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2023.6.07Wed
2023.6.06Tue
2023.6.08Thu
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる
photo©八坂麻里子

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architecture|feature
合屋統太ヤン=ヤコブ・シュレーダー河内さつき杉村構造設計原口建設大洋グリーン建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)建材(外装・照明)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・キッチン)建材(内装・設備)建材(内装・水廻り)住宅図面あり福岡
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる北東側外観 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる南側外観 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる2階、ダイニングからバルコニーを見る。 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる2階、バルコニー photo©八坂麻里子

合屋統太+ヤン=ヤコブ・シュレーダー / GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきが設計した、福岡の「久留米の庭と家」です。
市街地の住宅が建て込む敷地に計画されました。建築家は、開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築しました。また、シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる事も意図されました。

久留米市街地に建つ、夫婦と子供一人のための住まい。
200㎡未満の敷地で隣屋からの視線を遮りつつも開放的な内と外の関係を持つ住宅の原型を試みた。

建築家によるテキストより

室として庭を捉え、視線や光を整える町家の形式に倣い、それが立面となって街並を作る。また内か外か曖昧な民家の土間庭に準えたバルコニーや庭を、外での食事、庭仕事などの生活空間として居間と一体化した。

9尺の柱割を9つ配した正方形(nine-squaregrid)の内と、東側に2スパン延長させた外により平面が構成される。建主家族が生まれ育った地方の民家の間取りに倣い、室内を来客用の公的な表と私的な裏に仕切った。

建築家によるテキストより

来客は玄関広間より階段を上がり、2階の居間からバルコニーへ、螺旋状の動きで導かれる。階段では段板を隠して吹抜けをつくらないことで昇降の動きを一旦絶ち、大屋根の平屋が2階に建つ感覚を強調した。筑後川の洪水を考慮して2階に主要な生活空間が持ち上げられているものの、庭とバルコニーが居間と連続して、内と外は平屋のように親密になる。庭のハナナシの木は居室への視線や日射を和らげ、足元には建主が家庭菜園を計画している。

建築家によるテキストより

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GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる北東側外観 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる南側外観 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる南側外観 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる南側外観 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる1階、玄関広間 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる2階への階段 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる2階への階段 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる2階への階段 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる2階、階段を上がったところからリビングを見る。 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる2階、キッチンから階段を見る。 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる2階、ダイニングからバルコニーを見る。 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる2階、ダイニングキッチン photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる2階、ダイニングキッチン photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる2階、ダイニングキッチン photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる2階、バルコニー photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる2階、バルコニー photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる2階、庭の開口越しに外を見る。 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる2階、寝室 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる1階、玄関広間。 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる1階、玄関広間から和室を見る。 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる1階、和室 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる1階、和室から庭を見る。 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる1階、玄関広間から物置方向を見る。 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる1階、庭 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる南側外観 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる外観 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる外観 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる外観 photo©八坂麻里子
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる配置図 image©GOYA SCHRODER & associatesと河内さつき
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる1階平面図 image©GOYA SCHRODER & associatesと河内さつき
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる2階平面図 image©GOYA SCHRODER & associatesと河内さつき
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる南側立面図 image©GOYA SCHRODER & associatesと河内さつき
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる東側立面図 image©GOYA SCHRODER & associatesと河内さつき
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる断面パース image©GOYA SCHRODER & associatesと河内さつき
GOYA SCHROEDER & associatesと河内さつきによる、福岡の「久留米の庭と家」。市街地の住宅が建て込む敷地。開放と遮蔽を併せ持ち内外が関係を紡ぐ“住宅の原型”を求め、民家等を参照して庭やバルコニーが内部と一体化する生活空間を構築。シルバーの外装材で周囲の工業的風景に溶け込ませる断面パース image©GOYA SCHRODER & associatesと河内さつき

以下、建築家によるテキストです。


久留米市街地に建つ、夫婦と子供一人のための住まい。
200㎡未満の敷地で隣屋からの視線を遮りつつも開放的な内と外の関係を持つ住宅の原型を試みた。

室として庭を捉え、視線や光を整える町家の形式に倣い、それが立面となって街並を作る。また内か外か曖昧な民家の土間庭に準えたバルコニーや庭を、外での食事、庭仕事などの生活空間として居間と一体化した。

9尺の柱割を9つ配した正方形(nine-squaregrid)の内と、東側に2スパン延長させた外により平面が構成される。建主家族が生まれ育った地方の民家の間取りに倣い、室内を来客用の公的な表と私的な裏に仕切った。

来客は玄関広間より階段を上がり、2階の居間からバルコニーへ、螺旋状の動きで導かれる。階段では段板を隠して吹抜けをつくらないことで昇降の動きを一旦絶ち、大屋根の平屋が2階に建つ感覚を強調した。筑後川の洪水を考慮して2階に主要な生活空間が持ち上げられているものの、庭とバルコニーが居間と連続して、内と外は平屋のように親密になる。庭のハナナシの木は居室への視線や日射を和らげ、足元には建主が家庭菜園を計画している。

内部では、生活時間帯の差への配慮から水回りと寝室の隣接を避けたり、将来の両親との同居を見据えた1階の寝室とバリアフリー化を図るなど、長期的な要求に対して柔軟な計画を心がけた。構造では、木造軸組構法の外壁部分に主な耐力壁を集中しながらも、バルコニーと庭へは大きな開口部を設けて内部空間と連続させた。

外皮表面積を抑えた立方体に近い形状によって、効率よくHEAD20G1レベルの断熱性を確保した。また高断熱の大きな窓を対面配置することで、自然換気しやすく、中間期には開放して昔の民家のような中から外を感じられる空間となるよう意識した。南側の大きな高窓からは、冬の日射が入り、夏は遮蔽されるよう、軒の深さを決定した。

外部はガルバリウム鋼板の屋根とシルバー塗装の外壁が周囲の工業的な風景に溶け込み、東に開かれた開口部から、遠く未納連山を望むことができる。

■建築概要

建物名称:久留米の庭と家
所在地:福岡県久留米市
主要用途:専用住宅
家族構成:夫婦+子供1人
設計者事務所:GOYA SCHROEDER & associates
担当:合屋統太、Jan-Jakob Schroeder、中村遼
共同設計:河内さつき
構造設計:杉村構造設計 担当/杉村一成
施工:原口建設 担当/井上泰斗
外構・造園:大洋グリーン 担当/馬場明寿
主体構造・構法:木造 在来工法
基礎:布基礎
階数:地上2階 
地域地区:準工業地域、法22条地域
道路幅員:南3m
駐車台数:3台
軒高:7.80m
最高の高さ:8.49m
敷地面積:190.31m2
建築面積:82.82m2(建蔽率43.52% 許容60%)
延床面積:149.89m2(容積率74.84% 許容200%)
1階床面積:82.82m2
2階床面積:67.07m2
設計期間:2021年8月~2022年3月
工事期間:2022年5月~2022年11月
撮影:八坂麻里子

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板

外装・壁外壁

窯業系サイディング+塗装

外装・建具玄関開口部

エルムーブ2(LIXIL)

外装・建具開口部

窓:樹脂窓EW(LIXIL)
網戸:きれいネット(LIXIL)

外装・照明照明

LT-BR005-02-G141(toolbox)

内装・床リビング・ダイニング・洗面所・寝室・WIC床

無垢フローリング オーク

内装・床キッチン床

コルクタイル

内装・床トイレ・洗面所床

Pタイル

内装・床和室床

琉球畳

内装・壁壁

AEP

内装・壁洗面所壁

タイル(名古屋モザイク工業)

内装・天井天井

AEP

内装・キッチンキッチン

厨房機器:グラッド45(サンワカンパニー)
IHコンロ:3口コンロ(三菱)
換気扇(シェード):スリム型サイドフード(サンワカンパニー)
シンク水栓金物:ミンタ(グローエジャパン)
家具:制作カウンター付き収納棚

内装・水廻り便器

アラウーノV(パナソニック)

内装・水廻り洗面所

洗面カウンター:エレガンススクエア(サンワカンパニー)
洗面用水栓金物:ニューベガ(サンワカンパニー)

内装・照明トイレ・洗面所・WIC照明

XAD1110VCE1(パナソニック)

内装・照明洗面所・寝室1照明

LT-BR005-02-G141(toolbox)

内装・設備トイレ・洗面所空調機器

V-08KPLD3(三菱)

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合屋統太ヤン=ヤコブ・シュレーダー河内さつき杉村構造設計原口建設大洋グリーン建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)建材(外装・照明)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・キッチン)建材(内装・設備)建材(内装・水廻り)住宅図面あり福岡
2023.06.07 Wed 07:21
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  • 2024.11.04Mon
    OKDOによる、静岡の「森を育む丘の家」。森を切り拓いた新興街区での計画。地域の成長や豊かさにも寄与していく存在を目指し、敷地境界の内外を緩やかに接続する“丘のような”建築を考案。人と犬の快適な共存も意図して建築の内と外も曖昧にする
  • 2024.11.01Fri
    川口裕人 / 1110建築設計事務所による、神奈川・川崎市の「蔵と倉」。土蔵の飲食店への改修と倉庫棟の新築に加えて庭も整備。土蔵では、上階床を撤去し気積を大きくして光が降り注ぐ空間を創出。倉庫棟では、既存や周辺の建物の肯定と未来への希望を意図して建ち方や素材を選定する
  • 2024.10.14Mon
    吉田裕一建築設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「東浦和の安居」。施主夫婦が自身の老後を見据えて依頼した住まい。車椅子での移動や介護がしやすい建築との要望に、其々の居室同士を接続して直に行き来できる平面構成を考案。趣味の園芸の為に土間や屋外の空間の使い方も考慮
  • 2024.10.04Fri
    渡邉明弘事務所・オクムラデザイン・キーマンによる、東京・千代田区の「REDO JIMBOCHO」。雑居ビルを改修と耐震化した“シェア型複合施設”。既存の状態に対し、“修繕”でも“建替”でもない“再生”する設計を志向。柱の増し打ち補強を含む“総合的な計画”で他の選択肢では“得難い空間”を生み出す
  • 2024.8.22Thu
    安藤祐介建築空間研究所による、愛媛・西条市の「異郷人の家 / 凹レンズハウス」。都心から移住する家族の為に既存民家を改修。改修の選択を施主がポジティブに捉えられるよう、住まいを“家族を乗せた宇宙船”に見立てる“ナラティブな設計手法”を考案。構成や素材もストーリーに基づき決定する
  • 2024.6.20Thu
    齋藤和哉建築設計事務所による、東京・世田谷区の「駒繋のハウス」。四周を家々に囲まれた敷地での計画。快適な住環境の獲得を主題とし、全体を包む“囲い”で視線を遮りつつ“光と風”を導入する構成を考案。生活の様々な状況に応じる為に建具の開閉で空間の性質が変わるように作る
  • 2024.5.27Mon
    吉村靖孝建築設計事務所と塚越宮下設計による、山形・鶴岡市の「龍宮殿サウナ」。老舗旅館の一部を浴場とサウナに改修。最適な機能配置と耐震性強化を求め、既存柱を“木造トラス”に置き換え“反復”させる構造形式を考案。新設の躯体は既存建物の木造トラスと呼応して施設の“象徴性”も高める
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    【ap job更新】 国内外のメンバーが集まり、デジタル技術と建築設計の知見を融合させる「NOIZ」が、設計スタッフ・インテリアデザイナー・バーチャル空間アーキテクトを募集中

    ap job 【ap job更新】 国内外のメンバーが集まり、デジタル技術と建築設計の知見を融合させる「NOIZ」が、設計スタッフ・インテリアデザイナー・バーチャル空間アーキテクトを募集中

    architecture|job
    建築求人情報
    【ap job更新】 国内外のメンバーが集まり、デジタル技術と建築設計の知見を融合させる「NOIZ」が、設計スタッフ・インテリアデザイナー・バーチャル空間アーキテクトを募集中
    【ap job更新】 国内外のメンバーが集まり、デジタル技術と建築設計の知見を融合させる「NOIZ」が、設計スタッフ・インテリアデザイナー・バーチャル空間アーキテクトを募集中null2, image: NOIZ
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    国内外のメンバーが集まり、デジタル技術と建築設計の知見を融合させる「NOIZ」の、設計スタッフ・インテリアデザイナー・バーチャル空間アーキテクト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    現在NOIZでは、住宅・別荘・宿泊施設・パビリオン・商業施設・オフィス・インスタレーション・展示計画などのプロジェクトが進行中です。これらのプロジェクトに関わるスタッフを募集しています。

    【事務所の特徴・ビジョン】
    2007年に豊田啓介と蔡佳萱が設立、2016年新たにパートナーとして酒井康介が加わり、2022年3月には15周年を迎えました。

    NOIZは、最新のデジタル技術を駆使しながら、オフィスや商業施設、住宅などの建築設計やインテリアデザインを中心に、都市計画から展示計画、プロダクトデザインやインスタレーションまで、多様な領域で実作を多く手掛けています。

    現在は東京と台北の二拠点体制で、インターナショナルな環境で実務と建築表現の可能性を開拓しています。さまざまな建築周辺の最新のテクノロジーに興味のある人はもちろん、ひたすら素材とディテールにこだわりたい人、国内だけれど国際的な環境で働いてみたい人などには、他ではできない仕事環境で実務をすることが可能です。

    メンバーは基本的に1つのプロジェクトに専従ではなく、スケールや性質の異なる2-3のプロジェクトに並行し関れる体制で、実務をしながら新しいスキルや感性を身につけるのに適した仕事の環境です。得意なデジタル技術が既にある人はもちろん歓迎ですが、NOIZのメンバー誰もが最初から特殊なスキルを持っていたわけでは決してありません。NOIZが実務で使う技術のほとんどは、日常の仕事の中で皆で探し出し、所内の勉強会などで一緒に学びながら皆で身につけていくものです。そうした開拓や実践を一緒にやってくれる意欲のある人を求めています。

    【ADVISER豊田啓介コメント】
    NOIZでは、新しい表現や技術の可能性への興味、高い建築的な質へのこだわりがある人を求めています。働きながら多様なスキルを身に付けられる特殊な環境だと思いますし、ノイズ出身者は多様な分野で先端的な活躍している人が多く居ます。卒業後のネットワークも活かしながら活躍できるスキルを身に付けに、経験者も未経験者もぜひ応募してみてください。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2023.06.07 Wed 15:39
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    熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、東京・中野区の「小さなLDKリノベーション」。居住者数増加に伴う住宅の改修。既存の窮屈さの解消と一体感の構築を求め、壁を解体して分節された空間を繋げると同時に構造耐力も向上させる設計を志向。様々な仕様で“世代を繋ぐ家族の在り方”を主眼とする
    photo©岡村幸則

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    architecture|feature
    建材(内装・建具)ヤマシタプランニング礎コラム木村佳央構造事務所眞木励岡村幸則オーガニックデザイン建材(内装・設備)建材(内装・造作家具)建材(内装・キッチン)建材(内装・照明)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)中野区熊木英雄図面ありリノベーション住宅東京
    熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、東京・中野区の「小さなLDKリノベーション」。居住者数増加に伴う住宅の改修。既存の窮屈さの解消と一体感の構築を求め、壁を解体して分節された空間を繋げると同時に構造耐力も向上させる設計を志向。様々な仕様で“世代を繋ぐ家族の在り方”を主眼とする photo©岡村幸則
    熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、東京・中野区の「小さなLDKリノベーション」。居住者数増加に伴う住宅の改修。既存の窮屈さの解消と一体感の構築を求め、壁を解体して分節された空間を繋げると同時に構造耐力も向上させる設計を志向。様々な仕様で“世代を繋ぐ家族の在り方”を主眼とする photo©岡村幸則
    熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、東京・中野区の「小さなLDKリノベーション」。居住者数増加に伴う住宅の改修。既存の窮屈さの解消と一体感の構築を求め、壁を解体して分節された空間を繋げると同時に構造耐力も向上させる設計を志向。様々な仕様で“世代を繋ぐ家族の在り方”を主眼とする photo©岡村幸則

    熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインが設計した、東京・中野区の「小さなLDKリノベーション」です。
    居住者数増加に伴う住宅の改修です。建築家は、既存の窮屈さの解消と一体感の構築を求め、壁を解体して分節された空間を繋げると同時に構造耐力も向上させる設計を志向しました。また、様々な仕様で“世代を繋ぐ家族の在り方”を主眼として設計が行われました。

    東京都中野区にある駅からほど近い密集した低層住宅街の一角に敷地・建物があり、平成7年に先代が注文したハウスメーカーによる住宅であった。当初は家族で住んでいた場所であるが、子供も独立し高齢のお母様がお一人住いのところに、この度ご夫婦+小学生のお子様の家族が同居することになり住まい方のリノベーション依頼を受けた。

    建築家によるテキストより

    リノベーションの依頼箇所は既存リビング・キッチン・収納室エリアとし、その他の多くの間取りは現状のまま使いたいというお母様の想いと、転居されるご夫婦の奥様から家事をしながら子供の様子が解るような使い方、コロナ禍の生活でタブレット利用が親も子も利用できることなどの希望を受けた、その他は双方から温熱環境の向上を求められた。

    建築家によるテキストより

    解決すべき問題がいくつか横たえていて、部屋がリビング・ダイニング・キッチン・収納室と各々扉付きで分断しているため各室がやや窮屈でキッチンは孤立された感じがあること、リノベ該当部分が建物のペリメーターゾーンでもあり、熱環境、音環境に脆弱なところがあった。加えて奥様希望のキッチンスペックを限られた空間のなかに実現する事でした。

    建築家によるテキストより
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    建材(内装・建具)ヤマシタプランニング礎コラム木村佳央構造事務所眞木励岡村幸則オーガニックデザイン建材(内装・設備)建材(内装・造作家具)建材(内装・キッチン)建材(内装・照明)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)中野区熊木英雄図面ありリノベーション住宅東京
    2023.06.07 Wed 13:01
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    家具・プロダクト・建築部材が集まる見本市「インテリア ライフスタイル 2023」が、東京ビッグサイトで開催。芦沢啓治・トラフらが参加する展示「Upcycling Airplanes」やトークイベントも多数行われる
    photo courtesy of インテリア ライフスタイル/メッセフランクフルト ジャパン

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    日程
    2023年6月14日(水)
    –
    6月16日(金)
    architecture|design|culture|exhibition|promotion
    家具・プロダクト・建築部材が集まる見本市「インテリア ライフスタイル 2023」が、東京ビッグサイトで開催。芦沢啓治・トラフらが参加する展示「Upcycling Airplanes」やトークイベントも多数行われる2022年開催時の様子 photo courtesy of インテリア ライフスタイル/メッセフランクフルト ジャパン
    家具・プロダクト・建築部材が集まる見本市「インテリア ライフスタイル 2023」が、東京ビッグサイトで開催されます
    interiorlifestyle-tokyo.jp.messefrankfurt.com

    家具・プロダクト・建築部材が集まる見本市「インテリア ライフスタイル 2023」が、東京ビッグサイトで開催されます。見本市の中では、芦沢啓治・トラフらが参加する展示「Upcycling Airplanes」やトークイベントも多数開催されます。開催期間は、2023年6月14日(水)~16日(金)。参加費無料(要事前申し込み)。来場事前登録はこちらから。【ap・ad】

    これからのライフスタイルマーケットを提案するインテリア・デザインのための国際見本市として1991年から開催する本見本市では、多様化する衣・食・住のデザインアイテムを求めて、毎年多くの来場者が訪れます。2022年の開催では12カ国・地域から16,542名の来場者が515社の出展製品を前に、熱心に商談を交わす姿で賑わいました。


    「Upcycling Airplanes JAL | Karimoku」展(見本市内で展示)

    家具・プロダクト・建築部材が集まる見本市「インテリア ライフスタイル 2023」が、東京ビッグサイトで開催。芦沢啓治・トラフらが参加する展示「Upcycling Airplanes」やトークイベントも多数行われるブースイメージ photo courtesy of インテリア ライフスタイル/メッセフランクフルト ジャパン

    空を飛ぶ役割を終えた航空機の部品を、7人のデザイナーが次の形に作り変えていくプロジェクト。

    JALとカリモクのコラボレーション
    航空機部品のアップサイクル商品を企画するにあたり、日本を代表する航空会社として、安全・安心な航空機の品質をつくりこむJALの整備士の姿勢と、同じく日本を代表する木製家具メーカーとして、長く安全に使える高品質な商品を製作するというカリモクの物作りの姿勢に親和性を見出し、今回のコラボレーションが実現。

    また、カリモクとタッグを組むことで、インテリアになじみつつ機能的な製品として航空機部品に新たな命を与え、航空ファンだけでなく、より多くの人にアップサイクル品としての価値を提供出来ることを期待する。

     
    航空機リサイクルの概要

    • JALは、保有していたボーイング777型機を国内で初めてリサイクルした。
    • 通常、退役した航空機は国外へ輸送され、航空機として再活用、解体・リサイクルが行われるが、国内で航空機リサイクルを実施することで国外へ飛行する必要がなく、燃油削減と排出ガス抑制の観点からSDGsに貢献することができる。
    • 航空機リサイクルにおいては、航空機部品として他の同型機材で再利用されるほか、金属などを素材ごとに再資源化、また新たな用途/製品としてアップサイクル品に加工される。

    参加建築家・デザイナー
    アップサイクルで新たな価値をプロダクトに反映し、広く人々へ伝えていくことが期待できる建築家やデザイナーを選定

    芦沢啓治建築設計事務所 芦沢啓治 / JIN KURAMOTO STUDIO 倉本仁 / Shizuka Tatsuno Studio 辰野しずか / MUTE イトウケンジ / inter.office / kumano 熊野亘 / トラフ建築設計事務所 鈴野浩一

    • 残り6枚の写真とテキストを見る
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    2023.06.07 Wed 07:00
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    2023.6.06Tue
    • リナ・ゴットメによる、サーペンタイン・パヴィリオン2023「A table」。世界中から毎年一組の設計者が選ばれ建設される期間限定の建築。食事と対話をテーマとして、マリの伝統建築を参照した低い屋根や円形テーブルで交流の促進を意図。周辺環境との呼応や持続可能性も考慮
    • studioSHUWARIによる、富山市の、スポーツ施設「Luxe training」。自動車販売店だった建物を改修。以前の用途の為に作られた空間の特徴を活かしながら、諸室を視覚的に連続させ“アクティビティ”を繋げる構成を考案。利用体験を豊かにする照明や色彩の計画等も行う
    2023.6.08Thu
    • 【ap job更新】 地域や都市に繋がる建築を志向し、暮らしや社会に新しい価値をつくる「須藤剛建築設計事務所」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
    • ODS / 鬼木孝一郎による、東京・港区のバレエスタジオ「TEDDY’S BALLET 白金店」。幹線道路沿いにある著名ダンサーが関わる施設。心躍る“舞台”となる空間を目指し、白い壁と樺桜の床で“光を拡散”するレッスンルームを設計。鏡と開口の形状に“アーチ”を採用して連続感を生み出す
    • 長谷川豪と写真家 鈴木久雄の対談が公開。鈴木が建築写真を手掛けるまでの経緯やエル・クロッキーとの出会いも語られる
    • 田中裕之建築設計事務所による、京都市の、宿泊施設内のラウンジ「RAKURO 京都」。ホテル内に新設された場。地域文脈の導入と建物特徴を活かす空間を求め、既存に“町家の形式”を見出して美意識等を継承する設計を志向。現代素材と地場植物を用いて京都を想起させ施設を象徴する“奥庭”も作る
    • スキーマ建築計画の長坂常へのインタビュー動画。これまでの作品の変遷やデザインに対する思想も語られる。2023年6月に公開されたもの

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