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小泉一斉+千葉万由子 / Smart Running一級建築士事務所による、千葉の住宅「モンタージュ2」
サムネイル:小泉一斉+千葉万由子 / Smart Running一級建築士事務所による、千葉の住宅「モンタージュ2」

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小泉一斉千葉万由子住宅千葉Smart Running一級建築士事務所

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all photos©Smart Running 小泉一斉

小泉一斉+千葉万由子 / Smart Running一級建築士事務所が設計した、千葉の住宅「モンタージュ2」です。

 形態は、空間は、あるいは視覚は、厳密に幾何学的に、また様々な建築言語の引用により決定されている。自立した方形の屋根は篠原一男の『から傘の家』が初期イメージであり、空間の気積は、吉村順三や清家清の住宅に負うところが多い。形態においては、基壇、列柱、ペディメントに端を発する西欧的「美」の三層の構成、特にル・コルビュジェのサヴォア邸のプロポーションを意識化している。また、里山という自然と人の営みの美しい融合に対して、1991年のクリストのアンブレラ・プロジェクトを引用し、カルチャーとネイチャーの対比性を用いて環境にプロットする方法を選択した。

※以下の写真はクリックで拡大します

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以下、建築家によるテキストです。


「モンタージュ2」設計主旨

 敷地は、千葉県東金市の山深い里山の村落に位置する。敷地東にすぐ山を背負い、山から流れ出る水が敷地地盤下を通っている。四方を山に囲まれるため、水はけが悪く、千葉にあって寒暖の差が激しい。
 施主は65歳の娘と89歳の母。核家族といった一般的な家族像からはずれる。歳月を重ねていくことによる身体的変化に対応出来るような機能配慮と、母娘が個として自立し、同時に相互に依存出来るような空間プログラムが必要とされた。
 広い敷地を持て余すため、敷地の真ん中に出来るだけ大きく建物を配置することを求められたことから、正方形の平屋をプロットすることとした。人工地盤を地面から1mほど上げて計画し、湿気溜まりである床下、敷地を風通りの良いものとした。これはコンクリートの基礎立ち上げにより分散的に人工地盤を支持し、鉛直荷重のみを外周部の50Φのスチール無垢材が受け持つ。
 人工地盤の上部に木造軸組の平屋をのせ、軒の深い方形屋根で覆った。方形屋根は内部においてその勾配により空間決定の要素ともなっており、棟に柱や束を設けずに隅木のみで構造を担保している。
 平面計画は、図式的に決定している。中心にリビング・ダイニング、この四周を風車状にふたつの個室、水廻り、玄関土間、インナーテラス、バルコニーがガラス框戸を境界にして配置されている。框戸の開閉で各室はフレキシブルに閉じ、また開く。
 視覚的には中央のリビング・ダイニングからガラス越しに周辺部の部屋を通り、開口部を通じて外部環境へ注ぐ。これは一望監視的なシステムでなく、生活シーンを重ね合わせるモンタージュとして機能する。
 外壁面の開口内法高は1800mmであり、この上部から勾配天井が建物中央へ上る。外光は間接光となってこの天井をなぞるように建物中央まで照らす。
 形態は、空間は、あるいは視覚は、厳密に幾何学的に、また様々な建築言語の引用により決定されている。自立した方形の屋根は篠原一男の『から傘の家』が初期イメージであり、空間の気積は、吉村順三や清家清の住宅に負うところが多い。形態においては、基壇、列柱、ペディメントに端を発する西欧的「美」の三層の構成、特にル・コルビュジェのサヴォア邸のプロポーションを意識化している。また、里山という自然と人の営みの美しい融合に対して、1991年のクリストのアンブレラ・プロジェクトを引用し、カルチャーとネイチャーの対比性を用いて環境にプロットする方法を選択した。平面プログラムは、村落共同体や家族幻想が解体されていく過程における新たな共同体を包摂し、施主の記憶の継承として民家の田の字プランを変形して再度取り込むことを試みた。

小泉一斉

■建築概要
計画名称 :モンタージュ2
計画敷地 :千葉県東金市
工事用途 :専用住宅
構造・規模:木造在来軸組工法 地上1階
敷地面積 :333.76m2
建築面積 :94.03m2
延床面積 :86.95m2
建坪率  :28.17%<60%
容積率  :26.05%<200%
全面道路 :南 幅員4m公道
区域区分 :指定無し
防火指定 :法22条区域
最高高さ :4.70m
最高軒高 :3.97m
設計/
Smart Running一級建築士事務所
担当:小泉一斉 千葉万由子
構造設計/
桑子建築設計事務所
担当:桑子亮
施工/
仲佐建築工房
担当:仲佐誠
施主/
娘+母(2名)
設計期間 :2013年12月〜2014年10月
工事期間 :2014年11月〜2015年8月

■経歴
小泉 一斉
1971  千葉県生まれ

1996  武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業

1998  芝浦工業大学大学院修士課程修了

1998~ 乃村工藝社

2001~ 入江経一+Power Unit Studio

2003  Smart Running設立


2003~ 東京テクニカルカレッジ非常勤講師

2008~ 武蔵野美術大学造形学部建築学科非常勤講師
2013〜 東京造形大学造形学部デザイン学科室内建築専門領域非常勤講師

千葉 万由子
1974  埼玉県生まれ

1998  武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業

1998~ 設計事務所

2003  Smart Running設立


2003~ 東京テクニカルカレッジ非常勤講師

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    吉阪隆正についての書籍『好きなことはやらずにはいられない 吉阪隆正との対話』がamazonで発売されています

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    日本を代表する建築家、そして教育者(早稲田大学教授)であり、探検家、思想家としても生きた吉阪隆正の自由奔放かつ刺激的なことばとスケッチがこの本に詰まっている。好きなことを、やりたくなる。
    建築のこと、住居のこと、土地、旅、環境、発電、工事、矛盾、人間と自然とのことなど。吉阪隆正のことばと興味は溢れ続けて尽きることを知らない。だから、誰にでも開かれた本。そして、どこまでも広がりつづける本。

    目次
    1. 私はどこにいるのか?
    2. 創造の端緒は発見にあり
    3. ことばの中で育ち形の中に住む
    4. DISCONT:不連続統一体

    吉阪隆正とは
    1917年生まれ。33年ジュネーブ・エコール・アンテルナショナル卒業。41年早稲田大学理工学部建築学科卒業、教務補助として大学に残り59年教授となる。80年63歳で逝去。
    1950年~52年フランス政府給費留学生として渡仏、ル・コルビュジエのアトリエに勤務。54年吉阪研究室(64年U研究室と改称)を創設。ヴェネチア・ビエンナーレ日本館、呉羽中学校、アテネ・フランセ、大学セミナーなどを設計する。
    今和次郎に師事し、農村、都市、地域への提案を展開。『住居学汎論』など多数の著作があり、『吉阪隆正全集』全17巻としてまとめられている。
    日本建築学会会長、生活学会会長を歴任。日本山岳会理事を務め、赤道アフリカ横断とキリマンジャロ登頂、早大アラスカ・マッキンレー遠征隊隊長、そしてヒマラヤK2遠征を組織するアルピニストである。地球をその足で駆け巡り、人と人をつなぐ、ことばとかたち、生活とかたちを『有形学』へと語り続けた。

    好きなことはやらずにはいられない 吉阪隆正との対話
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    発注者目線で考える、建設マネジメント!

    近年、建設業界で注目を集めている、プロジェクト・マネジメント(PM)、コンストラクション・マネジメント(CM)という職能があります。工期遅延、予算超過などを防止するため、発注者と一体となって建設プロジェクトを運営管理、推進する仕事で、戦略立案から携わることもあります。多様な発注方式の導入促進などを背景に、PM/CM会社を採用する企業や自治体が増えています。

    そのPM/CMのパイオニアとして成長し続ける山下PMCが不定期に発行する機関誌『unsung heroes(アンサン・ヒーローズ)』。第7弾となる今号の特集は「建設業界 遅れてきたパラダイムシフト」。
    多くの産業が乗り越えてきた一大構造変革を、今、ようやく建設業界も迎えつつあります。巻頭には、フィルムからの一大シフトを果たしたコダックの社長・藤原浩氏、オンデザインパートナーズを主宰する建築家・西田司氏を交えた、異業種座談会を収録。そのほか、連載「プロジェクトストーリー」では、山下PMCが実際に手掛けた病院の増・改修プロジェクトを紹介しています。

    発注者から設計・施工者まで、建設プロジェクトに関わる全ての方たちへ、建設業界の最前線から贈る1冊です。

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    最も注目を集めたトピックス [期間:2015/9/7-9/13]

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    architecture|feature
    最も注目を集めたトピックス

    アーキテクチャーフォト・ネットで、先週(期間:2015/9/7-9/13)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


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    12、隈研吾による、フランス・リヨンの都市計画「HIKARI」の写真

    13、SANAAによる、岡山大学の、カフェなどの機能を持つコミュニティ施設「Junko Fukutake Terrace」の写真

    14、UIデザイナーの深津貴之( @fladdict )による五輪エンブレムの解説テキスト『よくわかる、なぜ「五輪とリエージュのロゴは似てない」と考えるデザイナーが多いのか?』

    15、手塚貴晴+手塚由比 / 手塚建築研究所による、青森県むつ市の「よしの保育園」の内覧会が開催[2015/9/26・27]

    16、ヘルツォーク&ド・ムーロンが手掛ける、サッカークラブ・チェルシーの新スタジアムの画像など

    17、佐藤卓のインタビュー連載の4回目『日本のクルマがダサく見えるのは、「構造」をデザインできないから』

    18、2015年度建築学会作品賞を受賞した、TNAと福島加津也+冨永祥子によるトークセッション「構築することの現在」が京都で開催[2015/9/19]

    19、新しいバウハウス博物館の国際設計コンペで一等に選ばれたニ作品の画像

    20、長坂常 / スキーマ建築計画による、東京の店舗「DESCENTE BLANC 代官山」の写真


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    最も注目を集めたトピックス
    2015.09.14 Mon 10:23
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    2015.9.13Sun
    • 『モダニズム建築の「傑作」保存へ 近代美術館鎌倉館本館』(朝日新聞DEGITAL)
    • 近代の住宅建築を守るための組織「住宅遺産トラスト関西」が設立。10/3には大阪で設立シンポジウムも。
    2015.9.15Tue
    • 「土佐女子中高中校舎改築 設計、工事監理などはNAP建築設計事務所に」(建設通信新聞)
    • 「恵文社一乗寺店の名物店長が独立」(lmaga.jp)
    • BIGが設計して建設が進められているニューヨークの集合住宅「via 57 west」の動画
    • 究建築研究室が企画・監修して、名城大学柳沢研究室が設計した、名古屋市北区の「あじまの家」
    • 川口衞による書籍『構造と感性: 構造デザインの原理と手法』

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