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2021.12.27Mon
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平瀬有人+平瀬祐子 / yHa architectsによる、福岡・那珂川市の観光拠点施設「五ケ山クロス ベース」。ダム湖周辺整備の一環として計画、山並やダムの景観と調和する量感と曲面の造形に加えルーフテラス等を設けることで、ランドスケープと建築が連続した一体感ある風景を創出

1,242.66平瀬有人+平瀬祐子 / yHa architectsによる、福岡・那珂川市の観光拠点施設「五ケ山クロス ベース」。ダム湖周辺整備の一環として計画、山並やダムの景観と調和する量感と曲面の造形に加えルーフテラス等を設けることで、ランドスケープと建築が連続した一体感ある風景を創出

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LIGHT・PLANRISE設計室yHa architectsカネダセイノスケテツシンデザインランドスケープ・コア九銘協図面あり小柳技建山岸剛平瀬有人平瀬祐子建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)建材(外構・床)建材(外装・その他)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)福岡観光施設針金洋介
平瀬有人+平瀬祐子 / yHa architectsによる、福岡・那珂川市の観光拠点施設「五ケ山クロス ベース」。ダム湖周辺整備の一環として計画、山並やダムの景観と調和する量感と曲面の造形に加えルーフテラス等を設けることで、ランドスケープと建築が連続した一体感ある風景を創出 photo©カネダセイノスケ
平瀬有人+平瀬祐子 / yHa architectsによる、福岡・那珂川市の観光拠点施設「五ケ山クロス ベース」。ダム湖周辺整備の一環として計画、山並やダムの景観と調和する量感と曲面の造形に加えルーフテラス等を設けることで、ランドスケープと建築が連続した一体感ある風景を創出 photo©山岸剛
平瀬有人+平瀬祐子 / yHa architectsによる、福岡・那珂川市の観光拠点施設「五ケ山クロス ベース」。ダム湖周辺整備の一環として計画、山並やダムの景観と調和する量感と曲面の造形に加えルーフテラス等を設けることで、ランドスケープと建築が連続した一体感ある風景を創出 photo©山岸剛
平瀬有人+平瀬祐子 / yHa architectsによる、福岡・那珂川市の観光拠点施設「五ケ山クロス ベース」。ダム湖周辺整備の一環として計画、山並やダムの景観と調和する量感と曲面の造形に加えルーフテラス等を設けることで、ランドスケープと建築が連続した一体感ある風景を創出 photo©針金洋介

平瀬有人+平瀬祐子 / yHa architectsが設計した、福岡・那珂川市の観光拠点施設「五ケ山クロス ベース」です。ダム湖周辺整備の一環として計画、山並やダムの景観と調和する量感と曲面の造形に加えルーフテラス等を設けることで、ランドスケープと建築が連続した一体感ある風景の創出を目指しました。施設の公式サイトはこちら。

福岡県那珂川市には山陽新幹線の回送線を旅客線化したJR博多南線が通り、博多駅から8分の博多南駅がある。近年、その利便性のよさから住む人が増加し、2017年には人口5万人を超え、2018年10月には市制施行により町から市となったばかりである。

建築家によるテキストより

本計画は、2018年に竣工した県内最大の五ケ山ダム湖周辺の整備事業の一環として、2016年9月に那珂川市が観光振興を目的に公募した観光拠点施設プロポーザルにおいて選定されたプロジェクトである。ショップ・カフェの入る本計画以外にも、近郊には新たにキャンプサイトも整備され、福岡都市圏から1時間圏内の新たなアウトドア拠点として、今後多くの人びとの来訪が期待される。

建築家によるテキストより

脊振山系の山並みや、スケールの大きなダムの景観と調和するデザインとなるよう、敷地形状をオフセットしたようなボリュームとし、高さ102mの巨大なダムの堤体と呼応する、大らかな曲面の造形としている。ダム湖への眺望を間近に感じられる天然木デッキによるルーフテラスを設け、人びとが休憩できるベンチのような緩やかな大階段とスロープにより、駐車場とルーフテラスがスムーズに繋がる、ランドスケープと建築が連続した一体感ある風景を創出した。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

平瀬有人+平瀬祐子 / yHa architectsによる、福岡・那珂川市の観光拠点施設「五ケ山クロス ベース」。ダム湖周辺整備の一環として計画、山並やダムの景観と調和する量感と曲面の造形に加えルーフテラス等を設けることで、ランドスケープと建築が連続した一体感ある風景を創出 photo©カネダセイノスケ
平瀬有人+平瀬祐子 / yHa architectsによる、福岡・那珂川市の観光拠点施設「五ケ山クロス ベース」。ダム湖周辺整備の一環として計画、山並やダムの景観と調和する量感と曲面の造形に加えルーフテラス等を設けることで、ランドスケープと建築が連続した一体感ある風景を創出 photo©山岸剛
平瀬有人+平瀬祐子 / yHa architectsによる、福岡・那珂川市の観光拠点施設「五ケ山クロス ベース」。ダム湖周辺整備の一環として計画、山並やダムの景観と調和する量感と曲面の造形に加えルーフテラス等を設けることで、ランドスケープと建築が連続した一体感ある風景を創出 photo©カネダセイノスケ
平瀬有人+平瀬祐子 / yHa architectsによる、福岡・那珂川市の観光拠点施設「五ケ山クロス ベース」。ダム湖周辺整備の一環として計画、山並やダムの景観と調和する量感と曲面の造形に加えルーフテラス等を設けることで、ランドスケープと建築が連続した一体感ある風景を創出 photo©山岸剛
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平瀬有人+平瀬祐子 / yHa architectsによる、福岡・那珂川市の観光拠点施設「五ケ山クロス ベース」。ダム湖周辺整備の一環として計画、山並やダムの景観と調和する量感と曲面の造形に加えルーフテラス等を設けることで、ランドスケープと建築が連続した一体感ある風景を創出 image©yHa architects

以下、建築家によるテキストです。


ダム湖畔に建つ土木的スケールの建築

福岡県那珂川市には山陽新幹線の回送線を旅客線化したJR博多南線が通り、博多駅から8分の博多南駅がある。近年、その利便性のよさから住む人が増加し、2017年には人口5万人を超え、2018年10月には市制施行により町から市となったばかりである。

本計画は、2018年に竣工した県内最大の五ケ山ダム湖周辺の整備事業の一環として、2016年9月に那珂川市が観光振興を目的に公募した観光拠点施設プロポーザルにおいて選定されたプロジェクトである。ショップ・カフェの入る本計画以外にも、近郊には新たにキャンプサイトも整備され、福岡都市圏から1時間圏内の新たなアウトドア拠点として、今後多くの人びとの来訪が期待される。

脊振山系の山並みや、スケールの大きなダムの景観と調和するデザインとなるよう、敷地形状をオフセットしたようなボリュームとし、高さ102mの巨大なダムの堤体と呼応する、大らかな曲面の造形としている。ダム湖への眺望を間近に感じられる天然木デッキによるルーフテラスを設け、人びとが休憩できるベンチのような緩やかな大階段とスロープにより、駐車場とルーフテラスがスムーズに繋がる、ランドスケープと建築が連続した一体感ある風景を創出した。

ルーフテラスの駐車場側には、那珂川産材ヒノキを水蒸気式高温熱処理した天然木のルーバーを設け、五ケ山エリアの新しいシンボルとなるよう、山並みに呼応した形状とした。構造は両サイドの大階段と厨房コアを鉄筋コンクリート造、それ以外を鉄骨造の柱・梁とした、橋のような土木的建築である。厨房コアは背後にあるダム湖畔以外の人工物(既存施設)をなるべく遮るように配することで、風景をフレーミングする内部空間を創出した。

ダムという土木的な大きなスケールに調和するよう、繊細すぎない大らかで粗い解像度のディテールによるランドフォームアーキテクチャーを目指した。

■建築概要

建物名称:五ケ山クロス ベース
所在地:福岡県那珂川市大字五ケ山 1397-46
用途:ショップ・カフェ・展望デッキ
建築主:福岡県那珂川市
建築設計・監理:yHa architects
構造設計:yAt構造設計事務所
設備設計:RISE設計室
照明デザイン:LIGHT・PLAN
VI・サインデザイン:テツシンデザイン
ランドスケープ計画・設計:ランドスケープ・コア
木材アドバイザー:九銘協

施工:小柳技建
構造:鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造
階数:地上1階
敷地面積:7,941.58㎡
建築面積:1,069.97㎡
延床面積:889.42㎡
設計期間:2016年9月~2017年12月
施工期間:2018年2月~2018年11月(建築)・2018年2月~2019年1月(公園・外構)

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

ウッドデッキ:マクセラムPL1 [フェノール樹脂含浸ラジアタパイン単板積層材](越井木材工業)

外装・壁外壁

サーモウッド 那珂川産材ヒノキルーバー [水蒸気式 高温熱処理木材] 45×90 @100mm(越井木材工業)
コンクリート打放し+撥水保護材塗布 [シラン系浸透性吸水防止材]

外装・建具開口部

鋼製建具

外装・その他軒天

ケイ酸カルシウム版

外装・その他手摺

ネットフェンス:PCフェンス(朝日スチール工業)

内装・床床

モルタル金ゴテ仕上げ
塗床
塩化ビニル床タイル

内装・壁壁

コンクリート打放し
石膏ボード
ケイ酸カルシウム板

内装・天井天井

鉄骨表し
石膏ボード
ケイ酸カルシウム板
ビニールクロス:エコフリース(ナガイ)

外構・床床

ウッドデッキ:マクセラムPL1 [フェノール樹脂含浸ラジアタパイン単板積層材](越井木材工業)
コンクリート刷毛引き
カラクリート(ABC商会)
モルタル刷毛引き

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    東京から車を走らせ初めて現地に出向いた帰り道のこと。降り注ぐ光の束が周囲の山並みを幾重にも深く刻み込み幻想的な景色を作り出していた。森の中の一室にこんな風景を作りたいと考えたことが設計の始まりである。

    建築家によるテキストより

    室内の一番大きな壁にはナラの突板パネルを使い、周囲の山並みのようなランダムな凹凸のある壁面を作った。

    建築家によるテキストより

    この壁の操作によってマンション特有の一方向から差し込む光を受け、時間帯や季節によって室内に様々な表情が生まれた。
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    建築家によるテキストより
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    合同会社伊藤維建築設計事務所では、建築や街、環境のことを一緒に考え、楽しくつくっていけるシニアスタッフ・スタッフを、若干名募集します。

    代表は、日本で住宅や保育園・学校など公共建築の設計実務を経験しながら資格を取得したのち、アメリカでの大学院留学やスイスのETH Zurichでの教職等のために、海外で6年間を過ごしました。この積み重ねの上に、グローバル・ローカルいずれの枠組みも取り込みながら(巻き込まれながら、とも言います)活動を本格化すべく、2020年6月にスイスから帰国後、地元の岐阜に事務所を構えました。

    2021年7月に法人化し、現在、設計スタッフ5名(うち4名は岐阜に移住、1名はリモート / 女性2名・男性3名)とともに、岐阜を起点に、立地・規模・用途・枠組みともに、多種多様なプロジェクトを、しかし共通する建築的思考のなかで取り組んでいます。いくつかのプロジェクトが2021年に完成しましたが、現在は住宅(新築)、オフィス(改修)、産業施設(新築)、農作業所(新築)、福祉施設(改修)、醸造所(新築)、会場構成、まちづくり、家具・プロダクトなどが進行しています。チームで取り組む規模のプロジェクトも徐々に増え、また2022年からプロポーザルにも本格的に取り組む予定や、製作施工・ストックの能力を拡張する構想などもあり、組織としても変化・進化しつつあるところです。

    代表は教育や研究にも引き続き携わり、2020年には、COVID-19の状況下、シンガポール工科デザイン大学でスタジオ課題の出題・指導を担当し、事務所から遠隔で指導にあたりました。いっぽうで東海圏の教育や学生との関わりも深まり、プロジェクト以外の面でもグローバル・ローカル、また実践・研究の両面を感じられる環境です。

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    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス [期間:2021/12/20-12/26]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2021/12/20-12/26)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. 藤本壮介建築設計事務所による、京都の「アメノシタ・パビリオン」。ロームシアター京都の屋外空間を敷地に、世界文化交流祭“KYOTO STEAM”の為につくられた、120mm角で長さ4mの木材を積層した鳥の巣のような建築
    2. 畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオによる、神奈川・川崎市の住宅「河童の家」。建面と法規で縦動線が空間の全てを決めるような条件に、中央配置した階段に椅子等の機能と構造的役割も担わせ45mmの薄床を可能とし、立体的で回遊性のある連なりの空間をつくる
    3. 園田慎二 / SSAによる、群馬・高崎市の二世帯住宅「T / K邸」。物の多い賑やかな生活の想定に、予めの計画で空間の質が決定的になるのではない、彩色建具等の細やかな設計が集積し家具類と連なり部屋内に充満し一体となる建築を目指す
    4. 森清敏+川村奈津子 / MDSによる、東京の「立川ANNEX – 倉庫×家」。1階が写真スタジオ兼倉庫で2階が施主の別宅という建築で、90角斜材が母屋を支え双曲放物線面をつくる小屋組架構により、個性的で大らかな一室空間をつくりだす
    5. 川添純一郎建築設計事務所による、兵庫・洲本市の別荘「RIVER SEA」。周辺への影響を抑え機能整理のため建物を3棟に分離し配置、全体を横断して繋ぐ曲線の“path”が内外の境界を曖昧とし、移動する事で異なるシーンが連続する建築を構想
    6. 藤田時彦 / atelier umiによる、滋賀・高島市の、築100年の古民家を改修した「umi」。設計者の自邸と事務所とイベント空間を兼ねた建築で、景色の良い琵琶湖沿いを敷地とし、職住分離ではなく職住一体とすることで新たな出会いを期待し計画
    7. スノヘッタ+竹中工務店による、東京・渋谷の、コワーキングスペース「Pangea Digital Garage」。筆の跡から着想を得た“スーパーファニチャー”を中心に据え、この家具が施設の諸機能や個々の作業空間を包含、日常の交流を通じ大きなヴィジョンへとユーザーを導く
    8. 千葉学建築計画事務所が最優秀者に選ばれた、福島の「安積中高一貫校」設計プロポの提案書。2次審査に選ばれていた6組の提案書も公開
    9. 五十嵐敏恭 / STUDIO COCHI ARCHITECTSによる、沖縄・南城市の住宅兼工房「真謝原の家」。豊かな自然の中の開放的な住まいの要望に、必要諸室の機能と面積を決め“開放的な広間”と“シェルター”の空間に分け計画、自然から身を守り風土に寄り添い暮らせる建築をつくる
    10. TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図
    11. ギゴン / ゴヤーによる、スイス・キュスナハトの集合住宅。1階に商業テナント上4層に住戸という構成で、施主の要望に応える突き出たバルコニーを外観の特徴とする、旧建物のキャラクターを反映したアルミニウム波板ファサードの建築
    12. 岡山泰士+森田修平+仲本兼一郎 / STUDIO MONAKAによる、京都市の、設計者の自邸「森田邸」。将来的に“小商い”を行いたいとの要望に、建物をほぼ中央配置することで敷地内に“余白”を確保、平面計画にも将来を見越した空間を組み込む
    13. ギゴン / ゴヤーによる、スイス・チューリッヒの、複合ビル「Hotel and Office Building Greencity」。工業団地の開発の一環として計画、ホテルとオフィスをプログラムとし、ファサードの構成要素の意匠で両方に適した印象を与える
    14. ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、サンフランシスコの20世紀初頭に完成した発電所を改修した複合施設「Power Station」。約12万㎡の湾岸地域の再開発計画の一部として計画
    15. 建築家のリチャード・ロジャース氏が亡くなりました
    16. フロリアン・ブッシュ建築設計事務所による、静岡・伊東市の「伊豆高原のI邸」。典型的な別荘用地と捉えた場所の茂みの中に建てられ、建築により風景を“濾過”し遠方の自然という資産を視界に取り込んだ、家族が週末を過ごす小さなシェルター
    17. ギゴン / ゴヤーによる、スイス・チューリッヒの「ローザウ・オフィスビル」と「ヴィラ・ローザウの改修」。隣接した二棟の建築で、新築オフィスビルは都市構造を意識した量塊と庭園の既存フェンスデザインを参照したファサードを特徴とし、19世紀築のヴィラは外観の保存修復と内部の刷新が行われる
    18. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・銀座の、レストラン兼ショップ「ギンザ・イニット」。レトルト食品を食事として提供し販売もする店舗で、レトルトとの共通性をダイノックフィルムに見出し全面的に使用、内装制限もクリアしフィルムだからこその木目表現を追求
    19. SANAAの設計で2022年末の完成を目指す、オーストラリアの、美術館の増築計画「シドニー・モダン・プロジェクト」の2021年11月までの建設の様子を伝えるタイムラプス動画
    20. 今津康夫 / ninkipen!による、奈良市の、照明器具メーカー“NEW LIGHT POTTERY”のオフィス兼ファクトリー「trophy」。既存ペンシルビルを改修した施設で、小さな面積が積み重なる特徴を生かしフロア毎に用途と仕上げを変えた、ローカルで生まれ全国に広がる照明器具の製作発信拠点

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    2021.12.28Tue
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