伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所 が設計した、埼玉・川口市の住宅「The White House 旗竿敷地の環境住宅」です。
旗竿地に計画されました。建築家は、家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案しました。それによって、全体が一体空間とし全館空調も効率的に機能させています。
敷地は南北と西側が住宅に囲まれた旗竿形状で、東側隣地が駐車場で開けている。
施主家族の要望は、家族全員が常にお互いの気配やつながりを感じられる居場所にしつつ、地球温暖化に配慮して生活のエネルギー消費を抑える住宅にしたいとのことであった。
そこで内部全体が上下階で立体的につながる「遊具」のような一室空間としながら、南東方向から積極的に光を取り込み、さらに夏冬に上下階のエアコンを一台ずつ切り替えて全館空調を行う高気密高断熱住宅とした。
この住宅のリビングと吹抜けは、「家族生活の中心」であり「環境装置」でもある。
一階はリビングから全てのスペース(キッチン・ダイニング、書斎、防音室) へとつながる中心型プランである。二階はリビング上部の吹抜け周りを夫婦寝室、収納、子供スペース、廊下とぐるりと周れる回遊型プランとしている。二階の南東にはガラス張りのサンルームを設け、階段室上部の大開口と併せて積極的に太陽光を住宅内部に取り入れる。
以下の写真はクリックで拡大します
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 photo©ToLoLo studio / 谷川ヒロシ
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 image©伊藤建築都市設計事務所
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 image©伊藤建築都市設計事務所
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 image©伊藤建築都市設計事務所
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 image©伊藤建築都市設計事務所
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 image©伊藤建築都市設計事務所
伊藤雄太+伊藤遼太 / 伊藤建築都市設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「The White House」。旗竿地に計画。家族が繋がりを感受しエネルギー消費を抑制する建築を目指し、吹抜に“家族生活の中心”と“環境装置”の役割を与える方策を考案。全体が一体空間となり全館空調も効率的に機能 image©伊藤建築都市設計事務所
以下、建築家によるテキストです。
敷地は南北と西側が住宅に囲まれた旗竿形状で、東側隣地が駐車場で開けている。
施主家族の要望は、家族全員が常にお互いの気配やつながりを感じられる居場所にしつつ、地球温暖化に配慮して生活のエネルギー消費を抑える住宅にしたいとのことであった。
そこで内部全体が上下階で立体的につながる「遊具」のような一室空間としながら、南東方向から積極的に光を取り込み、さらに夏冬に上下階のエアコンを一台ずつ切り替えて全館空調を行う高気密高断熱住宅とした。
この住宅のリビングと吹抜けは、「家族生活の中心」であり「環境装置」でもある。
一階はリビングから全てのスペース(キッチン・ダイニング、書斎、防音室)へとつながる中心型プランである。二階はリビング上部の吹抜け周りを夫婦寝室、収納、子供スペース、廊下とぐるりと周れる回遊型プランとしている。二階の南東にはガラス張りのサンルームを設け、階段室上部の大開口と併せて積極的に太陽光を住宅内部に取り入れる。
また「環境装置」としてのリビング上部の吹抜けは、全館空調における冷暖房空気の主な移動経路である。同時に二階の南東側から取り込んだ太陽光を一階まで届ける機能を担い、照明エネルギーの抑制を図る。
全館空調では全熱交換機を一階と二階の間の天井懐に設置することにより、住宅全体でエネルギー消費を抑えながら効率的に換気を行う。夏は二階の冷房用エアコンを用いる。冬は一階書斎にある床上の暖房用エアコンの暖気を基礎内部に吹きつけ、一階床の吹出口及び基礎蓄熱により長期的に家を暖房する。
窓にはアルミ複合樹脂サッシとペアガラスを採用、基礎は外断熱として一年を通して蓄熱できるようにしている。
住宅内部の光環境を検証するにあたっては、このプロジェクト専用の照度検証アルゴリズムをRhinoceros/Grasshopperにて組んでシミュレーションを行った。またシミュレーションに加えて模型とCGも作成し、3種類のスタディを各案で繰り返しながら検証の精度を高めるようにした。
その結果、住宅内部は常に明るく、寒さの厳しい真冬でも施主家族は半袖一枚で快適に過ごすことができている。成長期の子供を抱える若い家族にとって、お互いの存在を常に認識しながら、子供が家の中を遊具のように回遊できる空間は、子育てにおいて魅力的な要素であろう。
■建築概要
名称:The White House、旗竿敷地の環境住宅
所在地:埼玉県川口市
主用途:住宅
建築主:個人
設計担当:伊藤建築都市設計事務所 / 伊藤雄太、伊藤遼太
構造担当:井上健一構造設計事務所 / 井上健一
設計協力:北潟寛史
施工担当:島ケン工務店 / 島田行雄、小木曽美津恵
構造:在来軸組構法
階数:地上二階
敷地面積:106.79㎡
建築面積:52.48㎡
延床面積:97.77㎡
設計期間:2020年8月~2021年6月
工事期間:2021年7月~2022年2月
撮影:ToLoLo studio / 谷川ヒロシ