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富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す
photo©酒井広司

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architecture|feature
住宅北海道図面あり建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)建材(内装・キッチン)建材(外装・建具)富谷洋介酒井広司コーユー創建
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す外観 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す1階、リビング photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す1階、リビングから見返す。 photo©酒井広司

富谷洋介建築設計が設計した、北海道・札幌市の「段床の家」です。
住宅街の小さな勾配がある敷地に計画されました。建築家は、土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案しました。また、段差の存在は豊かな空間体験も生み出しています。

敷地は住宅が並ぶ緩やかな高台にあり、敷地内にも緩やかな勾配があった。
土地購入決定後の敷地調査の段階で、既存建物があったことからまだ住まわれていた住民にお願いし訪れさせて頂き、建物の各レベルや方位から望める風景や、土地の特性などを調査・ヒアリングし、設計事前データとした。

建築家によるテキストより

接道の関係から勾配の高い側からアプローチする形になったことから、1階の床を地面傾斜なりに緩やかにスキップフロアとして段で繋ぎ降りていき、一番下がった最終地点をピットリビングとする断面構成とした。
それにより、動線に従って徐々に降りる事によって生まれる心理的落ち着き感、同時に高天井の開放的なリビング周りの空間が生まれ、床に高低差が生まれたことで動線にも豊かな空間の変化が生まれた。高低差のある敷地において、敷地に沿った高低差の基礎とすることは基礎コンクリート量の節約ともなっている。

建築家によるテキストより

建物中央には階段と吹抜けを配し上下階への視線のつながりを生み、子供勉強スペース・ワークスペース・書斎の家族の個人スペースにそれぞれ小窓を付けオープン空間へ向けることでスペースが立体的に繋がり、個人で過ごす時も家族が互いに心地よく気配を感じ、またコミュニケーションし易くしている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す外観 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す1階、廊下からリビングとキッチンを見る。 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す1階、ダイニングからリビングを見る。 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す1階、リビング photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す1階、リビング photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す1階、リビングからキッチンを見る。 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す1階、リビングから見返す。 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す2階への階段からリビングを見る。 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す2階、ホールから吹抜越しに外部を見る。 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す2階、東側のベッドルームからホールを見る。 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す2階、西側のベッドルーム photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す2階、スタディ photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す2階、ホールから吹抜越しに外部を見る。 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す階段の詳細 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す1階、ダイニングからリビングを見る、夕景 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す1階、リビング、夕景 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す1階、廊下 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す外観、夕景 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す外観、夕景 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す外観、夕景 photo©酒井広司
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す1階平面図 image©富谷洋介建築設計
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す2階平面図 image©富谷洋介建築設計
富谷洋介建築設計による、北海道・札幌市の「段床の家」。住宅街の小さな勾配がある敷地。土地の高低差を活かした建築を求め、地上階の床を地面傾斜に合わせた緩やかなスキップフロアとして“ピットリビング”に繋げる構成を考案。段差の存在は豊かな空間体験も生み出す断面図 image©富谷洋介建築設計

以下、建築家によるテキストです。


敷地は住宅が並ぶ緩やかな高台にあり、敷地内にも緩やかな勾配があった。
土地購入決定後の敷地調査の段階で、既存建物があったことからまだ住まわれていた住民にお願いし訪れさせて頂き、建物の各レベルや方位から望める風景や、土地の特性などを調査・ヒアリングし、設計事前データとした。
各所の窓を検討する際には事前リサーチを活用し、近隣風景を取り込み、不要な風景をカットし、光を取り込む事を設計することが出来た。

接道の関係から勾配の高い側からアプローチする形になったことから、1階の床を地面傾斜なりに緩やかにスキップフロアとして段で繋ぎ降りていき、一番下がった最終地点をピットリビングとする断面構成とした。
それにより、動線に従って徐々に降りる事によって生まれる心理的落ち着き感、同時に高天井の開放的なリビング周りの空間が生まれ、床に高低差が生まれたことで動線にも豊かな空間の変化が生まれた。高低差のある敷地において、敷地に沿った高低差の基礎とすることは基礎コンクリート量の節約ともなっている。

建物中央には階段と吹抜けを配し上下階への視線のつながりを生み、子供勉強スペース・ワークスペース・書斎の家族の個人スペースにそれぞれ小窓を付けオープン空間へ向けることでスペースが立体的に繋がり、個人で過ごす時も家族が互いに心地よく気配を感じ、またコミュニケーションし易くしている。

寒冷地・多雪地域にある住まいは快適性高いシェルターでもある必要がある。暖房・給湯の熱源はガス高効率ボイラーと電気ヒートポンプを組み合わせたハイブリッド熱源を採用し、高断熱の外皮設計と共にZEH Orientedの認定を受ける省エネルギー性高い住宅として設計した。

クライアント家族が敷地に寄り添い、長く・豊かな時間を過ごすための住まいを設計した。

■建築概要

題名:段床の家
所在地:北海道札幌市
主用途:住宅
設計:富谷洋介建築設計 担当:富谷洋介
施工:コーユー創建株式会社
構造:木造
階数:地上2階建て
敷地面積:229.40m2
建築面積:58.08m2
延床面積:111.41m2
設計:2021年6月~2022年5月
工事:2022年6月~2022年12月
竣工:2022年12月
写真:酒井広司

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

SGL鋼板 立平葺(北海鋼機)
SGL鋼板 小波鉄板葺(北海鋼機)

外装・屋根屋根

サンタックIBシート防水(早川ゴム)

外装・建具サッシュ

トリプルガラス樹脂サッシュ APW430(YKK)

外装・建具玄関ドア

断熱木製ドア(m.a.p)

内装・床玄関床

タイル貼:リーフストーン(ダイナワン)

内装・床主要室床

複合フローリング:ラスティック フェイス リッチ・JベースVC 1本溝タイプ エルム(NODA)

内装・床水周り床

塩ビタイル:グラノーブル(東リ)

内装・壁吹抜壁

シナベニヤ張り

内装・壁書斎、子供室壁

OSB合板張り

内装・壁洗面壁

タイル貼:ギオン(ダイナワン)

内装・壁一般部壁

クロス(リリカラ、サンゲツ、東リ)

内装・キッチンキッチン

ステディア(クリナップ)

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    architecture|exhibition|feature
    溝部礼士宮崎侑也井手駿坪井宏嗣古谷俊一工藤浩平服部大祐齋藤隆太郎建築展
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    東京建築士会が主催する「住宅建築賞2023入賞作品展」をレポートします。会場は建築会館ギャラリーです。
    住宅建築賞金賞を、齋藤隆太郎(DOG)+井手駿が受賞。住宅建築賞を、服部大祐(Schenk Hattori)、古谷俊一(古谷デザイン建築設計事務所)、溝部礼士(溝部礼士建築設計事務所)+坪井宏嗣(坪井宏嗣構造設計事務所)、工藤浩平+宮崎侑也(工藤浩平建築設計事務所)が受賞しています。審査したのは吉村靖孝、大野博史、倉方俊輔、中川エリカ、西沢大良でした。また、各作品の資料や審査講評がこちらのPDFにまとまっています。開催情報は、記事の末尾に掲載します。

    住宅建築賞について

    「住宅建築賞」はすでに新人建築家の登竜門として定着しており、その入賞作品を通して住宅建築に対する理解をさらに深め、近年多様化している「すまい」の新しい可能性を見出そうとするものです。 この住宅建築賞の入賞作品を公開展示することにより、建築に携わる方々への新鮮な刺激とし、より多くの人々に建築文化を広げる機会となればと考えています。

    応募作品は原則として最近3年以内に竣工し、東京圏に建つ一戸建住宅、集合住宅及び併用住宅等(大幅な増改築*、公共の建築も含む)の作品を募集しています。書類による第一次審査と現地審査による第二次審査により受賞作品を決定します。 *確認申請不要物件の場合遵法であること。

    tokyokenchikushikai.or.jp

    住宅建築賞2023の主旨「東京のローカリティ」

    本賞は「新人建築家の登竜門」を謳う賞で、過去の受賞者のその後の活躍を見れば看板に偽りなしと言える。ただ、昔から気がかりだった事がひとつあって、それは、東京周辺以外の住宅作品を審査対象から除外して来た事だ。もちろん、大前提が”東京”建築士会の顕彰活動であるし、現地審査を一日で終えるなどの条件から考えても東京周辺限定は致し方ないのだが、一方で、新人建築家にとって東京に作品があることは単なる偶然でしかないし、仮に東京在住かつ東京建築士会会員であっても東京に作品がなければ応募できないといった矛盾もある。登竜門として全国的知名度を得た今となっては、東京限定の募集はどこかちぐはぐで、東京一極集中に対し無批評かつ無責任にも映るし、ともすれば東京=全国と吹聴しているかのような誤解を与えかねない。
    であるならば逆に、今回はいっそのことこの住宅建築賞を「東京のローカリティ」を考える機会と捉えてみたい。localの語源はラテン語のlocus(~の場所)で、つまり特定の場所に根ざすことこそが肝心で、必ずしも「地方の~」を意味しない。世界随一のメガシティであることとローカルであることは矛盾しないのである。また特に近年は、感染症や戦争が各地のローカリティを蹂躙する様を目の当たりにし、私自身もローカリティについて考える機会が増えている。はたして「東京のローカリティ」は可能か。もし可能ならばそれはどのようなものなのか。「場所」としての東京の可能性を押し広げるような作品の応募を期待している。
    (審査員長 吉村靖孝)

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    溝部礼士宮崎侑也井手駿坪井宏嗣古谷俊一工藤浩平服部大祐齋藤隆太郎建築展
    2023.08.23 Wed 18:55
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    工藤浩平建築設計事務所による、東京・墨田区の飲食店「The Local Pub 竹の湯 別館」。銭湯の付属施設をバーに改修。記憶の継承と“地域の新しいコミュニティー”を目指し、壁を腰まで“湯船の様な色”で塗って“湯に浸かる”様な一体感を空間に付与。様々な要素に“懐かしい記憶をもつ色”も用いる
    photo©楠瀬友将

    SHARE 工藤浩平建築設計事務所による、東京・墨田区の飲食店「The Local Pub 竹の湯 別館」。銭湯の付属施設をバーに改修。記憶の継承と“地域の新しいコミュニティー”を目指し、壁を腰まで“湯船の様な色”で塗って“湯に浸かる”様な一体感を空間に付与。様々な要素に“懐かしい記憶をもつ色”も用いる

    architecture|feature
    東京店舗リノベーション工藤浩平図面あり墨田区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・造作家具)楠瀬友将建材(外構・造作家具)住建トレーディング
    工藤浩平建築設計事務所による、東京・墨田区の飲食店「The Local Pub 竹の湯 別館」。銭湯の付属施設をバーに改修。記憶の継承と“地域の新しいコミュニティー”を目指し、壁を腰まで“湯船の様な色”で塗って“湯に浸かる”様な一体感を空間に付与。様々な要素に“懐かしい記憶をもつ色”も用いる外観 photo©楠瀬友将
    工藤浩平建築設計事務所による、東京・墨田区の飲食店「The Local Pub 竹の湯 別館」。銭湯の付属施設をバーに改修。記憶の継承と“地域の新しいコミュニティー”を目指し、壁を腰まで“湯船の様な色”で塗って“湯に浸かる”様な一体感を空間に付与。様々な要素に“懐かしい記憶をもつ色”も用いる客席 photo©楠瀬友将
    工藤浩平建築設計事務所による、東京・墨田区の飲食店「The Local Pub 竹の湯 別館」。銭湯の付属施設をバーに改修。記憶の継承と“地域の新しいコミュニティー”を目指し、壁を腰まで“湯船の様な色”で塗って“湯に浸かる”様な一体感を空間に付与。様々な要素に“懐かしい記憶をもつ色”も用いる客席、夜景 photo©楠瀬友将

    工藤浩平建築設計事務所が設計した、東京・墨田区の飲食店「The Local Pub 竹の湯 別館」です。
    銭湯の付属施設をバーに改修する計画です。建築家は、記憶の継承と“地域の新しいコミュニティー”を目指し、壁を腰まで“湯船の様な色”で塗って“湯に浸かる”様な一体感を空間に付与しました。また、様々な要素に“懐かしい記憶をもつ色”も用いられました。店舗の公式ページはこちら。

    かつて銭湯に付随していたコインランドリーを、ワインバーに変えるプロジェクトである。

    建築家によるテキストより

    ワインバーといっても、実態はいわゆる角打ちバー。地域のコミュニティーの一つであった銭湯、生活の一部を担うコインランドリー、そういった記憶を継承しながら、地域の新しいコミュニティーをつくっていきたい、というクライアントの思いを受けて、様々な制約があるの中で私たちは、懐かしい記憶をもつ色で全体を構成することで、クライアントの思いに応えることを試みた。

    建築家によるテキストより

    スタディ模型の四周の壁をぐるりと、カウンターの高さまで、湯船のような色を塗ってみた。模型を覗き込み、実際の情景を想像してみると、知らない人同士でも、みんなでお湯に浸かっていると同じ空間を共有しているような一体感が感じられる。

    いざ実際の空間に、色を塗ってみる。なるほど、席が埋まるにつれ、どことなく銭湯につかっているときの、あの独特の一体感が醸し出されてくる。

    建築家によるテキストより
    • 残り30枚の写真と建築家によるテキスト
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    東京店舗リノベーション工藤浩平図面あり墨田区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・造作家具)楠瀬友将建材(外構・造作家具)住建トレーディング
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    【ap job更新】 事業性とデザイン性の両軸から“建築の価値”を追い求める「株式会社FTRA」が、設計・インテリアデザイン・マネジメント等のスタッフを募集中

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    建築求人情報
    【ap job更新】 事業性とデザイン性の両軸から“建築の価値”を追い求める「株式会社FTRA」が、設計・インテリアデザイン・マネジメント等のスタッフを募集中
    【ap job更新】 事業性とデザイン性の両軸から“建築の価値”を追い求める「株式会社FTRA」が、設計・インテリアデザイン・マネジメント等のスタッフを募集中都内壁式RC造集合住宅プロトタイプ
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    事業性とデザイン性の両軸から“建築の価値”を追い求める「株式会社FTRA」の、設計・インテリアデザイン・マネジメント等のスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    【 FTRAについて 】
    中国大陸や東京沖縄等各地にて様々な規模や用途の設計を経験した、内野智之が代表を務める設計事務所です。
    2017年の設立以降、事業性とデザイン性の両軸を追い求める思想を評価頂き、現在設計スタッフ7名、15件程のプロジェクトが進行しています。
    社名はラテン語の”futura=未来”を由来としており、我々の仕事がより良い未来や社会に寄与する事を大きな目標としています。
    職人不足や施工費高騰という昨今の課題に対して、省人工化や短工期化、環境にも配慮した建設プロセスの開発で2021年のグッドデザイン賞を受賞しました。

    現在は東京神奈川における集合住宅が7割ほどを占めますが、商業ビルや地方の宿泊施設、中国資本によるプロジェクトを今後増やしていく予定です。

    【 FTRAで得られる事 】
    フィージビリティースタディからデザイン提案、確認申請作業や実施設計、現場監理に渡る、建築が出来るまでの一連の流れを経験出来るのが特徴です。
    弊社で求める事業性とは単なるコストダウンを良しとするのではなく、どこにお金を掛けると建築の価値が上がり事業性がアップにつながるかを追い求める事を指しておりますので、バランスの良いコスト感覚や客観的な判断力が身につくと思います。
    また、意思決定はトップダウンではなく特にデザイン等は立場に依らず良いものを採用しますので、早くから自分のアイデアが形になる喜びを味わう事ができます。

    スタッフの自立や自主性を重視し、代表やチーフからの指示にただ従うのではなく、”自分の頭で考える”事を常に求めます。
    それは大変な事でもありますが、設計者として、プロジェクトリーダーとして成長してもらい、建築や仕事を自分の手でつくりあげる喜びを皆で味わいたいと思っています。

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    建築求人情報
    2023.08.23 Wed 10:40
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    2023.8.22Tue
    • トラフ建築設計事務所による、東京・千代田区の店舗「GODIVA Bakery ゴディパン 本店」。路面かつ施設の内部通路にも面する区画。其々から訪問する人への“ショップの顔”の創造を意図し、店の運営趣旨と呼応する素材を選択して象徴的な図案を配置。主商品を想起させる天板の形状は空間に柔らかさも付与
    • 手塚建築研究所による、東京・町田市の「鶴川シオン幼稚園・多目的棟」の内覧会が開催
    • 長坂常 / スキーマ建築計画による、兵庫・城崎町のワーケーション施設「WORKATION IN TOYOOKA」。温泉で知られる地域での計画。仕事の合間に風呂に入る状況を想定し、私物を保管するロッカーの様に機能する“ファスナー付きのカバー”を備えた机を考案。イベント開催時の移動の容易さも考慮して設計
    2023.8.24Thu
    • 藤本壮介の総合デザイン監修による、福岡市の「明治公園整備・管理運営事業」の完成イメージが公開。東京建物を代表企業とし梓設計・旭工務店・木下緑化建設・ランドスケープむらが共同企業体として提案して優先交渉権者に選定
    • 藤田時彦 / atelier umiによる、大阪市の美容院「L/MA」。国道沿いの目に入り易い場所での計画。地域の“ランドマーク”を目指し、大きな“木製扉”とスチールの“嵌め殺しの窓”で目を引くファサードを構築。内部では既存タイル床を活かす操作で記憶の継承等も意図
    • 山田陽平 / OYYによる、広島市の、複合施設「Mixed-Use Building in Hiroshima」。街中の遊技場を飲食店や事務所が入る施設に転用。他の商業ビルとの差別化を求め、地元産の“レンガ”を主要素材とし全体に散りばめて共用部と専有部の連続性を構築。多様な新旧素材の“調整”を積み重ね空間を作る

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