配線ルートとして用意した。引き戸は機械類の搬出入や印刷物を運ぶ台車が通れるよう大きな開口サイズへと作り直している。

要件を満たすだけではなくそれ以外の意味や使い方を発見し強調するようにデザインした。これによってそれぞれの要素が自律的な形として浮かび上がり、空間の見え方や印象を作り変えられないかと考えた。

具体的には、額縁は室内へ大きく引き込み、それ自体をコルク系のシートで包むことでピンボード的な家具のようになっていたり、シンクを設置してちょっとしたキッチンのようになっていたりする。腰壁は配線ルートであると同時に収納や物置として利用できる棚でもあり、飛び出した窓の額縁を支える構造にもなっている。引き戸は、幅が1600mm程度の大きなフラッシュ合板を、大型のスライドレールでアウトセットとすることで、その唐突な板の存在感を高めている。

形は機能や意味と一対一の関係ではなく、形自体が無数の意味を発している。機能や目的に対してシンプルに応答した形を事後的に読み替え強調していくことで機能をオブジェクト化し、これによって空間を装飾することを試みている。機能を利用した装飾は合理的であると同時にステッカーをペタペタと貼り足していくような、付け足していくことの自由さも感じていた。

全くの別物へと作り直すのではなく、オブジェクトの付け足しによって空間の見え方を変えていくよう意識した。単一の機能や目的だけでは決定しきれない形で遊ぶようにして設計し、合理性と自由さを同時にもつ建築を目指した。

■建築概要

名称:005-office
設計:山田陽平(OYY)
施工:davo.(礒崎裕生)、ポラスグループ
竣工:2021年3月
撮影:山田陽平(OYY)

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床

長尺塩ビシート
タイルカーペット
OAフロア

内装・壁壁

EP塗装

内装・天井天井

EP塗装

内装・その他腰壁/引き戸

ラワン合板+ウレタンクリア

内装・その他額縁

bulletin board (forbo flooring)

内装・金物引き戸

工業用大型スライドレール

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    photo©中村絵

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    建築家によるテキストより
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