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2023.5.16Tue
2023.5.15Mon
2023.5.17Wed
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る

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中山保寛住宅図面あり埼玉岡野工務店工藤構造設計建材(内装・キッチン)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)建材(内装・浴室)建材(内装・照明)建材(外構・床)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)洲崎洋輔
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る鳥瞰 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作るピロティ photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る中庭 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る住戸1、リビング1 photo©中山保寛

洲崎洋輔建築設計事務所が設計した、埼玉・北本市の「北本 旧中山道の家」です。
街道沿いの二世帯住宅の計画です。建築家は、世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案しました。また、外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る事も意図されました。

旧中山道に面した「開かれた中庭」を持つ、三人家族と祖母の二世帯住宅である。
建主の要望は、将来的な長いスパンで、子世代、孫世代へと世代を超えて住み継ぐことのできる家。家族構成の変化によっては、住宅+事務所、教室としても利用できる、互いの住宅が自立した柔軟な家を望んでいた。

建築家によるテキストより

敷地は旧中山道に面する場所で、並走するJR高崎線、北本駅と鴻巣駅の中間に位置する。旧中山道に沿って、古くは農村風景が広がり、その後、大きな店舗・事務所が栄え、近年、宅地化が進んでいる。街の発展や人々の生活の軸として、街道は地域に根付いている。敷地奥には竹林が広がり、南側は飲食店の駐車場、西側は住宅、正面は交通量の多い街道と、周囲に晒された視線の多い雑多な雰囲気を持つ。

都市的な要素のこの場所で世代を超えて住み継ぐ家として、二戸の住宅と、街に面した開放的なピロティで庭を囲う「開かれた中庭」を持つ平屋の住宅を考えた。中庭を共有し、快適な住環境を確保しつつ、周辺環境の変化を受け入れ、変わらない風景を作ることにした。

建築家によるテキストより

全体構成は共用エントランスとしてのピロティから、中庭を中心に各部屋を数珠つなぎに配置している。諸室が雁行しながら中庭を囲うことで、中庭には大きな庭と小さな庭のような特性が生まれ、住戸同士は直接見合わず、部屋に応答した小さな庭を望むことで、なんとなく互いの気配を感じ、「間接的に見守り合う住まい方」が生まれることを目指した。

外観は全体として一つの家に見えるように、街道に向けて軒下を作る古くからの中山道沿いの建物形式を踏襲した水平な立面とした。都市的なスケールの周辺環境に対して、大屋根の外観、軒先、軒下、ピロティ、内部空間へと、空間が緩やかに連続し、徐々にスケールが住環境へと近づく建物アプローチを心がけた。屋根とピロティが、 周辺環境からフィルターの様に要素を絞り、住環境を守りつつ室内と中庭が連続する開放的な住まい方が可能となるように、屋根勾配、形状、高さ等のスタディを繰り返した。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る鳥瞰 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る鳥瞰 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る鳥瞰 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る外観 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る外観 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作るピロティ photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作るピロティ photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作るピロティから中庭を見る。 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る中庭 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る中庭 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る中庭 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る中庭 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る住戸1、リビング1 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る住戸1、リビング1 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る住戸1、リビング1 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る住戸1、リビング1 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る住戸1、リビング1から和室1と寝室1を見る。 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る住戸1、和室1 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る住戸1、多目的室、住戸1と住戸2の両側から出入りが可能。 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作るピロティ photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作るピロティ photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る住戸2、リビング2 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る住戸2、リビング2 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る住戸2、和室2からリビング2を見る。 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作るピロティから中庭を見る。 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作るピロティから中庭を見る。 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る中庭、夜景 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る中庭、夜景 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作るピロティ、夜景 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る外観、夜景 photo©中山保寛
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る平面図 image©洲崎洋輔建築設計事務所
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る断面図 image©洲崎洋輔建築設計事務所
洲崎洋輔建築設計事務所による、埼玉の「北本 旧中山道の家」。街道沿いの二世帯住宅。世代を超え継承可能で用途変化にも柔軟な家の要望に、住環境の確保と共に街とも繋がる“開かれた中庭”を中心とする構成を考案。外部要素の操作で都市規模の周辺と内部空間の連続性も作る断面パース

以下、建築家によるテキストです。


旧中山道に面した「開かれた中庭」を持つ、三人家族と祖母の二世帯住宅である。
建主の要望は、将来的な長いスパンで、子世代、孫世代へと世代を超えて住み継ぐことのできる家。家族構成の変化によっては、住宅+事務所、教室としても利用できる、互いの住宅が自立した柔軟な家を望んでいた。

敷地は旧中山道に面する場所で、並走するJR高崎線、北本駅と鴻巣駅の中間に位置する。旧中山道に沿って、古くは農村風景が広がり、その後、大きな店舗・事務所が栄え、近年、宅地化が進んでいる。街の発展や人々の生活の軸として、街道は地域に根付いている。敷地奥には竹林が広がり、南側は飲食店の駐車場、西側は住宅、正面は交通量の多い街道と、周囲に晒された視線の多い雑多な雰囲気を持つ。

都市的な要素のこの場所で世代を超えて住み継ぐ家として、二戸の住宅と、街に面した開放的なピロティで庭を囲う「開かれた中庭」を持つ平屋の住宅を考えた。中庭を共有し、快適な住環境を確保しつつ、周辺環境の変化を受け入れ、変わらない風景を作ることにした。

全体構成は共用エントランスとしてのピロティから、中庭を中心に各部屋を数珠つなぎに配置している。諸室が雁行しながら中庭を囲うことで、中庭には大きな庭と小さな庭のような特性が生まれ、住戸同士は直接見合わず、部屋に応答した小さな庭を望むことで、なんとなく互いの気配を感じ、「間接的に見守り合う住まい方」が生まれることを目指した。

外観は全体として一つの家に見えるように、街道に向けて軒下を作る古くからの中山道沿いの建物形式を踏襲した水平な立面とした。都市的なスケールの周辺環境に対して、大屋根の外観、軒先、軒下、ピロティ、内部空間へと、空間が緩やかに連続し、徐々にスケールが住環境へと近づく建物アプローチを心がけた。屋根とピロティが、周辺環境からフィルターの様に要素を絞り、住環境を守りつつ室内と中庭が連続する開放的な住まい方が可能となるように、屋根勾配、形状、高さ等のスタディを繰り返した。

インテリアの延長として、中庭に対しても細かな調整を行うことで、ヒューマンスケールに近づく住環境が広がり、生活空間は中庭へ、中庭の環境は室内へと浸透していく。中庭に面する天井は木を貼り、反射光が内部まで柔らかく広がる明るい空間となった。

「開かれた中庭」によって少し公共的な装いを持つ住宅が、変わりゆく社会や将来的な家族構成・用途の変化を受け入れ、街の風景とともに未来へと住み継いでもらえる家となることを期待している。

■建築概要

題名:北本 旧中山道の家
所在地:埼玉県北本市
主用途:専用住宅(二世帯住宅)
設計監理:洲崎洋輔建築設計事務所
担当:洲崎洋輔
施工:岡野工務店
担当:岡野浩一
構造設計:工藤構造設計
担当:工藤智之
構造:木造
階数:地上1階
敷地面積:638.17m2
建築面積:243.94m2
延床面積:211.52m2
設計:2022年11月~2022年7月
工事:2022年8月~2022年4月
竣工:2022年4月
写真:中山保寛

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外構・床床

モルタル金ゴテ仕上

外装・壁外壁

窯業系サイディング[エクセレージ・親水16](ケイミュー)

外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き[セリオスプライム]

外装・屋根軒裏

ラワンベニヤ 木材保護塗料キシラデコールやすらぎ(キシラデコール)

外装・建具開口部

アルミサッシ[サーモスL](LIXIL)

内装・床リビング1・2床

オーク複合フローリング(IOC)

内装・壁リビング1・2壁

PB t=12.5 ビニルクロス[ファイン1000](サンゲツ)

内装・天井リビング1・2天井

ラワンベニヤ貼りクリア塗装

内装・床和室床

畳[健やかおもて清流](ダイケン)

内装・床玄関1・2床

タイル[グレイソウル](サンワカンパニー)

内装・床洗面・トイレ1・2床

ビニル床タイル[フロアタイル](サンゲツ)

内装・床多目的室床

モルタル金ゴテ仕上

内装・壁多目的室壁

フレキシブルボード

内装・キッチンキッチン

ザ・クラッソ(TOTO)
ステディア(クリナップ)

内装・浴室浴室1・2

ユニットバス[アライズ](LIXIL)

内装・照明照明

ダウンライト(大光)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


A two-family house for a family of three and a grandmother with an “open courtyard” facing the old Nakasendo.
The owner’s request is a house that can be handed down to their children and grandchildren for a long time, and they want a flexible house that can be used independently as a residence, office, or studio according to changes in the family structure.
The site faces the old Nakasendo, and is located between Kitamoto Sta and Konosu Sta on the JR Takasaki Line.The old Nakasendo has taken root in the region as the axis for the development of the city and for people’s lives. The site has a bamboo grove in the back, a restaurant parking lot to the south, a residential area to the west, and the old Nakasendo with heavy traffic in front, giving it a miscellaneous atmosphere.

In this urban location, as an inherited house, I proposed a one-story house with an “open courtyard” surrounding the garden with a piloti and two houses. In addition to ensuring a comfortable environment by sharing the courtyard, we aimed to create an unchanging landscape by accepting changes in the surrounding environment.

The floor plan was designed with the piloti as the common entrance, and the rooms arranged in a row around the courtyard. By enclosing the courtyard while shifting the rooms, a large garden and a small garden are created in the courtyard. Rather than face each other directly, the dwelling units look out over a small garden corresponding to each room, and somehow feel each other’s presence, aiming for a “living of indirectly watching over each other.”

The exterior design of the house follows the characteristics of the buildings along the old Nakasendo, and has a highly horizontal elevation design with the eaves facing the road so that the whole house looks like a single house. We designed a building approach in which the exterior of the large roof, eaves, under the eaves, piloti, and interior space are gradually connected in accordance with the surroundings of the urban scale, and the scale gradually approaches the living environment.

In order to protect the living environment and enable an open life where the interior and the courtyard are continuous, we repeatedly studied the shape of the roof so that the roof and piloti would narrow down the elements from the surroundings like a filter. The ceiling facing the courtyard is covered with wood, creating a bright space where reflected light softly spreads to the interior.

We hope that the “open courtyard” will make the house a little more public, and that it will be a house that will be passed on to the future along with the townscape, accepting changes in society and future changes in family composition and usage.

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中山保寛住宅図面あり埼玉岡野工務店工藤構造設計建材(内装・キッチン)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)建材(内装・浴室)建材(内装・照明)建材(外構・床)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)洲崎洋輔
2023.05.16 Tue 06:59
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    ツバメアーキテクツによる、神奈川・横浜市の「六角橋の四軒長屋」。古い長屋が建ち並ぶ街の三角形の敷地。既存の問題を解決した“次なる長屋”を目指し、面積配分や開口等の操作で“多様な質”を作る設計を志向。現代の条件と均衡させ“家か店という二者択一”でない在り方も提示
  • 2023.3.20Mon
    藤田雄介+伊藤茉莉子 / Camp Designによる、神奈川・藤沢市の住戸改修「白と黒の家」。壁式RC造の団地での計画。間取り変更が難しい条件での“生活の更新”を求め、用途を一室にまとめる等の“必要諸室の在り方の再構成”を志向。入念に物の配置を検討して施主の求める“気持ち良さ”も作る
  • 2023.3.16Thu
    五十嵐理人 / IGArchitectsによる、沖縄・糸満市の「一本足の家」。遠くに海を臨む敷地。要望や風土への応答を“複合的に解決”する在り方を求め、中央の1本柱が屋根と垂れ壁を支えて大きく開放できる建築を考案。変化を受容する“しなやかさ”と不変の“強度”持つ空間を作る
  • 2023.3.15Wed
    山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、新潟市の「矢代田のモデルハウス」。地域の工務店の為に計画。若い世代への“郊外での豊かな暮らし”の提案を意図し、街に光風を通す低いヴォリュームの中に豊かな内部空間が広がる建築を考案。風土と地方の需要に呼応する“プロトタイプ”を作る
  • 2023.3.09Thu
    二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・調布市の「深大寺の家」。隣地の木々が特徴的な敷地。“赤土”をイメージした家の要望に、“ベンガラ”を用いて環境と対比させ“場所”への“意味合いを強める”設計を志向。バイヤーの施主の活動拠点にもなる“ギャラリーの様な”空間も内包
  • 2023.3.08Wed
    畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオによる、熊本・八代市の店舗兼住宅「閉合の家」。田園と住宅地の境界にあり高架線を望む敷地。風景に“向き合う”在り方を追求し、高架の軸線と呼応して知覚心理にも働きかけるテラス空間を持つ建築を考案。身体から土木までが一つに繋がる場を作る
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    【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計デザインとマネジメントのスタッフを募集中

    ap job 【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計デザインとマネジメントのスタッフを募集中

    architecture|job
    建築求人情報
    【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計デザインとマネジメントのスタッフを募集中
    【ap job更新】 地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」が、業務拡大に伴い、設計デザインとマネジメントのスタッフを募集中菱屋 古い街並みを残す通りの再生のきっかけとな地域の素材や職人達と作り上げる宿泊施設
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    地域の文化と素材、数寄屋をテーマに活動する「Fumihiko Sano Studio」の、業務拡大に伴う、設計デザインとマネジメントのスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    Fumihiko Sano Studioは佐野文彦が代表を務める建築設計、インテリア、プロダクト、インスタレーション、アートワークを手掛ける事務所です。

    佐野の持つ数寄屋大工というバックグラウンドを活かし、日本文化や茶の湯、木材や金属、石、左官、紙、布、ガラスなどの様々な素材や技術を使い、伝統的なだけではなく新しく現代の姿へアップデートすることを目指し活動しています。

    国内外でEDIDA 2014 ELLE DECOR Young Japanese Design Talent、2016年度文化庁文化交流使、FRAME AWARD Emerging Designer of the Year2022、IF DESIGN AWARD、GOOD DESIGN AWARD等の賞を受賞し、色々な方面からの評価をいただいています。

    job.architecturephoto.net

    弊社ではプロジェクトごとに作るコンセプトを中心に地域や自然の素材、一点ものの材料と向き合いながらものづくりをしていきます。

    入社後は最初から作図作業だけでなくコンセプトやデザインプロセスにも関わっていただきながら、ものづくりとの距離の近い仕事をしていただきます。

    job.architecturephoto.net

    また、事務所の将来の右腕、左腕として、与えられるだけではなくこれからの事務所を一緒に作り上げていけるマインドの方を募集します。

    現在、国内外で宿泊施設や飲食店、商業施設、蒸溜所、ギャラリー、展覧会、住宅、プロダクト、現代美術作品、インスタレーションなど、建築や空間デザインから美術作品の製作まで様々なプロジェクトが進行しています。

    建築だけではない様々なプロジェクトを横断的に関わっていただきながら一緒に物作りをして行けたらと考えています。
    皆さんのご応募をお待ちしています。

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    建築求人情報
    2023.05.16 Tue 16:45
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    【ap job更新】 創業75年の歴史を持ち、多種多様な建築を手掛ける「共同設計 株式会社」が、事業拡大のため 意匠設計・構造設計・設備設計・広報職・営業職 を募集中

    ap job 【ap job更新】 創業75年の歴史を持ち、多種多様な建築を手掛ける「共同設計 株式会社」が、事業拡大のため 意匠設計・構造設計・設備設計・広報職・営業職 を募集中

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    【ap job更新】 創業75年の歴史を持ち、多種多様な建築を手掛ける「共同設計 株式会社」が、事業拡大のため 意匠設計・構造設計・設備設計・広報職・営業職 を募集中
    【ap job更新】 創業75年の歴史を持ち、多種多様な建築を手掛ける「共同設計 株式会社」が、事業拡大のため 意匠設計・構造設計・設備設計・広報職・営業職 を募集中青山学院中等部礼拝堂
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    創業75年の歴史を持ち、多種多様な建築を手掛ける「共同設計 株式会社」の、事業拡大のための 意匠設計・構造設計・設備設計・広報職・営業職の募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    ■私たちは、1948年創業の今年75年目を迎える歴史ある設計事務所です。

    創業時より、個性的な個々が共に高めあい、お互いが平等に共同して建築に情熱を注いでいます。力強い個性が集団となって多様性に富んだ設計事務所です。社名には、このような信念と情熱が込められています。

    プロジェクトは、教育施設、庁舎、美術館、交通施設などの公共施設や、商業施設、事務所ビル、物流倉庫など、様々な分野で、大小幅広いスケールにおよんでいます。
    各プロジェクトは、その都度チームを作り、チーフを中心としたメンバーで設計体制をとっています。若いスタッフも早い段階からプロジェクトに参画でき、企画提案から基本設計、実施設計、現場監理まで一貫して取り組むことができます。トップダウンではなく、各々が自由にアイデア・意見を出し、議論しあってプロジェクトを進めていく体制を取っています。

    新たなプロジェクトが多数スタートする今、我々のメンバーとして一緒に働いてくれる方のご応募をお待ちしています。

    【進行中、新規スタートの主なプロジェクト】
    中学校+図書館の複合施設、大型商業施設、ホテル、オフィス・ビル、オフィスインテリア、新規開業駅の駅前広場、集合住宅、消防署など

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    建築求人情報
    2023.05.16 Tue 14:30
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    江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図

    SHARE 江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図

    architecture|feature
    clakdesignModuleXPLANNING ESエヌピーシー福岡フクシマガリレイ図面あり店舗建材(内装・壁)建材(内装・床)建材(内装・照明)建材(内装・造作家具)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)水崎浩志江頭真太福岡
    江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図外観 photo©水崎浩志
    江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図1階、エントランスから1階全体を見る。 photo©水崎浩志
    江頭真太 / PLANNING ESによる、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」。街の中心から少し離れた木造二階のカフェ。同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向。上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図2階、ホール photo©水崎浩志

    江頭真太 / PLANNING ESが設計した、福岡市の飲食店「ORTO CAFE」です。
    街の中心から少し離れた木造二階のカフェです。建築家は、同業他社との“差別化”を意図し、場所性を考慮して来訪者が“ゆっくり過ごせる”空間を志向しました。また、上階の客席は気積と天窓で“最大限の開放感”の享受を意図しています。店舗の公式ページはこちら。

    2006年にオープンしたORTO CAFEは、今年で17年目となる。
    このカフェは時代に合わせ、場所や形態を変えながら続くカフェである。

    今回は、店舗面積の拡大に伴う移店の計画であり、このカフェとしては初めて、ビルインではなく新築からの計画となった。

    建築家によるテキストより

    今回の計画において、中心街の駅より徒歩15分程と少し離れた場所になる事や、SNSの流行によるカフェ・コーヒースタンドの増加により福岡市においても同業態が数多く立ち並んでいる事、加えてコロナ禍での出店でもあったため、どのような差別化をしてくかが重要であった。

    建築家によるテキストより

    計画を進めていく中で、中心地より少し離れていることを考えた時に、休憩がてら食事や飲み物を楽しみながら、ゆっくり過ごすことのできる空間となる方が良いと考えた。そうすることで、周辺にある狭くて回転率の高いコーヒースタンド業態との差別化を図ることができると考えた。

    外観は、形状としてはシンプルでありながら、シンボリックな建物となるよう三角屋根のフォルムとし、このカフェのコーポレートカラーであるモスグリーン1色で構成した。内部空間もモスグリーンとその色と調和するようなグレーベースのマテリアルで構成した。

    建築家によるテキストより
    • 残り27枚の写真と建築家によるテキスト
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    clakdesignModuleXPLANNING ESエヌピーシー福岡フクシマガリレイ図面あり店舗建材(内装・壁)建材(内装・床)建材(内装・照明)建材(内装・造作家具)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)水崎浩志江頭真太福岡
    2023.05.16 Tue 13:19
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    【ap job更新】 “自然環境と人間の営みが循環する場所をつくる”をモットーに活動する「S PLUS ONE 建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイトを募集中

    ap job 【ap job更新】 “自然環境と人間の営みが循環する場所をつくる”をモットーに活動する「S PLUS ONE 建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイトを募集中

    architecture|job
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    【ap job更新】 “自然環境と人間の営みが循環する場所をつくる”をモットーに活動する「S PLUS ONE 建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイトを募集中
    【ap job更新】 “自然環境と人間の営みが循環する場所をつくる”をモットーに活動する「S PLUS ONE 建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイトを募集中
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    “自然環境と人間の営みが循環する場所をつくる”をモットーに活動する「S PLUS ONE 建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    【自然環境と人間の営みが循環する場所をつくる仕事】

    株式会社S PLUS ONE建築設計事務所は山梨を拠点に、地域が楽しくなる空間を創る、個々で活躍できるような建築家集団を目指すデザイン設計事務所です。地域の資源を積極的に活用し、地域の職人と連携して、プロダクト、家具、インテリア等、建築の枠組みを超えた持続可能な地域デザイン活動をしています。

    13年目を迎え、現在ではWinery、ブルワリー、宿泊施設、保育園、飲食店舗等のプロジェクトが進行しており、自然環境と人間の営みが循環する場所を設計の主軸コンセプトとして、日々、事業主の方々と会話をしながらコンセプト立案から施主と共に設計を進めております。

    超高齢化や人口減少が著しく、様々な課題に直面している地域に向き合い、よりよい地域づくりにする為の企画、提案する機会がかなり増えてきており、末長く一緒に勉強、成長しながら、真摯に向き合ってくれる「人」を募集しています。

    【S PLUS ONE の名前の由来】
    Sustainable (持続可能)/ Plus(付加価値)/ One(何か、ひとつでも)

    持続可能な付加価値のあるデザインを一つでも地域で生み出す。誰が設計するか?という設計者の名前よりも、何を地域で生み出したのか?の方が重要であると考えています。スタッフ一人一人が各プロジェクトのチームの一員として、自ら企画提案をするスタイルをとっており、雑誌の掲載時には連名で名前を出すなど、フラットな働き方を目指しています。

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    2023.05.16 Tue 10:57
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    【ap job更新】 環境配慮型建築を手がける「ADX」が、東京及び福島での 建築設計・施工管理・ラボのスタッフを募集中

    ap job 【ap job更新】 環境配慮型建築を手がける「ADX」が、東京及び福島での 建築設計・施工管理・ラボのスタッフを募集中

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    【ap job更新】 環境配慮型建築を手がける「ADX」が、東京及び福島での 建築設計・施工管理・ラボのスタッフを募集中
    【ap job更新】 環境配慮型建築を手がける「ADX」が、東京及び福島での 建築設計・施工管理・ラボのスタッフを募集中SANU 2nd Home(2022年/サブスク型セカンドホーム)外観
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    環境配慮型建築を手がける「ADX」の、東京及び福島での 建築設計・施工管理・ラボのスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    私たちADXは「森と生きる。」をフィロソフィーとし、東京と福島の2拠点で活動してきました。現在も日本各地で、環境に配慮し自然と共生する、革新的なプロジェクトに着手しています。

    さらなる挑戦・事業拡大のため、設計スタッフ・施工管理スタッフを募集しています。

    ■私たちADXについて
    「森と生きる。」をフィロソフィーとし、福島・安達太良山の麓と東京の2拠点で活動。自然と共生する建築を最重視し、自然に戻しやすい素材だけを使う工夫や建材のトレーサビリティの設計、さらには建築が増えるほど森が豊かになっていくリジェネラティヴな環境再生型の事業展開を目指しています。設計・施工・プロダクト開発・森林地域における開発行為のコンサルティング等を行っています。近年の代表作は「五浦の家」「One year project」「SANU 2nd Home」「KITOKI」など。

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    2023.05.16 Tue 07:05
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    2023.5.15Mon
    • 堤由匡建築設計工作室による、中国・北京市の飲食店「TAO」。カウンターと二つの個室を備えた店。記号的作用を排除した“らしくない”空間を求め、諸室の天井等の各要素を“立体的な操作”と“質感の選定”で構築。デザインの“抽象性”によって人々の想像力を引き出す
    • 建築家の永山祐子を特集したテレビ番組「情熱大陸」が、期間限定でオンライン配信中
    • MVRDVとMONOBLOCKによる、ウルグアイ・モンテビデオの集合住宅「Ziel」。都心部の公園に面した敷地に計画。郊外のヴィラの様な居住性を目指し、建物中央に中庭を設けた上で隔階に緑化されたパティオを設ける構成を考案。公園の緑を取り込むと共に周辺への眺望も確保
    • 最も注目を集めたトピックス[期間:2023/5/8-5/14]
    2023.5.17Wed
    • 山田貴仁+犬童伸浩 / studio anettaiによる、ベトナムの飲食店「CHIDORI COFFEE IN BED PASTEUR」。若者の“第三の居場所”を目指した施設。ベッドで珈琲が飲める滞在型カフェの為に、地域の路地“ヘム”を参照した動線空間から個室的空間に到達する構成を考案。文化を継承して“人間的な街”を守り生かす
    • 池内健 / studio colife3による、愛媛・松山市の「風と火と農家住宅」。意欲的な若い米農家の為に計画。現代で先人の知恵を継承する在り方を求め、地域の古い農家住宅を参照した“地域の卓越風”を取り込む“門型構造”の建築を考案。外装には古来から瀬戸内で用いられる“焼杉”を採用

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