会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 外観、北東側より見る。 photo©野秋達也 会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 外観、東側より見る。 photo©野秋達也 会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 1階、ラウンジから1階の土間(多目的スペース)と2階のライブラリーを見る。 photo©野秋達也 会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 2階、ワークスペースAからワークスペースBを見る。 photo©野秋達也 会田友朗 / アイダアトリエ が設計した、長野・御代田町の「コードマーク御代田」です。場所はこちら (Google Map)。
縄文(CORDMARK)文化の特徴である人と自然との「共有の精神」を礎に、地域に伝わる生き抜く智恵や技を集め、最新の研究技術も試し、共に活かし、地域で生きる環境を維持するための民間の拠点施設である。
田畑や山林での活動を支える軒下の屋外作業場をはじめ、人々の集うカフェでありワークショップ等も行う土間、厨房、食品加工室、シャワー室、ライブラリー、ワークスペース等からなる。
設計にあたっては、信州の風土資産と言える川沿いの田畑、段丘の集落、神社、谷、尾根や山林を巡る道の「結び目」としての建築をめざした。それは、豊かな自然風景との連続体であり、新しい視点や活力をもたらす象徴的存在であるべきだと考えた。
そこで、豊かな土地の起伏を引き込み8つのレベル差を設けた床を、クリ丸太の心柱と煉瓦のペチカを中心に渦を巻いた動線が昇る構成とし、屋内外をつなぐ螺旋の屋根をかけた。小さな建築だが、内部を上下左右に回遊するうちに、浅間山、平尾山、名もない尾根まで、多様な景観が異なるスケールと角度で見え隠れする。
			以下の写真はクリックで拡大します
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 鳥瞰、北側より見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 鳥瞰、真上から見下ろす。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 俯瞰、北東より見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 外観、北東側より見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 外観、南側より見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 外観、北側より見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 外観、西側より見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 外観、北東側より見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 外観、北東側より見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 外観、東側より見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 外観、南東側より見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 外観、南東側より見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 外観、南東側より見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 外観、南側より見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 外観、南西側よりメインエントランスを見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 1階、メインエントランス側から土間(多目的スペース)を見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 1階、土間(多目的スペース)からラウンジを見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 1階、キッチン側から土間(多目的スペース)を見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 1階、キッチン側から土間(多目的スペース)を見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 1階、キッチン側から土間(多目的スペース)を見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 1階、土間(多目的スペース)からキッチン側を見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 1階、土間(多目的スペース)から天井を見上げる。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 1階、ラウンジから1階の土間(多目的スペース)と2階のライブラリーを見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 1階、ラウンジから2階のライブラリーを見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 1階から2階への階段から土間(多目的スペース)側を見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 2階、ライブラリーからワークスペースAを見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 2階、ライブラリーからワークスペースAを見る(カーテンを閉めた状態)。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 2階、ワークスペースAからワークスペースBを見る。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 2階、ワークスペースBから1階の土間を見下ろす。 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 外観、南東側より見る、夕景 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 外観、東側より見る、夜景 photo©野秋達也 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 1階平面図 image©アイダアトリエ 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 2階平面図 image©アイダアトリエ 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 断面図 image©アイダアトリエ 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 断面図 image©アイダアトリエ 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 環境ダイアグラム image©アイダアトリエ 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 ダイアグラム image©アイダアトリエ 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 コンセプトスケッチ image©アイダアトリエ 
会田友朗 / アイダアトリエによる、長野の「コードマーク御代田」。里山環境を維持する為の活動拠点。人と自然の“共有の精神”を礎とする施設として、地域の風土資産を巡る道の“結び目”となる存在を志向。螺旋状に連なる“8つのフロア”から“多様な景観”を望める建築を考案 既存の様子 photo courtesy of コードマーク御代田 
VIDEO 
以下、建築家によるテキストです。
風土に内在する力を、共有の風景に昇華する建築 
縄文(CORDMARK)文化の特徴である人と自然との「共有の精神」を礎に、地域に伝わる生き抜く智恵や技を集め、最新の研究技術も試し、共に活かし、地域で生きる環境を維持するための民間の拠点施設である。
田畑や山林での活動を支える軒下の屋外作業場をはじめ、人々の集うカフェでありワークショップ等も行う土間、厨房、食品加工室、シャワー室、ライブラリー、ワークスペース等からなる。
設計にあたっては、信州の風土資産と言える川沿いの田畑、段丘の集落、神社、谷、尾根や山林を巡る道の「結び目」としての建築をめざした。それは、豊かな自然風景との連続体であり、新しい視点や活力をもたらす象徴的存在であるべきだと考えた。
そこで、豊かな土地の起伏を引き込み8つのレベル差を設けた床を、クリ丸太の心柱と煉瓦のペチカを中心に渦を巻いた動線が昇る構成とし、屋内外をつなぐ螺旋の屋根をかけた。小さな建築だが、内部を上下左右に回遊するうちに、浅間山、平尾山、名もない尾根まで、多様な景観が異なるスケールと角度で見え隠れする。
風土に内在する見えない力を「共有」の風景として昇華し、人々の新たな活動に力を与える建築となることを願う。
■建築概要 
題名:コードマーク御代田
建材情報 種別 使用箇所 商品名(メーカー名) 外構・床 外構 砕石敷込みt=100mm
外装・壁 外壁 カラマツ小幅板縦張りt=15mm+木材保護塗料
外装・屋根 屋根 ガルバリウム鋼板 横一文字葺t=0.4mm
外装・屋根 軒天 ケイ酸カルシウム板+AEPt=5.0mm
外装・建具 開口部 アルミサッシ
内装・床 事務所 床 土間コンクリート金ごて押え+コンクリート用水性塗料
内装・壁 事務所 壁 石膏ボードt=9.5mm+9.5mm+AEP
内装・天井 事務所 天井 石膏ボードt=9.5mm+AEP
内装・床 ライブラリー、ワーキングスぺ―ス、踊り場 床 サクラ無垢フローリングt=15mm+UC
内装・壁 ライブラリー、ワーキングスぺ―ス、踊り場 壁 石膏ボードt=9.5mm+9.5mm+AEP
内装・天井 ライブラリー、ワーキングスぺ―ス、踊り場 天井 石膏ボードt=9.5mm+AEP+梁現わし+WP
内装・床 ミーティングスペース 床 パルプ製織物置き床畳
内装・壁 ミーティングスペース 壁 石膏ボードt=9.5mm+9.5mm+AEP
内装・天井 ミーティングスペース 天井 石膏ボードt=9.5mm+AEP
※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちら から※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません 
Architecture that sublimates the vigor inherent in the terroir and locality into a shared landscape 
The spirit of sharing, a cornerstone in the Jomon culture, finds its expression in the design of this community building. The place is for experimenting with the latest research and collect the wisdom and techniques for survival handed down in the region, aiming at maintaining the natural Satoyama environment. The symbolic spiraling roof houses an outdoor workshop under the eaves that supports activities in the fields and mountains, a café on the earthen floor where people can gather and holds workshops, a kitchen, a food processing room, a library and a workspace. 
The design of the building was envisioned as a “knot”, connecting the roads that weave through Shinshu’s local and cultural treasures—riverside fields, terraced villages, shrines, valleys, ridges, and mountain forests. We wanted it to create a continuum with the rich natural landscape and hold a symbolic presence that brings new perspectives and vitality.
To achieve this, the floor was designed with eight different levels that imitates the undulating nature of the landscape. It becomes a spiral pathway that winds upwards around a central pillar made of chestnut logs and a brick pechka. The levels offer vantage points at various heights and angles viewing the landscape, with Mt Asama and Mt Hirao as a majestic backdrop. The flow of the interior and exterior spaces under the spiraling roof creates an opportunity to imbibe the rich culture and local resources, and becomes a shared landscape for the people, giving life to the activities of the community.