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スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計
photo©Timon Koch

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architecture|feature
図面あり店舗スノヘッタノルウェー
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Timon Koch
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Timon Koch
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Timon Koch

スノヘッタが設計した、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真です。
写真家のティモン・コッホが、竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影しました。アンダーは、海中の様子を眺望できる窓を備えた、全長34mのコンクリートの建築物です。また、時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計されました。店舗の公式サイトはこちら。
本記事では、2019年の竣工時の写真と図面も掲載します。

こちらはリリーステキストの翻訳

ノルウェー南岸に建設された水中レストラン「アンダー」が、完成から3年を経て、自然に包まれていく様子をティモン・コッホが撮影した写真シリーズが公開されています。

このレストランは、時間とともに海の環境に完全に溶け込むように設計されています。水中に沈んだコンクリートの殻の粗さは、人工の礁として機能することを目指し、そこに生息するリンペットや昆布を受け入れ、周辺の豊かな生物多様性をサポートするために作られました。

ティモン・コッホによる新しい写真で、計画された統合が実現し、自然が建物に完全に宿った様子を見ることができるのは、とても素晴らしいことです。

ヨーロッパ初の水中レストラン「アンダー」は、オーナーと海洋生物学者との密接な協力のもと開発され、シェフが屋上から夕食を収穫できる建物になりました。

また、最初に建物を建てた後、敷地の海底に石を追加しています。これにより、付着生物がより繁殖しやすくなり、多くの生物に餌や隠れ家を提供することができるようになりました。特にムール貝はレストランの重要なメニューとなっており、通常食用に使われない食材も含め、可能な限り使用することにこだわり続けています。

アンダーは、訪れる人にユニークな体験を提供するだけでなく、海の中の生活についてより深く知ってもらうために設計されました。バルト海の塩分の少ない水と、塩分の多い大西洋が交わるリンデスネスに位置するこの場所は、海洋生物学的に見ても理想的な場所です。この多様な海には、一部汽水域で最もよく育つ種と、塩分の多い海で最もよく育つ種の両方が集積し、種の多様性のピークを作り出しているのです。

ここ数年、海洋生物学者たちは、水中生物や魚の行動を邪魔することなく間近で研究できるようになり、ユニークな洞察や、廃れたと思われていた種の再発見にさえつながっています。

以下の写真はクリックで拡大します

スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Timon Koch
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Timon Koch
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Timon Koch
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Timon Koch
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Timon Koch
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Timon Koch
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Timon Koch
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Timon Koch
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Timon Koch
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Timon Koch
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Timon Koch

こちらは竣工時の写真です

以下の写真はクリックで拡大します

スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©André Martinsen
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©IVAR KVAAL
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©IVAR KVAAL
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スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Inger Marie Grini / Bo Bedre Norge
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Inger Marie Grini / Bo Bedre Norge
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Inger Marie Grini / Bo Bedre Norge
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©Inger Marie Grini / Bo Bedre Norge
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©IVAR KVAAL
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スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 photo©IVAR KVAAL
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 image©snohetta
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 image©snohetta
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 image©snohetta
スノヘッタによる、ノルウェーの水中レストラン「アンダー」の現在の写真。竣工3年で建築が自然に包まれた様子を撮影。海中の様子を眺望できる窓を備えた全長34mのコンクリートの建築物。時間と共に環境に溶け込むよう意図して設計 image©snohetta

こちらは、2019年の竣工時のリリーステキストの翻訳

ノルウェー語で「アンダー」は、「下」と「不思議」の2つの意味を持ちます。海中に半分沈んだ全長34mのモノリシックな建物は、水面を割って5m下の海底に直接建っています。コンクリートシェルの粗さが人工的な礁として機能し、シラウオや昆布が生息するようになるため、時間の経過とともに海の環境に完全に溶け込むように設計されています。厚いコンクリートの壁がゴツゴツとした海岸線に横たわり、過酷な海の状況からの圧力や衝撃に耐える構造になっています。潜望鏡のような巨大な窓からは、季節や天候によって変化する海底の様子を眺めることができます。

厚さ0.5メートルのコンクリートの壁に守られたダイニングルームには、毎晩35〜40人のディナーゲストが集まります。料理は、地元で採れた上質な食材をベースに、野生動物の持続可能な捕獲に特に重点を置いたファインダイニングを目指します。料理長は、クリスチャンサンドの有名レストラン「マルティッド」のデンマーク人シェフ、ニコライ・エリッツゴーが務め、ミシュランのトップレストランで経験を積んだ16人の国際的なキッチンチームが参加します。

スノヘッタの創業者であり建築家のシェティル・トレーダル・トールセンは言います。
「アンダーは、私たちの限界に関する実験から生まれた自然な流れです」
「南ノルウェーの新しいランドマークとして、アンダーは代名詞と前置詞の予想外の組み合わせを提案し、環境における人の物理的な位置を決定するものに挑戦しています。この建物では、水中、海底、陸と海の間にいる自分に気づくかもしれません。これは、水面の向こう側と水面下の両方で、世界の新しい視点と見方を提供するものです」

リンデスネスは、1日に何度も天候が変わり、穏やかな日から荒れ模様になることでも知られています。そんな荒々しい屋外の印象が一変し、オーク材で覆われた静かなホワイエに導かれます。豊かなインテリアが、店内に温かみのある雰囲気を作り出しています。天井のテキスタイルは、陸から海へ沈む夕日をイメージしており、階段を下りていく人の姿に寄り添うように配置されています。細かく織られた天井パネルの繊細なエレガンスが、建物に静謐な雰囲気を与えています。

海面下5メートルの海底には、この建物のパノラマアイがあります。幅11メートル、高さ3.4メートルの水平窓は、海への視覚的なゲートウェイであり、ゲストと外の野生動物とのつながりを提供します。

また、このプロジェクトで重要なことは、この建物が海洋研究を促進することです。レストランのファサードとその外側に設置されたカメラやその他の測定ツールを通じて、海洋生物学や魚の行動を研究する学際的な研究チームを迎えます。研究者の狙いは、カメラとライブ観察を通じて、レストラン周辺に生息する生物種の個体数、行動、多様性を記録することです。そして、研究の目的は、主要な海洋生物の個体数動態を定期的に監視する機械学習ツールにプログラムできるデータを収集することで、公式な海洋資源管理を改善する新しい機会を創出することです。

料理長のニコライ・エリッツゴーと彼のチームは、海洋生物学者と定期的に対話し、いつ、どのように海から収穫するのが最も持続可能な方法なのかを理解しています。将来的には、建物そのものから食材を採取し、レストランのメニューとして提供できるようにしたいと考えています。また、厨房と研究者が協力して魚を窓際に集めることで、海洋生物学者が魚をより詳しく研究できるようになると同時に、レストランのお客さんにも面白い景色を見せることができます。

アンダーは、風景と海、上と下のコントラストを表現した物語です。このプロジェクトは、陸と海の間の繊細な生態系のバランスを強調し、責任ある消費のための持続可能なモデルに私たちの注意を喚起しています。陸と海の生命の共存に焦点を当てることで、アンダーは、水面上、水面下、そして海の生命とともにある私たちの環境との関係を理解する新しい方法を提案しています。


こちらは、リリーステキストです。

Nature embraces Under

A series of new photos by Timon Koch shows how the underwater restaurant Under on the south coast of Norway has become embraced by nature three years after completion.

The restaurant was designed to fully integrate into its marine environment over time, as the roughness of the submerged concrete shell was aimed to function as an artificial reef, welcoming limpets and kelp to inhabit it and supporting the rich biodiversity of the surrounding area.

We are thrilled to see the planned integrations coming to life and how nature has entirely inhabited the building, illustrated in these stunning new photographs by Timon Koch.

Under, Europe’s first underwater restaurant, was developed in close collaboration with the owners and marine biologists, resulting in a building where the chef can harvest dinner from the roof.

After the initial building process, stones have also been added to the site’s seabed. This supports an even better breeding ground for adhering organisms, providing food and shelter for many other species. Especially mussels have become an important part of the menu in the restaurant, and the kitchen continues its meticulous focus on using every ingredient possible, also items not normally used for food.

As well as creating unique experiences for the visitors, Under was designed to give people greater insight into life in the sea. Situated in Lindesnes, where the less salty water from the Baltic Sea meets the very salty Atlantic Ocean, the location is ideal in a marine biological context. This diverse ocean creates an accumulation of both the species that thrive best in partly brackish water and those that thrive best in salty sea, creating a peak of species diversity.

Over the last few years, the marine biologists have been able to study underwater life and fish behavior up-close without disturbing, leading to unique insights and even the rediscovery of species thought to be obsolete.


こちらは、2019年の竣工時のリリーステキストです。

In Norwegian, “under” has the dual meaning of ”below” and ”wonder”. Half-sunken into the sea, the building’s 34-meter long monolithic form breaks the surface of the water to rest directly on the seabed five meters below. The structure is designed to fully integrate into its marine environment over time, as the roughness of the concrete shell will function as an artificial reef, welcoming limpets and kelp to inhabit it. With the thick concrete walls lying against the craggy shoreline, the structure is built to withstand pressure and shock from the rugged sea conditions. Like a sunken periscope, the restaurant’s massive window offers a view of the seabed as it changes throughout the seasons and varying weather conditions.

The restaurant seats 35-40 dinner guests every night, in a dining room protected by half a meter-thick concrete walls. Its culinary focus is to create a fine dining experience based on high quality, locally-sourced produce, with a special emphasis on sustainable wildlife capture. Danish expatriate Nicolai Ellitsgaard from acclaimed restaurant Måltid in Kristiansand is the Head Chef, bringing an international, 16-person kitchen team with experience from top Michelin restaurants.

“Under is a natural progression of our experimentation with boundaries, says Snøhetta Founder and Architect, Kjetil Trædal Thorsen. “As a new landmark for Southern Norway, Under proposes unexpected combinations of pronouns and prepositions, and challenges what determines a person’s physical placement in their environment. In this building, you may find yourself under water, over the seabed, between land and sea. This will offer you new perspectives and ways of seeing the world, both beyond and beneath the waterline”.

Lindesnes is known for its intense weather conditions, which can change from calm to stormy several times a day. Upon arriving at the site, the visitor’s impressions of the unruly outdoors quickly dissolve as they are ushered through into the hushed, oak-clad foyer. The rich interiors create a warm, welcoming atmosphere inside the restaurant. As a metaphor for the journey of descending from land to sea, textile-clad ceiling panels reference the colors of a sunset dropping into the ocean, accompanying one’s passage down the stairs. The subtle elegance of the finely woven ceiling panels lends a serene ambience to the building.

At the seabed, five meters below sea level, lies the panoramic eye of the building. An eleven-meter-wide and 3.4-meter-tall horizontal window offers a visual gateway to the sea and connects the guests to the wildlife outside.

An equally important part of the project is the building’s facilitation of marine research. The restaurant will welcome interdisciplinary research teams studying marine biology and fish behavior, through cameras and other measurement tools that are installed on and outside the facade of the restaurant. The researchers’ aim is to document the population, behavior and diversity of species that are living around the restaurant, through cameras and live observation. The goal of the research is to collect data that can be programmed into machine learning tools that monitor the population dynamics of key marine species on a regular basis, thereby creating new opportunities to improve official marine resource management.

Head Chef Nicolai Ellitsgaard and his team are in regular dialogue with the marine biologists to understand how and when to harvest from the sea in the most sustainable way. They hope to be able to harvest ingredients from the building itself that can be put on the menu of the restaurant. The kitchen and the researchers also collaborate to attract fish to the window, allowing the marine biologists to study the species more closely while also providing an interesting view for the restaurant guests.

Under is a story of contrasts; the contrast between the landscape and the sea; above and below. The project underscores the delicate ecological balance between land and sea and draws our attention to sustainable models for responsible consumption. By focusing on the coexistence of life on land and in the sea, Under proposes a new way of understanding our relationship to our surroundings – above the surface, under the water, and alongside the life of the sea.

■建築概要

Location: Lindesnes, Norway
Client: Stig and Gaute Ubostad
Typology: Restaurant
Status: Completed
Size: 495 m²
Timeline: 2016-2019

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    建材(内装・床)Nuu稲垣泰ゴローtokudaction建材(内装・その他)建材(内装・家具)建材(内装・照明)建材(内装・天井)建材(内装・壁)図面あり徳田直之小松正樹千葉リノベーション住宅
    徳田直之 / tokudactionによる、千葉の、住宅改修「四街道の住宅」。生活変化で在宅時間が増えた施主の為に計画。子達が家を出た後に生まれた広さへの対処を求めて、様々な要素を整理し関連付け心理的距離を縮める空間を考案。最小限の操作で最大限の効果も目指す photo©小松正樹
    徳田直之 / tokudactionによる、千葉の、住宅改修「四街道の住宅」。生活変化で在宅時間が増えた施主の為に計画。子達が家を出た後に生まれた広さへの対処を求めて、様々な要素を整理し関連付け心理的距離を縮める空間を考案。最小限の操作で最大限の効果も目指す photo©小松正樹
    徳田直之 / tokudactionによる、千葉の、住宅改修「四街道の住宅」。生活変化で在宅時間が増えた施主の為に計画。子達が家を出た後に生まれた広さへの対処を求めて、様々な要素を整理し関連付け心理的距離を縮める空間を考案。最小限の操作で最大限の効果も目指す photo©小松正樹

    徳田直之 / tokudactionが設計した、千葉の、住宅改修「四街道の住宅」です。
    生活変化で在宅時間が増えた施主の為に計画されました。建築家は、子供達が家を出た後に生まれた広さへの対処を求めて、様々な要素を整理し関連付け心理的距離を縮める空間を考案しました。そして、最小限の操作で最大限の効果も目指しました。

    施主は夫婦2人とその母の3人家族。来年から家にいる時間が増えるタイミングで改修を行うことになった。

    建築家によるテキストより

    子供達はみな家を出た後、3人では広すぎるこの家を大きく使いきるような計画とした。まずは、2階壁を壊し元々ある吹抜けと繋げ、リビングの一部に小上がりを設け、天井を下げた。階段への動線も短くすることで二階へ登りやすくし、心理的な距離を縮める。

    建築家によるテキストより

    離れた空間同士を接着させるように散りばめられたものたち ― カーテン、ロングソファー、同寸の木の柱・梁・手すり、グレーに塗られた部位、リビングのR天井 ― 単体では取るに足らない存在を複合的に整理することで、空間を適度に繋げる。

    建築家によるテキストより
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    2022.06.13 Mon 17:01
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    山口陽登 / YAPによる、大阪市の、書道の為の空間「幸星菴」。都心の公園に面するビルに計画された書家のアトリエ兼書道教室。環境を活かした“書”に相応しい場を目指して、考案した様々な素材が調和し響き合う空間を構築。用途に必要な“張り”と“寛容さ”の同居も意図
    photo©YOSUKE OHTAKE

    SHARE 山口陽登 / YAPによる、大阪市の、書道の為の空間「幸星菴」。都心の公園に面するビルに計画された書家のアトリエ兼書道教室。環境を活かした“書”に相応しい場を目指して、考案した様々な素材が調和し響き合う空間を構築。用途に必要な“張り”と“寛容さ”の同居も意図

    architecture|feature
    大阪アトリエ山口陽登大竹央祐建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・造作家具)bowlpondYAPコムウト伊藤江星やまは設備
    山口陽登 / YAPによる、大阪市の、書道の為の空間「幸星菴」。都心の公園に面するビルに計画された書家のアトリエ兼書道教室。環境を活かした“書”に相応しい場を目指して、考案した様々な素材が調和し響き合う空間を構築。用途に必要な“張り”と“寛容さ”の同居も意図 photo©YOSUKE OHTAKE
    山口陽登 / YAPによる、大阪市の、書道の為の空間「幸星菴」。都心の公園に面するビルに計画された書家のアトリエ兼書道教室。環境を活かした“書”に相応しい場を目指して、考案した様々な素材が調和し響き合う空間を構築。用途に必要な“張り”と“寛容さ”の同居も意図 photo©YOSUKE OHTAKE
    山口陽登 / YAPによる、大阪市の、書道の為の空間「幸星菴」。都心の公園に面するビルに計画された書家のアトリエ兼書道教室。環境を活かした“書”に相応しい場を目指して、考案した様々な素材が調和し響き合う空間を構築。用途に必要な“張り”と“寛容さ”の同居も意図 photo©YOSUKE OHTAKE

    山口陽登 / YAPが設計した、大阪市の、書道為の空間「幸星菴」です。
    都心の公園に面するビルに計画された書家のアトリエ兼書道教室として計画されました。建築家は、環境を活かした“書”に相応しい場を目指して、考案した様々な素材が調和し響き合う空間を構築しました。また、用途に必要な“張り”と“寛容さ”の同居も意図されました。施設の公式サイトはこちら。

    大阪の中心部、靱公園に面する雑居ビルの6Fに位置する書家のアトリエと書道教室の計画。
    横長の間口いっぱいを塗りつぶすがごとく、まるで映画のスクリーンのように公園の高木の緑が目に入るスケルトンの一室がリノベーションの対象である。

    建築家によるテキストより

    書家は、都会の中心にありながら、そこから最も遠い質の場を求めてこの一室に辿り着いたのだろう。窓を開ければ、すぐそこにある四つ橋筋の車の喧騒が嘘のように、鳥のさえずりと葉っぱの揺れる音だけが聞こえる。このたった30㎡の小さな一室を「書」のための空間として設計する。

    建築家によるテキストより

    書家と話すうちに、書道という芸術を司るすべての素材は自然由来のものである事実を知った。紙、筆、硯、墨汁、毛せん、文鎮などそのすべてである。さらに、現代書道においては、文字の美しさを表現するだけでなく、字を書くことを通して、精神を整えることやその後にコミュニケーションを図ることも目的の一つとなっていることを知った。書の前後ではお茶もするし、おしゃべりもする。そのため、緊張をもたらす「空間の張り」だけでなく、緩和をもたらす「空間の寛容さ」も同時に必要となる。素材を通して書にふさわしい空間を作ること、空間の張り・寛容さをもたらすことが目指された。

    建築家によるテキストより
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    大阪アトリエ山口陽登大竹央祐建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・造作家具)bowlpondYAPコムウト伊藤江星やまは設備
    2022.06.13 Mon 11:19
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    最も注目を集めたトピックス [期間:2022/6/6-6/12]

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    architecture|feature
    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス [期間:2022/6/6-6/12]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/6/6-6/12)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. ピーター ・ズントーの家具コレクション展をフォトレポート。半世紀に渡り自らの建築の為にデザインした家具が製品化され公開。綿密なやり取りを行い、日本の素材と技術を取り入れTime & Styleが制作。実物に加えインタビューや製造工程の動画等も展示
    2. 高池葉子+菊本貴暁 / 高池葉子建築設計事務所による、岐阜市の「長良川カウンターと金華山コクーン」。ぎふメディアコスモスの中に情報展示スペースを作る計画。地域の魅力を発見し伝える場を目指して、象徴的な山と川をモチーフとした造形を考案。有機的形態で特徴的な建築と呼応させる事も意図
    3. 富永哲史+小野里紗+名畑碧哉 / n o t architects studioによる、東京・大田区の住宅「風景を掬う小さなイエ」。周囲が建て込む都心の住宅街に計画。街に散らばる些細な風景を取込み共に過ごす生活を志向して、“シルバーの谷”が建築を貫く構成を考案。“谷”は開口の操作で外とも繋がり多彩な役割も担う
    4. 妹島和世による、2021年の東京大学入学式での祝辞の全文
    5. 神谷幸治 / Qukan空間工作所による、北海道・江別市の住宅「公園横の開口」。住宅街の公園に面する住まいの計画。公園側からの恩恵を受けつつ報いる事を目指して、適切な距離感を作る半屋外空間と外部カーテンを考案。生活の中で使い方を発見できる楽しさを持った建築
    6. テイスター・ゲイツによる、2022年のサーペンタイン・パヴィリオン「ブラック・チャペル」。毎年1組の設計者が選ばれ夏の期間公開される建築。作家の思想の表現と人々の癒しになる事を求めて、様々な伝統建築や芸術家による空間を参照し自身のルーツを組合せ構想。アジャイ事務所の建築的支援により実現
    7. 日本建築設計学会賞の受賞記念作品展が、東京・丸の内で開催。芦澤竜一+陶器浩一、神谷勇机+石川翔一、高野洋平+森田祥子、畑友洋、平瀬有人+平瀬祐子、藤貴彰+藤悠子の作品を展示。オンラインでのクロストークも会期中に実施
    8. OMAによる、家具コレクション「PRINCIPLES」。UniFor社と共同開発したワークプレイスの為の家具。最小限の建築として構想され、多様な機能と用途を空間の形にする事を意図。100以上の要素を組み合わせる事で空間を無限に構成する事も可能
    9. 末光弘和+末光陽子 / SUEP.の、TOTOギャラリー・間での建築展「Harvest in Architecture」の会場写真。建築を地球環境における生命活動を促す媒体として位置づけ、自然環境の働きをシミュレーションして設計の起点とし、建築を媒介した資源の循環システム構築の活動を行う設計事務所
    10. ファラによる、住宅プロジェクト「129」の図面一式。自治体とのやり取りの末に建設許可が下りなかった計画で、世界のどこかでこの建築を実現したい人を求めて、建築と工事の資料を無償で公開
    11. 伊瀬和裕 / テトラワークスによる、広島・福山市の「中野の家」。住宅街にあり河川にも面する細長い敷地に計画。周辺との調和と敷地形状の援用を目指して、低く抑えた切妻屋根と3つの庭を持つ建築を考案。其々の庭が異なる役割を担い快適な住環境を構築
    12. BIGによる、ノルウェーの、家具工場「ザ・プラス」。体験センター等を内包し公共公園の一部としても機能する施設。直感的体験と開放性を目指して、放射状に配した4つの生産空間を中央で繋げ“プラス”型となるよう設計。わずか18ヵ月で完成された環境にも配慮した建築
    13. ザハ・ハディド事務所による、双胴船「オナイリック」。イタリアの造船会社ロッシナビの旗艦船。波の流動性とダイナミズムを元に外装や内装をデザインし、船と海の境界が曖昧になるよう意図。3層の太陽光パネルで環境に配慮した航行が可能
    14. 今津康夫 / ninkipen!による、兵庫・神戸市の住戸改修「∠六甲」。安藤忠雄の“六甲の集合住宅III”の住戸を改修する計画。恵まれた眺望を活かす事を求めて、風景に意識を向ける役割も担う“掛込天井”やキッチン等の配置を考案。既存RC壁を象徴として捉え現し仕上げも採用
    15. 山本嘉寛建築設計事務所による、奈良市の住宅改修「めもりの家」。増改築を重ねた昭和初期住宅の改修計画。暮らしの記録と言える改修歴を新たに更新する様な住まいを目指し、“暮らしの痕が残る”素材の選択を実施。耐震補強と間取りの改編で空間の機能性も向上
    16. イースト・アーキテクチャー・スタジオによる、レバノンの、ニーマイヤー建築の改修プロジェクト。70年代の内戦で完成前に放棄された建物を木材産業促進施設に改修。類似プロジェクトを参考にしつつ可逆的な方法で改修を実行。施設の存在感を高め敷地全体の保存計画も促進
    17. スタジオ・アン・ホルトロップによる、バーレーンの郵便局の改修。20世紀前半に建てられた建物の改修計画。歴史的建築の重要性に光を当てる事を目指し、後年追加されたファサードの要素を撤去しつつ増築。歴史や当時の様子を伝える機能も備える
    18. 吉阪隆正+U研究室が1957年に完成させた住宅「VILLA COUCOU」のオンライン公開イベントが開催。住宅遺産トラストの主催
    19. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・渋谷区の、ブルーボトルコーヒーの仮設店舗。コロナ禍に期間限定で開かれた間接接客を行う店舗。非対面状態で温もりの伝達を目指して、開閉で半透明アクリルから光が漏れる“蜂の巣”の様な木製什器を考案。技術連携でのスムーズな体験も想定
    20. 芦沢啓治・乾久美子・手塚貴晴+手塚由比・永山祐子・平田晃久・藤本壮介が参加した「建築のための香り展」のレポート。柴田文江のプロデュースと芦沢啓治の会場構成で行われ、其々の建築作品の空間やコンセプトを調査して専門家が香りを調合、会場のみならず実際の建築でも香りを展開

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    最も注目を集めたトピックス
    2022.06.13 Mon 08:40
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    2022.6.12Sun
    • MADのマー・ヤンソンによる椅子「デュナーミク・チェア」と「スレッド・チェア」。サワヤ&モローニの為にデザイン。前者は、動きと流動性に詩的な焦点を当てた椅子で、座るための彫刻として構想。後者は、アルミ棒を束ねるだけで作られ、金属素材そのものを芸術表現に変えようと構想
    2022.6.14Tue
    • 【ap job更新】 札幌を拠点に日本各地で様々なプロジェクトに取り組む「株式会社 宮城島崇人建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
    • 武田慎太良デザイン事務所による、愛知・春日井市の美容室「Shin enom」。美容師のもつ世界観を尊重する計画。個性を表現できる空間を目指して、茶室に見立てた2m角のキューブを其々が編集する仕組みを考案。可変性を活かして用途を越えた活用の方法も模索
    • 【ap job更新】 山﨑健太郎デザインワークショップが、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
    • 井上雄貴による、千葉・流山市の、設計者の自邸「風光棲家」。閑静な住宅街に建つ二世帯住宅。隣家や世帯間の距離感の調整と独立性を求めて、中庭を核とする構成と中東伝統建築を参照した風光を取り込む環境装置を考案。内部でも時の移ろいを感じとれる住環境をつくる

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