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徳本賢洛 / TOK205による、新潟・北蒲原郡の住宅「聖籠35」。農村に建つ平屋の建替で集落文化に興味を持ち計画、過去から続く平面や配置を観察分析して設計に反映、地域住居の特徴の張り出す玄関を残し転用する事でも集落の固有性を継承
photo©松崎典樹 / NON SUCH photography

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建材(外装・壁)NON SUCH photography松崎典樹仲村建設TOK205徳本賢洛田中哲也建築構造計画建材(内装・設備)建材(内装・水廻り)建材(内装・建具)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり新潟住宅
徳本賢洛 / TOK205による、新潟・北蒲原郡の住宅「聖籠35」。農村に建つ平屋の建替で集落文化に興味を持ち計画、過去から続く平面や配置を観察分析して設計に反映、地域住居の特徴の張り出す玄関を残し転用する事でも集落の固有性を継承 photo©松崎典樹 / NON SUCH photography
徳本賢洛 / TOK205による、新潟・北蒲原郡の住宅「聖籠35」。農村に建つ平屋の建替で集落文化に興味を持ち計画、過去から続く平面や配置を観察分析して設計に反映、地域住居の特徴の張り出す玄関を残し転用する事でも集落の固有性を継承 photo©松崎典樹 / NON SUCH photography
徳本賢洛 / TOK205による、新潟・北蒲原郡の住宅「聖籠35」。農村に建つ平屋の建替で集落文化に興味を持ち計画、過去から続く平面や配置を観察分析して設計に反映、地域住居の特徴の張り出す玄関を残し転用する事でも集落の固有性を継承 photo©松崎典樹 / NON SUCH photography

徳本賢洛 / TOK205が設計した、新潟・北蒲原郡の住宅「聖籠35」です。農村に建つ平屋の建替で集落文化に興味を持ち計画、過去から続く平面や配置を観察分析して設計に反映、地域住居の特徴の張り出す玄関を残し転用する事でも集落の固有性を継承する事が意図されました。

新潟県聖籠町・農村集落にたつ平屋の建替である。
古くから築いた農の文化。集落の心底に潜む記憶のネットワークに興味を抱き、観察、分析、イノベーションというフローを実践している。

建築家によるテキストより

一つは集落の母屋の平面構成であり、住戸はお互いの距離を保ちつつ平屋であり太陽に反応して東西に細長の空間を構える傾向にある。興味深い事で、各住戸には玄関を南へ凸に張り出したミセ空間があり、建替に際し、集落内の連鎖空間でもあるミセ=社交空間を解体せず、アプローチへ転用し、挨拶を交わしこうべを垂れる空間は継続される事とした。

建築家によるテキストより

農村は、身近な「社会と住まい手によって造られている」。日常的なその豊かさを踏襲し、集落住居という固有性に虫眼鏡を当て、ごくごく身近に存在する理にかなった「魅力的な事柄」を継承し整えた住まいである。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

徳本賢洛 / TOK205による、新潟・北蒲原郡の住宅「聖籠35」。農村に建つ平屋の建替で集落文化に興味を持ち計画、過去から続く平面や配置を観察分析して設計に反映、地域住居の特徴の張り出す玄関を残し転用する事でも集落の固有性を継承 photo©松崎典樹 / NON SUCH photography
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以下、建築家によるテキストです。


集落の魅力的な事柄

新潟県聖籠町・農村集落にたつ平屋の建替である。
古くから築いた農の文化。集落の心底に潜む記憶のネットワークに興味を抱き、観察、分析、イノベーションというフローを実践している。

一つは集落の母屋の平面構成であり、住戸はお互いの距離を保ちつつ平屋であり太陽に反応して東西に細長の空間を構える傾向にある。興味深い事で、各住戸には玄関を南へ凸に張り出したミセ空間があり、建替に際し、集落内の連鎖空間でもあるミセ=社交空間を解体せず、アプローチへ転用し、挨拶を交わしこうべを垂れる空間は継続される事とした。

さらには南側からの空間構成が興味深く、南から、日除けの樹木→ニワ→縁側などのオモテ空間→プライベートなウラ空間という集落の個性的な平面構成となっており、ありのままに踏襲し集落の関係性に適した配置としている。

もう一つは、既存母屋の真壁の柱を好んだ施主の意向を汲み、新潟県山北地方の杉材を活用し、コストを考慮したシンプルな構造フレームを提案している。且つ、構造材に限らず、羽柄材と外壁材の全てに県産杉を活用し、身近なファブリケーションにより価値のある場を形成している。

軸組は、一般流通材の中で最弱な3.5寸角の県産材だけで組み立てており、小屋組みは頬杖トラスを形成している。設計積雪量120cmの多雪区域でありながら1間半(2730mm)スパンに対して方杖を使いながら屋根を支持している。均等スパンの方杖を両側に配置することで柱に大きな応力が生じない様に配慮している。

屋根の構造計算からトラス組は桁方向に1365mm間隔となり、表しとなった小屋組が空間に対して程良いリズムとアクセントを創り出している。有り触れた近場の杉材の活用性を探ると共に、調達性と施工性を有効に利用し、新潟県内の林業の潜在能力を引き出すことにも繋がる。

農村は、身近な「社会と住まい手によって造られている」。日常的なその豊かさを踏襲し、集落住居という固有性に虫眼鏡を当て、ごくごく身近に存在する理にかなった「魅力的な事柄」を継承し整えた住まいである。

■建築概要

建物名称:聖籠35
用途:1戸建ての住戸

所在地:新潟県北蒲原郡聖籠町

構造規模:木造 在来軸組工法 地上1階

意匠設計:徳本賢洛 / TOK205 

構造設計:田中哲也 / 田中哲也建築構造計画 

施工管理:仲村建設

建築面積:83.69㎡

延床面積:82.88㎡
竣工年月:2020年6月

撮影:松崎典樹 / NON SUCH photography

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

杉壁塗装  プラネットOPシリーズ調合色(プラネットジャパン)

内装・壁壁

塗装下地 :コバウ(プラネットジャパン)
ローラー塗装 :フェザーフィール(プラネットジャパン)

内装・証明内部スポットライト

LEDスポットライト:OS047311(ODELIC)

内装・床サニタリー・キッチン・トイレ床

Pタイル Modern A-72(タジマ)

内装・壁サニタリー壁

タイル ヘキサゴン プレーン 610-B(名古屋モザイク)

内装・壁キッチン壁

タイル ヘキサゴン 窯変調 670(名古屋モザイク)

内装・建具縦型ブラインド

イロロⅢ(クリエーションバウマン)

内装・水廻り便器

アラウーノSⅡ(panasonic)

内装・設備床暖房用エコキュート

HE-D37FQS(panasonic)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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建材(外装・壁)NON SUCH photography松崎典樹仲村建設TOK205徳本賢洛田中哲也建築構造計画建材(内装・設備)建材(内装・水廻り)建材(内装・建具)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり新潟住宅
2022.04.08 Fri 11:04
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    photo©ナカサアンドパートナーズ 大崎衛門

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    加藤直樹 / N.A.Oによる、神奈川・横浜市の住宅「HOUSE-NN」。母屋に子世帯の住まいを増築する計画、生活の営みをポジティブに許容する建築を目指して“要素の多さ”を意識し設計、限られた面積の中に二つの庭と吹抜をつくり開放性も生み出す photo©ナカサアンドパートナーズ 大崎衛門

    加藤直樹 / N.A.Oが設計した、神奈川・横浜市の住宅「HOUSE-NN」です。母屋に子世帯の住まいを増築する計画、生活の営みをポジティブに許容する建築を目指して“要素の多さ”を意識し設計、限られた面積の中に二つの庭と吹抜をつくり開放性も生み出す事も意図されました。

    計画地はクライアントの実家敷地であり、古くからの住宅地に存する。
    当初の要望は、母屋隣の敷地を分割し、子世帯の住宅を新築することであった。

    しかし、旗竿敷地であったため、専用通路幅を確保することが法規的に難しく、敷地分割を断念し、母屋への増築工事に計画を切り替えた。加えて、母屋の構造は現行法に適合しておらず、増築面積が母屋延床面積の半分以下と制限がかかったため、結果的に“狭小増築”というかたちで計画をスタートさせることとなった。

    建築家によるテキストより

    「住宅は、人が生活を営むことを前提とした建築である。傷や汚れがつき、モノが増え、生活感が現れることも必然である。それらの必然をポジティブに許容するベースの設計をすべき」
    これは、私の住宅に対する持論であるが、クライアントはこの考えに強く共感していた。

    そのようなベースに必要なのは“要素の多さ”だと考えている。建築空間に素材感や色味、露出する構造体、さまざまな職種の手仕事感など、多くの要素をあらかじめ設え、生活を営むことにより必然的に生じる要素の介入にも耐えうるベースの設計を心がけた。

    建築家によるテキストより

    クライアントは、カウンセラー(夫)と画家(妻)の夫婦であるため、それぞれの作業をする個室が必要であったが、それ以外の部分は開放的な空間を望まれていた。また、設計者としても約20坪と面積制限がかかった中で閉塞感を与えるような構成は望ましくないと考えていた。

    それらの条件を満たすため、プライベート性を高める前庭、主な機能をもたせたメイン棟、採光の確保や距離感を与える中庭、夫の仕事場としての書斎棟、という4つのスペースを連続させ、前庭と中庭を介して2棟に分棟する計画とした。

    建築家によるテキストより
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    photo©矢野紀行写真事務所

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    江藤健太アトリエが設計した、大分の住宅「別府の家」です。地域の特色の石垣が残る細長い敷地に計画、適度な距離感で二世帯住宅の利点を享受できる空間を目指して建物を貫く土間ホールを設計、限られた面積内で各諸室の延長となり緩衝と交流の役割を担う事が意図されました。

    温泉で有名な大分県別府市に建つ5人家族のための二世帯住宅である。
    子世帯夫妻は都市部からUターンし、環境豊かな別府市で親世帯と暮らす事を選び計画は始まった。

    建築家によるテキストより

    敷地周辺は鶴見岳や高崎山の稜線が連なり、地区計画で指定された切妻屋根の住宅群や、別府石による石垣の風土がこの地域の豊かな風景を形成していた。

    敷地はウナギの寝床。間口7m×奥行33mの細長い形状である。それと並行して当計画地にも別府石による石垣風土が残っていた。この残された風土を活かしつつ、間口が狭く細長い敷地で新たな二世帯住宅の暮らし方を模索した。

    建築家によるテキストより

    計画では、敷地に対し20mの細い長方形ヴォリュームを立上げ、そこに地区計画に沿って全長27mの切妻屋根を架け渡す。また、屋根先端を道路側へ5.46m片持ちさせる事で、カーポートや寄付き空間、大きな軒下空間による周辺地域の方々とのコミュニティー空間を兼ねた。

    内部には、玄関から裏庭まで続く幅1.6mの長い土間のウナギホールを通り庭や既存石垣と平行に設け、限られた面積の中で各諸室の延長線上として二世帯の緩衝や交流の場をグラデーショナルにつなげ、家族の会話のきっかけや距離感を生みだす。

    建築家によるテキストより
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    住宅江藤健太大分矢野紀行図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)建材(外装・建具)建築食堂新成建設
    2022.04.08 Fri 08:04
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    2022.4.07Thu
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    • 藤田雄介+伊藤茉莉子 / Camp Designによる、茨城の店舗兼住宅「常陸太田の町家」。地域との接点になる生業の場を併設との施主の要望に、“離れつつ繋がる”状態を意識して“通り土間”を挟む構成と“軒の出が変わる屋根”等を考案、対象を選びながら町・店・住居の連続性をつくる
    • 【ap job更新】 キノアーキテクツの京都事務所が、建築設計スタッフ(新卒既卒・経験者)と学生アルバイトを募集中
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    2022.4.09Sat
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