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2023.11.08Wed
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湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定
photo©八坂麻里子

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日程
2023年11月10日(金)
–
11月26日(日)
architecture|exhibition|feature
建築展湯浅良介贄川雪八坂麻里子
湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定 photo©八坂麻里子
湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定 photo©八坂麻里子
湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定 photo©八坂麻里子

湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」です。
東京都文京区の書店“Plateau books”で開催されます。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示する内容です。絵本には『かいじゅうたちのいるところ』等が選定されました。展覧会の開催期間は、2023年11月10日~11月26日(金・土・日・祝日のみ開店)。入場無料です。また、2023年11月23日(木・祝)にウルトラスタジオの笹田侑志をゲストに迎えた関連トークイベントも企画されています(詳細は末尾に掲載)。展覧会の公式ページはこちら。

Plateau booksの贄川さんから、ドローイングの展示をしてくれませんか?と声をかけていただいた。
そこから何度かどんな展示にするかを話し合い、最終的に、建築や空間を設計する今の自分に影響を与えた本をピックアップしてそれにまつわるドローイングを描き展示する、という本屋ならではの方向性でまとまった。

建築家によるテキストより

ただ、僕はイラストレーターや画家のようには絵を描けないし、普段描いているスケッチもあくまで何かを設計するためのツールとして描いている。もっと言えば、誰かが僕に設計をしてほしいと依頼をしてくれて、そこから僕はその人の話を聞いてどんな建築や空間が良いかを考えながら描いている。だから、やっぱり何かのために設計をしないでは描くことが難しかった。

建築家によるテキストより

最近人間についてよく考える。社会で起きている様々なこと、そこで生きている人、戦っている人、苦しんでいる人。多くのことは自分には関係ない、と思うから保てる精神があるが、優しい人、繊細な人ほど他者と自身を重ねて傷ついているように見える。みんなどこかしら自分の心にヴェールを被せて何かを見ないようにして生きている。そうしないでは社会の中に入ることは難しいし、大人になるということはそういうものなのかもしれないとさえ思わせられる。

本は子供の頃から好きでそれなりにいろいろと読み続けてはきたから、自分に影響を与えた本、と言えば最近読んだ本がすぐ思いついてしまうが、本にまつわる何かのためにスケッチを描くなら、随分前に手懐け仕舞い込んだ自分の中の野性、もう他人のように思えてしまうあの頃のかいじゅうのきみの居場所を作る気持ちで描こうと思い懐かしい3冊の絵本を取り上げた。

建築家によるテキストより

会場の様子

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湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定会場のplateau booksの看板 photo courtesy of plateau books
湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定 photo©八坂麻里子
湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定 photo©八坂麻里子
湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定 photo©八坂麻里子
湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定 photo©八坂麻里子
湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定 photo©八坂麻里子
湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定 photo©八坂麻里子
湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定 photo©八坂麻里子

湯浅良介によるドローイング

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湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定 image©湯浅良介
湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定 image©湯浅良介
湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定 image©湯浅良介
湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定 image©湯浅良介
湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定 image©湯浅良介

以下、建築家によるテキストです。


湯浅良介によるテキスト「野性の棲家」

Plateau booksの贄川さんから、ドローイングの展示をしてくれませんか?と声をかけていただいた。
そこから何度かどんな展示にするかを話し合い、最終的に、建築や空間を設計する今の自分に影響を与えた本をピックアップしてそれにまつわるドローイングを描き展示する、という本屋ならではの方向性でまとまった。

ただ、僕はイラストレーターや画家のようには絵を描けないし、普段描いているスケッチもあくまで何かを設計するためのツールとして描いている。もっと言えば、誰かが僕に設計をしてほしいと依頼をしてくれて、そこから僕はその人の話を聞いてどんな建築や空間が良いかを考えながら描いている。だから、やっぱり何かのために設計をしないでは描くことが難しかった。

最近人間についてよく考える。社会で起きている様々なこと、そこで生きている人、戦っている人、苦しんでいる人。多くのことは自分には関係ない、と思うから保てる精神があるが、優しい人、繊細な人ほど他者と自身を重ねて傷ついているように見える。みんなどこかしら自分の心にヴェールを被せて何かを見ないようにして生きている。そうしないでは社会の中に入ることは難しいし、大人になるということはそういうものなのかもしれないとさえ思わせられる。

本は子供の頃から好きでそれなりにいろいろと読み続けてはきたから、自分に影響を与えた本、と言えば最近読んだ本がすぐ思いついてしまうが、本にまつわる何かのためにスケッチを描くなら、随分前に手懐け仕舞い込んだ自分の中の野性、もう他人のように思えてしまうあの頃のかいじゅうのきみの居場所を作る気持ちで描こうと思い懐かしい3冊の絵本を取り上げた。

***

『かいじゅうたちのいるところ』

この絵本の中で主人公の少年マックスはかいじゅうたちを従える王様になる。それは子供から大人になる過程、内なる衝動を制御する術を身に着ける成長を表しているのだろう。内に秘める言葉にできないその感情と衝動に絵本の作者であるモーリス・センダックはかいじゅうという姿形を与えている。
テレビの戦隊モノやアニメに登場する名前がつかない生き物たちは総じて怪獣と呼ばれる。人間が作った分類には当てはまらない彼らは、大抵人類の敵として描かれて、倒されて平和が訪れる。形容し難く、他のものとは違い、理解し難い存在。でもそんな存在は僕たち人間の社会にもたくさんいて、自分自身にもどこかしら怪獣みたいなところがある。
理解できないもの、みんなとは違うこと、そういうものに名前を与えてとりあえずわかった気になって安心する。そういうところが社会にはある。でも、わからないものをわからないまま受け入れられるような場所があったらよいのに、とも思う。この本の世界の広がりはマックスの子供部屋から始まった。小さな部屋の中に、かいじゅうも海も森もあった。

『おしいれのぼうけん』

このお話の中では怒られて閉じ込められるお仕置きの場所として押入れが使われる。でもどちらかと言えば僕は好んでおしいれに入る子どもだった。襖を締めれば真っ暗な小さな箱になり、手の届く暗闇に安心した。世界は広すぎて情報も多すぎた。片耳が聞こえない自分でも、聞こえてくる音たちはいつもものすごくうるさいから、聞こえる方の耳を枕でふさいで全ての音を遮断して眠っていた。もっと静かで手の届く囲いに覆われたかった。その暗闇の中に自分の中から見えてくる想像の世界を歩いていたかった。その世界はとても広くて自由だった。

『おおきなきがほしい』

家の中のおしいれも、よく登った近所のどんぐりの木も、とても大きな世界を自分には見せてくれた。木の上に登ればあたり一面が見渡せた。実際に見えるはずの景色と見えている景色は決して同じものではなく、大きさは主観的なものだった。

***

狭くて暗い目の前の景色に実際とは程遠い景色を見ることは、絵を描くことと似ている。絵を描くことは自分の世界と目の前の世界の違いを知り、目の前の世界の中に自分の居場所を探しているようなところもあるかもしれない。設計をしながら描くスケッチにも似たところがある。

僕たちは社会の中で生きるために、言葉を身につけ身なりをそれなりに合わせ、みんなとそうは違わない家に住む。合わせることに慣れすぎてそう簡単には自由に描けなくなっていく時、かいじゅうのきみは自由な野性を見させてくれる。

Selected Books:
『かいじゅうたちのいるところ』モーリス・センダック(著)、じんぐう てるお(訳)冨山房、1975年
『おしいれのぼうけん』ふるた たるひ、たばた せいいち(作)童心社、1974年
『おおきなきがほしい』佐藤 さとる(作)、 村上 勉(絵)偕成社、1971年


展覧会を企画した贄川雪(jour.)によるテキスト

さまざまなジャンルの作家が、読書の思い出と、場所や空間の原体験の記憶をクロスさせながら表現を行う「plateau gallery」。

第1回は、いま注目される建築家の一人、湯浅良介さんのドローイング展です。

湯浅さんの建築作品は、いつもどこか映画のセットのよう。そしてドローイングは、物語のワンシーンのよう。とても抽象的で不思議な魅力を持っています。そしてなにより、湯浅さんはきっと本がお好きだと、私は直感したのです。

今回の展示のために、湯浅さんは施主ありきの建築スケッチから離れ、建築や空間への関心を培い現在の創作に影響を与えた本を、あらためて純粋に見つめ直しました。そこから描き下ろされたこの50点のドローイングは、かつての読書体験と、子どもの頃の場所や空間の原体験の記憶をいまクロスさせるなかで生まれたものです。

湯浅さんが今回挙げられた3冊は、いずれも長年たくさんの人たちに愛されてきた絵本でした。もしかしたら、あなたも読んだことがあるかもしれません。物語のシーンやそこから受け取った気持ちを、湯浅さんはどのように表現されたのか。ぜひ、物語を思い出したり空想したりしながらご覧ください。


以下の写真はクリックで拡大します

湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定 image©湯浅良介

東京・文京区の工務店が営む書店「plateau books」で、湯浅良介のドローイング展が開催されます。書店で行うこの展示のために、湯浅さんは施主ありきの建築スケッチから離れ、建築や空間への関心を培い、現在の創作に影響を与えた本をあらためて見つめ直しました。そして、そこから得られた新たなインスピレーションをもとに、50点のドローイングを描き下ろしています。会期中には、建築コレクティブ「ウルトラスタジオ」の笹田侑志さんとのトークイベント「建築と本とファンタジー」も開催されます。

リリーステキストより
■展覧会概要

展覧会名:plateau gallery vol.01 Where The Wild Things Are 湯浅良介
会期:2023年11月10日(金)~11月26日(日)のうち 金、土、日、祝日
開場時間:12:00~18:00
入場料:無料(書店営業も通常通り)
企画:贄川雪(jour.)
写真:八坂麻里子
※ドローイングは購入可能です
───
トークイベント 建築と本とファンタジー
登壇者:湯浅良介、笹田侑志(ウルトラスタジオ)
開催日時:2023年11月23日(木・祝)
開催時間:18:30開始(18:15開場)
参加料金:1000円(税込、当日現金払い)
トークイベントの参加申込はこちらから。

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建築展湯浅良介贄川雪八坂麻里子
2023.11.08 Wed 13:01
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    光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定南東側外観。道路と水路を挟み、鷹来屋の酒蔵および直売店の真向かいに位置す。溶結凝灰岩で組まれた石垣は前用途(住宅)から引き継いだもの。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
    光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定テラスと教室 / 客席。庇は切妻屋根のスラストを抑える機能を持ちつつ中間領域を成し、室内と庭を接続している。 photo©河野政人 Nacasa & Partners
    光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定教室 / 客席から試飲BAR方向を見る。CLT工法を用いて、ひとつながりの広々とした空間を実現した。 photo©河野政人 Nacasa & Partners

    光浦高史 / DABURA.mが設計した、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」です。
    老舗造り酒屋が運営する体験型の施設です。建築家は豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築しました。また、素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものが選定されました。施設の公式サイトはこちら。

    鷹来屋は明治22年創業の造り酒屋である。1979年以降17年間は委託醸造となり、自社の蔵での製造は完全に休止していたが、蔵から立ち上る白煙を見ながら育った現5代当主は、1996年に自らが杜氏として自社醸造を一から再開。
    拠点とする地域は、日本ジオパークに登録されており、水の豊かな土地の恵みを受け、久住山系伏流水の軟水とその土壌が育んだ自家栽培の米を原料に、完全手作りにこだわって酒造りを行っている。

    建築家によるテキストより

    小規模ながらも種類豊富な商品を打ち出すことで酒蔵としての認知度を高めてきた鷹来屋は、新たな課題として、その歴史を次世代へ発展的に継承していくことを目指している。日本酒の醸造過程では、活用しなければ産業廃棄物になってしまう酒粕が生まれる。これまでも石鹸やプリンなどの商品を開発し、それを有効活用することで、酒以外の商品の可能性も拓いてきた。

    その試みをさらに広げ、持続可能な食文化を推進するために、酒造り由来のノンアルコールメニューの提供や、料理教室、ジオパークの学習教室を開催する。そうした発信活動の拠点として、気軽に立ち寄ることができ、土地の豊かな自然を感じながらゆっくりと過ごせる集いの場が求められ、この新施設が誕生した。

    建築家によるテキストより

    井路や溶結凝灰岩の石垣、緑溢れる山々から成る集落の風景のなかにある新施設は、道路と水路を挟み、鷹来屋の酒蔵および直売店の真向かいに位置する。当初、建築物を道路沿いに配置して目立たせることも検討されたが、相対する新旧施設に挟まれた空間が豊かに繋がることを目指し、セットバックすることで庭を設けた。それは、新施設を既存の酒蔵や集落の環境へと繋ぐ緩衝地となり、酒蔵の、あるいは地域の余白となりうる。

    建築家によるテキストより
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    2023.11.08 Wed 07:05
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    2023.11.07Tue
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    2023.11.09Thu
    • 【ap job更新】 大阪・関西万博のパヴィリオンから、様々な地域の公共建築までを手掛ける「NHA」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイトを募集中
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    • 塩塚隆生アトリエと下村正樹建築設計事務所による、大分・国東市の「鶴川商店街周辺拠点施設」。歴史遺産が残る街の地域振興の為の施設。エリアの歴史も横断できる建築として、現代的な木造の“新築棟”と築120年の民家を基にした“改修棟”を設計。新築棟は将来の可変性を考慮し“極めて簡素な”仕様で造る

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