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2022.6.24Fri
2022.6.23Thu
2022.6.25Sat
笠井太雅+鄭愛香 / KACHによる、群馬の住宅「House in Yanakacho」。新興住宅地の一角に計画。穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案。混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる
photo©Atelier Vincent Hecht

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architecture|feature
建材(内装・浴室)HIMURO DESIGN STUDIO鄭愛香笠井太雅カサイタイガ+チョンエヒャン建築事務所/ KACH安松託建建材(外構・造作家具)Graph Studio建材(内装・設備)建材(外構・家具)建材(外装・その他)建材(外装・建具)建材(内装・水廻り)建材(外構・床)建材(内装・金物)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・照明)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面ありビンセント・エシテ群馬住宅
笠井太雅+鄭愛香 / KACHによる、群馬の住宅「House in Yanakacho」。新興住宅地の一角に計画。穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案。混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる photo©Atelier Vincent Hecht
笠井太雅+鄭愛香 / KACHによる、群馬の住宅「House in Yanakacho」。新興住宅地の一角に計画。穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案。混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる photo©Atelier Vincent Hecht
笠井太雅+鄭愛香 / KACHによる、群馬の住宅「House in Yanakacho」。新興住宅地の一角に計画。穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案。混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる photo©Atelier Vincent Hecht
笠井太雅+鄭愛香 / KACHによる、群馬の住宅「House in Yanakacho」。新興住宅地の一角に計画。穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案。混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる photo©Atelier Vincent Hecht

笠井太雅+鄭愛香 / KACHが設計した、群馬の住宅「House in Yanakacho」です。
新興住宅地の一角に計画されました。建築家は、穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案しました。そして、混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる事も意図しました。写真の撮影はビンセント・エシテです。

敷地は中心市街地から外れた平坦な新興住宅地で、車通りのある大通りから街区の内側に入った静かな一角にある。
隣接する2本の通りは近隣住民が利用するバイパスや学校の通学路になっていて、人の行き交いや子供たちの笑い声で穏やかな賑わいをつくっていた。限られた整形の四角い敷地にプライバシーを守りながら、そういった周辺環境に緩やかに広がっていくような家の境界を模索した。

建築家によるテキストより

敷地に沿って周辺と仕切る囲いを立てて、それを宙に浮かせることで大らかな家の輪郭をつくった。
宙に浮いた囲いは仕切られたプライベートな場所をつくるが、宙に浮くことで周辺環境とは地続きになる。囲いの内側では上に登れば外からは姿を隠し、下に降りれば外との連続の中に身を現す。

建築家によるテキストより

均質な敷地に場所の性質をつくり、内部と外部を連続的にとらえながらその輪郭の中に住宅としての機能を散りばめている。それぞれの機能がプライバシーに応じてレベル差をつけながら仕切りなく緩やかに繋がり、家のどこにいても住人の気配や外の空気を感じ取ることができるような構成を考えた。

建築家によるテキストより

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笠井太雅+鄭愛香 / KACHによる、群馬の住宅「House in Yanakacho」。新興住宅地の一角に計画。穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案。混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる photo©Atelier Vincent Hecht
笠井太雅+鄭愛香 / KACHによる、群馬の住宅「House in Yanakacho」。新興住宅地の一角に計画。穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案。混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる photo©Atelier Vincent Hecht
笠井太雅+鄭愛香 / KACHによる、群馬の住宅「House in Yanakacho」。新興住宅地の一角に計画。穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案。混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる photo©Atelier Vincent Hecht
笠井太雅+鄭愛香 / KACHによる、群馬の住宅「House in Yanakacho」。新興住宅地の一角に計画。穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案。混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる photo©Atelier Vincent Hecht
笠井太雅+鄭愛香 / KACHによる、群馬の住宅「House in Yanakacho」。新興住宅地の一角に計画。穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案。混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる photo©Atelier Vincent Hecht
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笠井太雅+鄭愛香 / KACHによる、群馬の住宅「House in Yanakacho」。新興住宅地の一角に計画。穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案。混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる image©カサイタイガ+チョンエヒャン建築事務所 / KACH
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笠井太雅+鄭愛香 / KACHによる、群馬の住宅「House in Yanakacho」。新興住宅地の一角に計画。穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案。混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる image©カサイタイガ+チョンエヒャン建築事務所 / KACH
笠井太雅+鄭愛香 / KACHによる、群馬の住宅「House in Yanakacho」。新興住宅地の一角に計画。穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案。混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる image©カサイタイガ+チョンエヒャン建築事務所 / KACH
笠井太雅+鄭愛香 / KACHによる、群馬の住宅「House in Yanakacho」。新興住宅地の一角に計画。穏やかに賑わう周辺環境と家との関係を模索して、遮蔽と連続を両立し家の輪郭となる“宙に浮く囲い”を考案。混ざり合う境界によって生き生きとした建築をつくる image©カサイタイガ+チョンエヒャン建築事務所 / KACH

以下、建築家によるテキストです。


大らかな家の輪郭

敷地は中心市街地から外れた平坦な新興住宅地で、車通りのある大通りから街区の内側に入った静かな一角にある。
隣接する2本の通りは近隣住民が利用するバイパスや学校の通学路になっていて、人の行き交いや子供たちの笑い声で穏やかな賑わいをつくっていた。限られた整形の四角い敷地にプライバシーを守りながら、そういった周辺環境に緩やかに広がっていくような家の境界を模索した。

敷地に沿って周辺と仕切る囲いを立てて、それを宙に浮かせることで大らかな家の輪郭をつくった。
宙に浮いた囲いは仕切られたプライベートな場所をつくるが、宙に浮くことで周辺環境とは地続きになる。囲いの内側では上に登れば外からは姿を隠し、下に降りれば外との連続の中に身を現す。

均質な敷地に場所の性質をつくり、内部と外部を連続的にとらえながらその輪郭の中に住宅としての機能を散りばめている。それぞれの機能がプライバシーに応じてレベル差をつけながら仕切りなく緩やかに繋がり、家のどこにいても住人の気配や外の空気を感じ取ることができるような構成を考えた。

浮いた囲いの下には屋外カーテンを付けた。それは開放的な庭を周辺環境から切り取って住人たちのプライベートな空間にしたり、カーテンを開いて学校帰りの子供たちの遊び場にしたりする。選択可能な透過性を与える設えである。

公と私の境界は、生活の中では明確な線として存在しているのではなく、解像度の低い、もっとぼんやりと混ざりあったものだと思っている。そういった境界を建築に与えることで、住人の生活がまちの一部となり、まちが生活の庭となる大らかで生き生きとした家になることを考えた。

■建築概要

所在地:群馬県
主要用途:専用住宅
設計監理:カサイタイガ+チョンエヒャン建築事務所/ KACH/笠井太雅 鄭愛香
構造設計:Graph Studio/三原悠子
テキスタイル:HIMURO DESIGN STUDIO/氷室友里
施工:安松託建/安松伊知郎 安松知勇
主体構造:鉄骨造 一部鉄筋コンクリート造
基礎:べた基礎
階数:地下1階 地上階2階
敷地面積:377.07m2
建築面積:151.21m2(建蔽率44.86% 許容70%)
延床面積:172.75m2(容積率51.25% 許容200%)
地階:13.95m2
1階:93.26m2
2階:65.54m2
軒高:5330mm 
最高の高さ:5530mm
竣工年月:2020年12月
写真:Atelier Vincent Hecht

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

モルタル金ごて仕上げ
ガルバリウム鋼板小波板素地

外装・屋根屋根

シート防水

外装・建具開口部

アルミサッシ(YKKAP)
木製建具

外装・その他囲い

ポリカーボネート折板(タキロンシーアイ)

内装・床キッチン床

オーク複合フローリング

内装・壁キッチン壁

モルタル金ごて仕上げ

内装・天井キッチン天井

PB AEP塗装

内装・設備キッチン厨房機器

食洗器[NP-45KD8W](Panasonic)
IH クッキングヒーター[CS-T34BFR](東芝)
換気扇(シェード)[VD-20ZP12](三菱)

内装・金物キッチン建築金物

シンク水栓金物[KW0151102](CERA TRADING)

内装・照明キッチン照明

照明[LSXAC-1443-100-L30 DF-I](Luci)

内装・床浴室床

50mm角タイル(KYタイル)

内装・壁浴室壁

モルタル金ごて仕上げ
構造用合板 FRP防水トップコート塗装

内装・天井浴室天井

ケイカル板VP塗装

内装・照明浴室照明

ダウンライト(ODELIC)

内装・浴室浴室バスタブ

バスタブ[CEY21700](CERA TRADING)

内装・金物浴室建築金物

引手:アルミチャンネル
シャワー固定:ステンレス角鋼

内装・金物浴室シャワー水栓金物

シャワー水栓金物[TBV01S01J](TOTO)

内装・設備浴室空調機器

空調機器[V-142BZL](三菱)

内装・床トイレ・洗面所床

オーク複合フローリング

内装・壁トイレ・洗面所壁

PB AEP塗装

内装・天井トイレ・洗面所天井

PB AEP塗装

内装・家具トイレ・洗面所家具

ラワン合板 クリア塗装

内装・照明トイレ・洗面所照明

ダウンライト(ODELIC)

内装・水廻りトイレ・洗面所便器

便器[CES9898R](TOTO)

内装・水廻りトイレ・洗面所洗面カウンター

洗面カウンター[TR2](CERA TRADING)

内装・金物トイレ・洗面所建築金物

引手:アルミチャンネル

内装・金物トイレ・洗面所洗面用水栓金物

洗面用水栓金物[ZU0693](CERA TRADING)

内装・床食堂床

オーク複合フローリング

内装・壁食堂壁

モルタル金ごて仕上げ

内装・天井食堂天井

PB AEP塗装

内装・家具食堂家具

構造用合板 ガルバリウム鋼板仕上げ

内装・照明食堂照明

スポットライト(ODELIC)

内装・床客間床

畳
オーク複合フローリング

内装・壁客間壁

モルタル金ごて仕上げ

内装・天井客間天井

PB AEP塗装

内装・家具客間家具

ラワン合板 クリア塗装

内装・照明客間照明

ダウンライト(ODELIC)

内装・金物客間建築金物

引手:アルミチャンネル

内装・床趣味室・倉庫床

コンクリート 撥水剤

内装・壁趣味室・倉庫壁

モルタル金ごて仕上げ

内装・天井趣味室・倉庫天井

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PB AEP塗装

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ダウンライト(ODELIC)

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サムネイル:ヴィール・アレッツによる、東京都港区の住宅「A' House」
ヴィール・アレッツによる、東京都港区の住宅「A’ House」
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2022.06.24 Fri 15:15
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    大嶋励+小阿瀬直+山田優 / SNARK Inc.による、大阪市の「天満橋の家」。都心の高層集合住宅での計画。開けた眺望と充分な採光が得られる環境に、手触りや光の質感を意識して天然素材を採用し設計。家具や小物の選定も担う事で細部まで意志が届いた空間をつくる
    photo©志摩大輔

    SHARE 大嶋励+小阿瀬直+山田優 / SNARK Inc.による、大阪市の「天満橋の家」。都心の高層集合住宅での計画。開けた眺望と充分な採光が得られる環境に、手触りや光の質感を意識して天然素材を採用し設計。家具や小物の選定も担う事で細部まで意志が届いた空間をつくる

    architecture|feature
    建材(内装・壁)TRAIL HEADSVICOSNARK大嶋励山田優建材(内装・造作家具)建材(内装・照明)建材(内装・天井)建材(内装・床)志摩大輔小阿瀬直リノベーション大阪住宅
    大嶋励+小阿瀬直+山田優 / SNARK Inc.による、大阪市の「天満橋の家」。都心の高層集合住宅での計画。開けた眺望と充分な採光が得られる環境に、手触りや光の質感を意識して天然素材を採用し設計。家具や小物の選定も担う事で細部まで意志が届いた空間をつくる photo©志摩大輔
    大嶋励+小阿瀬直+山田優 / SNARK Inc.による、大阪市の「天満橋の家」。都心の高層集合住宅での計画。開けた眺望と充分な採光が得られる環境に、手触りや光の質感を意識して天然素材を採用し設計。家具や小物の選定も担う事で細部まで意志が届いた空間をつくる photo©志摩大輔
    大嶋励+小阿瀬直+山田優 / SNARK Inc.による、大阪市の「天満橋の家」。都心の高層集合住宅での計画。開けた眺望と充分な採光が得られる環境に、手触りや光の質感を意識して天然素材を採用し設計。家具や小物の選定も担う事で細部まで意志が届いた空間をつくる photo©志摩大輔

    大嶋励+小阿瀬直+山田優 / SNARK Inc.が設計した、大阪市の住戸改修「天満橋の家」です。
    都心の高層集合住宅での計画です。建築家は、開けた眺望と充分な採光が得られる環境に、手触りや光の質感を意識して天然素材を採用し設計しました。また、家具や小物の選定も担う事で細部まで意志が届いた空間をつくる事も意図しました。

    大阪天満橋に建つ高層マンションのリノベーションプロジェクトである。

    建築家によるテキストより

    旧淀川沿いに開けた眺望と気持ちの良い光が入ることを確認し、天然素材を多く使いながら手の触れる部分や光の質感を丁寧にデザインした。サクラの木をベースに壁の左官、天板の石、床のウールとの相性や色の検討を重ね、グレートーンの落ち着いた雰囲気とした。

    建築家によるテキストより

    カーテンやソファ、椅子の張地選択からインテリア小物の選定まで行うことで、空間の細部までアイデアを落とし込むことが可能となった。

    建築家によるテキストより
    • 残り24枚の写真と建築家によるテキスト
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    建材(内装・壁)TRAIL HEADSVICOSNARK大嶋励山田優建材(内装・造作家具)建材(内装・照明)建材(内装・天井)建材(内装・床)志摩大輔小阿瀬直リノベーション大阪住宅
    2022.06.24 Fri 16:36
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    北村拓也 / CORRED DESIGN OFFICEによる、滋賀・栗東市の「畝の家」。昔からの農地と住宅が混在する地域に計画。風土を取り入れた建築を目指して、畑の“畝”に腰掛ける様子から着想した家具を空間に配置。家族の繋がりを育み街並みとの連続性も意図
    photo©髙橋菜生

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    architecture|feature
    建材(外装・屋根)栗東ハウジングCORRED DESIGN OFFICE北村拓也建材(外構・その他)建材(内装・造作家具)建材(外装・建具)建材(内装・キッチン)建材(外装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)髙橋菜生滋賀住宅
    北村拓也 / CORRED DESIGN OFFICEによる、滋賀・栗東市の「畝の家」。昔からの農地と住宅が混在する地域に計画。風土を取り入れた建築を目指して、畑の“畝”に腰掛ける様子から着想した家具を空間に配置。家族の繋がりを育み街並みとの連続性も意図 photo©髙橋菜生
    北村拓也 / CORRED DESIGN OFFICEによる、滋賀・栗東市の「畝の家」。昔からの農地と住宅が混在する地域に計画。風土を取り入れた建築を目指して、畑の“畝”に腰掛ける様子から着想した家具を空間に配置。家族の繋がりを育み街並みとの連続性も意図 photo©髙橋菜生
    北村拓也 / CORRED DESIGN OFFICEによる、滋賀・栗東市の「畝の家」。昔からの農地と住宅が混在する地域に計画。風土を取り入れた建築を目指して、畑の“畝”に腰掛ける様子から着想した家具を空間に配置。家族の繋がりを育み街並みとの連続性も意図 photo©髙橋菜生

    北村拓也 / CORRED DESIGN OFFICEが設計した、滋賀・栗東市の「畝の家」です。
    昔からの農地と住宅が混在する地域に計画されました。建築家は、風土を取り入れた建築を目指して、畑の“畝”に腰掛ける様子から着想した家具を空間に配置しました。それにより、家族の繋がりを育み街並みとの連続性も意図しました。

    滋賀県栗東市の住宅である。

    栗東市は農耕を中心に発展した都市であり、計画地の周辺環境は昔からの田畑と住宅とが混在する地域であった。栗東の歴史をまとめた書籍『民誌・綣の歴史と文化』を読むと、栗東の原風景として人々が田畑の畝(うね)に腰掛け、横並びで会話する風景が残っている。このような土地の風土、畝の魅力を取り入れた住宅を設計しようと考えた。

    建築家によるテキストより

    敷地は歪んだ三角形をしており、道路に広く面する角地である。そっと正方形のボリュームを配置して、三角形敷地と建築の間にできる余白を庭や駐車場として有効活用しながら、田畑が残りゆとりが感じられる町並みと調和する計画とした。

    建築家によるテキストより

    内部空間は庭に面して大きな吹き抜け空間をつくり、畝のような伸びゆく家具を配置した。畝は畑の野菜を育てるちょっとした高低差であるが、自然と人々を定着させ、境界をつくり、一体感をつくる。そのような家具は家族のつながりを育て、守り、これからの可能性を拓いていくだろう。畝の家具は窓と絡めて都市に向けて伸びゆき、軸の先の地域の小川や山、町へのつながりも感じさせる。

    建築家によるテキストより
    • 残り25枚の写真と建築家によるテキスト
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    建材(外装・屋根)栗東ハウジングCORRED DESIGN OFFICE北村拓也建材(外構・その他)建材(内装・造作家具)建材(外装・建具)建材(内装・キッチン)建材(外装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)髙橋菜生滋賀住宅
    2022.06.24 Fri 07:47
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    2022.6.23Thu
    • 神谷修平 / カミヤアーキテクツによる、愛知・名古屋市の店舗「ohagi3」。商業施設内の和菓子店の旗艦カフェ。食での持続可能性を追求するブランド姿勢に従い、徹底的なサステナブルを追求して厨房以外を解体移動可能なユニットで作る空間を考案。日本の高度な職人芸の表現も意図
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    2022.6.25Sat
    • 乾・RING・フジワラボ・o+h・吉村設計共同体が手掛ける「京芸銅駝移転プロジェクト」について、設計や機運醸成に関わるメンバーが解説を行う動画

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