SHARE 特集”フォルム・木村浩一建築研究所” 見つめる家 / 2008
photo©太田拓実
フォルム・木村浩一建築研究所が設計した滋賀県甲賀市の住宅”見つめる家 / 2008″です。
photo©太田拓実
以下、建築家によるテキストです。
敷地は、野原と住宅が混在する山裾にある。
クライアンからの要望は、『視線を気にする事なく、自然を感じながら生活したい』という事であた。そこで敷地を最大限に利用するため建物より外延する堀で敷地を取り囲み、中庭を中心としたプランを計画した。
囲い込まれた空間は、周囲の風景を切り取り外部にさらされない快適なアウトドアリビングを創っている.開口部の位置は、景色から『何を採り込み.何を隠すか』を考え入念に計画されている。特に2FのLDKにおいての開口部は、インテリアに呼応するよう最も効果的な位置と形態になっている。
この家では、開放的な環境の中で『いかに閉じて開くか』が最も重要なテーマになっている。
■建築概要
所在地:滋賀県甲賀市
設計:木村浩一/フォルム・木村浩一建築研究所
竣工年:2008年
構造:木造軸組
規模:
敷地面積 327,97㎡
延床面積 181,74㎡