SHARE 平田晃久による”イエノイエ”
平田晃久が設計した、横浜トリエンナーレ2008インフォメーションセンター”イエノイエ“です。イエノイエでは、会場案内や関連プログラム紹介と共に、家型をコンセプトとした住宅模型の展示や、家型の研究成果などが展示されている。
平田晃久による”屋根という〈自然〉に住むこと”
藤本壮介による”「森つき一戸建て」 -21世紀の民家”
吉村靖孝による”ペンギン”
横浜トリエンナーレ2008インフォメーションセンター”イエノイエ”は、平面はとてもシンプルだが非常に複雑で豊かな内部空間をもった建築住宅のプロトタイプの提案である。
建物の内部の各場所に、開放性と閉鎖性、プライベートとパブリックという特徴が巧みに与えられている。個室はそれぞれが階段を持つ二階建てのボックスとして構想されており、その間を勾配屋根がやわらかく仕切っている。
個室の一階が閉鎖的な場所なのとは対照的に、二階は勾配屋根と基壇部分の隙間から1階リビングと緩やかに接続された開放的な場所であり、勾配屋根の角度やサイズによってそれぞれが個性的な空間になっている。
□関連リンク
>イエノイエ公式サイト
平田晃久による講演会の情報やワークショップの情報などが掲載されています。
>横浜トリエンナーレ2008公式サイト
会場アクセスや出品作家の情報などが掲載されています。